JPH0389477A - 回路パネル用ソケット及びそのコンタクト端子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は回路パネル上のトレースとの接続を確立するの
に好適なコネクタおよびこれに組み込まれる端子、特に
、単一インライン記憶モジュールとの接続を目的とする
ゼロまたは低挿入力コネクタに係わる。

（従来の技術と発明が解決すべき課題）単一インライン
記憶モジュール（ＳＩＭＭ）とは例えば動的ランダム・
アクセス記憶集積回路素子のような電子素子のための高
密度、低プロフイル単一インライン・パッケージのこと
である。複数の電子素子をその素子自体の長さをやや上
回る程度の高さの回路パネルに併設することができる。

このような回路パネルをプリント回路板ドーターカード
に取り付け、さらにこれをプリント回路板マザーカード
に取り付けることができる。隣接ドーターカード間の間
隔は個々の回路パネルまたは単一インライン記憶モジュ
ールの高さよりもやや大きければよい。

ドーターカードに単一インライン記憶モジュールを取り
付ける方法の一つとして、回路パネルの一方の側縁付近
にプラグイン・リードを設け、これを小型バネ接触子の
ような公知のプリント回路板接触子に接続するというア
プローチが考えられる。

単一インライン記憶モジュール用の回路パネル端縁に沿
ったトレースとの着脱自在な接続を得るために単一イン
ライン記憶モジュール・ソケットを利用する方式も公知
である。この種のソケットに使用する端子は米国特許第
４，５５７，５４８号および米国特許第４，５５８，９
１２号に開示されている。　この端子と併用する絶縁ハ
ウジングについては米国特許第４，７８１，６１２号に
詳しく開示されている。　これらの特許に開示されてい
るソケットは回路パネルの縁沿いにパッドまたはトレー
スのための０．１００インチ（２，５４ｍ＋）という狭
い中央スペースを有するインライン記憶モジュールとの
併用を目的とするものであり、このソケットに使用する
端子は押し抜き／成形加工するから、端子の幅が前記狭
い中央スペースでの接続を妨げやすい。

押し抜き／成形加工による端子を採用せず、エツジ・ス
タンピング加工による端子を採用する単一インライン記
憶モジュール・ソケットも公知であり、例えば米国特許
第４，７３７，１２０号は端子と回路パネル・パッドと
の間に小さい挿入力で、またはほとんど挿入力を必要と
せずに接続状態を確立する単一インライン記憶モジュー
ル用コネクタを開示している。この公知例では、回路パ
ネルを直角に挿入してから、最終位置へカム機構によっ
て移動させる。コネクタの絶縁ハウジングが回路パネル
をその位置に固定する制止手段の機能を果たす、挿入力
が小さくてすむコネクタは米国特許第４．１３ｆ１ｉ、
９１７号、　第４，５７５，１７２号、第４．８２６，
４４６号および第４，８３２，６１７号にも開示されて
いる。　これらの特許に開示されている接触端子はエツ
ジ・スタンピング加工によるものであり、このような端
子を利用するソケットは０．０５０（１，２７＋ｍ）イ
ンチ程度の中央スペースを有するモジュールと併用する
のに好適である。

市販の単一インライン記憶モジュールのすべてが、この
種のモジュールに妥当と考えられる規格、例えばＪＥＤ
ＥＣ規格に適合しているわけではない。回路パネル端縁
付近のトレースのパッド部分が業界規定の規格よりも短
い、基準外の単一インライン記憶モジュールが製造され
ている。

ＪＥＤＥＣ規格を守れないのはモジュール厚さに関して
ＪＥＤＥＣが要求する許容誤差±０．００３インチ（０
，０７６■）を一部のモジュール・メーカーが維持でき
ないことにも原因がある。許容誤差を±０．００８イン
チ（０，２０３ｒｘａ）とする方が現実的であるが、そ
の分だけ偏差範囲を広くする必要があるため端子の設計
が複雑になる。

