JPH0392220A - ワイヤカット放電加工電源 - Google Patents
ワイヤカット放電加工電源Info
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- JPH0392220A JPH0392220A JP22700189A JP22700189A JPH0392220A JP H0392220 A JPH0392220 A JP H0392220A JP 22700189 A JP22700189 A JP 22700189A JP 22700189 A JP22700189 A JP 22700189A JP H0392220 A JPH0392220 A JP H0392220A
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- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
被加工体とワイヤとの間のギャップに放電パルスを発生
せしめて被加工体の加工を行なうワイヤカット放電加工
t′lIXに関し. 平均加工電圧を高<シ.加工速度を速くすることを目的
とし. 副電源による電圧印加によって放電が開始した後のギャ
ップ電圧値が正常であると思われる範囲内である時には
,比較的高く幅の狭い主電源パルス電圧をギャップに印
加し,当該放電開始後のギャップ電圧値が正常であると
思われる範囲内でない時には.比較的低く幅の広い主電
源パルス電圧をギャップに印加するように構或する.〔
産業上の利用分野〕 本発明は,被加工体とワイヤとの間のギャップに放電パ
ルスを発生せしめて被加工体の加工を行なうワイヤカッ
ト放電加工電源に関する.放電加工においては.放電の
状況により.主電源からパルス電圧を印加する態様を制
御するようにすることが望まれる. 〔従来の技術〕 放電加工電源において.これに並列に副電源を用意して
.副電源によって被加工体とワイヤとの間のギャップに
電圧印加を行なった結果起る放電の状況に従い.主電源
から電流パルスを投入することが提案され効果が認めら
れている.しかし.ワイヤカット加工の場合.t極が非
常に細い線電極であってかつ当該線電極を支持する上下
のガイドの間隔が大である.したがって.当該細い線電
極が被加工体と対向する形で放電が生じるために.放電
のエネルギーによって,線電極が相当程度後方へ押され
ることになる.そして放電がやむと元の位置に戻る.即
ち.線[極がガイドを支点とする多モード弦振動を結果
的に受けることとなる. 第5図は従来の構威図.第6図は従来の電圧・電流波形
を表している. 第5図において,IOはワイヤ電極,20は被加工体,
30はワイヤ電極lOと被加工体20との間のギャップ
電圧を検出する電圧検出回路,42はゲート制御回路,
THおよびT,はトランジスタ,allは主電源電圧,
E,は副電源電圧を示しており,EsはEやより小さい
値である.第6図において,(I)はギャップ電圧波形
,(■)はトランジスタT3のオンまたはオフの様子.
(■)はトランジスタT,Iのオンまたはオフの様子.
(rV)はギャップを流れる電流を示している.ゲート
制御回路42がトランジスタT,壱オンさせると.ギャ
ップに電圧E3が印加される.この間にもギャップ間隔
は徐々に近づける方向に制御を受けており.放電が開始
するとギャップ電圧が降下する.降下後の電圧を電圧検
出回路30によって測定し.その電圧が,あらかじめ設
定した値よりも高い時には信号aを.低い時には信号b
を.ゲート制御回路42へ送る.ゲート制御回路42は
,電圧降下に対応していわば直ちにトランジスタTイを
オンさせるが.電圧検出回路30から受け取った信号が
信号aである時には,放電の状態が比較的良好であると
