JPH0389705A - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

Info

Publication number
JPH0389705A
JPH0389705A JP1224697A JP22469789A JPH0389705A JP H0389705 A JPH0389705 A JP H0389705A JP 1224697 A JP1224697 A JP 1224697A JP 22469789 A JP22469789 A JP 22469789A JP H0389705 A JPH0389705 A JP H0389705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
gain
amplifiers
load
frequency characteristics
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1224697A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomoto Kubo
直基 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP1224697A priority Critical patent/JPH0389705A/ja
Publication of JPH0389705A publication Critical patent/JPH0389705A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は増幅回路に関し、更に詳しくは複数の入力信号
に基づいて得られる複数の出力信号の周波数特性、位相
遅れ等を均一化し得る増幅回路に関する。
[従来の技術] 第5図及び第6図は、従来から多用されている平衡形増
幅器の使用形態の一例を示すものである。
第5図に示す増幅器1.2は、第6図に点線部分l、2
として示すように同一の回路構成になされている。この
うち、増幅器1について述べると、トランジスタQ1、
Q2のベースに入力信号Vinが供給され、負荷抵抗R
2の一端から出力信号Voutが得られるものであり、
その利得GはR2/R1で決定される。
第5図及び第6図に示すように複数、例えば2個の増幅
器1.2に入力信号Bを共通に供給し、独立に供給され
る入力信号A、Cと関連した出力信号り、Eを得ようと
する場合において、各増幅器1.2の周波数特性、位相
特性等に関連して、下記のような技術的問題が発生する
[発明が解決しようとする課題] 即ち、第7図に示すように増幅器1のゲインをGaに設
定し、増幅器2のゲインをGaに設定した場合、出力信
号り、Bの周波数特性はFa、Fbに示す用に異なり、
位相はPa、Pbに示すように位相差を生じる。このよ
うな周波数特性の相違や位相遅れは、負荷抵抗R2、R
4の相違によって決定される。
そこで従来は、各増幅器1.2の利得をそれぞれR2/
R1及びR4/R3で決定し得ることに着目し、抵抗R
2、R3を同抵抗値に形成してコレクタ容量、負荷抵抗
とで決定される時定数等の出力側条件を均一化し、かつ
抵抗R1,R3を調整して利得調整する方法が採用され
ていた。
しかし、利得調整の為、或いは高利得にするため抵抗R
IJR3の抵抗値を小に設定すると、入力ダイナミック
レンジが制限されてしまうという問題があった。
本発明は、前記課題を解消すべくなされたものであり、
その目的は互いに関連して設置される複数の増幅器をそ
れぞれ所望利得に設定するとともに、入力ダイナミック
レンジ、出力信号の位相等を均一化し得る増幅回路を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る前記目的を達成する手段として、例えば2
個の増幅器からなる増幅回路について説明すると、第1
の増幅器について利得、周波数特性、出力信号の位相遅
れ等を勘案して負荷抵抗を設定する。そして、前記第1
の増幅器に関連して設けられる第2の増幅器の負荷抵抗
の総和を前記第1増幅器の負荷抵抗と同一になすととも
に、利得設定に合わせて分割した抵抗により出力信号を
得るように構成したものである。
[作用] 前記のように構成された増幅回路によれば、第1の増幅
器と第2の増幅器の負荷抵抗が同一抵抗に設定されるの
であるから、負荷抵抗とトランジスタのコレクタ容量で
決定される時定数もほぼ同一になり、言わば周波数特性
や位相遅れを決定する要素が同一条件になされることに
なる。しかも、第2の増幅器の出力信号は、利得設定に
合わせて分割された抵抗比に対応して得られる。
依って、前記増幅回路は同時に供給される入力信号を所
望利得で増幅するとともに、第1及び第2の増幅器から
得られる出力信号の周波数特性、位相遅れを均一化し得
る上に、入力ダイナごツクレンジの均一化をも図ること
ができる。
[実施例] 以下、第1図〜第4図を参照して本発明を適用した増幅
回路の実施例を説明する。なお、第1図は2個の差動形
増幅器からなる増幅回路の回路構成を示すブロックダイ
アグラム、第2図は回路構成の具体例を説明する回路図
、第3図は周波数特性等の特性図、第4図は他の応用例
を示すブロックダイアグラムである。 先ず、第1図及
び第2図を参照して回路構成及び回路動作を説明する。
増幅器11.12の各非反転入力端壬子には、人力信号
a、cが供給され、各反転入力端子−には共通の入力信
号すが供給される。尚、入力信号すは、基準電圧V r
