JPH04100302A - マルチビームアンテナ - Google Patents

マルチビームアンテナ

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JPH04100302A
JPH04100302A JP21770990A JP21770990A JPH04100302A JP H04100302 A JPH04100302 A JP H04100302A JP 21770990 A JP21770990 A JP 21770990A JP 21770990 A JP21770990 A JP 21770990A JP H04100302 A JPH04100302 A JP H04100302A
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JP
Japan
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torus
antenna
curved surface
reflecting mirror
parabolic
Prior art date
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Application number
JP21770990A
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English (en)
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Tsunehisa Marumoto
恒久 丸本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1台のアンテナで複数個の静止軌道上の衛星と
同時に通信可能としたマルチビームアンテナに関する。
〔従来の技術〕
従来のマルチビームアンテナとして、例えば鏡面を全面
トーラス曲面としたトーラスアンテナがある。例えば、
4ビームの場合のトーラスアンテナの一例を第4図に示
す。同図に示すように、反射!1は、中心軸4の放物線
からなる母曲線7を有し、この母曲線7と前記中心軸4
を含む平面内の直線(トーラス回転軸)5を中心に、母
曲線7を回転させることにより得られるトーラス曲面で
構成されている。
そして、この反射鏡工に対して複数個の一次放射器21
〜24を配設し、これら一次放射器21〜24から発せ
られた電波は、反射鏡1により反射され、それぞれ同一
平面内の異なった方向31〜34にビームを形成する。
〔発明が解決しようとする課題] しかし、トーラスアンテナは開口面位相誤差が大きく、
位相能率が低いという問題がある。この問題を解消する
ため、トーラスアンテナでは次の2つの対策が取られて
いる。すなわち、第1はアンテナ開口面積を大きくする
ことにより、アンテナ利得を確保する対策である。また
、第2はトーラス母曲線7の放物線焦点距離を長くとる
ことにより、位相誤差をなるべく小さくし、位相能率の
低下を抑制しようとする対策である。
しかしながら、これらの対策では、いずれか−方あるい
は両方の対策をとるにしろ、反射鏡lが大きくなること
は避けられず、この結果アンテナの設置面積が必然的に
大きくなるという問題がある。
本発明の目的は、トーラスアンテナの根本的な問題とな
っている位相誤差を改善することにより、より小さな設
置面積のマルチビームアンテナを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のマルチビームアンテナは、反射鏡をトーラス曲
面部と、その両側に配設したパラボラ曲面部とで構成し
ている。
例えば、トーラス曲面部は、放物線を母曲線とし、この
放物線と放物線の中心軸を含む平面内の直線を中心とし
て両側に一定角だけ回転させて構成し、またパラボラ曲
面部は、前記回転によりそれぞれ移動された放物線を、
この放物線の中心軸を中心としてそれぞれ回転させるこ
とにより形成される回転放物面の一部で構成する。
〔作用〕
本発明によれば、反射鏡を3つの曲面部で構成すること
で、小面積の反射鏡を用いても給電点を反射鏡の焦点に
近接でき、位相誤差を抑制しかつ高利得を得ることが可
能となる。
〔実施例] 次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明を4ビームのマルチビームアンテナに適
用した一実施例である。同図において、1は反射鏡であ
り、これに対向して4個の一次放射器21〜24を配置
している。前記一次放射器21から発せられた電波は反
射鏡1により反射され、符号31の方向にビームを形成
する。同様に、一次放射器22〜24から発せられた電
波は、反射鏡1により反射され、それぞれ符号32〜3
