JPH0397675A - フェライトコアの焼結方法 - Google Patents

フェライトコアの焼結方法

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JPH0397675A
JPH0397675A JP1232324A JP23232489A JPH0397675A JP H0397675 A JPH0397675 A JP H0397675A JP 1232324 A JP1232324 A JP 1232324A JP 23232489 A JP23232489 A JP 23232489A JP H0397675 A JPH0397675 A JP H0397675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrite core
conveyor
board
ferrite
core
Prior art date
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Pending
Application number
JP1232324A
Other languages
English (en)
Inventor
Takushi Shirosaki
城崎 琢司
Ryuichiro Akiyama
秋山 竜一郎
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FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、フェライトコアの焼粘方法に関し、更に詳し
くは高透磁率フェライトコアを大量に歩留り良く焼結す
るための方法に関する。
【従来の技術】
従来、フ工ライトコアを大量に焼結する場合には、例え
ば第3図に示すように、トンネル形の加熱炉1の中にそ
れぞれ複数個のフェライトコア2を載置した敷板3を互
いにほぼ一定の間隔を開けて配列するように台!f4に
固定してコンベア5で搬送しながら、炉1内の敷板3の
両側に配置された配菅6にほぼ等間隔に開けられた穴6
aから敷板3上のフェライトコア2に向けて酸素を含む
ガスを噴射してフェライトコアを焼結している。なお、
敷板3は4隅が方形に切落とされ、台板4にはこの方形
に対応する支柱7が立設され、4本の支柱7の間に敷板
3をその4隅を合わせて嵌め込むと簡単に敷!23が所
定間隔に配列して台板4に固定されるようになっている
。 また、ラインフィルターに使用する目の字型コアや口の
字型コアのような薄物コアを焼粘する場^には、敷板に
横に立ててこれ等の薄物コアを焼結するが、薄物コアの
倒れ防Iトのため、例えば第4図に示すようにコンベア
5の搬送方向に対して先端及び後端となるそれぞれの敷
板3の両端にガスの流れを遮蔽する一枚板からなる遮蔽
板8を立設している。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、第3図に示すようにしてフェライトコア
を焼結した場合、移動している敷板3に対して第3図の
矢印のようなガスの流れが形成され、ガスが噴出する穴
6aが開けられた配管6が設けられた炉1のトンネル方
向に沿った両側近くの敷板3上のフェライトコア2に多
量に酸素が(j%給され、敷板3の中央に醒置するフェ
ライトコア2に向かうにつれて酸素の供給量が少なくな
り、コンベア5の搬送方向に対して先端及び後端となる
それぞれの敷板3の両端に配置されるフェライトコア2
に当るガスの流量がフェライトコア2の配置やコンベア
5の搬送速度、配管6の穴6aから噴出するガスの流量
等により微妙に変動する。 ここで高透磁率材フェライトコアの透磁率や低磁性体損
材フェライトコアの磁性体損は酸素は濃度の影響を受け
易く、従って、これ等のフェライトコアを製造する場合
には、第5図aに示すように敷板3の中央に配置された
フェライトコア2、又は第5図bに示すようにコンベア
5の搬送方向の先端及び後端となる両端を避けた炉1の
トンネル方向に沿った両側近くの敷板3上に配置された
フェライトコア2のいずれか一方が良品として製造でき
るだけで、フェライトコア2の良品が製造できる敷板3
上の領域はほんの僅かな場所に限定されてしまうという
問題がある。 また、第4図に示すようにそれぞれの敷板3の両端にガ
スの流れを遮蔽する一枚板からなる遮蔽板8を立設した
場合にはガスの流れは第6図に示すように変化し、第6
図の斜線で示す遮蔽t!i28の裏側の敷板3の領域に
は酸素を含むガスはほとんど供給されず、この領域では
フェライトコア2の良品を製造することは出来ない。 このように従来のフェライトコアの焼結方法は、コンベ
アの搬送方向に対して先端及び後端となるそれぞれの敷
板の両端にガスの流れを遮蔽する一枚板からなる遮蔽板
を立設する場合もしない場合もいずれも敷板に有効に活
用することのできないデッドスペースが生じ、フェライ
トコアの生産量が制限されてしまう。しかもフェライト
コアに当るガスの流量がフェライトコアの配置やコンベ
アの搬送速度、配管の穴から噴出するガスの流量等によ
り微妙に変動ずるため、敷板の中央位置及びコンベアの
搬送方向に対して先端及び後端となる敷板の両端近くで
焼枯されるフェライトコアの特性が安定しない傾向にあ
った。 従って本発明は敷板の店い領域が有効に活用でき、しか
も敷板の各位置でのフェライトコアの特性が安定して得
られるフェライトコアの焼粘方法を提供することを目的
とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は、既に説明したトンネル形の加熱炉の中でのフ
ェライトコアの焼結において、コンベアの搬送方向に対
して先端及び後端となるそれぞれの敷板の両端に垂直に
複数の開目をコンベアの搬送方向に向けて有するガス流
通調整部材を設けることにより上記「1的を達成したも
のである。
【作 用】
本発明の構成によれば、コンベアの搬送により、コンベ
アの搬送方向と逆方向のガスの流れが生し、ガス流通調
整部材の複数の開門を通して敷板のコンベアの搬送方向
に対する先端側から後端側にガスが流れる。史に敷板の
開放された側端から流入して一枚板の遮蔽板と同様、ガ
ス流通調整部材を伝って中央後端側に流出するガスの流
れと、端から流出するガスの流れが生じる。これ等のガ
スの流れは混じり合い、敷板を通過して行くガスの流れ
が均質化する。 また、これ等のガスは敷板のコンベアの搬送方向に対す
る後端側に設けられたガス流通調整部tr4の複数の開
目を通してほとんど澱みなく流出し、次の敷仮に供給さ
れる。
【実施例】
以下に図面とともに実施例を示し、本発明を更に詳しく
説明する。 第1図は、口の字型コアを焼結する際に使用する本発明
に係るガス流通調整部材の一例を示すもので、このガス
流通調整部材9は、焼結する「1の字型コアと同様、2
8.2+s+ X 28.2mIIの大きさを有し、か
つ厚みが約倍の約14+amの焼結したフェライトコア
から出来ている。 このガス流通調整部材9を第2図に示すように300+
I1+* X  300+nmの敷板3のコンベア5の
搬送方向に対して先端及び後端となる両端にお互いに約
5開の間隔を開けて垂直にそれぞれの開口9aをコンベ
アの搬送方向に向けて4個づつ配列し、更にこの両端の
ガス流通調整部材9.9間に平行に焼結する日の字型コ
ア2をそれぞれ20個づつ配列して長さ約3mの135
0℃に加熱されたトンネル形の加熱炉1の中にコンベア
5の搬送速度を0.4mm/secとして炉1内の敷板
3の両側に配置された配菅6にほぼ0.2〜0.5m間
隔に開けられた穴6aから敷板3上のフェライトコア2
に向けて酸素を15〜20%含む炉温によって加熱され
たガスを約1− m’ / hrの流量で噴射してF1
の字型コア2を焼結した。 得られた口の字型コア2のインダクタンスを第1表に示
す。 また、上記ガス流通調整部材9の代りに敷板3のガス流
通調整部材9を配列した両端に一枚板からなる遮蔽板8
を立設した以外は同様にして日の字型コア2を焼結した
。 得られた日の字型コア2のインダクタンスを第2表に示
す。 第1表(m+4{) 第2表(mH) 以上の第1表及び第2表に示される結果から明らかなよ
うに、ガス流a調整部材9を敷板3のコンベア5の搬送
方向に対して先端及び後端となる両端に垂直にそれぞれ
の開口9aをコンベアの搬送方向に向けて配列して「1
の字型コア2を焼結した場合の方が一枚板からなる遮蔽
板8を立設した場合よりもインダクタンスのバラツキの
少ないフェライトコアが得られる。 また、ガス流通調整部月9の開目串は60〜70%、遮
蔽板8を立設した場合の隙間は5%であり、ガス流通調
整部材9を使用した場合の気体の流通具合は第2図に示
す通りであり、既に説明したように遮蔽板8を立設した
場合の気体の流通具合は第6図に示す通りである。
【発明の効果】
以上の実施例からも明らかなように、本光明によれば、
上記本発明に係るガス流通調整部+4を敗仮のコンベア
の搬送方向にχ・1して先端及び後端となる両端に垂直
にそれぞれの開門をコンベアの搬送方向に向けて配列し
てあるのてこの両ガス流通調整部材間のガスの流れが均
質化され、数板の広い領域が有効に活用でき、敷板の各
位置でのフェライトコアの特性が安定して1リられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るガス流通調整部材の一例を示す
斜視図、 第2図は、本発明に係るガス流通調整部材の配列及びを
ガスの流れを示す図面、 第3図は、従来のフェライトコアの焼結方法の一例を説
明するための図面、 第4図は、従来のフェライ1・コアの焼結ノj法の別の
一例を説明するための図面、 第5図a,bは、それぞれ第3図に示す方法で良品が得
られる敷板上の位置を示す図面、第6図は、第4図のガ
ス流通,凋整部材の配列及びをガスの流れを示す図面で
ある。 1・・・炉、2・・・フェライトコア、3・・・敷板、
4・・・台板、5・・・コンベア、6・・・配菅、6a
・・・穴、7・・・支柱、8・・・遮蔽板、9・・・ガ
ス流通調整部材、a・・・開n0

