JPH0399377A - 画像輪郭処理方法 - Google Patents

画像輪郭処理方法

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JPH0399377A
JPH0399377A JP1236638A JP23663889A JPH0399377A JP H0399377 A JPH0399377 A JP H0399377A JP 1236638 A JP1236638 A JP 1236638A JP 23663889 A JP23663889 A JP 23663889A JP H0399377 A JPH0399377 A JP H0399377A
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Kimihiro Nakatsuka
中塚 公博
Fumihiro Hatakeyama
畠山 文博
Setsuya Okita
沖田 節也
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は画像の輪郭処理方法に関するものであり、特
に補間変換後の画像の輪郭部に対する処理方法に関する
〔従来の技術〕
周知のように、デジタル的な貼込み合成ないしはペイン
ト処理を受けた自然画像や、コンピュータグラフィック
ス等における画像のようにコンピュータ内で生成される
画像の記録画素数は、高精細な画像処理装置においても
1024x 1024〜4096 X4096ピクセル
程度が限度である。そして、この記録画素数は画像メモ
リのコストや、画像処理のスピードなどによって制限さ
れる。
一方、写真フィルム等の感材においては、例えば8×1
0インチのサイズのものであれば、18000X 20
000ピクセル以上の記録画素数を有している。
そのため、電気的な画像処理装置内で処理された画像デ
ータを、フィルム等の印刷媒体上に再現する場合には、
記録画素数の違いのために生ずる記録画素配列の不連続
性を目立たなくさせるように、その記録画素の間の画素
にも画像データを割り当てる補間変換が行われる。この
補間変換を行うに際しては、記録密度を印刷媒体上の画
素密度に合わせて比較的大きく、例えば2000ピクセ
ル/インチ程度に設定する。
補間変換を行いつつサイズの拡大を行うと、元の画像の
輪郭部分も拡大されて、変換後の画像全体がぼやけたも
のとなる。そのため、補間変換後の画像データに対して
輪郭強調処理を行い、元の画像の鮮鋭度を回復する処理
が通常、追加される。
このような補間変換は、−次原稿である原画をいったん
デジタル機器によって読み取って、様々な画像処理を施
した後、二次原稿として出力する際に行われる。画像処
理の多様化により、二次原稿を扱う画像処理装置の種類
も増大しており、次原稿に補間変換を行う機会も増大し
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、補間変換後の画像に輪郭強調処理を行う
と、境界近傍に色相の異なる領域が発生したり、視覚的
に不自然な印象を与える画像となるという問題点がある
。また、補間変換後の画像を2次原稿として用い、さら
に他の光学系によって読み取りを行う場合には、輪郭強
調処理によって生ずるオーバーシュート部やアンダーシ
ュート部が、元の1次原稿には存在しない不必要な画像
情報を生成するため、2次原稿としての価値が低くなる
などという問題点がある。
〔発明の目的〕
この発明は以上のような事情を考慮してなされたもので
あり、オーバーシュート部およびアンダーシュート部を
除去することにより、異なる色相の領域の発生を抑制し
、視覚的に自然な印象を与え、2次原稿として価値の高
い画像が得られるとともに、補間変換によるボケを改善
することのできる画像の輪郭処理方法を得ることを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る画像輪郭処理方法は、まず第1の画素数
を有する原画像信号に補間変換を行い、第1の画素数よ
り多い画素数を有する変換済画像信号を求める。
そして、変換済画像信号の画素を順次に注目画素として
特定しつつ、当該注目画素からシャープ信号を、当該注
目画素の近傍領域からアンシャープ信号を求める。
次に、シャープ信号とアンシャープ信号との間の差を示
す差信号を求め、シャープ信号と差信号との線形加算に
よって強調済信号を求める。
さらに、差信号と所定の第1の閾値との間の大小関係に
基づいて、画像原稿上のエツジ部を検出し、所定距離内
にエツジ部を複数個含むエツジ領域において、強調済信
号と近傍領域内のシャープ信号の第1の最大値および第
1の最小値との間の大小関係を画素ごとに判定し、第1
の最大値および第1の最小値によって強調済信号の大き
さを制限処理することにより、制限処理済画像信号を得
るものである。
また、場合によっては、エツジ領域を含む領域内におけ
るシャープ信号の第2の最大値と最小値との中間の値を
第2の閾値として用いつつ、エツジ領域において、制限
処理済画像信号を前記第2の最大値および最小値へと2
レベル化処理して2レベル化処理済画像信号を得るもの
である。
〔作用〕
この発明における制限処理済信号は、近傍領域内のシャ
