JPH0397127A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JPH0397127A
JPH0397127A JP1234206A JP23420689A JPH0397127A JP H0397127 A JPH0397127 A JP H0397127A JP 1234206 A JP1234206 A JP 1234206A JP 23420689 A JP23420689 A JP 23420689A JP H0397127 A JPH0397127 A JP H0397127A
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隆浩 三宅
Koji Yoshifusa
吉房 幸治
Yoshio Yoshida
吉田 圭男
Yukio Kurata
幸夫 倉田
Kazuhiro Odera
大寺 一弘
Taizo Yokota
泰造 横田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスク装置におけるトランキングエラー
の検出に回折素子にまり生成された1次回折光を用いる
光ピックアップ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
光学式記録媒体への記録方式は、記録ビットの形或方法
により、相変化型及び反射率変化型等、種々の方式が知
られており、又、記録ビットの形戒が1回のみ可能な追
記型の記録媒体と、記録ビットの書替えが行える書替え
゛可能型の記録媒体とに分類される。一般に、これらの
光学式記録媒体には、いずれも予め記録トラックに対応
する案内溝(又は凸部)が形成され、記録・再生又は消
去の際には光ビームが上記案内溝をトレースするように
、トラッキング制御が行われる。
上記のトラッキング制御のためのトラッキングエラーの
検出方法としては、プッシュブル法及び3ビーム法等が
良く知られている。
例えば、第12図(a)に示すようなプッシュプル法で
は、図示しない光発生手段から出射され、プリズムξラ
ー31を透過した光ビームは対物レンズ32により光デ
ィスク33上に集光される。光ディスク33からの反射
光は対物レンズ32を経てプリズムミラー31により直
角方向に反射される。プリズムミラー31からの光ビー
ムは光検出器34に導かれて、光検出器34の1対の光
検出部34a・34bにスポットS′として集光される
。なお、第12図(a)では、便宜上光検出部34a・
34bを紙面と平行な向きで表示しているが、実際は、
光検出部34a・34bはプリズムξラー31と対向し
ている。
光検出部34a・34bからはそれぞれの受光量に応じ
た検出信号が出力される。そして、トラッキングエラー
が生じていない場合、光検出部34a・34bからの出
力信号の大きさは等しくなるが、トラッキングエラーが
生じた場合、光検出部34a・34bからの出力信号の
大きさが相違する。光検出部34a・34bからの出力
信号は減算器35により減算処理が施されて、その差が
トラッキングエラー信号として出力される。
ところが、上記のプッシュプル法では、光ディスク33
が水平で対物レンズ32と平行な状態にある場合、トラ
ッキングエラーの検出は正確に行われるが、第12図(
b)に示すように、光ディスク33が傾斜した場合、光
ディスク33からの反射光の光路がずれるため、光検出
器34上でのスポットの位置ずれが生じ、実際にはトラ
ッキングエラーが生じていないにもかかわらず、トラッ
キングエラーを生じた旨の検出が行われる。このように
、トラッキングエラー信号にオフセットが生じてトラッ
キングの調整が正確に行えなくなるため、正確な再生が
不可能となる。なお、上記のオフセットの補正を行えば
、プッシュプル法によるトラッキング調整が可能である
が、補正動作は煩雑なものである。
又、プッシュブル法において、対物レンズ32を駆動す
ることによりトラッキングの調整を行う場合、対物レン
ズ32を光ディスク33の半径方向へ移動させることに
よっても上記と同様の不具合が生じるため、正しいトラ
ッキングの制御を行うためには対物レンズ32を光ピッ
クアップ装置と一体的に駆動する等の対策を講じる必要
があった。以上のように、プッシュプル法を用いる場合
は、種々の条件を満たさねばならないという不便を生じ
ていた。
一方、3ビーム法では、1対の光ビームをトラッキング
エラーの検出に用いるので、上記のような問題は解消さ
れている。この3ビーム法では第13図に示すような凹
凸の格子面36aを有する回折素子36により、入射光
ビームが0次回折光及び±1次回折光に3分割された光
ビームが利用される。これらの光ビームは第14図に示
すように、0次回折光が光ディスク37の目標のトラッ
ク38にメインスポットSl′として集光される一方、
