JPH0396689A - 流体圧縮機 - Google Patents
流体圧縮機Info
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- JPH0396689A JPH0396689A JP23341289A JP23341289A JPH0396689A JP H0396689 A JPH0396689 A JP H0396689A JP 23341289 A JP23341289 A JP 23341289A JP 23341289 A JP23341289 A JP 23341289A JP H0396689 A JPH0396689 A JP H0396689A
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 title claims abstract description 23
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract description 10
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 7
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- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- -1 that is Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/08—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C18/10—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth equivalents, e.g. rollers, than the inner member
- F04C18/107—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth equivalents, e.g. rollers, than the inner member with helical teeth
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば冷凍サイクルの作動流体を圧縮する流
体圧縮機に関する。
体圧縮機に関する。
(従来の技術)
例えば、本出願人による特開昭64−
36990号公報などに開示されているような流体圧縮
機(以下、圧縮機と称する)が知られている。すなわち
、第4図に示すようにこのタイプの圧縮機1は、ロータ
ーとステータとからなるモータ(図示しない)により、
圧縮機構部2を構成するシリンダ3を軸心Aまわりに回
転させるものである。
機(以下、圧縮機と称する)が知られている。すなわち
、第4図に示すようにこのタイプの圧縮機1は、ロータ
ーとステータとからなるモータ(図示しない)により、
圧縮機構部2を構成するシリンダ3を軸心Aまわりに回
転させるものである。
そして、この圧縮機1はシリンダ3内に、軸方向中央部
に円柱状の胴部4を有するとともに軸方向両端部に胴部
4よりも細径な軸部5、6を有する回転体としてのピス
トン7を偏心配置している。
に円柱状の胴部4を有するとともに軸方向両端部に胴部
4よりも細径な軸部5、6を有する回転体としてのピス
トン7を偏心配置している。
そして、圧縮機1はこのピストン7の吸込側の軸部5を
、シリンダ3の吸込側の端部に気密的に嵌込まれた吸込
側軸受部材としての主軸受8に差込んでいる。さらに、
圧縮機1は吐出側の軸部6を、シリンダ3の吐出側の端
部に気密的に嵌込まれた副軸受9に差込んでいる。
、シリンダ3の吸込側の端部に気密的に嵌込まれた吸込
側軸受部材としての主軸受8に差込んでいる。さらに、
圧縮機1は吐出側の軸部6を、シリンダ3の吐出側の端
部に気密的に嵌込まれた副軸受9に差込んでいる。
また、圧縮機1は、ピストン7の外周に螺旋状のブレー
ド溝10を形成されており、このブレード溝10に適度
な可撓性を有する螺旋状のブレード11を嵌め込んでい
る。そして、圧縮機1はブレード11によってシリンダ
3の内部に、シリンダ3の吐出側に泣置するものほど徐
々に容積を小とする複数の作動室12・・・を形威して
おり、シリンダ3の吸込側の端部に位置する吸込室12
aに例えば冷凍サイクル中の低圧な作動流体を吸込むよ
うになっている。
ド溝10を形成されており、このブレード溝10に適度
な可撓性を有する螺旋状のブレード11を嵌め込んでい
る。そして、圧縮機1はブレード11によってシリンダ
