JPH0394100A - 電解研磨液及び電解研磨方法 - Google Patents

電解研磨液及び電解研磨方法

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Publication number
JPH0394100A
JPH0394100A JP1227603A JP22760389A JPH0394100A JP H0394100 A JPH0394100 A JP H0394100A JP 1227603 A JP1227603 A JP 1227603A JP 22760389 A JP22760389 A JP 22760389A JP H0394100 A JPH0394100 A JP H0394100A
Authority
JP
Japan
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soln
electropolishing
electrolytic polishing
ammonium
hydrofluoric acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP1227603A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kato
日出夫 加藤
Masao Sugata
菅田 正夫
Tsutomu Ikeda
勉 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Weting (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電解研磨液及び電解研磨方法に関し、更に詳し
くは、X線光学及びX線リソグラフィー等に用いられる
マスク(メンプラン)の作成に有用である電解研磨液及
び電解研磨方法に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、X線マスクを製造する方法としては、シリコン等
の基板上に有機又は無機のX線透過膜を形成し、この透
過膜上にX線吸収体パターンを作成し、しかる後シリコ
ン基板を、周囲を残して中央部を裏面からバックエッチ
ングしてマスクメンプランを作成する方法が行われてい
る。
上記方法で使用するエッチング方法即ち電解研磨方法は
、例えば、苛性ソーダ、苛性カリ等の40乃至60重量
%溶液を使用し、処理温度80乃至120℃で行ってお
り、作業者にとって非常に危険であるという問題がある
。又、この様な従来技術では、0.057zm乃至1μ
m程度の薄膜の形成が困難であるという問題がある。
従って本発明の目的は、作業者に危険がなく、且つ簡便
な装置で薄膜のX線マスクの提供が可能な電解研磨液及
び電解研磨方法を提供することである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、弗化水素アンモニウムを主体とする電
解研磨液に、pH調整剤として弗化アンモニウム或いは
弗化水素酸を添加することによりI)Hを2乃至6の間
に調整したことを特徴とする電解研磨液及びこれを用い
るシリコン基板の電解研磨方法である。
(作  用) 本発明では、電解研磨液の水素イオン濃度をマスク材の
種類に従って容易に適合させることが出来るので、特に
これまでバックエッチング法で形成不可能であった有機
メンプラン膜(ポリイミドやポリエステル等)の作成が
可能になり、又、高アルカリ、強酸に対して耐性の無い
無機のメンプラン膜も作成が可能となる。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳しく説明
する。
本発明の電解研磨液は弗化水素アンモニウムを主体とす
るが、その他メタノール、エタノール、プロバノール、
ブタノール等のアルコール類、界面活性剤等の添加剤を
必要に応じて含むことが出来る。
又、この弗化水素アンモニウム/8液は通常は約0.5
乃至2Offi量%の濃度が好ましい。この溶液の10
%液のpHは4.3程度であり、本発明においては、こ
の弗化水素アンモニウム溶液に、基板の上に設けられた
マスク刊の種類に応じて、弗化アンモニウム(10%溶
液でpH6.8程度)或は弗化水素酸(10%溶液でp
Hは1.0程度)を添加して全体のpHを2乃至6の範
囲に調整する。
例えば、マスク利と上記本発明の電解研磨液ととの関係
において、好ましい電解研磨液のpH及び電解研磨条件
は以下の通りである。
ポリイミド 、ポリエステル  の   ・弗化水素ア
ンモニウム濃度10〜100g/12弗化アンモニウム
  濃度10〜100g/j2弗化水素酸     濃
度 O〜 50g/g他の成分      必要に応じ
て界面活性剤pH         4〜6 電解研磨条件; 電流密度1 0mA〜1 00mA/crrr弗化水素
アンモニウム濃度20〜2 0 0 g/I2.弗化ア
ンモニウム  tl度20〜200g/ff弗化水素酸
     濃度0.1〜1 0 0 g/A他の成分 
     必要に応じてアルコールや界面活性剤 pH         2〜4 電解研磨条件; 電流密度1 0mA 〜2 0 0mA/ crtrL
之2牒笠曵童逼鳳; 弗化水素アンモニウム濃度 5〜100g/β弗化アン
モニウム  濃度10〜100g/.C弗化水素酸  
   濃度 O〜 20g/f2他の成分      
必要に応じてアルコールや界面活性剤 pH         4〜6 電解研磨条件; 電流密度1 0mA−1 00mA/ctrr本発明は
X線マスクの作成以外にも、例えば、X線の光学レンズ
として用いられるフレネルゾーンプレートの作成にも有
用である。X線顕微鏡等の目的で開発が進められている
X線顕微鏡のレンズはXAIの干渉を利用するもので、
例えば、対物レンズの場合λ(波長)40入、焦点距離
