JP2848494B2 - 燃料棒溶接部用x線透過検査装置 - Google Patents
燃料棒溶接部用x線透過検査装置Info
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- JP2848494B2 JP2848494B2 JP1228936A JP22893689A JP2848494B2 JP 2848494 B2 JP2848494 B2 JP 2848494B2 JP 1228936 A JP1228936 A JP 1228936A JP 22893689 A JP22893689 A JP 22893689A JP 2848494 B2 JP2848494 B2 JP 2848494B2
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- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、燃料棒溶接部用X線透過検査装置に関し、
さらに詳しく言うと、原子炉用燃料棒の溶接部のX線透
過検査をオンラインで容易に行なうことのできる燃料棒
溶接部用X線透過検査装置に関する。
さらに詳しく言うと、原子炉用燃料棒の溶接部のX線透
過検査をオンラインで容易に行なうことのできる燃料棒
溶接部用X線透過検査装置に関する。
[従来技術および発明が解決しようとする課題] 原子炉用燃料棒は、たとえば長尺のジルカロイ製燃料
被覆管内に二酸化ラウンペレットを多数封入し、この二
酸化ラウンペレットの移動を抑えるペレット押さえつる
まきばねを装入し、両端にジルカロイ製の端栓を溶接し
て密封してなり、この端栓の溶接部の検査は燃料棒の健
全性を担保するうえに不可欠である。
被覆管内に二酸化ラウンペレットを多数封入し、この二
酸化ラウンペレットの移動を抑えるペレット押さえつる
まきばねを装入し、両端にジルカロイ製の端栓を溶接し
て密封してなり、この端栓の溶接部の検査は燃料棒の健
全性を担保するうえに不可欠である。
ところで、この端栓の溶接部、すなわち原子炉用燃料
棒溶接部の検査はX線透過検査により行なわれている。
棒溶接部の検査はX線透過検査により行なわれている。
そして原子炉用燃料棒溶接部のX線透過検査には、原
子炉用燃料棒の溶接部に写真用フィルムを接触させて溶
接部の気泡やクラック等の不良部分を透過するX線を検
出する方法が従来より採用されている。
子炉用燃料棒の溶接部に写真用フィルムを接触させて溶
接部の気泡やクラック等の不良部分を透過するX線を検
出する方法が従来より採用されている。
しかしながら、この方法においては、燃料棒の溶接部
にX線を照射した後、前記写真用フィルムを現像してフ
ィルム中のX線感受部分から前記溶接部の検査を行なう
ので、検査をオンラインで行なうことができないととも
に、操作が複雑であって高度の技術的熟練を必要とする
という欠点がある。また、高価な写真用フィルムを使用
しなければならないという欠点もある。
にX線を照射した後、前記写真用フィルムを現像してフ
ィルム中のX線感受部分から前記溶接部の検査を行なう
ので、検査をオンラインで行なうことができないととも
に、操作が複雑であって高度の技術的熟練を必要とする
という欠点がある。また、高価な写真用フィルムを使用
しなければならないという欠点もある。
本発明は前記事情に基づいてなされたものである。
本発明の目的は、原子炉用燃料棒溶接部のX線透過検
査をオンラインで容易に行なうことができるとともに、
高価な写真用フィルムを使用しないで原子炉用燃料棒溶
接部のX線透過検査を行なうことのできる燃料棒溶接部
用X線透過検査装置を提供することにある。
査をオンラインで容易に行なうことができるとともに、
高価な写真用フィルムを使用しないで原子炉用燃料棒溶
接部のX線透過検査を行なうことのできる燃料棒溶接部
用X線透過検査装置を提供することにある。
[前記課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、本発明者が鋭意検討を重
ねた結果、特定の発光部材を用いてなる燃料棒溶接部用
X線透過検査装置は、原子炉用燃料棒溶接部のX線透過
検査をオンラインで容易に行なうことができるととも
に、高価な写真用フィルムを使用しないで原子炉用燃料
棒溶接部のX線透過検査を行なうことができる見い出し
て本発明に到達した。
ねた結果、特定の発光部材を用いてなる燃料棒溶接部用
X線透過検査装置は、原子炉用燃料棒溶接部のX線透過
検査をオンラインで容易に行なうことができるととも
に、高価な写真用フィルムを使用しないで原子炉用燃料
棒溶接部のX線透過検査を行なうことができる見い出し
て本発明に到達した。