3の内部に、シリンダ3の吐出側に泣置するものほど徐
々に容積を小とする複数の作動室12・・・を形威して
おり、シリンダ3の吸込側の端部に位置する吸込室12
aに例えば冷凍サイクル中の低圧な作動流体を吸込むよ
うになっている。
そして、圧縮機1は、シリンダ3とピストン7とをオル
ダム機構部13等を介して同期的に回転させ、上記作動
流体をシリンダ3の吐出側へ移送しながら徐々に圧縮す
る。そして、圧縮機1は、圧縮されて高圧になった作動
流体を、圧縮機構部2や上記モータ等を収納した密閉ケ
ース内に吐出したのち玲凍サイクル中に戻す。
ダム機構部13等を介して同期的に回転させ、上記作動
流体をシリンダ3の吐出側へ移送しながら徐々に圧縮す
る。そして、圧縮機1は、圧縮されて高圧になった作動
流体を、圧縮機構部2や上記モータ等を収納した密閉ケ
ース内に吐出したのち玲凍サイクル中に戻す。
ここで、第1図中のBはピストン7の輔心を示しており
、eはピストン7のシリンダ3に対する偏心量を示して
いる。
、eはピストン7のシリンダ3に対する偏心量を示して
いる。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上述のようなタイプの圧縮機1では、第5図
中に示すように、ピストン7の胴部4の吸込側端面14
が位置する空間Cの圧力は吸込圧Psになっている。ま
た、胴部4の吐出側端面15が位置する空間D,および
、吸込側の軸部5の端面16が面する空間Eの圧力はと
もに吐出圧Pdになっている。
中に示すように、ピストン7の胴部4の吸込側端面14
が位置する空間Cの圧力は吸込圧Psになっている。ま
た、胴部4の吐出側端面15が位置する空間D,および
、吸込側の軸部5の端面16が面する空間Eの圧力はと
もに吐出圧Pdになっている。
そして、圧縮機1の圧縮動作中、胴部4には、図中に矢
印■で示すようにシリンダ3の吐出側から吸込側に向か
う大きなスラストカFcか允生じている。さらに、シリ
ンダ内腔の断而積をAc、吸込側の軸部5(および、吐
出側の軸部6)の断面積をAsとすると、上述のスラス
トカFcは、Fc= (Pd−Ps)(Ac−As)で
あらわされる。
印■で示すようにシリンダ3の吐出側から吸込側に向か
う大きなスラストカFcか允生じている。さらに、シリ
ンダ内腔の断而積をAc、吸込側の軸部5(および、吐
出側の軸部6)の断面積をAsとすると、上述のスラス
トカFcは、Fc= (Pd−Ps)(Ac−As)で
あらわされる。
そして、従来の圧縮機1には、互いに対向して接触し合
う胴部4の吸込側の端面14と主軸受8の先端面l6と
の間に、上述のスラスト力FCによって大きな摩擦損失
が生じてしまい、圧縮機1への入力が増加するという不
具合があった。
う胴部4の吸込側の端面14と主軸受8の先端面l6と
の間に、上述のスラスト力FCによって大きな摩擦損失
が生じてしまい、圧縮機1への入力が増加するという不
具合があった。
また、両図中に示すように、吸込側の軸部5の基端部に
ボールベアリング17を外嵌し、胴部4の吸込側の端面
14と主軸受8の先端面16との間にこのボールベアリ
ング17を介在させ、ボールベアリング17で上述のス
ラスト力FCを受けるようにすれば摩擦損失を小とする
ことができるが、その一方で、ボールベアリング17を
使用することによって騒音等が大きくなるという不具合
があった。
ボールベアリング17を外嵌し、胴部4の吸込側の端面
14と主軸受8の先端面16との間にこのボールベアリ
ング17を介在させ、ボールベアリング17で上述のス
ラスト力FCを受けるようにすれば摩擦損失を小とする
ことができるが、その一方で、ボールベアリング17を
使用することによって騒音等が大きくなるという不具合
があった。
本発明の目的とするところは、騒音等を大とすることな
く、スラスト方向に作用する力をバランスさせることが
可能な流体圧縮機を提供することにある。
く、スラスト方向に作用する力をバランスさせることが
可能な流体圧縮機を提供することにある。
[発明の構成]
(課題を解決するだめの手段および作用)上記目的を達
成するために本発明は、蜆旋状のブレードを巻装しその
軸方向端部に輔部を何する回転体を吸込側と吐出側とを
何するシリンダ内に偏心して配置するとともに軸部をシ
リンダの吸込側の端部に嵌合された吸込側軸受部材に差
込み、シリンダと回転体との間にシリンダの吸込側から
吐出側へ徐々にその容積を小とする複数の作動室を形成
し、シリンダと回転体とを相対的に回転させて作動流体
をシリンダの吸込側から吐出側へ移送しながら圧縮する
流体圧縮機において、吸込側軸受部材内に軸部の端面に
面する油圧導入室を設けるとともに軸部の表面に、回転
体の相対回転に伴って回転し、油圧導入室充項用の油を
