JPH0365982B2 - - Google Patents
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- JPH0365982B2 JPH0365982B2 JP63235342A JP23534288A JPH0365982B2 JP H0365982 B2 JPH0365982 B2 JP H0365982B2 JP 63235342 A JP63235342 A JP 63235342A JP 23534288 A JP23534288 A JP 23534288A JP H0365982 B2 JPH0365982 B2 JP H0365982B2
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- patient
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- arm
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- trolley
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Links
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は主として病院内で患者移動のために
使用する患者移載装置を備えた病人委細移動台車
に関するものである。
使用する患者移載装置を備えた病人委細移動台車
に関するものである。
病院内において、寝台に寝ている患者を手術室
へ移動(寝台から手術台への移動)したり、手術
後の患者を手術室から病室へ移動(手術台から寝
台への移動)したり、或いはA病棟の病室からB
病棟の病室へ移動(寝台から寝台への移動)した
り等することが良く行なわれるが、このような患
者移動に用いられる従来の病人移載移動台車とし
て、特開昭53−51693号公報(以下、従来例1と
いう)、実開昭51−60196号公報(以下、従来例2
という)、特開昭60−188153号公報(以下、従来
例3という)に開示の技術が知られている。
へ移動(寝台から手術台への移動)したり、手術
後の患者を手術室から病室へ移動(手術台から寝
台への移動)したり、或いはA病棟の病室からB
病棟の病室へ移動(寝台から寝台への移動)した
り等することが良く行なわれるが、このような患
者移動に用いられる従来の病人移載移動台車とし
て、特開昭53−51693号公報(以下、従来例1と
いう)、実開昭51−60196号公報(以下、従来例2
という)、特開昭60−188153号公報(以下、従来
例3という)に開示の技術が知られている。
前記従来例1の病人移載台車は、その台車本体
に装備される患者移載装置が、寝台又は手術台に
寝ている患者の頭部、肩部、臀部等の体部下(患
者の横臥状態で重量がかかる場所)に一枚ずつ手
で挿入される複数枚の薄板プレートと、このプレ
ートの係合手段を有し前記各プレートを患者載置
状態で台車本体上まで同時に横移動させるプレー
ト駆動装置とから構成されているので、前記プレ
ートの患者本体下への挿入作業及び前記プレート
と駆動装置との係合作業が非常に大変で、患者移
載に時間がかかる問題がある、 なお、前記プレートを駆動装置に連結し、この
各プレートを前記駆動装置で前進移動させて、寝
ている患者の体部下(重量がかかる頭部、肩部、
臀部等の体部下)に挿入させるようにすることも
考えられるが、このように構成した場合には、前
記プレートの患者体部下への挿入作業が更に困難
となり、前記プレートの先端部が患者体部に当た
つて患者に怪我を負わせるという危険性もある。
に装備される患者移載装置が、寝台又は手術台に
寝ている患者の頭部、肩部、臀部等の体部下(患
者の横臥状態で重量がかかる場所)に一枚ずつ手
で挿入される複数枚の薄板プレートと、このプレ
ートの係合手段を有し前記各プレートを患者載置
状態で台車本体上まで同時に横移動させるプレー
ト駆動装置とから構成されているので、前記プレ
ートの患者本体下への挿入作業及び前記プレート
と駆動装置との係合作業が非常に大変で、患者移
載に時間がかかる問題がある、 なお、前記プレートを駆動装置に連結し、この
各プレートを前記駆動装置で前進移動させて、寝
ている患者の体部下(重量がかかる頭部、肩部、
臀部等の体部下)に挿入させるようにすることも
考えられるが、このように構成した場合には、前
記プレートの患者体部下への挿入作業が更に困難
となり、前記プレートの先端部が患者体部に当た
つて患者に怪我を負わせるという危険性もある。
一方、前記従来例2及び従来例3の病人移載移
動台車は、その台車本体に装備される患者移載装
置の患者移載台が、多数のローラ群の外周に無端
ベルトを巻装した可動デツキで形成され、この大
型で且つ厚さの相当厚い可動デツキ(患者移載
台)を寝台又は手術台に寝ている患者の体部下に
挿入して、前記ベルトの回転及び可動デツキの移
動により台車本体上への患者移載を行うようにな
つているので、大型で且つ厚さの相当厚い可動デ
ツキ(患者移載台)を患者と体部下に挿入する時
に、仰向けに寝ている患者を人が横向きに起して
ベルト上に載せてやる必要があり、その作業が非
常に大変であるばかりか、移載される患者に危険
や苦痛を与える問題があつた。
動台車は、その台車本体に装備される患者移載装
置の患者移載台が、多数のローラ群の外周に無端
ベルトを巻装した可動デツキで形成され、この大
型で且つ厚さの相当厚い可動デツキ(患者移載
台)を寝台又は手術台に寝ている患者の体部下に
挿入して、前記ベルトの回転及び可動デツキの移
動により台車本体上への患者移載を行うようにな
つているので、大型で且つ厚さの相当厚い可動デ
ツキ(患者移載台)を患者と体部下に挿入する時
に、仰向けに寝ている患者を人が横向きに起して
ベルト上に載せてやる必要があり、その作業が非
常に大変であるばかりか、移載される患者に危険
や苦痛を与える問題があつた。
この発明は前記従来の問題を解消するためにな
されたもので、その目的は患者移動に際する患者
の台車移載作業又は台車を下ろす作業を、仰向け
に寝ている患者を一切動かすことなく、また患者
に危険や苦痛を与えることなく、一人の作業者で
もつて容易且つ安全に、しかも迅速に行うことが
できる特殊構造の患者移載装置を具備した病人移
載移動台車を提供することにある。
されたもので、その目的は患者移動に際する患者
の台車移載作業又は台車を下ろす作業を、仰向け
に寝ている患者を一切動かすことなく、また患者
に危険や苦痛を与えることなく、一人の作業者で