本発明の構成は、被検体にX線を照射するX線発生装
置と、Gd2O2S:Tb板またはCsI:Na板からなり前記X線発
生装置から照射されたX線を可視光線に変換する発光部
材と、前記発光部材においてX線から変換された可視光
線に基づいて前記被検体の透過像を撮影する冷却型CCD
カメラを備え、この冷却型CCDカメラにより撮影された
透過像を表示する画像処理装置とを包含することを特徴
とする燃料棒溶接部用X線透過検査装置である。
置と、Gd2O2S:Tb板またはCsI:Na板からなり前記X線発
生装置から照射されたX線を可視光線に変換する発光部
材と、前記発光部材においてX線から変換された可視光
線に基づいて前記被検体の透過像を撮影する冷却型CCD
カメラを備え、この冷却型CCDカメラにより撮影された
透過像を表示する画像処理装置とを包含することを特徴
とする燃料棒溶接部用X線透過検査装置である。
[作用] 本発明の燃料棒溶接部用X線透過検査装置は、被検体
にX線を照射するX線発生装置と、Gd2O2S:Tb板またはC
sI:Na板からなり前記X線発生装置から照射されたX線
を可視光線に変換する発光部材と、前記発光部材におい
てX線から変換された可視光線に基づいて前記被検体の
透過像を撮影する冷却型CCDカメラを備え、この冷却型C
CDカメラにより撮影された透過像を表示する画像処理装
置とを包含する。
にX線を照射するX線発生装置と、Gd2O2S:Tb板またはC
sI:Na板からなり前記X線発生装置から照射されたX線
を可視光線に変換する発光部材と、前記発光部材におい
てX線から変換された可視光線に基づいて前記被検体の
透過像を撮影する冷却型CCDカメラを備え、この冷却型C
CDカメラにより撮影された透過像を表示する画像処理装
置とを包含する。
前記X線発生装置から被検体である燃料棒溶接部にX
線が照射されると、このX線発生装置から照射されたX
線はGd2O2S:Tb板またはCsI:Na板からなる前記発光部材
において可視光線に変換される。
線が照射されると、このX線発生装置から照射されたX
線はGd2O2S:Tb板またはCsI:Na板からなる前記発光部材
において可視光線に変換される。
前記画像処理装置においては、前述のようにしてX線
から変換された可視光線に基づいて前記被検体の透過像
が冷却型CCDカメラにより撮影され、表示される。
から変換された可視光線に基づいて前記被検体の透過像
が冷却型CCDカメラにより撮影され、表示される。
したがって、本発明の燃料棒溶接部用X線透過検査装
置においては、原子炉用燃料棒溶接部のX線透過検査を
オンラインで行なうことができるとともに、高価な写真
用フィルムを使用しないで原子炉用燃料棒溶接部のX線
透過検査を行なうことができる。
置においては、原子炉用燃料棒溶接部のX線透過検査を
オンラインで行なうことができるとともに、高価な写真
用フィルムを使用しないで原子炉用燃料棒溶接部のX線
透過検査を行なうことができる。
[実施例] 次に本発明の実施例を示し、本発明についてさらに具
体的に説明する。
体的に説明する。
第1図に本発明の燃料棒溶接部用X線透過検査装置の
構成例を示す。
構成例を示す。
第1図に示すように本発明の燃料棒溶接部用X線透過
検査装置は、X線発生装置1と、発光部材2と、画像処
理装置3と用いて構成することができる。
検査装置は、X線発生装置1と、発光部材2と、画像処
理装置3と用いて構成することができる。
X線発生装置1は、たとえばガス入りX線管、熱陰極
X線管、冷陰極X線管、レーザX線管等の線管を好適に
用いて形成することができる。
X線管、冷陰極X線管、レーザX線管等の線管を好適に
用いて形成することができる。
X線発生装置1にこれらのX線管を用いる場合、前記
X線管は回転陽極型および固定陽極型のいずれであって
もよい。また、その最高管電圧は通常300kv程度であ
る。
X線管は回転陽極型および固定陽極型のいずれであって
もよい。また、その最高管電圧は通常300kv程度であ
る。
本発明の燃料棒溶接部用X線透過検査装置において
は、第1図に示すように、X線発生装置1から被検体10
である原子炉用燃料棒溶接部に照射されたX線を発光部
材2において可視光線に変換する。
は、第1図に示すように、X線発生装置1から被検体10
である原子炉用燃料棒溶接部に照射されたX線を発光部
材2において可視光線に変換する。
本発明においては、発光部材2がGd2O2S:Tb板またはC
sI:Na板を用いてなることが重要である。
sI:Na板を用いてなることが重要である。
本発明の燃料棒溶接部用X線透過検査装置は、Gd2O
2S:Tb板またはCsI:Na板を用いてなる発光部材2を備え
るので、X線発生装置1から被検体10に照射されたX線