1mm、最小輪帯巾6μm.最大輪帯巾150μm、輪
帯数625本の時最外周輪帯巾0.12μmとなる。
この様な微細なパターン(Auの0.1μm厚)を保持
する膜としては、使用X線の吸収係数との関連からして
も出来るだけ薄い膜であることが望ましい。この条件が
満足出来るものとしてポリイミドの0.05μm乃至2
μmの膜がある。
本発明では、ポリイミド系膜をシリコン基板上に形成し
て後、Au(金)のフレネルゾーンブレーl・を形成、
しかる後シリコン基板を裏面からエッチングしてフレネ
ルゾーンプレートメンブランを作成することを試みた。
しかし、従来のアルカリを利用したバックエッチング法
や弗硝酸を利用したバックエッチング法は何れも膜の剥
離が起きて当初の目的であるメンプランの作成が出来な
かった。又、同様な方法でのX線リソグラフィー用のマ
スクメンプランも作成出来なかった。
これに対して、上記の弗化水素アンモニウム、弗化アン
モニウム及び/又は弗化水素酸からなる本発明の電解研
磨液で、電流密度10乃至1,000mA/cr&の条
件で、0.05μmから2μm程度のポリイミドのメン
プラン、そして1乃至3μmの無機膜の(SiN . 
SiC . AIN等)マスクメンプランを極めて簡便
に作成することが出来た。
(実施例) 次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 4℃のテフロン容器に312の5重量%の弗化水素アン
モニウムと5重量%の弗化アンモニウムど昆合溶液を調
製し、マグネティックスターラー上に設置した。
白金のメッシュ電極(50X 50m m )を正極に
、10cmの間隔を置いて対極の負極にエッチングザン
プルをセットした。電源は定電流直流電源を使用した。
シリコンウエハー350jLm厚(抵抗率o. ooi
Ω)上にPIQ (ポリイミド前駆体溶戚、日立化成製
)を約0.5μm厚にスビンコ−1・で塗工の後、50
’C乃至400″Cのキュアーを約4時間行った。
次にCr(クロム)100人及びAu300人を抵抗加
熱蒸着法で成膜した。その上にポリメヂルメタクリレー
ト系レジスト(OEBR−1000)をスビンコート法
で0.5μmの厚みに塗工の後、エレクトロンビーム描
画装置で前記フレネルゾーンプレートパターンを描画し
、指定のレジスト現像処理の後レジストパターンを形成
した。
次にメッキ装置を用いて300人のAuを電極にメッキ
を行い、約0.2μmの厚さのAuフレネルゾーンプレ
ートパターンを形成した。リアクティブイオンエッチン
グ装置を用いてAr(アルゴン)で電極のAu及びCr
を除去して後、フレネルゾーンプレート面に対応した裏
面5mmφを残してポリイミド(膜)フイルム(カプト
ン25μm厚)でカバーし、接着はエボキシ系接着剤で
電解部をマスキングした。
負電極と結線した後白金メッシュ電極と対極させ、スタ
ーラー撹拌をしながら40mAの電流を流しエッチング
を行った。約1.5時間の後マスクに対応した5mmφ
のバックエッチングが終了し、5mmφの穴を通してシ
リコンウエハー基板に支持されたフレネルゾーンプレー
トレンズが出来た。
実施例2 実施例1において弗化水素アンモニウム3重量%、弗化
水素酸1重量%及び弗化アンモニウム5重量%の混合液
を用いて同様な条件で処理を行い、フレネルゾーンプレ
ートを作成した。極めて良好な結果を得た。
実施例3 実施例1と同様にして弗化水素アンモニウム5重量%と
弗化水素酸2重量%とからなる電解研磨液を作成した。
又、Si(シリコン)3インチφ1mm厚基板上にSi
Cの2μm膜を、そしてその上にX線吸収体パターン(
Auの8μm厚)を形成した。
裏面のマスク窓部に対応した中心から半径20mmφの
円形要エッチング部を残してポリエチレン袋で覆い、必
要部分をエボキシ系接着剤でシールした。通?[l2A
で上記?[! /竹研磨液でエッチングを行い、約5時
間で目的としたX線マスクが作成出来た。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)弗化水素アンモニウムを主体とする電解研磨液に
    、pH調整剤として弗化アンモニウム或いは弗化水素酸
    を添加することによりpHを2乃至6の間に調整したこ
    とを特徴とする電解研磨液。
  2. (2)弗化水素アンモニウムを主体とする電解研磨液に
    、pH調整剤として弗化アンモニウム或いは弗化水素酸
    を添加することによりpHを2乃至6の間に調整し、シ
    リコン基板を研磨することを特徴とする電解研磨方法。
  3. (3)シリコン基板がX線マスク基板又はフレネルゾー
    ンプレート基板である請求項2に記載の電解研磨方法。
JP1227603A 1989-09-04 1989-09-04 電解研磨液及び電解研磨方法 Pending JPH0394100A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006526071A (ja) * 2003-05-09 2006-11-16 ポリグラト−ホールディング ゲーエムベーハー 金属表面を電気化学的に研磨するための電解質
US11230290B2 (en) 2016-12-27 2022-01-25 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle control device, vehicle control method, and program

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JP2006526071A (ja) * 2003-05-09 2006-11-16 ポリグラト−ホールディング ゲーエムベーハー 金属表面を電気化学的に研磨するための電解質
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