JPH0395236A - 表面改質ポリアクリロニトリル基剤 - Google Patents

表面改質ポリアクリロニトリル基剤

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JPH0395236A
JPH0395236A JP2117003A JP11700390A JPH0395236A JP H0395236 A JPH0395236 A JP H0395236A JP 2117003 A JP2117003 A JP 2117003A JP 11700390 A JP11700390 A JP 11700390A JP H0395236 A JPH0395236 A JP H0395236A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アクリロニトリルの重合体またはその共重合
体よりなる芯体と、その表面上のN−ハロアミド基とを
有する基剤に、また、その製造方法に関するものである
。本発明の一つの具体例は、その表面に吊り下げられた
( pendant) N−ハロアミド基を有するポリ
アクリロニトリルまたはアクリロニトリル共重合体の多
孔性、等方性ビーズを指向している。
本発明を要約すれば、アクリロニトリルの単独重合体ま
たは共重合体の芯体と N−ハロアミドの表面とよりな
る組成物が、本件明細書に開示されたことである。この
組成物の製造方法も開示されている。
本発明はさらに、その中の上記の吊り下がりN−ハロア
ミド基がさらにその他の反応剤と反応して官能化された
基剤を形成している基剤に関するものでもある。上記の
官能化された基剤は、生物学的物質との錯体を形戊し、
これにより、たとえば上記の物質を含有する溶液からこ
の物質を分離するのに使用することができる。
本発明に従って製造した基剤は、クロマトグラフィー分
離法を含む種々の応用面に有用である。
中性の親木表面を有する剛い(rigid) s膨潤し
ない重合体材料は、多くの応用面に有用である。
これにはクロマトグラフィー担体、膜、固定( imm
obi l ized)酵素用の担体または免疫学的検
定用担体が含まれる。当業界では、ポリアクリロニトリ
ル表面を水和してアクリルアミド基を形戊することが周
知されている。
米国特許第4.110.529号(ストイ(Stoy)
は、凝固中のビーズの表面層への反応性基の導入を開示
している。ストイ特許の実施例5は、ポリアクリロニト
リルを部分水和して40%のアミド基を得、ついで凝固
させて多孔性ビーズを形戊させることを開示しているが
、この手法で製造したビーズは水中で高度に膨潤し、か
つ、所望のアミド基以外に、かなりの量の副生或物のカ
ルボキシル基をも含有している。したがって、このビー
ズはクロマトグラフィー担体として特に有用であるとは
言えない。その膨潤する傾向は、クロマトグラ7イーカ
ラム中の過剰な圧力低下と不安定な流量との原因となり
、カルボキシル基の存在は、イオン交換を含まない分離
工程において非特定的結合を生む原因となる。アミド基
への高度の転化がビーズの強度の有意の損失を生み、ビ
ーズの剛性の損失によりクロマトグラフィー的流動の損
失を生むので、高い(40%まで)アミド転化比率から
も問題が生ずる。
先行技術における、ニトリル基をアミドに転化させる他
の試みには、強酸または強塩基を用いる処理が含まれて
いるが、これらの技術の双方とも一般に、若干の表面力
ルボキシル基が形戊されることになる。たとえば米国特
許第4.143.203号(リゴボラス(Rigopo
lous) )は、非透過性剛性ポリアクリロニトリル
芯体と水和表面とを有する固体粒子を開示している。こ
の表面は、固体ポリアクリロニトリル粒子を硫酸溶液中
、75ないし95℃の温度範囲で加熱することにより水
和されるが、この条件下で形或されるビーズは非多孔性
であり、また、かなりの量の副生或物のカルポキシル基
をも含有している。したがって、このビーズは非イオン
交換タンパク質特定クロマトグラフィーの応用面には有
用でない。
塩基性条件下におけるポリアクリロニトリルの表面改質
は、才−夕ら,日本化学会誌. 6. 1200(19
85)により、表面赤外線スペクトル法を用いて研究さ
れた。オーク(K− Ohta)らは、ポリアクリロニ
トリルフィルムを5%水酸化ナトリウム溶液で70℃で
4時間処理したのちに、フィルムの表面に4.5%のア
ミド基と5.7%のカルボキシル基とを見いだしたこと
を報告している。5%水酸化ナトリウムと 15%過酸
化水素との溶液を用いてフィルムを70℃で4時間処理
(水性アルカリ性過酸化物反応)すると、2.1%のア
ミド基と0.7%のカルポキシル基とが生戊することが
報告されている。したがって、これらの処理は十分に選
択的ではない。
したがって、最近まで、当業界の状況ではなお、高度に
選択的な、非膨潤性の、高度に多孔性の、中性の親水性
表面を有するアクリロニトリル基剤の形戊に際して、深
刻な障害に遭遇していたのである。高度に多孔性のビー
ズの表面積が広く、重合体構造の直径が小さければ、永
和の程度の正確な制御が決定的に重要になる。ニトリル
基のアミド基への転化が15%を超えるならば、クロマ
トグラフィー分離に際して流量に有意の損失が生まれる
結果となる。酸性水利に伴う反応の程度を正確に制御す
ることは困難である。酸性水和はまた、“ブロック”重
合体構造を生む、近傍の基への強力な効果を有すること
が知られている。低い転化率でのブロック重合体構造は
、表面が不均一になる結果を生む可能性を有する。また
、これは、クロマトグラフィーへの適用において非特定
的結合に伴う問題を生ずる。酸性永和に伴う第3の問題
は、カルボキシル基およびイミド基の生戊である。上記
のように、カルボキシル基の存在は、サイズ除外(si
ze exclusion)中に、または親和性クaマ
トグラフィーへの適用l:おいて、望ましくないイオン
相互作用の原因となる。
共に受理された出願連続番号07/276. 183に
おいては、使用する溶媒を注意深く制御するニトリルの
アルカリ性過酸化物永和により、上記の諸問題が回避さ
れることが開示されている。この反応は、イミド基また
はカルボキシル基への副反応を伴うことなく、ニトリル
基をアミド基に選択的に転化させる。溶媒を適当に選択
することにより、この反応を容易に制御することができ
、実際に、低い転化率で停止させることができる。溶媒
、好ましくはメタノールの使用により、基剤の全表面を
(後に定義するように)転化させることができる。この
方法は、基剤表面においてアミド基の均一な分布が生ま
れることを開示している。
この穏やかな処理では、ポリアクリロニトリル芯体の剛
性の受ける影響は最小限に留まり、したがって、基剤は
非圧縮性であり、水中で実質的に膨潤しない。本件明細
書中で使用する場合には、“非圧縮性(non−com
pressible) ”の語は、縦型床(colum
nar bed)中の約3000 psi までの静水
圧に対して抵抗性を有し、崩壊して床を通過する流れを
妨害する現象が起こらないことを表す。
たとえば上記の米国連続番号07/276 . 183
に開示された表面処理した基剤のような基剤を、その表
面に吊り下がり N−クロロアミド基を有し、基剤の芯
体は反応せずに留まるように転化させる、一つの方法が
ここに見いだされた。このようにして製造しt;基剤は
、吊り下がり N−クロロアミド基の反応を通じて基剤
の芯体に結合した官能性部分を有する、表面処理した種
々の生或物の製造の中間体として有用である。
本発明に従えば: a) ポリアクリロニトリルまたはアクリロニトリルと
少なくとも1種の共重合単量体との共重合体を含んでな
る芯体と b) その上に均一に分布した N−ハロアミド基なら
びに任意にニトリル基およびアミド基を有する表面 とよりなる基剤が提供される。
本発明の好ましい具体例においては、実質的に表皮を持
たない、実質的に{.5mα/g未満でない微孔体積を
有する、実質的に等方性の、ポリアクリロニトリルまた
はアクリロニトリルの共重合体の芯体と、その表面に均
一に分布したN−クロロアミド基、および任意にニトリ
ル基とよりなる多孔性ビーズが提供される。
本発明に従えば、また、 a) ポリアクリ口ニトリ?レまI;はアクリロニトリ
ルと少なくとも1種の共重合単量体との共重合体を含ん
でなる基剤をアルカリ性触媒および過酸化物、ならびに
任意に還元剤と、反応条件下で、基剤の表面に分布した
ニトリル基の少なくとも一部をアミド基に転化させるの
に十分な時間接触させ; b) 上記の基剤をノ1ロゲン化剤と反応条件下で、ア
ミド基の少なくとも一部を N−t〜ロアミド基に転化
させるのに十分な時間接触させ; C) 表面改質された基剤を回収する ことよりなる、上記の基剤の製造方法が提供される。
また、本件明細書には、 a) 重合体ビーズまたは共重合体ビーズに対して非溶
媒である液体中に、ポリアクリロニトリルまたはアクリ
ロニトリルと少なくとも1種の共重合単量体との共重合
体を含んでなるけん濁液を形戊させ; b) アルカリ性触媒、過酸化物および任意に還元剤を
上記のけん濁液に添加し、全二1・リル基の約15%ま
でを水和によりアミド基に転化させるのに十分な時間加
熱し; C)上記のけん濁液から上記のビーズを回収し:d)上
記のビーズをハロゲン化剤と、反応条件下で、上記の表
面アミド基の少なくとも一部をN−ハロアミド基に転化
させるのに十分な時間接触させ; e) 表面改質した多孔性重合体ビーズを回収する ことよりなる、上記のポリアクリロニトリル多孔性ビー
ズ基剤の製造方法が開示してある。
まt;、 a) ポリアクリロニトリルまたはアクリロニトリルと
少なくとも1種の共重合単量体との共重合体を含んでな
る芯体と b) その上に均一に分布した i)生物活性配位子と表面に結合したN−/’ロアミド
基との反応より誘導された化学結合を通じて表面に結合
した吊り下がり生物活性配位基、 ならびに任意に、 li)ニトリル基および/またはアミド基を有する表面 とよりなる、生物学的物質の回収および/または単離に
有用な物質の組成物も本件明細書に開示してある。
本件明細書にはさらに、 a) ポリアクリロニトリルまたはアクリロニトリルと
少なくとも1種の共重合単量体との共重合体を含んでな
る基剤をアルカリ性触媒、過酸化物および任意に還元剤
と、反応条件下で、基剤の表面に分布したニトリル基の
少なくとも一部をアミド基に転化させるのに十分な時間
反応させ;b) 上記の基剤をハロゲン化剤と反応条件
下で、上記の表面アミド基の少なくとも一部を N−ハ
ロアミド基に転化させるのに十分な時間反応させ;C)
 上記の基剤を生物活性配位子と反応させて、上記の生
物活性配位子を上記のN−ハロアミド基より誘導した化
学結合を通じて上記の基剤に結合させ、 d) 上記の基剤を回収する ことよりなる、生物学的物質の回収および/または単離
に有用な上記の物質の組成物の製造方法も開示してある
また、上に定義した物質の組成物を用いる生物学的物質
の回収方法および/または単離方法も本件明細書に開示
してある。
アクリロニトリルの単独重合体または共重合体よりなる
基剤は周知の物質である。たとえば、ポリアクリロニト
リルの半透膜は種々の化学的分離に利用されている。ポ
リアクリロニトリルの中空繊維、たとえばアサヒ医学社