もつて容易且つ安全に、しかも迅速に行うことが
できる特殊構造の患者移載装置を具備した病人移
載移動台車を提供することにある。
前記の目的を達成するために、この発明の病人
移載移動台車は、その台車本体に装備される患者
移載装置を、常時は台車本体の上部フレームの上
に引き込まれ寝台又は手術台に寝ている患者を台
車本体上に移載する時にはアームパレツト駆動装
置の前進作動により台車本体一側方に突出移動さ
れて患者の首下、腰下、膝下等の〓間のある特上
体部下に挿入される複数枚の共動出入れ式のアー
ムパレツトと、このアームパレツトの患者特上体
部下への挿入状態において該アームパレツトを下
から突上げ基端枢動部を傾動支点として上方に所
定の角度傾動させて患者を寝台面又は手術台面か
ら平板パレツト挿入可能な高さに持上げるアーム
パレツト突上げ装置と、常時は前記アームパレツ
トと一緒に本体上部フレーム上に引き込まれてア
ームパレツトと同一平面の患者載台を形成し前記
アームパレツトが本体一側方に突出移動し且つ上
方に傾動して患者を寝台面又は手術台面から持上
げた時に平板パレツト駆動装置の前進作動でアー
ムパレツトと同一方向に突出移動されて持上げ状
態にある患者の体部下側位置に挿入される複数枚
の共動出入れ式の平板パレツトとを具備し、この
平板パレツトの患者体部下への挿入後に前記アー
ムパレツトを突上げ装置の没入作動で平板パレツ
トと同一平面に下げ、このアームパレツト及び前
記平板パレツトで形成される患者移載台をアーム
パレツト駆動装置と平板パレツト駆動装置の共動
した後退作動によつて本体上部フレームの上に同
時に引き込み移動させる構成としたことを特徴と
する。
移載移動台車は、その台車本体に装備される患者
移載装置を、常時は台車本体の上部フレームの上
に引き込まれ寝台又は手術台に寝ている患者を台
車本体上に移載する時にはアームパレツト駆動装
置の前進作動により台車本体一側方に突出移動さ
れて患者の首下、腰下、膝下等の〓間のある特上
体部下に挿入される複数枚の共動出入れ式のアー
ムパレツトと、このアームパレツトの患者特上体
部下への挿入状態において該アームパレツトを下
から突上げ基端枢動部を傾動支点として上方に所
定の角度傾動させて患者を寝台面又は手術台面か
ら平板パレツト挿入可能な高さに持上げるアーム
パレツト突上げ装置と、常時は前記アームパレツ
トと一緒に本体上部フレーム上に引き込まれてア
ームパレツトと同一平面の患者載台を形成し前記
アームパレツトが本体一側方に突出移動し且つ上
方に傾動して患者を寝台面又は手術台面から持上
げた時に平板パレツト駆動装置の前進作動でアー
ムパレツトと同一方向に突出移動されて持上げ状
態にある患者の体部下側位置に挿入される複数枚
の共動出入れ式の平板パレツトとを具備し、この
平板パレツトの患者体部下への挿入後に前記アー
ムパレツトを突上げ装置の没入作動で平板パレツ
トと同一平面に下げ、このアームパレツト及び前
記平板パレツトで形成される患者移載台をアーム
パレツト駆動装置と平板パレツト駆動装置の共動
した後退作動によつて本体上部フレームの上に同
時に引き込み移動させる構成としたことを特徴と
する。
前記構成の病人移載移動台車は、主として病院
内における患者移動のために使用されるもので、
患者が寝ている寝台又は手術台の横に台車本体を
できるだけ近付けて移動停止(動かないように固
定)した状態で、以下の動作を順次に行なつて患
者を台車上に移載する。
内における患者移動のために使用されるもので、
患者が寝ている寝台又は手術台の横に台車本体を
できるだけ近付けて移動停止(動かないように固
定)した状態で、以下の動作を順次に行なつて患
者を台車上に移載する。
アームパレツト駆動装置を前進作動させて、
複数枚のアームパレツトを台車本体の一側方に
突出移動させ、この各アームパレツトを寝台又
は手術台に寝ている患者の首下、腰下、膝下等
の〓間のある持上体部下に挿入する。
複数枚のアームパレツトを台車本体の一側方に
突出移動させ、この各アームパレツトを寝台又
は手術台に寝ている患者の首下、腰下、膝下等
の〓間のある持上体部下に挿入する。
次に、アームパレツト突上げ装置を突出作動
させて、アームパレツトを下から突上げ、基端
枢動部を傾動支点として上方に所定の角度傾動
させることにより、患者を寝台面又は手術台面
から平板パレツト挿入可能な高さに少し持上げ
る。
させて、アームパレツトを下から突上げ、基端
枢動部を傾動支点として上方に所定の角度傾動
させることにより、患者を寝台面又は手術台面
から平板パレツト挿入可能な高さに少し持上げ
る。
次いで、平板パレツト駆動装置を前進作動さ
せて、複数枚の平板パレツトをアームパレツト
と同じ方向に突出移動させ、持上げ状態にある
患者の体部下側位置に挿入される。
せて、複数枚の平板パレツトをアームパレツト
と同じ方向に突出移動させ、持上げ状態にある
患者の体部下側位置に挿入される。
平板パレツトの患者体部下への挿入後に前記
アームパレツトを突上げ装置の没入作動で平板
パレツトと同一平面に下げ、このアームパレツ
ト及び前記平板パレツトで形成される患者移載
台をアームパレツト駆動装置と平板パレツト駆
動装置の共動した後退作動によつて、本体上部
フレームの上に同時に引き込み移動させること
により、台車本体上に患者を移載する。
アームパレツトを突上げ装置の没入作動で平板
パレツトと同一平面に下げ、このアームパレツ
ト及び前記平板パレツトで形成される患者移載
台をアームパレツト駆動装置と平板パレツト駆
動装置の共動した後退作動によつて、本体上部
フレームの上に同時に引き込み移動させること
により、台車本体上に患者を移載する。
なお、前記のようにして移載した患者を移動後
において台車から下ろす場合は、前述した患者移
載時の動作と逆の動作によつて行なわれる。即
ち、患者を下ろす手術台又は寝台の横に台車本体
をできるだけ近付けて移動停止し、この状態で先
ずアームパレツト及び前記平板パレツトで形成さ
れる患者移載台(上に患者が載つている)をアー
ムパレツト駆動装置と平板パレツト駆動装置の共
動した前進作動によつて手術台又は寝台の上に同
時に突出移動させ、次にアームパレツト突上げ装
置の突上げ作動によりアームパレツトを上方に所
定の角度傾動させて、上に載つている患者を平板
パレツトから離れるように少し持ち上げる。そし
て、この患者持上げ状態で平板パレツト駆動装置
を後退作動させて、平板パレツトだけを本体上部
フレーム上に引き込み移動さて、次いで患者を持
上げているアームパレツトを突上げ装置の没入作
動で手術台又は寝台の上に下げ、このアームパレ
ツトをアームパレツト駆動装置の後退作動によつ
