JPH0393576A

JPH0393576A - プリンタ

Info

Publication number: JPH0393576A
Application number: JP23123889A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiro Fushimi; 伏見　和宏
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1989-09-06
Filing date: 1989-09-06
Publication date: 1991-04-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、物流業や流通業等において使用されるラベル
等に必要事項を印字するプリンタに関するものである。

従来の技術一般に、この種のプリンタにおいては、ラベル用紙とし
ては単票が使用され、そのラベル用紙を用紙装着部にセ
ットした後、印字部を通して一旦装置内に搬入して収納
させてから排出時に必要事項を前記印字部で印刷するよ
うに形成されている。

そのため、用紙の長さ分の用紙案内通路を装置内に形成
する必要がある。

また、連続用紙を使用する場合には、装置内部にその連
続用紙が通過する用紙案内通路を用紙挿入口から用紙排
出口まで連続させて形成されている。

ツロ明が解決しようとする課題装置内に用紙案内通路を形成する場合、その用紙案内通
路は一定の長さを必要とする。そして、その用紙案内通
路を用紙が通過する場合に、用紙案内通路を構成する構
成部品と用紙との間に摩擦があり、これにより、静電気
が発生する。そのため、用紙案内通路の近傍に電気部品
を配設することができない。

課題を解決するための手段プリンタ本体内にプリント配線基板を配設し、このプリ
ント配線基板に沿わせて用紙を案内する用紙案内通路を
形成し、この用紙案内通路の前記プリント配線基板側に
導電性材料による仕切板を配設した。

作用用紙案内通路はプリント配線基板と平行に配設されてい
るため、プリンタ本体の内部のデッドスペースを有効に
利用して長い用紙案内通路を形成することができ、また
、用紙案内通路のプリント配線基板側に導電性の仕切板
が設けられているため、用紙の通過時に静電気が発生し
てもその電荷を逃すことができ、これにより、プリント
配線基板に対する電気的障害の発生を防止するものであ
る。

実施例本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

まず、横から見て略Ｌ字状をなすプリンタ本体１は、上
方へ突出する機構収納部２とこの機構収納部２に連設さ
れて上面にターミナル載置面３が形成された高さの低い
偏平なターミナル載置台４とよりなる。

しかして、前記プリンタ本体１の前記機構収納部２の上
面には、用紙５が挿入される用紙挿入口６が形成され、
この用紙挿入口６には、上方へ傾斜して突出した用紙ガ
イド７が設けられ、この用紙ガイド７に対向させて逆方
向に傾斜したヘッドアップレパー８が設けられている。

このヘッドアップレパー８は後述するサーマルヘッドが
連設されているものである。

ついで、前記機構収納部２の内部には、プリンタ機構部
９が収納されている。このプリンタ機構部９は、金属製
のシャーシ１０を備え、このシャーシ１０に円柱状のプ
ラテン１１とこのプラテンｌ１に圧接されるサーマルヘ
ッド１２とが取付けられている。そして、このサーマル
ヘッドｌ２はその下端を支点にして前記プラテン１１側
に付勢されて回動自在に取付けられていると共にその上
端には前記ヘッドアップレパー８が一体的に連設されて
いる。なお、前記プラテン１１には、図示しない駆動機
構が連結されている。

しかして、前記シャーシ１０の両側上縁には、傾斜した
上方開口の保持切欠ｌ３が形成されている。これらの保
持切欠１３には、前記プラテン１１の軸部ｌ４に取付け
たフランジ付きの軸受ｌ５が挿入されるものである。す
なわち、前記プラテン１１は、両側の軸部１４に軸受１
５がそれぞれ取付けられており、一方の軸部ｌ４に駆動
歯車１６が取付けられてプラテンユニットｌ７が形成さ
れているものであり、予めユニット化されたプラテンユ
ニット１７の軸受ｌ５を保持切欠１３に挿入するもので
ある。そして、前記シャーシｌＯの側面には、位置決め
突起１８とネジ孔１９とが形成されており、前記位置決
め突起１８が嵌合する位置決め孔２０と取付孔２ｌとが
形成されると共に側方から前記軸受ｌ５に係合する係合
切欠２２が形成されたプラテン固定板２３が設けられ、
これらのプラテン固定板２３がネジ２４により前記シャ
ーシ１０に取付けられることにより前記プラテンユニッ
トｌ７は前記シャーシ１−０に保持されている。

