JPH0397223A - 半導体成長装置 - Google Patents

半導体成長装置

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JPH0397223A
JPH0397223A JP23491989A JP23491989A JPH0397223A JP H0397223 A JPH0397223 A JP H0397223A JP 23491989 A JP23491989 A JP 23491989A JP 23491989 A JP23491989 A JP 23491989A JP H0397223 A JPH0397223 A JP H0397223A
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Toshihiro Kusuki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 引上法により3元以上の化合物半導体の単結晶を成長さ
せる半導体或艮装置に関し、 均一な組成でかつ転位のない高品質な3元以上の化合物
半導体の単結晶を製造することを目的とし、 3元以上の原料が入れられ、加熱されて該原料を融解さ
せるるつぼと、該るつぼを複数の部屋に画成する仕切板
と、上記融解された融液が該複数の部屋間で移動し得る
よう構戒された連通部とを設けてなる半導体成長装置に
おいて、該仕切板を移動可能な構成とし、該原料の融解
時に該仕切板を引き上げ該連通部を広くすると共に、該
融液から単結晶を成長させる時、該仕切板を引き下げ該
連通部を狭くする構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体成長装置に係り、特に引上法により3元
以上の化合物半導体の単結晶を成長させる半導体成長装
置に関する。
昨今、2元化合物半導体の格子定数による制限を緩和す
るため、3元以上の化合物半導体を基板とする半導体I
Iが製造されている。
周知のように半導体装置の基板は高品質である必要があ
り、基板が不良である場合、半導体装置の種々の特性が
大きく劣化してCまう。
このため、転位の発生がなく、かつ均一な組成を持つ高
品質な3元以上の化合物半導体の単結晶を製造し得る半
導体成長装置が望まれている。
〔従来の技術〕
第7図に従来における3元化合物半導体の単結晶を製造
する半導体成長装置1を示す。同図において、2はチャ
ンバ、3はるつぼ、4は仕切板、5は載置台、6は種結
晶、7は引上げ用モータである。
チャンバ2は真空ボンブに接続されており、所定圧力ま
で減圧し得る構成となっており、またチャンバ2の下部
には載置台5が設けられている。
この載置台5には窒化ホウ素(BN)製のるつほ3が+
1!置されており、るつぼ3は図示しない加熱手段によ
り加熱され得る構成となっている。
また、るつぼ3の中央には、るつほ3を2部屋(部屋へ
,部屋B〉に画成する窒化ホウ素製の仕切板4が配設さ
れており、更に仕切板4の下部には画成された2部屋を
連通する連通部8(明確化のため図では誇張して描いて
いるが実際は高さ3M程度)が設けられている。従来、
仕切板4はるつぼ3に固定されており、よって連通部8
の広さも一定で変化させることはできなかった。
次に、上記半導体成長′5A置1を用いた従来における
3元化合物半導体の製造方法について説明する。ここで
は、3元化合物半導体としてlnQaΔS (インジウ
ム、ガリウム、ヒ素〉単結晶の製造方法について述べる
lnGaAsの単結晶を製造するには、先ず第8図に示
すように、溶媒としてのln,及びGa As結晶、I
n As結晶を組成比が所定値となるよう秤はしてるつ
ほ3の各部屋A.Bに均等に入れ、続いてるつぼ3を加
熱する。In,Ga As ,ln Asの内、lnは
融点が最も低いため、加熱に伴ない第9図に示すように
、先ずInの融液9ができ、更に加熱することによりG
a AS ,in ASも融解し、第10図に示される
ようにin Qa Asの均一な融液10がでぎる。
続いて第7図に示されるように、種結晶6が融液10に
浸漬され、そして引上げ用モータ7により種結晶6を所
定引上げ速度で引上げることによりIn Ga Asの
単結晶が成長する。
この時、QaはInGaAsの単結晶中に多く取り込ま
れるため、部屋A内の融液9におけるQaはin,As
に比べて早く涸渇する。このため、るつほ3の連通部8
を挾んだ位置にはプラス電極11及びマイナス電極12
が設けられている。
この電極11.12に例えば10Aの電流を流すことに
より、部屋B内の融液10中のGaは連通部8を通って
部mA内に入り込む。これにより部屋A内の融液のln
,Qa,,Asの組成比率は一定に保たれ、成長するI
n Ga Asの単結品の組成も均一となる。このよう
に成長する単結晶の組成を均一とするために仕切板4.