て〓間のある患者体部下から引き抜き、そのまま
本体上部フレーク上に引き込み移動させることに
より、台車上から患者を下ろす一連の動作が終了
することになる。
において台車から下ろす場合は、前述した患者移
載時の動作と逆の動作によつて行なわれる。即
ち、患者を下ろす手術台又は寝台の横に台車本体
をできるだけ近付けて移動停止し、この状態で先
ずアームパレツト及び前記平板パレツトで形成さ
れる患者移載台(上に患者が載つている)をアー
ムパレツト駆動装置と平板パレツト駆動装置の共
動した前進作動によつて手術台又は寝台の上に同
時に突出移動させ、次にアームパレツト突上げ装
置の突上げ作動によりアームパレツトを上方に所
定の角度傾動させて、上に載つている患者を平板
パレツトから離れるように少し持ち上げる。そし
て、この患者持上げ状態で平板パレツト駆動装置
を後退作動させて、平板パレツトだけを本体上部
フレーム上に引き込み移動さて、次いで患者を持
上げているアームパレツトを突上げ装置の没入作
動で手術台又は寝台の上に下げ、このアームパレ
ツトをアームパレツト駆動装置の後退作動によつ
て〓間のある患者体部下から引き抜き、そのまま
本体上部フレーク上に引き込み移動させることに
より、台車上から患者を下ろす一連の動作が終了
することになる。
以下、本発明の一実施例の図面に従い詳細に説
明する。図中1は前後の手押ハンドル2又は3を
持つて走行移動される手押し式の台車本体で、こ
の台車本体1は走行車輪としての左右の固定ゴム
車輪4a,4b及び前後の自在ゴム車輪4c,4
dを有した下部ベースフレーム5と、この下部ベ
ースフレーム5の上にリフト支持機構6を介して
寝台又は手術台の高さにレベルを合せることがで
きるように支持された高さ調整可能な上部フレー
ム7とから構成され、前記下部ヘースフレーム5
の四隅部には台車本体1を寝台又は手術台に接近
させた移動停止状態で床面に動かないように固定
する油圧作動式のフロアロツク装置8が配置固定
されている。
明する。図中1は前後の手押ハンドル2又は3を
持つて走行移動される手押し式の台車本体で、こ
の台車本体1は走行車輪としての左右の固定ゴム
車輪4a,4b及び前後の自在ゴム車輪4c,4
dを有した下部ベースフレーム5と、この下部ベ
ースフレーム5の上にリフト支持機構6を介して
寝台又は手術台の高さにレベルを合せることがで
きるように支持された高さ調整可能な上部フレー
ム7とから構成され、前記下部ヘースフレーム5
の四隅部には台車本体1を寝台又は手術台に接近
させた移動停止状態で床面に動かないように固定
する油圧作動式のフロアロツク装置8が配置固定
されている。
前記リフト支持機構6は下部ベースヘレーム5
の一端部に回動枢支ピン61で下端部が枢支され
上端部のローラ転子62が上部フレーム7他端側
の左右ガードレール7a,7b(フレーム横架部
材7cの下側に吊持部材7dを介して第3図、第
4図に示すように固定されている)にスライド係
合する左右の一対の外側リフトアーム63と、上
部フレーム7の一端部に回動枢支ピン64で上端
部が枢支され下端部のローラ転子65が下部ベー
スフレーム5他端側の左右ガードレール5a,5
bにスライド係合し且つ外側リフトアーム63と
X型交差点が回動連結ピン66で枢支結合された
左右一対の内側リフトアーム67と、左右の外側
リフトアーム63の間及び左右の内側リフトアー
ム67の間を回動連結ピン66の下方位置で横方
向に連結する横繋ぎ部材63a,67aと、この
一方に横繋ぎ部材63aの長さ方向中間位置にピ
ストン先端部が軸着され且つシリンダ基端部が下
部ベースフレーム5の横繋ぎ部材5cに上下回動
可能に軸着された上部フレームリフト用の油圧シ
リンダ68とから構成され、このリフト用油圧シ
リンダ68を図示しないスイツチ操作により適宜
の移動ストロークで伸縮作動させることにより、
上部フレーム7を床面から最大上昇高さHが例え
ば1250mm、最低下降高さhが例えば400mmとなる
H−hの範囲内で任意にレベル調整できるように
なつている(第2図及び第8図A参照)。
の一端部に回動枢支ピン61で下端部が枢支され
上端部のローラ転子62が上部フレーム7他端側
の左右ガードレール7a,7b(フレーム横架部
材7cの下側に吊持部材7dを介して第3図、第
4図に示すように固定されている)にスライド係
合する左右の一対の外側リフトアーム63と、上
部フレーム7の一端部に回動枢支ピン64で上端
部が枢支され下端部のローラ転子65が下部ベー
スフレーム5他端側の左右ガードレール5a,5
bにスライド係合し且つ外側リフトアーム63と
X型交差点が回動連結ピン66で枢支結合された
左右一対の内側リフトアーム67と、左右の外側
リフトアーム63の間及び左右の内側リフトアー
ム67の間を回動連結ピン66の下方位置で横方
向に連結する横繋ぎ部材63a,67aと、この
一方に横繋ぎ部材63aの長さ方向中間位置にピ
ストン先端部が軸着され且つシリンダ基端部が下
部ベースフレーム5の横繋ぎ部材5cに上下回動
可能に軸着された上部フレームリフト用の油圧シ
リンダ68とから構成され、このリフト用油圧シ
リンダ68を図示しないスイツチ操作により適宜
の移動ストロークで伸縮作動させることにより、
上部フレーム7を床面から最大上昇高さHが例え
ば1250mm、最低下降高さhが例えば400mmとなる
H−hの範囲内で任意にレベル調整できるように
なつている(第2図及び第8図A参照)。
10,11,12は本体上部フレーム7の上に
三組の横行摺動レール対9a,9b(各摺動レー
ルは滑性のよい高分子ポリエチレン樹脂等で形成
され、アングル部材からなるフレーム横架部材7
c,7cの上に数箇所をビス止めして第4図の如
く固定される)に案内されて横方向に出入移動可
能に設けた3枚のアームパレツトで、この個々の
アームパレツト10〜12は細長い補強芯板13
を滑性のよい高分子ポリエチレン樹脂等の外装板
14で第4図の如く被覆して一体化した構成とさ
れ、前記補強芯板13の後端部には横行摺動レー
ル対9a,9bの間隔部から第4図の如く下方に
突出する一対のローラブケツト15が設けられ、
このローラブラケツト15の両サイドにフレーム
横架部材7c,7cの下側を移動するガイドロー
ラ16が軸着されている。
三組の横行摺動レール対9a,9b(各摺動レー
ルは滑性のよい高分子ポリエチレン樹脂等で形成
され、アングル部材からなるフレーム横架部材7
c,7cの上に数箇所をビス止めして第4図の如
く固定される)に案内されて横方向に出入移動可
能に設けた3枚のアームパレツトで、この個々の
アームパレツト10〜12は細長い補強芯板13
を滑性のよい高分子ポリエチレン樹脂等の外装板
