JPH039441B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH039441B2
JPH039441B2 JP58104602A JP10460283A JPH039441B2 JP H039441 B2 JPH039441 B2 JP H039441B2 JP 58104602 A JP58104602 A JP 58104602A JP 10460283 A JP10460283 A JP 10460283A JP H039441 B2 JPH039441 B2 JP H039441B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass fiber
polyvinylidene fluoride
optical transmission
coated
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58104602A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59228606A (ja
Inventor
Ryoichi Ito
Yukio Shimazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP58104602A priority Critical patent/JPS59228606A/ja
Publication of JPS59228606A publication Critical patent/JPS59228606A/ja
Publication of JPH039441B2 publication Critical patent/JPH039441B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/104Coating to obtain optical fibres
    • C03C25/1065Multiple coatings

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光伝送用ガラスフアイバに関するもの
である。
従来の光伝送用ガラスフアイバは、ガラスフア
イバ表面にシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フツ
素樹脂等のプリコートやバツフアー層を被覆した
後、ポリアミド樹脂等の補強層を被覆した構成と
なつている。しかし、このような構成では製造速
度に限度があるので、より製造速度を早めること
ができ、生産性を大幅に向上させることができる
構成のものが要求されるようになつてきた。
一方、プリコートやバツフアー層としては、紫
外線硬化できるものが提案されており、また、補
強層については、プラスチツクを溶融して押出す
方法が提案されているが、補強層を薄肉とするの
には、押出条件を厳密に調整することが必要で、
高速化が困難であり、さらに、プリコートやバツ
フアー層と同一ラインで被覆することが困難であ
るという問題がある。
また、光伝送用ガラスフアイバの使用条件は、
走水防止コンパウンドや各種の炭化水素油等と接
触した状態で使用される場合が多くなつてきてい
る。かかる用途においては、ポリアミド樹脂はす
ぐれた性能を発揮するが、一方、前述したような
問題点を有している。
本発明の目的は、上記問題点を解消し、生産性
が大幅に向上でき、しかも、撚り合わせ時に損傷
を生じることがなく、マイクロベンデイングによ
る伝送特性の低下がないようにでき、かつ、走水
防止コンパウンドや炭化水素油等と接触した状態
で使用可能な光伝送用ガラスフアイバを提供する
ことにある。
本発明は、表面を紫外線硬化ポリマで被覆した
ガラスフアイバの外表面に、ポリフツ化ビニリデ
ン溶液を塗布して焼付けた皮膜が形成させてある
ことを特徴とするものである。
ここで、ガラスフアイバの表面を被覆するため
の紫外線で硬化するプリコートやバツフアー層と
しては、アクリルウレタンオリゴマ、エポキシア
クリレートオリゴマ、オリゴマエステルアクリレ
ート、分子中にSH基を有する化合物と分子中に
炭素が一炭素、二炭素結合を有する化合物との混
合物(例えば、グレース社のRCPレジン、RCC
レジン)等がある。
しかし、必ずしもこれらに限定されるものでは
ない。なお、これらのオリゴマは、光増感剤を加
えて紫外線照射することにより硬化させる。
これらの組成物には必要に応じて反応性稀釈
剤、着色剤、酸化防止剤、重合防止剤、安定剤、
接着剤、充填剤等を含んでいてもよく、また、プ
リコートやバツフアー層のうち一層を他の組成物
としてもよい。
このように表面を紫外線硬化ポリマで被覆した
ガラスフアイバの外表面に塗布して焼付けた皮膜
を形成させるポリフツ化ビニリデン溶液材として
は、ポリフツ化ビニリデンのホモポリマおよび共
重合体の溶液があげられる。共重合体としては四
フツ化エチレン、メチルメタクリレート等のコモ
ノマを共重合したものが該当する。
例えばKynar7201(Pennwalt社)等を用いるこ
とができる。このポリマの溶剤としては周知のメ
チルエチルケトン、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、テトラメチルウレア、トリメ
チルホスフエート等であり、皮膜の形成を容易に
するため、他の溶剤や不溶性の有機溶剤を混合さ
せてもよい。
ポリフツ化ビニリデン溶液は紫外線硬化樹脂を
被覆したガラスフアイバの上に塗布された後、直
