JPH0398278A - 圧着端子取付け装置 - Google Patents

圧着端子取付け装置

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JPH0398278A
JPH0398278A JP23673389A JP23673389A JPH0398278A JP H0398278 A JPH0398278 A JP H0398278A JP 23673389 A JP23673389 A JP 23673389A JP 23673389 A JP23673389 A JP 23673389A JP H0398278 A JPH0398278 A JP H0398278A
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JP
Japan
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punch
crimp terminal
anvil
wire holding
core wire
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Application number
JP23673389A
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English (en)
Inventor
Takao Ohashi
大橋 孝雄
Kaoru Tadaki
只木 薫
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KURIEITO SYST KK
Original Assignee
KURIEITO SYST KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、所定ピッチで配列された複数の圧着端子のそ
れぞれに電線を同時に圧着して取付ける圧着端子取付け
装置に関する。
「従来の技術」 従来より、電線の端末には圧着端子又は圧接端子が取付
けられ、これらの端子によって電気的接続を容易にして
いる。圧着端子は、一対の爪によって電線の芯線をクリ
ンプするもので、圧接端子に比べて、引張り強度が強く
、導通も確実になされる。このため、信頼性を要求され
る分升ては圧着端子が好まれている。
しかし、圧着端子の取{=Iけは、パンチ及びアンビル
によって爪をクリンプして行なうので、圧接端子の取付
けに比べると、極めて強い圧着力がかかる。このため、
圧着端子を予めコネクタのハウジングに入れた状態で圧
着操作を行なうことはできず、電線の端末を圧着端子に
取付けた後、その圧着端子をコネクタのハウジングに挿
入するようにしている。
一方、本出願人は、圧着端子を予めコネクタのハウジン
グに押入した状態で圧着操作を行なえるようにした圧着
コネクタを既に提案している(特願昭63−58879
号参照)。
この圧着コネクタは、基本的には第9図及び第10図に
示すような構造とされている。
この圧着コネクタに使用される圧着端子11は、底聖1
5のfii7端部両制を折曲して形成した雌聖コンタク
ト12と、底壁l6の中間部両側をコ字状に折曲して形
成した芯線保持爪13と、底壁16の後端部両側をコ字
状に折曲して形成した電綿保持爪14とからなっている
。電線21は、コネクタ取付けに際して、芯線23が端
部から所定長さ露出するようにストリップされ、芯線2
3は芯線保持爪l3の問に、被覆22が設けられた部分
は電線保持爪14の間に挿入されるように配置される。
また、底壁1fiの前方寄り部分には、コ字状の切り込
みによって形成された係1ヒ片15が設けられ、係1ヒ
片I5は、前方部分が底壁l6に連結され、後方部分が
底壁16の斜め下方に向けて舌片状に突き出されている
また、ハウジング3lは、複数の収容部を有しており、
それぞれの収容部に圧着端子11がそれぞれ組み込まれ
ている。ハウジング31の前端而には、各収容部に対応
して開口32が形成されており、この間口32を通して
図示しない別のコネクタなどの雄型コンタクトがIIR
人され,前記雌型コンタクトl2に嵌合するようになっ
ている。なお,圧着端子IIとして雄型コンタクトを有
するものを用いた場合、この開口32を通して雄型コン
タクトのビンが突出することになる。また、ハウジング
3lの上面には、中間部よりやや前方部分から後端部に