(Asahi Medical Co。
Ltd)により PANl40の名で市販されているも
のは、現在、腎臓透析装置に使用されている。
アクリロニトリルの重合体または共重合体よりなる多孔
性ビーズ基剤は当業者には公知であり、本発明の実施に
も利用されている。多孔性共重合体を製造する一つの方
法は、米国特許第4,246.351号に記載されてい
る。多孔性ポリアクリ口ニトリルビーズを製造する好ま
しい方法は、全てl988年11月23日付で出願され
た、共に受理された同時係属中の上記のタックおよびヒ
スコックの米国特許出願連続番号07/275,317
、リー ヒスフックおよびタックの連続番号07/27
5 , 170、ならびにタックおよびビスコックの連
続番号07/275 , 256に開示されている。そ
こに開示されている熱誘導相分離法は、アクリロニトリ
ルの重合体またはその共重合体よりなる、実質的に表皮
のない(skinless) 、等方性の、かつ、大き
な微孔体積を有する微孔ビーズを提供する。
この種の多孔性ビーズ基剤は、好ましい基剤の中でも、
本発明の実施に使用される。非多孔性のシートまたはフ
ィルム、多孔性膜、多孔f!Em維、単繊維(+non
ofilament) 、アクリル性ヤーンおよびフィ
ブリル化繊維ならびにこの種の形状の1種または2種以
上のものよりなる構造体を含む中空繊維のようなポリア
クリロニトリル基剤も好ましい。
基剤の形状がここに開示した発明の実施にとって決定的
なものではないことは、容易に見られるに相違ない。
上に述べたように、ポリアクリロニトリル基剤はアクリ
ロニトリルの単独重合体よりなるものであっても、共重
合体よりなるものであってもよい。
適当な共重合単量体には、C 2−C a−モノオレフ
ィン、ビニルアミノ芳香族化合物、アルケニル芳香族化
合物、ビニル芳香族化合物、ハロゲン化ビニル、C+−
Ca−アルキル(メタ)アクリル酸エステル、アクリル
アミド、メタクリルアミド、ビニルビロリドン、ビニル
ビリジン、アルキル(メタ)アクリル酸の C ,−C
 .−ヒドロキシエステル、(メタ)アクリル酸、アク
リロメチルブロビルスルホン酸、N−ヒドロキシ含有C
 +−C *−アルキル(メタ)アクリルアミド、アク
リルアミドメチルブロビルスルホン酸、酢酸ビニル、(
メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸グリ
セロール、トリスー(ヒドロキシメチル)一アミノメチ
ルー(メタ)アクリルアミドまたはこれらの混合物が含
まれる。アクリロニトリル共重合体には、約99ないし
約20重量部のアクリロニトリルと約1ないし約80重
量部の共重合単量体とよりなるものが可能である。アク
リロニトリルが約90モル%以上存在することが好まし
く、好ましい共重合単量体はアクリル酸メチルが含まれ
る。
本件明細書において本発明記載の基剤の物理的記述に使
用する“表面”の語は、基剤と非基剤との界面を意味す
る。本件明細書において使用する“芯体(core) 
″の語は、基剤の“表面“以外の部分を表す。
本発明の実施においては、アクリロニトリル基剤の表面
が最初に水和され、この表皮が吊り下がりアミド基を有
している。このことは、基剤の表面に存在するニトリル
基の少なくとも一部をアルカリ性過酸化物および任意に
還元剤と、この重合体に対して非溶媒の液体中で反応さ
せることにより達或される。この反応は、イミド基また
はカルポキシル基への副反応なしに、ニトリル基を選択
的にアミド基に水和する。表面二トリル基の少なくとも
一部がアミド基に転化したこの反応の生或物は、以後、
゛基剤【″と呼ぶ。さらに、本発明のこの初期反応は驚
くほど容易に制御することができ、ニトリル基の約15
モル%以下のアミド基への転化が容易に得られる。この
反応は、上に引用した、共に受理された特許出願連続番
号07/276 , 183に一般的に開示されている
ビーズを基剤として使用するならば、基剤■を製造する
工程は、上記のビーズと、上記のビーズと形戊された吊
り下がりポリアクリルアミド表面とよりなる、重合体に
対する非溶媒とのけん濁液を形成することよりなる。こ
のけん濁液に触媒を導入することも考えられる。ついで
、このけん濁液を撹拌し、アルカリ性反応剤を添加する
。ついで、このけん濁液を加熱し、けん濁液を撹拌しな
がら過酸化物および、好ましくは還元剤を添加し、反応
を所望の程度まで行わせる。
本発明の実施に使用する適当な過酸化物には、過酸化水
素、t−プチルハイドロバーオキサイド、またはその混
合物等が含まれる。過酸化水素が特に好ましい。
多くのアルカリ性反応剤が当業者には公知であり、本発
明における使用に適している。アルカリ性反応剤には水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、またはその混合物等
が含まれる。
還元剤は、中間体のハイドロパーオキサイドと反応し得
るならば、いかなるものであってもよい。
ジメチルスルホキシドが特に好ましい。
反応に適した溶媒の選択が本発明にとって基本的である
。溶媒系の各戊分の選択と濃度とが反応の選択性と程度
とを制御すると考えられている。
本件出願人ら゛はいかなる理論にも束縛されることを望
まないが、アルカリ性反応剤と過酸化物とは溶解しなが
ら、一方では、生或するアミド基に対しては溶媒和する
能力が限定されているという溶媒系の能力が、反応の程
度を制御すると考える。
したがって、溶媒戒分の比率を制御することにより、反
応の程度も制御することができる。過酸化水素が使用す
る過酸化物であり、ジメチルスルホキシドが還元剤であ
り、水酸化ナトリウムが使用するアルカリ性反応剤であ
る場合には、好ましくはメタノールを、生或するポリア
クリルアミド表面に対する溶媒和能力が限定された溶媒
として使用する。
表面二トリル基が選択的にアミド基に転化する初期の反
応に続いて、その製造に使用する反応剤との接触から基
剤Iを除去する。この基剤は、基剤表面に見いだされた
ニトリル基の少なくとも2.5%がアミド基に転化して
いることが好ましい。
最も好ましくは、多孔性基剤中の全二トリル基の約10
 − 15%がアミド基に転化する。
多孔性ビーズを基剤として使用するならば、これを非溶
媒とのけん濁液に導入するに先立って、このビーズを焼
きなます(annea+)ことが好ましい。この焼きな
まし段階は、最も好ましくは以下のようにして実施する
。ビーズを50゜C以下の温度で乾燥し、ついで、約3
0ないし約60分の範囲の時間、90− 100℃に加
熱する。焼きなましによりビーズの反応性が減少するよ
うに思われる。
本件出願人らは、いかなる単独の理論にも束縛されるこ
とを望むものではないが、このビーズの反応性の減少は
重合体の秩序が増大し、かつ/または表面積が減少する
ことにより起こると考えられる.焼きなましはニトリル
対アミド比に影響を与え、したがって、本発明の実施に
予定されるべきである。
ついで、基剤■を第2の反応にかけて、上記のアミド基
の少なくとも一部を N−ハロアミド基に転化させる。
好ましい具体例はN−クロロアミド基の形戊である。こ
の転化は、吊り下がりニトリル基の反応、または他の許
容しがたい基の分解を通じての副生戊物を生ずることな
く行われることが重要である。ハロゲン化反応用の溶媒
の選択においては、溶媒はハロゲン化剤に対しては不活
性で、かつ、基剤よりなる重合体に対して非溶媒でなけ
ればならない。好ましい溶媒には水、四塩化炭素、テト
ラクロロエタンおよびクロロベンゼンが含まれる。この
ハロゲン化反応には、アミドを有する基剤とハロゲン化
剤、たとえば気体塩素、次亜塩素酸 t−ブチル、クロ
ロモノオキシド、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸、
次亜臭素酸ナトリウム、およびこれらの混合物との使用
が含まれる。典型的には、ハロゲン化剤は溶液中に、基
剤のアミド含有量を基準にして約1.0当量ないし約2
.0当量の範囲の量で存在する。例としてN−クロロア
ミドの形或を使用すれば、塩素化剤を基剤Iと、表面ア
ミド基の所望の割合を塩素化させるのに十分な時間接触
させる。典型的には、約l.25当量の溶液を使用する
場合には、接触時間は約0.5時間ないし約4.0時間
の、好ましくは約L時間ないし約3時間の範囲である。
塩素化反応を実施する温度は厳密なものではない。典型
的な反応温度は約0℃ないし約40℃の、好ましくは約
lOないし約 30℃の範囲である。
基剤Iの表面の吊り下がりアミド基のN−クロロアミド
基への転化は、反応時間と塩素化剤の濃度とを制限して
制御することができる。好ましくは25%ないし約10
0%の転化を達成し得るが、より典型的には50 − 
90%の転化に遭遇する。
多孔性基剤に関しては約0.5 − 3.0ミリモル/
gのN−クロロアミド含有量が好ましく、同一の基準で
約1.0 − 2.0の含有量を有するものが特に好ま
しい。
所望のレベルのハaゲン化への反応の完了に続いて、基
剤(以後、本件明細書中では“基剤I+”と呼ぶ)をハ
ロゲン化剤との接触から外す。この基剤は、任意に洗浄
してハロゲン化剤の残留量を除去することができる。任
意ではあるが、多孔性基剤を使用する場合にはその微孔
にハロゲン化剤が保持される傾向があるので、この段階
が特に望ましい。
上記の反応を通じて製造される基剤IIは、アクリロニ
トリルの重合体または共重合体の芯体とN−ハロアミド
基を有する表面とよりなる。先行の反応が実施された程
度に応じて任意に、かつ直接に、基剤11の表面はさら
にアミドニトリルおよび反応していない共重合単量体の
基を有していてもよい。
吊りさがり N−ハロアミド基が存在するために、N−
ハロアミド反応に関連する化学が広く知られているので
、基剤[1は種々の最終製品の製造に有用な中間体とし
ての使用に特に好適である。N一ハロアミドがホフマン
転移を受けてインシアネートを形戊することは、よく知
られている。たとえば米国特許第4.301,257、
4,356.289および4,357.447号はN−
クロロアミドよりの可溶性重合体インシアネートの製造
を開示している。さらに、ホ77冫転移の一般的議論は
マーチ(J. Marロー・ヒル. 1968に含まれ
ている。たとえばケ,ミカル●レヴユ− (Chemi
cal Reviews) ,巻坐,457 − 49
6ページ(1972)は、基剤I+ より形或されるイ
ンシアネート中間体よりの、多くの生成物の製造に使用
し得る種々の反応図式を論じている。たとえば親和性ク
ロマトグラフィー、染料親和性クロマトグラ7イー、金
属イオン親和性、イオン交換、疎水性相互作用および逆
相クロマトグラフィーに有用な生成物を製造し得る。
生物分離(bioseparaLion)および/また
は親和性クロマトグラフィーの領域で有用な生戊物の製
造が特に重要である。これらの生或物(以後、“生物基
剤( Biosubstrates)″と呼ぶ)は、生
物学的物質と結合し得る官能基(生物配位子(bio1
igand) )の吊り下がり表面N−ハロアミド基を
通ずる基剤+1への付着により製造される。本件明細書
中で使用する“結合(bindins) ”の語は広く
、共有結合のみならず、より弱い相互作用、たとえば静
電気力、ファン・デル・ワール六カおよび水素結合の全
てをも包含すると解釈されるべきである。
