JP3199858B2 - 流体圧縮機 - Google Patents
流体圧縮機Info
- Publication number
- JP3199858B2 JP3199858B2 JP22988392A JP22988392A JP3199858B2 JP 3199858 B2 JP3199858 B2 JP 3199858B2 JP 22988392 A JP22988392 A JP 22988392A JP 22988392 A JP22988392 A JP 22988392A JP 3199858 B2 JP3199858 B2 JP 3199858B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- spiral groove
- spiral
- starting point
- rotating body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/0042—Driving elements, brakes, couplings, transmissions specially adapted for pumps
- F04C29/0085—Prime movers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/08—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C18/10—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth equivalents, e.g. rollers, than the inner member
- F04C18/107—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth equivalents, e.g. rollers, than the inner member with helical teeth
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、冷凍サイクル
の冷媒を圧縮する流体圧縮機に関する。
の冷媒を圧縮する流体圧縮機に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、特開平３−３３４８７号公報や
本出願人による特願平３−４３６４９号明細書には、図
４に示すように被圧縮流体を二方向に移送・圧縮するタ
イプの流体圧縮機（以下、圧縮機と称する）１が示され
ている。
本出願人による特願平３−４３６４９号明細書には、図
４に示すように被圧縮流体を二方向に移送・圧縮するタ
イプの流体圧縮機（以下、圧縮機と称する）１が示され
ている。
【０００３】すなわち、このタイプの圧縮機１は密閉ケ
−ス２の内部に圧縮機構部３を有している。圧縮機構部
３は、軸方向両端部を開口したシリンダ４と、このシリ
ンダ４の内部に偏心配置された回転体としてのピストン
５とからなる。
−ス２の内部に圧縮機構部３を有している。圧縮機構部
３は、軸方向両端部を開口したシリンダ４と、このシリ
ンダ４の内部に偏心配置された回転体としてのピストン
５とからなる。
【０００４】上記ピストン５の両端部は、主軸受６およ
び副軸受７の偏心位置にそれぞれ設けられた枢支孔６
ａ，７ａに差込まれており、ピストン５は回転自在に支
持されている。
び副軸受７の偏心位置にそれぞれ設けられた枢支孔６
ａ，７ａに差込まれており、ピストン５は回転自在に支
持されている。
【０００５】主軸受６と副軸受７は上記シリンダ４の両
端の開口部に挿入されており、外周面をシリンダ４の内
周面に接してシリンダ４の両開口部を気密的に塞いでい
る。そして、上記主軸受６および副軸受７は密閉ケ−ス
２の内壁に固定されている。
端の開口部に挿入されており、外周面をシリンダ４の内
周面に接してシリンダ４の両開口部を気密的に塞いでい
る。そして、上記主軸受６および副軸受７は密閉ケ−ス
２の内壁に固定されている。
【０００６】ピストン５の外周部には第１及び第２の螺
旋溝８ａ，８ｂが形成されている。これら螺旋溝８ａ，
８ｂはピストン５の軸心方向中間部と両端部とに亘って
螺旋状に延びており、互いに略対称に形成されている。
旋溝８ａ，８ｂが形成されている。これら螺旋溝８ａ，
８ｂはピストン５の軸心方向中間部と両端部とに亘って
螺旋状に延びており、互いに略対称に形成されている。
【０００７】これら第１及び第２の螺旋溝８ａ，８ｂの
幅は一定に設定されている。さらに螺旋溝８ａ，８ｂの
深さ方向はピストン５の径方向に一致している。各螺旋
溝８ａ，８ｂは互いに逆向きに傾斜しており、かつそれ
ぞれの巻き方向は互いに逆向きに設定されている。
幅は一定に設定されている。さらに螺旋溝８ａ，８ｂの
深さ方向はピストン５の径方向に一致している。各螺旋
溝８ａ，８ｂは互いに逆向きに傾斜しており、かつそれ
ぞれの巻き方向は互いに逆向きに設定されている。
【０００８】そして、それぞれの螺旋溝８ａ，８ｂのピ
ッチは、ピストン５の軸心方向中間部から両端部へいく
