JPH0394981A - 高速仮付溶接方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、溶接Ｈ形鋼，■形鋼，Ｔ形鋼．Ｌ形鋼等の各
ＪＥＴ！形鋼あるいは鉄骨，橋梁部材．造船部材等を移
動して組み立て仮付けする工程において被溶接部材を高
速殴送により移動させたままで板付溶接を行うことがで
きる高速仮付溶接方法および装訳に関するものである。

く従来の技術〉 ７８接１１形鋼，ｉ形鋼，Ｔ形鋼，■、形鋼あるいは鉄
骨．１ａ梁部材，造船部材等は仮継ぎ，＆！Ｉ立，板付
溶接．本溶接，矯正，切断などの各種作業工程を経て製
作されている．従来、前記の工程における仮付溶接装置
としては、例えば第３図（ａ），　（ｂ）に示すように
溶接Ｔ形鋼用の被溶接部材であるウェブ部材２とフラン
ジ部材３（以下部材２，３という）を搬送するローラコ
ンベヤ７とローラコンベヤ７の上方を横断する支持梁４
を配設した凹型フレーム５と、門型フレーム５に固定さ
れた部材押さえエアシリンダｌを介して昇降可能に取付
けられた部材押さえローラ１３と、門型フレーム５の架
台（図示せず）上に固定して配設された溶接トーチ６と
からなるものが知られている． 前記仮付溶接装置においては、駆勤モータ８によって駆
動されるローラコンベヤ７上に部材３を水平に載せ、部
材３の上に部材２を垂直に立ててＴ形に位置さ仕て組み
合わせ、部材押さえエアシリンダｌを作動して部材押さ
えローラ１３によって上方から部材２．３を押さえ込み
部材２と３との接点で隙間が最小限となるようにする．
それと共にローラコンベヤ７によって部材２３は一体的
に矢印で示す移動方向へ高速、例えば８〜１０ｍ／ｌＩ
Ｉ１で３００　〜６００　ｔｍ移動後、仮付溶接を行う
ことができる速度、例えば０．２〜０．６ｍ／ａｍまで
減速し、溶接ｉ・−ヂ６によって部材２と３とを部材押
さえローラｌ３の下方位置で約７０ｍ＋ｗの長さに亘り
溶接ワイヤ１０で仮付溶接する．一箇所の仮何溶接が終
了したら再び部材２，３をローラコンベヤ７によって次
の仮付溶接箇所まで高速（８〜１０ｍ／ａｍ）で搬送移
動させる．このようなローラコンベヤ７による高速と減
速との繰り返しによって部材２．３に対する仮付溶接を
所定間隔を置いて行っていた． く発明が解決しようとする！！Ｉｍ＞ 前述のようなローラコンベヤ７による部材２３の高速移
動時と、仮付溶接を行う減速移動時とでは移動速度が極
端に変動するため部材２，３の板付溶接が完了してロー
ラコンベヤ７で搬出されるまでの所要時間は、部材２，
３を高速で移動さ−仕た場合の所要時間に比較し、３〜
ＩＯ倍を要することになる．その結果、１日の生産能率
も高速で移動させた場合に比較して１／３〜ｌ／１０の
能率に低下し、大幅な生産ダウンを招くという問題点が
ある． 本発明は、前述従来技術の問題点を解消し、ローラコン
ベヤによる被溶接部材の移動速度を減速することなく高
速躍送による移動を継続したままで７８接トーチによる
被溶接部材の仮付溶接を達戒することを目的とするもの
である。

〈課題を解決するための手段〉 ｆｉｌ記目的を達戊するための本発明の高速仮付溶接方
法は、ローラコンベヤ上で長尺の被溶接部材を長手方向
に組み合わせて、該被溶接部材の接触部を所定間隔を置
いて溶接トーチにより板付溶接するに際し、前記溶接ト
ーチを被溶接部材の搬送方向に平行に往復移動自在に設
置し、前記ローラコンベヤにより破溶接部材を所定の高
速搬送速度で移動させたまま、前記溶接トーチの往復移
動による被溶接部材に対する仮付溶接を行うタイξング
で、該溶接トーチが（被溶接部材搬送速度一溶接トーチ
移動速度一設定仮付溶接速度）となるように前記被溶接
部材の搬送方向に移動させつつ仮付溶接することを特徴
とするものである。

また零発門の高速仮｛＝Ｊ溶接装置は、被溶接部材を賭
送するローラコンベヤと、前記ローラコンヘヤの上方を
横断する門型フレームに昇降可能に取付けられた部桐押
さえローラと、前記門型フレーム近傍の架台上に配設さ
れた溶接トーチとを備えた仮付溶接装置において、前記
門型フレーｌ、の架台上に配設された溶接トーチに、前
記被溶接部材を仮付溶接するタイミングで該溶接トーチ
が（被溶接部材殿送速度一溶接トーチ移動速度＝設定仮
付ｉ８接速度）となるように搬送方向に移動させる溶接
トーチ移リｊ装置を接続してなることを特徴とするもの
である， く作　用〉 溶接トーチにより被溶接部材を板付溶接するクイ貴ング
で、？容接トーチｆ多動装置により７容ｔ妾トーチを前
述の条往で移動させるので、ローラコンベヤにより被溶
接部材を高速！般送させたままで設定仮付溶接速度によ
る板付溶接が達威される。

