JPH0397475A

JPH0397475A - ゴルフクラブ用バッグ

Info

Publication number: JPH0397475A
Application number: JP1236722A
Authority: JP
Inventors: Kikumori Kawabata; 川畑　菊盛
Original assignee: NITSUTEI KK
Current assignee: NITSUTEI KK
Priority date: 1989-09-12
Filing date: 1989-09-12
Publication date: 1991-04-23
Anticipated expiration: 2013-07-30
Also published as: JP2782248B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はゴルフクラブ用バッグに関するものである．（従来の技術）ゴルフクラブ用のバッグは、自動車のトランクに積み込
れたり，ゴルフ場においてカートに積み込まれたり、又
、近年ではゴルフ場への往復を運送業者が代行すること
もあり，このため取扱中にバッグを傷めることが多かっ
た。

ゴルフクラブ用のバッグを強固なものに形成し，取扱中
の損傷を防ぐ方法の一つとしてバッグをプラスチックの
戒型品で形成することが考えられる．但し，この場合は
、カバーの構造を考慮しないと、従来型のゴルフカート
に４個を並列して積載できないことになる。

（発明が解決しようとする課題）本発明はバッグをプラスチックの戊型品で形成し、バッ
グ開口部のカバーを開放したときに、カバーをバッグ本
体にコンパクトに装着できるようにしたゴルフクラブ用
バッグであって、耐久性に優れていると同時に、カバー
を開放した状態で従来のゴルフカートに４個を並列して
積載できるようにしたゴルフクラブ用バッグを提供する
ことである．（課題を解決するための手段）上記目的を達威させるため、本発明のバッグは有底筒体
のバッグ本体と、前記バッグ本体の開口部にバッグ本体
の外径よりも大きな内径を有する筒状体で形成され上端
開口部に開閉自在な天蓋な設けたカバーと、前記バッグ
本体の開口部外周と前記カバーの開口部内周とに両者を
着脱自在に係合し得るように形成したロック機構とを具
備することを特徴とするものである。

又、バッグ本体とカバーの結合部に形成したロック機構
は、バッグ本体開口部に形成したものは周縁部の外側に
、又、カバー開口部に形成したものは周縁部の内側に、
断面の厚みが開口端が厚く開口端から遠ざかるに従って
次第に薄くなる傾斜面をもっていることが望ましい．又、バッグ本体とカバーの結合部に形成したロック機構
は，バッグ本体に外側に向って弾性付勢されたロック球
を設け、カバーには前記ロック球と係合する係合孔を設
けることが望ましい。

さらに又、バッグ本体とカバーの結合部に形成したロッ
ク機構は、バッグ本体の外側に開口部から縦方向に延び
る一対のラチェットを設け、カバーには前記ラチェット
と係合する保合爪をもったロック釦を設けることが望ま
しい。

（作用）カバーの天蓋を筒状体から開放して天蓋を筒状体に折り
畳んだ位置まで回動し、次いでカバーを下方に向って押
し下げるとバッグ本体とカバーの係合が外れ、カバーは
バッグ本体の胴部に引き下ろされる．カバーをバッグ本体に引き下した状態でバッグは従来構
造のカートに４個を並列して積載できる。

（実施例）第１図から第５図は第一実施例である。これらの図にお
いて、バッグ本体１はプラスチックの成型品であって、
開口部を有する有底筒体２て形成されており、又、この
バッグ本体１には開口部を被覆するカバー３が着脱自在
に装着されており、このカバー３もプラスチックの成型
品で形成されている．前記カバー３は前記バッグ本体１
の外径よりも大きな内径を有する筒状体４で形成されて
おり、上端開口部に天蓋５が喋番６により開閉自在に取
り付けられており、又，この喋番６の反対側に筒状体４
と天蓋５を固定する連結金具７が設けられている．なお
、前記カバー３は天Ｍ５を開放してバッグ本体ｌに摺動
できる構造であり、カバーの引き下ろし、引き上げを容
易にするため、筒状体４の下端縁部に取手の作用をする
膨み部４ａを対向する２つの側部に形成するとよい。

