JPH0399663A - 病人移載移動台車 - Google Patents
病人移載移動台車Info
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- JPH0399663A JPH0399663A JP1237206A JP23720689A JPH0399663A JP H0399663 A JPH0399663 A JP H0399663A JP 1237206 A JP1237206 A JP 1237206A JP 23720689 A JP23720689 A JP 23720689A JP H0399663 A JPH0399663 A JP H0399663A
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- pallet
- patient
- arm
- frame
- moved
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- Pending
Links
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は主として病院内で患者移動のために使用する
患者移載装置を備えた一人患者運搬用の病人移載移動台
車に関するものである。
患者移載装置を備えた一人患者運搬用の病人移載移動台
車に関するものである。
病院内において、寝台に寝ている患者を手術室へ移動(
寝台から手術台への移動)したり、手術後の患者を手術
室から病室へ移動(手術台から寝台への移動)したり、
或いはA病棟の病室からB病棟の病室へ移動(寝台から
寝台への移動)したり等することが良く行なわれるが、
このような場合に用いられる従来の病人移動台車は、走
行車輪を有する台車本体の上に患者を横臥状態に載せる
台を設けた手押し台車として構成されている。
寝台から手術台への移動)したり、手術後の患者を手術
室から病室へ移動(手術台から寝台への移動)したり、
或いはA病棟の病室からB病棟の病室へ移動(寝台から
寝台への移動)したり等することが良く行なわれるが、
このような場合に用いられる従来の病人移動台車は、走
行車輪を有する台車本体の上に患者を横臥状態に載せる
台を設けた手押し台車として構成されている。
前記従来の病人移動台車によると、病院内での患者移動
に際し、看護婦が5〜6人で患者を持上げて台車上に載
せたり台車上から下ろしたりしなければならず、その作
業が大変で多人数の労力を要する欠点があり、また移載
される患者にも危険や苦痛を与える等の問題があった。
に際し、看護婦が5〜6人で患者を持上げて台車上に載
せたり台車上から下ろしたりしなければならず、その作
業が大変で多人数の労力を要する欠点があり、また移載
される患者にも危険や苦痛を与える等の問題があった。
この発明は前記従来の問題を解消するためになされたも
ので、その目的は患者移動に際する患者の台車移載作業
または台車から患者を下ろす作業を、多人数の手を煩わ
すことなく、また患者に危険や苦痛を与えることなく、
容易且つ安全に、しかも迅速に行うことができ、また台
車幅が比較的狭くてもスライドアーム及び天板パレット
の台車一側方への伸長突出量を台車幅寸法より大きく取
ることかできる特殊構造の患者移載装置を具備した病人
移載移動台車を提供することにある。
ので、その目的は患者移動に際する患者の台車移載作業
または台車から患者を下ろす作業を、多人数の手を煩わ
すことなく、また患者に危険や苦痛を与えることなく、
容易且つ安全に、しかも迅速に行うことができ、また台
車幅が比較的狭くてもスライドアーム及び天板パレット
の台車一側方への伸長突出量を台車幅寸法より大きく取
ることかできる特殊構造の患者移載装置を具備した病人
移載移動台車を提供することにある。
前記の目的を達成するために、この発明の病人移載移動
台車は、走行車輪を有する台幅が比較的狭い台車本体と
、この台車本体の上に寝台又は手術台の高さにレベルを
合わせることができるように高さ調整可能なリフト機構
を介して支持された台長が長くて台幅が比較的狭い横長
形状の昇降台と、この昇降台の上部フレームの上に引込
み格納されるアーム長さを有し台車一側方に突出移動で
きるようにガイドして前記昇降台に装備されたフレーム
長さ方向に所定間隔て配置される複数本のスライドアー
ムと、この各スライドアームの上に配置されアーム長さ
方向へ伸縮移動できるようにガイドして装備された患者
移載台を形成する複数枚の天板パレットと、前記昇降台
に装備され前記スライドアーム及び天板パレットからな
る複数組の伸縮作動体を患者移載プロセスに従って順次
に伸縮作動させる複数のアームパレット駆動装置とを具
備する構成とした。
台車は、走行車輪を有する台幅が比較的狭い台車本体と
、この台車本体の上に寝台又は手術台の高さにレベルを
合わせることができるように高さ調整可能なリフト機構
を介して支持された台長が長くて台幅が比較的狭い横長
形状の昇降台と、この昇降台の上部フレームの上に引込
み格納されるアーム長さを有し台車一側方に突出移動で
きるようにガイドして前記昇降台に装備されたフレーム
長さ方向に所定間隔て配置される複数本のスライドアー
ムと、この各スライドアームの上に配置されアーム長さ
方向へ伸縮移動できるようにガイドして装備された患者
移載台を形成する複数枚の天板パレットと、前記昇降台
に装備され前記スライドアーム及び天板パレットからな
る複数組の伸縮作動体を患者移載プロセスに従って順次
に伸縮作動させる複数のアームパレット駆動装置とを具
備する構成とした。
前記スライドアームと天板パレットで形成される伸縮移
動体の数は、任意に設定することが可能であるが、好ま
しい実施態様では、前記伸縮移動体とこの伸縮移動体を
伸縮作動させるアームパレット駆動装置は、夫々5組ず
つ装備される。
動体の数は、任意に設定することが可能であるが、好ま
しい実施態様では、前記伸縮移動体とこの伸縮移動体を
伸縮作動させるアームパレット駆動装置は、夫々5組ず
つ装備される。
この場合、第1.第3.第5の伸縮移動体は、第1アー
ムパレット駆動装置、第3アームパレット駆動装置、第
5アームバレット駆動装置の個別的前進作動で順次に伸
長移動されて、第1天板パレットと第3天板パレット及
び第5天板パレットが寝台又は手術台に寝ている患者の
足下位置、腰下位置1頭下位置に体部上げ状態で順次に
挿入されるように構成される。
ムパレット駆動装置、第3アームパレット駆動装置、第
5アームバレット駆動装置の個別的前進作動で順次に伸
長移動されて、第1天板パレットと第3天板パレット及
び第5天板パレットが寝台又は手術台に寝ている患者の
足下位置、腰下位置1頭下位置に体部上げ状態で順次に
挿入されるように構成される。
また、第1伸縮移動体と第3伸縮移動体との間に位置す
る第2伸縮移動体及び第3伸縮移動体と第5伸縮移動体
との間に位置する第4伸縮移動体は、前記第1.第3.