±1次回折光がメインスポットの前後で光ディスク37
の半径方向に僅かにずれた位置でサブスポットS2  
・3,/ として集光されるようになっている。光ディ
スク37上に、例えば、トラック38に沿うピット39
(便宜上、ハッチングで示す)として記録されている記
録信号は、メインスポットS,1により読み取られる一
方、トラッキングエラー信号はサブスポット32′ ・
s3の光強度の差として生戒される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記した従来の3ビーム法では、既にピット
39が記録されたトラック38の再生を行う場合は正し
くトラッキングエラーの検出が行われるが、例えば、追
記型の光ディスク37等においてピット39の形成によ
り記録を行う場合、記録すべきトラック38においてメ
インスポットSI′に先行するサプスボッ}Sz’はビ
ット39の未だ形成されていない領域に集光される一方
、メインスポットSI′の後方のサブスポットS,は既
にピット39の形成された領域に集光される。そのため
、トラッキングエラーの生じていない状態でもサブスポ
ッt−s.’  ・3.1の光強度に差が生じ、トラッ
キングエラー信号にオフセットが発生する問題がある。
従って、3ビーム法では、記録時にトラッキングエラー
の検出を行うことが困難であるという問題点を有してい
た。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第1の態様に係る光ピックアップ装置は、上記
の課題を解決するために、光発生手段と、この光発生手
段から出射される光を記録媒体上に集光させるとともに
記録媒体からの反射光を第2の回折素子に導く光学系と
、上記光発生手段と記録媒体とを結ぶ光軸上に設けられ
、光発生手段からの光を記録情報検出用の0次回折光と
トラッキングエラー検出用の1次回折光とに分割する第
1の回折素子と、上記記録媒体からの反射光の光軸上に
設けられ、上記反射光を光検出器側に回折させる第2の
回折素子と、複数の光検出部を有し、上記第2の回折素
子からの回折光を各光検出部で電気信号に変換する光検
出器とを備えた光ピックアップ装置において、上記第1
の回折素子は回折格子の方向を記録媒体のトラック方向
に対して所定角度傾斜させた第1 ?M域と、回折格子
の方向を記録媒体のトラック方向に対して上記第1領域
の回折格子とは逆方向にほぼ同一角度傾斜させるととも
にその格子間隔が上記第1領域の格子間隔とほぼ等しく
設定された第2領域とを有していることを基本的な特徴
とするものである。
なお、上記第1の回折素子の第1及び第2領域における
回折格子は同一のブレーズ断面形状を有していることが
望ましい。
又、上記第1の回折素子における第1・第2領域は一方
の領域で生戒されたl次回折光の反射光が全て他方の領
域に戻るように上記第1・第2領域が形成されているこ
とが好ましい。
更に、上記第2の回折素子は2つの領域に分割され、こ
れらの領域により上記記録媒体からの反射光が光検出器
のそれぞれ異なる光検出部に向けて回折されるように形
成されていることが好適である。
又、上記第1の回折素子の第1領域によりl次回折され
、記録媒体で反射して第2の回折素子に入射する1次回
折光は第2の回折素子における2分割された一方の領域
のみに入射し、第1の回折素子の第2領域で1次回折さ
れ、記録媒体で反射して第2の回折素子に入射する1次
回折光は第2の回折素子における2分割された他方の領
域のみに入射するようにされていることが好ましい。
又、本発明の第2の態様に係る光ピックアップ装置は、
光発生手段と、この光発生手段から出射される光を記録
媒体上に集光させるとともに記録媒体からの反射光を光
検出器に導く光学系と、上記光発生手段と記録媒体とを
結ぶ光軸上に設けられ、光発生手段からの光を記録情報
検出用のO次回折光とトラッキングエラー検出用の1次
回折光とに分割する回折素子と、上記記録媒体からの反
射光を各光検出部で電気信号に変換する光検出器とを備
えた光ピックアップ装置において、上記回折素子は回折
格子の方向を記録媒体のトラック方向に対して所定角度
傾斜させた第1領域と、回折格子の方向を記録媒体のト
ラック方向に対して上記第1領域の回折格子とは逆方向
にほぼ同一角度傾斜させるとともにその格子間隔が上記
第1領域の格子間隔とほぼ等しく設定された第2領域と
を有していることを特徴とするもの又ある。
〔作 用〕 ゛上記本発明の第1の態様によれば、第1の回折素子を
第1・第2領域に分割するとともに、第1・第2領域の
回折格子の方向を記録媒体のトラック方向に対して互い
に逆向きにほぼ同一角度傾斜させ、かつ、第1・第2領
域の格子間隔をほぼ等しくしたので、記録媒体のトラッ
ク上にこの第1の回折素子でのO次回折光によりメイン
スポットが形成されるとともに、このメインスポットの