流通させ、油圧導入室に油圧導入室充填用の油を送り込
んで充填する油送り溝を設けたことにある。
成するために本発明は、蜆旋状のブレードを巻装しその
軸方向端部に輔部を何する回転体を吸込側と吐出側とを
何するシリンダ内に偏心して配置するとともに軸部をシ
リンダの吸込側の端部に嵌合された吸込側軸受部材に差
込み、シリンダと回転体との間にシリンダの吸込側から
吐出側へ徐々にその容積を小とする複数の作動室を形成
し、シリンダと回転体とを相対的に回転させて作動流体
をシリンダの吸込側から吐出側へ移送しながら圧縮する
流体圧縮機において、吸込側軸受部材内に軸部の端面に
面する油圧導入室を設けるとともに軸部の表面に、回転
体の相対回転に伴って回転し、油圧導入室充項用の油を
流通させ、油圧導入室に油圧導入室充填用の油を送り込
んで充填する油送り溝を設けたことにある。
こうすることによって本完明は、騒音等を大とすること
なく、圧縮動作中にスラスト方向に作用する力をハラン
スさせられるようにしたことにある。
なく、圧縮動作中にスラスト方向に作用する力をハラン
スさせられるようにしたことにある。
(″A施例)
以下、本発明の各実施例を第1図〜第3図に基づいて説
明する。
明する。
第1図は本発明の第1の実施例の要部を示すものである
。そして、図中の21は例えば冷凍サイクルに使用され
る流体圧縮機(以下、圧縮機と称する)、22は圧縮機
21の密閉ケース(図示しない)の内部21aに設けら
れた圧縮機構部を示している。そして、上記圧縮機構部
22は、図示しないモータ等の駆動手段によって回転駆
動される円筒状のシリンダ23を備えており、このシリ
ンダ23の中に円柱状の、回転体としてのピストン24
を偏心配置している。
。そして、図中の21は例えば冷凍サイクルに使用され
る流体圧縮機(以下、圧縮機と称する)、22は圧縮機
21の密閉ケース(図示しない)の内部21aに設けら
れた圧縮機構部を示している。そして、上記圧縮機構部
22は、図示しないモータ等の駆動手段によって回転駆
動される円筒状のシリンダ23を備えており、このシリ
ンダ23の中に円柱状の、回転体としてのピストン24
を偏心配置している。
上記ピストン24は、軸方向中央部に胴部25をHして
おり、この胴部25の外周に螺旋状のブレード溝(図示
しない)を形成されている。そして、ピストン24は、
ブレード溝にねし込まれてシリンダ23内に複数の作動
室を形成する螺旋状のブレードを巻装されるようになっ
ている。
おり、この胴部25の外周に螺旋状のブレード溝(図示
しない)を形成されている。そして、ピストン24は、
ブレード溝にねし込まれてシリンダ23内に複数の作動
室を形成する螺旋状のブレードを巻装されるようになっ
ている。
また、ピストン24には、刷部25よりも細径に成形さ
れた吸込側の軸部26が設けられている。
れた吸込側の軸部26が設けられている。
この軸部26は、胴部25の吸込側端面27に胴部25
と一体に且つ同心的に突設されている。そして、軸部2
6は、シリンダ23の吸込側の端部に気密的に嵌合され
た吸込側軸受部材としての主軸受28に軸方向へ向けて
差込まれており、その外周面を、主軸受28を軸方向に
貫通する差込み孔29の内周面に気密的に接している。
と一体に且つ同心的に突設されている。そして、軸部2
6は、シリンダ23の吸込側の端部に気密的に嵌合され
た吸込側軸受部材としての主軸受28に軸方向へ向けて
差込まれており、その外周面を、主軸受28を軸方向に
貫通する差込み孔29の内周面に気密的に接している。
そして、軸部26はその先端側の端面30を差込み孔2
9の軸方向途中の部位に位置させている。
9の軸方向途中の部位に位置させている。
さらに、軸部26はその軸方向中間部を絞られており、
差込み孔29の内周面との間に、軸部26の周方向に環
状に延びる油供給用空間31を形成している。そして、
軸部26はこの油供給用空間31を、主軸受28の内部
に形或され主軸受28の径方向および軸方向に延びる油
導入路32と連通させている。
差込み孔29の内周面との間に、軸部26の周方向に環
状に延びる油供給用空間31を形成している。そして、
軸部26はこの油供給用空間31を、主軸受28の内部
に形或され主軸受28の径方向および軸方向に延びる油
導入路32と連通させている。
ここで、図中に33で示すのは、一端部を油導入路32
に接続されるとともに、他端部を密閉ケ−ス内の浦渭ま
り部に溜められた油34に差込んだ浦供給用のパイプで
ある。
に接続されるとともに、他端部を密閉ケ−ス内の浦渭ま
り部に溜められた油34に差込んだ浦供給用のパイプで
ある。
また、軸部26は先端側の端面30を、主軸受28の基
端側に配置され差込み孔29の一端部を気密的に閉塞す
る板状の蓋部材35の仮面に対して離間させている。そ