第5の天板パレットが患者体部下に挿入されリフト機構
の上昇作動によって患者が寝台上又は手術台上に少し持
ち上げられた後に、第2アームパレット駆動装置及び第
4アームパレット駆動装置の共動的前進作動で同時に伸
長移動されて、第2天板パレットと第4天板パレットが
初期持上げ状態にある患者の尻下位置と背中下位置に挿
入されるように構成される。
る第2伸縮移動体及び第3伸縮移動体と第5伸縮移動体
との間に位置する第4伸縮移動体は、前記第1.第3.
第5の天板パレットが患者体部下に挿入されリフト機構
の上昇作動によって患者が寝台上又は手術台上に少し持
ち上げられた後に、第2アームパレット駆動装置及び第
4アームパレット駆動装置の共動的前進作動で同時に伸
長移動されて、第2天板パレットと第4天板パレットが
初期持上げ状態にある患者の尻下位置と背中下位置に挿
入されるように構成される。
そして、患者を初期持上げ状態に支持した伸長状態にあ
る第1乃至第5の伸縮移動体が、各アームパレット駆動
装置の共動した後退作動で同時に収縮移動されて、昇降
台上部フレームの上にパレット載置患者を引込み移動す
るように構成される。
る第1乃至第5の伸縮移動体が、各アームパレット駆動
装置の共動した後退作動で同時に収縮移動されて、昇降
台上部フレームの上にパレット載置患者を引込み移動す
るように構成される。
前記第1乃至第5のアームパレット駆動装置は、スライ
ドアーム及び天板パレットからなる複数組の伸縮作動体
を患者移載プロセスに従って順次に伸縮作動させ得るも
のであれば、どのような装置機構を適用しても良いか、
昇降台のパレット駆動フレーム内に台車左右方向に突出
しないように納まる油圧シリンダを駆動源として使用す
る場合には、以下のような索掛は拡大方式のアームパレ
ット駆動装置を適用することが好ましい。
ドアーム及び天板パレットからなる複数組の伸縮作動体
を患者移載プロセスに従って順次に伸縮作動させ得るも
のであれば、どのような装置機構を適用しても良いか、
昇降台のパレット駆動フレーム内に台車左右方向に突出
しないように納まる油圧シリンダを駆動源として使用す
る場合には、以下のような索掛は拡大方式のアームパレ
ット駆動装置を適用することが好ましい。
すなわち、この索掛は拡大方式のアームパレット駆動装
置は、パレット駆動フレーム内にスライドアーム及び天
板パレットと平行になるように取付けた台車幅方向に所
定の移動ストロークで伸縮作動される油圧シリンダと、
この油圧シリンダのピストンロッド先端ブラケットに軸
支されパレット駆動フレームの両側ガイドレールに対す
る案内ローラのガイドのもとに所定の移動ストロークで
台車幅方向に前後動される6個の移動滑車と、パレット
駆動フレームの左右両端フレーム部に軸着された2個ず
つの固定滑車と、パレット駆動フレームの右端フレーム
部に軸着された第1駆動車及びパレット駆動フレームの
左端フレーム部に軸着された第2駆動車と、これらの滑
車及び第1・第2駆動車に所定の順序で掛装され前記油
圧シリンダの移動ストロークを6倍のパレット移動スト
ロークに拡大して伸縮移動体を伸縮作動させるトッププ
レートチェーン、2本のワイヤロープ及び連結ロープと
から構成する。
置は、パレット駆動フレーム内にスライドアーム及び天
板パレットと平行になるように取付けた台車幅方向に所
定の移動ストロークで伸縮作動される油圧シリンダと、
この油圧シリンダのピストンロッド先端ブラケットに軸
支されパレット駆動フレームの両側ガイドレールに対す
る案内ローラのガイドのもとに所定の移動ストロークで
台車幅方向に前後動される6個の移動滑車と、パレット
駆動フレームの左右両端フレーム部に軸着された2個ず
つの固定滑車と、パレット駆動フレームの右端フレーム
部に軸着された第1駆動車及びパレット駆動フレームの
左端フレーム部に軸着された第2駆動車と、これらの滑
車及び第1・第2駆動車に所定の順序で掛装され前記油
圧シリンダの移動ストロークを6倍のパレット移動スト
ロークに拡大して伸縮移動体を伸縮作動させるトッププ
レートチェーン、2本のワイヤロープ及び連結ロープと
から構成する。
前記構成の病人移載移動台車は、主として病院内におけ
る患者移動のために使用されるもので、患者が寝ている
寝台又は手術台の横に出来るだけ近付けて移動停止(台
車本体が動かないように固定)した状態で、以下の動作
を順次に行なって患者を台車上に移載する。
る患者移動のために使用されるもので、患者が寝ている
寝台又は手術台の横に出来るだけ近付けて移動停止(台
車本体が動かないように固定)した状態で、以下の動作
を順次に行なって患者を台車上に移載する。
■ アームパレット駆動装置(第1.第3第5のアーム
パレット駆動装置)を順次に前進移動させて、第1.第
3.第5の伸縮移動体を台車一側方に突出するように順
次に伸長移動させ、この各伸縮移動体の天板パレットを
寝台又は手術台に寝ている患者の足下位置、腰下位置1
頭下位置に体部上げ状態で順次に挿入する。この場合の
体部持上げは、患者自身ができない場合には看護婦や付
添い人等が行なうもので、例えば第1天板パレットを挿
入する時にはパレット先端が当らないように足を少し持
上げるようにし、第3天板パレットを挿入する時にはパ
レット先端が当らないように腰を少し持上げるようにし
、第5天板パレッ0 トを挿入する時にはパレット先端が当らないように頭を
少し持上げるようにする。
パレット駆動装置)を順次に前進移動させて、第1.第
3.第5の伸縮移動体を台車一側方に突出するように順
次に伸長移動させ、この各伸縮移動体の天板パレットを
寝台又は手術台に寝ている患者の足下位置、腰下位置1
頭下位置に体部上げ状態で順次に挿入する。この場合の
体部持上げは、患者自身ができない場合には看護婦や付
添い人等が行なうもので、例えば第1天板パレットを挿
入する時にはパレット先端が当らないように足を少し持
上げるようにし、第3天板パレットを挿入する時にはパ