１９８９年６月２日付米国特許出願第０７／３６０，６
４４号は基準外の回路パネルまたは単一インライン記憶
モジュールとの併用に適した、ただし大きい挿入力を必
要とするソケットを開示している。これに対して本発明
は基準外の単一インライン記憶モジュールとの併用に好
適なゼロまたは低挿入力回路パネル用ソケットを開示す
る。

（課題を解決するための手段） 回路パネルと゛の電気接続を確立するための本発明のソ
ケットは内部の中空部に複数の接触端子を内蔵する絶縁
ハウジングから成り、単一インライン記憶モジュールの
ような回路パネルの一方の側または両側のパッドと電気
接続を確立できる接触端子を採用する。各接触端子はハ
ウジングの係合面付近で露出する第１ばねとしてのカン
チレバーばねおよび第２ばねとしての湾曲ばねを有し、
あごまたは摩擦係合部材によってハウジングに固定する
。カンチレバーばねは接触端子の後端付近に固定端を有
し、ソケットの係合端付近に位置する接触端に向かって
突出している。湾曲ばねは前記後端と係合端との間に固
定端を有し、先ず接触端子の後端およびハウジングの背
面に向かって延び、次いで端子の係合端およびハウジン
グの係合面に向かって延びている。回路パネルを湾曲ば
ねおよびカンチレバーばねの各々の接触点の間から、絶
縁ハウジングのスロット内に挿入し１次いでスロット内
で回動させてカンチレバーばねおよび湾曲ばねを撓ませ
ればカンチレバーばねおよび湾曲ばねが回路パネルの両
側と係合する。

（作用と効果） 上述のように構成した本発明の回路パネル用接触端子に
おいては、回路パネルを第１接触子としての第１ばねと
第２接触子としての第２ばねとの間に斜めに挿入し、し
かる後にこれを前記面接触子の変形を伴いながら最終位
置まで回動させるがら、前記回路パネルはほとんどゼロ
に等しいか、または非常に低い挿入力によって電気接続
を確立することができ、しかも前記接触端子は回路パネ
ルの厚さ変動に対する高い適応性を有する。

（実　施　例） 次に本発明の実施例を図面に基づいて説明すると以下の
とおりである。

第１図ないし第６図は複数の端子ｌＯを収容する絶縁ハ
ウジング８を含むソケット２から成る本発明の好ましい
実施例を示す。ソケット２はプリント回路板６に取り付
けることができ、このソケット２に例えば単一インライ
ン記憶モジュールのような回路パネル４を取り付けるこ
ともできる。接触端子１０はブランクからエツジ・スタ
ンピングすることによって作り、例えば、燐青銅のよう
な在来タイプの材料から製造でき、錫−鉛メツキを採用
するのが好ましい、ハウジング８の材料もガラス強化液
晶ポリマーのような在来タイプのものでよい。回路パネ
ル４は斜めにソケット２に挿入してから最終位置まで回
動させるから、回路パネル４の片面または両面上のトレ
ースとの間に挿入力をほとんど必要とせずに接触状態を
確立することができる。

絶縁ハウジング８の中央部分は係合面１２および背面１
４を有し、係合面と背面との間に複数の中空部１６が形
成されている。各中空部はパネル挿入スロット２４の両
側面と連通し、ハウジングの背面にも開口している。パ
ネル挿入スロット２４はハウジングの係合面へ開口し、
対向側面２８ａ、２８ｂによって画成されている。パネ
ル挿入スロット２４の下面２６は複数の中央リブ２２の
頂面から成る。各中空部１６ごとに１個ずつ中央リブ２
２が配置しである。

中空部１６はパネル挿入スロット２４に対してほぼ垂直
な複数の対向側壁２０によって形成し、各中空部の対向
側壁２０は対向端壁１８ａ、１８ｂを介して互いに接続
している。対向端壁１８ａ、　１８ｂは絶縁ハウジング
８の係合面１２と背面１４との間にまたがる部分を複合
構造として形成する。換言すると、絶縁ハウジング８の
外側は中空部１６の両端壁から成る。

