JPH039402A - Cad/camシステムにおけるncデータ出力方式 - Google Patents

Cad/camシステムにおけるncデータ出力方式

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JPH039402A
JPH039402A JP14310689A JP14310689A JPH039402A JP H039402 A JPH039402 A JP H039402A JP 14310689 A JP14310689 A JP 14310689A JP 14310689 A JP14310689 A JP 14310689A JP H039402 A JPH039402 A JP H039402A
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JP14310689A
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Inventor
Maki Seki
関 真樹
Shizuaki Hayanagi
葉柳 静秋
Koji Suzuki
康治 鈴木
Takeshi Hosono
細野 猛嗣
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Fanuc Corp
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、CAD/CAMシステムにおけるNCデータ
出力方式に関する。
従来の技術 自動設計、NC自動プログラミング等の諸機能を備えた
CAD/CAMシステムにおいては、自動設計機能によ
って作成された各形状毎のNCデータを順次記憶してお
き、これらNCデータが記憶された順序、即ち、自動設
計機能によって設計を行った順序に従って各形状毎のN
Cデータを順次出力し、N G工作機械等によって各形
状毎の加工を実施するのが一般的である。
発明が解決しようとする課題 従って、前記従来技術によれば、各形状毎の加工順序は
設計を行った順序によって一義的に決定されることにな
るが、設計順序に従って加工を実施することによって効
率の良い加工が出来るとは限らない。
第4図(a)、(b)は射出成形用金型のコアプレート
100にコアブロックを取り付けるためのポケット加工
Aを示す例であり、該コアプレート100には、上記コ
アブロックと嵌合するためのポケット101、および、
コアブロック係止用のボルトを通すボルト穴102、並
びに、該ボルトの頭部を埋設するための座ぐり103が
設けられている。一般にこの種の設計においては、まず
、ポケット101の形状を決定した後、型開き時にコア
ブロック各部に作用する食付きの力等を考慮してボルト
止めの位置、即ち、ボルト穴102の配設位置を決め、
更に、ボルトの耐力を考慮してボルト径を決定し、ボル
ト径に応じて座ぐり径および座ぐり深さを決定すること
となる。そして、このような設計工程は各ポケット毎に
行われるため、コアプレート100に複数のポケットを
設ける場合、設計順序に従ってNCデータが出力される
従来の方式では、ポケット101.ボルト穴102、座
ぐり103のNCデータが各ポケット毎に順次出力され
ることとなり、該NCデータに従って加工を実行するN
C工作機械側では各ポケット毎の加工中にエンドミルや
ドリルビット等の工具を選択して持ち変えたり、各ポケ
ットの加工毎にプレート100を裏返して再度位置決め
をしてから座ぐり103の加工を実行しなければならず
、実質的な加工速度が遅くなったり、また、場合によっ
ては自動加工の継続が不能となる場合もある。
また、第5図(a)、(b)はワイヤカット放電加工に
よる抜き加工を示す例であり、プレート104上の実線
105で抜き加工の形状が示されている。ワイヤカット
放電加工においては、加工開始時にワイヤ結線作業を行
うため、加工開始孔106を予め設けておく必要がある
が、設計段階においては抜き加工の形状105を特定し
てから該形状105に対応して加工開始孔106の位置
を設定するのが普通であり、設計順序に従ってNCデー
タが出力される従来の方式では、抜き加工の形状105
のNCデータが出力されてから加工開始孔106のNC
データが出力されることとなり、NC工作機械側ではこ
のような加工データで示される加工順序に従って加工を
実施することはできない。
従来、このような問題に対処するためには、加工の際に
支障を来さないように夫々の形状毎の加工順序を考慮し
て設計作業を進める以外に方法がなく、設計作業が繁雑
化し、大変な労力が必要とされていた。
本発明の課題はこれら従来技術の欠点を解消し、各形状
毎の設計順序に関わらず支障なく、しかも、効率の良い
自動加工が実施でき、また、加工工程を考慮することな
く容易に設計作業を進めることのできるCAD/CAM
システムにおけるNCデータ出力方式を提供することに
ある。