レット先端が当らないように腰を少し持上げるようにし
、第5天板パレッ0 トを挿入する時にはパレット先端が当らないように頭を
少し持上げるようにする。
■ 前記のようにして第1.第3.第5天板パレットを
患者体部下に挿入したら、リフト機構を小ストローク上
昇作動させて、パレット支持患者を寝台上又は手術台上
に少し持上げる。
患者体部下に挿入したら、リフト機構を小ストローク上
昇作動させて、パレット支持患者を寝台上又は手術台上
に少し持上げる。
■ 次いで、第2のアームパレット駆動装置及び第4の
アームパレット駆動装置を同時に作動させ、このアーム
パレット駆動装置の共動的前進作動で第2伸縮移動体と
第4伸縮移動体を同時に伸長移動させて、その第2天板
パレットと第4天板パレットを初期持上げ状態にある患
者の尻下位置と背中下位置に挿入し、5枚の天板パレッ
ト全部(患者移載台)で持上げ患者を支持するようにす
る。
アームパレット駆動装置を同時に作動させ、このアーム
パレット駆動装置の共動的前進作動で第2伸縮移動体と
第4伸縮移動体を同時に伸長移動させて、その第2天板
パレットと第4天板パレットを初期持上げ状態にある患
者の尻下位置と背中下位置に挿入し、5枚の天板パレッ
ト全部(患者移載台)で持上げ患者を支持するようにす
る。
■ 次に、第1乃至第5のアームパレット駆動装置を同
時に後退作動させ、この各アームパレット駆動装置の共
動した後退作動で第1乃至第5伸縮移動体を同時に収縮
移動させて、5枚の天板パレットで形成される患者移載
台を昇降台上部フレ1 ムの上に引込み移動することにより、台車上への患者移
載を完了し、必要に応じて患者移載の昇降台を下限位置
まで下げて台車移動を行なう。
時に後退作動させ、この各アームパレット駆動装置の共
動した後退作動で第1乃至第5伸縮移動体を同時に収縮
移動させて、5枚の天板パレットで形成される患者移載
台を昇降台上部フレ1 ムの上に引込み移動することにより、台車上への患者移
載を完了し、必要に応じて患者移載の昇降台を下限位置
まで下げて台車移動を行なう。
なお、前記のようにして移載移動した患者を台車から下
ろす場合には、前述した患者移載動作と逆の動作によっ
て行なう。
ろす場合には、前述した患者移載動作と逆の動作によっ
て行なう。
以下、本発明の一実施例を図面に従い説明する。図中1
は走行車輪2と前後の昇降台支承部3a。
は走行車輪2と前後の昇降台支承部3a。
3b及び左右のリフト下ガイドレール4a、 4bを有
する台車本体で、この台車本体1には油圧作動式のフロ
アロック装置5と油圧パワーユニット6か搭載されてい
る。なお、前記台車本体1の台車幅は比較的狭いもので
あって、本実施例の場合には650+amに設定されて
いる。
する台車本体で、この台車本体1には油圧作動式のフロ
アロック装置5と油圧パワーユニット6か搭載されてい
る。なお、前記台車本体1の台車幅は比較的狭いもので
あって、本実施例の場合には650+amに設定されて
いる。
7は前記台車本体1の上に寝台A又は手術台Bの高さに
第11図の如くレベルを合わせることができるように高
さ調整可能なリフト機構8を介して支持された昇降台で
、この昇降台7は台長が長くて台幅が比較的狭い例えば
台長]、750mm、台幅6502 mm位の横長平面形状をなす上部フレーム9と、この上
部フレーム9に長さ方向に所定の間隔をおいて固定され
た複数組例えば5組のパレット駆動フレーム10と、こ
の各パレット駆動フレーム10の下端両側部に固定され
たリフト上ガイドレール11a 、 Ilb及びレール
延長のアングル部材11とから構成され、前記上部フレ
ーム9の前後端には手押ハンドル9a、 9bが第1図
乃至第3図の如く取付けられている。
第11図の如くレベルを合わせることができるように高
さ調整可能なリフト機構8を介して支持された昇降台で
、この昇降台7は台長が長くて台幅が比較的狭い例えば
台長]、750mm、台幅6502 mm位の横長平面形状をなす上部フレーム9と、この上
部フレーム9に長さ方向に所定の間隔をおいて固定され
た複数組例えば5組のパレット駆動フレーム10と、こ
の各パレット駆動フレーム10の下端両側部に固定され
たリフト上ガイドレール11a 、 Ilb及びレール
延長のアングル部材11とから構成され、前記上部フレ
ーム9の前後端には手押ハンドル9a、 9bが第1図
乃至第3図の如く取付けられている。
前記リフト機構8は台車本体1の一端部に回動枢支ピン
12で下端部が枢支され上端部のローラ転子13がリフ
ト上ガイドレールlla 、 llbにスライド係合す
る左右一対の外側リフトアーム14と、前記昇降台7の
アングル部材11の一端部に回動枢支ピン15で上端部
が枢支され下端部のローラ転子16がリフト下ガイドレ
ール4a、 4bにスライド係合し且つ外側リフトアー
ム14とのX型交差点が回動連結ピン17aで枢支結合
された左右一対の内側リフトアーム17と、この内側リ
フトアーム17と外側リフトアーム14との交差点横繋
ぎ部材18の中間部に3 ピストン先端部が軸支されシリンダ基端部が台車本体1
の横架部材19に上下回動可能に軸支された昇降台リフ
ト用の油圧シリンダ20とから構成され、この油圧シリ
ンダ20を図示しないスイッチ操作により適宜の移動ス
トロークで伸縮作動させることにより、前記昇降台7を
床面からの最大」二昇高さHが例えば1000mm、最
小下降高さhが例えば550mmとなるII(−hの範
囲内で任意にレベル調整できるようになっている(第1
I図参照)。
12で下端部が枢支され上端部のローラ転子13がリフ
ト上ガイドレールlla 、 llbにスライド係合す
る左右一対の外側リフトアーム14と、前記昇降台7の
アングル部材11の一端部に回動枢支ピン15で上端部
が枢支され下端部のローラ転子16がリフト下ガイドレ
ール4a、 4bにスライド係合し且つ外側リフトアー