側壁２０間にまたがる中央リブ２２は両端壁１８ａ、　
１８ｂとの間に間隔を保つと共に、絶縁ハウジング８の
係合面１２および背面Ｉ４との間にも間隔を保っている
。

パネル挿入スロット２４は、例えば単一インライン記憶
モジュールのような回路パネル４の一方の端縁を第１の
姿勢で受容し、次いでパネル４を第２の姿勢まで回動さ
せるのに充分な幅を具えている。第１図ないし第６図の
実施例では回路パネル４をソケット２およびプリント回
路板６に対して鋭角に挿入した後、第５図および第６図
に示すようにプリント回路板６に対してほぼ垂直な位置
まで回動させる。回路パネル４を斜めに挿入するのに必
要な挿入力は僅かであり、むしろゼロに等しい。本発明
は厚さに厳密な制約のない回路パネル４または単一イン
ライン記憶モジュールとの併用を意図しているから、比
較的薄いプリント回路板なら全く力を加えずに挿入でき
、やや厚い回路板でも僅かな挿入力を加えるだけで挿入
でき、挿入後最終位置まで回動させればよい。

回路パネルまたは単一インライン記憶モジュール４を最
終位置へ回動させるように考案しである公知の低挿入力
ソケットの場合と同様に、本発明の絶縁ハウジング８は
パネル挿入スロット２４の両側に配置したパネル・ラッ
チ部材３０を含む。このパネル・ラッチ部材は回動させ
た回路パネル４を固定するのに好適である。各パネル・
ラッチ部材３０は固定アーム３２および可撓アーム３４
から成り、可撓アーム３４の上端にカム面３６を配置し
、湾曲カム面３６が回路パネル４の一方の端縁と係合す
ると可撓アーム３４が外方へ湾曲する。ボスト３８が固
定アーム３２から突出し、本発明の好ましい実施例では
このポスト３８が回路パネル４に設けた適当な孔に嵌入
して正しい整列関係を確立する。回路パネル４を第６図
に示す位置へ移行させると、可撓アームがスナップ・バ
ックし、カム面の後方に形成しである肩部が接触端子１
０によって回路パネル４に加えられる反力に抗して回路
パネル４を固定する。

本発明の好ましい実施例では各中空部１６内に１個ずつ
接触端子１０を配置し、これらの接触端子１０はハウジ
ング８の背面から挿入する。なお、接触端子１０を背面
４から挿入した後、はんだ、はんだフラックスなどによ
る汚れを防止する必要があればハウジングの背面に沿っ
て適当なカバー（図示せず）を施せばよい。

各接触端子１０は第１の、即ち、カンチレバーばね４０
および第２の、即ち湾曲ばね５０を含む。カンチレバー
ばね４０は絶縁ハウジングの背面付近に基部９０を有し
、湾曲ばね５０は基部９０の直ぐ横に位置する。第１お
よび第２ばね４０．５０は適当な応力分布が得られるよ
うにテーバをつけである。カンチレバーばね４０は後縁
４６及び係合縁４４を有し、後縁４６からの起点に固定
端４２を有する。カンチレバーばねの長さはハウジング
の係合面１２と後縁１４との間の距離よりもやや短い。

ハウジング８の係合面１２に近いカンチレバーばね４０
の係合９４４には内方に向かいパネル挿入スロット２４
に面する接触点４８が形成しである。

係合面と背面の中間に湾曲ばね５０の固定端５２が位置
し、湾曲ばね５０は先ずこの固定端５２からハウジング
背面１４に向かって延びてハウジング背面に近い湾曲部
６０に達し、ここからハウジングの係合面付近の第２湾
曲部６２まで延びてほぼ直線状の部分６６を形成する。