連続通部8,電極11.12が設けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記したように、半導体成長装置1では、るつぼ3を載
茸台5上に戟置し、これに原料を入れて加熱する構成と
されている。しかるに、るつぼ3を載置台に精度良く水
平に載置するのは難かしく、どうしても若干の傾きが発
生してしまう。
このように傾いて戟置されたるつぼ3を加熱すると、次
のような現象が発生する。即ち、加熱に伴ない低融点を
有するinが融解すると、るつぼ3は傾いており、かつ
部屋A.Bはj1通部8により連通されているため、例
えば、第11図に示されるように傾いていた場合、部屋
BのIn融液は部屋A側に流れ込む。このため、部屋B
に存在するlnの吊に対し部屋Aに存在するInの量が
多くなってしまい、この量の異なるin溶媒に各部屋A
.B毎に同量入れられたGaAS結晶及びInAs結晶
に溶け込むため、部屋Aと部屋Bで融液の組成比が異な
ってしまう。
よって、このように組成比が所定値と異なる融液より単
結晶を成長させても、転拉の発生が生じ易く、かつ均一
な組成の単結晶を得ることができないという課題があっ
た。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、均一な
組成でかつ転位のない高品質な3元以上の化合物半導体
の単結晶を製造し得る半導体成長装茸を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明では、3元以上の原
料が入れられ、加熱されて原料を融解させるるつぼ〈1
5〉と、 このるつぼ(15)を複数の部屋(A.B)に画成する
仕切板(14〉と、 上記融解された融液(20〉が前記複数の部屋(A,B
)間で移動し得るよう構成された連通部(18〉とを設
けてなる半導体或艮装置において、上記仕切板(14)
を移動可能な構成とし、上記原料の融解時に仕切板〈1
4)を引き上げ連通部(18〉を広くすると共に、 上記融液(20)から単結晶を或艮させる時、仕切板(
14)を引き下げ連通部(18)を狭くする構成とした
ことを特徴とするものである。
また、上記半導体成長装置において、上記連通部〈18
〉を通して融液(20)に電流を流すための電極(11
.12)を構威しても良い。
〔作用〕
半導体成長装置を上記構成とすることにより、3元以上
の原料は連通部(18〉が広い状態で融解されるため、
全ての原料が融解された状態で、その融液(20〉の組
成はるつぼ(15)に原料を入れた時の組成の割合と等
しく、かつるつぼ(15)内において均一の値となって
いる。
よって、甲粘晶を成長させる時、るつぼ(15)を仕切
板(14)により画或しても、各部屋(A.B)内の融
液(20)の組成は等しい組戒となっており、この融液
(20)から得られる単結晶は均一なかつ転位のない単
結晶となる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について図面と共に説明する。第1
図は本発明の一実席例である半導体成長装置13の要部
構成図である。尚、同図において第7図に示した半導体
成長装置1と同一構成については同一符号を附してその
説明を省略する。
半導体成長装置13は、仕切板14をるつぼ15に対し
上下方向へ移動可能な構成としたことを特徴とする。こ
のため、仕切板14にはワイヤ16が設けられており、
このワイヤ16は仕切板移動用モータ17により巻回さ
れる構成となっている。また、るつぼ15には図示しな
い案内機構が設けられており、仕切板14はるつぼ15
の中央にて上下動する構成とされている。
第1図は仕切板14が下動した位置にある状態を示して
いる。この時、るつぼ15は仕切板14によりふたつの
部屋A.Bに画成されると共に、仕切板14の下端部と
るつぼ15の底面との間は離間しており、連通部18が
形成されている。よって、各部屋A.B内の融液19は
、この連通部18を介して接しており、各部屋A.B間
で移動可能な構成となっている。また、上記のように仕
切板14が下動した第1図に示す状態では、連通部18
は狭くなっており、連通部18の構或は第7図に示した
従来の半導体成長装置1の連通部8と略同一構成となっ
ている。
第2図は仕切板14が上動した位置にある状態を示して
いる。この時、連通部18は広くなっており、各部11
A.Bは広い面積において連通している。このように、
仕切板14が上下動し得る構或とすることは、換言すれ
ば連通部18の広さを変化し得ることと同義である。
上記のように仕切板14を移動可能な構成とされた半導
体成長装置13では、転位がなく均一な組成を有した3
元以上の化合物半導体の単結晶を製造することができる
。以下、その理由について半導体成長装fif13によ
るll結晶の製造手順と共に説明する。尚、以下の説明
でも、3元化合物半導体としてIn Ga As単結晶
の製造方法を例に挙げて説明する。
半導体成長装置13を用いてIn Ga As単結晶を
製造するには、先ず仕切板14を上動させて連通部18
を広くし、第3図に示すように部屋A.Bをその略全休