課題を解決するための手段 本発明のNCデータ出力方式は、作成された各形状毎の
NCデータを順次記憶しておき、上記各形状毎に加工す
る順序を選択設定し、設定された順序に従って各形状毎
のNCデータを出力することにより上記課題を解決した
作  用 設計者はCAD/CAMシステムを用い、任意の順序で
夫々の形状の設計を行う。
作成された各形状毎のNCデータはその作成順序に従っ
てCAD/CAMシステムに順次記憶される。
NCデータを出力する際には、NC工作機械の機能、加
工効率等を考慮して上記各形状毎に加工する順序を選択
設定し、設定された順序に従って各形状毎のNCデータ
を出力する。
実施例 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第2図は本発明の方式を実施する一実施例のCAD/C
AMシステム(CAD/CAMシステムとしての自動プ
ログラミング装置)の要部を示すブロック図であり、1
はプロセッサ(以下、CPUという)、2は該自動プロ
グラミング装置を制御するプログラムが格納されたRO
M、3はシステムプログラムやNCデータを格納し各種
データを記憶するRAM、4はキーボード、5はグラフ
ィックデイスプレィ(以下、CRTという)、6はタブ
レット装置、7はディスクコントローラ、8は外部記憶
装置としてのフロッピーディスクであり、各種のシステ
ムプログラムが格納されている。9は作成図面を出力す
るためのプロッタ、10はプリンタであり、これらの各
要素はバス11で接続されている。
タブレット装置6はタブレット面6aにメニュー表6b
を有し、タブレットカーソル6cでメニュー表6bの所
定項目をビックすることにより各種項目やデータを入力
できるようになっている。
また、フロッピーディスク8には、タブレット装置6や
キーボード4を用いた形状の設計、および、設計された
各形状毎のNCデータを自動作成して順次記憶する従来
通りのCAD/CAM用システムプコシステムプログラ
ム明の方式を実施するためのプログラム、即ち、NCデ
ータ出力用プログラム(第1図参照)が付加されている
以下、上記自動プログラミング装置の構成に基づき、本
実施例の処理動作について説明する。
まず、自動プログラミング装置を用いて形状を設計する
ためには、フロッピーディスク8に格納されたCAD/
CAM用システムプコシステムプログラム出力用プログ
ラムを含む)をディスクコントローラ7を介してRAM
3のシステムプログラム格納領域に読込み、該CAD/
CAM用システムプコシステムプログラムされるCPU
Iの指示、即ち、CRT5の表示画面上に表示されるメ
ツセージに従い、タブレット装置6やキーボード4を操
作してCRT5の表示画面上に対話形式で所望の形状を
設計する。この場合、各形状毎の加工順序等を考慮する
必要は一切なく、通常の手作業による設計作業と同様に
して所望の形状を順次作成して行けば良い。
第3図(a)、(b)は自動プログラミング装置を用い
た設計作業の一例として射出成形用金型のコアプレート
12にコアブロックを取り付けるためのポケット加より
、Cを示しており、コアプレート12における各ポケッ
ト加より、Cの形状は、ミーリング加工によるポケット
13,14、および、ドリリング加工によるボルト穴1
5,16、並びに、ポーリング加工による盲穴17.1
8の各形状によって構成され、設計者は通常の手作業に
よる設計作業と同様にして、各ポケット加より、C毎に
、ポケット13.14の形状を決定した後、型開き時に
コアブロック各部に作用する食付きの力等を考慮してボ
ルト止めの位置、即ち、ボルト穴15.16の配設位置
を決め、更に、ボルトの耐力を考慮してボルト径を決定
し、盲穴17.18の径および座ぐり深さを決定するこ
ととなる。
この様にして設計されたコアプレート12における各部
の形状は上記CAD/CAM用システムプコシステムプ
ログラムと同様谷形状毎に順次NCデータに変換され、
各部の形状の配設位置がコアプレート12の表裏に対応
してRAM3のNCデータ記憶領域にプレートNO,と
共に記憶される。従って、例えば、ポケット加よりの形
状を設計してから、ポケット加工Cの形状を設計した場
合であれば、コアプレート12の表面のNCデータとし
てポケット13.ボルト穴15.ポケット14、ボルト
穴16.盲穴18が、また、コアプレート12の裏面の
NCデータとして盲穴17がこの順序でRAM3のNC
データ記憶領域に順次記憶されることになる。
以下、設計者は、通常の手作業による設計作業と同様に
してキャビティプレート J’Zツクプレート、エジェ
クタプレート等各種のプレートに対して形状毎の設計を
施し、CPt11は、各形状毎のNCデータからなる一
連のNCデータを各プレートのプレートNO0に対応さ
せてRAM3のNCデータ記憶領域に格納する。
なお、本実施例においては、デジタイザとしてのタブレ
ット装置6の図形読取り機能により起工図面から直接N
Cデータを作成することも可能であり、この場合も上記
と同様、図面をデジタイジングした順序に従って各形状