向けてコ字状に切り取られた開口33が設けられている
。さらに、ハウジング31の後端面は各収容部に対応し
て開口されている。このため、各収容部の境界部は、隔
壁34となっている。
圧着端子+1の底壁l6の芯線保持爪13が設けられた
部分に対応して、ハウジング3lの下面には、開口35
が形成されている。この間口35を通して芯糾保持爪l
3をクリンプするアンビル4lの<シ南が押入されるよ
うになっている。また、このアンビル41のくし歯と協
動して芯線保持爪l3をクリンプするパンチ42のくし
歯は,ハウジング3lの上面の開口33から挿入される
ようになっている。一方、電線保持爪14をクリンプす
るアンビル43は、?If線保持爪14が設けられた位
置に対応するハウジング3lの下面に当接するようにな
っている。さらに、アンビル43と協動して電線保持爪
l4をクリンプするバンチ44のくし歯は、ハウジング
3lの上面の開口33から神入されるようになっている
さらに、圧着端子l1の底壁16の前方寄り部分に設け
られた係止片15に対応して、ハウジング3lの下面に
は開口36が形成されており、圧着端子1lをハウジン
グ3lに挿入したとき、係止片15が開口36に係合し
て抜けよめがなされている。
この圧着コネククにおいては、ハウジング3lの下面に
開口35を設け、アンビル4lのくし歯を開口35を通
して、直接圧着端子11の底壁l5下面に当接させ、バ
ンチ42のくし歯とアンビル41のくし歯とで芯線保持
爪l3をクリンプするので、強い圧着力がハウジング3
1にかからず、ハウジング31を破損することなく端子
圧着を行なうことができる。なお、電線保持爪14をク
リンプするアンビル43は、ハウジング3lの下面に直
接当接するが、電線保持爪l4のクリンプには強い圧着
力がかからないので、ハウジング3lの破損が防止され
る。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、本出願人が既に提案している上記圧着コ
ネクタの取付けにおいては、パンチ42のくし歯とアン
ビル4lのくし歯が、圧着端子l1の配列ピッチに対応
して、例えば2mm程度の極めて狭いピッチで配列され
ており、パンチ42及びアンビル41の各くし歯に均等
な圧着力がががりにくがった。また、圧着時のパンチ4
2のくし歯とアンビル4lのくし歯との間隙は、パンチ
42を動作させるラムの下降位置によって調節されてい
たので、パンチ42及びアンビル4lの固定部の微妙な
ずれ等が影響して、各くし歯によって上記間隙にもばら
つきが生じやすかった。このため、圧着端子1lの芯線
保持爪I3をクリンプした後の高さ方向の厚み(いわゆ
るバイト)hが、各端子11ごとにばらつきゃすく、引
張り強度などにおいて一定した品質を達成することが困
難であった。
また、上記圧着コネクタの取付けにおいては、パンチ4
2の各くし歯のN緋の線方向がら見た幅W1が、圧着端
子l1の配列ピッチに対応して、例えば2mm以下の極
めて狭いものとなるため、圧着力に対する強度に不安が
あった。一般に圧着端子のパンチは、芯線保持爪をクリ
ンプするように下面が凹状に形成されており、圧着時に
芯線保持爪がパンチの下面に最初に接するとき、芯線保
持爪とパンチの下面とのなす角度は、芯線保持爪を内側
に滑らせるため、例えば6゜程度のできるだけ小さい角
度にすることが望まれていた。しかし、上記のように規
制された狭い幅W,のくし歯において、両側部をそのよ
うな鋭角状にした場合は、その部分が極めて肉薄になる
ため、圧着力によって容易に破損又は外側に折曲してし
まい、十分な耐久性が得られなかった。
したがって、本発明の目的の一つは、所定ピッチで配列
された複数の圧着端子のそれぞれに電線を同時に圧着し
て取付ける場合に、圧着端子の芯線保持爪をクリンプし
た後の高さ方向の厚み(いわゆるバイト)を一定にし、
信頼性の高い接続を可能とした圧着端子取付け装置を提
供することにある。また、本発明の目的のもう一つは、
上記のような圧着端子取付け装置において、パンチの歯
の耐久性を向上させることにある。
「課題を解決するための十段」 上記目的を達成するため、本発明は、所定ビッヂで配列
された複数の圧着端子の上方に、所定長さで芯線が露出
した電線の端末をそれぞれ対応しで配置させ、上方から
各電線及び圧着端子に対応する歯を有するくし歯状のパ
ンチを下降させ、下方から各圧着端子に対応する歯を有