14で第4図の如く被覆して一体化した構成とさ
れ、前記補強芯板13の後端部には横行摺動レー
ル対9a,9bの間隔部から第4図の如く下方に
突出する一対のローラブケツト15が設けられ、
このローラブラケツト15の両サイドにフレーム
横架部材7c,7cの下側を移動するガイドロー
ラ16が軸着されている。
そして、この各アームパレツト10〜12は後
端部が手摺り兼用の連結部材17で共動移動可能
に連結され、常時は本体上部フレーム7のに第5
図の如く引き込まれているが、寝台又は手術台
(以下、寝台100という)に寝ている患者Mを
寝台接近位置い移動停止した台車本体1上に移載
する持には、アームパレツト駆動装置20(この
構成については後述する)の前進作動により台車
本体1の一側方に第1図及び第8図Bの如く突出
移動されて、患者Mの首下と腰下及び膝下(寝台
面との間に〓間のある持上体部下)の三箇所に挿
入されるようになつている。
端部が手摺り兼用の連結部材17で共動移動可能
に連結され、常時は本体上部フレーム7のに第5
図の如く引き込まれているが、寝台又は手術台
(以下、寝台100という)に寝ている患者Mを
寝台接近位置い移動停止した台車本体1上に移載
する持には、アームパレツト駆動装置20(この
構成については後述する)の前進作動により台車
本体1の一側方に第1図及び第8図Bの如く突出
移動されて、患者Mの首下と腰下及び膝下(寝台
面との間に〓間のある持上体部下)の三箇所に挿
入されるようになつている。
21は前記アームパレツト10〜12の突上げ
装置を示し、このアームパレツト突上げ装置21
は前記アームパレツト10〜12の患者持上体部
下(首下と腰下及び膝下)への挿入状態において
下から突上げ、基端枢動部である前記ガイドロー
ラ16を傾動支点として上方に所定の角度a(第
3図明示)例えば5〜6度位に傾動させて、患者
Mを寝台面から平板パレツト挿入可能な高さh′例
えば約60mm位に第8図Cの如く持上げる作用をな
すもので、その構成は上部フレーム7のアームパ
レツト10,12が引出される位置の下側部に設
けた一対の装置ボツクス22,23内にアームパ
レツト突上げ用の油圧シリンダ24,25を固定
し、この油圧シリンダ24,25で突上げ連結バ
ー26を押し上げ、この突上げ連結バー26の上
に突設されている3個の突上げ駒27,28,2
9で各アームパレツト10〜12を同時に突上げ
傾動できるように構成されいる。(第2図および
第3図参照)。
装置を示し、このアームパレツト突上げ装置21
は前記アームパレツト10〜12の患者持上体部
下(首下と腰下及び膝下)への挿入状態において
下から突上げ、基端枢動部である前記ガイドロー
ラ16を傾動支点として上方に所定の角度a(第
3図明示)例えば5〜6度位に傾動させて、患者
Mを寝台面から平板パレツト挿入可能な高さh′例
えば約60mm位に第8図Cの如く持上げる作用をな
すもので、その構成は上部フレーム7のアームパ
レツト10,12が引出される位置の下側部に設
けた一対の装置ボツクス22,23内にアームパ
レツト突上げ用の油圧シリンダ24,25を固定
し、この油圧シリンダ24,25で突上げ連結バ
ー26を押し上げ、この突上げ連結バー26の上
に突設されている3個の突上げ駒27,28,2
9で各アームパレツト10〜12を同時に突上げ
傾動できるように構成されいる。(第2図および
第3図参照)。
30,31,32,33は前記アームパレツト
10〜12と一緒に本体上部フレーム7上に第5
図の如く引き込まれてアームパレツト10〜12
と同一平面の患者移載台34を形成する複数枚例
えば4枚の平板パレツト30〜33は強化プラス
チツク(FRP)で形成され、、両サイドと中央二
箇所の横行摺動レール9c,9d,9e,9f
(各摺動レールは滑性のよい高分子ポリエチレン
樹脂等で形成され、中央二箇所の摺動レール9
d,9eはアームパレツト10〜12の摺動レー
ル9a,9bと同様にフレーム横架部材7c,7
cの上に数箇所をビス止めした固定され、両サイ
ドの摺動レール9c,9fはフレーム横架部材7
c,7cの横に間隔をおいて取付けた複数のフレ
ームブラケツト7e,7fの上にビス止めして第
4図、第5図の如き状態に固定されている)の上
に案内され、後端中央部には前記摺動レール9
d,9eの間隔部から下方に突出する一対のロー
ラブラケツト(アームパレツト10〜12の第4
図に示すローラブケツト15と同様であるので、
図面では省略している)が設けられ、このローラ
ブラケツトの両サイドにフレーム横架部材7c,
7cの下側を移動する前記アームパレツト10〜
12のガイドローラ16と同じガイドローラが軸
着されている。
10〜12と一緒に本体上部フレーム7上に第5
図の如く引き込まれてアームパレツト10〜12
と同一平面の患者移載台34を形成する複数枚例
えば4枚の平板パレツト30〜33は強化プラス
チツク(FRP)で形成され、、両サイドと中央二
箇所の横行摺動レール9c,9d,9e,9f
(各摺動レールは滑性のよい高分子ポリエチレン
樹脂等で形成され、中央二箇所の摺動レール9
d,9eはアームパレツト10〜12の摺動レー
ル9a,9bと同様にフレーム横架部材7c,7
cの上に数箇所をビス止めした固定され、両サイ
ドの摺動レール9c,9fはフレーム横架部材7
c,7cの横に間隔をおいて取付けた複数のフレ
ームブラケツト7e,7fの上にビス止めして第
4図、第5図の如き状態に固定されている)の上
に案内され、後端中央部には前記摺動レール9
d,9eの間隔部から下方に突出する一対のロー
ラブラケツト(アームパレツト10〜12の第4
図に示すローラブケツト15と同様であるので、
図面では省略している)が設けられ、このローラ
ブラケツトの両サイドにフレーム横架部材7c,
7cの下側を移動する前記アームパレツト10〜
12のガイドローラ16と同じガイドローラが軸
着されている。
そして、この各平板パレツト30〜33は後端
部が連結部材35で共動移動可能に連結され、常
時は前記アームパレツト10〜12と一緒に本体
上部フレーム7上に第5図の如く引まれてアーム
パレツト10〜12と同一平面の患者移載台34
を形成しているが、前記アームパレツト10〜1
2が本体一側方に突出移動し且つ上方に傾動して
患者Mを寝台面から持上げた持(第8図Cの状
態)には、平板パレツト駆動装置36の前進作動
でアームパレツト10〜12と同一方向に同じ突
出量で突出移動されて、持上げ状態にある患者M
の体部下側位置に第8図Eの如く挿入されるよう
になつている。そして、この平板パレツト30〜
33の第8図Eの如き患者体部下への挿入後に、