ム14とのX型交差点が回動連結ピン17aで枢支結合
された左右一対の内側リフトアーム17と、この内側リ
フトアーム17と外側リフトアーム14との交差点横繋
ぎ部材18の中間部に3 ピストン先端部が軸支されシリンダ基端部が台車本体1
の横架部材19に上下回動可能に軸支された昇降台リフ
ト用の油圧シリンダ20とから構成され、この油圧シリ
ンダ20を図示しないスイッチ操作により適宜の移動ス
トロークで伸縮作動させることにより、前記昇降台7を
床面からの最大」二昇高さHが例えば1000mm、最
小下降高さhが例えば550mmとなるII(−hの範
囲内で任意にレベル調整できるようになっている(第1
I図参照)。
21〜25は昇降台上部フレーム9の上にパレット駆動
フレーム」0(後述するアームパレット駆動装置41〜
45)と対応する間隔で配置される複数本(5本)のス
ライドアームで、この各スライドアーム21〜25は昇
降台上部フレーム9の上に引込み格納される前記台幅と
略等し、いアーム長さを有したリップ溝型形状のアーム
部材で形成され、この部材基端ブラケット26に取付け
たローラ付きの第1ガイド車27をパレット駆動フレー
ム10の上部両側レール28a 、 28bに第4図及
び第6図の如くガイドさせ、且つ各スライドアーム21
〜25の先端下4 側部をフレーム軸支のガイドローラ29で第4図の如く
支承させることにより、台車一側方に第3図の如く突出
移動できるように装(Qされている。
フレーム」0(後述するアームパレット駆動装置41〜
45)と対応する間隔で配置される複数本(5本)のス
ライドアームで、この各スライドアーム21〜25は昇
降台上部フレーム9の上に引込み格納される前記台幅と
略等し、いアーム長さを有したリップ溝型形状のアーム
部材で形成され、この部材基端ブラケット26に取付け
たローラ付きの第1ガイド車27をパレット駆動フレー
ム10の上部両側レール28a 、 28bに第4図及
び第6図の如くガイドさせ、且つ各スライドアーム21
〜25の先端下4 側部をフレーム軸支のガイドローラ29で第4図の如く
支承させることにより、台車一側方に第3図の如く突出
移動できるように装(Qされている。
31〜35は前記スライドアーム21〜25の上に配置
されて、第2図に示すような患者移載台36を形成する
複数枚(5枚)の天板パレットで、この第1゜第2の天
板パレット31.32と第4.第5の天板パレット34
.35は、スライドアーム21〜25と略等しいパレッ
ト長さを有する幅の広い木製パレット37と、この木製
パレット37の下側に取付けた金属製の細幅滑動板38
とで構成されているが、第3の天板パレット33は金属
製の細幅滑動板38のみで形成されている。
されて、第2図に示すような患者移載台36を形成する
複数枚(5枚)の天板パレットで、この第1゜第2の天
板パレット31.32と第4.第5の天板パレット34
.35は、スライドアーム21〜25と略等しいパレッ
ト長さを有する幅の広い木製パレット37と、この木製
パレット37の下側に取付けた金属製の細幅滑動板38
とで構成されているが、第3の天板パレット33は金属
製の細幅滑動板38のみで形成されている。
そして、この各天板パレット31〜35は細幅滑動板3
8の基端ブラケット3oに取付けたローラ付きの第2ガ
イド車40をスライドアーム21〜25内に第4図及び
第6図の如くガイドさせ、前記細幅滑動板38の先端下
側部をアーム軸支のガイドローラ39で第4図の如く支
承させることにより、スライドアーム21〜25の長さ
方向に伸縮移動できるように装置5 備されている。
8の基端ブラケット3oに取付けたローラ付きの第2ガ
イド車40をスライドアーム21〜25内に第4図及び
第6図の如くガイドさせ、前記細幅滑動板38の先端下
側部をアーム軸支のガイドローラ39で第4図の如く支
承させることにより、スライドアーム21〜25の長さ
方向に伸縮移動できるように装置5 備されている。
41〜45は前記昇降台7に装備され、前記スライドア
ーム21〜25及び天板パレット31〜35からなる複
数組(5組)の伸縮作動体P1〜P5を患者移載プロセ
スに従って順次に伸縮作動させる第1乃至第5のアーム
パレット駆動装置を示す。この第1乃至第5のアームパ
レット駆動装置41〜45は、それぞれ同一構成のもの
であるから、第1のアームパレット駆動装置41を代表
して説明し、個々の構成説明は省略する。
ーム21〜25及び天板パレット31〜35からなる複
数組(5組)の伸縮作動体P1〜P5を患者移載プロセ
スに従って順次に伸縮作動させる第1乃至第5のアーム
パレット駆動装置を示す。この第1乃至第5のアームパ
レット駆動装置41〜45は、それぞれ同一構成のもの
であるから、第1のアームパレット駆動装置41を代表
して説明し、個々の構成説明は省略する。
第4図は前記アームパレット駆動装置41の詳細構造を
示すもので、このアームパレット駆動装置41は、パレ
ット駆動フレーム10内にスライドアーム21及び天板
パレット31と平行になるように取付けた台車幅方向に
所定の移動ストロークSで伸縮作動される油圧シリンダ
46と、この油圧シリンダ46のピストンロッド先端ブ
ラケット47に軸支されパレット駆動フレーム10の両
側ガイドレール10a。
示すもので、このアームパレット駆動装置41は、パレ
ット駆動フレーム10内にスライドアーム21及び天板
パレット31と平行になるように取付けた台車幅方向に
所定の移動ストロークSで伸縮作動される油圧シリンダ
46と、この油圧シリンダ46のピストンロッド先端ブ
ラケット47に軸支されパレット駆動フレーム10の両
側ガイドレール10a。
1、Obに対する案内ローラ48のガイドのもとに所定
の移動ストロークSで台車幅方向に前後動される6 6個の移動滑車51〜56と、パレット駆動フレーム1
0の左右両端フレーム部に垂直軸心回りを回転できるよ
うに軸着された2個ずつの固定滑車57.58・59.