パネル挿入スロット２４に近い湾曲ばね５０の内縁に接
触点５８がある。前記第２湾曲部６２は円弧状を呈し、
湾曲ばねの係合＃５４が接触点５８よりも手前に、即ち
接触点５８が湾曲ばね５０の第２湾曲部と自由端６４と
の間に、位置する。換言すると、接触点５８は第２湾曲
部６２とハウジング８の背面■４の間に位置する。接触
点５８は自由端６４に近く、かつパネル挿入スロット２
４内に進入している。

ハウジング８の背面から中空部１６に挿入した接触端子
１０のそれぞれは第１及び第２端子固定手段、即ち、内
端付近の外縁７４．８４に歯またはあご７２、８２をそ
れぞれ有する第１および第２カンチレバーアーム７０．
８０によって中空部１６内に固定する。

歯またはあご７２．８２は絶縁ハウジング８と係合する
ことによって端子１０を固定することができる。

カンチレバーアーム７０．８０はいずれも繻子の基部９
０を起点として突出し、いずれも内側へ撓むことができ
る。

第１カンチレバーアーム、即ち、第１端子固定手段７０
はカンチレバーばね４０と湾曲ばね５０との間に介在す
る。第１カンチレバーアーム７０の歯７２はカンチレバ
ーばね４０と湾曲ばね５０との間で中央リブ２２の一方
の側と係合する。カンチレバーアーム７０、８０および
その歯またはあごは、接触端子ＩＯを背面からハウジン
グ８に挿入すると各接触端子１０を絶縁ハウジング８に
固定する第１および第２固定手段を構成する。第１およ
び第２カンチレバーアーム７０．８０はカンチレバーば
ね４０の両側で基部９０から突出している。カンチレバ
ーアーム７０．８０の歯７２．８２は各端子の係合縁と
各端子の後縁との間でそれぞれのアームに形威しである
。

湾曲はね５０はカンチレバーばね４０と湾曲ばね５０と
の間に介在するカンチレバーアーム７０上に固定端５２
を有し、この固定端５２と自由端６４の間で湾曲ばね５
０はほぼＣ字形を呈する。湾曲ばねの長さは絶縁ハウジ
ング８の係合面と背面との間隔の２倍よりもやや短い。

第１および第２ばね４０．５０はそれぞれ第１および第
２端子固定カンチレバーアーム７０．８０を越えてハウ
ジング８の係合面に向かって延びている。従って、第■
および第２ばね４０、５０は、両者の間に回路パネル４
を挿入すると、接触端子１０のばねの係合縁において回
路パネルの両側にそれぞれ係合する位置にある。本発明
の好ましい実施例では、カンチレバーばね４０の係合縁
は湾曲ばね５０の係合縁よりも上方に位置している。

カンチレバーばね４０がパネル挿入スロット２４の一方
の側に、湾曲ばね５０が該スロット２４の他方の側に位
置し、回路パネル４を第６図に示す位置へ回動すると接
触点４８．５８が互いに遠ざかり、スロット２４内の回
路パネルの回動に伴ってカンチレバーばね４０も湾曲ば
ね５０も共に撓みを生ずる。

中央リブ２２の頂面ばパネル挿入スロット２４の底面の
一部であるが、接触点５８は中央リブ２２のエツジより
も内方へ張り出している。従って、絶縁ハウジング８の
背面から各中空部へ接触端子を挿入すると湾曲ばね５０
は外方へ撓む。接触点５８および第２湾曲部６２が中央
リブ２２を通過した後も湾曲ばねはプリロード状態のま
まであり、接触点５８はパネル挿入スロット２４内へ張
り出している。湾曲ばね５０の自由端６４はカンチレバ
ーばね４０と湾曲ばね５０との間に介在するカンチレバ
ーアーム７０の端子固定手段に近い位置を占める。自由
端６４は、中央リブ２２にも近い位置にあり、接触端子
１０を中空部１６内に正しく挿入すると湾曲ばね５０の
内縁が中央リブ２２と係合することで上方へ撓む。湾曲
ばね５０がプリロード状態にあるから、そのばねレート
（ｓｐｒｉｎｇ　ｒａｔｅ）は比較的低くてもよく、従
って薄い回路パネルまたは厚い回路パネルから発生する
法線力が軽減する。また、２つの作用ビーム、即ち、ば
ね４０．５０の撓みが有効ばねレートをさらに軽減し、
回路板の厚さ変動に対する適応性を高める。

