JPH0399Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0399Y2
JPH0399Y2 JP1987126390U JP12639087U JPH0399Y2 JP H0399 Y2 JPH0399 Y2 JP H0399Y2 JP 1987126390 U JP1987126390 U JP 1987126390U JP 12639087 U JP12639087 U JP 12639087U JP H0399 Y2 JPH0399 Y2 JP H0399Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
heading
drawer
base
body base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987126390U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63167946U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987126390U priority Critical patent/JPH0399Y2/ja
Publication of JPS63167946U publication Critical patent/JPS63167946U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0399Y2 publication Critical patent/JPH0399Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は収納庫用取手に関するものである。
従来、実験室あるいは職場等で使用される収納
庫には引出しタイプあるいは扉タイプがあり、こ
れら引出し又は扉には内容物を表示する見出しが
設けられている。
見出しの位置は目とほぼ同一の高さに設けるこ
とが視認性の上において最良であるが、例えば背
の低い収納庫の引出しタイプにおいて、最下位の
引出しにあつてはほぼフロアに近い低い位置とな
るため腰を大きく屈めて目の位置を見出しの位置
まで下げる必要があり、見出しの確認がしずらく
なる。
このために、例えば、実公昭50−26588号公報
記載の如く把手の前面に見出しを設けたものが既
公知となつているが、開閉のたびに把引に手が触
れるため見出しが汚れる虞れがあり、把手は把手
部として機能し、見出しは見出し機能としてそれ
ぞれ独立している方が望ましい。
また、把手の把手片は、抽出本体の前面部に取
付ける挟持片より前方に突出した断面E字状とな
つているので、抽出本体の前面部より大きく前方
へ張出し、通路側へ突出する。このために、側を
通る際に衣服を引掛けたり、身体の一部分かぶつ
かる等、安全性の面でも問題が残る。
そこで、この考案は、取手機能、見出し機能が
それぞれ独立し、しかも、成形性に優れると共に
突起感のない収納庫用取手を提供することを目的
としている。
前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、取手本体ベースから前方下方へ延長され傾斜
した見出し部と、前記取手本体ベースのベース基
部とで引出し等の前面部上端に嵌合固着される取
付部と、前記取手本体ベースの上端から前方へ延
長屈曲され前記引出し等の前面部の板厚内に納ま
る断面下向きコ字状の把手部とから成ると共に前
記見出し部の上端側と下端側とに両側方が開放し
対向し合う溝状のカード保持部を設けてある。
以下、第1図と第2図の図面を参照しながらこ
の考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1は収納庫の引出し又は扉の前面部3の上
端に固着される収納庫用取手を示している。収納
庫用取手14、押出し成形により長尺物に作ら
れ、所定の寸法に切断して使用される。収納庫用
取手1の取手本体ベース5は、前記引出し等の前
面部3の略全長にわたつて長手方向に連続し、取
手本体ベース5の上部には把手部7が、下部には
見出し部9を有する取付部15がそれぞれ形成さ
れている。
把手部7は取手本体ベース5の上端部から前記
引出し等の前面部3の板厚巾内に前方へ略水平に
延長された後、下方へ短く屈曲されることで断面
下向きのコ字状の形状となつている。
取付部15は前記見出し部9と、取手本体ベー
ス5のベース基部5aとで形成され、ベース基部
5aは前記引出し等の前面部3の内側垂直面3b
に対して接着剤により固着されている。
見出し部9は取手本体ベース5から連続して下
方へ傾斜しており、傾斜角度は斜め上方から見出
し上面9aが見える角度に設定され、前記引出し
等の前面部3の前方傾斜面3aに対して接着剤に
より固着されている。これにより、見出し部9の
裏面側テーパー取付面は、大きな取付面積が確保
されると共に楔状に確実に嵌合セツトされる機能
を有している。
また、見出し部9の上端側と下端側には対向し
合うガイド溝11,11によつて長手方向に連続
するカード保持部13,13が一体に形成されれ
ている。
カード保持部13のガイド溝11は前方及び両
側方が開放され、両側方はカード出入口となつて
おり、カード保持部13,13には帯状で透明な
カバー17が挿入されている。カバー17の寸法
Dはカード保持部13,13の先端から先端まぜ
の寸法dより大きく設定され、ガイド溝11,1
1に挿入されたカバー17の上下両端縁が保持さ
れ容易に外れ出ることがないようになつている。
なお、19は見出し用のカードを示しており、
前記カバー17とほぼ同一の形状に作られてい
る。
このように構成された収納庫用取手1によれ
ば、押出しによる連続成形が可能となり、成形が
容易となる。また、引出し等の前面部3の上端に
接着剤を介して嵌合させることで取付けられる。
この場合、把手部7の突出がないため、衣服を引
掛けたり、身体の一部をぶつけることがなくな
る。また、把手部7を持つて操作することで取手
としての独立した機能が得られるようになる。こ
の操作時、見出し部9には直接手が触れることが
ないため見出しの汚れは起きない。
また、見出し部9は見出し位置を指定されるこ
となく全領域を見出し部として使用できると共に
フロアに近い低い位置にあつても、腰を大きく屈
めることなく容易に見えるようになる。
以上説明したようにこの考案の収納庫用取手に
よれば、引出し等の前面部から通路側へ把手部が
突出することがないため、衣服を引掛けたり、身
体の一部をぶつける虞れがなくなり、安全性の面
で大変好ましいものとなる。また、把手部を持つ
て操作することで独立した取手としての機能が得
られるため、見出し部に直接手が触れることがな
くなり見出しの汚れを防ぐことができる。
また、押し出しによる連続成形が可能となり成
形性の向上が図れる。また、見出し位置を特定さ
れることなく全領域にわたつて広い見出し部が得
られると共に例えば見出し部がフロアに近い低い
位置にあつても腰を大きく屈めることなく斜め上
方から容易に確認することができる。この結果、
視認性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の収納庫用取手を正面図及び
背面図と共に示した側面図、第2図はこの考案の
収納庫用取手を引出し又は扉の上端部に取付けた
状態の斜視図である。 1……収納庫用取手、3……引出し等の前面
部、5……取手本体ベース、7……把手部、9…
…見出し部、13……カード保持部、15……取
付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取手本体ベースから前方下方へ延長され傾斜し
    た見出し部と、前記取手本体ベースのベース基部
    とで引出し等の前面部上端に嵌合固着される取付
    部と、前記取手本体ベースの上端から前方へ延長
    屈曲され前記引出し等の前面部の板厚内に納まる
    断面下向きコ字状の把手部とから成ると共に前記
    見出し部の上端側と下端側とに両側方が開放し対
    向し合う溝状のカード保持部を設けたことを特徴
    とする収納庫用取手。
JP1987126390U 1987-08-21 1987-08-21 Expired JPH0399Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987126390U JPH0399Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987126390U JPH0399Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63167946U JPS63167946U (ja) 1988-11-01
JPH0399Y2 true JPH0399Y2 (ja) 1991-01-07

