JPH0393518A - 射出成形を利用した細径樹脂チューブの集束固定方法 - Google Patents

射出成形を利用した細径樹脂チューブの集束固定方法

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JPH0393518A
JPH0393518A JP23130089A JP23130089A JPH0393518A JP H0393518 A JPH0393518 A JP H0393518A JP 23130089 A JP23130089 A JP 23130089A JP 23130089 A JP23130089 A JP 23130089A JP H0393518 A JPH0393518 A JP H0393518A
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resin tubes
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勝 後藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車、或は各種機械装置等に給油、給気等の
ための各配管として使用される複数本の細径樹脂チュー
ブを基体に対して取付けが便利なように一括集中的に配
管し得るようにするための集束固定方法に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、この種の各種配管の多くは外径20mm程度以下
の金属製の細径管が使用されているが、このような細径
金属管を集中配管するための集束固定体を得る方法とし
ては、複数本の細径金属管を治具上に並列的にセットし
、隣接する金属管相互を直接鑞付けするかまたは適宜の
取付け金具を配してこれに鑞付けすることによって行な
われていた。
また、並列する複数本の金属管を適宜形状の空腔を有す
る金型内に挿通させておいて、溶融樹脂を金型内に射出
成形し取付け片の或形と金属管の固定とを同時に行なわ
せる方法も広く行なわれていた。
(発明が解決すべき課題〉 しかしながら、近年軽量化の要求から、樹脂チューブを
細径管として採用する機運が高まりっ為あり、上記した
ような細径管の集束固定方法は配管が金属管によって形
戒されている場合にはそれなりの或果が得られているが
、配管が樹脂チューブである場合には前者の方法は全く
採用することは出来ず、また後者の方法は取付け片の或
形とこれへの金属管の取付け固定が一挙に行なえるので
極めて合理的な方法であるが、樹脂チューブの場合は例
え細径厚肉であっても、溶融した熱可塑性樹脂の金型へ
の射出に際して樹脂チューブが該射出樹脂の保有する熱
及び射出圧によって軟化変形し、管路が漬れたり、潰れ
るまでに至らなくても所定の孔径を保つことが困難であ
ったりして満足な結果が得られていないのが実状である
本発明は、細径樹脂チューブをこれら機械器具類の給油
その他の各種集中配管として使用する場合に、その集束
固定を行なうに際しての上記したような問題点を効果的
に解決することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 即ち、本発明は所定の間隔をもって並列的に集合配列し
た複数本の細径樹脂チューブの適所を、内部に適宜形状
の取付け片が形或されるような空腔を有する金型内にそ
の配列の幅手方向に亘って一括的に扶持されるようにし
て挿通配置して、金型内に溶融した熱可塑性樹脂を射出
しこれを固化させることにより取付け片の戊形をすると
同時に並列した細径樹脂チューブの固定を行なうに際し
て、金型に挿通配置した樹脂チューブを密封してその内
部を加圧状態に保持し、熱可塑性樹脂の射出成形を行な
うものである。
本発明によるときは樹脂チューブの内部を加圧状態にし
ておいて、熱可塑性樹脂の金型内への射出を行なうので
あるから、射出圧による樹脂チューブの圧潰や変形を略
防止することが出来、したがって射出或形された取付け
片に密着固定される細径樹脂チューブに正確に元の管径
を保たせることが出来る。
(作用〉 以下本発明の詳細及びその作用について、添付の図面に
基いて説明すると、第1図は本発明による細径樹脂チュ
ーブの集束固定方法に係る金型における熱可塑性樹脂の
射出後の状態を示すものの横断面図であって、図におい
て、lは油、気体等それぞれ異なる流路を形成する細径
樹脂チューブであり、2、2゜は内部に適宜形状の空腔
3を形或した金型であって、金型2、2゜には熱可塑性
樹脂6の射出口4及び冷却水の流通路5が穿設されてい
て、空腔3内には射出口4から射出充填された熱可塑性
樹脂6が空腔3内で速やかに冷却固化されるよう形或さ
れている。
本発明において細径樹脂チューブ1の集束固定を行なう
に際しては、先ず集束固定しようとする複数本の細径樹
脂チューブ1の両端部に第3図に示すように封止栓8a
,8bを施して、その一方の封止栓8aに高圧流体の吹
込口9aを設けて、チューブ内に高圧流体を供給しチュ
ーブ内を高圧に保った状態で密封する。また他方の封止
栓8bにはチューブ内の高圧流体が一定の圧力以上にな
るのを防止するための安全弁9bを設ける。
このようにそれぞれを高圧状態に保持した細径樹脂チュ
ーブlを所望の間隔を隔て)平面状又は立体状に並列し
て配列させ、必要に応じて適当な治具等によってその並
列状態を保つように仮止めしておいて、その所望の部位
を金型2、2゛内に幅方向に一括的に扶持されるように
挿通配置する。
次いで射出口4から、加熱溶融した熱可塑性樹脂を金型
2、2゜に形威された空腔3内に射出して、これを空腔
3に充填させるとともに冷却水の流通路5に冷却水を供
給して金型内の熱可塑性樹脂を冷却固化させると、熱可
塑性樹脂は細径樹脂チューブ1の周囲に融着するように
して固化し、取付け片6a.6bに樹脂チューブを固定
した集束固定体を得ることが出来る。取付け片冷却終了
後これを金型2、2゛より取出し、各細径樹脂チューブ
1の封止を解いて作業を終了する。
本発明の細径樹脂チューブの集束固定方法は上記した如