トラック方向の前方及び/又は後方におけるメインスポ
ットからの距離がほぼ等しい位置に少なくとも1対のサ
ブスポットが形成されるようになる。
そこで、このメインスポットより前方又は後方の1対の
サブスポットを利用してトラッキングエラーの検出を行
うようにすれば、仮に記録時であってもトラッキングエ
ラーの検出を正確に行うことができるようになる。
すなわち、メインスポットより前方よりの1対のサブス
ポットを利用すれば、記録時においては両サブスポット
とも未記録領域に照射されるので、両サブスポットにお
ける反射率はほぼ等しくなり、トラッキングエラーの検
出にオフセットは生じにくくなる。
又、メインスポットより後方の1対のサブスポットを利
用すれば、記録時においては両サブスポットとも記録済
領域に照射されるので、やはりトラッキングエラーの検
出にオフセットは生じにくくなる。
一方、上記本発明の第2の態様は、第2の回折素子を有
していない以外は上記した本発明の第1の態様とほぼ同
様であり、第2の態様における回折素子の構造、作用等
は第1の態様における第1の回折素子とほぼ同様である
。従って、第2の態様においても、記録媒体のトラック
上のメインスポットの前方又は後方に少なくとも1対の
サブスポットが形成されるので、メインスポットの前方
又は後方の1対のサブスポットを利用することにより、
記録時であってもオフセットを生じることなくトラッキ
ングエラーの検出が行えるものである。
なお、上記した第1又は第2の態様による光ピックアッ
プ装置は、記録可能型の光学式記録媒体に記録を行う場
合に特に有効であるが、記録済の記録媒体の再生時等に
も同様に使用できるものである。
〔実施例1〕 本発明の第1の態様に係る一実施例を第1図乃至第6図
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
第2図に示すように、光ピックアンプ装置はレーザ光を
出射する光発生手段としての半導体レーザ1と、半導体
レーザ1からのレーザ光を0次回折光と1次回折光とに
分割する第1の回折素子2と、記録媒体としての光ディ
スク6からの反射光を光検出器7側に回折させる第2の
回折素子3と、第1及び第2の回折素子2・3を通過し
たレーザ光を平行光とするコリメートレンズ4と、コリ
メートレンズ4からのレーザ光を光ディスク6上に集光
させる対物レンズ5と、光ディスク6で反射され、第2
の回折素子3で回折された光を受光する光検出器7とを
備えている。ここで使用される光ディスク6は、例えば
、追記型、書替え可能型等の記録可能型のものであって
、かつ、光ディスク6上には、トラックを形戒するトラ
ック溝6a・6a・・・が予め螺旋状又は同心円状に形
成されている。
第1図に示すように、第1の回折素子2は光ディスク6
のラジアル方向(X方向)に延びる分割線2eにより第
1・第2領域2a・2bに分割されている。各領域2a
・2bにおける半導体レーザ1側の表面近傍にそれぞれ
回折格子2c・2c・・・、2d・2d・・・が形成さ
れている。回折格子2c・2C・・・と回折格子2d・
2d・・・とは、Y方向に延びる光ディスク6のトラッ
ク溝6aの中心線Tに対し互いに逆向きに同一角度だけ
傾斜するようにされている。又、回折格子2C・2C・
・・及び2d・2d・・・の格子間隔はそれぞれ一定と
されるとともに、互いに等しく設定されている。
上記の構成により、第1の回折素子2の第1領域2aへ
の入射光は0次回折光と±1次回折光とに分割される。
そのうちの0次回折光は、第3図にも示すように、光デ
ィスク6上に、光軸O上に中心を有するメインスポット
S1を形或する一方、±1次回折光は光ディスク6上の
メインスポットSlからトラック溝6aの方向に離れた
位置に1対のサブスポットS2 ・S,を形成する。な
お、サブスポットS2 ・S,はトラック溝6aの中心
線Tに対しトラック溝6aの延びる方向と直交する方向
に互いに逆向きに同一距離だけずれた位置に形成される
又、第1の回折素子2の第2領域2bへの入射光は0次
回折光と±1次回折光とに分割される。
そのうちの0次回折光は、第I SI域2aでのO次回
折光とともに光ディスク6上にメインスボントS1を形
或する一方、±1次回折光は光ディスク6上のメインス
ポットSlからトラック溝6aの方向に離れた位置に1
対のサブスポットS4 ・S,を形成ずる。サブスポッ
トS4 ・S,はトラック溝6aの中心wATに対しそ
れぞれサブスポットS2・S3と互いに逆向きに同一距
離だけトラック溝6aと直交する方向にずれた位置に形
成される。
このように、本実施例では、第1の回折素子2により光
ディスク6上に5つのスポットS,−S,が形成される
ようになっている。
上記第1 FJ域2aによる1対のサブスボッ}Sz・
S,は回折格子2C・2C・・・の方向と直交する方向