にしたがって徐々に小さく変化している。さらに、第１
及び第２の螺旋溝８ａ，８ｂの位相は互いに１８０°ず
れている。
ッチは、ピストン５の軸心方向中間部から両端部へいく
にしたがって徐々に小さく変化している。さらに、第１
及び第２の螺旋溝８ａ，８ｂの位相は互いに１８０°ず
れている。
【０００９】シリンダ４内には第１及び第２の螺旋状の
ブレ−ド９ａ，９ｂが備えられている。これらブレ−ド
９ａ，９ｂは例えばテフロン（商品名）樹脂などの材料
からなり、適度に撓む。そして、各ブレ−ド９ａ、９ｂ
は各螺旋溝８ａ，８ｂに自由に出入りできるよう嵌め込
まれており、各ブレ−ド９ａ、９ｂはピストン５に自由
に突没できるよう巻装されている。そして、各ブレ−ド
９ａ，９ｂの外周面はシリンダ４の内周面に接触してい
る。
ブレ−ド９ａ，９ｂが備えられている。これらブレ−ド
９ａ，９ｂは例えばテフロン（商品名）樹脂などの材料
からなり、適度に撓む。そして、各ブレ−ド９ａ、９ｂ
は各螺旋溝８ａ，８ｂに自由に出入りできるよう嵌め込
まれており、各ブレ−ド９ａ、９ｂはピストン５に自由
に突没できるよう巻装されている。そして、各ブレ−ド
９ａ，９ｂの外周面はシリンダ４の内周面に接触してい
る。
【００１０】したがって、シリンダ４の内部空間は上記
各ブレ−ド９ａ，９ｂによって仕切られ、三日月状の複
数の作動室１０Ａ…，１０Ｂ…が形成される。これら作
動室１０Ａ…，１０Ｂ…は、ピストン５の軸心方向に沿
って並んでおり、作動室１０Ａ…，１０Ｂ…の容積は、
ピストン５の軸心方向中間部から両端部へいくほど徐々
に小さく変化している。
各ブレ−ド９ａ，９ｂによって仕切られ、三日月状の複
数の作動室１０Ａ…，１０Ｂ…が形成される。これら作
動室１０Ａ…，１０Ｂ…は、ピストン５の軸心方向に沿
って並んでおり、作動室１０Ａ…，１０Ｂ…の容積は、
ピストン５の軸心方向中間部から両端部へいくほど徐々
に小さく変化している。
【００１１】ロータ１１がシリンダ４の外周壁に固定さ
れ、ロ−タ１１の外周面との間に間隙を存してステータ
１２が設けられている。このステ−タ１２は密閉ケース
２に固定されている。そして、ロ−タ１１とステ−タ１
２とにより電動機部１３が構成される。
れ、ロ−タ１１の外周面との間に間隙を存してステータ
１２が設けられている。このステ−タ１２は密閉ケース
２に固定されている。そして、ロ−タ１１とステ−タ１
２とにより電動機部１３が構成される。
【００１２】上記シリンダ４内には回転力伝達機構（図
示しない）が設けられている。この回転力伝達機構はシ
リンダ４及びピストン５の一端部に取付けられており、
ピストン５とシリンダ４とを連結している。上記ピスト
ン５の回転は上記回転力伝達機構により規制される。な
お、回転力伝達機構として、一般に、オルダム機構や、
係合ピン及び係止溝からなる機構等が採用される。
示しない）が設けられている。この回転力伝達機構はシ
リンダ４及びピストン５の一端部に取付けられており、
ピストン５とシリンダ４とを連結している。上記ピスト
ン５の回転は上記回転力伝達機構により規制される。な
お、回転力伝達機構として、一般に、オルダム機構や、
係合ピン及び係止溝からなる機構等が採用される。
【００１３】上記圧縮機１において、電動機部１３が通
電されると、シリンダ４が回転駆動される。上記回転力
伝達機構を介してシリンダ４とピストン５は相対的に且
つ同期的に回転する。これにともなって、吸込管１４か
ら被圧縮流体としての低圧の冷媒ガスが、ピストン５に
形成された吸込通路１５に吸込まれる。
電されると、シリンダ４が回転駆動される。上記回転力
伝達機構を介してシリンダ４とピストン５は相対的に且
つ同期的に回転する。これにともなって、吸込管１４か
ら被圧縮流体としての低圧の冷媒ガスが、ピストン５に
形成された吸込通路１５に吸込まれる。
【００１４】この冷媒ガスは、上記シリンダ４の軸方向
中央部の作動室１０Ｃに導かれ、吸込通路１５の開口端
から作動室１０Ａ…，１０Ｂ…に流入する。さらに、冷
媒ガスは２方向に分かれ、ピストン５の回転にともなっ
て、シリンダ４の両端側の作動室１０Ａ1 ，１０Ｂ1 へ
向けて順に移送される。
中央部の作動室１０Ｃに導かれ、吸込通路１５の開口端
から作動室１０Ａ…，１０Ｂ…に流入する。さらに、冷
媒ガスは２方向に分かれ、ピストン５の回転にともなっ
て、シリンダ４の両端側の作動室１０Ａ1 ，１０Ｂ1 へ
向けて順に移送される。
【００１５】各作動室１０Ａ…，１０Ｂ…のピッチはシ
リンダ４の端へいくほど徐々に狭まっているので、冷媒
ガスは移送されるにしたがって圧縮される。そして、こ
の冷媒ガスが主軸受６及び副軸受７に形成された第１及
び第２の吐出通路１６ａ，１６ｂに達したときには、冷
媒ガスの圧力は所定の値に高まっている。
リンダ４の端へいくほど徐々に狭まっているので、冷媒
ガスは移送されるにしたがって圧縮される。そして、こ
の冷媒ガスが主軸受６及び副軸受７に形成された第１及
び第２の吐出通路１６ａ，１６ｂに達したときには、冷
媒ガスの圧力は所定の値に高まっている。
【００１６】冷媒ガスは、第１及び第２の吐出通路１６
ａ，１６ｂから、密閉ケース２の内部空間に一旦吐出さ
れ、第１及び第２の吐出管１７ａ，１７ｂを通って吐出
