JPH0395936A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0395936A JPH0395936A JP23243289A JP23243289A JPH0395936A JP H0395936 A JPH0395936 A JP H0395936A JP 23243289 A JP23243289 A JP 23243289A JP 23243289 A JP23243289 A JP 23243289A JP H0395936 A JPH0395936 A JP H0395936A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要]
旧S−FETに関し,
ソースおよびドレイン領域からこれらの間のチャネル領
域に空乏層が伸びることを抑止するための不純物を導入
した領域.いわゆるパンチスルーストッパ,を導電チャ
ネル近傍にのみ自己整合的に形戒可能とすることを目的
とし 半導体基板の一表面に画定された素子形成領域にシリコ
ン層と酸化シリコン層とを順次形成する工程と,該酸化
シリコン層上に画定された一領域を有機レジスト層によ
りマスクする工程と,該有機レジスト層が形成された該
半導体基板表面に対して.臭素化合物ガスをエッチング
剤とするドライエッチングを施すとともに,該有機レジ
スト層によりマスクされた頭域に隣接して該酸化シリコ
ン層およびシリコン層を貫通する開口が形成され且つ該
素子形成領域内において該有機レジスト層から離れた領
域における該シリコン層がすべて除去される前に該ドラ
イエッチングを停止する工程と,該開口が形戒された該
シリコン層をマスクとして該開口内に表出する該半導体
基板に不純物をイオン注入する工程とを含むように構戒
する。
域に空乏層が伸びることを抑止するための不純物を導入
した領域.いわゆるパンチスルーストッパ,を導電チャ
ネル近傍にのみ自己整合的に形戒可能とすることを目的
とし 半導体基板の一表面に画定された素子形成領域にシリコ
ン層と酸化シリコン層とを順次形成する工程と,該酸化
シリコン層上に画定された一領域を有機レジスト層によ
りマスクする工程と,該有機レジスト層が形成された該
半導体基板表面に対して.臭素化合物ガスをエッチング
剤とするドライエッチングを施すとともに,該有機レジ
スト層によりマスクされた頭域に隣接して該酸化シリコ
ン層およびシリコン層を貫通する開口が形成され且つ該
素子形成領域内において該有機レジスト層から離れた領
域における該シリコン層がすべて除去される前に該ドラ
イエッチングを停止する工程と,該開口が形戒された該
シリコン層をマスクとして該開口内に表出する該半導体
基板に不純物をイオン注入する工程とを含むように構戒
する。
本発明は,半導体装置,とくに,MIS(Metal
In−suIator SetnicondIJcto
r)型の電界効果トランジスタ(FET)に係り,詳し
くは,微細化したMIS−PUTに設けられる,いわゆ
るパンチスルーストツパの構造ならびにその形戒方法に
関する。
In−suIator SetnicondIJcto
r)型の電界効果トランジスタ(FET)に係り,詳し
くは,微細化したMIS−PUTに設けられる,いわゆ
るパンチスルーストツパの構造ならびにその形戒方法に
関する。
Mis−FETから或る集積回路は,微細加工技術の進
展にともなって素子寸法が縮小されるとともに比例縮小
則にしたがって性能が向上するというように,高密度化
と高速化が同時に達威されてきた。
展にともなって素子寸法が縮小されるとともに比例縮小
則にしたがって性能が向上するというように,高密度化
と高速化が同時に達威されてきた。
?かしながら,電源電圧を一定に保ったままで,かつ,
基板の不純物濃度を増加させないで素子を微細化すると
,ドレイン電圧誘起によるポテンシャルバリャの低下が
起こり,その結果,バンチスルーが生じやすくなる。
基板の不純物濃度を増加させないで素子を微細化すると
,ドレイン電圧誘起によるポテンシャルバリャの低下が
起こり,その結果,バンチスルーが生じやすくなる。
現状の微細旧S−FETにおいて比較的パンチスルー降
伏を起こしやすいものは,埋め込みチャネルが採用され
ているPMOS−F!l!Tである。その理由は,埋め
込みチャネルでは,イオン注入によりp型層を形成する