ープ信号の第1の最大値および最小値による制限処理を
、強調各信号に施して得られるので、輪郭強調処理に伴
って形成されるオーバーシュート部やアンダーシュート
部が除去される。
またこの発明における2レベル化処理済画像信号はエツ
ジ領域を含む領域内におけるシャープ信号の第2の最大
値および最小値に基づく2レベル化処理を制限処理済信
号に施して得られるので、制限処理済信号よりも急峻な
濃度勾配を有する2レベル化処理済画像信号が得られる
〔実施例〕
A、全体構成と概略動作 第2A図はこの発明の一実施例である画像輪郭処理方法
を適用するカラーレーザプロッターを含むブロック図で
ある。カラー原画10の画像データは走査読取部20で
読み取られ、画像処理装置25に与えられる。画像処理
装置25は、例えば原画10の色や階調を補正したり、
複数のイメージを重ね合わせたりするなどの画像に関す
る演算処理を行う。この画像処理装置25の出力はカラ
ーレーザプロッタの処理部30に入力され、補間拡大お
よび色変換の処理が施される。またこの処理部30は輪
郭処理装置40を有し、後述する画像輪郭処理を行う。
以上の処理を経た画像データは走査露光部50に与えら
れ、光源であるレーザを変調する。このレーザ光を用い
て感材60上を走査露光することにより、所望の原稿が
形成される。この原稿は、さらに後工程で二次原稿とし
て用いられたり、デザイン・商品見本として用いられる
なお、以上の処理のため、画像データはデジタル化され
ており、感材60上の画素との対応をとるために、走査
露光に先立って補間変換が行われている。
B、処理手順 第1A図および第1B図は、この発明の一実施例による
画像輪郭処理方法の処理手順を示すフロチャートである
。また、第3A図〜第3G図は、処理中の画像信号をア
ナログ的に示す波形図である。ただし、第3A図〜第3
G図および後述する第4A図〜第4E図の横方向の位置
は、画像面上の位置に対応し、1走査での処理信号を示
している。
まずステップSllにおいて、第2A図に示す原画10
の走査読取りを行い、第3A図に示す元の画像信号OD
を求める。さらにステップS12において、元の画像信
号ODに補間変換を行い、変換済画像信号PDを求める
。補間変換を行うと元の画像信号ODは空間方向に拡大
され、第3A図に示すように、変換済画像信号PDにお
けるエツジの両端部El、E2の相互間の距離は広くな
り、エツジの濃度勾配が小さくなる。
ステップ313では、変換済画像信号PDのシャープ信
号Sとアンシャープ信号Uとを求め、第3B図に示す差
信号(S−U)を求める。ただし、シャープ信号Sは変
換済画像信号PDの各部のレベルを示しており、また、
アンシャープ信号Uは、変換済画像信号PDを平滑化(
近傍平均)して得られている。ステップS14では、ス
テップ813で求めた差信号(S−U)の絶対値と所定
の第1の閾値THとの間の大小関係に基づいて、エツジ
の端部を検出する。
具体的には、第3B図に示すように、エツジの両端部E
l、E2においては、差信号(S−U)の絶対値が大き
くなるため、差信号(S−U)の絶対値を2値化するよ
うなレベルの閾値THを設定すれば、第3C図に示すよ
うに、 l S−U l≧THの時には”H″レベルS−U l
 <THの時には″L″レベル、となるエツジ検出信号
EDを生成することができる。このエツジ検出信号ED
はエツジ端部El。
E2のそれぞれを含む微少な幅の領域において“H”レ
ベルとなる。またこのようにして検出されたエツジ端部
El、E2の間の距離が検出され、それが所定の基準距
離gと比較される。そしてこの距離が基準距離ρより短
い場合には、この区間の濃度勾配は比較的急峻であると
判断され、この区間がエツジ領域ERとして認識される
ステップS15では、第3B図に示す差信号(S−U)
を用いて、変換済画像信号PDに対して輪郭強調処理を
行い、強調各信号QD(第3D図)を求める。これは、
差信号(S−U)を定数倍して変換済画像信号PDに加
算することにより行なわれる。さらにステップS16で
はアンシャープ信号Uを求めるためのアンシャープ信号
形成領域内でのシャープ信号Sの最大値(第1の最大値
)S  および最小値(第1の最小値)SmanaX を画素ごとに抽出する。そして、エツジ領域ER内にお
いて、最大値S  および最小値S  のmax   
     ta l n それぞれを用いて強調済信号QDの上側および下側のそ
れぞれのレベルを下記式(1a)〜(lc)+、:Mづ
いて制限して、第3E図に示すような制限処理済信号R
Dを求める。
RD−3・・・(1a) QD≧5IIlaxIax S   >QD>S    RD−QD   ・・・(
1b)max      m1n S   ≧QD      RD−3・(Ic)aki
n              minこの制限処理に
より、エツジ領域ER内においては、強調済信号QDの
オーバーシュート部およびアンダーシュート部が除去さ
れる。また、エツジ領域ER以外では変換済画像信号P
Dを用いて制限処理済信号RDとすることにより、オー
バーシュート部およびアンダーシュート部か除去される
以上のようにして得られた制限処理済信号RDは、強調
済信号QDのオーバーシュート部およびアンダーシュー
ト部を除去した信号レベルを有しているので、この信号