して、軸部26は、先端側の端面30と蓋部材35の仮
面との間に、気密的に閉じられた油圧導入室36を形成
している。
端側に配置され差込み孔29の一端部を気密的に閉塞す
る板状の蓋部材35の仮面に対して離間させている。そ
して、軸部26は、先端側の端面30と蓋部材35の仮
面との間に、気密的に閉じられた油圧導入室36を形成
している。
さらに、軸部26の先端部の外周面には油送り溝37が
設けられている。この油送り溝37は螺旋状に形或され
たもので、その一部を油供給用空間31と油圧導入室3
6とに開口している。そして、油送り溝37は、油供給
用空間31と油圧導入室36とを連通させている。
設けられている。この油送り溝37は螺旋状に形或され
たもので、その一部を油供給用空間31と油圧導入室3
6とに開口している。そして、油送り溝37は、油供給
用空間31と油圧導入室36とを連通させている。
また、油送り溝37は、シリンダ23と同期回転するピ
ストン24とともにピストン24の軸心を中心として回
転する。そして、油送り溝37は、畜閉ケース内に吐出
された高圧な作動流体により加圧されて押し上げられ油
供給用のバイブ33および浦導入路32を通って浦供給
用空間31に流人した油を、遠心力によってその内部に
流入させ流通させる。
ストン24とともにピストン24の軸心を中心として回
転する。そして、油送り溝37は、畜閉ケース内に吐出
された高圧な作動流体により加圧されて押し上げられ油
供給用のバイブ33および浦導入路32を通って浦供給
用空間31に流人した油を、遠心力によってその内部に
流入させ流通させる。
そして、油送り溝37は、油供給用空間31内の油を油
圧導入室36へ連続的に移送し、さらに、この油を油江
導入室36内に充填する。そして、上記油を史に連続的
に送り続けることで油圧導入室36内の油の圧力を上昇
させ、油圧導入室36内の圧力を例えば圧縮機構部22
によって圧縮された作動流体の吐出圧Pdよりも高い値
、即ちPd (1+α)に加圧する。
圧導入室36へ連続的に移送し、さらに、この油を油江
導入室36内に充填する。そして、上記油を史に連続的
に送り続けることで油圧導入室36内の油の圧力を上昇
させ、油圧導入室36内の圧力を例えば圧縮機構部22
によって圧縮された作動流体の吐出圧Pdよりも高い値
、即ちPd (1+α)に加圧する。
つまり、上述の圧縮機21は、上記軸部26の先端側の
端而30に面する油圧導入室36内の圧力を吐出圧Pd
よりもPd・αだけ高い値にする。
端而30に面する油圧導入室36内の圧力を吐出圧Pd
よりもPd・αだけ高い値にする。
そして、軸部26の先端側の端面3oに吸込側から吐出
側、すなわち、図中の右側から左側へ作用するスラスト
カF(−Pd・α・As)を発生させる。ここで、As
は軸部26の断面積をあらわしている。
側、すなわち、図中の右側から左側へ作用するスラスト
カF(−Pd・α・As)を発生させる。ここで、As
は軸部26の断面積をあらわしている。
そして、吸込圧をPs,シリンダ23の内腔断面積をA
cとすると、吐出側から吸込側へ作用するスラストカF
cは、 Fc− (Pd−Ps)(Ac−As)であるから、 Pd・α一(Pd−Ps)(Ac−As)/Asとなる
ように油圧導入室36内の油の圧力を調整することによ
り、F−Fcとすることができ、全体のスラスト力をバ
ランスさせることができる。
cとすると、吐出側から吸込側へ作用するスラストカF
cは、 Fc− (Pd−Ps)(Ac−As)であるから、 Pd・α一(Pd−Ps)(Ac−As)/Asとなる
ように油圧導入室36内の油の圧力を調整することによ
り、F−Fcとすることができ、全体のスラスト力をバ
ランスさせることができる。
そして、このようにすることにより、摩DI!ti夫が
生じることを防止でき、圧縮機11への人力を低減する
ことができる。また、全体のスラスト力をバランスさせ
ることができるとともに前記胴部25と主軸受28との
間にボールベアリング等を設ける必要がないので、騒音
等を低減することができる。
生じることを防止でき、圧縮機11への人力を低減する
ことができる。また、全体のスラスト力をバランスさせ
ることができるとともに前記胴部25と主軸受28との
間にボールベアリング等を設ける必要がないので、騒音
等を低減することができる。
なお、油圧導入室36内の油の圧力を調整するために、
浦送り溝37の深さ、或いは、例えば軸部26の外周面
と差込み孔29の内周面とのクリアランスを変化させる
こと等が考えられる。
浦送り溝37の深さ、或いは、例えば軸部26の外周面
と差込み孔29の内周面とのクリアランスを変化させる
こと等が考えられる。
第2図および第3図は本発明の第2の実施例を示すもの