ため,基板表面から深いところでポテンシャルが低くな
って,パンチスルーを起こしやすくなるからである。
伏を起こしやすいものは,埋め込みチャネルが採用され
ているPMOS−F!l!Tである。その理由は,埋め
込みチャネルでは,イオン注入によりp型層を形成する
ため,基板表面から深いところでポテンシャルが低くな
って,パンチスルーを起こしやすくなるからである。
このようなPMOS−FETにおけるパンチスルーを,
チャネル領域の不純物濃度を上げずに抑止する方法が提
案されている。(Odanaka et al., I
EEETransaction on Electro
n Devices, vol.HD−33,No.3
, March, 1986)上記の方法は,第4図
に示すように,p型ソース/ドレイン領域61および6
■の底面に,n゛層5を設けるものである。n゛層5に
より,ドレイン空乏層が縦方向に伸びるのが抑制される
と同時に,ソース領域に向かって横方向に伸びることも
抑制される。すなわち,n″層5はバンチスルーを阻止
するパンチスルーストッパである。
チャネル領域の不純物濃度を上げずに抑止する方法が提
案されている。(Odanaka et al., I
EEETransaction on Electro
n Devices, vol.HD−33,No.3
, March, 1986)上記の方法は,第4図
に示すように,p型ソース/ドレイン領域61および6
■の底面に,n゛層5を設けるものである。n゛層5に
より,ドレイン空乏層が縦方向に伸びるのが抑制される
と同時に,ソース領域に向かって横方向に伸びることも
抑制される。すなわち,n″層5はバンチスルーを阻止
するパンチスルーストッパである。
?発明が解決しようとする課題〕
上記のパンチスルーストンバは,p型ソース/ドレイン
領域6.および6zの形成と同様に,ゲート電極3をマ
スクとして素子形戒領域にn型不純物をイオン注入して
形成される。このために,p型ソース/ドレイン領域6
,および6■の底面全体に接して高濃度のn゛層5が分
布することになり1 ソースー基板間およびドレインー
基板間の接合容量が増大し, PMOS−FE’Tの動
作速度が低下する問題があった。
領域6.および6zの形成と同様に,ゲート電極3をマ
スクとして素子形戒領域にn型不純物をイオン注入して
形成される。このために,p型ソース/ドレイン領域6
,および6■の底面全体に接して高濃度のn゛層5が分
布することになり1 ソースー基板間およびドレインー
基板間の接合容量が増大し, PMOS−FE’Tの動
作速度が低下する問題があった。
本発明は,上記のような埋め込みチャネル型の旧S−F
ETにおいて,ソース/ドレインの寄生容量を増大させ
ず,かつ,ドレイン空乏層の伸びを効果的ニ抑制可能な
パンチスルーストツパを形戒することを目的とする。
ETにおいて,ソース/ドレインの寄生容量を増大させ
ず,かつ,ドレイン空乏層の伸びを効果的ニ抑制可能な
パンチスルーストツパを形戒することを目的とする。
上記目的は,半導体基板の一表面に画定された素子形成
領域にシリコン層と酸化シリコン層とを順次形戒する工
程と,該酸化シリコン層上に画定された一領域を有機レ
ジスト層によりマスクする工程と,該有機レジス}JW
が形成された該半導体基板表面に対して,臭素化合物ガ
スをエッチング剤とするドライエンチングを施すととも
に,該有機レジスト層によりマスクされた領域に隣接し
て該酸化シリコン層およびシリコン層を貫通する開口が
形成され且つ該素子形rv.領域内において該有機レジ
スト層から離れた領域における該シリコン層がすべて除
去される前に該ドライエッチングを停止する工程と,該
開口が形成された該シリコン層をマスクとして該開口内
に表出する該半導体基板に不純物をイオン注入する工程
とを含む本発明に係る半導体装置の製造方法によって達
成される。
領域にシリコン層と酸化シリコン層とを順次形戒する工
程と,該酸化シリコン層上に画定された一領域を有機レ
ジスト層によりマスクする工程と,該有機レジス}JW
が形成された該半導体基板表面に対して,臭素化合物ガ
スをエッチング剤とするドライエンチングを施すととも
に,該有機レジスト層によりマスクされた領域に隣接し
て該酸化シリコン層およびシリコン層を貫通する開口が
形成され且つ該素子形rv.領域内において該有機レジ
スト層から離れた領域における該シリコン層がすべて除