に延びる延長線t,上に位置する一方、第2領域2bに
よる1対のサブスポットS4 ・S,は回折格子2d・
2d・・・の方向と直交する方向に延びる延長線t2上
に位置するものである。そしてトラック溝6aの中心線
Tに対する延長線t1・t2の傾斜角度θは等しいので
、トラック溝6aの中心線Tに対するサブスポットS2
 ・S4のラジアル方向の変位量P1は互いに等しく、
上記中心線Tに対するサブスポットS3 ・S5のラジ
アル方向の変位量P1も互いに等しくなる。
本実施例では、後述の如く、第1の回折素子2の各領域
の+1次回折光に基づくサブスポットS2・S4を利用
してトラッキングエラーの検出を行うものである。その
場合、トラック溝6aの中心線Tに対するサブスポット
S2 ・S4のラジアル方向の変位量P1が相違すると
、正しいトラッキングエラー信号が得られなくなる。従
って、本実施例では、第1の回折素子2を光軸Oの回り
で回転させて中心&ITに対するサプスポッl−52 
 ・S,のラジアル方向の変位量P,を整合させる必要
がある。その際、サブスポットS2 ・S4とメインス
ポットSl間の距離が大きくなるに伴って第1の回折素
子2の回転によるサブスポットs2 ・S,の変位量が
大きくなり、それだけ調整が困難となる。従って、光検
出器7の構或に支障を来さない範囲でサブスポットS2
 ・s4をメインスポットS1に接近させることが好ま
しい。
なお、第1図及び第3図においては、サブスポット32
〜S,を円形として表示したが、実際には第1の回折素
子2の分割線2eと半導体レーザ1からのレーザビーム
の外径又は光学系の開口形状によって決まる形状(分割
線2eを直線、レーザビームの外径を円形とすれば半円
形となる)を基本として各種収差によりやや乱れた形状
となる。しかし、第1領,域2aで形成されるサブスポ
ットS2 ・S,と第2領域2bで形成されるサブスポ
ットS4 ・S,とが対称の形状となるため、サブスポ
ット32〜S,の形状如何がトラッキングエラーの検出
に影響を与えることはない。
光ディスク6が記録可能型のものである場合、記録時に
は、光ディスク6のトラック溝6aの中央に照射されに
メインスポットS1により、トラック溝6aに沿って、
例えば、図示しないピットが形戒され、所望の情報の記
録が行われる。一方、再生時には、記録時より強度を低
下させられた・メインスポットS1により、例えば、ピ
ットとして記録された情報が読み取られる。そして、記
録及び再生時に、以下で詳述するように、メインスポッ
トS1より先行する1対のサブスポットS2・S4によ
りトラッキングエラーの検出が行われてメインスポット
S1がトラック溝6aの中央に位置するように誘導され
る。このように、本実施例では、メインスポットS1よ
り先行する1対のサブスポットS2 ・S4によりトラ
ッキングエラーの検出を行うものであるから、記録時に
おいてもトラッキングエラー検出用のサブスポットS2
・S4はともにピット等により記録される情報を走査せ
ず、従って、トラッキングエラーの検出は正確に行われ
る。
次に、第2の回折素子3(第4図参照)及び第2の回折
素子3により回折される光ディスク6からの反射光を受
光する光検出器7(第5図参照)につき説明する。第2
の回折素子3は光ディスク6のラジアル方向に延びる分
割線3eにより第1及び第2領域3a・3bに分割され
、各領域3a・3bには互いにピッチの異なる直線状の
回折格子3C・3C・・・、3d・3d・・・がそれぞ
れ分割線3eと直交する方向に形成されている。
光検出器7は互いに隣接して光ディスク6のラジアル方
向(X方向)に延びる1対の光検出部7a・7bと、光
検出部7a・7bの終端位置を起点として光ディスク6
のラジアル方向に延びる光検出部7cと、光検出部7a
・7bのY方向の側方位置でX方向に延びる光検出部7
dと、光検出部7CのY方向の側方位置でX方向に延び
る光検出部7eとの合計5つの光検出部を有している。
フォーカスエラーの生じてしない合焦状態の際、第2の
回折素子3の第1領域3aで回折されたメインスポット
S1からの反射光は、光検出部7a・7bの分割線7f
上に集光されてスポットR1を形成し、第2の回折素子
3の第2領域3bで回折されたメインスポットS1から
の反射光は光検出部7c内にスポットR2を形成する。
一方、サブスポットS2 ・S4からの反射光は、後に
詳述するように分割線3eを設定することより、サブス
ポットS2からの反射光は全て第2領域3bで回折され
て光検出部7e上にスポットR3として集光され、サブ
スポットS4からの反射光は全て第1 wi域3aで回
折されて光検出部7d上にスポットR4として集光され
るようになる。
上記各光検出部7a〜7eの出力信号をそれぞれS a
 − S eとすると、フォーカスエラー信号FESは
FES=Sa−Sbの演算で得られ、トラッキングエラ