くして行なうものであるから、細径樹脂チューブを並列
的に挾持した金型中に高温番ト融解された熱可塑性樹脂
を射出した場合に、該樹脂チューブは一定の高圧に保持
されているので、これによる内圧によって細径樹脂チュ
ーブは射出圧によって潰れて管路が閉塞したり、径が変
化したりするようなことがなく、取付け片の成形ととも
に行なわれる並列細径樹脂チューブの取付け片への密着
固定が確実に行なわれる。
本発明において射出成形用として使用される熱可塑性樹
脂は特に限定されるものでなく、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリアセタール又はABS樹脂等任意の合成
樹脂を使用することが出来る。
次に本発明による細径樹脂チューブの集束固定方法につ
いての実施例を示す。
(実施例〉 それぞれ所望長さに切断した内径4.0閣、外径6.0
mmの3本のナイロン(PA 11)製細径樹脂チュー
ブlaと、内径6。Om、外径8.0nwnのl本のナ
イロン(PA 12)製細径樹脂チューブlbとによっ
て第2図に示すように中央部にブラケット状の取付け片
6aを、また両端部付近にスペーサー状の取付け片6b
を配した集束固定体を得るに際し、それぞれの細径樹脂
チューブの両端を封止栓8a,8bによって封止し、そ
の一方の封止栓8aがら高圧流体として水を樹脂チュー
ブ内圧が35kgf /’一になるように注入して加圧
状態としておき、これを所定の間隔で並列させて、その
所定部位を内部にブラケット形状及びスペーサー形状の
空腔部を形戊された射出成形用金型に挾持させ、次いで
金型の射出口から165℃の温度に溶融したポリプロピ
レン樹脂を金型内圧25hrf /’一でもって空腔内
に射出充填し、引続き金型の通水路に冷却水を供給する
ことによって空腔内に射出した樹脂を固化した後、これ
を金型から取出し集束固定体を得た。尚、高圧流体とし
て水を使用すると樹脂チューブの冷却効果も得られ、又
、気体を使用した場合は、場合により要求される成形後
の乾燥を必要としない。
更に上記した実施例では封止栓8a,8bを用いたもの
を示したが、第4図のように外部より高圧流体を注入し
てもよい。第4図によれば樹脂チューブの端部にカップ
リング10を取付け水源11よリポンプ12で吸上げら
れた水をマニホールド13を介してカップリング10よ
り樹脂チューブ1内部へ送給し、他端部のカップリング
14から排出するよう接続する。尚15は必要に応じ設
けられた熱交換器である。
得られた集束固定体の各細径樹脂チューブは、それぞれ
の取付け片によって確実に固定されており、またそれぞ
れその内径は何れの箇所においても略一定に保たれてい
て管路に殆んど変形ないことが確認された。
(発明の効果〉 以上述べたように、本発明の方法によるときは射出或形
法を利用して、ブラケット等の取付け片の或形と細径樹
脂チューブの取付け片への集束固定とを行なうに際して
、金型内に配置する細径樹脂チューブを密封状態にして
その内圧を一定の圧力状態に高めた状態で射出成形を行
なうことによって、射出成形時の射出圧による樹脂チュ
ーブの変形を未然に防止することが出来、常に樹脂チュ
ーブ孔径の変動のない集束固定体を得ることが出来るの
で極めて効果的な発明であると云える。
【図面の簡単な説明】
第l図は本発明の細径樹脂チューブの集束固定方法にお
ける射出成形状態の金型内状況を示すもの蔦横断面図、
第2図は本発明の細径樹脂チューブの集束固定方法によ
って得られた集束固定体の1例を示すものh平面図、第
3図は本発明における封止栓を施した状態を示す細径樹
脂チューブの斜視図、第4図は本発明で用いる高圧流体
用の回路図である。 1、la、1b・・・細径樹脂チューブ、2、2゜・・
・金型、3・・・空腔部、4・・・射出口、5・・・冷
却水流通路、6・・・熱可塑性樹脂、6a・・・ブラケ
ット状取付け片、6b・・・スペーサー状取付け片、7
・・・ガス抜き孔、8a,8b・・・封止栓、9a・・
・高圧気体吹込口、9b・・・安全弁。 第 1 図 4 第 2 図 第 3 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)適宜の間隔をもって並列して集合配列した複数本
    の細径樹脂チューブを所望の形状の空腔を有する金型内
    にその所定部位が載置されるように挿通して配置させ、
    各細径樹脂チューブの内部を加圧状態に保持しておいて
    該金型内に溶融した熱可塑性樹脂を射出し、これを冷却
    固化させて並列した樹脂チューブを固化樹脂体によつて
    融着固定することを特徴とする射出成形を利用した細径
    樹脂チューブの集束固定方法。
  2. (2)加圧状態に保持することによって生ずる細径樹脂
    チューブの内圧は該チューブの降伏応力未満である請求
    項1記載の射出成形を利用した細径樹脂チューブの集束
    固定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1020352C2 (nl) 2002-04-10 2003-10-13 Petrus Hendricus Maria Bergs Meervoudig kunststof slangensysteem voor medische toepassing.
JP2010002198A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Denso Corp 圧力センサの製造方法

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NL1020352C2 (nl) 2002-04-10 2003-10-13 Petrus Hendricus Maria Bergs Meervoudig kunststof slangensysteem voor medische toepassing.
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