前記アームパレツト10〜12を突上げ装置21
の没入作動で平板パレツト30〜33と同一平面
に第8図Fの如く下げ、このアームパレツト10
〜1及び平板パレツト30〜33で形成される患
者移載台34(第8図G参照)をアームパレツト
駆動装置20と平板パレツト駆動装置36の共動
した後退作動によつて本体上部フレーム7の上に
同時に引き込み移動させて、患者Mを台車本体1
上に第8図Hの如く移載させる患者移載装置40
が構成される。
部が連結部材35で共動移動可能に連結され、常
時は前記アームパレツト10〜12と一緒に本体
上部フレーム7上に第5図の如く引まれてアーム
パレツト10〜12と同一平面の患者移載台34
を形成しているが、前記アームパレツト10〜1
2が本体一側方に突出移動し且つ上方に傾動して
患者Mを寝台面から持上げた持(第8図Cの状
態)には、平板パレツト駆動装置36の前進作動
でアームパレツト10〜12と同一方向に同じ突
出量で突出移動されて、持上げ状態にある患者M
の体部下側位置に第8図Eの如く挿入されるよう
になつている。そして、この平板パレツト30〜
33の第8図Eの如き患者体部下への挿入後に、
前記アームパレツト10〜12を突上げ装置21
の没入作動で平板パレツト30〜33と同一平面
に第8図Fの如く下げ、このアームパレツト10
〜1及び平板パレツト30〜33で形成される患
者移載台34(第8図G参照)をアームパレツト
駆動装置20と平板パレツト駆動装置36の共動
した後退作動によつて本体上部フレーム7の上に
同時に引き込み移動させて、患者Mを台車本体1
上に第8図Hの如く移載させる患者移載装置40
が構成される。
なお、前記平板パレツト駆動装置36はアーム
パレツト駆動装置20と同一方式のものであるか
ら、以下にアームパレツト駆動装置20ついて説
明し、平板パレツト駆動装置36の説明は省略す
る。第6図及び第7図は前記アームパレツト駆動
装置20の詳細構造を示すもので、このアームパ
レツト駆動装置20はフレーム右側取付部材41
aにアームパレツト11と平行になるように基端
部を取付けた油圧シリンダ42と、この油圧シリ
ンダ42のピストンロツド先端軸承体42aに軸
支され両側のガイドレール43,44に対する案
内ローラ43a,44aのガイドのもとに所定の
移動ストロークSを左右方向に前進及び後退移動
される4個の移動滑車45〜47と、フレーム左
右端ブラケツト41c,41dに軸着した2個ず
つの固定滑車48,49,50,51と、フレー
ム右側取付部材41a及びフレーム左側取付部材
41bに軸着し1個ずつの固定滑車52,53
と、これらの滑車45〜53とに所定の順序で掛
装され前記油圧シリンダ42の移動ストロークS
を例えば4倍のパレツト移動ストローク4Sに拡
大してアームパレツト11を前後動させる2本の
ワイヤロープ54,55とからなり、この1本目
のアームパレツト前進用として作用する第6図点
線で示すワイヤロープ54は、一端がフレーム右
側取付部材41aの固定金具54aに止着され、
第6図点線矢印に示すように滑車48→滑車52
→滑車47→滑車51→滑車49という順序で巻
掛けられて、他端がパレツトガイドローラ16の
固定ローラ軸16aに止着されている。また、2
本目のアームパレツト後退用として作用する第6
図実線で示すワイヤロープ55は、一端がフレー
ム左側取付部材41bの固定金具55aに止着さ
れ、第6図実線矢印で示すように滑車45→滑車
53→滑車46→滑車48→滑車50という順序
で巻掛けられて、他端がパレツトガイドローラ1
6の固定ローラ軸16aに止着されている。
パレツト駆動装置20と同一方式のものであるか
ら、以下にアームパレツト駆動装置20ついて説
明し、平板パレツト駆動装置36の説明は省略す
る。第6図及び第7図は前記アームパレツト駆動
装置20の詳細構造を示すもので、このアームパ
レツト駆動装置20はフレーム右側取付部材41
aにアームパレツト11と平行になるように基端
部を取付けた油圧シリンダ42と、この油圧シリ
ンダ42のピストンロツド先端軸承体42aに軸
支され両側のガイドレール43,44に対する案
内ローラ43a,44aのガイドのもとに所定の
移動ストロークSを左右方向に前進及び後退移動
される4個の移動滑車45〜47と、フレーム左
右端ブラケツト41c,41dに軸着した2個ず
つの固定滑車48,49,50,51と、フレー
ム右側取付部材41a及びフレーム左側取付部材
41bに軸着し1個ずつの固定滑車52,53
と、これらの滑車45〜53とに所定の順序で掛
装され前記油圧シリンダ42の移動ストロークS
を例えば4倍のパレツト移動ストローク4Sに拡
大してアームパレツト11を前後動させる2本の
ワイヤロープ54,55とからなり、この1本目
のアームパレツト前進用として作用する第6図点
線で示すワイヤロープ54は、一端がフレーム右
側取付部材41aの固定金具54aに止着され、
第6図点線矢印に示すように滑車48→滑車52
→滑車47→滑車51→滑車49という順序で巻
掛けられて、他端がパレツトガイドローラ16の
固定ローラ軸16aに止着されている。また、2
本目のアームパレツト後退用として作用する第6
図実線で示すワイヤロープ55は、一端がフレー
ム左側取付部材41bの固定金具55aに止着さ
れ、第6図実線矢印で示すように滑車45→滑車
53→滑車46→滑車48→滑車50という順序
で巻掛けられて、他端がパレツトガイドローラ1
6の固定ローラ軸16aに止着されている。
このような索掛け拡大方式のパレツト駆動装置
20,36を用いると、本体上部フレーム7の限
られたスペースに油圧シリンダ42を左右両側方
に突出しない状態に旨く納めることができる
(4Sのパレツト移動ストロークを油圧シリンダ4
2のみで得る場合には、この油圧シリンダが長く
なり、台車本体1から外側方に突出して邪魔にな
る)。なお、第4図及び第5図に示す符号18は
各パレツト摺動レール9f、9a間および9b、
9c間のパレツト出入側前端部に突設されたパレ
ツトガイド板、第1図に示す符号56は電源接続
によつて作動する油圧パワーユニツトで、前記各
油圧シリンダ24,25,42,68を制御する
制御バルブ類(図示せず)が組込まれている。
20,36を用いると、本体上部フレーム7の限
られたスペースに油圧シリンダ42を左右両側方
に突出しない状態に旨く納めることができる
(4Sのパレツト移動ストロークを油圧シリンダ4
2のみで得る場合には、この油圧シリンダが長く
なり、台車本体1から外側方に突出して邪魔にな
る)。なお、第4図及び第5図に示す符号18は
各パレツト摺動レール9f、9a間および9b、
