JPH0399399A - 車載用ナビゲーションシステムの現在地照合方式 - Google Patents

車載用ナビゲーションシステムの現在地照合方式

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JPH0399399A
JPH0399399A JP23561389A JP23561389A JPH0399399A JP H0399399 A JPH0399399 A JP H0399399A JP 23561389 A JP23561389 A JP 23561389A JP 23561389 A JP23561389 A JP 23561389A JP H0399399 A JPH0399399 A JP H0399399A
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JP
Japan
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data
angle
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JP23561389A
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Zenichi Hirayama
善一 平山
Jiro Takezaki
次郎 竹崎
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は車載用ナビゲーションシステムの現在地照合
方式に関し、特に地図にのらないような細い路地および
類似形状路の多い大都市等の走行に好適なマツプマツチ
ング法を採用した車載用ナビゲーションシステムの現在
地照合方式に関する。
[従来の技術] 従来の車載用ナビゲーションシステムに利用されている
マツプマツチング法として、例えば、電気学会、「交通
電気鉄道研究会資料、TER−87−32J 、第79
頁〜第88頁、「自動車の自立型位置検出装置とその応
用システム」、1987年12月9日発行に記されたも
のがある。
このマツプマツチング法は、所定範囲内の全道路を対象
にして、車速センサと方位センサを利用して算出される
走行軌跡と道路ネットワークの類似性を車両存在係数と
してもたせ、現在どの道路上に存在するかの推定を行っ
ている。
[発明が解決しようとする課題] 該従来のマツプマツチング法の第1の問題は、現在地が
常に道路上に存在しなければならないこと、換言すると
、道路からの現在地の逸脱を全く許さないということで
ある。
大都市等では、新しいバイパス、有料道路等がどんどん
できている。そのため、該従来技術を利用するためには
、新しいデータベースを次々に作成しなければならず、
メンテナンスが非常に困難である。
また、道路データベースにないような場所、例えば、団
地脇の細い道路、店舗前の広い駐車場、砂浜、山道、細
い路地等を走行するときには、誤ったマツプマツチング
を行うため、該マツプマツチング法を用いたナビゲーシ
ョンシステムは全く使用することが出来ない。また、こ
のような場所を走った後にナビゲーションを再開するた
めには、現在地を再入力しなければならないという問題
があった。
第2の問題は、走行軌跡と道路ネットワークの類似性を
車両存在係数、すなわち確率で判断していることである
大都市等では、基盤目状の道路、二叉路等のいわゆる類
似形状路が非常に多く、かつその間隔も数十m程度と極
めて接近している。このような場所で、現在地を確率で
判断する方式を用いると、走行軌跡と道路ネットワーク
の類似性を判断するのが非常に難しくなる。しかも、走
行軌跡を生成する車速センサおよび方位センサ出力は、
誤差の影響等で乱れるため、類似性の判断は一層困難と
なる。車速センサの誤差の原因としては、路面の滑り、
路面の凹凸等があり、地磁気センサの誤差の原因として
は、道路勾配、踏切やトンネル通過時の地磁気の乱れ等
、光フアイバジャイロの誤差の原因としては、振動、ド
リフトによる出力変化等が上げられる。
また、全ての道路に対して車両存在係数を求め、確率的
に車両が走行している道路を割出す方式であるので、処
理しなければならないデータ数が膨大になり、大容量の
メモリと、高速のプロセッサが必要となる。このため、
システムが大型化し、コスト高になるという問題がある
本発明の目的は、前記した従来方式の問題点を除去し、
道路からの現在地の逸脱を許し、かつ簡潔なアルゴリズ
ムでマツプマツチングを行うことができるマツプマツチ
ング方式を採用した車載用ナビゲーションシステムの現
在地照合方式を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明は、方位センサ角と
道路角とを比較し、該方位センサ角に類似している道路