なお、溶接トーチを往復移動させる溶接トーチ移動装置
としては、エアシリンダ，油圧シリンダあるいは駆動モ
ータ等の駆動装置を適宜使用することができる． 〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。

第１図（ａ），　（ｂ）は本発明で使用する高速仮付溶
接装置により造船用長尺Ｔ型ロンジ材の仮組するものを
示している． 第１図（ａ），　（ｂ）に示すよう駆動モータ８によっ
て駆動されるローラコンベヤ７と、ローラコンベヤ７の
上方を横断する水平支持梁４を有する門型フレーム５が
設置されており、門型フレーム５の水平支持梁４には部
材押さえシリンダ１を介して部材押さえローラｌ３が取
付けられている，また門型フレーム５近傍の架台ｌ４上
には溶接トーチ移動装置としてエアシリンダ９が設置さ
れておりエアシリンダ９の先端部には溶接トーチ６が接
続支持されている． 所定寸法に切断された長尺の被溶接部材すなわち図面で
はウエブ部材２とフランジ部材３をローラコンベヤ７上
にＴ形に位置さセて組み合わせ、部材押さえシリンダ１
を作動して部材押さえローラｌ３によって上方から部材
２．３を押さえ込み、両者の接点で隙間が最小限になる
ようにする。

それと共に部材２，３をローラコンベヤ７によって一体
的に矢印で示す移動方向へ高速、例えば８〜１０ｍ／ｓ
Ｉｎで搬送さ・已たまま、溶接トーチ移動装置すなわち
エアシリンダ９の往復移動による部材２，３に対する仮
付溶接を行うタイξングで溶接トーチ６が（部材２，３
の搬送速度一溶接］・一チ移動速度＝設定仮付冷接速度
、例えば０．２〜０．６ｍ　／　−ｍ　）となるように
搬送方向に往動方向に移・肋させつつ溶接ワイヤ１０に
よって約７０ＬＩＩＬｌの仮付長さで仮付溶接を行う。

当該部分の板付ｉ８接が終わったら、直ちにエアシリン
ダ９を復動方向に移動して溶接トーチ６を部材２．３に
対する次の仮付溶接位置に移動させ同様にして仮イ；１
溶接を行う。このような動作を繰り返すことによって部
材２．３の仮付溶接を所定間隔、例えば３００〜６００
　ｒｍビッチで仮付溶接を続行し、部材２．３の仮組を
行う． 第１図（ａ），　（ｂ）では溶接トーチ６に接続する溶
接トーチ移動装置としてエアシリンダ９を用いるものに
ついて説明したが、エアシリンダ９の代わりに油圧シリ
ンダを使用することも可能である．また第２図に示すよ
うに架台ｌ４上にレール１１を敷設し、溶接トーチ６を
設置した台車１５を駆動モータ１２によって往復移動さ
せるようにすることも可能である． く発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、被溶接部材をロー
ラコンベヤで高速移動させたままで仮付溶接を行うこと
ができるので、従来に比較して大幅な生産能率向上が達
成される．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る仮付溶接装置で、（ａｌ
は正面図、（ロ）は側面図、第２図は本発明の他の実施
例を示す部分側面図、第３図は従来例に係る仮付溶接装
置で、（ａｌは正面図、（ｂ）は側面図である。 ｌ・・・部材押さえエアシリンダ、 ２・・・ウエブ部祠、　　３・・・フランジ部材、４・
・・水平支持梁、　５・・・門型フレーム、６・・・冫
８ＪＩトーチ、　　７・・・ローラコンベヤ、８・・・
ローラコンベヤ駆勤モーク、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ローラコンベヤ上で長尺の被溶接部材を長手方向に
   組み合わせて、該被溶接部材の接触部を所定間隔を置い
   て溶接トーチにより仮付溶接するに際し、前記溶接トー
   チを被溶接部材の搬送方向に平行に往復移動自在に設置
   し、前記ローラコンベヤにより被溶接部材を所定の高速
   搬送速度で移動させたまま、前記溶接トーチの往復移動
   による被溶接部材に対する仮付溶接を行うタイミングで
   、該溶接トーチを（被溶接部材搬送速度−溶接トーチ移
   動速度＝設定仮付溶接速度）となるように前記被溶接部
   材の搬送方向に移動させつつ仮付溶接することを特徴と
   する高速仮付溶接方法。 ２　被溶接部材を搬送するローラコンベヤと、前記ロー
   ラコンベヤの上方を横断する門型フレームに昇降可能に
   取付けられた部材押さえローラと、前記門型フレーム近
   傍の架台上に配設された溶接トーチとを備えた仮付溶接
   装置において、前記門型フレームの架台上に配設された
   溶接トーチに、前記被溶接部材を仮付溶接するタイミン
   グで該溶接トーチが（被溶接部材搬送速度−溶接トーチ
   移動速度＝設定仮付溶接速度）となるように搬送方向に
   移動させる溶接トーチ移動装置を接続してなることを特
   徴とする高速仮付溶接装置。