前記バッグ本体の開口部並びにカバーの開口部に両者の
ロック機構が設けられる．バッグ本体ｌの開口周縁部の
外側に断面の厚みが開口端が厚く、開口端から遠ざかる
に従って次第に薄くなる傾斜面をもった第一の係合縁部
８が形成され、方、この第一の係合縁部８と対応する前
記カバー３の下端開口部には、開口部の内側に断面の厚
みが開口部が厚く、開口端から遠ざかるに従って次第に
薄くなる第二の係合縁部９が形成されている（第４図）
．カバー３を引き上げると筒状体４の開口部に形成した第
二の係金縁部９とバッグ本体１の開口部に形成した第一
の係合縁部８とが係合し，この状態を保持してカバー３
はバッグ本体ｌに固定される．なお、前記第一の係合縁
部８と第二の係合縁部９とは、カバー３を引き上げる程
度の力ではカバー３がバッグ本体ｌから抜けないように
なっている．又，前記カバー３の天Ｍ５はカバーがバッ
グ本体ｌの開口部に係合された状態で連結金具７により
筒状体４に固定される．前記バッグ本体１の底部には脚部ｌＯが設けられており
、この他，開口部近傍の側部には取手１１が設けられて
いる．又、前記取手ｌ１の下方位置で底部近傍の側部に
は、凹部１２が形成されていて、この凹部１２にシュー
ズ等を収容したジュースケース１３を着脱自在に装着す
る．前記ジュースケース１３は前記凹部１２にマジッ、
クテープ（商標〉で固定するか，バンドないしは金具な
どによって固定する．この他，バッグ本体ｌの側部にはバッグを担ぐための着
脱自在なショルダベルトｌ４が設けられている。なお、
前記ショルダベルト１４の端部に設けたフック金具１５
と係合する止め金具１６はバッグ開口部近傍と前記取手
１１の下方部分に設けられるが、少なくともバッグ開口
部近くに設けた止め金具ｌ６はバッグに対して出入自在
となっていることが望ましい（第５図）．バッグの基本構造は上記の通りであって、カバー３の連
結金具７を外して天蓋５を筒状体４から開放し，天蓋５
を筒状体４に対して折り畳んだ位置まで回動したのち、
カバー３を下方に向って押し下げると、ロック機構であ
るバッグ本体１の第一の係合縁部８とカバー３の第二の
係合縁部９との係合が外れてカバー３はバッグ本体１の
胴部に引き下ろされる。

この状態でバッグ本体ｌ内にゴルフクラブを収容してカ
ートに積み込めば，従来構造のゴルフカートにバッグ４
個を並列状態で積載することができる。なお、カバー３
を引き下ろすときは，ショルダベルト１４のフック金具
ｌ５を止め金具１６から外し、止め金具１６はバッグ本
体ｌの内側に押し込めておく．前記止め金具１６は常時
バッグ本体ｌの内側に引き込れる方向にスプリングなど
により付勢しておけば，フック金具１５を外したときに
直ちにバッグ本体内に没入する．このショルダベルトｌ
４はバッグを担いで持ち運ぶためのものであるから、カ
ートに積んで使用するときは予め取り外しておいてもよ
い．第６図は第二実施例であり、第二実施例は，カバーとバ
ッグ本体のロック機構に特徴があり、他に説明しない部
分は第一実施例と同じである。

バッグ本体１の開口部に、バッグ外側に向って出入する
一対のロック球２０を設けている。このロック球２０は
コイルばね２ｌによって弾性をもたせてケース２２内に
収容され、当該ロック球２０と対応するカバー３の筒状
部４の下端開口部近くに係合孔２３を形成し、カバー３
を引き上げたときに前記係合孔２３内に前記ロック球２
０が突入して両者を連結固定する．そしてカバー３を下
ろすときはロック球２０をコイルばね２１に抗して押し
戻しながらカバー３を引き下ろせばロック状態は解除さ
れる。

なお、カバー３の係合孔２３は柔軟資材による覆材２４
で被覆しておくとよい．第７図から第１０図は第三実施例である．バッグ本体並
びにカバーがプラスチック戒型品であることは第一、第
二実施例と同じであり、同じ部品には同じ符号を付して
説明を省帖した．第三実施例はカバーの天道と，カバー
とバッグ本体のロック機構に特徴がある．第８図におい
て，カバー３の天蓋３０が筒状体４と別個に形成されて
いることは第一実施例の場合と同じであるが、第三実施
例では天蓋３０の内側で対向する側壁間にスライドアー
ム３ｌが設けられている．前記スライトアーム３１は２
本の針金状資材を平行に設けるか又は巾のある金属板な
どがよく，天蓋３０の取付部に近い位置に側面Ｕ字状の
第一、第二の係合溝３２，コ３が形成されている．又、前記バッグ本体ｌの開口部近くには，前記天蓋３０
のスライトアーム３１と係合するジョイント３４が設け
られている．このジｌイント３４は片かなのコ字状をし
ており、天蓋３０が筒状体４と結合した状態で前記第一
の係合溝コ２と係合している。