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.トンネル形の加熱炉の中にそれぞれ複数個のフェラ
    イトコアを載置した敷板を互いにほぼ一定の間隔を開け
    て配列するように台板に固定してコンベアで搬送しなが
    ら、前記炉内の敷板の両側に配置された配管にほぼ等間
    隔に開けられた穴から該敷板上のフェライトコアに向け
    て酸素を含むガスを噴射してフェライトコアを焼結する
    に際して、コンベアの搬送方向に対して先端及び後端と
    なるそれぞれの敷板の両端に垂直に複数の開口をコンベ
    アの搬送方向に向けて有するガス流通調整部材を設けた
    ことを特徴とするフェライトコアの焼結方法。
  2. 2.フェライトコアが開口をコンベアの搬送方向に向け
    た日の字型フェライトコア又はロの字型フェライトコア
    であり、かつ、フェライトコアと同形であってこのフェ
    ライトコアより肉厚の複数のガス流通調整部材をコンベ
    アの搬送方向に対して先端及び後端となるそれぞれの敷
    板の両端に立設してそれぞれの敷板の両端に開口を設け
    た請求項1記載のフェライトコアの焼結方法。
JP1232324A 1989-09-07 1989-09-07 フェライトコアの焼結方法 Pending JPH0397675A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6808010B2 (en) * 2001-03-13 2004-10-26 Howmet Research Corporation Method for treating ceramic cores

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6808010B2 (en) * 2001-03-13 2004-10-26 Howmet Research Corporation Method for treating ceramic cores
DE10211039B4 (de) * 2001-03-13 2015-09-24 Howmet Corporation Verfahren zum Behandeln eines keramischen Kerns

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