生物配位子の基剤■への付着を通ずる生物基剤の製造は
、直接に、またはこの種の付着を容易にし得る中間体架
橋基の使用を通じて達或することができる。t;とえば
、吊り下がりの 8 2 N −、HO−またはHS一
基を有する生物配位子は、直接番二基剤Hに付着させる
ことができる。したがって、吊り下がりの基 O ■ −N H C N H − R − C O !Hを有
するカチオン交換樹脂は、基剤目と、式中のRがたとえ
ばc+−ctm−アルキル基であるH2N−R−Co2
H  との直接反応を通じて製造することができる。
生物配位子をの種々の基剤に結合させ、必要ならばこれ
を活性化する方法は、周知されている。
たとえば、以下の引用文献にはこの種の開示が含まれ、
その内容は本件明細書に引用文献として組み入れられて
いる。
トウルコーヴ7 (.1. Turkova) ,親和
性クロマトグラフ{ − (Affinity Chr
omatography) +  クロマトグラ7{一
文献雑誌(Journal of Chromat12
巻, 151 − 202ページ(0978)。
ジャーヴイス(L. Jervis) . ’IHf@
i  4t皇t用いる合或と分離(Syntheses
 and Separationusing Func
ttonal Polymers) ,シエリントン(
D.C. Sherrtngton)およびホツジャ−
 (P. Hodger)編。ジョン・ワイリー・アン
ド・サン(John Wiley and Sons 
Lid.) . 265 −  304ページ(198
8)。
上記のように、生物配位子は生物学的物質と結合し得る
化学的、かつ生物学的部分である。本件明細書で使用す
る生物配位子の語はまた、その活性化に続いて生物学的
物質と結合し得る部分をも包含する。たとえば、−Co
,H,−sosH または、その R がC +−sア
ルキル基である一NR2もしくは一NR3のような吊り
下がり基を有する生物配位子は、イオン交換様式により
生物学的物質と結合することが可能である。C+−Ct
s基を有する生物配位子は、疎水性相互作用により生物
学的物質と結合することができる。
これに替えて、生物配位子が架橋基により基剤IIに結
合している生物基剤を製造することもできる。これは、
生物学的物質より誘導された生物配位子の付着に好まし
い様式である。架橋基の決定は、本発明の実施において
決定的なものではないが、少なくとも二官能性であり、
かつ、基剤Hの吊り下がり N−ハロアミド基および生
物配位子の双方と、不適当に分解し、または製造される
生物基剤の性能を不適当に阻害することなく反応するこ
とが可能でなければならない。架橋基は、ポリアルキレ
ングリコールたとえばポリエチレングリコールおよびポ
リプロピレングリコール、好ましくは62ないし250
の低分子量を有するもの;単糖類たとえば果糖、ブドウ
糖、マンノース、リボース、ガラクトース;二糖類たと
えばシヨ糖、麦芽糖、乳糖、セロビオーズ;ジアミン類
たとえばエチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、
1.3−ジアミノ−2−プロバノール:アミノ酸たとえ
ばグリシン、β−アラニン、6−アミノカプロン酸;ア
シルジヒドラジドたとえばコハク酸ジヒドラジド、アジ
ビン酸ジヒドラジドを含む種々の二官能性化合物よりな
るものであってもよい。架橋基は、2個の反応性官能基
の間にlないし15個の、またはそれ以上の厚子の鎖長
を有する二官能性化合物から製造された、有用な鎖長の
いかなるものを有していてもよい。一R O H1−R
 C O !H,0 /\ −R N H ,、−RCHO,−CH−CH,、−(
C H C H R O).H,一カーボハイドレート
、O 喋 −CNH,OH,および のような吊り下がり基を有する架橋基は、生物基剤とし
ての使用に先立って、活性化および/または他の生物配
位子との反応を必要とする。本発明の実施に好適に使用
される生物配位子はタンパク質Aである。
架橋基およびその生物基剤の製造における使用は周知さ
れている。t;とえば、上に引用したトウルコーヴアお
よびジャーヴイスはその使用を開示している。架橋基は
典型的には脂肪族、芳香族または環状脂肪族の炭化水素
基である。これらはへテロ原子、たとえばOSN  ま
たは S を含有していてもよい。本件架橋基はまた、
典型的にはlないし約15個の炭素原子を含有する。
本発明ぼ実施において、架橋基は好ましくは以下の反応
剤より誘導する:モノー、ジーまたはトリアルキレング
リコール、モノー、ジーまたはトリアルキレンアミン、
低級ジオールおよびポリオール、アルカノールアミン、
ならびにアミノ酸。
生物配位子と基剤II との間の架橋基の誘導に使用す
る特に好ましい反応剤には、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、グリセロ
ール、エチレンジアミン、ジエチレンジアミン、エタノ
ーノレアミン、ジエタノールアミン、3.3’−ジアミ
ノーN−メチルブロビルアミン、ヘキサンジアミン、グ
リシン、β−アラニン、1・リス−(ヒドロキシメチル
)一アミノメタン、6−アミノカブロン酸およびポリオ
キシエチレンジアミンが含まれる。
架橋基はまf−、基剤目の存在下における逐次反応を通
じて形戊することもでき、また、基剤II との反応に
先立って得ることもできる。
本発明の実施における生物基剤の製造に、架橋基として
特に好ましいものは: l)ソの 9−}ルエンスノレホン酸2−フノレオ口−
1−メチルビリジニウムとの反応前のジエチレングリコ
ール、および、 2)その N−ヒドロキシサクシニミドとの反応前のア
ルキレンジアミンと無水コハク酸、および、3)そのN
−ヒドロキシサクシニミドとの反応前の6−アミノカブ
ロン酸 の反応生成物である。
基剤1l と反応剤との架橋基または生物基剤を生或す
る反応に続いて、基剤I+に存在する残留N〜ハロアミ
ド官能性を典型的に破壊して、好ましくは基剤1gあた
り約0.1 ミリモル以下の活性塩素が残留するように
する,これは、熱の使用、還元剤(たとえば亜硫酸ナト
リウム)による処理、またはその双方を通じて達戊する
ことができる。
生物基剤を製造したのち、これを、その生物学的物質に
対する親和性およびそれに結合する能力を利用し得る応
用面に利用することができる。!;とえば、生物基剤は
、生物学的物質を含有する溶液にこの生物基剤を添加す
ることにより、または、生物基剤の固定床に上記の溶液
を通過させることにより、生物学的物質の溶液からの単
離に使用することができる。ついで、生物基剤を溶液か
ら単離する。本件生物基剤は、任意に、上記の生物学的
物質の溶液から分離して上記の生物学的物質を単離し、
本件生物基剤を回収、または再使用することができる。
実施例 以下の実施例は、本発明の実施を説明するために与えら
れるものであって、本発明の範囲を限定するものと考え
てはならない。
手JIIliA 99モル%のアクリロニトリルとlモル%のアクリル酸
メチルとを含有する湿った共重合体(共重合体:水の重
量比1:l)5gを、尿素5gおよびジメチルスルホン
30 gとともに磨砕して粉末混合物を形威させた。こ
の混合物を、100 m(1の160°Cに加熱した鉱
物油を含有する1i2のフラスコに入れた。1相は均一
な重合体溶液、他の相は鉱物油である2個の配位子相が
存在するようになるまで、上記の混合物を撹拌した。オ
ーバーヘッドパドル撹拌器を用いてこの混合物を急速に
撹拌することにより、鉱物油中の熱(約120゜C)重
合体溶液の小滴を含有するけん濁液が得られた.上記の
けん濁液を、套管( canu la)を経て、70℃
に維持した500−の鉱物油、6gのジメチルスルホン
、およびIgのよりなる第2の撹拌混合物に移動させて
、上記の小滴を冷却した。より低温の鉱物油と接触する
と、上記の小滴が固化した。
この混合物を撹拌しながら室温に冷却し、ついで、塩化
メチレンで希釈して油状物の粘度を減少させた。上記の
小滴をブフナーロートに集め、塩化メチレンで洗浄し、
ついで, 200 m+2のアセトンを用いて室温で1
.5時間、溶媒を抽出した。得.られt;ビーズを走査
電子顕微鏡法により試験したところ、高度に多孔性であ
り、かつ、約0.5ミクロンの比較的均一な微孔直径を
有することが見られた。上記の微孔はビーズの外表面を
通して延長していた。このビーズのサイズは、直径10
 ミクロンないし数ミリメートルの範囲であった。
これらの多孔性重合体ビーズを製造する他の詳細例の一
つは以下のようなものである:ジメチルスルホン288
 gsモル比99:1のアクリロニトリル:アクリル酸
メチルよりなるアクリロニトリル共重合体12 g,お
よび100 ra(lのプロピレングリコールを混合し
、磁気駆動撹拌器とディップレッグ(dip leg)
とを装備したバー( Parr)反応器に入れI;。こ
の反応器を140℃に加熱して均一な溶液を形或させた
. 150 psigの窒素圧を用いて、この溶液を加
熱(140℃)配管および噴霧ノズル(レヒラ−社(L
echler Co.)製全円錐(full cone
)  “センタージェット( cener jet)ノ
ズル、オリアイス直径0.46インチ)を強制通過させ
た。ノズルは3Qの撹拌鉱物油の3インチ上、または4
aの撹拌へブタンの4インチ上に設置して、液滴を急冷
した。固化した液滴をヘプタンで洗浄して鉱物油を除去
し、乾燥し、85 − 90℃の水312を用いて1時
間抽出して微孔性ビーズを得た。微孔サイズは0.05
ないし 1.5ミクロンの範囲であり、ビーズの大部分
が25ないし150ミクロンであった。
以下の実施例は、吊り下がりアミド基を有する基剤夏の
製造を説明するものである。
実施例IA 乾燥焼きなましポリアクリロニトリルビーズ5g(45
−90ミクロン、94.5ミリモル)を115raQの
メタノールにけん濁させたけん濁液、5mffの水、お
よび4 mQのジメチルスルホキシド(56.4 ミリ
モル)を窒素パージ下で撹拌した。
10分パージしたのち、このけん濁液に2.4 dの2
N水性水酸化ナトリウム(4.8ミリモル)を添加し、
このけん濁液を35℃に加熱しt;。過酸化水素の30
%溶液4.9 rsQ (47.9ミリモル)をlO分
かけて添加した。この反応混合物を35゜Cで3時間撹
拌した。3時間後、2.4mαの2N塩酸(4.8 ミ
リモル)を添加し、この反応混合物を1分撹拌し、濾過
した。0.I N 水性塩酸、水、メタノールでビーズ
を洗浄し、ついで乾燥した。ビーズのアミド含有量は、
赤外線分析で測定した結果、9.7%であった。
以下の実施例は、吊り下がりアミド基を有する基剤■お
よびそれよりの生物基剤の製造を説明するものである。
実施例IB 乾燥焼きなましポリアクリロニトリル中空繊維0.5 
g ヲ11.5 g t)’>) 9 /−ル、0.5
 g ノ水、0−24 mQの2N水酸化ナ1・リウム
水溶液、および0.4 vt(lのジメチルスルホキシ
ドと混合した。
この混合物を35℃に加熱し、0.49 ynQの30
%過酸化水素溶液を添加した。室温に3時間放置したの
ち、この反応混合物を濾過した。この繊維を水およびメ
タノールで洗浄し、真空乾燥した(40℃)。この繊維
のアミド含有量を赤外線分析で測定しt;結果は14.