角が唯一存在する時には現在地を該道路上に強制照合し
、該方位センサ角に類似している道路角が2つ以上存在
するかまたは全く存在しない時には現在地を強制照合さ
せることなしに放置する第1の補正手段と、現在地を中
心にした所定値の半径の円内部に照合可能な道路リンク
があるかないかを調べ、存在する時には、距離が最も小
さい道路リンク上に強制照合させる第2の補正手段を設
けた点に特徴がある。
また、さらに、前記方位センサ角が所定時間のうち所定
値以上変化したときに、該方位センサ角の変化角に最も
類似している道路の交差点または屈曲点上に照合させる
手段を具備した点に特徴がある。
[作用] 方位センサ角と類似している道路角が唯一存在するとき
には、該方位センサ出力の誤差が原因で一致していない
とみなすことができる。したがって、前記第1の補正手
段は、この時には、現在地を道路上に強制照合させる。
しかし、対象道路角が2つ以上存在するときには、基盤
目状路、複雑形状交差点等、走行時において、走行して
いる道路を絞り切れないことが原因の一つと考えられる
このような場合には、道路上に照合させることはできな
いので強制照合はさせない。また、方位センサ角と類似
している道路角を有する道路が存在しない時には、−時
的なセンサのバースト的ノイズによる誤差あるいは道路
データがもっていない道路を走行している等の原因が考
えられる。したがって、この場合も道路上に照合させる
ことはできないので強制照合はさせない。
前記の強制照合をさせなかった場合は、前記第2の補正
手段は、現在地から所定半径の円内部に照合可能な道路
リンクが存在するかどうか調べる。
これは、今まで走行していたいわゆる道路データとして
持っていない道から道路データとして持ってる道へ入っ
たかどうかを調べるためである。該検査により、道路リ
ンクが存在する時には、現在地は最も近い距離にある道
路リンク上と考え、強制照合させる。それ意外の時は、
道路を絞り切れないと判断し、強制照合させない。
また、道路の交差点または屈曲点(すなわち、エツジ)
を検出したときには、現在地から所定範囲内で走行軌跡
と道路データとの照合を行うため、マツプマツチングの
負荷が軽減される。また、道路データの中のノード入力
角と曲り始め角、ノード出力角と曲り終わり角が共に類
似している時のみ照合を行うようにするため、照合すべ
きノードの絞り込みも容易に実現できる。
[実施例] 以下に、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すシステムブロック図で
ある。図において、10は液晶デイスプレィ、20は車
速センサ、30は方位センサ(例えば、地磁気センサ)
、40はコンパクトディスク(CD)、50はコントロ
ールユニットである。
該コントロールユニット50は、CD40からの地図デ
ータを液晶デイスプレィ10上に表示する。次いで、車
速センサ20、方位センサ30より得られるセンサデー
タおよび該地図データを利用して、本発明のマツプマツ
チング方式により現在地を更新する。
該CD40には、前記地図データに加え、第2図に示す
ノードテーブルと、第3図に示す隣接ノードテーブルが
格納されている。該ノードテーブルは地図上の全ノード
のX、Y座標を示している。
また、該隣接ノードテーブルは各ノードの接続情報を示
すものであり、具体的には、隣接しているノード数と、
該隣接しているノードのシリアル番号(すなわち、ノー
ドテーブルのディスプレイスメント)が登録されている
なお、前記液晶デイスプレィ10に代えてCRTデイス
プレィを用いてもよい。また、CD40に代えて、他の
記憶手段でもよい。
次に、本発明のマツプマツチング方式について説明する
第4図において、道路データをPQで表し、車両の現在
地は点P上にあり、点Qは該現在地Pの1つ先の道路ノ
ードであるとする。また、第5図に示されているように
、2つ先の道路ノードを点Q゛とする。
そして、次のデータを、併記した符号で表すことにする
・現在地Pから1つ先の道路ノードQまでの残距離IP
Q I : fl reIIlain・車速センサデー
タ: It car ・道路PQの角:θroad ・方位センサ角:θcar ・θearとθroadのずれ許容最大値:θff1l
rAlt・1つ先の道路ノードQから2つ先の道路ノー
ド(Iまでの距離l Q Q −l : l rema
innext、1つ先の道路QQ”の角:θroadn
extまた、道路ノード間の道路を、「道路リンク」と
定義する。
(1)車両の現在地を道路リンク上に強制照合させるマ
ツプマツチング (a)1θear−θroad l≦θJ2in+1t
および1 remain≧1 carの条件を満足する
θroadが唯一存在する時には、現在地を第4図のよ
うに、道路上(図示の場合は点R)に強制照合させる。