毎のNCデータがプレートの表裏に対応してRAM3の
NCデータ記憶領域に格納される。
一方、RAM3のNCデータ記憶領域に記憶されたNC
データをディスクコントローラ7から出力してNCデー
タ保存用のフロッピーディスク(図示せず)に格納した
り、また、該NCデータをプレー1−No、毎にインタ
ーフェイス(図示せず)を介して出力し、NC工作機械
によって各プレートの加工を実施する際には、各形状毎
の加工順序を選択設定するための処理、即ち、RAM3
のNCデータ記憶領域に記憶されたNCデータの出力順
序を選択し設定するための処理を実行することとなる。
第1図はNCデータの出力順序を各形状毎に選択設定す
るNCデータ出力用プログラムの概略を示すフローチャ
ートであり、該NCデータ出力用プログラムは、タブレ
ット装置6のメニュー表6bからタブレットカーソル6
CでrNCデータ出力」の項目をピックすることによっ
て起動される。
NCデータ出力用プログラムに従って処理を開始したC
PUIは、まず、NCデータの出力順序を選択設定する
プレートのプレートNO8を入力する旨のメツセージを
CRT5の表示画面上に表示しくステップS1)、オペ
レータによるキーボード入力を待つ待機状態に入る(ス
テップS2)。
オペレータが表示画面上のメツセージを参照し、テンキ
ーを操作して所望のプレートNo、を入力すると、CP
U】はキーボード4から入力されたプレートNO1を検
出し、当該プレートNO1に対応する一連のNCデータ
をRへM3ONCデータ記憶領域から読込み、該NCデ
ータに基づいてプレートおよび該プレート各部の形状を
CRT5の表示画面上に表示する(ステップ83)。以
下、コアプレート12に対応するプレートNO1が入力
された場合を例にとって説明を続ける。ステップS3で
第3図(a)、(b)に示されるようなコアプレート1
2および該コアプレート12におけるポケット加より、
Cの形状をCRT5の表示画面上に表示したCPUIは
、次いで、コアプレート12の基準点、即ち、コアプレ
ート12をNC工作機械に装着して加工を実施する際に
コアプレート12の原点として設定すべき点の位置、お
よび、加工方向、即ち、コアプレート12の表裏に配設
された各形状の内いずれの側のNCデータを出力すべき
かを問う旨のメツセージをCRT5の表示画面上に表示
しくステップS4)、オペレータによるキーボード入力
を待つ待機状態に入る(ステップS5)。
オペレータが表示画面上のメツセージを参照し、キーを
操作して基準点および加工方向を入力すると、CPUI
はキーボード4から入力された基準点位置のデータおよ
び加工方向のデータを検出してRAM3に格納する(ス
テップS6)。第3図(a)に示される例では、コアプ
レート12の左下端を基準点としており、また、ポケッ
ト加より。
Cの主要な加工部はコアプレート12の表面に位置する
から、オペレータは、コアプレート12の左下端を示す
記号rLLJを基準点データとして入力し、また、コア
プレート12の表面側のNCデータ出力を示す記号rJ
を加工方向データとして入力することになる。なお、基
準点がコアプレート12の左上端であれば「UL」、右
上端であればrURJ、右下端であれば「LR」を入力
し、また、コアプレート12の裏面側のNCデータを出
力する場合であれば加工方向データとしてrRJを入力
する。
次いで、CPU1は、コアプレート12の選択された面
(この場合表面)に加工する形状の内、先に加工すべき
形状を選択する旨のメツセージをCRT5の表示画面上
に表示しくステップ37)、タブレットカーソル6Cか
らの形状ピック入力があるか否かを判別しくステップS
8)、形状ピック入力がなければ、次いで、メニュー表
6bを参照しての「入力」ピックがあるか否かを判別し
くステップS9)、いずれの入力もなければ再度ステッ
プS8に復帰して、ステップS8およびステップS9で
構成されるループ状の判別処理を繰返し実行し、形状ピ
ック入力、もしくは、「入力」ピックを待つ待機状態に
入る。
第3図(a)、(b)に示される例では、コアプレート
】2のポケット加より、Cを構成する形状の内コアプレ
ート12の表面に配設された形状のNCデータとしてポ
ケット13.ボルト穴15゜ポケット14.ボルト穴1
6.盲穴18の各形状があり、ミーリング加工、ポーリ
ング加工、ドリリング加工の切削速度や各工具の刃先磨
耗損および工具の持換え回数等を考慮すると、ポケット
13.14のミーリング加工を実施してから盲穴18の
ボーリング加工を行い、最後にボルト穴16゜15のド
リリング加工を行うことが望ましい。
そこで、オペレータは、まず、タブレット装置6上でタ
ブレットカーソル6(二を移動させ、タブレットカーソ
ル6cに連動して移動するCRT5上のカーソル19に
よって該表示画面上の形状であるポケット13をピック
する。
CPUIは上記判別処理におけるステップS8において
ポケット13の形状がピックされたことを検出し、ステ