RDに基づいて画像記録を行なうと、異なる色相の領域
の発生が抑制され、視覚的に自然な印象を与えるととも
に、2次原稿として価値の高い画像が得られる。またエ
ツジ領域ERの内側端部において、元の画像データOD
よりも急な濃度勾配を有するので、補間変換に伴うボケ
がかなり改善される。
また粒状性に伴うノイズなどは、比較的小さい差信号(
S−U)を生じさせるので、閾値THを所定レベル以上
に設定すると、ノイズなどはエツジ領域ERと認識され
ないことが多く、制限処理済信号RDはシャープ信号S
そのままの波形を有する。さらに差信号(S−U)が閾
値THを越え、エツジ領域ERと認識された場合におい
ても、制限処理済信号RDに現れる振幅は抑制されてい
る。
そのため、輪郭強調を含む以上のような処理を行っても
、ノイズ成分を不要に強調することはない。
補間変換に伴うボケをさらに改善するためには、以下に
示すような処理を追加する。第1A図のステップS16
で制限処理済信号RDを求めた後、第1B図のステップ
317に進み、まずエツジ領域ER内の各画素に対して
、注目画素(エツジ領域ERの中央の画素)を中心とし
てエツジ領域ERの基準距離夕の2倍の長さ2gを有す
る領域内から制限処理済信号RDの最大値(第2の最大
値)RD   、最小値(第2の最小値)RD   を
抽max               min出し、
その中央値である平均値(第2の閾値)RD  −(R
D   +RD   )/2を第3F図c     m
ax    min に示すように求める。なお最大値RD   、最小+i
ax 値RD  、  のかわりに、長さ21の領域内におけ
flln る変換済画像信号PD(シャープ信号S)の最大値S 
 、最小値S  を用いてもよい。
max      min 次にステップS18に進み、ステップS17で求めた中
央値RD  とエツジ領域ER内の各画素に対応する制
限処理済信号RDとを比較し、その大小関係に基づいて
制限処理済信号RDを最大値RD   および最小値R
D  、  の2つのレベルに118X       
               l1lln2レベル化
して、第3G図に示すような2レベル化済信号TDを求
める。なお、制限処理済信号RDのかわりに変換済画像
信号PD(シャープ信号S)を2レベル化しても同様の
2レベル化済信号TDを得ることができる。
以上のようにして得られた2レベル化済信号TDは、エ
ツジ領域ER内において急峻な濃度勾配を有するため、
補間変換によるボケは完全に除去される。また、オーバ
ーシュート部やアンダーシュート部を形成しないので、
色相の異なる領域の発生を抑制し、視覚的に自然な印象
を与えるとともに、2次原稿として価値の高い画像が得
られる。
なお、ステップS16までの処理を行い、制限処理済信
号RDを用いて、2次原稿を露光作成する場合には、原
画の情報が失われることはないが、2レベル化処理済信
号TDを用いて露光作成する場合には、エツジ距離ER
の基準距離9を大きくしすぎると、不必要な2レベル化
が行われ、色の飛びなど原画の情報を失う可能性がある
。そのため2レベル化を行う場合には、基準距離Ωをあ
まり大きくしない方が望ましい。2レベル化を行なう場
合に基準距離ρとして望ましい範囲は、補間変換による
拡大率をMpとしたとき、2M、〜5Mp画素相当の長
さである。
第4A図〜第4E図は第1A図に示す画像輪郭処理方法
をデジタル画像に適用した時の画像信号の波形を示す図
である。上述した第3A図〜第3G図は理解を容易にす
る目的でアナログ的に表現したが、実際にはアナログ信
号のまま上記の処理を行なうのは困難であるため、以下
のようなデジタル処理が行なわれる。
第4A図に示す元の画像信号ODに200%の補間変換
を行うと、第4B図に示すような段差dOの小さい変換
済画像信号PDが得られる。なお第4B図において、段
差部およびその近傍の画素PX1〜PXIIを図のよう
に定義する。以上の処理は第1A図のステップSll、
S12のそれぞれに対応している。
第4B図に示す変換済画像信号PDに対して5×5の行
列状のアンシャープマスクによるアンシャープ信号Uを
求める。さらに変換清面像信号PD自身に相当するシャ
ープ信号Sとこのアンシャープ信号Uとの差信号(S−
U)と所定の第1の閾値THとを比較し、それらの大小
関係に基づいて第40に示すようなエツジ検出信号ED
が求められる。エツジ検出信号EDは、6画素離れた画
素PX3および画素PX9において“H”レベルとなる
。エツジ領域判定のための基準路M1を7画素とすると
、画素PX3と画素PX9との間の領域がエツジ領域E
Rとして認識される。なお以上の処理は、第1A図のス
テップ31B、S14に対応している。
差信号(S−U)を定数倍してシャープ信号Sに加算す
ることにより、第4B図に示す変換済画像信号PDに輪
郭強調処理を施すと、第4D図に示すような強調済信号
QDが得られる。強調済信号QDは画素PX2.PX3
のそれぞれにおいてオーバーシュートO3I、O32の
それぞれを、また画素PX9.PXIOのそれぞれにお
いて、アンダーシュー)US2.USIのそれぞれを形
成している。またエツジ領域ER内においては、画素P
X4.PXS間のデータの段差d1および画素PX7.