において達通させる。続いて仕切板14が上動し部屋A
,Bが連通されたるっぽ15内にI n−600or 
, Ga As−65.61or ,InAS・・・2
78.862!llrを入れると共に、加熱手段により
860℃まで加熱した後、2時間放置する。
前記したようにIn,GaAs,InAsの3種類の内
、Inが最も融点が低いため、第4図に示すように先ず
lnが融解しln融液19ができる.続いてQa As
及びInAsも融解し、第5図に示されるようにI n
−Q a−A S融液20ができる。この時、るつぼ1
5が傾いて載置台5に載置されていても、仕切板14が
上動されているため、従来と異なり各部屋A.B毎にG
a As .InAsがIn融液19と混合するのでは
なく、るつぼ15の全体において混合する構成となるた
め、I n−G a−A s融液20は部屋A.Bに拘
らず、るつぼ15内において均一の組成となっており、
その組成は秤量時における所定の組成率となっている。
上記のようにI n−G a−A S融液20が生成さ
れると、什切板14は下動し、るつぼ15を部屋A,B
に画或すると共に、狭い連通部18が形成される。この
時、I n−Ga−A s融液20は仕切板14により
体積比にして1:1となるよう画成され、また達通部1
8の高さ寸法(仕切板14の下端とるつぼ15の底面と
の離間寸法)は3mとなるよう設定されている。
次にI n−G a−A s融液20を0.7℃/wi
nで冷却し、そして840℃に到達した時に種結晶6(
fnPよりなる)を下動させてI n−Ga−A S融
液20に浸漬させた上で、引上げ軸21を20『p一で
回転させながら(回転機構は図示せず)、0.2JII
/■1nの速さで引き上げる。また同時に、部屋A内の
l n−Q a−As融液20において涸渇するQaを
部屋Bより補給するため、電極11,12に1OAの電
流を流す。これにより、第6図に示すように、In G
a As単結晶22が成長し、40分間引き上げること
により直径15mg.長さ8jlIのInPに格子整合
したIn Ga As単結晶22が製造される。
この時得られるIn Ga As単結晶22は、上記の
ようにるつぼ15の傾きに拘らず均一で所定組成を有す
るI n−G a−A s融液20から成長されるため
、転位の発生のないかつ均一な組成を有した高品質の単
結晶となる。よって、このIn Ga As単結晶22
を基板とした半導体装置の特性向上を図ることができる
尚、上記した実施例ではIn Ga As単結晶を製造
する.半導体成長装置13を例に挙げて説明したが、本
発明は本実施例に限定されるものではなく、他の3元以
上の化合物半導体の単結晶を製造する場合においても適
用できることは勿論である。
(発明の効果) 上述の如く、本発明によれば、転位がなく均−の組成を
有した3元以上の化合物半導体の単結晶を容易に製造す
ることができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である半導体成長装置におい
て、仕切板が下動した位置にある状態を示す要部構成図
、 第2図は第1図に示す半導体成長装置において、仕切板
が上妨した位置にある状態を示す要部構成図、 第3図乃至第6図は第1図に示す半導体成長装置を用い
たIn Ga As単結晶の製造方法をその製造手順に
沿って説明するための図、 第7図は従来における3元化合物半導体の単結品を製造
する半導体成長装置の一例を示す要部構成図、 第8図乃至第10図は従来における In Ga AS li結晶の製造手順を説明するため
の図、 第11図は従来の半導体成長装置でるつぼが信いた場合
に生ずる不都合を説明するための図である。 図において、 2はチャンバ、 6は種結晶、 13は半導体成長装置、 14は仕切板、 15はるつぼ、 18は連通部、 22はIn Ga As単結晶 を示す。 B半間 第2図 第1図 第6図 第7図 第9図 第1i図 第8図 第10図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)3元以上の原料が入れられ、加熱されて該原料を
    融解させるるつぼ(15)と、 該るつぼ(15)を複数の部屋(A、B)に画成する仕
    切板(14)と、 上記融解された融液(20)が該複数の部屋(A、B)
    間で移動し得るよう構成された連通部(18)とを設け
    てなる半導体成長装置において、該仕切板(14)を移
    動可能な構成とし、 該原料の融解時に該仕切板(14)を引き上げ該連通部
    (18)を広くすると共に、 該融液(20)から単結晶を成長させる時、該仕切板(
    14)を引き下げ該連通部(18)を狭くする構成とし
    てなる半導体成長装置。
  2. (2)上記半導体成長装置において、上記連通部(18
    )を通して融液(20)に電流を流すための電極(11
    、12)を構成としてなる請求項1記載の半導体成長装
    置。
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