される。そして、第１及び第２の吐出管１７ａ，１７ｂ
から吐出された冷媒ガスは凝縮器に導かれる。
ａ，１６ｂから、密閉ケース２の内部空間に一旦吐出さ
れ、第１及び第２の吐出管１７ａ，１７ｂを通って吐出
される。そして、第１及び第２の吐出管１７ａ，１７ｂ
から吐出された冷媒ガスは凝縮器に導かれる。
【００１７】すなわち、シリンダ４内には第１の圧縮部
Ａおよび第２の圧縮部Ｂが形成されており、これら第１
及び第２の圧縮部Ａ，Ｂは、上記吸込通路１５から中央
の作動室１０Ｃに導入された冷媒ガスを分流して圧縮す
る。
Ａおよび第２の圧縮部Ｂが形成されており、これら第１
及び第２の圧縮部Ａ，Ｂは、上記吸込通路１５から中央
の作動室１０Ｃに導入された冷媒ガスを分流して圧縮す
る。
【００１８】そして、上述のタイプの圧縮機１において
は螺旋溝８ａ，８ｂの位相が１８０°ずれているので、
各方向の負荷トルクや吐出脈動等が描く sinカ−ブの位
相も１８０°ずれる。したがって、圧縮機全体としての
負荷トルクや吐出脈動等を低減することができるという
特徴がある。
は螺旋溝８ａ，８ｂの位相が１８０°ずれているので、
各方向の負荷トルクや吐出脈動等が描く sinカ−ブの位
相も１８０°ずれる。したがって、圧縮機全体としての
負荷トルクや吐出脈動等を低減することができるという
特徴がある。
【００１９】また、特開平２−２０１０７６号公報に
は、図５に示すように螺旋溝１８の一部に、シリンダの
吸込端側から吐出端側にかけて徐々にピッチを大きくす
る部分を設けたタイプの流体圧縮機（以下、圧縮機と称
する）が示されている。このタイプの圧縮機において
は、螺旋溝１８にピッチ拡大部１９が形成されており、
螺旋溝１８の最初の一巻の傾斜を緩やかにして排除容積
を大としている。
は、図５に示すように螺旋溝１８の一部に、シリンダの
吸込端側から吐出端側にかけて徐々にピッチを大きくす
る部分を設けたタイプの流体圧縮機（以下、圧縮機と称
する）が示されている。このタイプの圧縮機において
は、螺旋溝１８にピッチ拡大部１９が形成されており、
螺旋溝１８の最初の一巻の傾斜を緩やかにして排除容積
を大としている。
【００２０】さらに、特願平２−９８４３２号明細書等
には、図６に示すようにブレ−ドストッパ２０を備えた
タイプの流体圧縮機（以下、圧縮機と称する）が示され
ている。このタイプの圧縮機は、シリンダ４にブレ−ド
ストッパ２０を固定しており、ブレ−ドストッパ２０は
シリンダ４の内側に突出している。そして、ブレ−ドス
トッパ２０は、螺旋溝２１に沿って移動しようとするブ
レ−ド２２を当接させ、ブレ−ド２２の移動を阻止す
る。
には、図６に示すようにブレ−ドストッパ２０を備えた
タイプの流体圧縮機（以下、圧縮機と称する）が示され
ている。このタイプの圧縮機は、シリンダ４にブレ−ド
ストッパ２０を固定しており、ブレ−ドストッパ２０は
シリンダ４の内側に突出している。そして、ブレ−ドス
トッパ２０は、螺旋溝２１に沿って移動しようとするブ
レ−ド２２を当接させ、ブレ−ド２２の移動を阻止す
る。
【００２１】ピストン２３には凹陥部２４が設けられて
いる。この凹陥部２４は、ブレ−ドストッパ２０を受入
れて、ブレ−ドストッパ２０がピストン２３に干渉する
ことを防止する。つまり、ブレ−ドストッパ２０を設け
た場合には、ブレ−ドストッパ２０がシリンダ４内に突
出しているので、凹陥部２４内にブレ−ドストッパ２０
を逃がすことが行われる。
いる。この凹陥部２４は、ブレ−ドストッパ２０を受入
れて、ブレ−ドストッパ２０がピストン２３に干渉する
ことを防止する。つまり、ブレ−ドストッパ２０を設け
た場合には、ブレ−ドストッパ２０がシリンダ４内に突
出しているので、凹陥部２４内にブレ−ドストッパ２０
を逃がすことが行われる。
【００２２】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平３−
３３４８７号公報や特願平３−４３６４９号明細書に記
載されているタイプの圧縮機（図４及び図５）において
は、二つの螺旋溝８ａ、８ｂが位相を１８０°ずらした
状態で設けられているので、両方の螺旋溝８ａ、８ｂの
位置関係を適正に規定しなければ、一方の螺旋溝（８ａ
或いは８ｂ）の始点が他方の螺旋溝（８ｂ或いは８ａ）
に干渉することがある。
３３４８７号公報や特願平３−４３６４９号明細書に記
載されているタイプの圧縮機（図４及び図５）において
は、二つの螺旋溝８ａ、８ｂが位相を１８０°ずらした
状態で設けられているので、両方の螺旋溝８ａ、８ｂの
位置関係を適正に規定しなければ、一方の螺旋溝（８ａ
或いは８ｂ）の始点が他方の螺旋溝（８ｂ或いは８ａ）
に干渉することがある。
【００２３】特に、特開平２−２０１０７６号公報に示
されているように、両螺旋溝の最初の一巻の傾斜を緩や
かに設定した場合には、二つの螺旋溝は更に干渉し易く
なる。
されているように、両螺旋溝の最初の一巻の傾斜を緩や
かに設定した場合には、二つの螺旋溝は更に干渉し易く
なる。
【００２４】また、被圧縮流体を二方向に移送・圧縮タ
イプの圧縮機に、特願平２−９８４３２号明細書に記載
されているようなブレ−ドストッパを組合せた場合（図
６）には、ピストンにブレ−ドストッパとの干渉を防止
