JPH0282975A - 病人移載移動台車 - Google Patents

病人移載移動台車

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JPH0282975A
JPH0282975A JP63235342A JP23534288A JPH0282975A JP H0282975 A JPH0282975 A JP H0282975A JP 63235342 A JP63235342 A JP 63235342A JP 23534288 A JP23534288 A JP 23534288A JP H0282975 A JPH0282975 A JP H0282975A
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flat
pallets
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Shiyouhei Urayama
浦山 昭兵
Shimeo Hamada
浜田 七五三男
Shoji Tsukagishi
塚岸 昭二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は主として病院内で患者移動のために使用する
患者移載装置を備えた病人移載移動台車に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
病院内において寝台に寝ている患者を手術室に移動(寝
台から手術台への移動)したり、手術後の患者を手術室
から病室に移動(手術台から寝台への移動)したり、或
いはA病棟の病室からB病棟の病室へ移動(寝台から寝
台への移動)したり等することが良く行なわれるが、こ
の患者移動のために使用される従来の病人移動台車は、
走行車輪を有する台車本体の上に患者を横臥状態に載せ
る台を設けた手押し台車として構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来の病人移動台車によると、病院内での患者移動
に際し看護婦が5〜6人で患者を持上げて台車上に載せ
たり或いは台車上から下ろしたりしなければならず、そ
の作業が大変で多人数の労力を要する欠点があり、また
移載され°る患者にも危険や苦痛を与える等の問題があ
った。
この発明は前記従来の問題を解消するために案出された
もので、その目的は患者移動に際する患者の台車移載作
業または台車から患者を下ろす作業を、多人数の手を煩
わすことなく、また患者に危険や苦痛を与えることなく
、容易且つ安全に、しかも迅速に行なうことができるよ
うに工夫した特殊構造の患者移載装置を具備する病人移
載移動台車を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するために、本発明の病人移載移動台
車では、走行車輪を有する台車本体に、常時は台車本体
の上部フレームの上に引き込まれ寝台又は手術台に寝て
いる患者を接近位置に移動停止した台車本体上に移載す
る時にはアームパレット駆動装置の前進作動により台車
本体一側方に突出、移動されて患者の首下、腰下、膝下
等の隙間のある持上体部下に挿入される複数枚の共動出
入れ式のアームパレットと、このアームパレットの患者
持上体部下への挿入状態において該アームパレットを下
から突上げ基端枢動部を傾動支点として上方に所定の角
度傾動させて患者を寝台面又は手術台面から平板パレッ
ト挿入可能な高さに持上げるアームパレット突上げ装置
と、常時は前記アームパレットと一緒に本体上部フレー
ム上に引き込まれてアームパレットと同一平面の患者移
載台を形成し前記アームパレットが本体一側方に突出移
動し且つ上方に傾動して患者を寝台面又は手術台面から
持上げた時に平板パレット駆動装置の前進作動でアーム
パレットと同一方向に突出移動されて持上げ状態にある
患者の体部下側位置に挿入される複数枚の共動出入れ式
の平板パレットとがらなり、この平板パレットの患者体
部下への挿入後に前記アームパレットを突上げ装置の没
入作動で平板パレットと同一平面に下げ、このアームパ
