JPH04100639A - ジルコニウム板材のプレス成形装置およびプレス成形方法 - Google Patents

ジルコニウム板材のプレス成形装置およびプレス成形方法

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JPH04100639A
JPH04100639A JP2214238A JP21423890A JPH04100639A JP H04100639 A JPH04100639 A JP H04100639A JP 2214238 A JP2214238 A JP 2214238A JP 21423890 A JP21423890 A JP 21423890A JP H04100639 A JPH04100639 A JP H04100639A
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JP
Japan
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die
zirconium
punch
plate
forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP2214238A
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English (en)
Inventor
Kenichi Okada
健一 岡田
Yasukata Tamai
玉井 康方
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原子力発電プラント等に使用されるジルコニ
ウム板材のプレス成形方法およびその装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、板材のプレス成形方法は、プレス加工辞典9目刊
工業新聞社、98頁〜111頁に論じられている。しか
し、これら従来技術では、ポンチ先端半径が小さな絞り
成形、張出し成形時に発生しやすい、二軸引張変形とな
る先端R部の延性不足によるくびれ、又は、割れの防止
方法については述べられていない。
特に、ジルコニウム材等の二軸引張変形下での成形限界
の小さな材料に対する、改善策の記述はない。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、ジルコニウム材のような成形性に劣る
材料のプレス成形、特に張出し成形、絞り成形における
ポンチ先端半径が小さな成形をする場合、及び、深さの
深い製品の成形方法については考慮されておらず、二軸
引張変形となる先端R部に、延性不足により、くびれ、
又は、割れが発生し不良としていた。よって、これらの
板材を絞り成形、張出し成形する際は大きなポンチ先端
半径で成形するか製品の深さを浅くする必要があり、製
品を床上に固定したい場合非常に不安定となってしまう
こと、あるいは、深絞り成形を必要とする製品が製作で
きない等の問題があった。
本発明の目的は、ジルコニウム板材を小さなポンチ先端
半径で加工すること、及び、深絞り成形し、これらジル
コニウム材のプレス成形方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明はジルコニウム板材
を絞り成形あるいは張出し成形する際。
ポンチ先端R部およびダイのR部近傍の素材を加熱しな
がら成形するため、ポンチ先端R部及びダイR部にヒー
タをうめこんだ構造とした。
〔作用〕
第2図は、板材のプレス成形性を表わすため、一般的に
よく用いられる成形限界図である。ジルコニウム材の成
形限界は、軟鋼板などの一般材料に比べて小さく、成形
可能領域が狭くプレス成形が難しいことがわかる。特に
、ジルコニウム材は張出し成形、あるいは、絞り成形に
おけるポンチ先端R部などの変形状態に代表される、二
軸ひすみ状態での成形性が劣ることがわかる。第3図は
、プレス成形性を表わす重要な特性値の一つである一様
伸びと加工硬化指数n値の温度依存性を示したものであ
る。両特性値ともに比較的低い300℃近傍でピークを
示し、プレス成形温度を室温から300℃の温間加工と
することで、ジルコニウム材の成形性を向上することが
できることがわかる。
そこで、プレス成形時に割れが発生しやすいポンチ先端
R部及びダイR部を300℃に加熱しながら成形するこ
とで、割れの発生を抑止でき、ポンチ先端Rの小さな場
合、あるいは、深絞り成形が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図と第4図により説明す
る。
1は、絞り成形すべき素材のジルコニウム板である。4
は、下プレート11に固定されており、ジルコニウム板
1を所定の形状に絞り成形するためのダイである。ダイ
4には、ジルコニウム板1が絞り込みやすい様にR部4
aを設けてあり、このR部4a近傍のジルコニウム板1
を円周方向に加熱できるようにリング状の埋込みヒータ