するくし歯状のアンビルを当接させ、パンチによって7
Ii iQを対応する圧着端子内に挿入するとともに、
圧着端子の爪をパンチ及びアンビルの間で挟みつけてク
リンプするようにした圧着端子取付け装置であって、パ
ンチ及びアンビルの両側部に突き当て部を設けて、圧着
時におけるパンチ及びアンビルの間隙を一定にしたこと
を特徴とする。
また、本発明の好ましい態様においては、前記パンチ及
びアンビルの突き当て部が拡径された柱状をなしている
さらに、本発明の好ましい態様においては、前記パンチ
の各歯の電線の線方向から見た幅をWとし、前記圧着端
子の一対の爪の外側面がら外側面に至る幅をW2とした
とき、0<Wl−W2≦1mmであり、前記パンチの各
歯の下面が凹状をなしていて、前記圧着端子の爪が前記
歯の下面に最9 初に桜するとき、前記圧青端子の爪と前記爾の下面との
なす角度が30゜以上となるようにされている。
「作用」 本発明では、パンチ及びアンビルの両側部に設けられた
突き当て部が突き当たってパンチ及びアンビルの動作が
停止し、その状態でパンチ及びアンビルの間に所定の間
隙が設けられる。この構造によれば、パンチ及びアンビ
ルの固定部の微妙なずれや、圧着力の不均等が生じても
、最終的にパンチ及びアンビルの両側部が突き当たって
停止するのであるから、圧着時のパンチ及びアンビルの
間隙を常に一定に保つことができる。圧着端子の芯線保
持爪は、パンチ及びアンビルに挟まれてクリンプされる
ので、圧着時のパンチ及びアンビルの間隙は、クリンプ
した後の高さ方向の厚み(いわゆるハイト)をほぼ決定
する。したがって、本発明によれば、所定ピッチで配列
された複数の圧着端子のそれぞれに電糾を同侍に圧着す
る場合において、クリンプした後のハイトを一定にして
信l0 頼スノ1:の尚い接続を可f7F=にする。
また、本発明の好ましい態様において、パンチ及びアン
ビルの突き当て部が拡径された柱状をなしている場合は
、突き当て部の強度を十分にとって耐久性を向上させる
ことができる。
さらに、本発明の好ましい態様において、パンチの各歯
のN線の線方向から見た幅をWlとし、圧着端子の一対
の爪の外側面から外側面に至る幅をW2としたとき、0
<Wr−W2≦1mmであり、パンチの各歯の下面が凹
状をなしていて、圧着端子の爪が歯の下面に最初に接す
るとき、圧着端子の爪と歯の下面とのなす角度が30゜
以上となるようにされている場合には、パンチの歯に十
分な耐久性を付与できる。すなわち、上記のようにパン
チの歯の幅WIが制限される場合、上記の圧着端子の爪
と歯の下面とのなす角度が30゜未満では、歯の両側が
破損したり外側に折れ曲がったりして耐久性が得られな
い。ところが、」二記角度を3『以」二とすることによ
って、実川的なll1・I久性が得られ,しかも爪のク
リンプも支障なくなされるl1 ことがわかった。
「実施例」 以下,第1図〜第8図を参照して、本発明による圧着端
子取付け装置の一実施例を説明する。
第3図及び第4図には、この圧着端子取付け装慢の全体
的な構造が示されている。
すなわち、基台5l上に左右一対の支柱52、53が立
設されている。支柱52、53の上部背面側は板54で
連結され、支柱52、53の上部前面側にはガイド板5
5、56が取付けられている。これらの支柱52、53
及び板54、ガイド板55、56によって囲まれるよう
に、ラム57に連結されたスライドブロック58が昇降
自在に挿着されている。スライドブロック58の下部に
は、後述するパンチユニット60が取付けられ、ラム5
7の作動によりスライドブロック58とと6にパンチユ
ニット60が昇降して圧着操作が行なわれるようになっ
ている。
基台5l上には、支柱52、53の間に位置して支持板
6lが立設されており、この支持板6lの上端に後述す
るアンビル62が取付けられている。アンビル12 62の」一端は、コネクク63が設1αされた受け台(
;4のスリットに挿入され、コネクタ63の下面から突
入するようになっている。受け台64は、側方から延出
されたレール65と連続し、レール65を通して供給さ
れるコネクタ63が受け台64の上面に導入されるよう
になっている。受け台64は、左右に延設されたスライ
ドブロック66と一休化されており、スライドブロック
66は、支柱52、53の下部前面に取付けられたガイ
ド板67、68に沿って昇降自在に配置されている。ス
ライドブロック66の背面側にはアーム69が延出され