9c間のパレツト出入側前端部に突設されたパレ
ツトガイド板、第1図に示す符号56は電源接続
によつて作動する油圧パワーユニツトで、前記各
油圧シリンダ24,25,42,68を制御する
制御バルブ類(図示せず)が組込まれている。
而して、寝台100に寝ている患者Mを台車本
体1上に載せる場合には、先ず台車本体1を患者
Mが寝ている寝台100の横にできるだけ近付け
て動かないように固定し、油圧パワーユニツト5
6のコンセント(図示せず)を電源に差込み、寝
台100の高さに台車上部フレーム7のレベルを
第8図Aの如く合せる(この作動はリフト用油圧
シリンダ68をスイツチ操作によつて所望の移動
ストローク駆動させることにより行なう)。次に、
同様なスイツチ操作でアームパレツト駆動装置2
0を前進させて、複数枚のアームパレツト10〜
12を台車本体1の一側方に突出移動させ、この
各アームパレツト10〜12を寝台100に寝て
いる患者Mの首下、腰下、膝下の三箇所に第8図
Bの如く挿入する。その次に、同様なスイツチ操
作でアームパレツト突上げ装置21を突出作動さ
せて、アームパレツト10〜12を下から突上
げ、基端枢動部としてのパレツトガイドローラ1
6を傾動支点として上方に所定の角度a(第3図
参照)傾動させることにより、患者Mを寝台面か
ら平板パレツト挿入可能な高さh′に第8図Cの如
く持上げる。
体1上に載せる場合には、先ず台車本体1を患者
Mが寝ている寝台100の横にできるだけ近付け
て動かないように固定し、油圧パワーユニツト5
6のコンセント(図示せず)を電源に差込み、寝
台100の高さに台車上部フレーム7のレベルを
第8図Aの如く合せる(この作動はリフト用油圧
シリンダ68をスイツチ操作によつて所望の移動
ストローク駆動させることにより行なう)。次に、
同様なスイツチ操作でアームパレツト駆動装置2
0を前進させて、複数枚のアームパレツト10〜
12を台車本体1の一側方に突出移動させ、この
各アームパレツト10〜12を寝台100に寝て
いる患者Mの首下、腰下、膝下の三箇所に第8図
Bの如く挿入する。その次に、同様なスイツチ操
作でアームパレツト突上げ装置21を突出作動さ
せて、アームパレツト10〜12を下から突上
げ、基端枢動部としてのパレツトガイドローラ1
6を傾動支点として上方に所定の角度a(第3図
参照)傾動させることにより、患者Mを寝台面か
ら平板パレツト挿入可能な高さh′に第8図Cの如
く持上げる。
次いで、前記と同様なスイツチ操作で平板パレ
ツト駆動装置36を前進作動させて、複数枚の平
板パレツト30〜33をアームパレツト10〜1
2と同じ方向に同じ突出量だけ突出移動させ、持
上げ状態にある患者Mの体部下側位置に第8図E
の如く挿入させる。この場合の平板パレツト30
〜33の患者体部下への挿入はアームパレツト1
0〜12による患者持上げ状態で行なわれるの
で、患者体部へのパレツト先端衝接等の危険性が
なく、平板パレツト駆動装置36の機械作動でも
つて安全且つスムーズに行なうことができる。
ツト駆動装置36を前進作動させて、複数枚の平
板パレツト30〜33をアームパレツト10〜1
2と同じ方向に同じ突出量だけ突出移動させ、持
上げ状態にある患者Mの体部下側位置に第8図E
の如く挿入させる。この場合の平板パレツト30
〜33の患者体部下への挿入はアームパレツト1
0〜12による患者持上げ状態で行なわれるの
で、患者体部へのパレツト先端衝接等の危険性が
なく、平板パレツト駆動装置36の機械作動でも
つて安全且つスムーズに行なうことができる。
前記平板パレツト30〜33の患者体部下への
挿入後に、前記アームパレツト10〜12を突上
げ装置21の没入作動で平板パレツト30〜33
と同一平面になるように第8図Fの如く下げ、こ
のアームパレツト10〜12及び前記平板パレツ
ト30〜33で形成される患者移載台34をアー
ムパレツト駆動装置20と平板パレツト駆動装置
36の共動した後退作動によつて、本体上部フレ
ーム7の上に第8図H及びIの如く同時に引き込
み移動させることにより、台車本体1上に患者M
を移載する。そして、第8図Iの如く移動し易い
台車高さにリフト移動させた後、電源コンセンと
を外して、患者移載の台車本体1を手押し移動す
ることにより患者運搬先(例えば手術室)までの
患者移動を行なう。
挿入後に、前記アームパレツト10〜12を突上
げ装置21の没入作動で平板パレツト30〜33
と同一平面になるように第8図Fの如く下げ、こ
のアームパレツト10〜12及び前記平板パレツ
ト30〜33で形成される患者移載台34をアー
ムパレツト駆動装置20と平板パレツト駆動装置
36の共動した後退作動によつて、本体上部フレ
ーム7の上に第8図H及びIの如く同時に引き込
み移動させることにより、台車本体1上に患者M
を移載する。そして、第8図Iの如く移動し易い
台車高さにリフト移動させた後、電源コンセンと
を外して、患者移載の台車本体1を手押し移動す
ることにより患者運搬先(例えば手術室)までの
患者移動を行なう。
このようにして移動した患者を台車本体1から
手術台に下ろす場合は、前述した患者移載持の動
作と逆の動作によつて行なうものであり、患者を
下ろす手術台の横に台車本体1をできるだけ近付
けて固定し、この状態で油圧パワーユニツト56
のコンセントを電源に差込み、手術台の高さに台
車上部フレーム7のレベルを合せる。そして、ア
ームパレツト10〜12及び前記平板パレツト3
0〜33で形成される患者移載台34(上に患者
Mが載つている)をアームパレツト駆動装置20
と平板パレツト駆動装置36の共動した前進作動
によつて手術台の上に第8図F及びGの如き状態
に同時に突出移動させ、次にアームパレツト突上
げ装置21の突上げ作動によりアームパレツト1
0〜12を上方に所定の角度傾動させて、上に載
つている患者Mを平板パレツト30〜33から離
れるように第8図Eの如き状態に少し持上げる。
そして、この患者持上げ状態で平板パレツト駆動
装置36を後退作動させて、平板パレツト30〜
33だけを本体上部フレーム7上に第8図Dの如
き状態に引き込み移動させ、次いで患者を持上げ
ていアームパレツト10〜12を突上げ装置21
の没入作動で手術台上に第8図Bの如き状態に下
げ、このアームパレツト10〜12をアームパレ
ツト駆動装置21の後退作動によつて〓間のある
患者体部下(首下、腰下、膝下)から引き抜き、
そのまま本体上部フレーム7上に引き込み移動さ
せることにより、台車上から患者Mを手術台に下
ろす一連の動作が終了することになる。
手術台に下ろす場合は、前述した患者移載持の動
作と逆の動作によつて行なうものであり、患者を
下ろす手術台の横に台車本体1をできるだけ近付