PX8間のデータの段差d2が、第4B図に示す段差d
Oより大きくなっている。なお、この処理は第1A図の
ステップS15に対応している。
このようにして得られた強調済信号QDに、以下に示す
規則に基づいて信号レベルの制限処理を施し、第4E図
に示す制限処理済信号RDを得る。
まずエツジ領域ER内の画素PX3〜PX9のデータに
対しては、画素PX3〜PX9を順次に中央画素とする
5×5のアンシャープマスク内にある変換済画像信号P
Dのシャープ信号Sの最大値(第1の最大値)S  、
最小値(第1の最小値)ax SIlllnを用いて前述した式(1a)〜([C)に
基づく制限処理を施す。そのため、画素PX3における
オーバーシュート031は最大値S  によって、ax 画素PX9におけるアンダーシュートUS 1は最小値
S  によって制限される。また、画素PXI+1ln 4〜PX8には強調済信号QDがそのまま与えられるの
で、比較的大きい段差di、d2は保存される。
さらに、エツジ領域ER外の画素PXI、PX2、PX
IO,PXIIなどには強調済信号QDのかわりに変換
済画像信号PDが制限処理済信号RDとして与えられる
ので、画素PX2におけるオーバーシュートO32およ
び画素PXIOにおけるアンダーシュートUS2は除去
される。なお以上の処理は第1A図のステップS16に
対応している。
以上のような制限処理により、制限処理済信号RDの形
状は第4E図に示すように、オーバーシュートO3I、
O32およびアンダーシュートUS1..US2がなく
、かつ比較的大きい段差dl。
d2を有する形状となる。そのため、異なる色相の領域
の発生を抑制し、視覚的に自然な印象を与え、2次原稿
として価値の高い画像が得られるとともに、第4B図の
変換済画像信号PDよりも第4A図の元の画像信号OD
に近いボケを改善した画像が得られる。
さらに、制限処理済信号RDに対して、第1B図のステ
ップS17,318に対応する処理を行えば、第3F図
および第3G図にアナログ的に示すのと同様に、デジタ
ル処理における2レベル化済信号TDを得ることができ
、よりシャープな画像が得られる。
C2回路構成 次に以上のような処理を実現するための回路を例を挙げ
て説明する。第2A図の輪郭強調装置40は、第2B図
に示す回路41〜44を有している。以下、この第2B
図中の各回路の構成と動作とを付脱する。
(C−1) U S M処理回路41 第5図は輪郭処理装置40の前段部分のUSM処理回路
41を示す回路図である。なお、アンシャープマスクの
大きさは回路の簡単化のため3×3の行列状の大きさと
する。
図示しない補間回路によって補間拡大処理を施された変
換済画像信号PDはループラインメモリ101〜103
に与えられ、そこで、3ライン(走査線)分の信号PD
が順次に格納される。各メモリ101〜103に格納さ
れた信号PDは、各ラインの先頭の画素に対応するデー
タから順に読み出され、ラッチ201〜209に与えら
れる。
ラッチ201〜209は3×3の行列状の画素に対応す
る信号PDのシャープ信号を保持する。ラッチ205に
は中央の画素に対応するシャープ信号S。が保持され、
ラッチ201〜204,206〜209のそれぞれには
注目画素の周囲の画素に対応するシャープ信号SRが保
持される。
ラッチ201〜203に保持された3つのシャブ信号S
Rは加算器301で、ラッチ204〜206に保持され
た2つのシャープ信号SRおよびシャープ信号SCは加
算器302で、ラッチ207〜209に保持された3つ
のシャープ信号SRは加算器303で、それぞれ相互に
加算され、さらにその3つの加算結果は加算器304で
相互に加算される。最終的に、ラッチ201〜209に
保持されたシャープ信号S、SRの加算結果が加算器3
04の出力に生成される。
乗算器401には、この加算結果と、あらかしめ設定さ
れた係数りとが入力される。例えば係数D−1/9の場
合には加算器304の加算結果は3×3画素マトリクス
のそれぞれの画像データの平均値となり、それによって
、シャープ信号Sc。
SRに基づくアンシャープ信号Uが生成される。
ラッチ205からのシャープ信号Scはラッチ210を
介して、また乗算器401からのアンシャープ信号Uは
ラッチ211を介して、減算器501に与えられる。減
算器501は差信号(S。
−U)を生成し、乗算器402に与える。乗算器402
は差信号(So−U)と、あらかじめ設定されて輪郭強
調の程度を決定する係数にとの乗算を行い、強調信号k
 (So−U)を生成する。
ラッチ210からのシャープ信号S。と乗算器402か
らの強調信号k (So−U)とは、加算器305で相
互に加算され、強調済信号:QD−5+k  (Sc−
U) が生成される。強調済信号QDは、リミッタ901に与
えられ、後述する制限処理を受ける。
強調信号k (So−U)の絶対値とエツジ検出のため
の所定の第1の閾値Tとはコンパレータ601て比較さ
れ、 + k  (Sc−U)l≧T の時には“1”となり、 k (Sc−U)  l <T の時には“O”となるエツジ検出信号EDが画素ごとに
生成され、順次、ラインマスク回路701に与えられる
。ラインマスク回路701は後述するような構成を有し
、エツジ検出信号EDに基づくエツジ認識信号EAを生
成し、後段の回路に与える。またラッチ210からのシ
ャープ信号Soはシフトレジスタなどで構成される遅延
回路711に与えられ、タイミングの調整を受けた後、
後段の回路に与えられる。