、基台51上に設置されたエアシリンダ70の作動ロッ
ド7lがアーム69の下面に接続されている。また、ア
ーム69の上面には、別のエアシリンダ72が設置され
、エアシリンダ72の作動ロッド73は、!IIl74
で枢支されたレバー75の後端に枢着されている。レバ
ー75の先端は、コネクタ63の上面に係合する押え板
76となっている。なお、受け台64の一端には、コネ
クタ63を検知するセンサ77が配置されている。
したがって、この圧着端子取付け装置の圧着動l3 作は次のようになされる。まず、レール65を通してコ
ネクク6;iが剛方から受け台1i4の所定位置にイ]
(給されると、センサ77がこれを検知して一連の圧着
動作を開始する。次に、エアシリンダ70が作動してア
ーム69、スライドブロック66及び受け台64を下降
させ、アンビル62の上端をコネクタ63の下面から突
入させて図示しない圧着端子の下面に当接させる。なお
、図示しない電綿の端末は、コネクタ63の各圧着端子
に対応してそれらの上方に配列されている。この状態で
ラム57が作動し、上方のスライドブロック58が下降
して、パンチユニット60が電線の端末をコネクタ63
の対応する圧着端子に挿入し、圧着端子の爪をアンビル
62との間で挟んでクリンプする。圧着が終了すると、
ラム57とともにスライドブロック58が上昇して元の
位置に復帰し、また、エアシリンダ72が作動して押え
l7ii76が開き、図示しない排出機構によってコネ
クタ63及び電線が排出される。さらに、エアシリンダ
70が作動してアーム69、スライドブロック66及び
受け台64が上昇し、受け台64上に新たなコネクl 
4 タ63が供給される。
第5図、第6口及び第7図には、上記圧着端子取付け装
置における上方のスライドブロック58及びパンチユニ
ット60が示されている。
特に第6図に示すように、パンチユニット60は、前方
ガイド80、電線保持爪用バンチ8l、芯線保持爪用バ
ンチ82及び後方ガイド83を備えており、これらは、
スライドブロック58の切欠き凹部84内に重ねて取付
けられ、下端部をスライドブロック58の下方に延出さ
せている。電線保持爪用パンチ81.芯綿保持爪用パン
チ82は、上部を固定ネジ85でスライドブロック58
に固定されている。
なお、中心部にボルト86を通してスライドブロック5
8に取付けられたつまみ87は、スプリング88を圧縮
させて引き抜き回転可能とされ、電線保持爪用パンチ8
1.芯線保持爪用パンチ82の上縁部を当接させる中間
のカム面89を選択することにより、電線保持爪用パン
チ81.芯線保持爪用パンチ82の下端突出量を調節で
きるようになっている。
前方ガイド80及び後方ガイド83は、電線保持爪15 用バンチ81.芯線保持爪用バンチ82を囲むフレム9
0によって一体化され、フレーム9ロの両側に配置され
たスプリング91により下方に付勢され、スライドブロ
ック58の下面に取付けられたストッパ板92によって
抜け止めされている。前方ガイド80及び後方ガイド8
3の下縁部は、配列された個4の電線の端末をコネクタ
63の対応する圧着端子に導くようにくし歯状をなして
いる。また、スライドブロック58が下降するとき、前
方ガイド80及び後方ガイド83の下端がコネクタ63
又は受け台64に突き当たると、スプリング9lが圧縮
されてそれ以上は下降しないようになっている。したが
って、電線保持爪用パンチ8L芯線保持爪用パンチ82
がさらに下降して圧着動作がなされる。
第7図において、コネクタ63は、ハウジング92内に
圧着端子93が複数収容されてできている。図中、94
は雌型コンタクト、95は芯線保持爪、96は電線保持
爪である。また、97は接続されるべき端子の雄型コン
タクトが挿入される開口、98は芯線保持爪95をクリ
ンプするためのアンビル62が神入16 される開口である。想像線で示すl00は電線であり、
101はストリップされた芯線である。電線保持爪用パ
ンチ8Iは、電綿100の絶縁被屠部分と電線保持爪9
6との上方に位許し、電線100の絶縁被覆部分を電線
保持爪96内に押し込んで、電線保持爪11];をクリ
ンプする。芯線保持爪川パンチ82は、?fi$I;1
100の芯線101と芯線保持爪95との−1二方に位
置し、芯線101を芯線保持爪95内に押し込んで、開
口98から挿入されるアンビル62と協動して芯線保持
爪95をクリンプする。
第8図には、本発明の特徴とする部分である芯線保持爪