レット及び前記平板パレットで形成される患者移載台を
アームパレット駆動装置と平板パレット駆動装置の共動
した後退作動によって本体上部フレームの上に同時に引
き込み移動させる構成の患者移載装置を装備したもので
ある。
〔作用〕
前記構成の病人移載移動台車は、主として病院内におけ
る患者移動のために使用されるもので、患者が寝ている
寝台又は手術台の横に台車本体をできるだけ近付けて移
動停止(動かないように固定)した状態で、以下の動作
を順次に行なって患者を台車上に移載する。
■ アームパレット駆動装置を前進作動させて、複数枚
のアームパレットを台車本体の一側方に突出移動させ、
この各アームパレットを寝台又は手術台に寝ている患者
の首下、腰下、膝下等の隙間のある持上体部下に挿入す
る。
■ 次に、アームパレット突上げ装置を突出作動させて
、アームパレットを下から突上げ、基端枢動部を傾動支
点として上方に所定の角度傾動させることにより、患者
を寝台面又は手術台面から平板、パレット挿入可能な高
さに少し持上げる。
■ 次いで、平板パレット駆動装置を前進作動させて、
複数枚の平板パレットをアームパレットと同じ方向に突
出移動させ、持上げ状態にある患者の体部下側位置に挿
入させる。
■ 平板パレットの患者体部下への挿入後に前記アーム
パレットを突上げ装置の没入作動で平板パレットと同一
平面に下げ、このアームパレット及び前記平板パレット
で形成される患者移載台をアームパレット駆動装置と平
板パレット駆動装置の共動した後退作動によって、本体
上部フレームの上に同時に引き込み移動させることによ
り、台車本体上に患者を移載する。
なお、前記のようにして移載した患者を移動後において
台車から下ろす場合は、前述した患者移載時の動作と逆
の動作によって行なわれる。即ち、患者を下ろす手術台
又は寝台の横に台車本体をできるだけ近付けて移動停止
し、この状態で先ずアームパレット及び前記平板パレッ
トで形成される患者移載台(上に患者が載っている)を
アームパレット駆動装置と平板パレット駆動装置の共動
した前進作動によって手術台又は寝台の上に同時に突出
移動させ、次にアームパレット突上げ装置の突上げ作動
によりアームパレットを上方に所定の角度傾動させて、
上に載っている患者を平板パレットから離れるように少
し持上げる。そして、この患者持上げ状態で平板パレッ
ト駆動装置を後退作動させて、平板パレットだけを本体
上部フレーム上に引き込み移動させ、次いで患者を持上
げているアームパレットを突上げ装置の没入作動で手術
台又は寝台の上に下げ、このアームパレットをアームパ
レット駆動装置の後退作動によって隙間のある患者体部
下から引き抜き、そのまま本体上部フレーム上に引き込
み移動させることにより、台車上から患者を下ろす一連
の動作が終了することになる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に従い詳細に説明する。
図中1は前後の手押ハンドル2又は3を持って走行移動
される手押し式の台車本体で、この台車本体1は走行車
輪としての左右の固定ゴム車輪4a、 4b及び前後の
自在ゴム車輪4c、 4dを有した下部ベースフレーム
5と、この下部ベースフレーム5の上にリフト支持機構
6を介して寝台又は手術台の高さにレベルを合せること
ができるように支持された高さ調整可能な上部フレーム
7とから構成され、前記下部ベースフレーム5の四隅部
には台車本体1を寝台又は手術台に接近させた移動停止
状態で床面に動かないように固定する油圧作動式のフロ
アロック装置8が配設固定されている。
前記リフト支持機構6は下部ベースフレーム5の一端部
に回動枢支ピン61で下端部が枢支され上端部のローラ
転子62が上部フレーム7他端側の左右ガイドレール7
a、7b(フレーム横架部材7cの下側に吊持部材7d
を介して第3図、第4図に示すように固定されている)
にスライド係合する左右−対の外側リフトアーム63と
、上部フレーム7の一端部に回動枢支ピン64で上端部
が枢支され下端部のローラ転子65が下部ベースフレー
ム5他端側の左右ガイドレール5a、 5bにスライド
係合し且つ外側リフトアーム63とのX型交差点が回動
連結ピン66で枢支結合された左右一対の内側リフトア