するための凹陥部２４を形成する必要がある。したがっ
て、この凹陥部と各螺旋溝８ａ、８ｂとの位置関係をも
適正に規定しなければ、一方の螺旋溝の端に位置する凹
陥部と他方の螺旋溝とが干渉してしまう。本発明の目的
とするところは、二つの螺旋溝の干渉を防止することが
可能な流体圧縮機を提供することにある。
イプの圧縮機に、特願平２−９８４３２号明細書に記載
されているようなブレ−ドストッパを組合せた場合（図
６）には、ピストンにブレ−ドストッパとの干渉を防止
するための凹陥部２４を形成する必要がある。したがっ
て、この凹陥部と各螺旋溝８ａ、８ｂとの位置関係をも
適正に規定しなければ、一方の螺旋溝の端に位置する凹
陥部と他方の螺旋溝とが干渉してしまう。本発明の目的
とするところは、二つの螺旋溝の干渉を防止することが
可能な流体圧縮機を提供することにある。
【００２５】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、シリンダと、このシリンダ内に
偏心配置された回転体と、この回転体の外周に互いに異
なる向きで形成され、回転体の中間部と両端部に亘って
延びるとともに互いに位相を１８０°ずらした第１及び
第２の螺旋溝と、各螺旋溝に嵌め込まれるとともに、シ
リンダの内周面と回転体の外周面との間の空間を複数の
作動室に区画する一対の螺旋状のブレ−ドとを備え、シ
リンダと回転体とを相対的に回転させて被圧縮流体をシ
リンダの吸込側から吐出側へ順次移送しながら圧縮する
流体圧縮機において、第１及び第２の螺旋溝の位置関係
を、 ａ＋ｂ−ｃ／２＞ｄ ａ：第２の螺旋溝の始点から位相が１８０°進んだ位置
までの軸方向距離 ｂ：第１の螺旋溝の始点と第２の螺旋溝の始点との軸方
向のずれ量 ｃ：各螺旋溝の幅 ｄ：第１の螺旋溝の始点から第２の螺旋溝の側の壁面ま
での軸方向距離 の関係式が満たされるよう設定したことにある。こうす
ることによって本発明は、二つの螺旋溝の干渉を防止で
きるようにしたことにある。
成するために本発明は、シリンダと、このシリンダ内に
偏心配置された回転体と、この回転体の外周に互いに異
なる向きで形成され、回転体の中間部と両端部に亘って
延びるとともに互いに位相を１８０°ずらした第１及び
第２の螺旋溝と、各螺旋溝に嵌め込まれるとともに、シ
リンダの内周面と回転体の外周面との間の空間を複数の
作動室に区画する一対の螺旋状のブレ−ドとを備え、シ
リンダと回転体とを相対的に回転させて被圧縮流体をシ
リンダの吸込側から吐出側へ順次移送しながら圧縮する
流体圧縮機において、第１及び第２の螺旋溝の位置関係
を、 ａ＋ｂ−ｃ／２＞ｄ ａ：第２の螺旋溝の始点から位相が１８０°進んだ位置
までの軸方向距離 ｂ：第１の螺旋溝の始点と第２の螺旋溝の始点との軸方
向のずれ量 ｃ：各螺旋溝の幅 ｄ：第１の螺旋溝の始点から第２の螺旋溝の側の壁面ま
での軸方向距離 の関係式が満たされるよう設定したことにある。こうす
ることによって本発明は、二つの螺旋溝の干渉を防止で
きるようにしたことにある。
【００２６】
【実施例】以下、本発明の一実施例の要部を図１〜図３
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００２７】図１（Ａ）は本発明の一実施例の流体圧縮
機に用いられる回転体としてのピストン３１を示してい
る。このピストン３１はピストン胴体３２の両端に細径
な主軸３３及び副軸３４を有している。そして、これら
主軸３３及び副軸３４は図示しない主軸受及び副軸受に
差込まれる。
機に用いられる回転体としてのピストン３１を示してい
る。このピストン３１はピストン胴体３２の両端に細径
な主軸３３及び副軸３４を有している。そして、これら
主軸３３及び副軸３４は図示しない主軸受及び副軸受に
差込まれる。
【００２８】ピストン胴体３２の外周部には第１及び第
２の二つの螺旋溝３５ａ、３５ｂが形成されている。こ
れら両螺旋溝３５ａ、３５ｂはピストン胴体３２の中央
部から両端部に亘って延びており、両螺旋溝３５ａ、３
５ｂのピッチは端部へいくにしたがって徐々に小さく変
化している。
２の二つの螺旋溝３５ａ、３５ｂが形成されている。こ
れら両螺旋溝３５ａ、３５ｂはピストン胴体３２の中央
部から両端部に亘って延びており、両螺旋溝３５ａ、３
５ｂのピッチは端部へいくにしたがって徐々に小さく変
化している。
【００２９】各螺旋溝３５ａ及び３５ｂの幅は、全長に
亘って略一定に設定されており、各螺旋溝３５ａ、３５
ｂには適度な弾性を有する螺旋状のブレ−ドが嵌め込ま
れる。さらに、両螺旋溝３５ａ、３５ｂの位相は１８０
°ずれている。そして、図１（Ａ）のように第１の螺旋
溝３５ａの始点３６を正面に向けると、第２の螺旋溝３
５ｂの始点３７は裏側に位置する。また、両螺旋溝３５
ａ、３５ｂの始点３６、３７の位置は、ピストン３１の
軸方向に幾分ずれている。
亘って略一定に設定されており、各螺旋溝３５ａ、３５
ｂには適度な弾性を有する螺旋状のブレ−ドが嵌め込ま
れる。さらに、両螺旋溝３５ａ、３５ｂの位相は１８０
°ずれている。そして、図１（Ａ）のように第１の螺旋
溝３５ａの始点３６を正面に向けると、第２の螺旋溝３
５ｂの始点３７は裏側に位置する。また、両螺旋溝３５