用パンチ82とアンビル62の形状が示されている。
芯線保持爪用パンチ82の下縁部には、前述したコネク
タ63の対応する圧着端子93の芯線保持爪95をクリ
ンプすべく、多数のくし歯状の歯110が形成されてい
る。各歯11ロの間の満10は、コネクタ63の隔壁が
挿入される部分となる。また、アンビル62の上縁部に
は、芯線保持爪用パンチ82の歯110と対応して、多
数のくし歯状の歯120が形成l 7 されており、各歯120の間の溝121は、同じくコネ
クタ63の隔壁が挿入される部分となる。
そして、芯線保持爪用パンチ82の両側部には、角柱状
に拡径された突き当て部112が形成されており、同様
に、アンビル62の両側部には、角柱状に拡径された突
き当て部122が形成されている。
これらの突き当て部!12、122は、汗着動作の際に
互いに突き当たって芯線保持爪用パンチ82の下降を件
止させるとともに、圧着時における芯線保持爪用パンチ
82の歯110とアンビル62の歯120との間隙を一
定にする作用をもたらす、ずなわち,この実施例では、
芯綿保持爪用パンチ82の両側の突き当て部112の下
面が歯llOの下面より長さhだけ突出した位置にあり
、圧着時における芯線保持爪用バンチ82の歯1lOと
アンビル62の歯120との間隙は、上記長さhによっ
て決められている。
第l図及び第2図には、上記芯線保持爪用パンチ82の
歯110とアンビル62の歯120による、芯線保持爪
95の圧着前の状態及び圧着後の状態が示されている。
l 8 芯線保持爪用パンチ82の歯110は、下面両側110
aがクサビ型に突出して、芯線101を上方から抱くよ
うな凹状をなしている。なお、歯1111の下面中央1
10bもやや突出しており、芯線保持爪95をクリンプ
するとき、その先端の突き合わせ部分を芯illA10
1に向けて押し込むようになっている。芯糾保持爪用パ
ング・82の(E+ + + nの輔W +と、対をな
す芯綿保持爪95の外側面から外側面に至る幅W2とは
、O<W+  W,≦1mm、実際には11.:l m
m4’+!度とされている。これは、圧着端子93を予
めコネクク63のハウジング92に柿大して圧着操作を
行なう場合の必然的な制約である。すなわち、コネクタ
63においては、圧着端子93の配列ピッチが非常に小
さく、例えば2mm程度とされているからである。芯線
保持爪用パンチ82の歯+10の幅WIが上記のように
制lIRされる結果、歯110の下面両側110aは、
折れたり曲がったりしやすくなり、耐久性が十分に得ら
れない。本発明では、圧着端子93の芯線保持爪95が
歯110の下面に最初に接するとき、圧着端子93の芯
線保持爪95と歯110の下面と19 のなす角度θが30゜以上、この実施例の場合45゜と
されている。このように角度θを3『以上とすることに
よって、歯110の下面両側110a部分の破損や折れ
曲がりを防止でき、耐久性を向上できることがわかった
。また、従来の圧着装置では、圧着端子1個当たりに要
求されるプレス力が500 kg程度といわれているが
、本考案の装置において、芯線保持爪用パンチ82の歯
110を上記のような形状にしたことにより、圧着端子
1個当たり120〜1:lIl k+ζ程度のブレスカ
で圧jr1できた。なお、アンビルIi 2 (7)南
l21}の」:端両側l 2 11 ;lは、テーパ状
に面取りされ、芯線保持爪用パンチ82の歯110の下
面両側110aが入り込む逃げとなっている。また、ア
ンビル62の歯120の上面中央120bは、凹状に形
成されている。
第2図は、芯綿保持爪用パンチ82を下降させて各歯1
10によって芯線101を対応する圧着端子93の芯線
保持爪95の間に押入するとともに、アンビル62の歯
120と芯綿保持爪用パンチ82の歯110とで芯線保
持爪95を挟んでクリンプした状態を示し20 ている。このとき、芯線保持爪用パンチ82の突き当て
部112と、アンビル62の突き当て部122とが突き
当たり、芯線保持爪用パンチ82の下降が停止する。こ
の状態で、芯線保持爪川パンチ82の各歯110の下面
奥部(深い部分)と、アンビル62の歯120の上面奥
部(深い部分)との間に間隙hが設けられている。した
がって、圧着後のクリンプされた芯線保持爪95のハイ
トは、上記間隙hによって一定化される。実際のハイト
は、芯線保持爪1}5がクリンプされた後、QQI ’