去される前に該ドライエッチングを停止する工程と,該
開口が形成された該シリコン層をマスクとして該開口内
に表出する該半導体基板に不純物をイオン注入する工程
とを含む本発明に係る半導体装置の製造方法によって達
成される。
〔作 用)
第1図は本発明の方法によって製造されたMIS−FE
Tの要部断面図であって.パンチスルーストツパ7は,
p型ソース/ドレイン領域6lおよび6!の底面に接し
,かつ,導電チャネル近傍の領域にのみ選択的に高濃度
不純物を注入して形成されている。したがって,このよ
うなパンチスルーストッパ7を設けることによるソース
領域およびドレイン領域の寄生容量の増加は従来より小
さくなる。
Tの要部断面図であって.パンチスルーストツパ7は,
p型ソース/ドレイン領域6lおよび6!の底面に接し
,かつ,導電チャネル近傍の領域にのみ選択的に高濃度
不純物を注入して形成されている。したがって,このよ
うなパンチスルーストッパ7を設けることによるソース
領域およびドレイン領域の寄生容量の増加は従来より小
さくなる。
パンチスルーストツパ7用不純物の選択的イオン注入に
は,後に詳述するように,ゲート電極に隣接する0.1
〜0,3μm幅の領域においては,レジストの存在によ
りSiOz膜のエッチング速度が増大する効果を利用し
て自己整合的に開口が形戒された多結晶シリコン層から
或るマスクを用いて行〔実施例〕 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
は,後に詳述するように,ゲート電極に隣接する0.1
〜0,3μm幅の領域においては,レジストの存在によ
りSiOz膜のエッチング速度が増大する効果を利用し
て自己整合的に開口が形戒された多結晶シリコン層から
或るマスクを用いて行〔実施例〕 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
以下の図面において,既掲の図面におけるのと同じ部分
には同一符号を付してある。
には同一符号を付してある。
?Brをエッチングガスとするドライエッチングにおい
て.エッチング環境における不純物(特に炭素或分)を
充分に除去すると, Si02膜のエッチング速度が低
下し,多結晶シリコン層との選択比が大きくなることが
報告されている。(中村守孝他, 1989春季応物予
稿集P.572 )本発明者らは,第2図(a)に示す
ように,シリコン基[1上に堆積された多結晶シリコン
層30の表面にSing膜8を形成し, SiO■膜8
の一部をレジスト層4でマスクした状態でBar”イオ
ンを照射して, Sing膜8および多結晶シリコン[
30をエッチング除去する実験を行った。多結晶シリコ
ン層30がちょうど除去されたときのシリコン基板1の
断面は,第2図(ロ)に示すように,レジスト層4から
離れた領域においては,シリコン基仮1は,多結晶シリ
コン層30との界面を威していた平坦な面を表出してい
るが,レジスト層4に隣接する領域においては,深さ方
向にエッチングされて窪みが生じている。
て.エッチング環境における不純物(特に炭素或分)を
充分に除去すると, Si02膜のエッチング速度が低
下し,多結晶シリコン層との選択比が大きくなることが
報告されている。(中村守孝他, 1989春季応物予
稿集P.572 )本発明者らは,第2図(a)に示す
ように,シリコン基[1上に堆積された多結晶シリコン
層30の表面にSing膜8を形成し, SiO■膜8
の一部をレジスト層4でマスクした状態でBar”イオ
ンを照射して, Sing膜8および多結晶シリコン[
30をエッチング除去する実験を行った。多結晶シリコ
ン層30がちょうど除去されたときのシリコン基板1の
断面は,第2図(ロ)に示すように,レジスト層4から
離れた領域においては,シリコン基仮1は,多結晶シリ
コン層30との界面を威していた平坦な面を表出してい
るが,レジスト層4に隣接する領域においては,深さ方
向にエッチングされて窪みが生じている。
これは,レジストN4がHBrイオン照射を受け?生じ
た有機ラジカルの影響により530■膜8がエッチング
されやくすなったためであると考えられる。このように
して,レジスト層4近傍では,上層のSiO■膜8が比
較的速やかに消失してしまうため,多結晶シリコン層3
0のエッチングが早く終了し,下地のシリコン基板1の
エッチングが開始する。一方,レジスト層4から離れた