ａ、３５ｂの始点３６、３７の位置は、ピストン３１の
軸方向に幾分ずれている。
【００３０】さらに、各螺旋溝３５ａ、３５ｂの最初の
一巻、即ち、それぞれの始点３６、３７から位相が３６
０°進んだ部位までの間においては、大きな排除容積を
確保するために、図３中に示すように螺旋溝３５ａ、３
５ｂの傾斜が緩やかに設定されている。
一巻、即ち、それぞれの始点３６、３７から位相が３６
０°進んだ部位までの間においては、大きな排除容積を
確保するために、図３中に示すように螺旋溝３５ａ、３
５ｂの傾斜が緩やかに設定されている。
【００３１】第１の螺旋溝３５ａの始点３６が位置する
部位には、ブレ−ドストッパ用の凹陥部３８が形成され
ている。この凹陥部３８はピストン胴体３２の外周面に
開口するとともに、第１の螺旋溝３５ａと連通してい
る。さらに、凹陥部３８の開口形状は、四隅を面取りさ
れた矩形状に設定されている。さらに、凹陥部３８の底
には、吸込通路１５の出口１５ａが真円状に開口してい
る。
部位には、ブレ−ドストッパ用の凹陥部３８が形成され
ている。この凹陥部３８はピストン胴体３２の外周面に
開口するとともに、第１の螺旋溝３５ａと連通してい
る。さらに、凹陥部３８の開口形状は、四隅を面取りさ
れた矩形状に設定されている。さらに、凹陥部３８の底
には、吸込通路１５の出口１５ａが真円状に開口してい
る。
【００３２】ここで、第２の螺旋溝３５ｂの始点３７が
位置する部位にも、第２の螺旋溝３５ｂと連通する凹陥
部が形成されているが、この凹陥部は、第１の螺旋溝３
５ａの側の凹陥部３８と同様に形成されているので、そ
の説明は省略する。
位置する部位にも、第２の螺旋溝３５ｂと連通する凹陥
部が形成されているが、この凹陥部は、第１の螺旋溝３
５ａの側の凹陥部３８と同様に形成されているので、そ
の説明は省略する。
【００３３】図１（Ｂ）に示すのはブレ−ドストッパ３
９である。このブレ−ドストッパ３９の先端部４０は角
柱状に成形されている。さらに、ブレ−ドストッパ３９
は図示しないシリンダに差込まれ、フランジ部４１をシ
リンダに係合させながらシリンダに固定される。また、
ブレ−ドストッパ３９は、ピストン胴体３２の凹陥部３
８の位置に対応するようシリンダに配置され、シリンダ
の内側に突出する。
９である。このブレ−ドストッパ３９の先端部４０は角
柱状に成形されている。さらに、ブレ−ドストッパ３９
は図示しないシリンダに差込まれ、フランジ部４１をシ
リンダに係合させながらシリンダに固定される。また、
ブレ−ドストッパ３９は、ピストン胴体３２の凹陥部３
８の位置に対応するようシリンダに配置され、シリンダ
の内側に突出する。
【００３４】ブレ−ドストッパ３９は、ピストン胴体３
２とシリンダとが回転しながら接触する度に、凹陥部３
８に入り込む。つまり、ピストン胴体３２とシリンダと
が接触しても、ブレ−ドストッパ３９が凹陥部３８に受
入れられる。したがって、ピストン３１と上記シリンダ
との相対回転は妨害されない。ここで、ブレ−ドストッ
パ３９として、円柱状に成形されたものや、角柱状に成
形されたもの等がある。つぎに、両螺旋溝３５ａ、３５
ｂの位置関係について説明する。
２とシリンダとが回転しながら接触する度に、凹陥部３
８に入り込む。つまり、ピストン胴体３２とシリンダと
が接触しても、ブレ−ドストッパ３９が凹陥部３８に受
入れられる。したがって、ピストン３１と上記シリンダ
との相対回転は妨害されない。ここで、ブレ−ドストッ
パ３９として、円柱状に成形されたものや、角柱状に成
形されたもの等がある。つぎに、両螺旋溝３５ａ、３５
ｂの位置関係について説明する。
【００３５】図２に示すように、第２の螺旋溝３５ｂの
始点３７から、位相が１８０°進んだ位置４２までの軸
方向距離を符号ａで表し、第１の螺旋溝３５ａの始点３
６と第２の螺旋溝３５ｂの始点３７との軸方向のずれ量
を符号ｂで表す。また、各螺旋溝３５ａ、３５ｂの幅を
符号ｃで表す。
始点３７から、位相が１８０°進んだ位置４２までの軸
方向距離を符号ａで表し、第１の螺旋溝３５ａの始点３
６と第２の螺旋溝３５ｂの始点３７との軸方向のずれ量
を符号ｂで表す。また、各螺旋溝３５ａ、３５ｂの幅を
符号ｃで表す。
【００３６】さらに、第１の螺旋溝３５ａの始点３６か
ら、凹陥部３８の第２の螺旋溝３５ｂの側の壁面４３ま
での軸方向距離をｄで表す。この距離ｄと他の寸法と
は、以下の関係が満たされるよう設定されている。 ａ＋ｂ−ｃ／２＞ｄ
ら、凹陥部３８の第２の螺旋溝３５ｂの側の壁面４３ま
での軸方向距離をｄで表す。この距離ｄと他の寸法と
は、以下の関係が満たされるよう設定されている。 ａ＋ｂ−ｃ／２＞ｄ
【００３７】また、図１（Ａ）及び（Ｂ）に示すよう
に、ブレ−ドストッパ３９の幅をｆで表し、凹陥部３８
の開口部の幅をｅで表すと、ｅとｆとの関係は、ｅ≧ｆ
で表される。この関係が保たれていれば、ブレ−ドスト
ッパ３９を凹陥部３８に入込ませることが可能である。
に、ブレ−ドストッパ３９の幅をｆで表し、凹陥部３８
の開口部の幅をｅで表すと、ｅとｆとの関係は、ｅ≧ｆ
で表される。この関係が保たれていれば、ブレ−ドスト
ッパ３９を凹陥部３８に入込ませることが可能である。