4の方向にビームを形成している。
前記反射鏡Iは3つの異なる曲面、すなわちトーラス曲
面部11.第1パラボラ曲面部12.第2パラボラ曲面
部13で構成され、トーラス曲面部11を中心に、その
両側に第1および第2のパラボラ曲面部12.13を配
設し、これらを接合することによりできた複合鏡面とな
っている。前記各曲面部はそれぞれ次のように構成され
る。
(A) トーラス曲面部 放物線からなる母曲線7を、トーラス回転軸5を中心に
して両側に一定角(鏡面分割角)βだけ回転することに
より形成されるトーラス曲面で構成される。
ただし、回転軸5は母曲線7および母曲線7の中心軸4
を含む平面内の直線とする。
(B)第1パラボラ曲面部 鏡面境界線7Aの中心軸6Aを中心に、鏡面境界線7A
を回転させることにより作られる回転放物面の一部で構
成される。
ただし、鏡面境界線7Aはトーラス曲面部の回転により
母曲線7が移動した放物線の1つである。
(C)第2パラボラ曲面部 鏡面境界線7Bの中心軸6Bを中心に、鏡面境界線7B
を回転させることにより作られる回転放物面の一部で構
成される。
ただし、鏡面境界線7Bはトーラス曲面部の回転により
母曲線7が移動した放物線の1つである。
以上のように構成された各曲面部においては、トーラス
曲面部11と第1パラボラ曲面部12および第2パラボ
ラ曲面部13の曲面は、それぞれ鏡面境界線7A、鏡面
境界線7Bの両側で1次の微係数まで連続であり、鏡面
は滑らかに接合して形成される。
一方、前記4個の一次放射器21〜24は、母曲線7の
焦点Fをトーラス回転輪50回りに回転することにより
作られる。円弧状のトーラス焦点線9に沿った位置に配
置され、かつそれぞれ所望の方向31〜34にビームを
出せるような向きに設定される。
次にこのアンテナがトーラスアンテナに比べ、高利得が
得られる理由を述べる。
第2図は本発明のアンテナとトーラスアンテナとの比較
図である。ここでは、説明を簡単にするため、一次放射
器21を1つだけ配置した場合を示している。
第2図(a)において、アンテナ鏡面は鏡面分割角±β
を境として、トーラス曲面部11、第1パラボラ曲面部
12、第2パラボラ曲面部13に分けられる。ここで、
第1パラボラ曲面部12と第2パラボラ曲面部13の焦
点はそれぞれ図中の点FA、F、であり、またトーラス
曲面部11の焦点は厳密な意味では存在しておらず、言
わば円弧F、上に分散している。
これに対し、従来のトーラスアンテナでは、同図(b)
のように、点FA9点F、のような厳密な焦点は一切な
く、円弧FT′上に分布しており、この円弧Fア′は本
発明のアンテナの円弧FTに比べ、かなり広範囲になっ
ている。
いま、第2図(a)のように、点PF上に一次放射器2
1を置いた場合、その照射領域は鏡面の種類に応じて次
のように分類される。
領域a、ニドーラス曲面部11の照射領域領域a2 :
第1パラボラ曲面部12の照射領域領域a3 :第2パ
ラボラ曲面部13の照射領域したがって、領域aZ+a
2の焦点はそれぞれ点Fa、Fmであり、領域a1の焦
点は円弧FT上に分布している。
第2図(b)のトーラスアンテナにおいても、仮想的に
鏡面を分割角±βで分けることにより、前記領域al 
r  ax l  a3に対応する領域a。
a%+  a3′を構成することができる。なお、領域
al’、   ’、ax’の焦点はそれぞれ円l 弧Fy+  、  FT□Z  FT%上に分布してい
る。
ここで、本発明によるアンテナと従来のトーラスアンテ
ナの焦点の対応関係を見ると、従来のトーラスアンテナ
においては、領域ax’、a3の焦点は円弧FT!’ 
+  FT3′に広く分布しているのに対し、本発明の
アンテナでは領域aZ+83に焦点は点FA、Flとな
っている。
ところで、鏡面アンテナにおいては、一般に給電点が鏡
面の焦点に近いほど、位相誤差が小さくなり、高利得が
得られる。この原則に基づいて焦点の対応関係を見直す
と、従来のトーラスアンテナでは円弧FT、’ + F
ア、′上に分散していた焦点が本発明によるアンテナで
は点FA、Fiに集約され、給電点PFに近づいた分だ
け有利になっていることが分る。
なお、以上の説明ではビーム方向が1つの場合であるが
、実際にアンテナを設計するに際しては、例えば4ビー
ムアンテナならば、全体のバランスを考えて4つのビー
ムの利得を同程度にする必要がある。
次に実際に計算した結果をもとに、鏡面分割角βの決定
方法を説明する。
第3図はビーム偏向角δと利得の関係を表したグラフで
あり、aはパラボラアンテナの特性、b〜eは本発明の
マルチビームアンテナの特性、rは従来のトーラスアン
テナの特性をそれぞれ示している。なお、b −eで示
す本発明のマルチビームアンテナでは、鏡面分割角βを
それぞれ2.3゜4.6 @、  6.9@、  9.