1%であったロ実施例lC 実施例1Bの手順に従ったが、ただ、非焼きなましフィ
ブリル化繊維シート0.50 gを過酸化水素の30%
溶液1.471IIQとともに使用し、反応前にこの繊
維を焼きなましした。IR 分析は、このMAP  7
{ブリル化繊維生戒物のアミド含有量が約2%であるこ
とを示した。
実施例ID 実施例IB の反応手順に従ったが、89.5=10.
5のアクリロニトリル:アクリル酸メチルのフィルムよ
り製造した非多孔性フイルム0.52 gを使用し、フ
ィルムは焼きなまししなかった。水との接触角は42″
であった。初期のフィルムは63@の水接触角を有して
いた。
以下の実施例は、吊り下がり N−クロロアミド基を有
する基剤IIおよびそれよりの生物基剤の製造を説明す
るものである。
東星亘−1 実施例1Aの生或物3gを78 mQの水と混合した。
このけん濁液に気体塩素0.471 gを添加した。塩
素の添加時間は11分であった。この反応混合物を室温
で2時間撹拌した。2時間後、反応混合物を濾過しt;
。このビーズを水で洗浄し、ついで真空乾燥(40°0
)した。ヨード滴定は、このビーズが、ビーズ上のアミ
ド基の約80%が塩素化されたことに相当する、1.4
0ミリモル/gの活性塩素を含有することを示した。
実施例 3 ジエチレングリコール(D E C) 130 111
12と2N水酸化ナトリウム水溶液6.3 mQとの溶
液を40℃に加熱した。この溶液に実施例2の生或物5
gを添加した。この反応混合物を約40゜Cで2時間撹
拌した。2時間後、反応混合物を濾過した。
ビーズを水で洗浄し、ついで真空乾燥(40℃)しtこ
 。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じてDEC が
上記のビーズと反応していることが確認された。
実施例 4 実施例3の手順に従ったが、ただ、エチレングリコール
(E G) 100 mQ, 2 N 水酸化ナトリウ
ム水溶液3.3 taQ 8よび実施例2の生成物2g
を反応に使用した。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じてEG が上
記のビーズと反応していることが確認された。
実施例 5 実施例3の手頓に従ったが、ただ、トリエチレングリコ
ール(T E G) 235 rnQ、2N水酸化ナト
リウム水溶液3.3 rnQおよび実施例2の生戊物3
.5gを使用した。
赤外線分光法により、ホ7マン転移を通じてTEG が
上記のビーズと反応していることが確認された。
実施例 6 実施例3の手順に従ったが、ただ、メタノール100 
mQ, 2N 水酸化ナトリウム水溶液2.3IIIα
および実施例2の生或物2gを使用した。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じてメタノール
が上記のビーズと反応していることが確認された。
実施例 7 実施例3の手順に従ったが、ただ、グリセロール65 
mQ、2N水酸化ナ1・リウム水溶液2.3raQおよ
び実施例2の生或物3.5gを使用し、ビーズの添加に
先立って上記のグリセロール溶液に4 rmQの水を添
加した。
赤外線分光法により、ホ7マン転移を通じてグリセロー
ルが上記のビーズと反応していることが確認された。
実施例 8 エチレンジアミン(E DA) 90 mQ ト水3 
肩Qとの溶液を40℃に加熱した。この溶液に実施例2
の生或物2gを添加した。この反応混合物を約40℃で
2時間撹拌した。2時間後、反応混合物を濾過した。ビ
ーズを水で洗浄し、ついで真空乾燥(40℃)した。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じてEDA が
上記のビーズと反応していることが確認された。
実施例 9 実施例8の手順に従ったが、ただ、ジエチレントリアミ
ン(D E T A) too rrrQ,水3Ilt
(2および実施例2の生戊物2gを使用した。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じてDETA 
が上記のビーズと反応していることが確認された。
実施例 10 実施例8の手順に従ったが、ただ、エタノールアミン(
E A) 100 mQ、水3 mQおよび実施例2の
生戊物2gを使用した。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じてEA が上
記のビーズと反応していることが確認された。
実施例 11 実施例8の手順に従ったが、ただ、ジエタノールアミン
(D E A) 75 mQ,水50一および実施例2
の生或物2gを使用しt;。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じてDEA が
上記のビーズと反応していることが確認された。
実施例 l2 実施例8の手順に従っt;が、ただ、トリエタノールア
ミ7 (T E A) 75 mQ,水50 mQおよ
び実施例2の生或物2gを使用した。
赤外線分光法により、ホ7マン転移を通じてTEAが上
記のビーズと反応していることが確認された。
実施例 l3 実施例8の手順に従ったが、ただ、プロビルアミン( 
P A) 98 rtrQ.水2.5 m(!および実
施例2の生或物2gを使用した。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じてPA が上
記のビーズと反応していることが確認された。
実施例 l4 実施例8の手順に従ったが、ただ、ジエチルアミン(D
 E A) 100 mQ,水3 rnQおよび実施例
2の生戊物2gを使用しt;。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じてDEA が
上記のビーズと反応していることが確認された。
実施例 l5 実施例8の手順に従ったが、ただ、3,3″−ジアミノ
ーN−メチルブロビルアミン1100 mQ、水28m
Qおよび実施例2の生戊物22 gを使用した。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じて3,3′−
ジアミノーN−メチルブロビルアミンが上記のビーズと
反応していることが確認された。
実施例 16 トリスー(ヒドロキシメチル)一アミノメタン(トリス
(Tris) )  65 gと水65 gとの混合物
を油浴中で加熱した。この混合物の温度が55℃に達す
ると、この混合物は透明な溶液に変化した。この溶液を
40℃に冷却し、この溶液に実施例2の生戊物2gを添
加した。このけん濁液を室温で2時間撹拌し、ついで濾
過した。ビーズを水で洗浄し、真空乾燥(40℃)した
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じてトリスー(
ヒドロキシメチル)一アミノメタン(トリス)が上記の
ビーズと反応していることが確認された。
実施例 17 実施例8の手順に従ったが、ただ、3−ジエチルアミノ
ブロビルアミン100 mQ1水2.O ml2および
実施例2の生或物2.5gを使用し、反応混合物を40
℃で3時間撹拌した。水性塩酸を用いるビーズの電位差
滴定は、ビーズが0.86ミリ当量/gのアミノ基を含
有することを示した。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じてジエチルア
ミノブロピルアミンが上記のビーズと反応していること
が確認された。
実施例 l8 0.2N水酸化ナトリウム水溶液260 m(lに実施
例2の生或物10gを添加した。このけん濁液を室温で
3時間撹拌し、ついで濾過した。ビーズを水で洗浄し、
真空乾燥し?=(40℃)。水性塩酸を用いるビーズの
電位差滴定は、ビーズが0.33ミリ当量/gのカルボ
キシル基を含有することを示した。
実施例 l9 50 gのデキストラン(分子量15.000)と水5
Q m(lとを含有する溶液を40℃に加熱した。この
溶液に実施例2の生戊物10 gと2N水酸化ナトリウ
ム水溶液5 mQとを添加した。このけん濁液を42℃
で3時間撹拌し、ついで濾過した。ビーズを水で洗浄し
、真空乾燥した。アンスロン法(分析化学(Anal.
 Chem.) 25. 1656.(1953) )
を用いる分析は、このビーズが3重量%のデキストラン
を含有することを示しI;。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じて上記の官能
基が上記のビーズと反応していることが確認された。
実施例 20 実施例8の手順に従ったが、ただ、ボリオキシエチレン
ジアミン(ジエファミン( Jef famine)E
 D R −148) J30 rtrQ、水3 mQ
および実施例2の生或物5gを使用した。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じてボリオキシ
エチレンジアミンが上記のビーズと反応していることが
確認された。
実施例 21 デシルアミン117 mQと水2.7 mQとの溶液を
40℃に加熱した。この溶液に実施例2の生或物4.5
gを添加した。このけん濁液を40℃で2時間撹拌し、
ついで濾過した。ビーズをアセトンおよびヘキサンで洗
浄し、真空乾燥した(40゜C)。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じてデシルアミ
ンが上記のビーズと反応していることが確認された。
実施例 22 オクタデシルアミン10gとヘキサデカンl51II2
との混合物を油浴中で加熱した。この混合物の温度が6
0℃に達すると、この混合物は透明な溶液に変化した。
この溶液に0.6 ml2の水と実施fl2の生或物1
.25 gとを添加した。この混合物を62℃で75分
間撹拌し、ついで濾過した。
ビーズをヘプタンで洗浄し、真空乾燥した(40℃)。
赤外線分光法により、ホフマン転移を通じて才クタデシ
ルアミンが上記のビーズと反応していることが確認され
た。
実施例 23 ジオキサン(3A モレキュラー・シーブズで乾燥した
もの) 75 mQとカルポニルジイミダゾール10.