ーム67と、左右の外側リフトアーム63の間尺・び左
右の内側リフトアーム67の間を回動連結ピン66の下
方位置で横方向に連結する横繋ぎ部材63a 、 67
aと、この一方の横繋ぎ部材63aの長さ方向中間位置
にピストン先端部が軸着され且つシリンダ基端部が下部
ベースフレーム5の横繋ぎ部材5cに上下回動可能に軸
着された上部フレームリフト用の油圧シリンダ68とか
ら構成され、このリフト用油圧シリンダ68を図示しな
いスイッチ操作により適宜の移動ストロークで伸縮作動
させることにより、上部フレーム7を床面からの最大上
昇高さHが例えば1250JI11%最低下降高さhが
例えば400門となるH−hの範囲内で任意にレベル調
整できるようになっている(第2図及び第8図A参照)
10、11.12は本体上部フレーム7の上に三組の横
行摺動レール対9a、9b(各摺動レールは滑性のよい
高分子ポリエチレン樹脂等で形成され、アングル部材か
らなるフレーム横架部材7c、 7cの上に数箇所をビ
ス止めして第4図の如く固定される)に案内されて横方
向に出入移動可能に設けた3枚のアームパレットで、こ
の個々のアームパレットlO〜12は細長い補強芯板1
3を滑性のよい高分子ポリエチレン樹脂等の外装板14
で第4図の如く被覆して一体化した構成とされ、前記補
強芯板13の後端部には横行摺動レール対9a、 9b
の間隔部から第4図の如く下方に突出する一対のローラ
ブケラト15が設けられ、このローラブラケット15の
両サイドにフレーム横架部材7c、 7eの下側を移動
するガイドローラ18が軸着されている。
そして、この各アームパレット10〜12は後端部が手
摺り兼用の連結部材17で共動移動可能に連結され、常
時は本体上部フレーム7の上に第5図の如く引き込まれ
ているが、寝台又は手術台(以下、寝台100という)
に寝ている患者Mを寝台接近位置に移動停止した台車本
体1上に移載する時には、アームパレット駆動装置20
(この構成については後述する)の前進作動により台車
本体1の一側方に第1図及び第8図(B)の如く突出移
動されて、患者Mの首下と腰下及び膝下(寝台面との間
に隙間のある持上体部下)の三箇所に挿入されるように
なっている。
21は前記アームパレット10〜12の突上げ装置を示
し、このアームパレット突上げ装置21は前記アームパ
レット10〜12を患者持上体部下(首下と腰下及び膝
下)への挿入状態において下から突上げ、基端枢動部で
ある前記ガイドローラ1Bを傾動支点として上方に所定
の角度α(第3図明示)例えば5〜6度位に傾動させて
、患者Mを寝台面から平板パレット挿入可能な高さh′
例えば約601j1位に第8図(C)の如く持上げる作
用をなすもので、その構成は上部フレーム7のアームパ
レット10゜12が引出される位置の下側部に設けた一
対の装置ボックス22.23内にアームパレット突上げ
用の油圧シリンダ24.25を固定し、この油圧シリン
ダ24゜25で突上げ連結バー26を押し上げ、この突
上げ連結バー26の上に突設されている3個の突上げ駒
27゜28、29で各アームバレッ#:10〜12を同
時に突上げ傾動、できるように構成されている(第2図
および第3図参照)。
30、31.32.33は前記アームパレットlO〜1
2と一緒に本体上部フレーム7上に第5図の如く引き込
まれてアームパレット10〜12と同一平面の患者移載
台34を形成する複数枚例えば4枚の平板パレットで、
この各平板パレット30〜33は強化プラスチック(F
RP)で形成され、両サイドと中央三箇所の四箇所が横
行摺動レール9c、 9d、 9e、 9f’(各摺動
レールは滑性のよい高分子ポリエチレン樹脂等で形成さ
れ、中央三箇所の摺動レール9d。
9eはアームパレットto−12の摺動レール対9a、
 9bと同様にフレーム横架部材7c、 7cの上に数
箇所をビス止めして固定され、両サイドの摺動レール9
c。
9rはフレーム横架部材7c、 7cの横に間隔をおい
て取付けた複数のフレームブラケット7e、 7f’の
上にビス止めして第4図、第5図の如き状態に固定され
ている)の上に案内され、後端中央部には前記摺動レー
ル9d、 9eの間隔部から下方に突出する一対のロー