また、前記ターミナル載置台４の内部には、略水平方向
に位置させて前記サーマルヘッド１２の制御回路や前記
プラテンｌ１を駆動するモータ等の動作制御をする回路
が設けられたプリント配線基板２５が取付けられている
。このプリント配線基板２５からは、先端にコネクタ２
６を備えた接続線２７が引き出されており、前記コネク
タ２６は前記ターミナル載置台４の前記機構収納部２側
から上方へ突出している。さらに、前記ターミナル載置
面３には，二条のターミナル位置決めリブ２８が突出形
成されており、これらのターミナル位置決めリブ２８の
内方に脚部位置決め凹部２９が形成されている。また、
前記ターミナル載置台４の側面には、電源入力用ジャッ
ク３０が設けられ、この電源入力用ジャック３０には、
別置電源３ｌが接続されている。

ついで、前記機構収納部２から前記ターミナル載置台４
にかけて用紙案内通路３２が形成されている。この用紙
案内通路３２は、前記用紙挿入口６から前記プリント配
線基板２５と平行な挿入部分３３まで連設されて形成さ
れているものであるが、具体的には、前記プラテンｌ１
の直下に位置するガイド３４と湾曲した湾曲ガイド３５
と前記プリント配線基板２５と平行な挿入部分３３とよ
りなる。このプリント配線基板２５と平行な挿入部分３
３は、前記プリント配線基板２５との間にそのプリント
配線基板２５の面積よりやや大きな面積にしてあり薄い
金属板で形成された導電性のある仕切板３６を介在させ
て形成されている。そして、前記湾曲ガイド３５は、支
点３７を中心に回動自在に取付けられた上部ガイド３８
と支点３９を中心に回動自在に取付けられた下部ガイド
４０とよりなる。この下部ガイド４０の自由端には、底
板４ｌに形成された突起４２と係脱する弾性突片４３が
形成されている。さらに、前記上部ガイド３８を定位置
に固定するための固定爪４４が設けられている。また、
前記下部ガイド３９の終端部に連設させて補助ガイド４
５が設けられている。

さらに、前記湾曲ガイド３５の一部には、用紙５の有無
を検出する通過センサ４６が設けられている。

つぎに、前記機構収納部２の背面には、用紙ストッカ−
４７が設けられている。この用紙ストツカー４７は前記
機構収納部２の背面と上面との一部を構成する構成部品
として形成されており、図示しない係止手段により前記
機構収納部２に取付けられている。そして、上方開口の
用紙収納部４８を有し、上面には前記用紙ガイド７を係
止する係止孔４９が形成されている。このような用紙ス
トッカー４７はプリンタ本体１の背面カバーを兼ねてお
り、機構収納部２に形成された開口５０を覆っている。

しかして、前記ターミナル載置面３には、コネクタカバ
ー５ｌを介してターミナル５２が取付けられている。前
記コネクタカバー５１の上面には、指を接触させたとき
の滑り止めのための突条５３が形成されている。具体的
には、ヘッドアツプレパー８を操作時に指を接触させて
操作性を向上させている。また、前記コネクタカバ−５
１の内面には、その全面にわたって外来電波の障害を防
止するための導電層５４が形成されている。

前記ターミナル４８は前記コネクタ２６に接続されてお
り、また、電話回線通信用コード５５により外部回線に
接続されている。さらに、前記ターミナル５２には、キ
ーボード５６及び表示器５７が設けられている。

このような構成において、用紙５は用紙ストツカ−４７
に収納されているが、印字に際しては、一枚の用紙５を
用紙ストツカー４７から引き出して第１図に示すように
用紙挿入口６からプリンタ本体ｌ内に挿入する。そして
、外部回線等から印字指令があると、プラテンｌ１が回
転し、用紙５を内部に引き込む。この動作時において、
用紙５の先端は通過センサ４６により検出され、この検
出時から一定の送り量が送られた時、すなわち、用紙５
の後端がプラテン１ｌとサーマルヘッドｌ２との当接部
にある第２図に示す位置でプラテン１１は停止する。そ
のため、用紙５の大部分は用紙案内通路３２内に位置し
ている。

このようにして用紙５のセットが終了すると、プラテン
１０は逆回転して用紙５が排出方向に移動する。この移
動時にサーマルヘッドｌ　’２に印字信号が与えられて
必要事項が印字される。