5 gとの溶液を窒素でパージした。ついで、この溶液
を35℃に加熱し、この溶液に実施例3の生戊物3.5
gを添加した。このけん濁液を窒素雰囲気下、35℃で
1.5時間撹拌し、ついで濾過した。ビーズをアセトン
、冷水、THF  およびアセトンで洗浄し、室温で真
空乾燥した。
赤外線分光法により、カルポニルジイミダゾールが上記
のビーズと反応していることが確認された。
実施例 24 エチレンジアミン尿素ビーズ(実施例8の生戊物)10
gと0.I N 塩化ナトリウム90 mQとのけん濁
液を4℃の水浴に漫した。一様に撹拌しながら、粉末無
水コハク酸(40 g)を2時間かけて徐々に添加した
。5NNaOH  を添加してpHを6.0 ℃ に保った。
時間、温度を ビーズを集め、 一ルで洗浄し、 ズladあたり 基を示した。
に維持し、温度を4°CないしlO 無水コハク酸の添加後、さらに4 4℃に保ち、pH  を6.0に保った。
1.O N 塩酸、水、およびメタノ 真空乾燥した。滴定結果は、ビー 145マイクロモルのカルポキシル 実施例 25 lmQあたり 114マイクロモルのカルボキシル基を
含有するサクシニル化したエチレンジアミン尿素ビーズ
(実施例24と同様にして製造した)2.0 III+
2ヲp−シオキサン中で脱水素した。このビーズを集め
て5mαの乾燥 p−ジオキサンに添加した。N−ヒド
ロキシサクシニミド500マイクロモノレを、続いてジ
シクロへキシルカルポジイミド500マイクロモルを添
加した。アクリロニトリルの重合体または共重合体に対
する非溶媒は、これと混合し得ないいかなる液体媒体よ
りなるものであってもよい。これを一晩揺動( tum
ble)させ、集め、乾燥 p−ジオキサンおよびメタ
ノールで洗浄した。活性化密度(activation
 density)は37マイクロモル/ra(lであ
った(ミロン(T.)Jiron)およびウィルチェク
(M. Wilchek) *分析生物化学(Anal
ytical Biochemistry) , 12
6.433 −435 (1982)の方法により測定
した)。
以下の実施例は、生物配位子または他の官能基の、種々
の架橋基を通ずる基剤IIへの付着を説明するものであ
る。
実施例 26 lm(2あたり 114マイクロモルのカルポキシル基
を含有するサクシニル化したエチレンジアミン尿素ビー
ズ(実施例24と同様にして製造した)0.25 gを
、2.5 ml2の0.I N NaClに添加した。
エチレンジアミンニ塩酸塩0.45 gを添加し、0.
I N NaOH を用いてpH を4.7に調整した
。l−(3−ジメチルアミノブロビル)−3−エチルカ
ルポジイミド塩酸塩(EDAC)0.049 gを添加
し、pH  を4.7に保ちながら、これを室温で24
時間揺動させた。このビーズを集め、0.1 NHCI
,水、およびメタノールで洗浄し、ついで真空乾燥した
。このヒーズはlm+2あたり 98マイクロモルのア
ミンを含有していた(アントーニ(c. Antoni
)ら2分析生物化学(Analytical Bioc
hemistry) , 129. 60 −63 (
1983)の方法により測定した)。
実施例 27 5500マイクロモルの4−ジメチルアミノビリジン(
DMAP)を含有する10 mQの乾燥アセトニトリル
に、実施例3の脱水した生或物10 anを添加した。
このビーズ混合物に、5.000マイクロモルのトルエ
ン−4−スルホン酸2−フルオロ−1−メチルビリジニ
ウム(FMP)を25 ml2の乾燥アセトニトリルに
入れたものを直接に添加した。
これを室温で2時間揺動させた。このビーズをlXl0
0ml2のアセトニトリル、2 X 100 ysQの
アセトンで洗浄し, 30 mQの乾燥アセトン中、4
℃で貯蔵した。このビーズは、ビーズを0.2N水酸化
ナトリウム中、室温で24時間揺動させたときに放出さ
れる l−メチル−2−ビリドンの量により検定した値
として、lrnQあたり 112マイクロモルの活性ヒ
ドロキシル基を含有していた(分光光度法の検定手順に
関しては、ゴ(T. Ngo) .生物技術(Bio/
Technolory) + 4巻. 134 − 1
37(1986)を参照)。
得られた生放物を、トルエン−4−スルホン酸1一メチ
ル−2−ビリドキサル(MPTS)基を含有する重合体
として同定した。
実施例 28 実施例27の手順に従ったが、ただ、実施例l2の生戊
物3.5 rtrQを、DMAP 1925マイクロモ
ルを3.5 mQのアセトニトリルに入れたもの、およ
びF M P 1750 マイクロモルを8.9 rt
rQ (7)アセトニトリルに入れたものと反応させた
。活性化密度は27.3マイクロモル/一であった。
得られた生戊物をMPTS 基を含有する重合体として
同定した。
実施f129 実施例27の手順に従ったが、ただ、実施例50の生成
物5.5 mQを、DMAP 3025マイクロモルを
、5.5 mQのアセトニトリルに入れたもの、および
FMP2750マイクロモルを13.8mQのアセトニ
トリルに入れたものと反応させた。
活性化密度は15.5マイクロモル/mQであった。
得られた生或物をMPTS 基を含有する重合体として
同定しt;。
実施例 30 実施例27の手順に従ったが、ただ、実施例l6の生或
物2.O raQを、DMAP 1100マイクロモル
を2.0 ml2のアセトニトリルIこ入れたもの、お
よびFMPIOOOマイクロモルを5。Q vaQのア
セトニトリルに入れたものと反応させた。活性化密度は
l8.8マイクロモル/m(lであった。
得られた生戊物をMPTS 基を含有する重合体として
同定した。
実施例 3l 実施例30の手順に従ったが、ただ、40%のジメチル
スルホキシドと60%のアセトニトリルとの溶液をアセ
トニトリルに替えて使用した。活性化密度は28.5マ
イクロモル/mQであった。
得られた生成物をMPTS 基を含有する重合体として
同定した。
衷遍』L一坦 実施例27の手順に従ったが、ただ、実施例7の生或物
10 rmQを使用した。活性化密度は23.7マイク
ロモル/m(lであった。
得られた生戊物をMPTS 基を含有する重合体として
同定した。
実施例 33 実施例27の手順に従ったが、ただ、実施例5の生或物
10 taαを使用した。活性化密度は70.1マイク
ロモル/mQであった。
得られた生戊物をMPTS 基を含有する重合体として
同定した。
実施例 34 実施例3の脱水した生戊物6 yr(lを18 mQの
乾燥アセトニトリルに添加した。クoIl7ギ酸 p−
ニトロフェニル6000マイクロモルを添加し、この混
合物を4℃の水浴に浸した. DMAP 7200マイ
クロモルを 10IllI2の乾燥アセトニトリルに入
れたものを滴々添加し、この内容物を4℃で1時間揺動
させた。このビーズを集めて冷アセトン、5%のジオキ
サン中酢酸、メタノールおよびイソプロバノールで洗浄
し、インプロバノール中、4゜Cで貯蔵した。活性化密
度は20.1マイクロモルhtrQであった(ミロンお
よびウィルチェク,国際生物化学(Biochemis
try International) ,4巻,6号
, 629 − 635 (1982)の方法により測
定した値)。
得られた生或物を、ギ酸 p−ニトロフエニル基を含有
する重合体として同定しI;。
実施例 35 実施例3の脱水した生放物2.5 m(2を2500マ
イクロモルのN.N’−ジサクシニミジルカーポネート
を含有する4 mQの乾燥アセトニトリルに添加した。
4250マイクロモルのDMAPを5 rnQのアセト
ンに入れた溶液を徐々に添加した。このけん濁液を4℃
で1時間揺動させた。このビーズを集めて冷アセトン、
5%のジオキサン中酢酸、メタノールおよびイソプロバ
ノールで洗浄した。
この活性化したビーズをインプロバノール中、4℃で貯
蔵した。活性化密度は28.5マイクロモル/ml2で
あった(ウイルチェクおよびミロン.応用生物化学およ
び生物技術 A plied Biochemistr
y and Biotechnolo y) + 11
巻, 191 − 193(1985)の方法により測
定した値)。
得られた生成物を、活性ヒドロキシサクシニミドカーボ
ネート(HSC)基を含有する重合体として同定した。
実施例 36 実施例35の手順に従ったが、ただ、実施例5の生戊物
を使用した。活性化密度は25.6マイクロモル/II
+2であった。
得られた生或物を HSC 基を含有する重合体として
同定した。
実施例 37 実施例27の生或物0−50 mQを3 X 10 m
Qの水、lX3+++12の0.05 N 炭酸ナトリ
ウム/炭酸水素ナトリウム、pH 8.5 Cカップリ
ング緩衝液)で洗浄した。50 mgのウシ血清アルブ
ミン(BSA)を含有するカップリング緩衝液1.20
峠をこのビーズに添加した。室温で24時間揺動させた
のち、このビーズを4XIO+++Qの1.ONNaC
lおよび3 X 10 mQの水で洗浄した。
このビーズはト一あたり 8.1 mgの BSA  
と結合していた(ビアース(Pierce) B C 
A タンパク質検定法を用いて、集めた洗浄液の夕冫バ
ク質濃度より測定した値)。
得られた生戊物を固定BSAを有する重合体として同定
した。