ー信号はTESはTES=Sd−Seの演算で得られ、
ピット等により記録された記録情報の再生信号RFはR
F=Sa−1−Sb+Scの演算で得られる。
次に、第1及び第2の回折素子2・3の配置位置につき
第6図(a)(b)に基づいて説明する。
第6図(a)は半導体レーザ1から出射され、第1の回
折素子2の第1 ′?r4域2aで回折された+1次回
折光が第2の回折素子3、コリメートレンズ4及び対物
レンズ5を介して光ディスク6上の集光点P1上にサブ
スポットS2を形或し、再度対物レンズ5、コリメート
レンズ4を介して第2の回折素子3の第2領域3bに戻
るまでの経路を示したものである。但し、上記の経路中
の往路を右下がりのハッチングで、復路を左下がりのハ
ッチングで示す。上記の経路は、半導体レーザ1の光源
面上の仮想集光点P,から出射され、第1の回折素子2
の第1領域2aで0次回折された光が光ディスク6上の
P1点で反射されて再度仮想集光点P.に戻る経路であ
ると考えることもできる。
又、第6図(b)は半導体レーザ1から出射され、第1
の回折素子2の第2領域2bで回折された+1次回折光
が光ディスク6上のP2点にサブスポットS4を形成し
た後、第2の回折素子3の第1 el域3aに戻るまで
の経路を示したものである。但し、右下がりのハッチン
グは往路、左下がりのハッチングは復路を示す。上記の
経路は、光源面上の仮想集光点Pbから出射された光が
第1の回折素子2の第2領域2bでO次回折され、P2
点で反射されて再度仮想集光点P.に戻る経路であると
考えることもできる。
第6図(a)及び(b)において、第1の回折素子2の
第1及び第2領域2a・2bを分割する紙面と直交する
方向に延びる分割線2eは、光ディスク6上の光軸中心
点P,又はPtを通り、光ディスク6に垂直な光軸線I
I ’lzと交差する位置に設定する。これにより、サ
ブスポットS2・S4は光ディスク6上において、ほぼ
同形状、同光量となる。
又、第1の回折素子2の第1領域2aで回折された+1
次回折光が光ディスク6で反射した後、全て第2の回折
素子3の第2領域3bに入射するようにし、逆に第1の
回折素子2の第2領域2bで回折された+1次回折光が
光ディスク6で反射した後、全て第2の回折素子3の第
1領域3aに入射するようにするためには、第2の回折
素子3の第1及び第2領域3a・3bを分割する分割線
3eは上記光軸線1l ’l.zと交差する位置に設定
すれば良い。
なお、第1の回折素子2の各領域2a・2bの回折格子
2C・2c・・・、2d・2d・・・の断面形状は、矩
形断面とするのが一般的であるが、上記の説明から明ら
かなように、本実施例では、第1の回折素子2で生或さ
れる0次回折光、各1対の±1次回折光のうちの0次回
折光と1対の+1次回折光のみを使用するため、−1次
回折光を減少させて+1次回折光のみを増加させたブレ
ーズ形状とするのがより有効である。その場合、本実施
例では、2つの領域2a・2bの格子間隔が等しいので
、両頭域2a・2b間で光の利用効率差のない最適高効
率ブレーズ形状を容易に製作することができるものであ
る。
〔実施例2〕 次に、第7図乃至第11図に基づいて第2実施例を説明
する。
第7図に示すように、本実施例に係る光ピックアップ装
置は、光発生手段としての半導体レーザ11を備え、半
導体レーザl1から出射された光ビームは、後に詳述す
る如く、回折素子12にょりO次回折光と1対の+1次
回折光とに分割されるようになっている。
回折素子l2を通過した光ビームはハーフミラー13で
直角に反射され、コリメートレンズ14を通過すること
により平行光束となった後、対物レンズ15により光デ
ィスク16に集光されるものである。光ディスク16と
して、ここでは、光ビームを照射してピット21(第1
1図参照)を形或することによ−り、1回のみ所望の記
録が可能な追記型のものが使用される。
光ディスクl6から反射した光ビームは、対物レンズ1
5、コリメートレンズl4及びハーフミラー13を通過
し、平凹レンズ17により光検出器18上に集光される
ようになっている。この光ピックアップ装置においては
、ハーフミラー13、コリメートレンズl4、対物レン
ズ15及び平凹レンズ17が光学系19を威している。
第8図に回折素子12及びその後方に位置する光ディス
ク16を示す。なお、回折素子12と光ディスク16と
の間にハーフミラー13が配置されている関係上、回折
素子12と光ディスク16とは実際には同一直線上には
存在しないが、第8図では便宜上両者が同一直線上に存
在しているものとして表示している。
回折素子l2は、例えば、ハーフミラーl3側の表面が
格子面とされ、この格子面は、光ディスク16のトラッ
ク16aに対応する方向に延びる分割線12eにより第
1及び第2領域12a・12bに分割されている。各領
域12a・12bにはそれぞれ回折格子12c・12c