(b)1θcar−θroad I≦θR1mftおよ
び1 remain<f carの条件を満足するθr
oadが唯一存在する時には、第5図に示されているよ
うに、現在地を1つ先の道路ノードQ上に強制照合させ
る。
そして、 1 carremain −1car −1remai
nとし、該1 carremainと1 retaal
nnextとを比較する。該比較の結果、l rema
innext≧l carremainであり、かつ1
θear−θroadnext I≦θ又1m1tであ
れば、現在地を該道路QQ=上に強制照合させる。
一方−1rcmainnext< fl carrer
Aainであれば、さらに次の道路リンクの距離(ノー
ド間の距離)も求め、l remainnext≧1 
earremalnおよびθear−θroadnex
t l≦θ2tmttが成立すれば、2つ先の道路ノー
ドQ′上に強制照合させる。
(e)上記(a)および(b)以外の時、すなわち第6
図のように、1θcar−θroad l >θJ21
altの時、あるいは第7図のように1θcar−θr
oad 1≦θλ1IIlftとなるθroadが複数
個存在する時、例えば第7図におけるθroad lと
θroad 2の2個存在する時には、現在地を道路上
に強制照合させることなく、次の処理をする。
ここで、現在地と道路リンクとの最大照合距離を、D 
Uimitとする。
すなわち、第8図に示されているように、現在地を中心
にした半径DJlimitの円内部に照合可能な道路リ
ンクがないかどうかを調べ、該道路リンクがあった場合
は、該道路リンクに強制照合するようにする。以下に、
その手順を第9図を参照して説明する。
第9図では、ベクトル道路データの一例として、ベクト
ルRI R2を考える。点R1の座標を(Xstart
、Ystart ) 、点R2の座標を(X end。
Yend)とし、現在地Pの座標を(X、 Y)とする
。また、該現在地PからベクトルRI R2に引いた垂
線の足をR(Xper、Yper )とする。
ベクトルPRとRI R2が直交し、RIRとRR2の
傾きが等しいことから、次式が成立する。
(Xper −X)  (Xend −Xstart 
) +(Yper −Y)  (Yend −Ysta
rt ) −0(Ystart −Yper )  (
Xstart −Xend ) −(Xstart −
Xper )  (Ystart −Yend )とな
る。
いま、 A = X5tart −Xend B −Ystart −Yend C−X (Xend −Xstart ) +Y (Y
end −Ystart ) D−Xstart  (Ystart −Yend )
  +Ystart  (Xend −Xstart 
)と置くと、 Xper −(BD−AC) / (A  +B  )
Yper −−(AD十BC) / (A  +B  
)となる。
その結果、ベクトルv貨の長さIPRIは次のようにな
る。
1下71− ((Xper −X)  + (Yp。、−Y)・)ど
したがって、該ベクトルPRの長さIPRIと、前記D
Qimitとを比較することにより、現在地を中心にし
た半径D 1illftの円内部に照合可能な道路リン
クがないかどうかを調べることができる。
該照合の結果、第8図および第10図のように、照合可
能な道路リンクが該半径a 111m1tの円内部に存
在する時には、現在地を最も接近している道路リンクの
垂線の足上に強制照合させる。
一方、第11図のように、照合可能な道路リンクが存在
しなかった時には、現在地を道路上に強制照合させるこ
となく、放置しておく。
(2)車両の現在地を道路ノード(エツジ)上に強制照
合させるマツプマツチング まず、次のデータを定義する。
Δθ:所定時間内に変化したヨー角変化fit (’ 
)N:自然数 θedge :Δθのしきい値 t:時刻 前記Δθは次式で表すことができる。
Δθ−1θcar  (t+N)−θcar(t)そこ
で、Δθ≧θedgeの条件が満たされた時、道路のエ
ツジが検出されたと称することができる。
また、次の量を定義する。
θ5tart  :曲り始め角 θend :曲り終わり角 数曲り始め角θ5tartおよび曲り終わり角θend
は、次式で表すことができる。
θ5tart−θcar(t) θend−θcar  (t+N) さらに、道路データにおいて、現在地から所定値の範囲
にあるノードに着目する。
第12図のように、ノードN1に、n個のノードN11
、Ni2、・・・・・・、N1nが隣接しており、また
、車両の走行軌跡が第13図に示すようであったとする
次に、本マツプマツチング処理の手順を説明する。
まず、ベクトルN ilN iのなす角θ1 じ)、N
 i2N Iのなす角θ2(”)、・・・・・・・・・
、N tnN lのなす角θn じ)を求め、前記曲り