判断して,例えば第6図(III)図示最初に示されて
いるように.トランジスタT.がオンする時の当該トラ
ンジスタT4の1回分のオンする時間を比較的長くする
.一方,受け取った信号が信号bである時には.放電の
状態が比較的良くなく.短絡が発生しやすいと判断して
.例えば第6図(nl)図示の第4回目に示されている
ように,トランジスタTNがオンする時の当該トランジ
スタT,lの1回分のオンする時間を比較的短くするよ
うに制御する. 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来の場合には.電圧検出回路30からゲート制御
回路42へ送られる信号が信号bになると,放電エネル
ギーを落すことになり2放電エネルギーによってワイヤ
電極10が後方へ押される量が低下することになる.こ
れがギャップを狭くする方向に働き短絡発生の可能性を
助長することとなり放電パルスが発生し難くなり,放電
エネルギーによってワイヤ電極10を後方へ押しやる力
を更に低下し,更にギャップが狭くなる.その結果.平
均ギャップ電圧が下がり.加工送り速度が遅くなる(平
均ギャップ電圧にもとづいて.ワイヤ電圧を被加工体に
対して相対的に送る加工送り速度が制御されているため
)ことになる.また上記の如くギャップが平均的に狭く
なることから,より高い加工電圧で放電せしめようとす
るとアーク放電になる危険性があり,当該より高い加工
電圧で加工することをあきらめ.アーク放電にならない
程度の高さの加工電圧で加工することとならざるを得な
い. 本発明は.平均ギャップ電圧をより高くとりかつ加工速
度を速くすることを目的としている.〔課題を解決する
ための手段〕 第1図は本発明の原理構或図を表している.図中,10
はワイヤ電極.20は被加工体30は電圧検出回路,4
0は電源制御回路,50は副電源.60は高圧主電源,
70は低圧主電源を示す. 電sso,soおよび70はギャップに対して並列に接
続されており,夫々の電源のオン.オフは電源制御回路
40によって制御される.また.夫々の電源は定電圧源
であり,電圧は大きい方から高圧主電源60,低圧主電
源70.副電s50の順である. 電圧検出回路30は,ワイヤ電極10と被加工体20と
の間のギャップ電圧を測定し,副電源50による電圧が
ギャップに印加された後に放電が開始してギャップ電圧
が急激に下がった時には.それを知らせる信号を電源制
御回路40に送り.電圧が急激に下がった際の電圧があ
らかじめ設定した値に比べ高いか低いかを知らせる信号
を電源制御回路40に送る. 更に言えば.電源制御回路40は.まず.副電源50を
オンさせてギャップに電圧を印加する.ギャップ間隔を
徐々に近づくように制御されており,ギャップ間の放電
が開始する.そしてこのとき.1t圧検出回路30から
送られてくる放電時のギャップ電圧が設定値に比べて高
い時には,高圧主電R60をオンして.任意に設定した
時間経過後にオフする.また,放電時のギャップ電圧が
設定値に比べて低い時には,低圧主1ta7oをオンし
て任意に設定した時間経過後にオフする.低圧主電源7
0のオン時間は,高圧主電源60のオン時間よりも長く
設定されている.〔作用〕 まず,副電源50によって比較的低い電圧をギャップに
印加すると,放電が開始する.この放電中のギャップ電
圧を電圧検出回路30により測定し,放電中のギャップ
電圧があらかじめ設定した範囲内にある場合には放電の
状況が良好なものであると判断して.高圧主電源60に
よっていわば短い幅の高いパルス電圧を印加する.また
.放電中のギャップ電圧があらかじめ設定した範囲内に
ない場合には放電の状況が良好なものでなくギャップ間
の短絡が発生しやすいと判断して.低圧主電源70によ
ってパルス幅の広い低いパルス電圧を印加する. 低圧主till170によるパルス電圧のパルス幅は.