60と、パレット駆動フレーム10の右端フレーム部に
水平軸心回りを回転できるように軸着された第1駆動車
81及びパレット駆動フレーム1oの左端フレーム部に
水平軸心回りを回転できるように軸着された第2駆動車
62と、これらの滑車51〜60及び第1・第2駆動車
[il、 82に所定の順序で掛装され前記油圧シリン
ダ46の移動ストロークSを6倍のパレット移動ストロ
ークに拡大して伸縮移動体P1を伸縮作動させるトップ
プレートチェーン65a 、 85b 、 2本のワ
イヤロープ83.64及び連結ロープ72.73とを具
備した素置は拡大方式のアームパレット駆動装置として
構成されている。
の移動ストロークSで台車幅方向に前後動される6 6個の移動滑車51〜56と、パレット駆動フレーム1
0の左右両端フレーム部に垂直軸心回りを回転できるよ
うに軸着された2個ずつの固定滑車57.58・59.
60と、パレット駆動フレーム10の右端フレーム部に
水平軸心回りを回転できるように軸着された第1駆動車
81及びパレット駆動フレーム1oの左端フレーム部に
水平軸心回りを回転できるように軸着された第2駆動車
62と、これらの滑車51〜60及び第1・第2駆動車
[il、 82に所定の順序で掛装され前記油圧シリン
ダ46の移動ストロークSを6倍のパレット移動ストロ
ークに拡大して伸縮移動体P1を伸縮作動させるトップ
プレートチェーン65a 、 85b 、 2本のワ
イヤロープ83.64及び連結ロープ72.73とを具
備した素置は拡大方式のアームパレット駆動装置として
構成されている。
なお、前記第1駆動車61はスプロケットホイル66の
両側にロープ滑車67〜69を第7図の如く同軸的に設
けた構成とされ、また第2駆動車62はチェノ・ロープ
迂回滑車70の一側にロープ滑車71を第8図の如く同
軸的に設けた構成とされている。
両側にロープ滑車67〜69を第7図の如く同軸的に設
けた構成とされ、また第2駆動車62はチェノ・ロープ
迂回滑車70の一側にロープ滑車71を第8図の如く同
軸的に設けた構成とされている。
7
前記第1駆動車61のスプロヶッホイル66に掛装され
るトッププレートチェーン65a(この!・ツブプレー
トチェーンは市販のもので、スプロケットホイル66へ
の掛装方向には湾曲可能であるが、真直ぐに伸びた伸長
状態ではトッププレート側に湾曲できないように構成さ
れている)は、その一端部aが前記第2ガイド車39に
第4図の如く連結固定され、他端部すには前記トッププ
レートチエン[i5aよりも幅の狭いトッププレートチ
ェーン65bと2本の連結ロープ72.73が第5図の
如く連結されている。この2本の連結ロープ72.73
は、前記第1駆動車61のロープ滑車87.68に第7
図の如く掛装され、そのロープ端部eにパレット押出し
用のワイヤロープ63が第5図の如く連結されているが
、前記2本の連結ロープ72.73に代えて1本の連結
ロープ又は1本のローラチェーンを用いることもできる
。
るトッププレートチェーン65a(この!・ツブプレー
トチェーンは市販のもので、スプロケットホイル66へ
の掛装方向には湾曲可能であるが、真直ぐに伸びた伸長
状態ではトッププレート側に湾曲できないように構成さ
れている)は、その一端部aが前記第2ガイド車39に
第4図の如く連結固定され、他端部すには前記トッププ
レートチエン[i5aよりも幅の狭いトッププレートチ
ェーン65bと2本の連結ロープ72.73が第5図の
如く連結されている。この2本の連結ロープ72.73
は、前記第1駆動車61のロープ滑車87.68に第7
図の如く掛装され、そのロープ端部eにパレット押出し
用のワイヤロープ63が第5図の如く連結されているが
、前記2本の連結ロープ72.73に代えて1本の連結
ロープ又は1本のローラチェーンを用いることもできる
。
前記ワイヤロープ63は、第2駆動車62のチェノ・ロ
ープ迂回滑車7o−第1駆動車61のロープ滑車69−
第5移動滑車55−フレーム右側下方の固定 8 滑車6〇−第3移動滑車53−フレーム右側上方の固定
滑車59−第1移動滑車51という順序で順次に巻き掛
けられて、そのロープ端部fがフレーム右下のロープ止
着部74に第4図の如く固定されている。
ープ迂回滑車7o−第1駆動車61のロープ滑車69−
第5移動滑車55−フレーム右側下方の固定 8 滑車6〇−第3移動滑車53−フレーム右側上方の固定
滑車59−第1移動滑車51という順序で順次に巻き掛
けられて、そのロープ端部fがフレーム右下のロープ止
着部74に第4図の如く固定されている。
前記トッププレートチェーン65bは第2駆動屯62の
チェーン・ロープ迂回滑車70に第8図の如く掛装され
、またこのトッププレートチェーン135bのチェーン
端部Cに連結されたパレット引込み用のワイヤロープ6
4は、第6移動滑車56→フレーム左側下方の固定滑車
58−第2移動滑車52→フレム左側上方の固定滑車5
7→第4移動滑車54という順序で順次に巻き掛けられ
て、そのロープ端部dかフレーム右下のロープ止着部7
5に第4図の如く固定されている。
チェーン・ロープ迂回滑車70に第8図の如く掛装され
、またこのトッププレートチェーン135bのチェーン
端部Cに連結されたパレット引込み用のワイヤロープ6
4は、第6移動滑車56→フレーム左側下方の固定滑車
58−第2移動滑車52→フレム左側上方の固定滑車5
7→第4移動滑車54という順序で順次に巻き掛けられ
て、そのロープ端部dかフレーム右下のロープ止着部7
5に第4図の如く固定されている。
なお、本実施例の場合はシリンダストロークSを130
mm、 トッププレートチェーン65aのa −b
間の長さを470mm、トッププレートチェーン65b