領域ではSin2膜8がエッチング除去されてしまうま
でに要する時間が長く,多結晶シリコン層30のエッチ
ング開始が遅れる。したがって,この領域の多結晶シリ
コン層30のエッチングが終了したときには,レジスト
N4近傍におけるシリコン基板lのエッチングはかなり
進行する。
た有機ラジカルの影響により530■膜8がエッチング
されやくすなったためであると考えられる。このように
して,レジスト層4近傍では,上層のSiO■膜8が比
較的速やかに消失してしまうため,多結晶シリコン層3
0のエッチングが早く終了し,下地のシリコン基板1の
エッチングが開始する。一方,レジスト層4から離れた
領域ではSin2膜8がエッチング除去されてしまうま
でに要する時間が長く,多結晶シリコン層30のエッチ
ング開始が遅れる。したがって,この領域の多結晶シリ
コン層30のエッチングが終了したときには,レジスト
N4近傍におけるシリコン基板lのエッチングはかなり
進行する。
第2図(C)は,多結晶シリコン層30とSin2膜8
とのエッチング選択比(多結晶シリコン層30のエッチ
ング速度/SiO■膜8のエッチング速度の比)を,レ
ジストN4の端部からの距離に対してプロットしたもの
である。同図に示されているように,エッチング選択比
がレジストN4の影響を受けるのは,レジス}[4端部
から数/10μm以内の範囲である。すなわち,この範
囲では多結晶シリコン層30が速く除去されてしまうが
,この時点では,レジスト層4から上記距離以上離れた
領域では,イオン注入のマスクとなり得る厚さの多結晶
シリコン層30が残っている。
とのエッチング選択比(多結晶シリコン層30のエッチ
ング速度/SiO■膜8のエッチング速度の比)を,レ
ジストN4の端部からの距離に対してプロットしたもの
である。同図に示されているように,エッチング選択比
がレジストN4の影響を受けるのは,レジス}[4端部
から数/10μm以内の範囲である。すなわち,この範
囲では多結晶シリコン層30が速く除去されてしまうが
,この時点では,レジスト層4から上記距離以上離れた
領域では,イオン注入のマスクとなり得る厚さの多結晶
シリコン層30が残っている。
本発明は,この現象を利用して多結晶シリコン層から或
るイオン注入用マスクを形成するものである。すなわち
,ゲート電極形成用の多結晶シリコン層をパターンニン
グする中間段階で,この多結晶シリコン層に,レジスト
層に隣接して開口を自己整合的に形成し,この開口を通
じてパンチスルーストツバ用の不純物をイオン注入する
。以後,ゲート電極形成のためのパンチスルーを継続し
て行−い,不要部の多結晶シリコンを除去する。以下.
この実施例を第3図を参照して説明する。
るイオン注入用マスクを形成するものである。すなわち
,ゲート電極形成用の多結晶シリコン層をパターンニン
グする中間段階で,この多結晶シリコン層に,レジスト
層に隣接して開口を自己整合的に形成し,この開口を通
じてパンチスルーストツバ用の不純物をイオン注入する
。以後,ゲート電極形成のためのパンチスルーを継続し
て行−い,不要部の多結晶シリコンを除去する。以下.
この実施例を第3図を参照して説明する。
例えばn型のシリコン基板lに,周知のtocos法お
よび悲酸化法を用いて,分離絶縁層10およびゲート酸
化膜2を形戒したのち,周知のCVO技術を用いて,シ
リコン基板1全面に厚さ約4000人の多結晶シリコン
130を堆積する。次いで,例えば?知のプラズマCV
D技術を用いて.多結晶シリコン層30の表面に厚さ約
100人のSiO■膜8を形戒する。こののち,ゲート
電極形e.領域をマスクするレジスト層4を形成する。
よび悲酸化法を用いて,分離絶縁層10およびゲート酸
化膜2を形戒したのち,周知のCVO技術を用いて,シ
リコン基板1全面に厚さ約4000人の多結晶シリコン
130を堆積する。次いで,例えば?知のプラズマCV
D技術を用いて.多結晶シリコン層30の表面に厚さ約
100人のSiO■膜8を形戒する。こののち,ゲート
電極形e.領域をマスクするレジスト層4を形成する。
(第3図(a))次いで, SiOz膜8表面に対して
, HBrをエッチングガスとする反応性イオンエッチ
ング(RIE)を施す。この設定条件例は,ガス圧0.
2Torr,高周波パワー200Wa t tである。
, HBrをエッチングガスとする反応性イオンエッチ
ング(RIE)を施す。この設定条件例は,ガス圧0.