5を内蔵している。この埋込みヒータ5は、端子板8に
接続された電源(図示せず)により所定の温度となる。
また、ポンチ2は上プレート1oに固定されており、上
プレート10に負荷した加工力12により下降し、ジル
コニウム板1を所定の形状に絞り成形するためのもので
ある。ポンチ2には、先端R部2a近傍に接触するジル
コニウム板1を円周方向に加熱できるリング状の埋込み
ヒータ3を内蔵している。この埋込みヒータ3は、端子
板9に接続された電源(図示せず)により所定の温度と
なる。
なお、このポンチ2の外径とダイ4の内径との差は、ジ
ルコニウム板1の板厚の2〜2.2倍程度である。さら
に、6は、上プレート1oの下降にょるばね7の反抗力
を利用し、絞り成形途中のジルコニウム板1のしわの発
生を抑制するためのしわ押え板である。
このように構成される絞り成形装置で、絞り成形する方
法についてのべる。まず、ジルコニウム板1をダイ4上
にセットする。この時、ダイ4の中心とジルコニウム板
1の中心を合わせる。つぎに、プレート10を下降し、
ジルコニウム板1をダイ4としわ押え板6の間にはさみ
、セツティングする。つぎに、埋込みヒータ5および3
により加熱を開始し、所定の温度となったところで、加
工力12の負荷により上プレート10に固定したポンチ
2が下降し、ダイ4との間で絞り成形を行う。この時、
ダイR部5aとポンチ先端R部2a近傍は、所定の温度
に保持する。また、成形途中では常にばね7の反抗力に
よって、ジルコニウム板1のしわの発生による不良を防
ぐことができる。ポンチ2が下降を続け、絞り成形品が
ダイ4から抜けでたところで成形を終了し、ポンチ2を
上昇させることで成形品は下に抜は落ち、成形品を取出
し、成形を終了する。
具体例についてのべる。素材であるジルコニウム板1の
板厚が10mm、外径720mmを用い、絞り比(ブラ
ンク径/ポンチ径)2.4で加工する場合をのべる。ポ
ンチ2の外径は300mm、ポンチ先端Rを40mm、
ダイ4の内径を322mm、ダイ4のRを40mmとし
た。しね押え力は15tf 、加工力12は約120t
fである。さらに、ポンチ先端R部2aおよびダイR部
4aの近傍は、それぞれの埋込みヒータ3,5により約
300℃に加熱を行った。潤滑剤は二硫化モリブデンを
使用した。以上これらの条件により絞り成形したジルコ
ニウム容器は、R部の割れ、あるいは、壁面のしわ等、
不良の発生がなくしかも、深さが深い良好な成形品であ
った。そこで、本発明による絞り成形限界を、一般的な
冷間加工と比較すると、第4図に示すように大幅に成形
限界を向上することができた。ここで、成形した容器の
深さで表わすと約二倍となり、大きな効果が得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、底部のRが小さく、しかも、深さの深
いジルコニウム容器を成形できるため、床面に配置した
場合の安定性が良く、内容積の大きいジルコニウム容器
を原子力発電プラント等に使用することができる。
さらに、加熱が必要なR部のみを加熱すればよいので、
全体加熱の必要がなく、熱源が少なくてすむ。また、大
型部品の加熱も比較的容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図はジル
コニウム板と軟鋼板のプレス成形限界を示す説明図、第
3図はジルコニウム材の一様伸びとn値の温度依存性を
示す説明図、第4図はジルコニウム材の絞り成形限界を
示す説明図である。 1・・・ジルコニウム板、  2・・・ポンチ、3・・
・埋込みヒータ、  4・・・ダイ。 拓/ に 晃20 〈 !−ヅIレコニウム双 2− 広゛ン寸 、5−3里2Xみヒー7− 4−m−ダイ 6−−− フ廚込みヒーター 72−4rJ工刀 4交0ρプしズ仄瀞張嬰閃 第 口 ヤも峡私麿ζ’c) 7L値、−係挿びに及ば゛J1人M1譚艷分影響晃4 凶 7+ぐンチ先端ヰ任/叛厚 とP/乙

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、板材を所定の形状にプレス成形するためのダイR部
    と、先端にR部をもち、板材にプレス荷重を負荷するポ
    ンチと、加工時のしわの発生を抑制するためのしわ押え
    板と、しわ押え力を負荷できるばねより成るジルコニウ
    ム板材のプレス成形装置において、 前記R部と前記ポンチの先端R部の近傍にヒータを設け
    たことを特徴とするジルコニウム板材のプレス成形装置
    。 2、請求項1において、 上記ジルコニウム板材を前記ダイR部と前記ポンチ先端
    R部の近傍を200ないし400℃に加熱する板材のプ
    レス成形方法。
JP2214238A 1990-08-15 1990-08-15 ジルコニウム板材のプレス成形装置およびプレス成形方法 Pending JPH04100639A (ja)

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