のb −c間の長さを523+am、パレット引込み用
ワイヤロープ64のc −d間の長さを1795mm、
2本連結ロープ72.73のb −e間の長さを5
50mm、パレ9 ット押出し用ワイヤロープ63のe −f間の長さを3
000 mmに設定し、油圧シリンダ46の移動ストロ
クSを6倍のパレット移動ストローク6S(780mm
)に拡大して、伸縮移動体P1を第10図の如く伸長突
出させることができるようにしている。
mm、 トッププレートチェーン65aのa −b
間の長さを470mm、トッププレートチェーン65b
のb −c間の長さを523+am、パレット引込み用
ワイヤロープ64のc −d間の長さを1795mm、
2本連結ロープ72.73のb −e間の長さを5
50mm、パレ9 ット押出し用ワイヤロープ63のe −f間の長さを3
000 mmに設定し、油圧シリンダ46の移動ストロ
クSを6倍のパレット移動ストローク6S(780mm
)に拡大して、伸縮移動体P1を第10図の如く伸長突
出させることができるようにしている。
前記第1.第3.第5の伸縮移動体P1..P3P5は
、第1アームパレット駆動装置41.第3アムパレット
駆動装置43.第5アームパレット駆動装置45の個別
的前進作動で順次に伸長移動されて、第1天板パレット
31と第3天板パレット33及び第5天板パレット35
が寝台A又は手術台Bに寝ている患者Mの足下位置、腰
下位置2頭下位置に体部上げ状態で順次に挿入されるよ
うに構成される。また、第1伸縮移動体P1と第3伸縮
移動体P3との間に位置する第2伸縮移動体P2及び第
3伸縮移動体P3と第5伸縮移動体P5との間に位置す
る第4伸縮移動体P4は、前記第1.第3第5の天板パ
レット31.33.35か患者体部下に挿入されリフト
機構8の」1昇作動によって患者Mが寝台A上又は手術
台B上に少し持ち上げられた後0 に、第2アームパレット駆動装置42及び第4アームパ
レット駆動装置44の共動的前進作動で同時に伸長移動
されて、第2天板パレット32と第4天板パレット34
が初期持上げ状態にある患者Mの尻下位置と背中下位置
に挿入されるように構成される。
、第1アームパレット駆動装置41.第3アムパレット
駆動装置43.第5アームパレット駆動装置45の個別
的前進作動で順次に伸長移動されて、第1天板パレット
31と第3天板パレット33及び第5天板パレット35
が寝台A又は手術台Bに寝ている患者Mの足下位置、腰
下位置2頭下位置に体部上げ状態で順次に挿入されるよ
うに構成される。また、第1伸縮移動体P1と第3伸縮
移動体P3との間に位置する第2伸縮移動体P2及び第
3伸縮移動体P3と第5伸縮移動体P5との間に位置す
る第4伸縮移動体P4は、前記第1.第3第5の天板パ
レット31.33.35か患者体部下に挿入されリフト
機構8の」1昇作動によって患者Mが寝台A上又は手術
台B上に少し持ち上げられた後0 に、第2アームパレット駆動装置42及び第4アームパ
レット駆動装置44の共動的前進作動で同時に伸長移動
されて、第2天板パレット32と第4天板パレット34
が初期持上げ状態にある患者Mの尻下位置と背中下位置
に挿入されるように構成される。
そして、患者Mを初期持上げ状態に支持した伸長状態に
ある第1乃至第5の伸縮移動体P1〜P5が、各アーム
パレット駆動装置41〜45の共動した後退作動で同時
に収縮移動されて、昇降台上部フレーム9の上にパレッ
ト載置患者を第15図に示すように引込み移動するよう
になついる。
ある第1乃至第5の伸縮移動体P1〜P5が、各アーム
パレット駆動装置41〜45の共動した後退作動で同時
に収縮移動されて、昇降台上部フレーム9の上にパレッ
ト載置患者を第15図に示すように引込み移動するよう
になついる。
なお、第1図及び第2図に示す符号82.84は、第2
天板パレット32と第4天板パレット34の上に突出固
定された患者把持取手である。
天板パレット32と第4天板パレット34の上に突出固
定された患者把持取手である。
而して、寝台Aに寝ている患者Mを台車上に載せる場合
には、先ず台車本体1を寝台Aの横に出来だけ近付けて
動かないようにフロアロック装置5で固定し、油圧パワ
ーユニット6のコンセント(図示せず)を電源に差し込
み、寝台Aの高さに昇降台上部フレーム9のレベルを第
11図の如く合1 せるようにする。この場合の作動は、リフト用油圧シリ
ンダ20をスイッチ操作によって所望ストローク駆動さ
せることにより行なう。
には、先ず台車本体1を寝台Aの横に出来だけ近付けて
動かないようにフロアロック装置5で固定し、油圧パワ
ーユニット6のコンセント(図示せず)を電源に差し込
み、寝台Aの高さに昇降台上部フレーム9のレベルを第
11図の如く合1 せるようにする。この場合の作動は、リフト用油圧シリ
ンダ20をスイッチ操作によって所望ストローク駆動さ
せることにより行なう。
このように台車セットを完了したら、以下のような動作
を順次に行なって患者Mを台車上に移載する。
を順次に行なって患者Mを台車上に移載する。
■ 第1.第3.第5のアームパレット駆動装置41.
43.45を順次に前進移動させて、第1.第3、第5
の伸縮移動体PI、P3.P5を台車一側方(寝台Aの
方向)に突出するように順次に伸長移動させ、この各伸
縮移動体PI、P3.P5の天板パレット31.33.
35を寝台Aに寝ている患者Mの足下位置、腰下位置1
頭下位置に体部上げ状態で第12図の如く順次に挿入す
る。
43.45を順次に前進移動させて、第1.第3、第5
の伸縮移動体PI、P3.P5を台車一側方(寝台Aの
方向)に突出するように順次に伸長移動させ、この各伸
縮移動体PI、P3.P5の天板パレット31.33.