efであってもよい。そして、増幅器11から入力信号
a、bの差に対応した出力信号dが得られ、増幅器12
から入力信号C1bの差に対応した出力信号eが得られ
る。
増幅器11は抵抗R11を介して差動対に接続されたト
ランジスタQll、12、エミッタ電流を決定する定電
流回路C311、C312、更に電源Vccとトランジ
スタQ12のコレクタとの間に接続された負荷抵抗R1
2からなる。
入力信号a、bは、トランジスタQll、 Q12のベ
ースに供給され、そのレベル差に対応した出力信号dが
得られる。そして、増幅器11の利得はR12/R11
によって決定され、抵抗R12の電圧降下分が出力信号
dになる。
一方、増幅器12は抵抗R13を介して差動対に接続さ
れたトランジスタQ13、Q14、エミッタ電流を決定
する定電流回路C513,14、更に直列接続された負
荷抵抗R14、R15からなる。
入力信号bScは、トランジスタQ13、Q14のベー
スに供給され、そのレベル差に対応した出力信号eが得
られる。そして、増幅器12の利得はR14/R13に
よって決定され、抵抗R14の電圧降下分が出力信号e
になる。
ここで注目すべきことは、抵抗R12と抵抗R14、R
15とをR12= (R14+R15)の関係に設定し
たことである。
本実施例に示すように、各増幅器11.12の負荷抵抗
の総和を同一に設定すると、第2図に示す容量Colと
負荷抵抗R12、更に容量Co2と負荷抵抗(R14+
R15)との時定数を実質的に同一になすことができ、
出力側の条件が均一化されることになる。但し、容量C
olは、増幅器11を構成するトランジスタQ12のコ
レクタ容量を示し、容1co2は増幅器12を構成する
トランジスタQ14のコレクタ容量を示すものとする。
前記のように各増幅器11.12の出力側の条件を均一
化することにより、周波数特性や出力信号d、e間の位
相遅れの差を小になすことができる。
即ち、増幅器12の利得はR14/R13によって決定
されるのであるから、R13を増幅器11の抵抗R11
と同一に設定しても、抵抗R14、RI5の分割比を変
えることにより所望の利得に設定することができる。
又、増幅器11の入力ダイナミックレンジは、抵抗R1
1と定電流Ioとの積によって決定され、増幅器12の
入力ダイナミックレンジは抵抗13と定電流Ioとの積
によって決定される。但し、Ioは定電流1i9fcs
ll−Cs14を流れる電流である。
この結果、増幅器11.12を異なった利得に設定する
とともに、それぞれの入力ダイナ柔ツクレンジを等しく
、しかも周波数特性、位相遅れの差を小になすことがで
きる。
次ぎに、第3図を参照して周波数特性、利得、位相遅れ
等について説明する。 既述のとおり、増幅器11の負
荷抵抗R12と総和の容量Cotとの時定数、更に増幅
器12の負荷抵抗R14、R15と総和の容1ico2
との時定数とは均一化され、抵抗R14、R15の分割
比によって利得が異なるようになされている。
この結果、増幅器11.12の周波数特性fa、rbは
、抵抗R12、R14の抵抗値の差に対応した利得差G
を有するようになる。しかし、各増幅器11.12の出
力側の時定数が均一化されているので、−3dBのカッ
トオフ周波数fcがほぼ同一になるとともに、位相pに
差が殆ど生じない 即ち、本実施例に示した増幅回路によれば、所望レベル
差の二種の出力信号d、eを得ることができ、しかも二
種の出力信号d、eのカットオフ周波数、位相遅れの差
を小になすことができる。
次ぎに、前記増幅回路の応用例を説明する。
各1!1映像機器、例えば電子スチル・カメラやVTR
(ビデオ・テープ・レコーダ)等においては、撮像素子
から得られる赤(R)、緑(G)、青(B)の色信号を
輝度信号Y、色差信号R−Y、B−Yに変換して記録す
るように構成したものがある。この場合、色差信号R−
Y、B−Yの増幅率に差を設けるのであるが、この差を
設ける際に位相遅れが生じると色ずれ等の不所望な現象
が発生する。
そこで、本実施例で説明した増幅回路を前記映像機器の
記録系の前段に設置すれば、色差信号R−Y、B−Yに
所望のレベル差を生じさせることができ、周波数特性の
相違、位相遅れを低減することができる。
しかも、色差信号R−Y、B−Y間の位相遅れは、極め
て小になされるので、色ずれを防止する効果もある。
以上に本発明に係る増幅回路の実施例及び応用例を説明
したが、本発明は前記に限定されるものではない。
例えば、前記実施例は2個の増幅器11.12によって
増幅回路を構成しているが、更に多数の増幅器を用いて
構成することもできる。
即ち、第4図は利得の異なる4個の増幅器21〜24に
よって構成した例を示すものであり、例えば増幅器21
を前記増幅器11と同様になし、他の増幅器22〜24
の負荷抵抗を増幅器I2について説明したように、利得
設定に合わ・せて分割する。この際、各増幅器22〜2
4の負荷抵抗の総和を増幅器21の負荷抵抗に合わせる
ことにより、周波数特性、位相遅れ、を前記同様に均一
化することができる。
そして、各増幅器21〜24の反転入力端子に例えば基
準電圧Vrefを共通に供給し、各非反転入力端子子に
それぞれ独立に入力信号Va〜Vdを供給する。この結
果、各増幅器21〜24から、利得に対応したレベル差
で、カットオフ周波数、位相遅れが均一化された出力信
号vOが得られる。
このように構成された増幅回路は、前記のような映像機
器以外の極めて広い範囲に応用することができる。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明に係る増幅回路は、複数