ラッチ201〜209に保持されているシャープ信号S
、SRは最大最小検出回路801に与えられ、シャープ
信号S 、S の中の最大値CI? (第1.の最大値)S  と最小@(第1の最小値)l
iaX S  が検出される。最大値S  はラッチ21m1n
            LIlax2で、最小値S 
、はラッチ213で保持された+111n 後、リミッタ901に与えられる。
リミッタ901は、最大値S  、最小値ax S  によって強調済信号QDの上側および下側llI
n のそれぞれのレベルを制限し、制限処理済信号RDを生
成する。つまり、前述した式(1a)〜(1c)を用い
て RD−8・・・(1a) QD≧5Illaxllax S     >QD>S      RD−QD   
 −(lb)max           m I n
S    ≧QD         RD−3、−(l
a)min                    
     LIInnとなる制限処理済信号RDが生成
される。この信号RDは、前述した第3E図にアナログ
的に、また第4E図にデジタル的に示すように、強調済
信号QDからオーバーシュート部およびアンダーシュー
ト部を取り除いた信号レベルを有する。この信号RDは
シフトレジスタなどで構成される遅延回路712に与え
られ、タイミングの調整を受けた後、後段の回路に与え
られる。
第6図はラインマスク回路701の構成の一例を示す回
路図である。第5図に示すコンパレータ601の出力で
あるエツジ検出信号EDは、シフトレジスタを構成する
レジスタR1〜R7に画素ごとに順次、与えられる。レ
ジスタR1〜R7の中でレジスタR4を含む連続した4
つのレジスタ中にデータ“1”が2つ以上あれば、エツ
ジパターン信号EPが“1”になるように、アントゲ−
)ANI〜AN12およびオアゲートORI〜OR5は
接続されている。つまり、エツジ検出信号EDによって
示される2つのエツジの端部の間の距離が3画素以内で
あり、この2つのエツジ端部のいずれか一方の上、また
はこれらの間の区間レジスタR4に対応する注目画素が
あれば、エツジパターン信号EPが“1”になる。また
レジスタR4に保持される注目画素に対応するエツジ検
出信号EDは取り出されてエツジパターン信号EPとと
もにエツジ認識信号EAを形成する。
第7A図および第7B図は、エツジ検出信号EDとエツ
ジパターン信号EPとの関係を示す図である。エツジ領
域判定のための基準距離pが3画素の場合、第7A図に
示すようにエツジ端部間の距離D1が3画素以内であれ
ば、その間の画素に対応するエツジパターン信号EPは
すべて“1”となり、また第7B図に示すようにエツジ
端部間の距離D2が4画素以上であれば、その間の画素
に対応するエツジパターン信号EPはすべて“0”とな
る。またエツジ検出信号EDとエツジパターン信号EP
とを画素ごとに組み合わせて、2ビツトのエツジ認識信
号EAが生成される。
(C−2)信号切換回路42 第8図は輪郭強調装置40の後段部分の回路である信号
切換回路42(第2B図)の構成を示す回路図である。
この回路は第5図に示す回路の次段に接続される。
2ビツト構成のエツジ認識信号EAはエツジパターンラ
インメモリ111〜117に順次、与えられる。エツジ
パターンラインメモリ111〜117のそれぞれは1ラ
イン分の画素に対応するエツジ認識信号EAを保持する
。ラインメモリ111〜117からカラムマスク回路7
02へは、カラム方向(副走査方向)に連続して配置さ
れた7つの画素に対応するエツジ認識信号EAが与えら
れる。ラインメモリ114は注目画素に対応するエツジ
認識信号EAを与える。
第9図はカラムマスク回路702の構成の一例を示す回
路図である。カラムマスク回路702内のアンドゲート
AN21〜AN32およびオアゲト0R11〜OR14
は前述した第5図に示すラインマスク回路701のアン
トゲ−)ANI〜AN12およびオアゲートORI〜O
R4と同様の構成となっている。そのため、ラインマス
ク回路701と同様にラインメモリ111〜117から
与えられるエツジ検出信号EDが、注目画素を含む連続
した4つの画素内で、2つ以上“1“になるとオアゲー
ト0RII〜OR14のうちの少なくとも1つの出力が
“1”となる。オアゲート0R15の人力にはオアゲー
ト0R11〜0RI4の出力と、ラインメモリ]14か
らのエツジパターン信号EPとが与えられる。そのため
、オアゲート0R15は、注目画素がカラム方向および
ライン方向のうちの少なくとの一方のエツジ領域に属し
ている時に“1”となるエツジ領域信号EQを生成する
第8図において、カラムマスク回路702で生成された
エツジ領域信号EQはオアゲート0R50に与えられる
。エツジの認識を、例えば3つの色相R,G、Bのそれ
ぞれについて、独立に行っている場合には、第8図のラ
インメモリ111〜117およびカラムマスク回路70
2はひとつの色相に割当てられ、残りの2つの色相につ
いても同様のラインマスク回路、カラムマスク回路を構
成して、その回路で生成されたエツジ領域信号を入力端
子TMI、TM2からオアゲート0R50に与える。オ
アゲート0R50は、少なくともいずれか1つの色相に
ついて、注目画素がエツジ領域内にある場合には“1”
を出力する。
注目画素に対応するシャープ信号S。はラインメモリ1
21〜124に順次与えられ、タイミングの調整を受け
た後、スイッチS1の一端に与えられる。制限処理済信