2Torr,高周波パワー200Wa t tである。
このRIEは,レジスト層4から離れた領域における多
結晶シリコン層30の厚さが約2000人になるように
行う。このRIEにおいて,レジスト層4近傍の約0.
5μmの領域におけるSin.膜8は速やかにエッチン
グされ,次いで,表出した多結晶シリコン層30がエッ
チングされる。
結晶シリコン層30の厚さが約2000人になるように
行う。このRIEにおいて,レジスト層4近傍の約0.
5μmの領域におけるSin.膜8は速やかにエッチン
グされ,次いで,表出した多結晶シリコン層30がエッ
チングされる。
その結果,レジスト層4に隣接する領域における多結晶
シリコン層30に開口3lが形成される。レジスト層4
下の多結晶シリコン層30はゲート電極を構或する。(
第3図(b)) 次いで,シリコン基+H 1表面に対し,パンチスルー
ストツバ用不純物として,例えばk%CP’)をイオン
注入する。注入条件の例は,加速エネルギー180Ke
V, ドーズffilE13cm−”である。この加
速エネルギーにより,Pイオンは,開口31を通してシ
リコン基板1の表面から深さ1000人の位置を中心に
注入される。符号51はイオン注入されたPイオンを示
す。一方,上記加速エネルギーでは,Pイオンは,レジ
スト層4から離れた領域に残っている厚さ2000人の
多結晶シリコン層3を通過できない。
シリコン層30に開口3lが形成される。レジスト層4
下の多結晶シリコン層30はゲート電極を構或する。(
第3図(b)) 次いで,シリコン基+H 1表面に対し,パンチスルー
ストツバ用不純物として,例えばk%CP’)をイオン
注入する。注入条件の例は,加速エネルギー180Ke
V, ドーズffilE13cm−”である。この加
速エネルギーにより,Pイオンは,開口31を通してシ
リコン基板1の表面から深さ1000人の位置を中心に
注入される。符号51はイオン注入されたPイオンを示
す。一方,上記加速エネルギーでは,Pイオンは,レジ
スト層4から離れた領域に残っている厚さ2000人の
多結晶シリコン層3を通過できない。
したがって,開口31直下以外の領域には,Pイオンは
注入されない。(第3図(C)) 次いで,レジスト層4を除去し,n出している多結晶シ
リコン層3を,例えば上記と同じ< HBrをエッチン
グガスとして除去する。第2図(C)のグラフに示され
ているごとく,レジスト層4のような炭素不純物源の影
響がない場合には,多結晶シリコン層3とSin2膜8
とのエッチング選択比は20程度に達する。ゲート電極
を構戒する多結晶シリコンN3は, Sin.膜8によ
り覆われており1 したがって,上記エッチング除去に
おいて実質的にエッチングされない。(第3図(d)) 上記ののち,シリコン基板工に対して.例えば?F.(
弗化硼素)のようなp型不純物源をイオン注入し,p型
ソース/ドレイン領域6,および6■を形戒する。この
注入条件の例は,加速エネルギー60KeV,ドーズi
E2E15cm−2である。この加速エネルギーに対し
て,多結晶シリコンFf30から或るゲート電極3はマ
スクとなる。(第3図(e))以後,通常の集積回路の
製造と同様に,燐ガラスから成る眉間絶縁層の形成,コ
ンタクトホールの形成1金属配線の形成1保護絶縁層の
形成を行って本発明に係る半導体装置が完或される。
注入されない。(第3図(C)) 次いで,レジスト層4を除去し,n出している多結晶シ
リコン層3を,例えば上記と同じ< HBrをエッチン
グガスとして除去する。第2図(C)のグラフに示され
ているごとく,レジスト層4のような炭素不純物源の影
響がない場合には,多結晶シリコン層3とSin2膜8
とのエッチング選択比は20程度に達する。ゲート電極
を構戒する多結晶シリコンN3は, Sin.膜8によ
り覆われており1 したがって,上記エッチング除去に
おいて実質的にエッチングされない。(第3図(d)) 上記ののち,シリコン基板工に対して.例えば?F.(
弗化硼素)のようなp型不純物源をイオン注入し,p型
ソース/ドレイン領域6,および6■を形戒する。この
注入条件の例は,加速エネルギー60KeV,ドーズi
E2E15cm−2である。この加速エネルギーに対し
て,多結晶シリコンFf30から或るゲート電極3はマ
スクとなる。(第3図(e))以後,通常の集積回路の
製造と同様に,燐ガラスから成る眉間絶縁層の形成,コ
ンタクトホールの形成1金属配線の形成1保護絶縁層の
形成を行って本発明に係る半導体装置が完或される。
〔発明の効果]
上記のように,本発明によれば,パンチスルーストッパ
を導電チャネル近傍にのみ形成可能となり,ソース/ド
レイン領域の寄生容量の増大を回避可能とする効果があ
る。また,パンチスルーストッパ用不純物のイオン注入
用のマスクパターンは自己整合的に形成されるので,微
細なMIS−FETに対して,通常のフォトリソグラフ
ィでは困難であったパンチスルーストツバを付与可能と
する効果がある。
を導電チャネル近傍にのみ形成可能となり,ソース/ド