始め角θ5tartと比較する。そして、θ5tart
のずれ許容角の最大値θcrossと比較する。そして
、1θ5tart−011,1θ5tart−021、
・・・・・・1θ5tart−θn 1の中で1つでも
該最大値θcross以下のものがあれば、次にベクト
ルNI Nilのなす角(180+θl)’、NiNi
2のなす角(180+02)″、・・・・・・・・・、
Ni Ninのなす角(180+θn)0をθendと
比較する。該比較の結果、1θend−(180+θl
)1θend −(180+θ2) l   −・−・
−・・l θend−(180+θnHの中に、1つで
も該最大値θcross以下のものがあれば、道路ノー
ドNi上に現在地を照合する。
例えば、第13図において、次の条件が満たされるなら
ば、エツジが検出されたとして、現在地をノードNi上
に強制的に照合する。
θ5tart−θend  l≧θedgeθ5tar
t−θn 1≦θerOssθend −(180+θ
l)l≦θcross以上のように、前記(1)のマツ
プマツチングによれば、車両の現在地を道路リンク上に
強制照合させることができ、また、前記(2)のマツプ
マツチングによれば、車両の現在地を道路ノード上に強
制照合させることができる。
次に、前記した本実施例のマツプマツチング方式を、第
14図〜第21図のフローチャートで説明する。
第14図において、まず方位センサと道路角のずれの許
容最大値θuimitを定義する(ステップSl)。ま
た、現在地と道路リンクとの最大照合距離り又1m1t
を定義する(ステップS2)。また、センサ判定用フラ
グI hyb −0とする(ステップS3)。
次に、現在地(X、 Y)を人力する(ステップS4)
。また、隣接ノードテーブル(第3図参照)を利用して
、現在地との接続リンク数nを算出する(ステップS5
)。
続いて、センサ入力とエツジ検出を行う(ステップS6
)。該ステップS6のエツジ検出処理(ASKSENS
)の詳細は、第20.21図で説明する。
ステップS6のセンサ入力があると、第15図のステッ
プS7に進んで、照合可能な道路数I goodRoa
d = 0と置く (ステップS?)、また、ポインタ
J−1と置き(ステップS8)、前記隣接ノードテーブ
ルおよびノードテーブル(第2図参照)を利用して道路
角θroad (J )を算出する(ステップS9)。
次に、1θroad (J )−θcart<011m
1tか否かの判断がなされ(ステップ510)、肯定で
あれば、I goodRoad = I goodRo
ad + 1と、該照合可能な道路数1 good R
oadをインクリメントする(ステップ511)。
次に、照合可能な道路角を示すポインタ(Pointe
r  Of Theta)を前記Jと定義しくステップ
512)、該Jをインクリメントする(ステップ513
)。
そして、Jonになったかどうか(ステップ514)の
判断をし、否定であれば前記ステップS9に戻る。一方
、肯定であれば、第16図のステップS15に進む。な
お、前記ステップS14が肯定になった時には、前記ス
テップSIOの条件を満足する照合可能な道路数1 g
oodRoadの数が分かったことになる。
ステップS15では、I good Road≧1か否
かの判断がなされ、否定の場合にはN0TROADのサ
ブルーチン(ステップ516)に進む。該サブルーチン
は前記(1) (C)のマツプマツチングを行う処理で
あるが、その詳細は第17図で説明する。
前記ステップS15が肯定となると、ステップS17に
進む。該ステップS17では、前記隣接ノードテーブル
およびノードテーブルから次発差点を求める。該次発差
点の座標を(X next。
Y next)とする。次に、現在地から次発差点まで
の距離の2乗を次式で求める(ステップ818)。
1 reIlain  − (X−Xncxt)  + (Y−Yncxt)次に、
1 car  >fl remain  が成立するか
否かの判断がなされ(ステップ519)、肯定の時には
、現在地の座標(X、 Y)を(X next、 Y 
next)とし\かつ1 car −1car −1r
emainと置く (ステップ520)。次いで、前記
隣接ノードテーブルを利用して、接続リンク数nを算出
し、再び前記ステップS7に戻って処理を繰返す。
一方、前記ステップS19が否定の時には、現在地が道
路リンク上に強制的に照合されることになる(ステップ
522)。すなわち、現在地の座標(X、 Y)を[X
+f car *cos(θroad(Pointer
  Of’ Theta) ) 、 Y+l car 
*5in(θroad (Pointer  Of’ 
Theta) ) ] と強制照合されることになる。
該ステップS22が終了すると、前記ステップS6に戻
って、再び処理が続行される。
以上のフローの処理により、前記(1) (a)および