実施例 38 実施例37の手順に従っI;が、ただ、実施例28の生
戊物を使用した。このビーズはlml2あたり5.8 
ngのBSA と結合していた。
得られた生或物を固定BSA を有する重合体として同
定した。
実施例 39 実施例35の生或物0.50 mαを4℃の水および4
℃の0.I N  リン酸塩緩衝液pH  − 7.5
(カップリング緩衝液)で洗浄した。50 mgのウシ
血清アルブミンを入れた1.20 ymQのカップリン
グ緩衝液を添加した。これを4℃で24時間揺動させた
。このビーズを4 X 40 rmQのl.ONNaC
tおよび3 X 10 mQの水で洗浄した。このビー
ズはlmQあたり 5.5 mgの BSA  と結合
していた(ビオーラッドC Bio−Rad)タンパク
質検定法を用いて、集めた洗浄液の夕冫バク質濃度より
測定した値)。
実施例 40 実施例37の手順に従ったが、ただ、実施例33の生或
物(16マイクロモル/mQの低活性化密度で製造した
もの)2−を使用した。このビーズに、チトクローム 
C  12.2 mgを2.7 mQの0.2 N  
NaH C O s p}i  − 9−0に入れたも
のを添加した。このビーズはlm(2あたり 1.5 
mgのチトクロームC と結合していた(ビオーラツド
タンパク質検定法より測定した値)。
実施例 41 実施例40の手順に従ったが、ただ、実施例27の生或
物(25マイクロモル/mQの低活性化密度で製造した
もの)を使用した。このビーズは1+IQあたり2.9
 mgのチトクロームC と結合していたくビオーラッ
ドタンパク質検定法より測定した値)。
以下の実施例は、ビーズ以外の基剤を使用する本発明の
実施態様を説明するものである。
実施例 42 実施例IB の生或物0.24 gを14 mαの水と
混合した。この混合物に0.066 gの塩素を4分で
添加しな。室温に1.5時間放置したのち、この反応混
合物を濾過しt;。この繊維を水で洗浄し、真空乾燥し
た(40℃)。ヨード滴定は、この繊維が1.92ミリ
モル/gの活性塩素を含有することを示した。
実施例 43 5 +1112のジエチレングリコールと 0.2 m
Qの2N水酸化ナトリウム水溶液との溶液を40℃に加
熱した。この溶液に実施例42の生或物0.12gを添
加した。この反応混合物を42℃に2時間加熱し、つい
で濾過した。この繊維を水で洗浄し.、真空乾燥した。
赤外線分光法は、ジエチレングリコールがホ7マン転移
により繊維と反応したことを示した。
実施例 44 実施例IC の生戊物0.41 gを20 m(lの水
と0.10 gの塩素との溶液と混合した。室温に2時
間放置したのち、この反応混合物を傾瀉した。繊維を水
で洗浄し、真空乾燥した(40℃)。ヨード滴定は、こ
の繊維が0.70ミリモル/gの活性塩素を含有するこ
とを示した。
実施例 45 15 mQのDEG  とQ.4 mQの2N水酸化ナ
トリウム水溶液との溶液を40℃に加熱した。この溶液
に実施例44の生戊物0.3 gを添加した。
40℃で3時間放置したのち、この反応混合物を煩瀉し
、繊維を水およびメタノールで洗浄し、真空乾燥した(
40’C)。
赤外線分光法は、ジエチレングリコールがホフマン転移
により繊維と反応したことを示した。
実施例 46 実施例44の手順に従い、実施例ID の生或物0.3
8 gを、それから吊り下がったN−クロロアミド基を
有する非多孔性アクリロニトリル共重合体フィルムを製
造する反応に使用した。
実施例 47 実施例46の生戊物0.05 g,デシルアミン10m
Qおよび水0.2 ml2の混合物を40’Oに3時間
加熱した。ついで、この反応混合物を傾瀉しI;。
7イルムをヘグタンで数回洗浄し、真空乾燥した(室温
)。このフイルムの水接触角は107”であった。
実施例 48 トリ−(ヒドロキシメチル)一アミノメタン5gと水5
gとの混合物を55℃に加熱して、この混合物を透明な
溶液に変化させた。この溶液を50℃に冷却し、この溶
液に実施例46の生戊物0.12 gを添加した。43
゜Cで3時間放置しt;のち、この反応混合物を傾瀉し
た。7イルムを水およびメタノールで洗浄し、空気乾燥
した。水接触角は54′″であった。
実施例 49 実施例27の手順に従ったが、ただ、実施例43の生放
物0.0585 gを、320マイクロモルのDMA 
P  を0.582 mQの乾燥アセトニトリルに入れ
たもの、および290マイクロモルのFMPを1−45
0 m(lの乾燥アセトニトリルに入れたものと反応さ
せた。得られた生戊物の活性化密度は241.0マイク
ロモル/gであった。
実施例 50 実施例8の手順に従ったが、ただ、N−メチルジエタノ
ールアミン26 mQ、水0.70 mQおよび実施例
2の生戊物1.O gを使用した。
赤外線分光法により、N−メチルジエタノールアミンが
ホ7マン転移を通じて基剤と反応していることが確認さ
れた。
実施例 5l 実施例8の手順に従っI;が、ただ、実施例2の生戊物
3g%N,N−ジエチルエチレンジアミン(DEAE)
100 mQおよび水2 mQを使用し、反応混合物を
45゜Cで3時間撹拌した。
赤外線分光法により、DEAE アミンがホ7マン転移
を通じて上記のビーズと反応していることが確認された
。水性塩酸を用いる電位差滴定は、このビーズが1.0
3 ミリ当量/gのアミノ基を含有することを示した。
実施例 52 グリシン52 gと35%(W/W)水酸化ナトリウム
水溶液52 rtrQとの混合物を35℃に加熱して透
明な溶液を得た。この溶液に実施例2の生戒物4gを添
加した。このけん濁ビーズを0.INの水酸化ナトリウ
ム水溶液および水で洗浄し、真空乾燥した。
赤外線分光法により、グリシンがホフマン転移を通じて
上記のビーズと反応していることが確認された。電位差
滴定は、このビーズが1.20ミリ当量/gのカルボキ
シル基を含有することを示しtこ 。
実施例 53 実施例52の手順に従ったが、ただ、実施例2の生戊物
3 gs β−アラニン39 gおよび35%(w/w
)水酸化ナトリウム水溶液35 vr12を使用した。
赤外線分光法により、β−アラニンがホフマン転移を通
じて上記のビーズと反応してL,%6こと力{確認され
た。電位差滴定は、このビーズが1.23ミリ当量/g
のカルボキシル基を含有することを示した。
実施例 54 実施例52の手順に従ったが、ただ、実施例2の生或物
3g,6−アミノカプロン酸42 gおよび35%( 
w/w)水酸化ナトリウム水溶液23 m(lを使用し
、35℃に加熱する前に、6−アミノpプロン酸と35
%水酸化ナトリウム水溶液との混合物に15 raQの
水を添加した。
赤外線分光法により、6−アミノカプロン酸がホフマン
転移を通じて上記のビーズと反応してレ1ることが確認
された。電位差滴定は、このビーズカζ1.09ミリ当
量/gのカルポキシル基を含有することを示しI;。
実施例 55 実施例45の生或物0.10 gを3 X 40 mQ
の乾燥アセトンおよび5X40iQの乾燥アセトニトリ
ルで洗浄し、溶媒を除去した。このフィブリル化した繊
維を0.07 gの4−ジメチルアミノピリジンを含有
する8 rtr(lの乾燥アセトニトリルに添加シた。
p一トルエンスルホン酸2−7ルオロー1−メチルビリ
ジニウム(FMP)0.14 gを2.6mQの乾燥ア
セトニトリルに入れたものを全量同時に添加し、この溶
液を室温で2時間揺動させt;。この繊維を集めてlX
5QmQのアセトニトリルおよび2 X 100−のア
セトンで洗浄した。
0.2Nの水酸化ナトリウムを用いて検定した結果、こ
の繊維はIgあたり 127マイクロモルの活性ヒドロ
キシル基を含有していた(検定法に関しては実施例27
を参照)。このIIAls生戊物はMPTS基を含有す
ることを示した。
以下の実施例は、本発明に従って製造した種々の生物基
剤の使用を説明するものである。
実施例 56 実施例55の生戊物0.6 gを3 X 13 ynQ
の蒸留水および13 mQの0.05 N 炭酸ナトリ
ウム、pH8.5(カップリング緩衝液)で洗浄した。
この緩衝液を除去し、100 mgのウシ血清アルブミ
ン(BSA)を含有するカップリング緩衝液6.4一〇
を添加した。これを室温で2時間、ついで4℃で2日間
揺動させた。この繊維を3 X 100l!IQのカッ
プリング緩衝液および4 X 100 mQの1.ON
 の塩化ナトリウムで洗浄した。この繊維は4.44 
mgのBSA (繊維1gあたり BSA 7.3 m
g)と結合していた。これはビアースのBCA*タンパ
ク質検定法を繊維に直接適用して測定した。
実施例 57 実施例27の生或物(ビーズ1112あたり31マイク
ロモルの活性ヒドロキシル基を用いて製造しt;もの)
lml2を3 X 10 1112の水およびl×10
 rRQの0.05 N 炭酸ナトリウム、pH8.5
(カップリング緩衝液)で洗浄した。カップリング緩衝
液を除去し、8 mgのタンパク質A を含有する脱気
したカップリング緩衝液1ml2を添加した。
これを室温で24時間、ついで4℃で24時間揺動させ
た。このビーズを0.5 N のカップリング緩衝液中
NaCl3+xl2で、ついで4 X  10 mQの
(0.001 N NaOH, 0−I Nの75/2
5 (v/v)メタノール/水中LiCl)溶液で0.