Family

ID=31020152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987126390U Expired JPH0399Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0399Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026588U (ja) * 1973-07-05 1975-03-27
JPS5256173U (ja) * 1975-10-20 1977-04-22

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026588U (ja) * 1973-07-05 1975-03-27
JPS5256173U (ja) * 1975-10-20 1977-04-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63167946U (ja) 1988-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6439534B1 (en) Recipe holder system
JPH0399Y2 (ja)
US4371223A (en) Cabinet door hinge
JP3012502U (ja) 引出しおよびそれを用いた収納家具
JP2568798Y2 (ja) 棚の仕切装置
JPS6196211U (ja)
JP2537065Y2 (ja) 引出し用サスペンションレール
JP3469472B2 (ja) エッジを備えた棚板
JPH0516967Y2 (ja)
JPS58138409A (ja) 戸棚
JPH0727876Y2 (ja) 学習机等におけるペントレー
JPH062573Y2 (ja) 化粧用コンパクト容器
JPS5837313Y2 (ja) 筆入れ
JPH0242193Y2 (ja)
US3187453A (en) Identification card holding means for tray or drawer
JPH04108051U (ja) 包丁収納装置
JPH0451024U (ja)
JPH0180039U (ja)
JPS6353806B2 (ja)
JPS6130532Y2 (ja)
JPH0728152Y2 (ja) 手動刃物等の収納ケ−ス
JPS6123838U (ja) 引出し装置
JPH0516371U (ja) 事務用トレーにおける見出しカード装着部
JPH08256864A (ja) スライドボード
JPH0384049U (ja)