35を寝台Aに寝ている患者Mの足下位置、腰下位置1
頭下位置に体部上げ状態で第12図の如く順次に挿入す
る。
この場合の体部持上げは、患者自身ができない場合には
看護婦や付添い人等が行なうもので、例えば第1天板パ
レット31を挿入する時にはパレット先端が当らないよ
うに足を少し持上げるようにし、第3天板パレット33
を挿入する時にはパレット先端が当らないように腰を少
し持上げるように2 し、第5天板パレット35を挿入する時にはパレット先
端か当らないように頭を少し持上げるようにする。
看護婦や付添い人等が行なうもので、例えば第1天板パ
レット31を挿入する時にはパレット先端が当らないよ
うに足を少し持上げるようにし、第3天板パレット33
を挿入する時にはパレット先端が当らないように腰を少
し持上げるように2 し、第5天板パレット35を挿入する時にはパレット先
端か当らないように頭を少し持上げるようにする。
■ 前記のようにして第1.第3.第5天板パレット3
1.33.35を患者体部下に挿入したら、リフト機構
8を小ストローク上昇作動させて、パレット支持患者M
を寝台A上に第13図の如く少し持上げる。
1.33.35を患者体部下に挿入したら、リフト機構
8を小ストローク上昇作動させて、パレット支持患者M
を寝台A上に第13図の如く少し持上げる。
■ 次いで、第2のアームパレット駆動装置42及び第
4のアームパレット駆動装置44を同時に作動させ、こ
のアームパレット駆動装置42.44の共動的前進作動
で第2伸縮移動体P2と第4伸縮移動体P4を同時に伸
長移動させて、その第2天板パレット32と第4天板パ
レット34を初期持上げ状態にある患者Mの尻下位置と
背中下位置に挿入し、5枚の天板パレット全部(患者移
載台36)で持上げ患者Mを第14図の如く支持するよ
うにする。
4のアームパレット駆動装置44を同時に作動させ、こ
のアームパレット駆動装置42.44の共動的前進作動
で第2伸縮移動体P2と第4伸縮移動体P4を同時に伸
長移動させて、その第2天板パレット32と第4天板パ
レット34を初期持上げ状態にある患者Mの尻下位置と
背中下位置に挿入し、5枚の天板パレット全部(患者移
載台36)で持上げ患者Mを第14図の如く支持するよ
うにする。
■ 次に、第1乃至第5のアームパレット駆動装置41
〜45を同時に後退作動させ、この各アームパレット駆
動装置41〜45の共動した後退作動で第3 1乃至第5伸縮移動体P1〜P5を第14図矢印76方
向へ同時に収縮移動させて、5枚の天板パレット31〜
35で形成される患者移載台36を昇降台上部フレーム
9の上に第15図の如く引込み移動することにより、台
車上への患者移載を完了し、必要に応じて患者移載の昇
降台7を第15図に示すような下限位置まで下げ、フロ
アロック装置5を解除して手押しによる台車移動を行な
う。
〜45を同時に後退作動させ、この各アームパレット駆
動装置41〜45の共動した後退作動で第3 1乃至第5伸縮移動体P1〜P5を第14図矢印76方
向へ同時に収縮移動させて、5枚の天板パレット31〜
35で形成される患者移載台36を昇降台上部フレーム
9の上に第15図の如く引込み移動することにより、台
車上への患者移載を完了し、必要に応じて患者移載の昇
降台7を第15図に示すような下限位置まで下げ、フロ
アロック装置5を解除して手押しによる台車移動を行な
う。
なお、前記のようにして移載移動した患者Mを台車から
下ろす場合には、前述した患者移載動作と逆の動作によ
って行なう。
下ろす場合には、前述した患者移載動作と逆の動作によ
って行なう。
本発明による病人移載移動台車は、前述したような特殊
構造の患者移載装置を備えたものであるから、患者移動
に際する患者の台車移載作業または台車から患者を下ろ
す作業を、多人数の手を煩わすことなく、また患者に危
険や苦痛を与えることなく、容易且つ安全に、しかも迅
速に行うことができる。
構造の患者移載装置を備えたものであるから、患者移動
に際する患者の台車移載作業または台車から患者を下ろ
す作業を、多人数の手を煩わすことなく、また患者に危
険や苦痛を与えることなく、容易且つ安全に、しかも迅
速に行うことができる。
また、本出願人の先願発明に係わる特願昭634
235342号の病人移載移動台車とは異なり、患者移
載の突没作動体がスライドアーム及び天板パレットの2
段伸縮方式となっているので、病院スペース等の関係で
台車幅を狭くしても、スライドアーム及び天板パレット
の台車一側方への伸長突出量を寝台幅に適合するように
台車幅寸法より大きく取ることができるという格別な効
果を奏する。
載の突没作動体がスライドアーム及び天板パレットの2
段伸縮方式となっているので、病院スペース等の関係で
台車幅を狭くしても、スライドアーム及び天板パレット
の台車一側方への伸長突出量を寝台幅に適合するように
台車幅寸法より大きく取ることができるという格別な効
果を奏する。
第1図は本発明の一実施例に係わる病人移載移動台車を
昇降台下降状態で示した正面図、第2図は第1図の平面
図、第3図は同右側面図、第4図は前記台車に装備され
るアームパレット駆動装置の構成説明図、第5図は同ア
ームパレット駆動装置の素置は方式を説明するためのト
ッププレートチェーン周りの斜視図、第6図は第4図の
Vl−VI線に沿う拡大断面図、第7図は第4図の■−
■線に沿う拡大断面図、第8図は第4図の■−■線に沿
う拡大断面図、第9図及び第10図はアームパレット駆
動装置の作用説明図、第11図乃至第15図は患者移載
動作を順次に示した概略的な作用説明図5 である。 1・・・台車本体、2・・・走行車輪、A・・・寝台、
B・・・手術台、5・・・フロアロック装置、6・・・
油圧パワーユニット、7・・・昇降台、8・・・リフト
機構、9・・・昇降台上部フレーム、10・・・パレッ
ト駆動フレーム、21〜25・・・第1乃至第5のスラ
イドアーム、27・・・第1ガイド車、31〜35・・
・第1乃至第5の天板パレット、P1〜P5・・・第1
乃至第5の伸縮作動体、3B・・・患者移載台、M・・
・患者、40・・・第2ガイド車、41〜45・・・第
1乃至第5のアームパレット駆動装置、46・・・油圧
シリンダ、47・・・ピストンロッド先端ブラケット、
48・・・案内ローラ、51〜56・・・移動滑車、5
7〜60・・・固定滑車、61・・・第1駆動車、62
・・・第2駆動車、63・・・パレット押出し用のワイ
ヤロープ、64・・・パレット引入れ用のワイヤロープ
、[i5a 、 G5b・・・トッププレートチェーン
、72.73・・・連結ロープ、74.75・・・ロー
プ止着部。
昇降台下降状態で示した正面図、第2図は第1図の平面
図、第3図は同右側面図、第4図は前記台車に装備され
るアームパレット駆動装置の構成説明図、第5図は同ア
ームパレット駆動装置の素置は方式を説明するためのト
ッププレートチェーン周りの斜視図、第6図は第4図の
Vl−VI線に沿う拡大断面図、第7図は第4図の■−
■線に沿う拡大断面図、第8図は第4図の■−■線に沿
う拡大断面図、第9図及び第10図はアームパレット駆
動装置の作用説明図、第11図乃至第15図は患者移載