5時間洗浄した。lXIQmQの0.01 N 酢酸ナ
トリウム、pH  =  4.5で洗浄したのち、この
ビーズを0.0IN のトリスーHCI,0.1%のナ
トリウムアジド、pH  = 8.5の中で、4℃で貯
蔵した。このビーズはタンパク質A と結合しているこ
とを示した。
実施例 58 実施例55の生戊物1.2gを、実施例57の手順に従
って夕冫バク質A 3mgと反応させたが、t;だ、5
倍の体積の溶液を用いて繊維の濡れを完或させた。この
ビーズはタンパク質A と結合していることを示した。
実施例 59 実施例57の生或物(lml2)を、リン酸塩緩衝液を
添加した塩水(PBS)  (0.10 M  リン酸
ナトリウム、0.9%塩化ナトリウム、0.01%ナト
?ウムアジド、pH  − 7.4)にけん濁させ、5
ml2のクロマトグラフィーカラムに充填した。このビ
ーズを5 mQの10%メタノール緩衝液(再生( r
egenerat ion)緩衝液)中0.1%の酢酸
で、ついで15 mQの PBS (結合緩衝液)で、
40mQ/時の流速で洗浄しI;。正常ヒト血清(N}
is)をNHSI部対結合緩衝液2部に希釈し、濾過し
た。希釈しf;NHS  12 mQをカラムを通して
自然落下で供給しf;(gravity fed) o
 20 ml2の結合緩衝液でビーズを洗浄したのち、
精製されたIgD を0.I N  グリシンpH  
− 2−8緩衝液で溶離した。ヒト IgD の1%溶
液の280 ro++におけるl3.5の吸光係数を用
いて、このビーズの結合容量がビーズl一あたり Ig
D 約27.0 mgであることが示された。
実施例 60 実施例58の7イブリル化したmII!生成物を3個の
1 7/8”の円形(0.36 g)に切り取り、力一
トリッジ(ミリボア■Jillipore) )に充填
した。
実施例59の手順に従って、この繊維を試験した。
結合容量は、繊維1gあたり IgD約 9.1 mg
であることが示された。
実施例 6l 実施例8の手順に従ったが、ただ、1.6−ヘキサンジ
アミン15g,ジエチレングリコール13.7g1水1
.0 mQおよび実施例2の生戊物1。Ogを使用した
。これらのビーズは、実施例26の方法で測定して、ビ
ーズ1ml2あたり169マイクロモルのアミンを含有
していた。
実施例 62 ボーメ(H. J. Bohme)らの方法(クロマト
グラ7イー雑誌(J. of Chromatogra
phy) + 69(1972) 209 − 214
)に従って、チバクロン青(Cibacron Blu
e) F3G−A (シグマ) 0.4 gを12 m
Qの水に入れたものを、実施例3の生或物2gを60°
0の水70 mQに入れたものに添加した。これを 1
/2時間撹拌し、ついで9gの塩化ナトリウムを添加し
た。これを80℃に加熱し、ついで0.8 gの炭酸ナ
トリウムを添加した。これを2時間撹拌し、ついで、こ
のビーズを集め、水およびメタノールで洗浄して暗青色
のビーズとした。チバクロン青染料がウレタンーDEG
 結合を通じてビーズに結合していることが測定された
実施例 63 非誘導(underivatizad) 7 イブリル
化繊維0.5gを10 mQのl.QN NaCl溶液
、脱イオン水および3XIQmf2のリン酸塩緩衝液を
添加した塩水(PBS)  (0.01 M  リン酸
ナトリウム、0.9%塩化ナトリウム、0.01%ナト
リウムアジド、pH − 7.4)で5回洗浄した。1
00 mgのBSA を含有する10 mQの PBS
  をこの繊維と接触させ、これを室温でl時間揺動さ
せた。
この繊維を4 X  10 rtrQの蒸留水で、まf
−10 X10 m(lの PBS  で洗浄した。ビ
アースのタンパク質検定試薬を用いて繊維について直接
に行ったタンパク質の検定は、繊維に非特定的に( n
on−spedif ically)結合した1.2 
mgのBSA を示した(繊維1gあt;り BSA 
2.4  mg) .実施例 64 実施例63の手順に従ったが、ただ、実施例45の生或
物0.5gを使用した。この繊維は非特異的に結合した
 BSA  を示さなかった。
実施例 65 紡糸したアクリル糸の試料1.13 gを実施例lの開
示と同様に処理した。ESCA  による表面の試験は
アミド基の存在を示した。
実施例 66 lIlIQあたり 33マイクロモルの活性ヒドロキシ
ル基を用いて製造した実施例27の生戊物l.OmQを
、実施例37の手順に従ってBSA  と結合させたが
、ただ、ビーズ1講αあたり 25 mgのBSA を
添加した。結合量はビーズ1mαあたりBSA3.5m
gであった。
実施例 67 実施例66の手順に繰り返したが、ただ、40%のエタ
ノールと 60%(V/V)のカップリング緩衝液とを
使用した。結合量はビーズLrnQあt;り B S 
A 13.3 mgであった。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1.3) ポリアクリロニトリルまたはアクリロニトリ
ルと少なくとも1種の共重合単量体との共重合体を含ん
でなる基剤をアルカリ性触媒および過酸化物、ならびに
任意に還元剤と、反応条件下で、基剤の表面に分布した
ニトリル基の少なくとも一部をアミド基に転化させるの
に十分な時間接触させ; b) 上記の基剤をハロゲン化剤と反応条件下で、アミ
ド基の少なくとも一部を N−ハロアミド基に転化させ
るのに十分な時間接触させ; C) 表面改質された基剤を回収する ことを特徴とする、その表面に均一に分布したN−ハロ
アミド基ならびに任意にニトリル基およびアミド基を有
するポリアクリロニトリルまたはアクリロニトリル共重
合体の芯体を含んでなる表面改質基剤の製造方法。
2.上記の基剤が、その基剤のポリアクリロニトリル含
有量が約19ないし99重量部の範囲であるアクリロニ
トリルの共重合体を含んでなる上記のMl項記載の方法
3,上記の基剤のポリアクリロニトリル含有量が約50
ないし約982t量部の範囲である上記の第2項記載の
方法。
4.上記の共重合単量体が0 2 − C a−モノオ
レフィン、ビニルアミノ芳香族化合物、アルヶニル芳香
族化合物、ビニル芳香族化合物、ハロゲン化ビニル、C
l−Cs−アルキル(メタ)アクリル.酸エステル、ア
クリルアミド、メタクリルアミド、ビニルビロリドン、
ビニルビリジン、アルキル(メタ)アクリル酸の CI
−Ca−ヒドロキシエステル、(メタ)アクリル酸、ア
クリロメチルグロビルスルホン酸、N−ヒドロキシ含有
 C ,−C ,−アルキル(メタ)アクリルアミド、
アクリルアミドメチルブ口ビルスルホン酸、酢酸ビニル
、(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸
グリセロール、トリスー(ヒドロキシメチル)一アミノ
メチル−(メタ)アクリルアミドおよびこれらの混合物
よりなるグループから選択したものである上記の第1項
記載の方法。
5.上記の基剤がアクリロニトリルとアクリル酸メチル
との共重合体を含んでなり、上記のアクリロニトリルが
上記の基剤の少なくとも90モル%を占める上記の第i
項記載の方法。
6.上記の基剤が多孔性ビーズ、非多孔性シート、多孔
性膜、中空非多孔性繊維、中空多孔性繊維、単1/at
a,糸、フィブリル化した繊維またはこれらの組合わせ
を含んでなる上記の第1項記載の方法。
7.上記の基剤が多孔性ビーズよりなる上記の第1項記
載の方法。
8.上記の基剤が7イブリル化した繊維よりなる上記の
第1項記載の方法。
9.上記のN−ハロアミド基がN−クロロアミド基、N
−ヨードアミド基および N−プロモアミド基よりなる
グループから選択したものである上記の第1項記載の組
成物。
IO.上記のN−ハaアミド基がN−クロロアミド基と
 N−プロモアミド基とよりなる上記の第l項記載の方
法。
ll.上記の過酸化物が過酸化水素を含有し、上記の還
元剤がジメチルスルホキシドである上記の第1項記載の
方法。
12.上記のハロゲン化剤が塩素、次亜塩素酸t−ブチ
ル、クロロモノオキシド、次亜塩素酸ナトリウム、次亜
塩素酸、次亜臭素酸ナトリウムおよびこれらの混合物よ
りなるグループから選択したものである上記の第1項記
載の方法。
13.上記の第l項記載の方法により製造した生戊物。
14.a)  ポリアクリロニトリルまたはアクリロニ
トリルと少なくとも1種の共重合単量体との共重合体を
含んでなる芯体と b) その上に均一に分布したN−ハロアミド基ならび
に任意にニトリル基およびアミド基を有する表面 を含んでなる物質の組成物。
15.上記の基剤がアクリロニトリルの共重合体を含ん
でなるものであり、上記の基剤のポリアクリロニトリル
含有量が約19ないし99重量部の範囲である上記の第
14項記載の組成物。
16.上記の基剤のポリアクリロニトリル含有量が約5
0ないし約98重量部の範囲である上記の第l5項記載
の組成物。
17.上記の共重合単量体がC*−Co−モノオレフィ
ン、ビニルアミノ芳香族化合物、アルケニル芳香族化合
物、ビニル芳香族化合物、ハロゲン化ビニル、C!−C
.−アルキル(メタ)アクリル酸エステル、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、ビニルビロリドン、ビニルビ
リジン、アルキル(メタ)アクリル酸の C r−C 
s−ヒドロキシエステル、(メタ)アクリル酸、アクリ
ロメチルプロビルスルホン酸、N−ヒドロキシ含有C 
,−C ,−アルキル(メタ)アクリルアミド、アクリ
ルアミドメチルプロビルスルホン酸、酢酸ビニル、(メ
タ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸グリセ
ロール、トリスー(ヒドロキシメチル)一アミノメチル
−(メタ)アクリルアミドおよびこれらの混合物よりな
るグループから選択したものである上記の第14項記載
の組成物。
18.上記の基剤がアクリロニトリルとアクリル酸メチ
ルとの共重合体を含んでなるものであり、上記のアクリ
ロニトリルが上記の基剤の少なくとも 90モル%を占
める上記の第14項記載の組成物。
19、上記の基剤が多孔性ビーズ、非多孔性シート、多
孔性膜、中空非多孔性繊維、中空多孔性繊維、単繊維、
糸、フィブリル化した繊維またはこれらの組合わせを含
んでなる上記の第14項記載の組成物。
20.上記の基剤が多孔性ビーズを含んでなるものであ
る上記の第l4項記載の組戒物。
21.上記の基剤がフィブリル化した繊維よりなる上記
の第l4項記載の組成物。
22.上記のN−ハロアミド基がN−クロロアミド基、
N−ヨードアミド基およびN−プロモアミド基よりなる
グループから選択したものである上記の第l4項記載の
組成物。
23.上記のN−ハロアミド基がN−クロロアミド基と
 N−プロモアミド基とよりなる上記の第l4項記載の
組成物。
24.a)  ポリアクリロニトリルまたはアクリロニ
トリルと少なくとも1種の共重合単量体との共重合体を
含んでなる基剤をアルカリ性触媒および過酸化物と、反
応条件下で、基剤の表面に分布したニトリル基の少なく
とも一部をアミド基に転化させるのに十分な時間接触さ
せ; b) 上記の基剤をハロゲン化剤と反応条件下で、アミ
ド基の少なくとも一部を N−ハロアミド基に転化させ
るのに十分な時間反応させ; C) 上記の基質上の上記のN−ハロアミド基を生物活
性配位子と、反応条件下で、上記の配位子を上記の基剤
に結合させるのに十分な時間反応させ; d) 表面改質した基剤を回収する ことを特徴とする、生物学的物質の単離に有用な表面改
質基剤の製造方法。
25.上記の基剤がアクリロニトリルの共重合体よりな