であり、両図中の26はピストン24の、主軸受28の
差込孔29に差込まれた吸込側の軸部である。この軸部
26はその内部に、浦導入路32の一端部を形成されて
いる。そして、軸部26は浦導入路32の一端部を軸心
に沿って延ばしており、さらに、先端側の端面30の中
心部に油導入路32の浦出口38を開口している。
であり、両図中の26はピストン24の、主軸受28の
差込孔29に差込まれた吸込側の軸部である。この軸部
26はその内部に、浦導入路32の一端部を形成されて
いる。そして、軸部26は浦導入路32の一端部を軸心
に沿って延ばしており、さらに、先端側の端面30の中
心部に油導入路32の浦出口38を開口している。
また、軸部26は、先端側の端面30に複数の円弧状の
油送り溝39・・・を有している。そして、軸部26は
この油送り?g39・・・を、上記浦出口38のまわり
に放射状に配置しており、各浦送り溝39・・・の一端
側を油出口38に連通させている。
油送り溝39・・・を有している。そして、軸部26は
この油送り?g39・・・を、上記浦出口38のまわり
に放射状に配置しており、各浦送り溝39・・・の一端
側を油出口38に連通させている。
さらに、軸部26は、差込み孔29を閉塞する例えばブ
ロック状の蓋部材40との間に気密的に形成された油圧
導入室36と、各油送り満39・・・とを連通させてい
る。
ロック状の蓋部材40との間に気密的に形成された油圧
導入室36と、各油送り満39・・・とを連通させてい
る。
すなわち、第2図および第3図に要部を示す圧縮機21
は、上記油送り溝3つ・・・をピストン24とともに油
出口38をΦ心として回転させる。そして、密閉ケース
の内部21aに吐出された高圧な作動流体により油供給
用のパイブ33および油導入路32に押し上げられ浦出
口38に達した油を、遠心力により油送り溝39・・・
の内部に流通させる。
は、上記油送り溝3つ・・・をピストン24とともに油
出口38をΦ心として回転させる。そして、密閉ケース
の内部21aに吐出された高圧な作動流体により油供給
用のパイブ33および油導入路32に押し上げられ浦出
口38に達した油を、遠心力により油送り溝39・・・
の内部に流通させる。
そして、圧縮機21は、油出口38から流出した油を油
圧導入室36に充填し、さらに、油送りi7; 3 9
・・・により上記油を連続的に送り続けることで浦圧導
入室36内の浦の圧力を上昇させ、浦圧導入室36内の
圧力を作動流体の吐出圧Pdよりも高い値、即ちPd(
1+α)に加圧するようになっている。
圧導入室36に充填し、さらに、油送りi7; 3 9
・・・により上記油を連続的に送り続けることで浦圧導
入室36内の浦の圧力を上昇させ、浦圧導入室36内の
圧力を作動流体の吐出圧Pdよりも高い値、即ちPd(
1+α)に加圧するようになっている。
したがって、軸部26の先端側の端面30にスラストカ
F(−Pd●α・As)を作用させて全体のスラスト力
をバランスさせることができ、第1の実施例で説明した
ものと同様に、騒音を大とすることな<、摩掠損失の発
生を防止することができる。
F(−Pd●α・As)を作用させて全体のスラスト力
をバランスさせることができ、第1の実施例で説明した
ものと同様に、騒音を大とすることな<、摩掠損失の発
生を防止することができる。
なお、本発明の圧縮機21は、冷凍サイクルを構成する
ものに限らず、他の用途の圧縮機にも適用することがで
きる。
ものに限らず、他の用途の圧縮機にも適用することがで
きる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明は、螺旋状のブレードを巻装
しその軸方向端部に軸部を有する回転体を吸込側と吐出
側とを有するシリンダ内に偏心して配置するとともに軸
部をシリンダの吸込側の端部に嵌合された吸込側輔受部
材に差込み、シリンダと四転体とを相対的に回転させて
作動流体をシリンダの吸込側から吐出側へ移送しながら
圧縮する流体圧縮機において、吸込側軸受部材内に軸部
の端面に面する油圧導入室を設けるとともに軸部の表面
に、回転体の相対回転に伴って回転し、油圧導入室充填
用の油を流通させ、油圧導入室に油圧導入室充填用の油
を送り込んで充填する浦送り満を設けたものである。
しその軸方向端部に軸部を有する回転体を吸込側と吐出
側とを有するシリンダ内に偏心して配置するとともに軸
部をシリンダの吸込側の端部に嵌合された吸込側輔受部
材に差込み、シリンダと四転体とを相対的に回転させて
作動流体をシリンダの吸込側から吐出側へ移送しながら
圧縮する流体圧縮機において、吸込側軸受部材内に軸部
の端面に面する油圧導入室を設けるとともに軸部の表面
に、回転体の相対回転に伴って回転し、油圧導入室充填