従って、天蓋３０と筒状体４とはスライドアーム３Ｉ及
びジョイント３４によって連結されている。前記天蓋３
０の頂部には取手３５が設けられており、この取手３５
は取付軸部が回動する構造である。

天蓋３０を開放するには、取手３５を起し、取手３５を
持って先ず天蓋が閉塞されたときのスライドアーム３１
とジョイント３４の連結部の反対側を押し上げて筒状体
４と天蓋３０の係合を外す。次に天蓋コ０の一端を傾斜
させたまま天蓋３０をジョント３４の方向に移動する。

ジョイント３４はスライドアーム３ｌと天蓋裏面との間
で相対移動し（第８図Ｂ）、ジョイント３４がスライド
アーム３１の第二の係合溝３３に達すると，天蓋３０は
９０゜傾斜して筒状体４の側部に移動する（第８図Ｃ〉
．第９図、第１０図において、バッグ本体ｌの開口部外側
に縦方向に延びる一対のラチェット３６が設けられてい
る．このラチェット３６はバッグの開口部に向っては滑
るが、バッグの底部に向って係止歯が作用する構造であ
る．又、カバー３の下端開口部近くに設けたロック釦３
７が凹所３８内に設けられ、このロック釦３７の軸部３
９はカバー３の内側に形成したガイト筒４０内に摺勤可
能に設けられている．又，前記ガイト筒４０及び軸部ゴ
９を直交する方向に貫通させたバネ板４ｌが設けられ、
該バネ板４１の両端に前記ラチェット３６と係合する係
合爪４２が設けられている．特に＄１０図Ａを参照して、バネ板４１に何らの負荷が
かかっていない状態で係止爪４２がラチェット３６と係
合しており，このとき軸部３９はガイド筒４０の開口端
より若干内側に位置しており、かつ、ロック釦３７は凹
所３８の底部に達していない位置に配設されるように各
部分が組み立てられている．前記したようにバッグ本体
１のラチェット３６は、バッグ開口部方向に向って滑る
構造であるから、カバー３を引き上げるヒバネ板４１の
係止爪４２が前記ラチェット３６上を滑って移動し、カ
バー３を停出した位置で係止爪４２とラチェット３６は
係合し、カバー３とバッグ本体１は連結固定される．そ
してカバー３を下ろすときは前記したように天蓋３０を
開放した状態でロック釦３７を押し、バネ板４１をＶ字
状に変形し、係止爪４２とラチェット３６の保合を外し
、このままカバーを引き下ろす（第８図Ｂ）．なお、バッグ本体ｌの取手４３は取付軸部が回動できる
構造となっている．第１１図から第１４図は各実施例に共通する構造である
．第１１図、第１２図にはバッグ本体１の開口部に設ける
仕切りが示されている．バッグ内に収容するクラブの片
寄りを防止するため、開口部に第一の仕切り部材５０に
よってクラブ収納口５ｌが区画されている．第１３図、第１４図にはバッグ本体１の開口部に設ける
他の仕切りが示されている．この実施例に示される仕切
はバッグ開口部に着脱自在であって、仕切りの他にボー
ル、ティーなどを収納する箱も設けられている。第二の
仕切り部材５２はバッグ本体１の開口部と同じ大きさで
あってバッグ開目端に嵌合する係止部５３を有する環状
体に形成されており、環状体の内側に形成された仕切り
板５４によってクラブ収納口５５が設けられ，このクラ
ブ収納口５５に隣接してボールないしはティーの収納箱
５６か設けられる．なお、図中，５７はゴルフクラブ，５８はボール、５９
はティーを表わしている．（発明の効果）本発明はゴルフバッグ全体をプラスチックの成型品で形
成したのて，従来の縫製品に比べて耐久性があること、
バッグ本体の開口部を覆うカバーは天蓋を折り畳んだ状
態でカバーの筒部なバッグ本体に摺動させながら引き下
ろすことができるので，カバーを開放した状態がコンパ
クトな形状となり、従って従来構造のゴルフカートに４
個を並べて積載できることの効果がある．