を効率良く可視光線に変換することができるとともに、
充分な光量を得ることができる。したがって、本発明に
おいて画像処理装置3で得られる被検体10の透過像は解
像力の高いものであり、燃料棒溶接部のX線透過試験を
精度良く確実に行なうことができる。
2S:Tb板またはCsI:Na板を用いてなる発光部材2を備え
るので、X線発生装置1から被検体10に照射されたX線
を効率良く可視光線に変換することができるとともに、
充分な光量を得ることができる。したがって、本発明に
おいて画像処理装置3で得られる被検体10の透過像は解
像力の高いものであり、燃料棒溶接部のX線透過試験を
精度良く確実に行なうことができる。
本発明において、発光部材2をGd2O2S:Tb板により形
成するとき、前記Gd2O2S:Tb板の厚みは50〜200μm、好
ましくは100〜150μmである。前記Gd2O2S:Tb板の厚み
が50μm未満であると、充分な光量が得られないことが
ある。一方、200μmを超えると、分解能の低下を招く
ことがある。
成するとき、前記Gd2O2S:Tb板の厚みは50〜200μm、好
ましくは100〜150μmである。前記Gd2O2S:Tb板の厚み
が50μm未満であると、充分な光量が得られないことが
ある。一方、200μmを超えると、分解能の低下を招く
ことがある。
また、発光部材2をCsI:Na板により形成するとき、前
記CsI:Na板の厚みは3〜7mm、好ましくは4〜5mmであ
る。前記CsI:Na板の厚みが3mm未満であると、充分な光
量が得られないことがある。一方、7mmを超えると、分
解能の低下を招くことがある。
記CsI:Na板の厚みは3〜7mm、好ましくは4〜5mmであ
る。前記CsI:Na板の厚みが3mm未満であると、充分な光
量が得られないことがある。一方、7mmを超えると、分
解能の低下を招くことがある。
発光部材2は、前記Gd2O2S:Tb板またはCsI:Na板に代
えて、たとえばCsI入力蛍光体層を有するX線蛍光増倍
管または所謂LG−CsI膜を用いて形成することもでき
る。
えて、たとえばCsI入力蛍光体層を有するX線蛍光増倍
管または所謂LG−CsI膜を用いて形成することもでき
る。
さらに、本発明においては、発光部材2を所謂シンチ
レーションファイバーオプティックス材料を用いて形成
することもできる。
レーションファイバーオプティックス材料を用いて形成
することもできる。
前記シンチレーションファイバーオプティックス材料
としては、たとえば内面に酸化テルビウムをドープした
ガラスファイバーを束ねたものなどが挙げられる。
としては、たとえば内面に酸化テルビウムをドープした
ガラスファイバーを束ねたものなどが挙げられる。
前記発光部材2によってX線(第1図中、 で示す。)から変換された可視光線(第1図中、→で示
す。)は画像処理装置3において被検体10の透過像とし
て表示される。
す。)は画像処理装置3において被検体10の透過像とし
て表示される。
このような機能乃至作用を有する画像処理装置3は、
たとえば第1図に示すように、TVカメラ31、画像処理部
32およびモニター部33により構成することができる。な
お、第1図中、20は前記発光部材2によってX線から変
換された可視光線をTVカメラ31へ導くための反射鏡であ
る。また、第1図中、40は遮蔽体であり、反射鏡20およ
びTVカメラ31は、通常、この遮蔽体40内に設置される。
たとえば第1図に示すように、TVカメラ31、画像処理部
32およびモニター部33により構成することができる。な
お、第1図中、20は前記発光部材2によってX線から変
換された可視光線をTVカメラ31へ導くための反射鏡であ
る。また、第1図中、40は遮蔽体であり、反射鏡20およ
びTVカメラ31は、通常、この遮蔽体40内に設置される。
TVカメラ31には、冷却型CCDカメラを使用することが
できる。
できる。
本発明の燃料棒溶接部用X線透過検査装置において
は、TVカメラ31で撮影し画像処理部32で処理した画像
を、そのままたとえばブラウン管を用いてなるモニター
部33に表示することもできるが、たとえば第1図に示す
ように画像処理部32に接続したコンピューター4におい
て、被検体10についてのデータと、この被検体10に類似
した材料からなるとともに微細な小孔や亀裂のモデルを
有する比較用試料について予め得たデータとを対比する
ことによって、被検体10における不良箇所の位置、不良
の大きさまたは形状をモニター部33に表示することもで
きる。また、画像処理部32においては、たとえば積分処
理等を行なうことにより、被検体10における微細な欠陥
をも確実に捕えることが可能である。
は、TVカメラ31で撮影し画像処理部32で処理した画像