高圧主電源60によるパルス電圧のパルス幅に比べて長
く設定されているので.夫々の主電IIX60または7
0によって供給される1回当りのエネルギーは同程度で
あり,主電源60または70による放電エネルギーによ
って線電極が後方へ押される量は同程度であるようにさ
れている.〔実施例〕 第2図は本発明の実施例を表している.図において,1
0はワイヤ電極.20は被加工体1 30はワイヤ電極
lOと被加工体20との間のギャップ電圧を測定する電
圧検出回路,41はゲート制御回路, T’l+, ’
rL, ’r3はトランジスタ,Eelは高圧主電源電
圧,Etは低圧主電源電圧,E,は副t源電圧を示して
いる. 上記電圧検出回路30は,ギャップ電圧が電圧E,から
急激に下がって放電が開始した時に,電圧降下を知らせ
る信号を上記ゲート制御回路4lに送り,放電時のギャ
ップ電圧値があらかじめ設定された正常な範囲内,ここ
ではE7以上にあるか否かをゲート制御回路4lへ知ら
せる.電圧E.,EL,E.は高い方から順にE N,
E t, E sである. 第3図は,ゲート制御回路の処理フローを表している. 処理■において.トランジスタT,がオンされると,ギ
ャップには電圧E,が印加される.処理■においてギャ
ップ電圧vgが電圧E3より降下した信号を電圧検出回
路30から受け取った時.処理■において,カウントを
スタートして.処理■においてカウント値があらかじめ
設定した値C1になるまで待つ.この間に電圧検出回路
30より放電中のギャップ電圧vgがあらかじめ設定し
た範囲内にあるか否かの情報を受け取る.処理■におい
て.上記放電中のギャップ電圧vgが正常である場合に
は.処理■へ進み,異常である場合には処理■へ進む. 処理■ないし■において,トランジスタT,Iをオンし
て.t圧E,Iによって放電エネルギーを供給し.カウ
ント値があらかじめ設定された値C,になった時に,ト
ランジスタT,およびT,Iをオフする. 処理[相]ないし@において.トランジスタTLをオン
して電圧ELによって放電エネルギーを供給し,カウン
ト値があらかじめ設定された値C.になった時に,トラ
ンジスタT,およびTLをオフする. ここで値C2は値C,より大きい値である.処理0およ
び■においてカウントを実行し.カウント値が値C4に
達したら処理■へ戻る(いわゆる休止期間を与える). 第4図は実施例における電圧・電流波形例である. 図において,(■)はギャップ電圧vgの波形,(II
), (I[[)および(IV)はそれぞれT,,Tl
lおよびTLのオン.オフの様子. (V)はギャップ
電Wigの波形を示している. 上記.第3図をもとに説明した如く,まず副電源によっ
て電圧E3を印加して.電圧降下直後のギャップ電圧V
gfJ<ET以上であるか否かによって,主電源による
エネルギー供給の態様を変えるようにしている. 例えば.第4図(I)のステージAおよびCの.ように
.ギャップ電圧vgが電圧E,から降下した直後の放電
中のギャップ電圧vgが,E7以上である場合にはT.
を上記カウント値C3に対応する時間オンする.また第
4図(1)のステージBのようにEt未満である場合に
はT.,を上記カウント値C,よりも大きく設定された
カウント値C8に対応する時間オンするようにされてい
る.〔発明の効果〕 本発明によれば,放電の状況が悪化した時には,放電が
正常である時に比べ主電源によって印加するパルス電圧
を低<シ,そのパルス幅を広くすることによって,ギャ
ップ間で短絡が生じる傾向となることの発生を防ぐとと
もにワイヤ電極が後方に押される量を正常時と同等にす
ることができる.このためにギャップを正常に維持する
ことができ.十分に高いパルス電圧を印加することがで
きる.そして平均ギャップ電圧が大となり,線電極を被
加工体に対して給送する速度.即ち加工速度を大にする
ことが可能となる.即ち.短絡が生じるおそれが少なく
なり.高いパルス電圧で加工することが可能となり.か
つ平均加工速度を大にすることができる.
せしめて被加工体の加工を行なうワイヤカット放電加工
t′lIXに関し. 平均加工電圧を高<シ.加工速度を速くすることを目的
とし. 副電源による電圧印加によって放電が開始した後のギャ
ップ電圧値が正常であると思われる範囲内である時には
,比較的高く幅の狭い主電源パルス電圧をギャップに印
加し,当該放電開始後のギャップ電圧値が正常であると
思われる範囲内でない時には.比較的低く幅の広い主電
源パルス電圧をギャップに印加するように構或する.〔
産業上の利用分野〕 本発明は,被加工体とワイヤとの間のギャップに放電パ
ルスを発生せしめて被加工体の加工を行なうワイヤカッ
ト放電加工電源に関する.放電加工においては.放電の
状況により.主電源からパルス電圧を印加する態様を制
御するようにすることが望まれる. 〔従来の技術〕 放電加工電源において.これに並列に副電源を用意して
.副電源によって被加工体とワイヤとの間のギャップに
電圧印加を行なった結果起る放電の状況に従い.主電源
から電流パルスを投入することが提案され効果が認めら
れている.しかし.ワイヤカット加工の場合.t極が非
常に細い線電極であってかつ当該線電極を支持する上下
のガイドの間隔が大である.したがって.当該細い線電
極が被加工体と対向する形で放電が生じるために.放電
のエネルギーによって,線電極が相当程度後方へ押され
ることになる.そして放電がやむと元の位置に戻る.即
ち.線[極がガイドを支点とする多モード弦振動を結果
的に受けることとなる. 第5図は従来の構威図.第6図は従来の電圧・電流波形
を表している. 第5図において,IOはワイヤ電極,20は被加工体,
30はワイヤ電極lOと被加工体20との間のギャップ
電圧を検出する電圧検出回路,42はゲート制御回路,
THおよびT,はトランジスタ,allは主電源電圧,
E,は副電源電圧を示しており,EsはEやより小さい
値である.第6図において,(I)はギャップ電圧波形
,(■)はトランジスタT3のオンまたはオフの様子.