けて固定し、この状態で油圧パワーユニツト56
のコンセントを電源に差込み、手術台の高さに台
車上部フレーム7のレベルを合せる。そして、ア
ームパレツト10〜12及び前記平板パレツト3
0〜33で形成される患者移載台34(上に患者
Mが載つている)をアームパレツト駆動装置20
と平板パレツト駆動装置36の共動した前進作動
によつて手術台の上に第8図F及びGの如き状態
に同時に突出移動させ、次にアームパレツト突上
げ装置21の突上げ作動によりアームパレツト1
0〜12を上方に所定の角度傾動させて、上に載
つている患者Mを平板パレツト30〜33から離
れるように第8図Eの如き状態に少し持上げる。
そして、この患者持上げ状態で平板パレツト駆動
装置36を後退作動させて、平板パレツト30〜
33だけを本体上部フレーム7上に第8図Dの如
き状態に引き込み移動させ、次いで患者を持上げ
ていアームパレツト10〜12を突上げ装置21
の没入作動で手術台上に第8図Bの如き状態に下
げ、このアームパレツト10〜12をアームパレ
ツト駆動装置21の後退作動によつて〓間のある
患者体部下(首下、腰下、膝下)から引き抜き、
そのまま本体上部フレーム7上に引き込み移動さ
せることにより、台車上から患者Mを手術台に下
ろす一連の動作が終了することになる。
なお、前記実施例は高さの異なる寝台と手術台
間の患者移動に対応できるように、台車本体1の
上部フレーム7をレベル調整可能なリフト支持機
構6で下部ベースフレーム5上に支持する構成と
したが、病院内での患者移動には同じ高さの寝台
から寝台への移載移動もあり、このような患者移
動に使用する病人移載移動台車の場合には、上部
フレーム7の高さを寝台の高さと同じにしておけ
ば、前記のようなレベル合せは不要となるので、
リフト支持機構6を無くした台車構造にすること
も可能であり、同一の目的を達成することができ
る。
間の患者移動に対応できるように、台車本体1の
上部フレーム7をレベル調整可能なリフト支持機
構6で下部ベースフレーム5上に支持する構成と
したが、病院内での患者移動には同じ高さの寝台
から寝台への移載移動もあり、このような患者移
動に使用する病人移載移動台車の場合には、上部
フレーム7の高さを寝台の高さと同じにしておけ
ば、前記のようなレベル合せは不要となるので、
リフト支持機構6を無くした台車構造にすること
も可能であり、同一の目的を達成することができ
る。
本発明の病人移載移動台車は、前記のような特
殊構造の患者移載装置を具備するものであるか
ら、寝台又は手術台に寝ている患者を台車本体上
に移載する時には、複数枚のアームパレツトをア
ームパレツト駆動装置の前進作動により台車本体
一側方に突出移動させて、患者の首下、腰下、膝
下等の〓間のある持上体部下に挿入し、このアー
ムパレツトの患者持上体部下への挿入状態におい
て該アームパレツトを突上げ装置の作動で下から
突上げ、基端枢動部を傾動支点として上方に所定
の角度傾動させて患者を寝台面又は手術台面から
所定高さに持上げることができる。
殊構造の患者移載装置を具備するものであるか
ら、寝台又は手術台に寝ている患者を台車本体上
に移載する時には、複数枚のアームパレツトをア
ームパレツト駆動装置の前進作動により台車本体
一側方に突出移動させて、患者の首下、腰下、膝
下等の〓間のある持上体部下に挿入し、このアー
ムパレツトの患者持上体部下への挿入状態におい
て該アームパレツトを突上げ装置の作動で下から
突上げ、基端枢動部を傾動支点として上方に所定
の角度傾動させて患者を寝台面又は手術台面から
所定高さに持上げることができる。
そして、この患者持上げ状態で複数枚の平板パ
レツトを前進移動させて患者体部の下側位置に挿
入し、この平板パレツトの患者体部下への挿入後
に前記アームパレツトを突上げ装置の没入作動で
平板パレツトと同一平面に下げ、このアームパレ
ツト及び前記平板パレツトで形成される患者移載
台をアームパレツト駆動装置と平板パレツト駆動
装置の共動した後退作動によつて本体上部フレー
ムの上に同時に引き込み移動させることにより、
台車本体上への患者移載を行うことができる。
レツトを前進移動させて患者体部の下側位置に挿
入し、この平板パレツトの患者体部下への挿入後
に前記アームパレツトを突上げ装置の没入作動で
平板パレツトと同一平面に下げ、このアームパレ
ツト及び前記平板パレツトで形成される患者移載
台をアームパレツト駆動装置と平板パレツト駆動
装置の共動した後退作動によつて本体上部フレー
ムの上に同時に引き込み移動させることにより、
台車本体上への患者移載を行うことができる。
また、前記台車から患者を下ろす作業も前述し
た患者移載時の動作と逆の動作を行うことによつ
て可能である。
た患者移載時の動作と逆の動作を行うことによつ
て可能である。
このため、患者移動に際する患者の台車移載作
業または台車から患者を下ろす作業を、仰向けに
寝ている患者を一切動かすことなく、また患者に
危険や苦痛を与えることなく、一人の作業者でも
つて容易且つ安全に、しかも迅速に行うことがで
きるという従来では期待できない格別の効果を奏
する。
業または台車から患者を下ろす作業を、仰向けに
寝ている患者を一切動かすことなく、また患者に
危険や苦痛を与えることなく、一人の作業者でも
つて容易且つ安全に、しかも迅速に行うことがで
きるという従来では期待できない格別の効果を奏
する。
第1図は本発明の一実施例による病人移載移動
台車をアームパレツト突出状態で示した全体斜視
図、第2図は同病人移載移動台車をパレツト出入
側から見た正面図、第3図は第2図の−線に
沿う断面図、第4図は第5図−線部分の拡大
断面図、第5図は第2図の平面図、第6図は第5
図の−線に沿うアームパレツト駆動装置及び
平板パレツト駆動装置の構成説明図、第7図は第
6図−線部分の拡大断面図、第8図A乃至J
は患者移載動作を順次に示した作用説明図であつ
て、この第8図の中の分図DはB及びCの状態に
おける概略平面図、同分図GはE及びFの状態に
おける概略平面図、同分図JはH及びIの状態に
おける概略平面図をそれぞれ示している。 1……台車本体、2,3……手押バンドル、4
a,4c……走行車輪である左右前後のゴム車
輪、5……下部ベースフレーム、6……リフト支
持機構、7……上部フレーム、8……フロアロツ
ク装置、9a〜9f……パレツト摺動レール、1
0〜12……アームパレツト、16……アームパ
レツト基端枢動部となるガイドローラ、20……
アームパレツト駆動装置、21……アームパレツ
ト突上げ装置、30〜33……平板パレツト、3
4……患者移載台、M……患者、36……平板パ