しかして、用紙案内通路３２内を用紙５が通過すること
により、用紙案内通路３２を形成する部品との間で摺動
し、これにより、静電気を発生する。とくに、プリント
配線基板２５と平行に設けられた挿入部分３３で静電気
が発生すると、回路部品に悪影響を与えるものであるが
、この挿入部分３３のプリント配線基板２５側には鉄板
等により形成された仕切板３６が設けられ、かつ、図示
しないアース線により接地されているため，このプリン
ト配線基板２５の近傍に電荷がたまることがなく、電気
的に安定した状態が維持される。

なお、用紙案内通路３２内で用紙５がジャムした場合に
は、第３図に示すように下部ガイド４０を開くことによ
り用紙案内通路３２は開放され、これにより、ジャムし
た用紙５を簡単に取りだすことができる。

また、サーマルヘッド１２をプラテン１１から離反させ
るためには、ヘッドアップレパー８を持って用紙ガイド
７と反対側に移動させることにより行われるが、この時
の操作力はある程度強いので、ヘッドアップレパー８に
かけた指とは異なる指をコネクタカバ−５１の突条５３
に接触させて操作する。これにより、突条５３が滑り止
めになっているので、操作に必要な力を簡単に出すこと
ができる。

しかして、機構収納部２との間にコネクタカバ−５１を
介在させてターミナル５２が設けられているが、このタ
ーミナル５２と内部回路とを接続するコネクタ２６及び
接続線２７はコネクタカバ−５１により覆われており、
防水に対して効果がある。また、コネクタカバ−５１の
内面には、導電層５４が設けられているため、外来電波
がコネクタ２６及び接続線２７に達することがなく、外
部からのノイズを拾うことがない。

また，用紙案内通路３２に付着したゴ“ミ等を除去する
場合には、第４図に示すように、底板４１からプリンタ
本体１の上カバーを取り外し、用紙案内通路３２の湾曲
ガイド３５部分の上部ガイド３８を開放することが行わ
れる。この上部ガイド３８は下部ガイド４０に対して後
方に位置しているので、下部ガイド４０では開放できな
かった部分も開放することができる。そして、上部ガイ
ド３８は固定爪４４に係合することにより定位置に固定
される。

また、プラテン１１について見ると、予めプラテンｌ１
に軸受１５と駆動歯車ｌ６とを組み込んだプラテンユニ
ット１７を形成し、このプラテンユニットｌ７をシャー
シ１０の保持切欠ｌ３に挿入してプラテン固定板２３に
より固定するため、その組立が容易であり、かつ、組立
の分業化を行うことができ、組立効率が向上する。また
、メンテナンス時において、プラテン１１部分をシャー
シ１０から取り外す場合にも、プラテンユニットｌ７と
して取り外されるため、軸受ｌ５等が分解されることな
く、部品の紛失のおそれがなく、作業が容易である。

発明の効果本発明は上述のように、プリンタ本体内にプリント配線
基板を配設し、このプリント配線基板に沿わせて用紙を
案内する用紙案内通路を形成し、この用紙案内通路の前
記プリント配線基板側に導電性材料による仕切板を配設
したので、用紙案内通路はプリント配線基板と平行に配
設されているため、プリンタ本体の内部のデッドスペー
スを有効に利用して長い用紙案内通路を形成することが
でき、そのため、プリンタ本体を小型化することができ
、また、用紙案内通路のプリント配線基板側に導電性の
仕切板が設けられているため、用紙の通過時に静電気が
発生してもその電荷を逃すことができ、これにより、プ
リント配線基板に対する電気的障害の発生を防止するこ
とができると云う効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は用紙挿
入前の縦断側面図、第２図は用紙を挿入した後の縦断側
面図、第３図は用紙案内通路の下方を開放させた状態の
縦断側面図、第４図は用紙案内通路の上方を開放させた
状態の縦断側面図、第５図は全体の斜視図、第６図はタ
ーミナルを取り外した状態の斜視図、第７図はプリンタ
本体の一部の背面図、第８図はプリンタ本体のシャーシ
を示す断面図、第９図はシャーシ部分の分解斜視図であ
る。１・・・プリンタ本体、５・・・用紙、２５・・・プリ
ント配線基板、３２・・・用紙案内通路、３３・・・挿
入部分、３６・・・仕切板と篇Ｕ鳳

Claims

【特許請求の範囲】

　プリンタ本体内にプリント配線基板を配設し、このプ
リント配線基板に沿わせて用紙を案内する用紙案内通路
を形成し、この用紙案内通路の前記プリント配線基板側
に導電性材料による仕切板を配設したことを特徴とする
プリンタ。