動作を順次に示した概略的な作用説明図5 である。 1・・・台車本体、2・・・走行車輪、A・・・寝台、
B・・・手術台、5・・・フロアロック装置、6・・・
油圧パワーユニット、7・・・昇降台、8・・・リフト
機構、9・・・昇降台上部フレーム、10・・・パレッ
ト駆動フレーム、21〜25・・・第1乃至第5のスラ
イドアーム、27・・・第1ガイド車、31〜35・・
・第1乃至第5の天板パレット、P1〜P5・・・第1
乃至第5の伸縮作動体、3B・・・患者移載台、M・・
・患者、40・・・第2ガイド車、41〜45・・・第
1乃至第5のアームパレット駆動装置、46・・・油圧
シリンダ、47・・・ピストンロッド先端ブラケット、
48・・・案内ローラ、51〜56・・・移動滑車、5
7〜60・・・固定滑車、61・・・第1駆動車、62
・・・第2駆動車、63・・・パレット押出し用のワイ
ヤロープ、64・・・パレット引入れ用のワイヤロープ
、[i5a 、 G5b・・・トッププレートチェーン
、72.73・・・連結ロープ、74.75・・・ロー
プ止着部。
Claims (3)
- (1)主として病院内で患者移動のために使用する一人
患者運搬用の病人移載移動台車であって、走行車輪を有
する台幅が比較的狭い台車本体と、この台車本体の上に
寝台又は手術台の高さにレベルを合わせることができる
ように高さ調整可能なリフト機構を介して支持された台
長が長くて台幅が比較的狭い横長形状の昇降台と、この
昇降台の上部フレームの上に引込み格納されるアーム長
さを有し台車一側方に突出移動できるようにガイドして
前記昇降台に装備されたフレーム長さ方向に所定間隔で
配置される複数本のスライドアームと、この各スライド
アームの上に配置されアーム長さ方向へ伸縮移動できる
ようにガイドして装備された患者移載台を形成する複数
枚の天板パレットと、前記昇降台に装備され前記スライ
ドアーム及び天板パレットからなる複数組の伸縮作動体
を患者移載プロセスに従って順次に伸縮作動させる複数
のアームパレット駆動装置とを具備してなる病人移載移
動台車。 - (2)前記スライドアーム及び天板パレットの伸縮移動
体と、この伸縮移動体を伸縮作動させるアームパレット
駆動装置とが夫々5組ずつあり、その第1、第3、第5
の伸縮移動体は、第1アームパレット駆動装置、第3ア
ームパレット駆動装置、第5アームパレット駆動装置の
個別的前進作動で順次に伸長移動されて、第1天板パレ
ットと第3天板パレット及び第5天板パレットが寝台又
は手術台に寝ている患者の足下位置、腰下位置、頭下位
置に体部上げ状態で順次に挿入されるように構成され、
また第1伸縮移動体と第3伸縮移動体との間に位置する
第2伸縮移動体及び第3伸縮移動体と第5伸縮移動体と
の間に位置する第4伸縮移動体は、前記第1、第3、第
5の天板パレットが患者体部下に挿入されリフト機構の
上昇作動によって患者が寝台上又は手術台上に少し持ち
上げられた後に、第2アームパレット駆動装置及び第4
アームパレット駆動装置の共動的前進作動で同時に伸長
移動されて、第2天板パレットと第4天板パレットが初
期持上げ状態にある患者の尻下位置と背中下位置に挿入
されるように構成され、そして患者を初期持上げ状態に
支持した伸長状態にある第1乃至第5の伸縮移動体が、
各アームパレット駆動装置の共動した後退作動で同時に
収縮移動されて、昇降台上部フレームの上にパレット載
置患者を引込み移動するように構成されていることを特
徴とする請求項1に記載の病人移載移動台車。 - (3)前記第1乃至第5のアームパレット駆動装置は、
それぞれ同一構成のものであって、その個々の構成はパ
レット駆動フレーム内にスライドアーム及び天板パレッ
トと平行になるように取付けた台車幅方向に所定の移動
ストロークで伸縮作動される油圧シリンダと、この油圧
シリンダのピストンロッド先端ブラケットに軸支されパ
レット駆動フレームの両側ガイドレールに対する案内ロ
ーラのガイドのもとに所定の移動ストロークで台車幅方
向に前後動される6個の移動滑車と、パレット駆動フレ
ームの左右両端フレーム部に軸着された2個ずつの固定
滑車と、パレット駆動フレームの右端フレーム部に軸着
された第1駆動車及びパレット駆動フレームの左端フレ
ーム部に軸着された第2駆動車と、これらの滑車及び第
1・第2駆動車に所定の順序で掛装され前記油圧シリン
ダの移動ストロークを6倍のパレット移動ストロークに
拡大して伸縮移動体を伸縮作動させるトッププレートチ
ェーン、2本のワイヤロープ及び連結ロープとから構成
されていることを特徴とする請求項2に記載の病人移載
移動台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1237206A JPH0399663A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 病人移載移動台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1237206A JPH0399663A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 病人移載移動台車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0399663A true JPH0399663A (ja) | 1991-04-24 |
Family
ID=17011954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1237206A Pending JPH0399663A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 病人移載移動台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0399663A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040017525A (ko) * | 2002-08-22 | 2004-02-27 | 서진홍 | 침대용 수평 이송장치 |
CN106236413A (zh) * | 2016-10-12 | 2016-12-21 | 常州工学院 | 一种插板式病人转运车 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS605150A (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-11 | 住友電気工業株式会社 | 患者移床装置 |
JPS61141362A (ja) * | 1984-12-14 | 1986-06-28 | 吉田 智宏 | 病人運搬車 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP1237206A patent/JPH0399663A/ja active Pending
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