(■)はトランジスタT,Iのオンまたはオフの様子.
(rV)はギャップを流れる電流を示している.ゲート
制御回路42がトランジスタT,壱オンさせると.ギャ
ップに電圧E3が印加される.この間にもギャップ間隔
は徐々に近づける方向に制御を受けており.放電が開始
するとギャップ電圧が降下する.降下後の電圧を電圧検
出回路30によって測定し.その電圧が,あらかじめ設
定した値よりも高い時には信号aを.低い時には信号b
を.ゲート制御回路42へ送る.ゲート制御回路42は
,電圧降下に対応していわば直ちにトランジスタTイを
オンさせるが.電圧検出回路30から受け取った信号が
信号aである時には,放電の状態が比較的良好であると
判断して,例えば第6図(III)図示最初に示されて
いるように.トランジスタT.がオンする時の当該トラ
ンジスタT4の1回分のオンする時間を比較的長くする
.一方,受け取った信号が信号bである時には.放電の
状態が比較的良くなく.短絡が発生しやすいと判断して
.例えば第6図(nl)図示の第4回目に示されている
ように,トランジスタTNがオンする時の当該トランジ
スタT,lの1回分のオンする時間を比較的短くするよ
うに制御する. 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来の場合には.電圧検出回路30からゲート制御
回路42へ送られる信号が信号bになると,放電エネル
ギーを落すことになり2放電エネルギーによってワイヤ
電極10が後方へ押される量が低下することになる.こ
れがギャップを狭くする方向に働き短絡発生の可能性を
助長することとなり放電パルスが発生し難くなり,放電
エネルギーによってワイヤ電極10を後方へ押しやる力
を更に低下し,更にギャップが狭くなる.その結果.平
均ギャップ電圧が下がり.加工送り速度が遅くなる(平
均ギャップ電圧にもとづいて.ワイヤ電圧を被加工体に
対して相対的に送る加工送り速度が制御されているため
)ことになる.また上記の如くギャップが平均的に狭く
なることから,より高い加工電圧で放電せしめようとす
るとアーク放電になる危険性があり,当該より高い加工
電圧で加工することをあきらめ.アーク放電にならない
程度の高さの加工電圧で加工することとならざるを得な
い. 本発明は.平均ギャップ電圧をより高くとりかつ加工速
度を速くすることを目的としている.〔課題を解決する
ための手段〕 第1図は本発明の原理構或図を表している.図中,10
はワイヤ電極.20は被加工体30は電圧検出回路,4
0は電源制御回路,50は副電源.60は高圧主電源,
70は低圧主電源を示す. 電sso,soおよび70はギャップに対して並列に接
続されており,夫々の電源のオン.オフは電源制御回路
40によって制御される.また.夫々の電源は定電圧源
であり,電圧は大きい方から高圧主電源60,低圧主電
源70.副電s50の順である. 電圧検出回路30は,ワイヤ電極10と被加工体20と
の間のギャップ電圧を測定し,副電源50による電圧が
ギャップに印加された後に放電が開始してギャップ電圧
が急激に下がった時には.それを知らせる信号を電源制
御回路40に送り.電圧が急激に下がった際の電圧があ
らかじめ設定した値に比べ高いか低いかを知らせる信号
を電源制御回路40に送る. 更に言えば.電源制御回路40は.まず.副電源50を
オンさせてギャップに電圧を印加する.ギャップ間隔を
徐々に近づくように制御されており,ギャップ間の放電
が開始する.そしてこのとき.1t圧検出回路30から
送られてくる放電時のギャップ電圧が設定値に比べて高
い時には,高圧主電R60をオンして.任意に設定した
時間経過後にオフする.また,放電時のギャップ電圧が
設定値に比べて低い時には,低圧主1ta7oをオンし
て任意に設定した時間経過後にオフする.低圧主電源7