レイン領域の寄生容量の増大を回避可能とする効果があ
る。また,パンチスルーストッパ用不純物のイオン注入
用のマスクパターンは自己整合的に形成されるので,微
細なMIS−FETに対して,通常のフォトリソグラフ
ィでは困難であったパンチスルーストツバを付与可能と
する効果がある。
第l図は本発明を適用したMis−FETの構造説明図
, 第2図は本発明の原理説明図, 第3図は本発明の実施例の工程説明図,第4図は従来の
問題点説明図 である。 図において, 1はシリコン基板, 2はゲート酸化膜,3はゲート
電極, 4はレジスト層,5はn゛層5, 6はソ
ース・ドレイン領域,7はパンチスルーストツバ,
8はSiO■膜,10は分離絶縁層,30は多結晶シリ
コン層,3lは開口 である。 本発明E適,用した口I5−FETの橋遣第 1 図 本宅明0実施例の工程 勇 3 図 (イの1) レンスト層477\らいSF!離 ォ(嘴乞B月σ)原丁里p見り1図 男 2 口 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 、4S,5更一句日σ)実シ目さイテ1のユニ才L第3
図(その2) イ疋』石の 間是貞貞、言L日月日 弟 斗 図
, 第2図は本発明の原理説明図, 第3図は本発明の実施例の工程説明図,第4図は従来の
問題点説明図 である。 図において, 1はシリコン基板, 2はゲート酸化膜,3はゲート
電極, 4はレジスト層,5はn゛層5, 6はソ
ース・ドレイン領域,7はパンチスルーストツバ,
8はSiO■膜,10は分離絶縁層,30は多結晶シリ
コン層,3lは開口 である。 本発明E適,用した口I5−FETの橋遣第 1 図 本宅明0実施例の工程 勇 3 図 (イの1) レンスト層477\らいSF!離 ォ(嘴乞B月σ)原丁里p見り1図 男 2 口 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 、4S,5更一句日σ)実シ目さイテ1のユニ才L第3
図(その2) イ疋』石の 間是貞貞、言L日月日 弟 斗 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 半導体基板(1)の一表面に画定された素子形成領域に
シリコン層(30)と酸化シリコン層(8)とを順次形
成する工程と、 該酸化シリコン層(8)上に画定された一領域を有機レ
ジスト層(4)によりマスクする工程と、該有機レジス
ト層(4)が形成された該半導体基板(1)表面に対し
て、臭素化合物ガスをエッチング剤とするドライエッチ
ングを施すとともに、該有機レジスト層(4)によりマ
スクされた領域に隣接して該酸化シリコン層(8)およ
びシリコン層(30)を貫通する開口が形成され且つ該
素子形成領域内において該有機レジスト層(4)から離
れた領域における該シリコン層(30)がすべて除去さ
れる前に該ドライエッチングを停止する工程と、 該開口が形成された該シリコン層(30)をマスクとし
て該開口内に表出する該半導体基板(1)に不純物をイ
オン注入する工程 とを含む半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23243289A JPH0395936A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23243289A JPH0395936A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0395936A true JPH0395936A (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=16939174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23243289A Pending JPH0395936A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0395936A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5416033A (en) * | 1992-11-13 | 1995-05-16 | At&T Corp. | Integrated circuit and manufacture |
-
1989
- 1989-09-07 JP JP23243289A patent/JPH0395936A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5416033A (en) * | 1992-11-13 | 1995-05-16 | At&T Corp. | Integrated circuit and manufacture |
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