るものであり、上記の基剤のポリアクリロニトリル含有
量が約19ないし99重量部の範囲である上記の第24
項記載の方法。
26.上記の基剤のポリアクリロニトリル含有量が約5
0ないし約98重量部の範囲である上記の第25項記載
の方法。
27.上記の共重合単量体がC2−CA−モノオレフィ
ン、ビニルアミノ芳香族化合物、アルケニル芳香族化合
物、ビニル芳香族化合物、ハロゲン化ビニル、C.−C
.−アルキル(メタ)アクリル酸エステル、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、ビニルビロリドン、ビニルビ
リジン、アルキル(メタ)アクリル酸の C ,−C 
,−ヒドロキシエステル、(メタ)アクリル酸、アクリ
ロメチルブロビルスルホン酸、N−ヒドロキシ含有C 
.−C a−アルキル(メタ)アクリルアミド、アクリ
ルアミドメチルプ口ピルスルホン酸、酢酸ビニル、(メ
タ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸グリセ
ロール、トリスー(ヒドロキシメチル)一アミノメチル
−(メタ)アクリルアミドおよびこれらの混合物よりな
るグループから選択したものである上記の第24項記載
の方法。
28.上記の基剤がアクリロニ1・リルとアクリル酸メ
チルとの共重合体よりなるものであり、上記のアクリロ
ニトリルが上記の基剤の少なくとも90モル%を占める
上記の第24項記載の方法。
29.上記の基剤が多孔性ビーズ、非多孔性シート、多
孔tt膜、中空非多孔性繊維、中空多孔性繊維、単繊維
、糸またはフィブリル化した繊維よりなる上記の第24
項記載の方法。
30.上記の基剤が多孔性ビーズよりなるものである上
記の第24項記載の方法。
31.上記の基剤が7イブリル化した繊維よりなる上記
の第24項記載の方法。
32.上記のN−ハロアミド基がN−クロロアミド基、
N−ヨードアミド基およびN−プロモアミド基よりなる
グループから選択したものである上記の第24項記載の
方法。
33.上記のN−ハロアミド基がN−クロロアミド基と
 N−プロモアミド基とよりなる上記の第24項記載の
方法。
34.上記の生物配位子がカルボン酸、スルホン酸、第
3級アミン、第4級アンモニウム塩、ペブチド、ホルモ
ン、酵素、酵素補足因子、酵素基質、酵素阻害剤、抗原
、抗体、染料、顔料、複合金属イオン、タンパク質、核
酸、p−アミノベンザミジン、多flM,レクチン、毒
素、抗毒素、ポリヌクレオチド、ヒドラジドおよびハブ
テンよりなるグループから選択したものである上記の第
24項記載の方法。
35.上記の生物配位子と上記の基剤との結合がさらに
架橋基をも含有するものである上記の第24項記載の方
法。
36.上記の架橋基が、任意にヘテロ原子、たとえば0
、N またはS を含有することもあるC,ないしCl
Bの脂肪族基、芳香族基および環状脂肪族基よりなるグ
ループから選択したものである上記の第35項記載の方
法。
37.上記の架橋基がエチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、グリセロール、
エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、エタノール
アミン、ジエタノールアミン、3,3゛−ジアミンーN
−メチルプロビルアミン、ヘキサンジアミン、グリシン
、β−アラニン、トリスー(ヒドロキシメチノレ)一ア
ミノメタン、6−アミノカプロン酸およびボリオキシエ
チレンジアミンよりなるグループから選択したものであ
る上記の第35項記載の方法。
38.上記の第24項記載の方法により製造した生戊物
39.a)  ポリアクリロニトリルまたはアクリロニ
トリルと少なくとも1種の共重合単量体との共重合体を
含んでなる芯体と b) その上に均一に分布しl; i)生物活性配位子と表面に結合したN−ハロアミド基
との反応より誘導された化学結合を通じて表面に結合し
た吊り下がり生物活性配位基、 ならびに任意に、 ii)ニトリル基および/またはアミド基を有する表面 を含んでなる物質の組成物。
40.上記の基剤がアクリロニトリルの共重合体よりな
るものであり、上記の基剤のポリアクリロニトリル含有
量が約19ないし99重量部の範囲である上記の第39
項記載の組成物。
41.上記の基剤のポリアクリロニトリル含有量が約5
0ないし約98重量部の範囲である上記の第40項記載
の組成物。
42。上記の共重合単量体がC .−C ,−モノオレ
フィン、ビニルアミノ芳香族化合物、アルケニル芳香族
化合物、ビニル芳香族化合物、ハロゲン化ビニル、C.
−C1アルキル(メタ)アクリル酸エステル、アクリル
アミド、メタクリルアミド、ビニルビロリドン、ビニル
ビリジン、アルキル(メタ)アクリル酸の C ,−C
 ,−ヒドロキシエステル、(メタ)アクリル酸、アク
リロメチルプロビルスルホン酸、N−ヒドロキシ含有C
 ,−C ,−アルキル(メタ)アクリルアミド、アク
リルアミドメチルグロビルスルホン酸、酢酸ビニル、(
メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸グリ
セロール、トリスー(ヒドロキシメチル)一アミノメチ
ル−(メタ)アクリルアミドおよびこれらの混合物より
なるグループから選択したものである上記の第39項記
載の組放物。
43.上記の基剤がアクリロニトリルとアクリル酸メチ
ルとの共重合体よりなるものであり、上記のアクリロニ
トリルが上記の基剤の少なくとも90モル%を占める上
記の第39項記載の組成物。
44.上記の基剤が多孔性ビーズ、非多孔性シート、多
孔性膜、中空非多孔性繊維、中空多孔性繊維、単繊維、
糸またはフィブリル化した繊維よりなるものである上記
の第39項記載の組成物。
45.上記の基剤が多孔性ビーズよりなるものである上
記の第39項記載の組成物。
46.上記の基剤が7ィブリル化した繊維よりなるもの
である上記の第39項記載の組成物。
47.上記の N−ハロアミド基がN−クロロアミド基
、N−ヨードアミド基および N−プロモアミド基より
なるグループから選択したものである上記の第39項記
載の組成物。
48.上記の N−ハロアミド基がN−クロロアミド基
と N−プロモアミド基とよりなるものである上記の第
39項記載の組成物。
49.上記の生物配位子がカルポン酸、スルホン酸、第
3級アミン、第4級アンモニウム塩、ベブチド、ホルモ
ン、酵素、酵素補足因子、酵素基質、酵素阻害剤、抗原
、抗体、染料、顔料、複合金属イオン、タンパク質、核
酸、p−アミノベンザミジン、多糖類、レクチン、毒素
、抗毒素、ポリヌクレオチド、ヒドラジドおよびハプテ
ンよりなるグループから選択したものである上記の第3
9xJ4記載の組成物。
50.上記の生物配位子と上記の基剤との結合がさらに
架橋基をも含有するものである上記の第39項記載の組
虞物。
51.上記の架橋基が、任意にヘテロ厚子、たとえば0
1N  または S を含有することもあるCIないし
 C.の脂肪族基、芳香族基および環状脂肪族基よりな
るグループから選択したものである上記の第50項記載
の組成物。
52.上記の架橋基がエチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、グリセロール、
エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、エタノール
アミン、シエタノールアミン、3,3゛−ジアミンーN
−メチルプロビルアミン、ヘキサンジアミン、グリシン
、β−アラニン、トリスー(ヒドロキシメチノレ)一ア
ミノメタン、6−アミノカプロン酸およびポリオキシエ
チレンジアミンよりなるグループから選択したものであ
る上記の第50項記載の方法。
53.生物学的物質を含有する溶液を特許請求の範囲第
39項記載の組成物と、反応条件下で、上記の組成物と
上記の生物学的物質とを結合させるのに十分な時間接触
させ、上記の組成物を上記の溶液から回収することを含
んでなる、溶液よりの生物学的物質の回収方法および/
または単離方法。
54.上記の生物学的物質がペプチド、タンパク質、ホ
ルモン、酵素、抗原、抗体、核酸、多糖類、毒素、抗毒
素、またはポリヌクレオチドよりなる上記の第5394
記載の方法。
55.上記の組成物からの上記の生物学的物質をさらに
単離することよりなる上記の第53項記載の方法。
56.特許請求の範囲第39項記載の組成物とその組成
物に結合した生物学的物質を含んでなる組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)ポリアクリロニトリルまたはアクリロニトリル
    と少なくとも1種の共重合単量体との共重合体を含んで
    なる基剤をアルカリ性触媒および過酸化物、ならびに任
    意に還元剤と、反応条件下で、基剤の表面に分布したニ
    トリル基の少なくとも一部をアミド基に転化させるのに
    十分な時間接触させ; b)上記の基剤をハロゲン化剤と反応条件下で、アミド
    基の少なくとも一部をN−ハロアミド基に転化させるの
    に十分な時間接触させ; c)表面改質された基剤を回収する ことを特徴とする、その表面に均一に分布したN−ハロ
    アミド基ならびに任意にニトリル基およびアミド基を有
    するポリアクリロニトリルまたはアクリロニトリル共重
    合体の芯体を含んでなる表面改質基剤の製造方法。 2、a)ポリアクリロニトリルまたはアクリロニトリル
    と少なくとも1種の共重合単量体との共重合体を含んで
    なる芯体と b)その上に均一に分布したN−ハロアミド基ならびに
    任意にニトリル基およびアミド基を有する表面 を含んでなる物質の組成物。 3、a)ポリアクリロニトリルまたはアクリロニトリル
    と少なくとも1種の共重合単量体との共重合体を含んで
    なる基剤をアルカリ性触媒および過酸化物と、反応条件
    下で、基剤の表面に分布したニトリル基の少なくとも一
    部をアミド基に転化させるのに十分な時間接触させ; b)上記の基剤をハロゲン化剤と反応条件下で、アミド
    基の少なくとも一部をN−ハロアミド基に転化させるの
    に十分な時間反応させ; c)上記の基質上の上記のN−ハロアミド基を生物活性
    配位子と、反応条件下で、上記の配位子を上記の基剤に
    結合させるのに十分な時間反応させ; d)表面改質した基剤を回収する ことを特徴とする、生物学的物質の単離に有用な表面改
    質基剤の製造方法。 4、a)ポリアクリロニトリルまたはアクリロニトリル
    と少なくとも1種の共重合単量体との共重合体を含んで
    なる芯体と b)その上に均一に分布した i)生物活性配位子と表面に結合したN−ハロアミド基
    との反応より誘導された化学結合を通じて表面に結合し
    た吊り下がり生物活性配位基、 ならびに任意に、 ii)ニトリル基および/またはアミド基 を有する表面 を含んでなる物質の組成物。 5、生物学的物質を含有する溶液を特許請求の範囲第4
    項記載の組成物と、反応条件下で、上記の組成物と上記
    の生物学的物質とを結合させるのに十分な時間接触させ
    、上記の組成物を上記の溶液から回収することを含んで
    なる、溶液よりの生物学的物質の回収方法および/また
    は単離方法。 6、特許請求の範囲第4項記載の組成物とその組成物に
    結合した生物学的物質を含んでなる組成物。
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