0のオン時間は,高圧主電源60のオン時間よりも長く
設定されている.〔作用〕 まず,副電源50によって比較的低い電圧をギャップに
印加すると,放電が開始する.この放電中のギャップ電
圧を電圧検出回路30により測定し,放電中のギャップ
電圧があらかじめ設定した範囲内にある場合には放電の
状況が良好なものであると判断して.高圧主電源60に
よっていわば短い幅の高いパルス電圧を印加する.また
.放電中のギャップ電圧があらかじめ設定した範囲内に
ない場合には放電の状況が良好なものでなくギャップ間
の短絡が発生しやすいと判断して.低圧主電源70によ
ってパルス幅の広い低いパルス電圧を印加する. 低圧主till170によるパルス電圧のパルス幅は.
高圧主電源60によるパルス電圧のパルス幅に比べて長
く設定されているので.夫々の主電IIX60または7
0によって供給される1回当りのエネルギーは同程度で
あり,主電源60または70による放電エネルギーによ
って線電極が後方へ押される量は同程度であるようにさ
れている.〔実施例〕 第2図は本発明の実施例を表している.図において,1
0はワイヤ電極.20は被加工体1 30はワイヤ電極
lOと被加工体20との間のギャップ電圧を測定する電
圧検出回路,41はゲート制御回路, T’l+, ’
rL, ’r3はトランジスタ,Eelは高圧主電源電
圧,Etは低圧主電源電圧,E,は副t源電圧を示して
いる. 上記電圧検出回路30は,ギャップ電圧が電圧E,から
急激に下がって放電が開始した時に,電圧降下を知らせ
る信号を上記ゲート制御回路4lに送り,放電時のギャ
ップ電圧値があらかじめ設定された正常な範囲内,ここ
ではE7以上にあるか否かをゲート制御回路4lへ知ら
せる.電圧E.,EL,E.は高い方から順にE N,
E t, E sである. 第3図は,ゲート制御回路の処理フローを表している. 処理■において.トランジスタT,がオンされると,ギ
ャップには電圧E,が印加される.処理■においてギャ
ップ電圧vgが電圧E3より降下した信号を電圧検出回
路30から受け取った時.処理■において,カウントを
スタートして.処理■においてカウント値があらかじめ
設定した値C1になるまで待つ.この間に電圧検出回路
30より放電中のギャップ電圧vgがあらかじめ設定し
た範囲内にあるか否かの情報を受け取る.処理■におい
て.上記放電中のギャップ電圧vgが正常である場合に
は.処理■へ進み,異常である場合には処理■へ進む. 処理■ないし■において,トランジスタT,Iをオンし
て.t圧E,Iによって放電エネルギーを供給し.カウ
ント値があらかじめ設定された値C,になった時に,ト
ランジスタT,およびT,Iをオフする. 処理[相]ないし@において.トランジスタTLをオン
して電圧ELによって放電エネルギーを供給し,カウン
ト値があらかじめ設定された値C.になった時に,トラ
ンジスタT,およびTLをオフする. ここで値C2は値C,より大きい値である.処理0およ
び■においてカウントを実行し.カウント値が値C4に
達したら処理■へ戻る(いわゆる休止期間を与える). 第4図は実施例における電圧・電流波形例である. 図において,(■)はギャップ電圧vgの波形,(II
), (I[[)および(IV)はそれぞれT,,Tl
lおよびTLのオン.オフの様子. (V)はギャップ
電Wigの波形を示している. 上記.第3図をもとに説明した如く,まず副電源によっ
て電圧E3を印加して.電圧降下直後のギャップ電圧V
gfJ<ET以上であるか否かによって,主電源による
エネルギー供給の態様を変えるようにしている. 例えば.第4図(I)のステージAおよびCの.ように
.ギャップ電圧vgが電圧E,から降下した直後の放電
中のギャップ電圧vgが,E7以上である場合にはT.