l’l:力に」二ってやや戻るため、上記間隙hよりも
少し大きくなるが、各芯線保持爪95のハイトがほぼ一
定化され、引張り力などに対する品質が一定化する。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、パンチ及びアン
ビルの両側部に突き当て部を設けて、圧着時におけるパ
ンチ及びアンビルの間隙を一定にしたことにより、圧着
端子の芯線保持爪をクリンプした後の高さ方向の厚み(
いわゆるハイト)を一定にし、信頼性の高い接続を実現
できる。ま2l た、本発明の好ましい態様によれば、圧着端子の爪がパ
ンチの歯の下面に最初に接するとき、圧着端子の爪と歯
の下面とのなす角度が30゜以上となるようにしたこと
により、パンチの歯の両側部における破損や折れ曲がり
を防止して、耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した圧着端子取付け装置の芯線保
持爪の圧着前における芯線保持爪用パンチの歯とアンビ
ルの歯を示す部分拡大図、第2図は同装置の芯線保持爪
の圧着後における芯線保持爪用パンチの歯とアンビルの
歯を示す部分拡大図、第3図は本発明を実施した圧着端
子取付け装置の全体を示す正面図、第4図は同装置の側
断面図、第5図は同装置に用いられるパンチユニットの
正面図、第6図は同パンチユニットの側断面図、第7図
は同パンチユニットの前方ガイド、電線保持爪用パンチ
、芯線保持爪用パンチ及び後方ガイドと電線の端末と圧
着コネクタとの対応関係を示す説明図、第8図は同装置
における芯線保持2 2 爪用パンチとアンビルとを示す拡大正面図、第9図は本
発明の前に提案された圧着コネククの断面図、第10図
は同圧着コネクタにおける芯線保持爪のクリンプ状態を
示す断面図である。 図中、63は圧着コネクタ、62はアンビル、82は芯
線保持爪用パンチ、93は圧着端子、95は芯線保持爪
、+00は電綿、+01は芯糾、+10は芯線保持爪用
パンチの歯、I]Oaは歯の下面両側、lHlbは歯の
下面中央、112は突き当て部、120はアンビルの歯
、】20aは歯の両側、120bは歯の上面中央、12
2は突き当て部、hは圧着時におけるパンチ及びアンビ
ルの間隙、θは圧着端子の爪と爾の下面とのなす角度で
ある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定ピッチで配列された複数の圧着端子の上方に
    、所定長さで芯線が露出した電線の端末をそれぞれ対応
    して配置させ、上方から各電線及び圧着端子に対応する
    歯を有するくし歯状のパンチを下降させ、下方から各圧
    着端子に対応する歯を有するくし歯状のアンビルを当接
    させ、パンチによって電線を対応する圧着端子内に挿入
    するとともに、圧着端子の爪をパンチ及びアンビルの間
    で挟みつけてクリンプするようにした圧着端子取付け装
    置であって、パンチ及びアンビルの両側部に突き当て部
    を設けて、圧着時におけるパンチ及びアンビルの間隙を
    一定にしたことを特徴とする圧着端子取付け装置。
  2. (2)前記パンチ及びアンビルの突き当て部が拡径され
    た柱状をなしている請求項1記載の圧着端子取付け装置
  3. (3)前記パンチの各歯の電線の線方向から見た幅をW
    _1とし、前記圧着端子の一対の爪の外側面から外側面
    に至る幅をW_2としたとき、0<W_1−W_2≦1
    mmであり、前記パンチの各歯の下面が凹状をなしてい
    て、前記圧着端子の爪が前記歯の下面に最初に接すると
    き、前記圧着端子の爪と前記歯の下面とのなす角度が3
    0°以上となるようにされている請求項1又は2記載の
    圧着端子取付け装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06267634A (ja) * 1993-03-09 1994-09-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子圧着装置
JP2008016328A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Nichifu Co Ltd 圧着装置

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