【００３８】また、ブレ−ドストッパ３９の幅ｆは、螺
旋溝３５ａ、３５ｂの幅ｃに対して、ｆ≧ｃの関係を有
している。そして、第１の螺旋溝３５ａの始点３６と、
凹陥部３８の壁面４３との間の距離ｄとの関係は、ｄ≧
ｃ／２で表される。
旋溝３５ａ、３５ｂの幅ｃに対して、ｆ≧ｃの関係を有
している。そして、第１の螺旋溝３５ａの始点３６と、
凹陥部３８の壁面４３との間の距離ｄとの関係は、ｄ≧
ｃ／２で表される。
【００３９】凹陥部３８の壁面４３は、第１の螺旋溝３
５ａと連通した空間（凹陥部３８の内側空間）に面する
とともに、第２の螺旋溝３５ｂに最も近い部位に位置し
ている。したがって、第１の螺旋溝３５ａを第２の螺旋
溝３５ｂにいくら近付けても、上述の関係が保たれてい
れば、壁面４３と第２の溝３５ｂとが連通することがな
く、両溝３５ａ、３５ｂの干渉を防止できる。
５ａと連通した空間（凹陥部３８の内側空間）に面する
とともに、第２の螺旋溝３５ｂに最も近い部位に位置し
ている。したがって、第１の螺旋溝３５ａを第２の螺旋
溝３５ｂにいくら近付けても、上述の関係が保たれてい
れば、壁面４３と第２の溝３５ｂとが連通することがな
く、両溝３５ａ、３５ｂの干渉を防止できる。
【００４０】ここで、上述の説明では、第１の螺旋溝３
５ａの始点３６の位置が凹陥部３８の中央に設定されて
いるが、例えば第１の螺旋溝３５ａと凹陥部３８との境
界に始点４４を設定しても、同様に両螺旋溝３５ａ、３
５ｂの位置関係を規定することができる。
５ａの始点３６の位置が凹陥部３８の中央に設定されて
いるが、例えば第１の螺旋溝３５ａと凹陥部３８との境
界に始点４４を設定しても、同様に両螺旋溝３５ａ、３
５ｂの位置関係を規定することができる。
【００４１】また、ブレ−ドストッパ３９を用いない場
合には凹陥部３８が不要になるが、凹陥部３８が無い場
合には、凹陥部３８の壁面４２を第１の螺旋溝３５ａの
壁面４４に置き換えて考えることができる。
合には凹陥部３８が不要になるが、凹陥部３８が無い場
合には、凹陥部３８の壁面４２を第１の螺旋溝３５ａの
壁面４４に置き換えて考えることができる。
【００４２】さらに、第２の螺旋溝３５ｂ、及び、この
第２の螺旋溝３５ｂに連通する凹陥部（図示しない）の
第１の螺旋溝３５ａに対する位置関係についても、上述
のように規定できるので、その説明は省略する。そし
て、本発明は要旨を逸脱しない範囲で種々に変形するこ
とが可能である。
第２の螺旋溝３５ｂに連通する凹陥部（図示しない）の
第１の螺旋溝３５ａに対する位置関係についても、上述
のように規定できるので、その説明は省略する。そし
て、本発明は要旨を逸脱しない範囲で種々に変形するこ
とが可能である。
【００４３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、シリンダ
と、このシリンダ内に偏心配置された回転体と、この回
転体の外周に互いに異なる向きで形成され、回転体の中
間部と両端部に亘って延びるとともに互いに位相を１８
０°ずらした第１及び第２の螺旋溝と、各螺旋溝に嵌め
込まれるとともに、シリンダの内周面と回転体の外周面
との間の空間を複数の作動室に区画する一対の螺旋状の
ブレ−ドとを備え、シリンダと回転体とを相対的に回転
させて被圧縮流体をシリンダの吸込側から吐出側へ順次
移送しながら圧縮する流体圧縮機において、第１及び第
２の螺旋溝の位置関係を、 ａ＋ｂ−ｃ／２＞ｄ ａ：第２の螺旋溝の始点から位相が１８０°進んだ位置
までの軸方向距離 ｂ：第１の螺旋溝の始点と第２の螺旋溝の始点との軸方
向のずれ量 ｃ：各螺旋溝の幅 ｄ：第１の螺旋溝の始点から第２の螺旋溝の側の壁面ま
での軸方向距離 の関係式が満たされるよう設定したものである。したが
って本発明は、二つの螺旋溝の干渉を防止できるという
効果がある。
と、このシリンダ内に偏心配置された回転体と、この回
転体の外周に互いに異なる向きで形成され、回転体の中
間部と両端部に亘って延びるとともに互いに位相を１８
０°ずらした第１及び第２の螺旋溝と、各螺旋溝に嵌め
込まれるとともに、シリンダの内周面と回転体の外周面
との間の空間を複数の作動室に区画する一対の螺旋状の
ブレ−ドとを備え、シリンダと回転体とを相対的に回転
させて被圧縮流体をシリンダの吸込側から吐出側へ順次
移送しながら圧縮する流体圧縮機において、第１及び第
２の螺旋溝の位置関係を、 ａ＋ｂ−ｃ／２＞ｄ ａ：第２の螺旋溝の始点から位相が１８０°進んだ位置
までの軸方向距離 ｂ：第１の螺旋溝の始点と第２の螺旋溝の始点との軸方
向のずれ量 ｃ：各螺旋溝の幅 ｄ：第１の螺旋溝の始点から第２の螺旋溝の側の壁面ま
での軸方向距離 の関係式が満たされるよう設定したものである。したが
って本発明は、二つの螺旋溝の干渉を防止できるという
効果がある。
【図１】（Ａ）は本発明の一実施例のピストンを示す正
面図、（Ｂ）はブレ−ドストッパを示す正面図。
面図、（Ｂ）はブレ−ドストッパを示す正面図。
【図２】第１の螺旋溝と第２の螺旋溝との位置関係を示
す説明図。
す説明図。
【図３】螺旋溝と作動室の容積との関係を示すグラフ。
【図４】従来例を示す断面図。
【図５】他の従来例を示す説明図。
【図６】他の従来例を示す断面図。