ラブケラト(アームパレット10〜12の第4図に示す
ローラブラケット15と同様であるので、図面では省略
している)が設けられ、このローラブラケットの両サイ
ドにフレーム横架部材7c、 7eの下側を移動する前
記アームパレットlσ〜12のガイドローラ16と同じ
ガイドローラが軸着されている。
そして、この各平板パレット30〜33は後端部が連結
部材35で共動移動可能に連結され、常時は前記アーム
パレットlO〜12と一緒に本体上部フレーム7上に第
5図の如く引き込まれてアームパレットlO〜12と同
一平面の患者移載台34を形成しているが、前記アーム
パレット10〜12が本体一側方に突出移動し且つ上方
に傾動して患者Mを寝台面から持上げた時(第8図Cの
状態)には、平板パレット駆動装置3Bの前進作動でア
ームパレット10〜12と同一方向に同じ突出量で突出
移動されて、持上げ状態にある患者Mの体部下側位置に
第8図(D)の如く挿入されるようになっている。そし
て、この平板パレット30〜33の第8図CD)の如き
患者体部下への挿入後に、前記アームパレット10〜1
2を突上げ装置21の没入作動で平板パレット30〜3
3と同一平面に第8図(E)の如く下げ、このアームパ
レットlO〜12及び平板パレット30〜33で形成さ
れる患者移載台34(第8図E′参照)をアームパレッ
ト駆動装置20と平板パレット駆動装置36の共動した
後退作動によって本体上部フレーム7の上に同時に引き
込み移動させて、患者Mを台車本体1上に第8図(F)
の如く移載させる患者移載装置40が構成される。
なお、前記平板パレット駆動装置36はアームパレット
駆動装置20と同一方式のものであるから、以下にアー
ムパレット駆動装置20について説明し、平板パレット
駆動装置3Bの説明は省略する。第6図及び第7図は前
記アームパレット駆動装置20の詳細構造を示すもので
、このアームパレット駆動装置20はフレーム右側取付
部材41aにアームパレット11と平行になるように基
端部を取付けた油圧シリンダ42と、この油圧、シリン
ダ42のピストンロッド先端軸承体42aに軸支され両
側ガイドレール43、44に対する案内ローラ43a 
、 44aのガイドのもとに所定の移動ストロークSを
左右方向に前進及び後退移動される4個の移動滑車45
〜47と、フレーム左右端ブラケット41c 、 41
dに軸着した2個ずつの固定滑車48.49・50.5
1と、フレーム右側取付部材41a及びフレーム左側取
付部材41bに軸着した1個ずつの固定滑車52.53
と、これらの滑車45〜53に所定の順序で掛装され前
記油圧シリンダ42の移動ストロークSを例えば4倍の
パレット移動ストローク4Sに拡大してアームパレット
11を前後動させる2本のワイヤローブ54.55とか
らなり、この1本目のアームパレット前進用として作用
する第6図点線で示すワイヤローブ54は、一端がフレ
ーム右側取付部材41aの固定金具54aに止着され、
第6図点線矢印に示すように滑車48→滑車52→滑車
47→滑車51→滑車49という順序で巻掛けられて、
他端がパレットガイドローラ16の固定ローラ軸lea
に止着されている。また、2本目のアームパレット後退
用として作用する第6図実線で示すワイヤローブ55は
、一端がフレーム左側取付部材41bの固定金具55a
に止着され、第6図点線矢印に示すように滑車45−滑
車53→滑車4B=滑車48−滑車50という順序で巻
掛けられて、他端がパレットガイドローラ1Bの固定ロ
ーラ軸leaに止着されている。
このような素置は拡大方式のパレット駆動装置20、3
6を用いると、本体上部フレーム7下の限られたスペー
スに油圧シリンダ42を左右両側方に突出しない状態に
旨く納めることができる(4Sのパレット移動ストロー
クを油圧シリンダ42のみで得る場合には、この油圧シ
リンダが長くなり、台車本体1から外側方に突出して邪
魔になる)。なお、第4図及び第5図に示す符号18は
各パレット摺動レール91’、 9a問および9b、 
9c間のパレット出入側前端部に突設されたパレットガ
イド板、第1図に示す符号56は電源接続によって作動
する油圧パワーユニットで、前記各油圧シリンダ24.