ップS10に移行して、CRT5の表示画面上における
ポケット13の表示色を変更し、該ポケット13のID
、即ち、ポケット13のNCデータを示す符号をRAM
3のID記憶領域に格納する。
次いで、オペレータは2番目に加工すべき形状として上
記と同様にポケット14をピックし、CPUIは、該ポ
ケット14のIDをRAM3のID記憶領域に格納する
。以下、オペレータは、先に加工すべき形状として盲穴
18.ボルト穴16を順次ビックし、CPUIは、各形
状のIDを3番目、4番目に加工する形状として順次R
AM3のID記憶領域に格納する。よって、RAM3の
ID記憶領域にはポケット13.ポケット14のID、
盲穴18のID、ボルト穴16のIDがこの順序で格納
されたことになる。
先に加工すべき形状をすべてピックして選択したオペレ
ータはメニュー表6bを参照してタブレットカーソル6
Cで「入力」をピックすることにより、先に加工すべき
形状の選択が完了したことをCPUIに認識させる。
上記判別処理におけるステップS9において「入力」ピ
ックを検出したCPUIは、次いで、CRT5の表示画
面上にNCデータ出力の可否を問う旨のメツセージを表
示し、先に加工すべき形状のビック操作が適切に実行さ
れたか否かをオペレータに再確認させ(ステップ512
)、メニュー表6bを参照しての「OK」ピックもしく
はrNOJピックを待つ待機状態に入る(ステップ51
3)。
一方、メツセージを参照したオペレータは、第3図(a
)、(b)に示されるようなコアプレート12および該
コアプレート12におけるポケット加より、C各部の形
状をCRT5の表示画面上で参照し、先に加工すべき形
状としてピックした各形状の表示色がすべて変化してい
るか否か等に基づき、先に加工すべき形状のピック操作
が適切であったか否かを判断し、適切だと判断したなら
ばメニュー表6bを参照して「OK」をピックし、また
、不適だと判断したならば「NO」をピックする。
不適だと判断してメニュー表6bから「NO」をピック
した場合、CPUIは、RAM3のID記憶領域に格納
された各形状のIDをすべてクリアして(ステップ51
4)、各形状の表示色を初期の色に復帰させ、先に加工
すべき形状を選択する旨のメツセージをCRT5の表示
画面上に再表示するので(ステップS7)、オペレータ
は上記と同様にしてステップS7以降のCPUIの指示
に従い、先に加工すべき形状を加工順位に従って順次ピ
ックし、再設定する。また、CPU1はピックされた形
状のIDを順次RAM3のID記憶領域に格納し、先に
加工すべき形状の選択が完了したことを認識した段階で
(ステップS9)、NCデータ出力の可否を問う旨のメ
ツセージを再表示しくステップ512)、roKlビッ
クもしくは「NO」ピックを待つ待機状態に入る(ステ
ップ513)。
この様にして先に加工すべき形状のピック操作が適切に
実行されたならば、オペレータはメニュー表6bを参照
して「OK」をピックし、CPU1にNCデータの出力
を許可する。
NCデータの出力を許可されたCPUIは、まず、先に
加工すべき形状があるか否か、即ち、RAM3のID記
憶領域に某かのIDが格納されているか否かを判別しく
ステップ315)、ID記憶領域に某かのIDが格納さ
れていれば、該ID記憶領域に格納されたIDによって
示される形状のNCデータを該IDの格納順序に従って
各形状毎に順次出力しくステップ516)、引続き、残
りの全形状のNCデータをRAM3のNCCデータ記憶
領域域格納された順序に従って各形状毎に順次出力しく
ステップS 17) 、RAM3のID記憶領域をクリ
アした後、コアプレート12の表面側のNCデータに関
する出力を終了する。
この例では、ポケット13.ポケット14の■D、盲穴
18のID、ボルト穴16のIDがこの順序でRAM3
のID記憶領域に格納されているので、CPUIは、ま
ず、ID記憶領域に格納されたIDの順序に従ってミー
リング加工によって形成されるポケット13.14のN
Cデータを出力した後、ポーリング加工によって形成さ
れる盲穴18のNCデータを出力し、更に、ドリリング
加工によって形成されるボルト穴16のNCデータを先
に加工する形状として出力した後(ステップ516)、
引続き、加工順序を設定されていないNCデータ、即ち
、ドリリング加工によって形成されるボルト穴15のN
CデータをRAM3のNCデータ記憶領域に格納された
順序に従ってコアプレート12の表面側のNCデータと
して出力することとなる(ステップ517)。
一方、ステップS15においてRAM3のID記憶領域
に如何なるrDも記憶されていないと判別された場合に
は先に加工すべき形状が存在しないことを意味し、ステ
ップS17に移行したCPU1は、従来と同様、コアプ
レート12の表面側に配設された全形状のNCデータを
RAM3のNCデータ記憶領域に格納された順序に従っ
て各形状毎に順次出力することとなる。
例えば、第3図(a)、(b)に示される例においてコ
アプレート12の表面側に配設されたポケット13.ボ