号RDはラインメモリ131〜134に順次与えられ、
タイミングの調整を受けた後、スイッチS1の他端に与
えられる。スイッチS1はオアゲートQR50の出力に
よって制御され、出力が“0”の時はシャープ信号S。
側を、出力が“1″の時は制限処理済信号RD側を選択
する。
つまり、エツジ領域外ではシャープ信号Scが、エツジ
領域内では制限処理済信号RDが、スイッチS1の切り
換えに応じてラッチ214に与えられ、出力端子0UT
Iから選択済信号SDとして、読み出される。画像信号
のレベルが平坦な部分では、シャープ信号S。と制限処
理済信号RDとが一致する。つまり、エツジの傾斜部に
おいては信号RDを、エツジ両端付近においては信号S
。を読み出すので、結果的にエツジ近辺においては信号
RDが選択済信号SDとして読み出されることと同等に
なる。前述した第4E図に示すように制限処理済信号R
Dはオーバーシュート、アンダーシュートを除去しつつ
、比較的大きい段差を有する形状となっている。そのた
め、信号SDを用いれば、異なる色相のラインの発生を
抑制しつつ、補間処理によるボケを改善した画像を得る
ことができる。また、エツジ以外の領域においてはシャ
ープ信号Scがそのまま用いられるので、ノイズなどを
不要に強調することはない。
(C−3)エツジ認識マトリクス回路43次に2レベル
化処理を実行する回路について説明する。第10図は2
レベル化処理を実行する前段部分のエツジ認識マトリッ
クス回路43(第2B図)の構成を示す回路図である。
第5図のコンパレータ601の出力であるエツジ検出信
号EDは、ラインメモリアレイを形成するラインメモリ
141〜147に与えられる。ラインメモリ141〜1
47のそれぞれはカラム方向に連続した7つの画素に対
応するエツジ検出信号EDをラッチ221〜227のそ
れぞれに与える。
ラッチ221〜251はラッチアレイを形成しており、
注目画素に対応するラッチ245を中心にライン方向に
連続した7つのラッチ224,231.238,245
,249,250,251のそれぞれはライン方向のエ
ツジ検出信号EL1〜EL7をラインマスク回路701
aに与える。
またカラム方向に連続した7つのラッチ242〜248
のそれぞれはカラム方向のエツジ検出信号EC1〜EC
7をカラムマスク回路702aに与える。
ラインマスク回路701aおよびカラムマスク回路70
2aは前述した第6図に示すラインマスク回路701と
同様の論理構成を有している。ラインマスク回路701
aは、注目画素を含むライン方向に連続した4つの画素
に対応するエツジ検出信号ELI〜EL7の中に、2つ
以上“1”となるエツジ検出信号ELI〜EL7があれ
ば“1”となるライン方向のエツジパターン信号EP、
、を生成する。またカラムアスク回路702aは同様に
、カラム方向のエツジ検出信号ECI〜EC7に基づい
て、カラム方向のエツジパターン信号EPoを生成する
。これらの信号ELI〜EL7゜ECI 〜EC7,E
P  、EPoは後段の回路をl。
制御するために用いられる。
(C−4)処理済信号マトリクス回路44第11図は2
レベル化処理を実行する後段の処理済信号マトリクス回
路44(第2B図)の構成を示す回路図である。第5図
に示す遅延回路712からの制限処理済信号RDはライ
ンメモリアレイ150に与えられる。ラインメモリアレ
イ150は第10図のラインメモリ141〜147によ
って構成されるラインメモリアレイと同様の構成となっ
ており、カラム方向に連続した7つの画素に対応する制
限処理済信号RDをラッチアレイ260に与える。
ラッチアレイ260は第10図に示すラッチ221〜2
51によって構成されるラッチアレイと同様の構成とな
っており、注目画素を中心としてライン方向に連続した
7つの画素に対応する制限処理済信号RDをライン方向
の最大最小検出回路802に、注目画素を中心としてカ
ラム方向に連続した7つの画素に対応する制限処理済信
号RDをカラム方向の最大最小検出回路803に与える
最大最小検出回路802はエツジ検出信号EL1〜EL
7によってライン方向のエツジ認識を行い、最大最小検
出回路803はエツジ検出信号EC1〜EC7によって
カラム方向のエツジ認識を行う。最大最小検出回路80
2,803は、ライン方向またはカラム方向のいずれか
一方の方向について、エツジが認識されたら、そのエツ
ジ部における最大値(第2の最大値)RD   および
最1lax 小値(第2の最小値)RD   を抽出する。最大in 値RD   はスイッチS2の一端に、最小値RDax 1nはスイッチS2の他端に与えられる。
中央値生成回路804は最大値RD   および+na
x 最小値RD   に基づいて、中央値(第2の閾値):
1n RD  −(RD   +RD   )/2Cmax 
   man を生成し、コンパレータ805に与える。コンパレータ
805には第5図の遅延回路711からのシャープ信号
Scがラインメモリアレイ160およびラッチアレイ2
70を介して与えられている。ラインメモリアレイ16
0およびラッチアレイ270のそれぞれは、ラインメモ
リアレイ150およびラッチアレイ260のそれぞれに
対応した構成を有しており、シャープ信号S。に遅延を
与えるために設けられている。
コンパレータ805は、注目画素ごとに対応する中央値
RD  とシャープ信号S。とを比較して、シャープ信
号ScO方が大きければ例えば“H”レベルの信号を、
シャープ信号ScO方が小さければ例えば“L”レベル