４…シリンダ、５…ピストン（回転体）、９ａ、９ｂ…
ブレ−ド、１０Ａ、１０Ｂ…作動室、３５ａ…第１の螺
旋溝、３５ｂ…第２の螺旋溝、３６…第１の螺旋溝の始
点、３７…第２の螺旋溝の始点、３８…凹陥部、４２…
第２の螺旋溝の始点から位相が１８０°進んだ位置、４
３…凹陥部の第２の螺旋溝の側の壁面。
ブレ−ド、１０Ａ、１０Ｂ…作動室、３５ａ…第１の螺
旋溝、３５ｂ…第２の螺旋溝、３６…第１の螺旋溝の始
点、３７…第２の螺旋溝の始点、３８…凹陥部、４２…
第２の螺旋溝の始点から位相が１８０°進んだ位置、４
３…凹陥部の第２の螺旋溝の側の壁面。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−19684（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F04C 18/107 F04C 18/344 311 F04C 18/22
Claims (1)
- 【請求項１】 シリンダと、このシリンダ内に偏心配置
された回転体と、この回転体の外周に互いに異なる向き
で形成され、上記回転体の中間部と両端部に亘って延び
るとともに互いに位相を１８０°ずらした第１及び第２
の螺旋溝と、上記各螺旋溝に嵌め込まれるとともに、上
記シリンダの内周面と上記回転体の外周面との間の空間
を複数の作動室に区画する一対の螺旋状のブレ−ドとを
備え、上記シリンダと上記回転体とを相対的に回転させ
て被圧縮流体を上記シリンダの吸込側から吐出側へ順次
移送しながら圧縮する流体圧縮機において、上記第１及
び第２の螺旋溝の位置関係を、 ａ＋ｂ−ｃ／２＞ｄ ａ：第２の螺旋溝の始点から位相が１８０°進んだ位置
までの軸方向距離 ｂ：第１の螺旋溝の始点と第２の螺旋溝の始点との軸方
向のずれ量 ｃ：各螺旋溝の幅 ｄ：第１の螺旋溝の始点から第２の螺旋溝の側の壁面ま
での軸方向距離 の関係式が満たされるよう設定したことを特徴とする流
体圧縮機。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22988392A JP3199858B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 流体圧縮機 |
| TW084215872U TW307330U (en) | 1992-08-28 | 1993-06-30 | Fluid compressor |
| DE4322827A DE4322827A1 (de) | 1992-08-28 | 1993-07-08 | Flüssigkeits-Kompressor |
| KR1019930013174A KR970006514B1 (ko) | 1992-08-28 | 1993-07-14 | 유체 압축기 |
| CN93109638A CN1031358C (zh) | 1992-08-28 | 1993-08-03 | 流体压缩机 |
| US08/112,367 US5360326A (en) | 1992-08-28 | 1993-08-27 | Twin helical blade fluid compressor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22988392A JP3199858B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 流体圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0674165A JPH0674165A (ja) | 1994-03-15 |
| JP3199858B2 true JP3199858B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=16899209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22988392A Expired - Fee Related JP3199858B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 流体圧縮機 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5360326A (ja) |
| JP (1) | JP3199858B2 (ja) |
| KR (1) | KR970006514B1 (ja) |
| CN (1) | CN1031358C (ja) |
| DE (1) | DE4322827A1 (ja) |
| TW (1) | TW307330U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3480752B2 (ja) * | 1994-12-08 | 2003-12-22 | 東芝デジタルメディアエンジニアリング株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04279792A (ja) * | 1991-03-08 | 1992-10-05 | Toshiba Corp | 流体圧縮機 |