ちに加熱炉を通過させて溶剤を飛散させて皮覆を
形成させる。この状態で巻取つてもよいし、耐熱
変形を改善するため、電子線照射によつて架橋し
てもよい。
なお、ポリフツ化ビニリデンは樹脂をそのまま
用いてもよいし、着色剤、安定剤、架橋助剤、接
着剤、充填剤等を添加して差支えない。
また、ポリフツ化ビニリデン溶液を塗布したと
き、プリコートやバツフアー層が侵される可能性
が考えられるが、高速線引の場合、接触時間はわ
ずかであり、溶剤は直ちに飛散させるので特に問
題を生じることはない。
実施例 1 ポリフツ化ビニリデンKynar7201をメチルエチ
ルケトンに溶解させ、固形分が30%になるように
調製した。この溶液を、塗装ダイスを備えた樹脂
浴槽中に供給し、あらかじめ表面を紫外線硬化し
たRCC15Cレジン(グレース社製)で被覆してあ
るガラスフアイバに、連続的に上記塗装ダイスを
通して被覆し、加熱硬化炉(温度;350℃)を通
過させて強靭なポリフツ化ビニリデン樹脂層を形
成し、これを補強層とする光伝送用ガラスフアイ
バとした。
線引速度は80m/mmである。上記方法によれ
ば、線引きから一工程で光伝送用ガラスフアイバ
を製造することができ、この光伝送用ガラスフア
イバは、撚り合わせ時に損傷を生じることなく、
マイクロベンデイングによる伝送特性の低下がほ
とんどなかつた。また、この光伝送用ガラスフア
イバを70℃の走水防止コンパウンドWitco5B、
および、JIS2号トランス油を浸漬した場合に1ケ
月後の重量変化はなかつた。
実施例 2 ポリフツ化ビニリデンKynar461;100重量部、
トリアリルイソシアヌレート2重量部をジメチル
ホルムアミドに溶解させ、固形分が25%になるよ
うに調整した。これを実施例1と同じ方法でガラ
スフアイバに塗布して被覆し、15Mradの電子線
を照射した。
この光伝送用ガラスフアイバの性能は、実施例
1と全く同様であつた。
比較例 1 ポリフツ化ビニリデンの代りに紫外線硬化ポリ
マデソライト950X042(デソート社)を被覆し、
加熱炉の代りに紫外線硬化炉で架橋させた。これ
を、実施例1と同様に走水コンパウンド
Witco5B、およびJIS2号トランス油に1ケ月浸
漬した場合に、約10%の重量増加が認められた。
以上説明したように、本発明の光伝送用ガラス
フアイバは、紫外線硬化ポリマとポリフツ化ビニ
リデン溶液との組合わせにより、プリコートやバ
ツフアー層と同一ラインで補強層を有するように
製造することができるので、生産性を大幅に向上
させることができ、しかも、撚り合わせ時に損傷
を生じることがなく、マイクロベンデイングによ
る伝送特性の低下や、さらに、走水防止コンパウ
ンドや炭化水素油等との接触状態においても耐久
性よく使用可能である等のすぐれた実用的効果を
奏することができるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 表面を紫外線硬化ポリマで被覆したガラスフ
    アイバの外表面に、ポリフツ化ビニリデン溶液を
    塗布して焼付けた皮膜が形成させてあることを特
    徴とする光伝送用ガラスフアイバ。
JP58104602A 1983-06-10 1983-06-10 光伝送用ガラスフアイバ Granted JPS59228606A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58104602A JPS59228606A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 光伝送用ガラスフアイバ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58104602A JPS59228606A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 光伝送用ガラスフアイバ

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Publication Number Publication Date
JPS59228606A JPS59228606A (ja) 1984-12-22
JPH039441B2 true JPH039441B2 (ja) 1991-02-08

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ID=14384963

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JP58104602A Granted JPS59228606A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 光伝送用ガラスフアイバ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6298188B1 (en) * 1999-10-22 2001-10-02 Lucent Technologies Inc. Plenum rated high modulus buffered optical fiber
JP4793354B2 (ja) * 2007-08-29 2011-10-12 ヒロセ電機株式会社 光電気複合型コネクタ

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JPS59228606A (ja) 1984-12-22

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