の信号を生成する。スイッチS2は、“H“レベルの信
号を与えられた時には最大値RD   側を選択し、“
L”レベルのmax 信号を与えられた時には最小値RD  、  側を選択
ln する。
スイッチS2の共通端に与えられた最大値RD   ま
たは最小RD   はスイッチS3の−n+ax   
     min 端に、またラッチアレイ270の出力であるシャープ信
号S。はスイッチS3の他端に与えられる。
また、オアゲート0R60の入力には、第10図のライ
ンマスク回路701aおよびカラムマスク回路702a
のそれぞれからライン方向のエツジパターン信号EPL
およびカラム方向のエツジパターン信号EPcが与えら
れている。オアゲート0R70の入力にはオアゲート0
R60の出力と端子TM3.TM4からの他の色相に関
するエツジパターン信号EPが与えられる。
ORゲート70の出力は、着目している色相のライン方
向またはカラム方向についてエツジが認識された時、お
よび他の色相のいずれかについてエツジが認識された時
に“H”レベルとなり、スイッチS3をスイッチS2の
共通端側に切り換える。このようにして、いずれかの色
相についてエツジが認識された時には、各画素につき、
2レベル化された信号である最大値RD   、最小値
ax RD   のいずれかを出力端子0UT2から読みll
In 出すことができる。また、エツジ認識が行われない時に
はシャープ信号Scが出力端子0UT2から読み出され
る。
以上のようにして、エツジ部における制限処理済信号R
Dの2レベル化を実行し、よりシャープな画像を得るこ
とができる。
なお第2B図においては出力0UTI、0UT2の両方
を並列に出力する構成を示したが、必要に応じて出力0
UTI、0UT2のいずれか一方だけを生成するように
輪郭処理装置40を構成してもよい。また出力0UTI
、0UT2を並列に出力する場合でも、後段に選択スイ
ッチを設けて、いずれか一方だけを出力するようにして
もよい。
D、応用例 第12図は輪郭処理装置40の前段の回路の他の例であ
るラプラシアン処理回路41aを示す回路図である。こ
の回路41aは、第5図の回路41のかわりに設置され
る。注目画素の周囲の8つの画素に対応するシャープ信
号SRは加算器301、.302a、30Bでまず加算
され、その3つの加算結果は加算器304aで加算され
る。加算器304aは8つのシャープ信号SRを相互に
加算した加算結果ARを乗算器401aに与える。
乗算器401aには強調の程度を決定する係数kを与え
られており、加算結果ARに係数(−k)を乗する。ま
た中心の画素に対応するシャープ信号S。は乗算器40
3で係数8kを乗算される。
この2つの乗算結果(k ) X A  、 8 k 
x S cは加算器306で相互に加算され、対象とな
る小領域F1に対するラプラシアンの作用結果: *F
1− (−k)xAR+8kxScが生成される。ラプ
ラシアン2は第13図に示すように、3X3の行列状の
画素(小領域)Flに対応するシャープ信号S 、S 
と畳み込みR 積分される。
加算器306からのラプラシアン2の作用結果はコンパ
レータ601に与えられ、そこで所定の閾値Taとの大
小関係が判定される。エツジ端部においてはラプラシア
ン2の作用結果が大きくなるので、前述した第5図に示
す回路と同様に、エツジ検出信号EDが生成される。
またラッチ210から与えられるシャープ信号Scとラ
プラシアン の作用結果は加算器305aで相互に加算
され、強調済信号q D−3c +2*F1が生成され
る。強調信号qDはリミッタ901に与えられ、第5図
に示す回路と同様の制限処理を受けた後、遅延回路71
2を介して制限処理済信号「Dとして後段の回路に与え
られる。
なお第12図に示す他の回路要素の機能は第5図に示す
対応する回路素子と同様である。
以上のようにして得られた制限処理済信号「Dは、第5
図の回路によって得られる制限処理済信号RDとほぼ同
様の特性を有するので、第12図の回路の後段に、前述
した第8図、第10図、第11図に示す回路を接続すれ
ば、選択済信号や2値化済信号が同様に得られる。つま
り、ラプラシアン2を用いた輪郭強調処理に対しても、
異なる色相のラインの発生を抑制しつつ、補間変換によ
るボケを改善した画像を得ることができる。
第14図は、以上説明した制限処理回路および2レベル
化処理回路の他の構成例を示すブロック図である。変換
済信号PDは第5図に示すUSM処理回路41に与えら
れ前述したようにエツジ検出信号ED、制限処理済信号
RDおよびシャープ信号S。が生成される。
エツジ認識マトリクス回路43aは、前述した第10図
に示すエツジ認識マトリクス回路43と同様の構成を有
している。ただし、エツジ認識マトリクス回路43aは
比較的短い基準距離ρ1と比較的長い基準距離p2との
両方についてエツジ判定を行う。
処理済信号マトリクス回路44は前述した第11図に示
す構成を有しており、エツジ検出信号EC1〜EC7,
ELI〜EL7を演算点情報として与えられ、最大値R
、最小値RD  、  をスrRax        
        m + nイッチS4の一端に、対応
する制限処理済信号RDをスイッチS4の他端に与える
。またシャープ信号S。も所定の遅延を受けてからスイ
ッチS5の一端に与えられる。スイッチS5の他端はス
イッチS4の共通端に接続される。
スイッチS4はエツジ認識マトリクス回路43aの出力
によって制御され、エツジ領域ERの長さが基準距離f