の増幅器の負荷抵抗を実質的に同一になすとともに、所
望利得に設定する増幅器の負荷抵抗を利得に対応して分
割し、この分割比に基づいた出力信号を得るように構成
したものである。
依って、複数の増幅器から設定された利得に対応した複
数の出力信号を得ることができる。
又、複数の増幅器の負荷抵抗が実質的に同一であること
から、負荷抵抗と寄生容量とによって生ずる時定数等の
出力信号に作用する条件がほぼ同一になり、前記利得設
定と相まって周波数特性、位相遅れが均一化され、かつ
レベルの異なった複数の出力信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明を適用した増幅回路の一実施例
を示すものであって、 第1図は全体の回路構成を示すブロックダイアグラム、 第2図は具体的回路構成を示す回路図、第3図は周波数
特性と位相遅れ、利得の相互関係を示す特性図、 第4図は応用例を示すブロックダイアグラム、第5図は
従来の増幅回路の一例資示すブロックダイアグラム、 第6図は具体的u4或を示す回路図、 第7図は周波数特性と位相遅れ、利得の相互関係を示す
特性図である。 〔図中の符号] 1.2.11.12.21〜24:増幅器、Qll〜Q
14:)ランジスタ、 R11〜R15:抵抗、 C3lI〜C314;定電流回路、 a、b、c :入力信号、 d、e:出力信号、 Col、CO2:総和の容量、 fa、fb:周波数特性、 p:位相、 G:利得差 第 図 1 拵 図 第 3 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の増幅器のうち所望増幅器の負荷抵抗の総和を、前
    記所望増幅器に関連して駆動される他の増幅器の負荷抵
    抗の総和と同一になすとともに、前記所望増幅器の負荷
    抵抗を利得設定に対応して分割し、分割比に基づいた出
    力信号を得るように構成した増幅回路。
JP1224697A 1989-09-01 1989-09-01 増幅回路 Pending JPH0389705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1224697A JPH0389705A (ja) 1989-09-01 1989-09-01 増幅回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1224697A JPH0389705A (ja) 1989-09-01 1989-09-01 増幅回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0389705A true JPH0389705A (ja) 1991-04-15

Family

ID=16817825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1224697A Pending JPH0389705A (ja) 1989-09-01 1989-09-01 増幅回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0389705A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0575362A (ja) * 1991-09-13 1993-03-26 Onkyo Corp 平衡増幅器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0575362A (ja) * 1991-09-13 1993-03-26 Onkyo Corp 平衡増幅器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4422052A (en) Delay circuit employing active bandpass filter
US4500932A (en) Signal processing circuit
JPH0389705A (ja) 増幅回路
JPH0744417B2 (ja) ノイズキャンセル回路
JP3151376B2 (ja) フィルタ回路
JPH06104666A (ja) 可変電圧電流変換回路
JP3113147B2 (ja) フィルタ装置
JPH0391375A (ja) 非線形増幅器
JPH03142752A (ja) 帰還型エンファシス回路
JPH0534028Y2 (ja)
JPS60212068A (ja) フイ−ドバツククランプ回路
JPH02137510A (ja) 電流制御型利得可変増幅器
JPH01238207A (ja) 温度補償増幅回路
JP2756892B2 (ja) 色差信号マトリクス回路
JPH05110351A (ja) 電流電圧変換回路
JPS6311839B2 (ja)
JP3371390B2 (ja) 能動帯域減衰フイルタ、集積回路及び信号処理装置
KR950001797B1 (ko) 자동색상제어 회로
JPH04328976A (ja) アクティブフィルタの特性切り換え回路
JPH08148954A (ja) 利得可変増幅器
JPS61293075A (ja) 広帯域増巾回路のサグ補正回路
JPS62173811A (ja) 利得制御回路
JPS6223485B2 (ja)
JPS6386913A (ja) アクテイブフイルタ回路
JPS58682B2 (ja) 差動増幅器の利得調整装置