・・・ 12d・12d・・・が分割線12eに対して
互いに逆向きに同一角度だけ傾斜させて形成されている
。各領域12a・12bの回折格子12cl2c−  
12d・12d・・・の格子間隔はともに一定で、かつ
、互いに等しく設定されている。
回折格子12c・12c・・・ 12d・12d・・・
は、第9図に示すように、ともにブレーズ形状を成し、
入射光ビームを、そのまま直進するO次回折光と、O次
回折光との間に所定の角度を威す各1つの+1次回折光
とに分離し、かつ、+1次回折光と逆の方向に分離され
る−1次回折光を殆ど生じさせないように構成されてい
る。これにより、回折素子12全体としては、0次回折
光と1対の+1次回折光とが形成されることになる。な
お、第8図の如く、上記のO次回折光は光ディスク16
のトラック16a上にメインスポットS6を形成し、1
対の+1次回折光は同一のトラック16aにおけるメイ
ンスポットS6より先行する位置に、メインスポットS
6のトラックずれを検出するためのl対のサブスポット
S,・S,を形或するようになっている。なお、メイン
スポットS,とサブスポットS7 ・38間の中心間距
離Dは従来と同様15〜25μm程度となるように設定
されている。
記録に際しては、光ディスク16のトラック16a上に
集光されるメインスポットS6により、トラック16a
に沿って所定長さのピット21が形成される。又、再生
時には、上記の記録時より強度を低くされたメインスポ
ットSbにより、後に詳述する如く、ピット21として
記録された信号の再生が行われる。そして、後述のよう
に、記録及び再生時に1対のサブスポッ}S?  ・S
8によりトラッキングエラーの検出が行われ、それに基
づいてメインスポットS6がトラック16aの中央に位
置するようにメインスポットSiの照射位置の調整が行
われるようになっている。
上記光検出器l8は、第10図に示すように、互いに直
交する分割線18g・18hにより分割された4つの光
検出部18a−18dと、分割線18gと同一直線上に
位置する分割線18iにより分割された2つの光検出部
18e−18fとからなる合計6つの光検出部18a〜
18fを有している。光検出部18a〜18dには光デ
ィスク16上のメインスポットS6からの反射光が集光
されたスポットR5が形成され、光検出部18a〜18
dのそれぞれで受光した光強度に応じた検出信号Sa−
Sdが出力されるようになっている。
又、光検出部18e・18fには、それぞれサブスポッ
トS7 ・S,からの反射光が集光されてなるスボッI
−R.  ・R,が形成され、それぞれの光検出部18
e・18fがスポットR6 ・R7の光強度に応じた検
出信号Se−Sfを出力するようになっている。
上記各光検出部18a〜18fの検出信号Sa〜S『に
基づいて、ピット21により記録された情報を再生して
なる再生信号RFは、RF=Sa+Sb+Sc+Sdで
求められる。又、フォーカスエラー信号FESはFES
= (Sa+Sc)−(Sb+Sd)の演算で求められ
、トランキングエラー信号TESはTES=Se−Sf
の演算で求められて、FES及びTBSが“O”となる
ようにフォーカス及びトラッキングの調整が行われる。
上記の構或によれば、光ディスク16に信号の記録を行
う際には、第11図に示すように、トラック16a上に
メインスポットS6によりその照射時間に応じた長さの
ピット21 (便宜上、/Sンチッグで示す)が形成さ
れる。その際、サプスボッ}Sy  ・Sllは、メイ
ンスポントS6より先行する位置で同一のトラック16
a上の未記録領域を走査し、サブスポットS7 ・S8
がビット21を走査することはない。従って、記録時に
おいて、トラッキングエラー信号の生成にピット21の
影響が及ばなくなるので、トラッキングエラー信号のオ
フセットをなくすことができる。なお、メインスポット
S6とサブスポットS,・S,の光強度の比はlO:1
程度で、サブスポットS,S,の光強度は充分に微弱で
あるため、サブスポットS7 ・S,により記録が行わ
れることはない。
ところで、この第2実施例でも、上記の第1実施例と同
様、トラック16aの中央位置からの2つのサブスポッ
トS,・S8の変位量が相違している場合は、トラッキ
ングエラー信号にオフセットが生じることになる。そこ
で、光ピックアップ装置の組立時等に、必要に応して回
折素子l2を光軸を中心として回転させることにより、
メインスポットS6とサブスポットS,・SIlを同一
トラック16a上に位置させるとともに、トラッキング
エラー信号のオフセットを除去する調整を行つ。
上記の実施例では、2つのサブスポットs7S8がとも
にトラック16a上でメインスポットSbより先行する
ようにしたが、それに代えて、2つのサブスポットs7
 ・S,をともにメインスボットS6より後方に配置す
るようにしても良い.その場合、ピット21の形或によ