2@に設定している。
また、アンテナ開口の大きさ、母曲線焦点距離の大きさ
、および周波数はa〜fのいずれの場合も同じで、次の
通りである。
アンテナ開口   : 2200X1600 na+2
母曲線焦点距M   : 1300s+m周波数   
   : 12.5G H2ここで、第3図から明らか
なように、本発明のマルチビームアンテナでは、βが小
さいほどパラボラアンテナの特性に、βが大きいほど従
来のトーラスアンテナの特性にそれぞれ近くなっている
最適な鏡面分割角βの値は、どの方向の衛星を狙うかに
よって異なる0例えば、いま、マルチビームアンテナの
ターゲットをδ=±2.25”とδ=±6.75°にあ
る4個の衛星とした場合、δ=2.25゜とδ=6.7
5°付近で、同程度の利得となるのが望ましいから、β
の値は6.9(e線)近辺が適当である。β=6.9°
の場合の本発明のマルチビームアンテナと、従来のトー
ラスアンテナとを比較すると、δ=2.25’では0.
6dB、δ=6.75”では0.8dB程度の改善が認
められる。また、−8゜≦δ≦8°では、常に本発明の
アンテナ利得がトーラスアンテナのそれを上回っており
、最大で約1.0dB(δ=±5″のとき)の、また最
小でも0.4dB(δ−±0°のとき)の利得上昇が認
められる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、反射鏡をトーラス曲面部
と、その両側に設けたパラボラ曲面部とで構成している
ので、アンテナ能率を改善してアンテナ利得を向上させ
、しかもより小さい設置面積でのマルチビームアンテナ
が実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のマルチビームアンテナの模式的な斜視
図、第2図(a)および(b)は本発明と従来の各マル
チビームアンテナの構成の相違を示す平面図、第3図は
本発明と従来のマルチビームアンテナの各ビーム偏向特
性図、第4図は従来のマルチビームアンテナの模式的な
斜視図である。 I・・・反射鏡、4・・・母曲線中心軸、5・・・トー
ラス回転軸、6A、6B・・・鏡面境界線中心軸、7・
・・母曲線、7A、7B・・・鏡面境界線、9・・・ト
ーラス焦点線、11・・・トーラス曲面部、12・・・
第1パラボラ曲面部、13・・・第2パラボラ曲面部、
21〜24・・・一次放射器、31〜34・・・ビーム
方向。 第1図 (a) 第2図 (b) 21〜24−シス5ノ1シ:射各 31〜34  ビーA−,方飴

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1つの反射鏡と、複数個の一次放射器から構成され
    、前記一次放射器からそれぞれ放射された電波が前記反
    射鏡により反射された後に、それぞれ異なる方向にビー
    ムを形成するマルチビームアンテナであって、前記反射
    鏡はトーラス曲面部と、その両側に配設したパラボラ曲
    面部とで構成したことを特徴とするマルチビームアンテ
    ナ。 2、前記トーラス曲面部は、放物線を母曲線とし、この
    放物線と放物線の中心軸を含む平面内の直線を中心とし
    て両側に一定角だけ回転させて構成し、前記パラボラ曲
    面部は、前記回転によりそれぞれ移動された放物線を、
    この放物線の中心軸を中心としてそれぞれ回転させるこ
    とにより形成される回転放物面の一部で構成してなる特
    許請求の範囲第1項記載のマルチビームアンテナ。
JP21770990A 1990-08-18 1990-08-18 マルチビームアンテナ Pending JPH04100302A (ja)

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