用の油を流通させ、油圧導入室に油圧導入室充填用の油
を送り込んで充填する浦送り満を設けたものである。
したがって本発明は、騒音等を大とすることなく、圧縮
動作中にスラスト方向に作用する力をバランスさせられ
るという効果がある。
動作中にスラスト方向に作用する力をバランスさせられ
るという効果がある。
第1図〜第3図は本発明の各実施例の要部を概略的に示
すもので、第1図は本発明の第1の実施例を示す側断面
図、第2図は本発明の第2の実施例を示す同じく側断面
図、第3図は同じく第2の実施例の軸部を示す正面図、
第4図および第5図は従来例を示すもので、第4図は要
部の構成を概略的に示す側断面図、第5図は圧縮動作時
に発生するスラスト力の状態を示す説明図である。 11・・・ブレード、12・・・作動室、23・・・シ
リンダ、24・・・ピストン(回転体)、26・・・軸
部、28・・・主軸受(吸込側軸受部材)、30・・・
軸部の先端側の端而、36・・・油圧導入室、37、3
9・・・油送り溝。
すもので、第1図は本発明の第1の実施例を示す側断面
図、第2図は本発明の第2の実施例を示す同じく側断面
図、第3図は同じく第2の実施例の軸部を示す正面図、
第4図および第5図は従来例を示すもので、第4図は要
部の構成を概略的に示す側断面図、第5図は圧縮動作時
に発生するスラスト力の状態を示す説明図である。 11・・・ブレード、12・・・作動室、23・・・シ
リンダ、24・・・ピストン(回転体)、26・・・軸
部、28・・・主軸受(吸込側軸受部材)、30・・・
軸部の先端側の端而、36・・・油圧導入室、37、3
9・・・油送り溝。
Claims (1)
- 螺旋状のブレードを巻装しその軸方向端部に軸部を有す
る回転体を吸込側と吐出側とを有する上記シリンダ内に
偏心して配置するとともに上記軸部を上記シリンダの吸
込側の端部に嵌合された吸込側軸受部材に差込み、上記
シリンダと上記回転体との間に上記シリンダの吸込側か
ら吐出側へ徐々にその容積を小とする複数の作動室を形
成し、上記シリンダと上記回転体とを相対的に回転させ
て作動流体をシリンダの吸込側から吐出側へ移送しなが
ら圧縮する流体圧縮機において、上記吸込側軸受部材内
に上記軸部の端面に面する油圧導入室を設けるとともに
上記軸部の表面に、上記回転体の相対回転に伴って回転
し、油圧導入室充填用の油を流通させ、上記油圧導入室
に油圧導入室充填用の油を送り込んで充填する油送り溝
を設けたことを特徴とする流体圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23341289A JPH0396689A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 流体圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23341289A JPH0396689A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 流体圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0396689A true JPH0396689A (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=16954657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23341289A Pending JPH0396689A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 流体圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0396689A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007224849A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Calsonic Kansei Corp | 電動コンプレッサ |
-
1989
- 1989-09-08 JP JP23341289A patent/JPH0396689A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007224849A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Calsonic Kansei Corp | 電動コンプレッサ |
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