る記録時に、2つのサブスポットS7 ・S8がともに
ピット21上を走査するので、トラッキングエラーが生
していない限り2つのサブスポットS7 ・S8からの
反射光強度はほぼ等しくなり、正確なトラッキング制御
が行われる。
なお、上記の実施例では、追記型の光ディスク16の一
例として、光ビームの照射によりピット2lが形成され
るものにつき説明したが、それ以外に、光ビームの照射
によりピッ}21は形或せずに反射率のみを変化させる
ことにより信号の記録を行う光ディスク等にも本発明は
有効である。
又、本発明の光ピンクアップ装置は、追記型等の書替可
能型の光ディスクに特に有効であるが、それ以外に、再
生専用型の光ディスクにも使用できるものである。
〔発明の効果〕
本発明の第1の態様に係る光ピックアップ装置は、以上
のように、光発生手段と、この光発生手段から出射され
る光を記録媒体上に集光させるとともに記録媒体からの
反射光を第2の回折素子に導く光学系と、上記光発生手
段と記録媒体とを結ぶ光軸上に設けられ、光発生手段か
らの光を記録情報検出用の0次回折光とトラッキングエ
ラー検出用の1次回折光とに分割する第1の回折素子と
・、上記記録媒体からの反射光の光軸上に設けられ、上
記反射光を光検出器側に回折させる第2の回折素子と、
複数の光検出部を有し、上記第2の回折素子からの回折
光を各光検出部で電気信号に変換する光検出器とを備え
た光ピックアップ装置において、上記第1の回折素子は
回折格子の方向を記録媒体のトラック方向に対して所定
角度傾斜させた第1領域と、回折格子の方向を記録媒体
のトランク方向に対して上記第1領域の回折格子とは逆
方向に同一角度傾斜させるとともにその格子間隔が上記
第1領域の格子間隔と等しく設定された第2領域とを有
していることを基本的な構成としている。
これにより、第1の回折素子を第1・第2領域に分割す
るとともに、第1・第2 TJ域の回折格子の方向を記
録媒体のトラック方向に対して互いに逆向きに同一角度
傾斜させ、かつ、第1・第2領域の格子間隔をほぼ等し
くしたので、記録媒体のトラック上にこの第1の回折素
子での0次回折光によりメインスポットが形成されると
ともに、このメインスポットのトラック方向の前方及び
/又は後方におけるメインスポットからの距離がほぼ等
しい位置に少なくとも1対のサブスポットが形成される
ようになる。そこで、このメインスポットより前方又は
後方の1対のサブスポットを利用してトラッキングエラ
ーの検出を行うようにすれば、仮に記録時であってもト
ラッキングエラーの検出を正確に行うことができるよう
になる。
すなわち、メインスポットより前方の1対のサブスポッ
トを利用すれば、記録時においては両サブスポットはと
もに未記録領域に照射されるので、両サブスポットにお
ける反射率はほぼ等しくなり、トラッキングエラーの検
出にオフセットは生じにくくなる。
又、メインスポットより後方の1対のサブスポットを利
用すれば、記録時においては両サブスポットはともに記
録済領域に照射されるので、やはりトラッキングエラー
の検出にオフセットは生じにくくなる。
一方、本発明の第2の態様に係る光ピックアップ装置は
、光発生手段と、この光発生手段から出射される光を記
録媒体上に集光させるとともに記録媒体からの反射光を
光検出器に導く光学系と、上記光発生手段と記録媒体と
を結ぶ光軸上に設けられ、光発生手段からの光を記録情
報検出用の0次回折光とトラッキングエラー検出用の1
次回折光とに分割する回折素子と、上記記録媒体からの
反射光を各光検出部で電気信号に変換する光検出器とを
備えた光ピックアップ装置において、上記回折素子は回
折格子の方向を記録媒体のトラック方向に対して所定角
度傾斜させた第I SJj域と、回折格子の方向を記録
媒体のトラック方向に対して上記第1領域の回折格子と
は逆方向に同一角度傾斜させるとともにその格子間隔が
上記第1領域の格子間隔と等しく設定された第2領域と
を有している構戒である。
この第2の態様は、第2の回折素子を有していない以外
は上記した本発明の第1の態様とほぼ同様であり、第2
の態様における回折素子の構造、作用等は第1の態様に
おける第1の回折素子とほぼ同様である。従って、第2
の態様においても、記録媒体のトラック上のメインスポ
ットの前方又は後方に少なくとも1対のサブスポットが
形成されるので、メインスポットの前方又は後方の1対
のサブスポットを利用することにより、記録時であって
もオフセットを生じることなくトラッキングエラーの検
出が行えるものである。
なお、上記した第1又は第2の態様による光ピックアッ
プ装置は、記録可能型の光学式記録媒体に記録を行う場
合に特に有効であるが、記録済の記録媒体の再生時等に
も同様に使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示すものである