(b)のマツプマツチングが実現されることになる。
次に、前記ステップS16のN0TROADのサブルー
チンを、第17図〜第19図を参照して、詳細に説明す
る。
まず、現在地の座標を求める(ステップ5161)。該
現在地の座標(X、Y)は(X+l car *cos
(θcar)、 Y+l car *5ln(θcar
))となる。続いて、該現在地に最も近い道路リンクを
見付け、現在地を該リンク上に照合する動作、すなわち
POINTサブルーチンが実行される(ステップ516
2)。
該POINTサブルーチンは、第18図に示されている
ように、まず照合リンク数1 good L i nk
−〇と置かれ(ステップ5163)、ポインタI−1と
置かれる(ステップ3164)。次に、道路ベクトルの
始点座標(Xstart 、 Ystart )、およ
び終点座標(Xend 、 Yend )が算出・され
る(ステップ5165)。次に、該現在地の座標(X、
 Y)からの垂線の足の座標(Xpcr。
Ypcr)が求められ(ステップ5166)、該垂線の
距離の2乗D per  が求められる(ステップ31
67)。
次いで、前記D1imitとDperの比較が行われ(
ステップ3168)、前者が後者以上の時(DJ、io
+it≧Dper)には、照合可能なリンク数I go
odL inkがインクリメントされる(ステップ51
69)。次に、照合可能なリンクを示すポインタPo1
nter  O[’ Link = 1. Dljmi
t −D perと置き(ステップ5170)、第19
図のステップ5171に進む。
該ステップ5171では、該照合可能なリンクを示すポ
インタPo1nter  Of Link Iがインク
リメントされ、続いて該lと道路リンク数Nが比較され
る(ステップS 172)。該ステップ5172の比較
が肯定になると、前記照合可能なリンク数1 good
 L i nk≧1か否かの判断がなされ(ステップ5
173)、肯定になると、現在地は該道路リンク上の(
Xper 、  Yper )に強制的に照合される(
ステップ5174)。該強制照合された現在地(Xpe
r 、 Yper )は、最も近い道路リンク上の点と
なる。
以上のPOINTサブルーチンにより、前記(1) (
C)のマツプマツチングが実現されることになる。
つぎに、現在地を道路の交差点、すなわち道路のノード
に照合させるマツプマツチングについて、第20図およ
び第21図のフローチャートにより説明する。
次に、前記ステップS6のエツジ検出の処理の詳細につ
いて、第20図を参照して説明する。まず、方位センサ
の検出データθcarと車速センサの検出データ1 c
arとを入力する(ステップ561)。次に、該データ
を前記センサ判定用フラグI hybの[6]〜[1]
に順次入力する(ステップ562)。本実施例では、第
7番目のデータ入力が行われると、ステップS63に進
んで、センサ判定用フラグhybs[51〜[0]に対
応するθaar 、およびhybIl[51〜[01の
データが1ずつ上位にシフトされ、最新の検出データθ
earおよびl carがhybs[o]およびhyb
s1[0]に入力される。
次いで、hybs [6] −hybs [O]≧80
@か否かの判断、すなわち交差点(エツジ)か否かの判
断(ステップ564)がなされ、肯定の時には、第21
図のステップS65に進んで、交差点の曲り始め角S 
5ensor −hybs [6] 、曲り終わり角E
 5ensor= hybs [O]と置かれる(ステ
ップ565)。次いで、現在地から所定半径の円内に、
曲り始め角S 5ensor±α、曲り終わり角E 5
ensor±αの交差点があるか否かの判断がなされる
(ステップ566)。肯定の時には、該交差点すなわち
ノード上に現在地(X、Y)を照合しくステップ567
)、最後にステップS6gの補正をする。
以上の説明から明らかなように、本実施例によれば、方
位センサにより検出した車両の進行方向の角度θear
と道路角θroadとを比較し、その角度の差が許容最
大値09.1m1t以下であれば、道路リンクに強制的
に照合し、該条件を満足する道路リンクが複数個存在す
る場合または1つも存在しない場合には現在地を中心と
する半径DJ2imitの円内部に照合可能な道路リン
クがあるかどうか調べ、あれば該道路リンク上に強制的
に照合し、なければ放置するようにしている。また、車
両が交差点を通過したかどうかを常に検出し、通過した
と判断された時には、現在地を中心とする所定半径の円
内に該車両がが通過した交差点と類似の交差点があるか
否かの検出を行い、あれば該交差点に照合するようにし
ている。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、デー
タとして道路が全部用意されていない所を走行しても、