を、そのままたとえばブラウン管を用いてなるモニター
部33に表示することもできるが、たとえば第1図に示す
ように画像処理部32に接続したコンピューター4におい
て、被検体10についてのデータと、この被検体10に類似
した材料からなるとともに微細な小孔や亀裂のモデルを
有する比較用試料について予め得たデータとを対比する
ことによって、被検体10における不良箇所の位置、不良
の大きさまたは形状をモニター部33に表示することもで
きる。また、画像処理部32においては、たとえば積分処
理等を行なうことにより、被検体10における微細な欠陥
をも確実に捕えることが可能である。
以上の構成からなる本発明の燃料棒溶接部用X線透過
検査装置によれば、前記モニター部に表示された前記被
検体の透過像の形状、明るさおよび位置等により、前記
被検体における欠陥(たとえば亀裂、気泡、空洞等の不
良箇所の有無、不良箇所の位置および大きさなど)をオ
ンラインで、しかも高価なフィルムを使用しないで容易
に確認することが可能である。
検査装置によれば、前記モニター部に表示された前記被
検体の透過像の形状、明るさおよび位置等により、前記
被検体における欠陥(たとえば亀裂、気泡、空洞等の不
良箇所の有無、不良箇所の位置および大きさなど)をオ
ンラインで、しかも高価なフィルムを使用しないで容易
に確認することが可能である。
(実施例) 第1図に示す構成からなる燃料棒溶接部用X線透過検
査装置を用いて、燃料棒溶接部のX線透過試験を行なっ
た。
査装置を用いて、燃料棒溶接部のX線透過試験を行なっ
た。
なお、使用に供した燃料棒溶接部用X線透過検査装置
において、X線発生装置1、発光部材2および画像処理
装置3の詳細はそれぞれ次の通りである。
において、X線発生装置1、発光部材2および画像処理
装置3の詳細はそれぞれ次の通りである。
すなわち、X線発生装置1にはX線管を使用し、管電
圧240kv、管電流4mAの条件でX線を発生させた。
圧240kv、管電流4mAの条件でX線を発生させた。
発光部材2は厚み100μmのGd2O2S:Tb板を用いて形成
した。
した。
画像処理装置3におけるTVカメラ31には冷却型CCDカ
メラを使用した。また画像処理部32においては64フレー
ム積分処理を行なった。
メラを使用した。また画像処理部32においては64フレー
ム積分処理を行なった。
また、本実施例においてはシルコニウム製のペネトラ
メータを使用した。ここで、ペネトラメータとは微小孔
の識別度判定用試料であり、被検体と類似の材質からな
るとともに種々の径の微小孔を備えるものである。
メータを使用した。ここで、ペネトラメータとは微小孔
の識別度判定用試料であり、被検体と類似の材質からな
るとともに種々の径の微小孔を備えるものである。
以上の条件下で燃料棒溶接部試料(直径11mm)につい
てX線透過検査を行なったところ、ペネトラメータの識
別度は1.5%であり、本発明の燃料溶接部用X線透過検
査装置の識別度が高いことを確認した。また、試料の溶
接部における直径0.25mm、深さ0.25mmの欠陥を明瞭に観
察することができた。
てX線透過検査を行なったところ、ペネトラメータの識
別度は1.5%であり、本発明の燃料溶接部用X線透過検
査装置の識別度が高いことを確認した。また、試料の溶
接部における直径0.25mm、深さ0.25mmの欠陥を明瞭に観
察することができた。
[発明の効果] 本発明によると、 (1) X線発生装置と発光部材と画像処理装置とを包
含するので、原子炉用燃料棒の溶接部のX線透過検査を
オンラインで容易に、しかも高価なフィルムを使用しな
いで行なうことができるとともに、 (2) 特定の材質の発光部材と、冷却型CCDカメラと
を備えるので、解像力の高い画像を得ることができて、
原子炉用燃料棒の溶接部のX線透過検査を高精度で行な
うことができる、 という利点を有する工業的に有用な燃料棒溶接部用X線
透過検査装置を提供することができる。
含するので、原子炉用燃料棒の溶接部のX線透過検査を
オンラインで容易に、しかも高価なフィルムを使用しな
いで行なうことができるとともに、 (2) 特定の材質の発光部材と、冷却型CCDカメラと
を備えるので、解像力の高い画像を得ることができて、
原子炉用燃料棒の溶接部のX線透過検査を高精度で行な
うことができる、 という利点を有する工業的に有用な燃料棒溶接部用X線
透過検査装置を提供することができる。
第1図は本発明の燃料棒溶接部用X線透過検査装置の構
成の一例を示す説明図である。 1……X線発生装置、2……発光部材、3……画像処理
装置、10……被検体。
成の一例を示す説明図である。 1……X線発生装置、2……発光部材、3……画像処理