本発明の好ましい実施例では、ソケット２をプリント回
路板６上に配置する。プリント回路板上のトレースとの
電気接触は公知の手段によって確立することができる。

本発明の好ましい実施例では、端子１０の後端から絶縁
ハウジング８の底面を越えてプリント回路板との接触手
段であるスルーホール・ピン９２が突出している。この
ピン９２をプリント回路板の孔に挿入し、はんだ付けす
るように構威しである。機械的な固定はハウジング底面
から突出する支柱９４によって行う。

第７図ないし第１０図に示すソケット１０２と第１図な
いし第６図に示したソケット２の主な相違点は１回路パ
ネルまたは単一インライン記憶モジュール１０４とプリ
ント回路板１０６との相対的な姿勢である。第７図に示
すように、　ソケット１０２と正しく係合した状態では
回路パネル１０４がプリント回路板１０６と平行になる
。この実施例の場合、　プリント回路板との接触ピン１
９２はカンチレバーばね１４０と交差する方向に突出し
ているから、　スロット１２４が回路板１０６と平行に
、　回路パネル１０４もプリント回路板１０６と平行に
なるようにソケットをプリント回路板に取り付けること
ができる。第７図ないし第１０図の実施例では、　ピン
１９２がカンチレバーアーム１８０の外縁から突出して
Ｌする。　この構成では、カンチレバーばね１４０をス
ロット１２４の下側に、湾曲ばね１５０をスロットの上
側にそれぞれ配置する。なお、接触端子１１０の後端は
絶縁ハウジング１０ｇの背面を越えて突出してはいない
。　ソケット１０２のその他の素子はソケット２の同様
な素子とそれぞれ対応し、参照番号１０２ないし１９４
のそれぞれは参照番号２ないし９４で示した素子とそれ
ぞれ対応する。従って、第７図ないし第１０図の実施例
をさらに詳しく説明するまでもなく、ソケット２に関す
る説明をそのまま第７図ないし第１０図に示す第２実施
例に適用できる。

さらに別の実施例を第１１図ないし第１２図に示した。

このソケット２０２は２つの回路パネル２０４’　　２
０４”を２つの回路パネル・スロット２２４’、　２２
４”に挿入できる積重平行型である。　２対のカンチレ
バーばね２４０’　、　２４０”および湾曲ばね２５０
’、　２５０”を有する単一接触端子２１０を同一の接
触端子上に配置し、このように構成すれば、一方の回路
パネル２０４′上の対応トレースを他方の回路パネル２
０４”　の対応トレースと電気的に接続することができ
、この構成を利用すれば、たとえプリント回路板と接続
しなくても２つの回路パネル２０４’、　２０４”　ま
たは２つの単一インライン記憶モジュールを相互接続す
ることができる。プリント回路板２０６と回路パネル２
０４’、　２０４”のそれぞれとを電気的に相互接続す
ることも可能である。第１１図ないし第１２図の実施例
の構造はその他の点では第７図ないし第１０図に示した
積重平行型実施例の構造、および第１図ないし第６図に
示した好ましい実施例の構造と同じ機能を有する。従っ
て、第１１図ないし第１２図の実施例に関しては第７図
ないし第１０図の実施例の場合と同様の参照番号方式を
採用する。換言すると、パネル挿入スロット２２４はパ
ネル挿入スロット１２４に、従って、好ましい実施例の
パネル挿入スロット２４に対応する。