。 第1図は第1の回折素子を示す概略正面図である。 第2図は光ピックアンプ装置の説明図である。 第3図は光デーイスクの拡大正面部分図である。 第4図は第2の回折素子の概略正面図である。 第5図は光検出器の概略正面図である。 第6図(a)(b)はそれぞれ第1の回折素子の第1・
第2領域で回折された+1次回折光の進行経路を示す説
明図である。 第7図乃至第11図は第2実施例を示すものである。 第7図は光ピックアップ装置の説明図である。 第8図は回折素子及び光ディスクを示す概略正面図であ
る。 第9図は回折素子を示す側面説明図である。 第10図は光検出器の概略正面図である。 第11図は光ディスクの拡大正面部分図である。 第12図乃至第14図は従来例を示すものである。 第12図(a)は光ピックアップ装置の説明図である。 同図(b)は光ディスクが傾斜した場合の同説明図であ
る。 第13図は回折素子を示す側面説明図である。 第14図は光ディスクの拡大正面部分図である。 1・1lは半導体レーザ(光発生手段)、2・12は回
折素子、2a2b−12al2bは領域、2c・2d−
12cl2dは回折格子、6・16は光ディスク、7・
18は光検出器、19は光学系である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光発生手段と、この光発生手段から出射される光を
    記録媒体上に集光させるとともに記録媒体からの反射光
    を第2の回折素子に導く光学系と、上記光発生手段と記
    録媒体とを結ぶ光軸上に設けられ、光発生手段からの光
    を記録情報検出用の0次回折光とトラッキングエラー検
    出用の1次回折光とに分割する第1の回折素子と、上記
    記録媒体からの反射光の光軸上に設けられ、上記反射光
    を光検出器側に回折させる第2の回折素子と、複数の光
    検出部を有し、上記第2の回折素子からの回折光を各光
    検出部で電気信号に変換する光検出器とを備えた光ピッ
    クアップ装置において、上記第1の回折素子は回折格子
    の方向を記録媒体のトラック方向に対して所定角度傾斜
    させた第1領域と、回折格子の方向を記録媒体のトラッ
    ク方向に対して上記第1領域の回折格子とは逆方向にほ
    ぼ同一角度傾斜させるとともにその格子間隔が上記第1
    領域の格子間隔とほぼ等しく設定された第2領域とを有
    していることを特徴とする光ピックアップ装置。 2、上記第1の回折素子の第1及び第2領域における回
    折格子は同一のブレーズ断面形状を有していることを特
    徴とする請求項第1項に記載の光ピックアップ装置。 3、上記第1の回折素子における第1・第2領域のうち
    の一方の領域で生成された1次回折光の反射光が全て他
    方の領域に戻るように上記第1・第2領域が形成されて
    いることを特徴とする請求項第1項に記載の光ピックア
    ップ装置。 4、上記第2の回折素子は2つの領域に分割され、これ
    らの領域により上記記録媒体からの反射光が光検出器の
    それぞれ異なる光検出部に回折されるように構成されて
    いることを特徴とする請求項第1項に記載の光ピックア
    ップ装置。 5、上記第1の回折素子の第1領域により1次回折され
    、記録媒体で反射して第2の回折素子に入射する1次回
    折光は第2の回折素子における2分割された一方の領域
    のみに入射し、第1の回折素子の第2領域で1次回折さ
    れ、記録媒体で反射して第2の回折素子に入射する1次
    回折光は第2の回折素子における2分割された他方の領
    域のみに入射するように構成されていることを特徴とす
    る請求項第4項に記載の光ピックアップ装置。 6、光発生手段と、この光発生手段から出射される光を
    記録媒体上に集光させるとともに記録媒体からの反射光
    を光検出器に導く光学系と、上記光発生手段と記録媒体
    とを結ぶ光軸上に設けられ、光発生手段からの光を記録
    情報検出用の0次回折光とトラッキングエラー検出用の
    1次回折光とに分割する回折素子と、上記記録媒体から
    の反射光を各光検出部で電気信号に変換する光検出器と
    を備えた光ピックアップ装置において、 上記回折素子は回折格子の方向を記録媒体のトラック方
    向に対して所定角度傾斜させた第1領域と、回折格子の
    方向を記録媒体のトラック方向に対して上記第1領域の
    回折格子とは逆方向にほぼ同一角度傾斜させるとともに
    その格子間隔が上記第1領域の格子間隔とほぼ等しく設
    定された第2領域とを有していることを特徴とする光ピ
    ックアップ装置。
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