装置、10……被検体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G01N 23/00 - 23/227 G21C 17/00 - 17/14
Claims (1)
- 【請求項1】被検体にX線を照射するX線発生装置と、
Gd2O2S:Tb板またはCsI:Na板からなり前記X線発生装置
から照射されたX線を可視光線に変換する発光部材と、
前記発光部材においてX線から変換された可視光線に基
づいて前記被検体の透過像を撮影する冷却型CCDカメラ
を備え、この冷却型CCDカメラにより撮影された透過像
を表示する画像処理装置とを包含することを特徴とする
燃料棒溶接部用X線透過検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1228936A JP2848494B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 燃料棒溶接部用x線透過検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1228936A JP2848494B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 燃料棒溶接部用x線透過検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0392705A JPH0392705A (ja) | 1991-04-17 |
JP2848494B2 true JP2848494B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=16884180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1228936A Expired - Lifetime JP2848494B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 燃料棒溶接部用x線透過検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2848494B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023118618A1 (es) * | 2021-12-22 | 2023-06-29 | Enusa Industrias Avanzadas, S.A., S.M.E. | Sistema de inspección radiográfica de alta resolución para barras de combustible nuclear |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010094674A (ko) * | 2000-04-01 | 2001-11-01 | 김남원 | 방사선 투과검사의 일괄처리 시스템 |
JP2008115477A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-22 | Shigeko Ohara | 靴下 |
CN102324255A (zh) * | 2011-08-02 | 2012-01-18 | 中国核电工程有限公司 | 燃料棒端塞焊缝x射线透照工艺的厚度补偿方法及补偿块 |
CN109545405A (zh) * | 2018-10-29 | 2019-03-29 | 中国核工业二三建设有限公司 | 一种用于核电cv容器对接焊缝射线检测的铺片收片装置 |
-
1989
- 1989-09-04 JP JP1228936A patent/JP2848494B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023118618A1 (es) * | 2021-12-22 | 2023-06-29 | Enusa Industrias Avanzadas, S.A., S.M.E. | Sistema de inspección radiográfica de alta resolución para barras de combustible nuclear |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0392705A (ja) | 1991-04-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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