llより小さければ、最大値RD  、最小値RD  
 側を、大きければ制限熱max          
    min理済信号RD側を選択する。またスイッ
チS5もマトリクス回路43aの出力によって制御され
、エツジ領域ERの長さが基準距離ρ2より小さければ
スイッチS4側を、大きければシャープ信号Soを選択
する。
つまり、以上の回路構成によれば、12≦ERの時はシ
ャープ信号Scが、Nl<ER<、Q2の時は制限処理
済信号RDが、ER≦、Qlの時は最大値RD   ま
たは最小値RD  、  が、出力端子11aX   
                   III I 
n0UT3に生成される。
このようにして、比較的急峻なエツジに対しては2レベ
ル化処理により急峻なエツジを再現し、比較的緩やかな
エツジに対しては制限処理による元の画像に近いエツジ
を再現することができる。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、制限処理済信号は、近
傍領域内のシャープ信号の第1の最大値および最小値に
よる制限処理を、強調済信号に施して得られるので、強
調済信号の上側および下側の振幅が制限され、輪郭強調
処理に伴って形成されるオーバーシュート部やアンダー
シュート部が除去される。また2レベル化処理済画像信
号はエツジ領域を含む領域内でのシャープ信号の第2の
最大値および最小値の中間値を第2の閾値として用いつ
つ、制限処理済信号を上記第2の最大値および最小値へ
と2レベル化して得られるので、エツジ領域においては
、制限処理済信号よりも急峻な濃度勾配を有する信号が
得られる。
そのため、オーバーシュート部およびアンダシュート部
を除去することにより、異なる色相の領域の発生を抑制
し、視覚的に自然な印象を与え、2次原稿として価値の
高い画像が得られるとともに、補間変換によるボケを改
善することのできる画像の輪郭処理方法を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は、この発明の一実施例による
画像輪郭処理方法を示すフローチャート、第2A図はこ
の発明の一実施例をカラーレーザプロッターのブロック
図、 第2B図は輪郭処理装置40の要部構成を示すブロック
図、 第3A図〜第3G図は処理中のエツジ部の信号波形をア
ナログ的に示す図、 第4A図〜第4E図は処理中のエツジ部の信号波形をデ
ジタル的に示す図、 第5図はUSM処理回路の回路図、 第6図はラインマスク回路の回路図、 第7A図および第7B図はエツジ認識信号の生成の様子
を示す図、 第8図は信号切換回路の回路図、 第9図はカラムマスク回路の回路図、 第10図はエツジ認識マトリクス回路の回路図、第11
図は処理済信号マトリクス回路の回路図、第12図はラ
プラシアン処理回路の回路図、第13図はラプラシアン
処理の様子を示す図、第14図は輪郭処理装置の他の構
成を示すブロック図である。 S・・・シャープ信号、  U・・・アンシャープ信号
、S−U・・・差信号、   OD・・・元の画像信号
、PD・・・変換済画像信号、  QD・・・強調済信
号、El、F2・・・エツジの端部、 ER・・・エツジ領域、  TH・・・第1の閾値、1
、Nl、F2・・・基準距離、 ED・・・エツジ検出信号、 S、RD   ・・・第1.第2の最大値、max  
       max S、、RD   ・・・第1、第2の最小値、礒ln 
      m1n RD・・・制限処理済信号、 RDo・・・中央値(第2の閾値)、 TD・・・2レベル化済信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の画素数を有する原画像信号に補間変換を行
    い、第1の画素数より多い画素数を有する変換済画像信
    号を求める工程と、 前記変換済画像信号の画素を順次に注目画素として特定
    しつつ、当該注目画素からシャープ信号を、当該注目画
    素の近傍領域からアンシャープ信号を求める工程と、 前記シャープ信号と前記アンシャープ信号との間の差を
    示す差信号を求め、前記シャープ信号と前記差信号との
    線形加算によって強調済信号を求める工程と、 前記差信号と所定の第1の閾値との間の大小関係に基づ
    いて、前記画像原稿上のエッジ部を検出する工程と、 所定距離内に前記エッジ部を複数個含むエッジ領域にお
    いて、前記強調済信号と前記近傍領域内のシャープ信号
    の第1の最大値および第1の最小値との間の大小関係を
    画素ごとに判定し、前記第1の最大値および最小値によ
    って前記強調済信号の大きさを制限処理することにより
    、制限処理済画像信号を得る工程と、を含む画像輪郭処
    理方法。
  2. (2)請求項1記載の画像輪郭処理方法であって、 エッジ領域を含む領域内におけるシャープ信号の第2の
    最大値と第2の最小値との中間の値を第2の閾値として
    用いつつ、前記エッジ領域において、制限処理済画像信
    号を前記第2の最大値および第2の最小値へと2レベル
    化処理し、それによって2レベル化処理済画像信号を得
    る工程を、さらに含む画像輪郭処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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