レツト駆動装置、40……患者移載装置、100
……寝台。
台車をアームパレツト突出状態で示した全体斜視
図、第2図は同病人移載移動台車をパレツト出入
側から見た正面図、第3図は第2図の−線に
沿う断面図、第4図は第5図−線部分の拡大
断面図、第5図は第2図の平面図、第6図は第5
図の−線に沿うアームパレツト駆動装置及び
平板パレツト駆動装置の構成説明図、第7図は第
6図−線部分の拡大断面図、第8図A乃至J
は患者移載動作を順次に示した作用説明図であつ
て、この第8図の中の分図DはB及びCの状態に
おける概略平面図、同分図GはE及びFの状態に
おける概略平面図、同分図JはH及びIの状態に
おける概略平面図をそれぞれ示している。 1……台車本体、2,3……手押バンドル、4
a,4c……走行車輪である左右前後のゴム車
輪、5……下部ベースフレーム、6……リフト支
持機構、7……上部フレーム、8……フロアロツ
ク装置、9a〜9f……パレツト摺動レール、1
0〜12……アームパレツト、16……アームパ
レツト基端枢動部となるガイドローラ、20……
アームパレツト駆動装置、21……アームパレツ
ト突上げ装置、30〜33……平板パレツト、3
4……患者移載台、M……患者、36……平板パ
レツト駆動装置、40……患者移載装置、100
……寝台。
Claims (1)
- 1 走行車輪を有する台車本体に患者移載装置を
装備した病人移載移動台車において、前記患者移
載装置を、常時は台車本体の上部フレームの上に
引き込まれ寝台又は手術台に寝ている患者を台車
本体上に移載する時にはアームパレツト駆動装置
の前進作動により台車本体一側方に突出移動され
て患者の首下、腰下、膝下等の〓間のある特上体
部下に挿入される複数枚の共動出入れ式のアーム
パレツトと、このアームパレツトの患者持上体部
下への挿入状態において該アームパレツトを下か
ら突上げ基端枢動部を傾動支点として上方に所定
の角度傾動させて患者を寝台面又は手術台面から
平板パレツト挿入可能な高さに持上げるアームパ
レツト突上げ装置と、常時は前記アームパレツト
と一緒に本体上部フレーム上に引き込まれてアー
ムパレツトと同一平面の患者移載台を形成し前記
アームパレツトが本体一側方に突出移動し且つ上
方に傾動して患者を寝台面又は手術台面から持上
げた時に平板パレツト駆動装置の前進作動でアー
ムパレツトと同一方向に突出移動されて持上げ状
態にある患者の体部下側位置に挿入される複数枚
の共動出入れ式の平板パレツトとを具備し、この
平板パレツトの患者体部下への挿入後に前記アー
ムパレツトを突上げ装置の没入作動で平板パレツ
トと同一平面に下げ、このアームパレツト及び前
記平板パレツトで形成される患者移載台をアーム
パレツト駆動装置と平板パレツト駆動装置の共動
した後退作動によつて本体上部フレームの上に同
時に引き込み移動させる構成としたことを特徴と
する病人移載移動台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63235342A JPH0282975A (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 病人移載移動台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63235342A JPH0282975A (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 病人移載移動台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0282975A JPH0282975A (ja) | 1990-03-23 |
JPH0365982B2 true JPH0365982B2 (ja) | 1991-10-15 |
Family
ID=16984679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63235342A Granted JPH0282975A (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 病人移載移動台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0282975A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH045827U (ja) * | 1990-05-02 | 1992-01-20 | ||
JP2534966Y2 (ja) * | 1992-01-07 | 1997-05-07 | 安生 渡辺 | ストレッチャー |
KR20040017525A (ko) * | 2002-08-22 | 2004-02-27 | 서진홍 | 침대용 수평 이송장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5351693A (en) * | 1975-06-18 | 1978-05-11 | Takaharu Tsuchiya | Patient transfer method and truck for transfer of patient |
JPS60188153A (ja) * | 1984-03-06 | 1985-09-25 | 工業技術院長 | 患者運搬装置の支持走行手段 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5160192U (ja) * | 1974-11-05 | 1976-05-12 |
-
1988
- 1988-09-20 JP JP63235342A patent/JPH0282975A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5351693A (en) * | 1975-06-18 | 1978-05-11 | Takaharu Tsuchiya | Patient transfer method and truck for transfer of patient |
JPS60188153A (ja) * | 1984-03-06 | 1985-09-25 | 工業技術院長 | 患者運搬装置の支持走行手段 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0282975A (ja) | 1990-03-23 |
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