当業者には明らかなように、本発明の主要素子を利用し
てさらに他の実施態様を試みることができる。例えば、
第１１図ないし第１２図の実施例と第７図ないし第１０
図の実施例との関係と同じように。

第１図ないし第６図の実施例において２列垂直ソケラト
を採用することもできる。またはプリント回路板との接
触手段として、例えば表面取り付は式の接触手段を使用
することもできる。さらに別の実施態様として、湾曲ば
ねの接触点をカンチレバーばねの接触点よりも前方に配
置してもよい。

また、外側カンチレバーアームをカンチレバーばねと湾
曲ばねとの間に介在するカンチレバーアームの端子固定
点よりもハウジング背面に近く固定してもよい。第１３
図に示すソケット３０２が第１図ないし第６図に示すソ
ケット２と違う点は第１図ないし第６図に示す実施例に
おけるアームとは異なるアーム３７０．３８０に端子固
定手段を有することにある。アーム３７０の端部付近の
クリップ部３７２が中央リブ３２２とスナップ式に係合
する。アーム３８０の端部の両縁辺に歯３８２が形成し
てあり、ハウジング３０８の背面に面する孔３９６に嵌
入する１以上に述べた様々な変更を加えた実施態様が本
明細書を検討した当業者がなし得る変更のすべてではな
く、本発明の範囲が包含する実施態様のうちの一部にす
ぎない。

【図面の簡単な説明】

第１図は例えば単一インライン記憶モジュールのような
回路パネルをプリント回路板に直角に取り付けるのに適
した本発明の好ましい実施例の斜視図である。 第２図は接触端子の形状を示す第１図２−２線における
断面図である。 第３図は第１図に示したソケットの正面図である。 第４図はパネル挿入スロットを示す第１図示のソケット
の頂面図である。 第５図は例えば単一インライン記憶モジュールのような
回路パネルをハウジングに挿入し始めるときの態様を示
す第２図と同様の図である。 第６図は回路パネルまたは単一インライン記憶モジュー
ルを、湾曲ばねおよびカンチレバーばねによって回路パ
ネルの両側に安定した接触が確立する垂直位置まで回動
させたときの態様を示す第５図と同様の図である。 第７図は回路パネルまたは単一インライン記憶モジュー
ルを、ソケットが取り付けられるプリント回路板に平行
に取り付けるのに適した本発明の他の実施例を示す斜視
図である。 第８図は回路パネルをプリント回路板に平行に取り付け
るための端子の形状を示す第７図８−８線における断面
図である。 第９図はパネル挿入スロットを示す第７図示のソケット
の正面図である。 第１０図は第７図に示したソケットの底面図である。 第１１図はソケットを取り付けるプリント回路板に対し
て平行に配置した２つの回路パネルまたは２つの単一イ
ンライン記憶モジュールを電気接続するように構成した
本発明のさらに別の実施例を示す斜視図である。 第１２図は第１１図に示した実施例の断面図である。 第１３図はプリント回路板に対して第１図ないし第６図
に示した実施例と同じ方向を有するソケットの実施例を
示す断面図である。 ４．１０４，２０４′、２０４”・・・回路パネル１１
０．２１０・・・接触端子 １２４．２２４′、２２４”・・・スロット１４０．２
４０′、２４０”、３４０・・・第１接触子５８．１４
８．１５８・・・接触部 ｔｓｏ、２５０′、２５０”、３５０・・・第２接触子
２ １０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　回路パネルを挿入する中央スロットの一側に配置され
   、前記回路パネルの一面に接触する接触部が自由端に形
   成されたカンチレバーばね状の第１接触子と、 前記中央スロットの他側に配置され、前記回路パネルの
   他面に接触する接触部を有する略Ｃ字状の第２接触子と を具えることを特徴とする回路パネル用接触端子。