ルト穴15.ポケット14.ボルト穴16.盲穴18に
対して形状ピックを行わずに「入力」をピックしくステ
ップ38.ステップS9)、そのまま「OK」をピック
したような場合、これらのNCデータはRAM3のNC
データ記憶領域に格納された順序、即ち、設計が行われ
た順序に従って、ポケット13.ボルト穴15゜ポケッ
ト14.ボルト穴16.盲穴18の順序でコアプレート
12の表面側のNCデータとして各形状毎に順次出力さ
れることとなる(ステップ517)。
以上に述べたように、本実施例においては、先に加工す
べき形状が選択された場合には、該選択された形状のN
Cデータをその選択順序に従って順次出力し、引続き、
選択されなかった形状のNCデータをその設計順序に従
って順次出力するようにしているので、各形状の作成段
階においては加工に支障を来さないように形状毎の加工
順序を考慮して設計を進める必要がなく、通常の手作業
と同様、極めて自然な順序で設計作業を行うことができ
、また、加工段階においては、ミーリング。
ドリリング、ポーリングなど各種加工法の切削速度や各
加工における工具の磨耗などを考慮して、合理的な加工
工程を組むことができ、実質的な加工速度やコストパフ
ォーマンスの向上を計ることができる。
発明の効果 本発明のCAD/CAMシステムにおけるNCデータ出
力方式では、作成された各形状毎に加工する順序を選択
設定して各形状毎のNCデータを出力するようにしてい
るので、各形状毎のNCデータの出力順序が上記各形状
の作成順序によって拘束されることはない。よって、形
状を作成する段階で夫々の形状の加工順序を考慮する必
要がな(なり設計作業が円滑化されると共に、各形状を
加工する際には、NC工作機械の機能や加工能率を考慮
してNCデータの出力順序を設定することにより効率の
よい自動加工を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるNCデータ出力用プ
ログラムの概略を示すフローチャート、第2図は本発明
の方式を実施する一実施例のCAD/CAMシステム(
自動プログラミング装置)の要部を示すブロック図、第
3図(a)は自動プログラミング装置を用いた設計作業
の一例として射出成形用金型のコアプレートを示す平面
図、第3図(b)は同射出成形用金型のコアプレートを
示す断面図、第4図(a)、(b)は射出成形用金型の
コアプレートに従来の方式でポケット加工、を施す場合
の不都合を示す模式図、第5図(a)。 (b)は従来の方式でワイヤカット放電加工による抜き
加工を施す場合の不都合を示す模式図である。 1・・・プロセッサ(CPU) 、2・・・ROM。 3・・・RAM、4・・・キーボード、5・・・グラフ
ィックデイスプレィ(CRT) 、6・・・タブレット
装置、6a・・・タブレット面、6b・・・メニュー表
、6c・・・タブレットカーソル、7・・・ディスクコ
ントローラ、8・・・フロッピーディスク、9・・・プ
ロッタ、10・・・プリンタ、11・・・バス、12・
・・コアプレー1・、13.14・・・ポケット、15
.16・・・ボルト穴、17.18・・・盲穴、100
・・・コアプレート、101・・・ポケット、102・
・・ボルト穴、103・・・座ぐり、104・・・プレ
ート、105・・・抜き加工の形状、106・・・加工
開始孔、 A、B、C・・・ポケット加工形状。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. CAD/CAMシステムにおいて、作成された各形状毎
    のNCデータを順次記憶しておき、上記各形状毎に加工
    する順序を選択設定し、設定された順序に従って各形状
    毎のNCデータを出力するようにしたことを特徴とする
    CAD/CAMシステムにおけるNCデータ出力方式。
JP14310689A 1989-06-07 1989-06-07 Cad/camシステムにおけるncデータ出力方式 Pending JPH039402A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5662566A (en) * 1995-07-17 1997-09-02 American Gem Corporation Method and apparatus for production of three dimensional components

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5662566A (en) * 1995-07-17 1997-09-02 American Gem Corporation Method and apparatus for production of three dimensional components

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