25゜42、88を制御する制御バルブ類(図示せず)
が組?込まれている。
而して、寝台100に寝ている患者Mを台車本体1上に
載せる場合には、先ず台車本体1を患者Mが寝ている寝
台100の横にできるだけ近付けて動かないように固定
し、油圧パワーユニット5Bのコンセント(図示せず)
を電源に差込み、寝台100の高さに台車上部フレーム
7のレベルを゛第8図(A)の如く合せる(この作動は
リフト用油圧シリンダ68をスイッチ操作によって所望
の移動ストローク駆動させることにより行なう)。次に
、同様なスイッチ操作でアームパレット駆動装置20を
前進作動させて、複数枚のアームパレットlO〜12を
台車本体1の一側方に突出移動させ、この各アームパレ
ットlO〜12を寝台100に寝ている患者Mの首下、
腰下、膝下の三箇所に第8図CB)の如く挿入する。そ
の次に、同様なスイッチ操作でアームパレット突上げ装
置21を突出作動させて、アームパレット10〜12を
下から突上げ、基端枢動部としてのパレットガイドロー
ラIBを傾動支点として上方に所定の角度α(第3図参
照)傾動させることにより、患者Mを寝台面から平板パ
レット挿入可能な高さh′に第8図(C)の如く持上げ
る。
次いで、前記と同様なスイッチ操作で平板パレット、駆
動装置3Bを前進作動させて、複数枚の平板パレット3
0〜33をアームパレットlO〜12と同じ方向に同じ
突出量だけ突出移動させ、持上げ状態にある患者Mの体
部下側位置に第8図(D)の如く挿入させる。この場合
の平板パレット30〜33の患者体部下への挿入はアー
ムパレット10〜12による患者持上げ状態で行なわれ
るので、患者体部へのパレット先端衝接等の危険性がな
く、平板バレット駆動装置3Bの機械作動でもって安全
且つスムーズに行なうことができる。
前記平板パレット30〜33の患者体部下への挿入後に
、前記アームパレット10−12を突上げ装置21の没
入作動で平板パレット30〜33と同一平面になるよう
に第8図(E)の如く下げ、このアームパレットlO〜
12及び前記平板パレット30〜33で形成される患者
移載台34をアームパレット駆動装置20と平板パレッ
ト駆動装置3Bの共動した後退作動によって、本体上部
フレーム7の上に第8図(F)及び(G′)の如く同時
に引き込み移動させることにより、台車本体1上に患者
Mを移載する。そして、第8図(G)の如く移動し易い
台車高さにリフト移動させた後、電源コンセントを外し
て、患者移載の台車本体1を手押し移動することにより
患者運搬先(例えば手術室)までの患者移動を行なう。
このようにして移動した患者を台車本体1から手術台に
下ろす場合は、前述した患者移戦時の動作と逆の動作に
よって行なうものであり、患者を下ろす手術台の横に台
車本体1をできるだけ近付けて固定し、この状態で油圧
パワーユニット5Bのコンセントを電源に差込み、手術
台の高さに台車上部フレーム7のレベルを合せる。そし
て、アームパレットlO〜12及び前記平板パレット3
0〜33で形成される患者移載台34(上に患者Mが載
っている)をアームパレット駆動装置20と平板パレッ
ト駆動装置36の共動した前進作動によって手術台の上
に第8図(E)及び(E′)の女「き状態に同時に突出
移動させ、次にアームパレ、・ソト突上げ装置21の突
上げ作動によりアームパレ・ノドlO〜12を上方に所
定の角度傾動させて、上に載っている患者Mを、平板パ
レット30〜33から離れるように第8図CD)の如き
状態に少し持上げる。そして、この患者持上げ状態で平
板パレット駆動装置38を後退作動させて、平板パレッ
ト30〜33だけを本体上部フレーム7上に第8図(G
′)の如き状態に引き込み移動させ、次いで患者Mを持
上げているアームパレットlO〜12を突上げ装置21
の没入作動で手術台上に第8図(B)の如き状態に下げ
、このアームパレット10〜12をアームパレット駆動
装置21の後退作動によって隙間のある患者体部下(首
下。
腰下、膝下)から引き抜き、そのまま本体上部フレーム
7上に引き込み移動させることにより、台車上から患者
Mを手術台に下ろす一連の動作が終了することになる。
なお、前記実施例は高さの異なる寝台と手術台間の患者
移動に対応できるように、台車本体1の上部フレーム7
をレベル調整可能なリフト支持機構6で下部ベースフレ
ーム5上に支持する構成としたが、病院内での患者移動
には同じ高さの寝台から寝台への移載移動もあり、この
ような患者移動に使用する病人移載移動台車の場合には
、上部フレーム7の高さを寝台の高さと同じにしておけ
ば、前記のようなレベル合せは不要となるので、リフト
支持機構6を無くした台車構造に゛することも可能であ
り、同一の目的を達成することができる。
〔発明の効果〕
本発明による病人移載移動台車は、前述したような特殊
構造の患者移載装置を備えたものであるから、患者移動
に際する患者の台車移載作業または台車から患者を下ろ