を上記カウント値C3に対応する時間オンする.また第
4図(1)のステージBのようにEt未満である場合に
はT.,を上記カウント値C,よりも大きく設定された
カウント値C8に対応する時間オンするようにされてい
る.〔発明の効果〕 本発明によれば,放電の状況が悪化した時には,放電が
正常である時に比べ主電源によって印加するパルス電圧
を低<シ,そのパルス幅を広くすることによって,ギャ
ップ間で短絡が生じる傾向となることの発生を防ぐとと
もにワイヤ電極が後方に押される量を正常時と同等にす
ることができる.このためにギャップを正常に維持する
ことができ.十分に高いパルス電圧を印加することがで
きる.そして平均ギャップ電圧が大となり,線電極を被
加工体に対して給送する速度.即ち加工速度を大にする
ことが可能となる.即ち.短絡が生じるおそれが少なく
なり.高いパルス電圧で加工することが可能となり.か
つ平均加工速度を大にすることができる.
第1図は本発明の原理構威図.第2図は本発明の実施例
,第3図はゲート制御回路の処理フロー第4図は実施例
における電圧・電流波形例.第5図は従来の構威図,第
6図は従来の電圧・電流波形を表している. 図中.10はワイヤ電極.20は被加工体,30は電圧
検出回路.40は電源制御回路,50は副電源,60は
高圧主電源,70は低圧主電源を示す.
,第3図はゲート制御回路の処理フロー第4図は実施例
における電圧・電流波形例.第5図は従来の構威図,第
6図は従来の電圧・電流波形を表している. 図中.10はワイヤ電極.20は被加工体,30は電圧
検出回路.40は電源制御回路,50は副電源,60は
高圧主電源,70は低圧主電源を示す.
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 被加工体(20)とワイヤ(10)との間のギャップに
放電パルスを発生せしめて被加工体(20)の加工を行
なうワイヤカット放電加工電源において、比較的高いパ
ルス電圧を印加するための高圧主電源(60)と、 比較的低く幅の広いパルス電圧を印加するための低圧主
電源(70)と、 上記両主電源(60、70)に比べ低い電圧を印加する
ための副電源(50)と、 ギャップの電圧を検出する電圧検出回路(30)と、 上記3電源(50、60、70)の夫々の印加タイミン
グを制御する電源制御回路(40)とを備え、上記電源
制御回路(40)は、副電源(50)による電圧印加に
より放電を開始させ、放電が開始した後のギャップ電圧
に関する情報を上記電圧検出回路(30)から受け取り
、当該放電開始後のギャップ電圧値があらかじめ設定し
た範囲内である時には、高圧主電源(60)によってパ
ルス電圧を印加し、当該放電開始後のギャップ電圧値が
あらかじめ設定した範囲内でない時には、低圧主電源(
70)によって、上記高圧主電源(60)によるパルス
電圧より広いパルス幅をもつパルス電圧を印加するよう
にした ことを特徴とするワイヤカット放電加工電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22700189A JP2801280B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | ワイヤカット放電加工電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22700189A JP2801280B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | ワイヤカット放電加工電源 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0392220A true JPH0392220A (ja) | 1991-04-17 |
JP2801280B2 JP2801280B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=16853956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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1989
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1995006536A1 (fr) * | 1993-09-01 | 1995-03-09 | Fanuc Ltd | Dispositif raccorde a des sources d'alimentation en courant pour usinage par etincelage |
WO2004007132A1 (ja) * | 2002-07-12 | 2004-01-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 放電加工用電源装置 |
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CN100344397C (zh) * | 2003-12-01 | 2007-10-24 | 发那科株式会社 | 电火花加工机床 |
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