的確な現在地の照合ができるという効果がある。また、
リアルタイムで完全なデータベースを用意する必要がな
くなるという効果がある。さらに、道路が頻繁に変わる
大都市の道路データベースを、次々に新規作成する必要
がなくなり、メンテナンスが非常に楽になるという効果
がある。
さらに、方位センサ角を利用して、自動車の曲りを検出
した時、付近の交差点または屈曲点等に照合させ−るこ
とかできるため、正確な現在地の修正が行なえるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステムブロック図、第2図および第
3図はノードテーブルおよび隣接ノードテーブルの説明
図、第4図および第5図は現在地を道路リンク上に照合
する説明図、第6図および第7図は現在地を道路リンク
上に照合できない場合の説明図、第8図〜第11図は現
在地を中心とする半径D31mitの円内部に存在する
道路リンク上に照合させる場合の説明図、第12図およ
び第13図は交差点の検出の説明図、第14図〜第21
図は本実施例の動作を詳細に説明するフローチャートで
ある。 10・・・液晶デイスプレィ、20・・・車速センサ、
30・・・方位センサ、40・・・コンパクトディスク
、50・・・コントロールユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両の走行速度を検出する車速センサと、走行方
    向を検出する方位センサと、 道路に関するデータを記憶する道路データ記憶装置と、 前記走行速度と走行方向を利用して現在地を更新する演
    算処理装置と、 前記現在地および道路データを表示する表示装置と、 を備えた車載用ナビゲーションシステムの現在地照合方
    式において、 所定周期毎に前記方位センサで検出された方位センサ角
    と前記道路データより算出された道路角の差を演算する
    方位演算手段と、 該方位演算手段の出力が所定値より小さい道路データが
    唯一存在する時、前記現在地を該道路データに照合し、
    前記道路データが複数存在する時または存在しない時前
    記現在地を道路データに照合しない第1の補正手段と、 該第1の補正手段により照合されなかった前記現在地の
    所定半径の円内に前記道路データが1つ以上存在すると
    き、前記現在地を最も接近している道路データ上に照合
    し、前記道路データが存在しないとき前記現在地を道路
    データに照合しないようにする第2の補正手段とを具備
    したことを特徴とする車載用ナビゲーションシステムの
    現在地照合方式。
  2. (2)前記請求項(1)の車載用ナビゲーションシステ
    ムの現在地照合方式において、 さらに、前記走行方向変化角が所定時間内に所定角以上
    変化したことを検出する走行方向変化検出手段と、 該走行方向変化検出手段によって検出された時点で道路
    データと最も類似している形状をした交差点または屈曲
    点上に前記現在地を照合させる手段を具備したことを特
    徴とする車載用ナビゲーションシステムの現在地照合方
    式。
  3. (3)前記請求項(2)の車載用ナビゲーションシステ
    ムの現在地照合方式において、 前記類似の条件は、前記走行方向変化検出手段により検
    出された時の変化前の方位角が前記交差点または屈曲点
    における道路角と所定値以内であり、かつ変化後の方位
    角が前記交差点または屈曲点における道路角と所定値以
    内であることであり、かつ該当する交差点または屈曲点
    が複数個存在する時は、前記現在地に最も短距離にある
    交差点または屈曲点を選び出すことであることを特徴と
    する車載用ナビゲーションシステムの現在地照合方式。
  4. (4)前記請求項(3)の車載用ナビゲーションシステ
    ムの現在地照合方式において、 該当する交差点または屈曲点が現在地から全て所定距離
    以上離れている時には、該交差点または屈曲点上に現在
    地を照合させないようにしたことを特徴とする車載用ナ
    ビゲーションシステムの現在地照合方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009075036A (ja) * 2007-09-25 2009-04-09 Kddi Corp 歩行者の進行方向の方向転換を判定する携帯端末及びプログラム
JP2018059818A (ja) * 2016-10-05 2018-04-12 株式会社ゼンリンデータコム 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

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