す作業を、多人数の手を煩わすことなく、また患者に危
険や苦痛を与えることなく、容易且つ安全に、しかも迅
速に行なうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による病人移載移動台車をア
ームパレット突出状態で示した全体斜視図、第2図は同
病人移載移動台車をパレット出へ側から見た正面図、第
3図は第2図の■−■線に沿う断面図、第4図は第5図
V−■線部分の拡大断面1図、第5図は第2図の平面図
、第6図は第5図のV[−VI線に沿うアームパレット
駆動装置及び平板パレット駆動装置の構成説明図、第7
図は第6図■−■線部分の拡大断面図、第8図(A)乃
至(G)は患者移載動作を順次に示した作用説明図であ
って、この第8図の中の公園(G′)は(B)及び(C
)の状態における概略平面図、同公園(E′)は(D)
及び(E)の状態における概略平面図、量分図(G′)
は(F)及び(G)の状態における概略平面図をそれぞ
れ示している。 1・・・台車本体、2.3・・・手押ハンドル、4a〜
4C・・・走行車輪である左右前後のゴム車輪、5・・
・下部ベースフレーム、6・・・リフト支持機構、7・
・・上部フレーム、8・・・フロアロック装置、9a〜
9f・・・パレット摺動レール、lO〜12・・・アー
ムパレット、1B・・・アームパレット基端枢動部とな
るガイドローラ、20・・・アームパレット駆動装置、
21・・・アームパレット突上げ装置、30〜33・・
・平板パレット、34・・・患者移載台、M・・・患者
、36・・・平板パレット駆動装置、40・・・患者移
載装置、100・・・寝台。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 手 続 補 正 書 (方式) %式% 事件の表示 特願昭63−235342号 発明の名称 病人移載移動台車 3:補正をする者 事件との関係  特許出願人 浦  山  昭  兵 (ほか2名) 7、補正の内容 (1)  明細書の第22頁第16行目〜第23頁第2
行目に記載の「第8図(A)乃至(G)は・・・・・・
示している。」を「第8図(A)乃至(J)は患者移載
動作を順次に示した作用説明図であって、この第8図の
中の分間(D)は(B)及び(C)の状態における概略
平面図、同分図(G)は(E)及び(F)の状態におけ
る概略平面図、同分図(J)は(H)及び(1)の状態
における概略平面図をそれぞれ示している。」と訂正す
る。 (2)添付図面中の第8図を別紙の通り補正する。 (内容に変更なし) 4、代理人 東京都千代田区霞が関3丁目7番2号 補正命令の日付(発送日)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 主として病院内で患者移動のために使用する病人移載移
    動台車であって、走行車輪を有する台車本体に、常時は
    台車本体の上部フレームの上に引き込まれ寝台又は手術
    台に寝ている患者を接近位置に移動停止した台車本体上
    に移載する時にはアームパレット駆動装置の前進作動に
    より台車本体一側方に突出移動されて患者の首下、腰下
    、膝下等の隙間のある持上体部下に挿入される複数枚の
    共動出入れ式のアームパレットと、このアームパレット
    の患者持上体部下への挿入状態において該アームパレッ
    トを下から突上げ基端枢動部を傾動支点として上方に所
    定の角度傾動させて患者を寝台面又は手術台面から平板
    パレット挿入可能な高さに持上げるアームパレット突上
    げ装置と、常時は前記アームパレットと一緒に本体上部
    フレーム上に引き込まれてアームパレットと同一平面の
    患者移載台を形成し前記アームパレットが本体一側方に
    突出移動し且つ上方に傾動して患者を寝台面又は手術台
    面から持上げた時に平板パレット駆動装置の前進作動で
    アームパレットと同一方向に突出移動されて持上げ状態
    にある患者の体部下側位置に挿入される複数枚の共動出
    入れ式の平板パレットとからなり、この平板パレットの
    患者体部下への挿入後に前記アームパレットを突上げ装
    置の没入作動で平板パレットと同一平面に下げ、このア
    ームパレット及び前記平板パレットで形成される患者移
    載台をアームパレット駆動装置と平板パレット駆動装置
    の共動した後退作動によって本体上部フレームの上に同
    時に引き込み移動させる構成の患者移載装置を装備した
    ことを特徴とする病人移載移動台車。
JP63235342A 1988-09-20 1988-09-20 病人移載移動台車 Granted JPH0282975A (ja)

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