| DE3878073T2 (de) * | 1987-07-31 | 1993-06-03 | Toshiba Kawasaki Kk | Fluessigkeitsverdichter. |
| JP2825236B2 (ja) * | 1988-07-08 | 1998-11-18 | 株式会社東芝 | 流体圧縮機 |
| US5090874A (en) * | 1989-06-30 | 1992-02-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Fluid compressor |
| JPH0388994A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-15 | Toshiba Corp | コンプレッサー |
| JP3110079B2 (ja) * | 1991-06-24 | 2000-11-20 | 株式会社東芝 | 流体圧縮機 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP22988392A patent/JP3199858B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-06-30 TW TW084215872U patent/TW307330U/zh unknown
- 1993-07-08 DE DE4322827A patent/DE4322827A1/de not_active Withdrawn
- 1993-07-14 KR KR1019930013174A patent/KR970006514B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-08-03 CN CN93109638A patent/CN1031358C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1993-08-27 US US08/112,367 patent/US5360326A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4322827A1 (de) | 1994-03-03 |
| KR970006514B1 (ko) | 1997-04-28 |
| US5360326A (en) | 1994-11-01 |
| TW307330U (en) | 1997-06-01 |
| KR940004217A (ko) | 1994-03-14 |
| CN1083569A (zh) | 1994-03-09 |
| CN1031358C (zh) | 1996-03-20 |
| JPH0674165A (ja) | 1994-03-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2602869B2 (ja) | 流体圧縮機 | |
| JP3142890B2 (ja) | 流体圧縮機 | |
| US6663363B2 (en) | Driving pin structure for scroll compressor | |
| EP0405224B1 (en) | Fluid compressor | |
| JP3199858B2 (ja) | 流体圧縮機 | |
| EP0381061B1 (en) | Fluid compressor | |
| US6672851B2 (en) | Scroll-type compressors | |
| JP3110079B2 (ja) | 流体圧縮機 | |
| JP2003343467A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
| JPH02123298A (ja) | 流体機械 | |
| JP3487612B2 (ja) | 流体圧縮機 | |
| JP3212674B2 (ja) | 流体圧縮機 | |
| JP2798981B2 (ja) | 流体機械 | |
| JPH06221285A (ja) | 流体圧縮機 | |
| JPH0219685A (ja) | 流体圧縮機 | |
| JP3216454B2 (ja) | スクロール型流体装置 | |
| JP2598033B2 (ja) | 流体圧縮機 | |
| JP2804060B2 (ja) | 流体圧縮機 | |
| JP3110831B2 (ja) | 流体圧縮機 | |
| JP2880771B2 (ja) | 流体圧縮機 | |
| JP3235788B2 (ja) | ツイン式スクロール流体機械 | |
| JP3140119B2 (ja) | 流体圧縮機 | |
| JP3243069B2 (ja) | 流体圧縮機 | |
| JP3290207B2 (ja) | 流体圧縮機 | |
| JP2859337B2 (ja) | 流体圧縮機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |