JPH0392705A - 燃料棒溶接部用x線透過検査装置 - Google Patents

燃料棒溶接部用x線透過検査装置

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JPH0392705A
JPH0392705A JP1228936A JP22893689A JPH0392705A JP H0392705 A JPH0392705 A JP H0392705A JP 1228936 A JP1228936 A JP 1228936A JP 22893689 A JP22893689 A JP 22893689A JP H0392705 A JPH0392705 A JP H0392705A
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Hisao Kumafuji
熊藤 久雄
Isao Hasegawa
功 長谷川
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Nuclear Fuel Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業」二の利川分野コ 本発明は、燃料棒溶接部用X線透過検査装置に関し、さ
らに訂し<,」うと、原了炉川燃料棒の溶接部のX線透
過検査をオンラインで容易に行なうことのてきる燃料棒
溶接部用X線透過検査装置に関する。
[従来技術および発明か解決しようとする課題コ原子炉
用燃料棒は、たとえば長尺のジルカロイ製燃料被覆管内
に二酸化ウランベレットを多数封入し、この二酸化ウラ
ンベレットの移動を抑えるベレット押さえつるまきばね
を装入し、両端にシルカロイ製の端栓を溶接して密封し
てなり、この端栓の溶接部の検査は燃料棒の健全性を担
保するうえに不可欠てある。
ところて、この端栓の溶接部、すなわち原子炉用燃料棒
溶接部の検査はX線透過検査により行なわれている。
そして原子炉用燃料棒溶接部のX線透過検査には、原子
炉用燃料棒の溶接部に写真用フィルムを接触させて溶接
部の気泡やクラック等の不良部分を透過するX線を検出
する方法が従来より採用されている。
しかしなから、この方法においては、燃料林の溶接部に
xlを照射した後、前記写真用フィルムを現像してフィ
ルム中のX線感受部分から前記溶接部の検査を行なうの
で、検査をオンラインで行なうことができないとともに
、操作か複雑であって高度の技術的熟練を必要とすると
いう欠点かある。また、高価な写真用フィルムを使用し
なければならないという欠点もある。
本発明は前記事情に基づいてなされたものてある。
本発明の目的は、原子炉用燃料林溶接部のX線透過検査
をオンラインて容易に行なうことかできるとともに、高
価な写真用フィルムを使用しないて原子炉用燃料棒溶接
部のX線透過検査を行なうことのてきる燃料棒溶接部用
X線透過検査装置を提供することにある。
[前記課題を解快するための手段] 前記課題を解決するために、本発明者が鋭意検討を重ね
た結果、特定の発光部材を用いてなる燃刺林溶接部用x
!a透過検査装置は、原子炉川燃料棒溶接部のX線透過
検査をオンラインで容易に行なうことかできるとともに
、高価な写真用フィルムを使用しないて原子炉用燃料棒
溶接部のX線透?検査を行なうことかできる見い出して
本発明(到達した。
本発明の構或ば、被検体にX線を照射するX線発生装置
と、Gd2O■S : Tb板またはCSI : Na
板からなり前記X線発生装置から照射されたX線を可視
光線に変換する発光部材と、前記発光部材においてX線
から変換された可視光線に基づいて前記被検体の透過像
を表示する画像処理装置とを包含することを特徴とする
燃料林溶接部用X線透過検査装置である。
?作用] 本発明の燃料棒溶接部用X線透過検査装置は、被検体に
X線を照射するX線発生装置と、Gd2O2S : T
b板またはCsI : Na板からなり前記X&la発
生装置から照銅されたX線を可視光線に変換する発光部
材と、前記発光部材においてX線から変換された可視光
線に基づいて前記被検体の透過像を表示する画像処理装
置とを包含する。
前記X線95■l置から被検体てある燃料林溶接部にX
線が照射されると、このX線発ノ1:.装置から照射さ
れたX線はGd2O2S : Tb板またはCsI :
 Na板からなる前記発光部材において可視光線に変換
される。
前記画像処理装置においては、前述のようにしてX線か
ら変換された可視光線に基づいて前記被検体の透過像か
表示される。
したかって,本発明の燃料棒溶接部用X線透過検査装首
においては、原子炉用燃t{林溶接部のX線透過検売を
オンラインて行なうことができるとともに、高価な写真
用フィルムを使用しないで原子炉用燃料林溶接部のX線
透過検査を行なうことがてきる。
[実施例コ 次に本yA明の実施例を示し、木発IJ1についてさら
に具体的に説明する。
第1図に本発明の燃料林溶接部用X線透過検芥装置の構
威例を示す。
第lIAに小ずように本発明の燃料林溶接部用X線透過
検査装置は、X線発生装置1と、発光部材2と、画像処
理公置亘とを用いて構成するととかてきる。
X線発生装置lは、たとえばガス入りX線管、熱陰極X
線管、冷陰極X線管、レーザX線管等の線管を好適に用
いて形威ずることかてきる。
X線発生装置1にこれらのX線管を用いる場合,前記X
M’!1’は回転FiA極星および固定陽極型のいずれ
てあってもよい。また、その最高管電圧は通常300k
v程度てある。
本発明の燃料棒溶接部用X線透過検査装置においては、
第1図に示すように、X&1発生装置lから被検体10
である原子炉用燃料棒溶接部に照射されたX線を発光部
材2において可視光線に変換する。
本発明においては、発光部材2かGd2O2S : T
b板またはCsI : Ha板を用いてなることが重要
である。
木発明の燃料林溶接部用X線透過検介装置は、Gd2O
2S : Tb板またはCsI:Na板を用いてなる発
光?材2を備えるので、X線発生装置lから被検体+f
1に照射されたxMAを効率良く可視光線に食換ずるこ
とがてきるとともに、充分な光量を得ることかてきる。
したかって、木発明において画像処理装置3て得られる
被検体IOの透過像は解像力の高いものであり、燃料棒
溶接部のX線透過試験を精度良く確実に行なうことがで
きる。
本発明において、発光部材2をGd2O2S: Tb板
により形成するとき、前記Gd2O■S:Tb板のJゾ
みは50〜2O0pLm、好ましくは100 〜150
 p.mである。前記Gd2O2S : Tb板の厚み
か50pLm未満てあると、充分な光量が得られないこ
とがある。一方、2O0gmを超えると、分解能の低下
を招くことかある。
また、発光部材2をCsI二Na板により形成するとき
、前記CsI : Na板の厚みは3〜7mm、好まし
くは4〜5 m mである。前記CsI:Na板の厚み
か3mm米渦てあると,充分な光星が得られないことか
ある。一・方、7 m mを超えると、分解能の低下を
招くことかある。
発光部材2は、前記Gdz02S : Tb板またはC
sI:Na板に代えて、たとえばCsT入力蛍光体層を
有するxi蛍光増倍管または所謂LG−CsI膜な用い
て形威ずることもてきる。
さらに、木発IIIにおいては、発光部材2を所謂シン
チレーションファイバーオブティックス材料を用いて形
成するこどもできる。
前記シンチレーションファイバーオブティックス材料と
しては、たとえば内面に酸化テルビウムをドーブしたガ
ラスファイバーを束ねたものなどが挙げられる。
前記発光部材2によってX線(第1図中、一い々で示す
。)から変換された可視光線(第1図中、→て示ず。)
は画像処理装置旦において被検体10の透過像として表
示される。
このような機能乃至作用を有する画像処理装N3は、た
とえば第1図に示すように、TVカメラ31,画像処理
部32およびモニタ一部33により構成することかでき
る。なお、第1図中、2Oは前記発光部材2によってX
線から変換された可視光線をTVカメラ31へ導くため
の反射鏡である。また、第1図中、40は遮蔽体であり
、反射鏡2OおよびTVカメラ31は、通常、この遮蔽
体40内に設置される。
TVカメラ3lには、たとえば冷却型CCDカメラ、映
像増信管(イメーシインデシファイア:II)とカルニ
コン撮像管との組み合わせなどを好適に用いることかて
きる。また,これら以外の各種撮像管を適宜に選択して
使用することもできる。
本発明の燃料棒溶接部用X線透過検査装置においては、
TVカメラ31て撮影し画像処理部32で処理した画像
を、そのままたとえばブラウン管を用いてなるモニタ一
部33に表示することもできるが、たとえば第1図に示