【図面の簡単な説明】

第１図はゴルフバッグの全体の斜視図で、第２図は同断
面図で、第３図はカバーを引き下ろした状態の断面図で、第４図はバッグ本体の開口部とカバー開口部の結合状態
を示す断面図で、第５図はショルダベルトの取付状態を示す斜視図で、第６図はバッグ本体とカバーの他の結合状態を示し、Ａ
は結合状態を、Ｂは結合を解除した状態を示す断面図で
、第７図は他の実施例によるゴルフバッグ全体の斜視図で
，第８図はカバーと天蓋の他の例を表わし，Ａは結合状態
、Ｂは天蓋の開放途中、Ｃは天蓋の開放完了状態の断面
図で、第９図はバッグ本体とカバーの他の結合状態を表わす断
面図で，第１０図はロック釦の断面を表わし、Ａは結合状態、Ｂ
は結合を解除した状態の断面図で、第１１図はバッグ開
口部の仕切り構造を示す平面図で、第１２図は同断面図で，第１３図はバッグ開口部の他の仕切り構造を示す平面図
で，第１４図は同断面図である．１・・・バッグ本体　　　　２・・・有底筒体３・・・
カバー　　　　　　４・・・筒状体５．３０・・・天蓋
　　　　　６・・・喋番７・・・連結金具　　　　　８
・・・第一の係合縁部９・・・第二の係合縁部　　１０
・・・脚部１１，３５．４３・・・取手　　　　ｌ２・
・・凹部１３・・・ジュースケース　　１４・・・ショ
ルダベルト１５・・・フック金具　　　　１６−・・止
め金２０・・・ロック球　　　　　２ｌ・・・コイルば
ね２２・・・ケース　　　　　　２３・・・係合孔２４
・・・覆材　　　　　　　３１・・・スライドアーム３
２・・・第一の係合１ｉｌ　　　　３３−・・第二の係
合溝３４・・・ジョイント　　　　３６−・・ラチェッ
ト３７・・・ロック釦　　　　　３８・・・凹所３９・
・・軸部　　　　　　　４０・・・ガイド筒４ｌ・・・
バネ板　　　　　　４２・・・係止爪５０・・・第一の
仕切り部材　５１．５５・・・クラブ収納口５２・・・
第二の仕切り部材　５　３−・・係止部５　４−・・仕
切り板　　　　　５６・・・収納箱５７・・・ゴルフク
ラブ　　　５８・・・ボール５９・・・ティー

Claims

【特許請求の範囲】

（１）有底筒体のバッグ本体と、前記バッグ本体の開口
部にバッグ本体の外径よりも大きな内径を有する筒状体
で形成され上端開口部に開閉自在な天蓋を設けたカバー
と、前記バッグ本体の開口部と前記カバーの開口部とに
両者を着脱自在に係合し得るように形成したロック機構
とを具備するゴルフクラブ用バッグ。
（２）バッグ本体とカバーの結合部に形成したロック機
構は、バッグ本体開口部に形成したものは周縁部の外側
に、又、カバー開口部に形成したものは周縁部の内側に
、それぞれ断面の厚みが開口端が厚く開口端から遠ざか
るに従って次第に薄くなる傾斜面をもっていることを特
徴とする請求項第１項記載のゴルフクラブ用バッグ。
（３）バッグ本体とカバーの結合部に形成したロック機
構は、バッグ本体の開口部近傍に外側に向って弾性付勢
された一対のロック球を設け、カバーには前記ロック球
と係合する係合孔を設けたことを特徴とする請求項第１
項記載のゴルフクラブ用バッグ。
（４）バッグ本体とカバーの結合部に形成したロック機
構は、バッグ本体の外側に開口端部から縦方向に延びる
一対のラチエットを設け、カバーには前記ラチエットと
係合する係合爪をもったロック釦を設けたことを特徴と
する請求項第１項記載のゴルフクラブ用バッグ。
（５）カバーは筒状体の開口部に天蓋が喋番により開閉
自在に設けられており、この喋番の反対側に天蓋と筒状
体を結合する連絡金具が設けられていることを特徴とす
る請求項第１項記載のゴルフクラブ用バッグ。
（６）筒状体の開口部に設けたカバーの天蓋には、天蓋
の内側で対向する側壁間にスライドアームが設けられ、
該スライドアームは取付部に近い位置にＵ字状の第一、
第二の係合溝が形成され、バッグ本体の開口部に前記ス
ライドアームと係合するジョイントが設けられているこ
とを特徴とする請求項第１項記載のゴルフクラブ用バッ
グ。
（７）バッグ本体の胴部には凹部が形成されており、こ
の凹部にジュースケースが着脱自在に装着されているこ
とを特徴とする請求項第１項記載のゴルフクラブ用バッ
グ。
（８）バッグ本体の開口部には第一の仕切りが設けられ
ていることを特徴とする請求項第１項記載のゴルフクラ
ブ用バッグ。
（９）バッグ本体の開口部には着脱自在な第二の仕切り
が設けられており、この第二の仕切りには仕切板とボー
ルなどを収納する箱が設けられていることを特徴とする
請求項第１項記載のゴルフクラブ用バッグ。