すように画像処理部32に接続したコンピューター4に
おいて、被検体1oについてのデータと、この被検体1
0に類似した材料からなるとともに微細な小孔や亀裂の
モデルを有する比較用試料について予め得たデータとを
対比することによって、被検体IOにおける不良箇所の
位置、不良の大きさまたは形状をモニタ一部33に表示
することもてきる。また、画像処理部32においては、
たとえば積分処理等を行なうことにより、被検体10に
おける微細な欠陥をも確実に捕えることが可能である。
以上の構威からなる本発リ1の燃料棒溶接部用X線透過
検売装置によれば、前記モニタ一部に表示された前記被
検体の透過像の形状. 11るさおよび位置等により、
前記被検体における欠陥(たとえば亀裂、気泡、空洞等
の不良箇所の有無、不良箇所の位置および大きさなど)
をオンラインで、しかもK石価なフィルムを使用しない
で容易に確認することか可能である。
(実験例) 第1図に示す構戒からなる燃料棒溶接部用X線透過検査
装置を用いて、燃料棒溶接部のX線透過試験を行なった
なお、使用に供した燃料棒溶接部用X線透過検査装置に
おいて、X線発生装置1、発光部材2および画像処理装
置旦の詳細はそれぞれ次の通りてある。
すなわち.X&9発生装置1にはX線管を使用し、管電
圧240kv .管電流4mAの条件てX線を発生させ
た。
発光部材2は厚み100pLmのGd2O2S:Tb板
を用いて形威した。
画像処J!J!&f1l3eおけるTVカメラ3lには
玲却)Jj C C Dカメラを使用した。また画像処
理332においては54フレーム積分処理を行なった。
また、本実験例においてはシルコニウム製のベネトラメ
ー夕を使用した。ここて、ベネトラメー夕とは微小孔の
識別度判定用試料であり、被検体と頬似の材質からなる
とともに種々の径の微小孔を備えるものである。
以上の条件下で燃料林溶接部試料(直径11mm)につ
いてX線透過検査を行なったところ、ベネトラメータの
識別度は1.5%てあり、本発明の燃料溶接部用X線透
過検査装置の識別度か高いことを確認した。また、試料
の溶接部における直径0.25■恥深さ0.25111
1の欠陥を明瞭に観察するこ11 とがてきた。
[発明の効果] 本発明によると、 (1)x線発生装置と発光部材と一像処理装置とを包含
するのて,原子炉用燃料体の溶接部のX線透過検売をオ
ンラインで容妨に、しか6高価なフィルムを使用しない
で行なうことかてきるとともに、 (2)  特定の材質の発光部材を備えるのて、解像力
の高い画像を得ることかできて、原子炉用燃料林の溶接
部のX線透過検査を高精度て行なうことかてきる、 という利点を有する工業的に有用な燃料棒溶接部用X線
透過検査装置を提供することがてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は木発明の燃料棒溶接部用X線透過検査装置の構
威の一例を示す説明図である。 l 2 1 X線発生装置、 2 ・発光部材、 3・・・画像処理装置、10・・・被検体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検体にX線を照射するX線発生装置と、Gd_
    2O_2S:Tb板またはCsI:Na板からなり前記
    X線発生装置から照射されたX線を可視光線に変換する
    発光部材と、前記発光部材においてX線から変換された
    可視光線に基づいて前記被検体の透過像を表示する画像
    処理装置とを包含することを特徴とする燃料棒溶接部用
    X線透過検査装置。
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JP2008115477A (ja) * 2006-10-31 2008-05-22 Shigeko Ohara 靴下
CN102324255A (zh) * 2011-08-02 2012-01-18 中国核电工程有限公司 燃料棒端塞焊缝x射线透照工艺的厚度补偿方法及补偿块
CN109545405A (zh) * 2018-10-29 2019-03-29 中国核工业二三建设有限公司 一种用于核电cv容器对接焊缝射线检测的铺片收片装置

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