JPH0388983A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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JPH0388983A
JPH0388983A JP1293936A JP29393689A JPH0388983A JP H0388983 A JPH0388983 A JP H0388983A JP 1293936 A JP1293936 A JP 1293936A JP 29393689 A JP29393689 A JP 29393689A JP H0388983 A JPH0388983 A JP H0388983A
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横田 猛敏
Yoshio Kimura
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    • F04C2240/00Components
    • F04C2240/80Other components
    • F04C2240/801Wear plates

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一対の渦巻き体を角度をずらせて噛み合わせ、
相対的な円運動を行わせて、両渦巻き間に形成される流
体ポケットを中心方向へ移動させながら容積を減少させ
て中心部から圧縮流体を吐出させるようにしたスクロー
ル型圧縮機に関し、特に一対の渦巻き体端部接触部のシ
ール手段の改良に関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]スクロ
ール型圧縮機は例えば特開昭55−35151号公報に
示されるように、板体に第1の渦巻体を固定した旋回ス
クロール部材、同じく円板に第2の渦巻き体を固定した
固定スクロール部材を噛み合わせて両渦巻き間に密閉空
間である流体ポケットを形成し、固定スクロール部材に
対して旋回スクロール部材を旋回させることにより、流
体ポケットを中心方向に移動させ、同時に流体ポケット
の容積を減少させて中心部から圧縮流体を吐出させるよ
うに構成されている。
渦巻き体の軸方向端部のシール手段に関しては種種の方
法が知られている。例えば特公昭5823516号公報
には、第1、第2のスクロール部材の互いに接触摺動す
る軸方向端部の一方にコーティングを施し、他方に板ば
ね材を嵌め込んだシール手段が示されている。しかしこ
の様なシール手段は加工が複雑となりコストも上昇する
また、実開昭56−147386号公報には、第1、第
2のスクロール部材の少なくも一方が、その渦巻き体を
固定した板体の面上にこの渦巻き体壁間を覆うように配
置された耐摩耗性板を有するシール手段が示されている
。しかしこの手段を用いた場合、渦巻き体の壁高さを高
精度に管理する必要があり、組み立てに際しても渦巻き
体の軸方向の隙間量を高い精度で管理しなければならず
、製造コストが高くなるという欠点があった。
さらに実開昭58−8783号公報には、側板より突出
した渦巻き体の軸方向端面に渦巻き方向に溝を形成する
とともにこの溝の幅より小さい幅を有し且この溝の深さ
よりも実質的に大きい厚みを有するシール部材(チップ
シール)を溝内に嵌合配置して軸方向のシールを向上さ
せていた。
しかしこのシール手段においては流体の渦巻き体層方向
の漏れを生じてしまい圧縮機の性能が安定しなかった。
また、このシール方法はコストが高くなる欠点があった
それ故に、本発明は上記従来のシール手段の欠点を除去
し、安価で安定した性能のシール手段を有するスクロー
ル型圧縮機を提供することを課題とする。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、板体の一面に渦巻き体を固定した旋回
スクロール部材と、板体の一面に渦巻き体を固定した固
定スクロール部材と、これらの旋回スクロール部材およ
び固定スクロール部材を、これらの間に流体ポケットを
形成するように組み合わせ、前記旋回スクロール部材を
前記固定スクロール部材に対して旋回運動をさせること
により前記流体ポケットを渦巻き体の中心部に移動させ
るとともに流体ポケットの容積を減少させるようにした
スクロール型圧縮機において、前記旋回スクロール部材
及び固定スクロール部材の少なくも一方のスクロール部
材の板体面に他方の渦巻き体の端部が接触する耐摩耗性
のシール板を備え、このシール板は前記渦巻き体の中心
部における高圧流体の流入により前記板体面から浮上す
ることを特徴とするスクロール型圧縮機が得られる。
本発明によれば、板体の一面に渦巻き体を固定した旋回
スクロール部材と、板体の一面に渦巻き体を固定した固
定スクロール部材と、これらの旋回スクロール部材およ
び固定スクロール部材を、これらの間に流体ポケットを
形成するように組み合わせ、前記旋回スクロール部材を
前記固定スクロール部材に対して旋回運動をさせること
により前記流体ポケットを渦巻き体の中心部に移動させ
るとともに流体ポケットの容積を減少させるようにした
スクロール型圧縮機において、前記旋回スクロール部材
及び固定スクロール部材のいずれか一方のスクロール部
材の板体面に、他方のスクロール部材の渦巻体の端部ま
でが接触する耐摩耗性のシール板を備え、前記一方のス
クロール部材の渦巻き体の板体面から端部までの壁高さ
を、前記他方のスクロール部材の渦巻き体から端部まで
の壁高さと前記シール板の厚さとの和より僅かに大きく
したことを特徴とするスクロール型圧縮機が得られる。
本発明によれば、上記スクロール型圧縮機において、前
記一方のスクロール部材の渦巻き体の板体面から端部ま
での壁の高さを、前記他方のスクロール部材の渦巻き体
の板体面から端部までの壁の高さと前記シール板の厚さ
との和より10〜40μm大きくしたことを特徴とする
スクロール型圧縮機が得られる。
[実、施例] 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例によるスクロール型圧縮
機の要部の構成を示す分解斜視図である。
旋回スクロール部材11および固定スクロール部材12
が互いに対向配置されている。旋回スクロール部材11
は第1の板体111の一面に第1の渦巻き体112が固
定されている。固定スクロール部材12は第2の板体1
21の一面に第2の渦巻き体122が固定されている。
これらの旋回スクロール部材11および固定スクロール
部材12は第2図に示すようにそれぞれ第1、第2の渦
巻き体112および122が互いに噛み合うように組み
合わされ、かつ両者の間に密閉空間である流体ポケット
15が形成される。
再び第1図を参照して、前記旋回スクロール部材11の
第1の板体111上は、渦巻き体壁間に挿入される渦巻
状の耐摩耗性のシール板である第1のボトムプレート1
3が設けられる。また、固定スクロール部材12の第2
の板体121上には、この渦巻き体壁間に挿入される渦
巻き状の耐磨耗性シール板である第2のボトムプレート
14が設けられる。これらのボトムプレート13および
14は第2図に示すようにそれぞれ第1、第2の板体1
21および121上に対向しており、反対側の面は第2
、第1の渦巻き体122および112の軸方向端面に接
触する。
第3図および第4図は旋回スクロール部材11の第1の
板体111上への第1のボトムプレート13の配置状態
を示す図である。すなわち、第1の板体111には第1
のボトムプレート13を埋め込む溝113が形成され、
この溝113に第1のボトムプレート13が埋め込まれ
たとき第1のボトムプレート13の上面が第1の板体1
11面に対して突出し、両面間に段差を形成する関係に
溝の深さが選定されている。これにより、第1のボトム
プレート13の最外周端と、固定スクロール部材12に
固定された、第2の渦巻き体122の軸方向端部の最外
周端部における噛み合いを防止することができる。
第、5図は旋回スクロール部材11の中心部における第
1の板体111上への第1のボトムプレート13の配置
状態を示す図である。X−Y座標はその交点が渦巻き体
の中心を示している。第1の板体111の面上に配置さ
れた第1のボトムプレート13の中心端部131は同図
(A)、(B)に示すように第1の渦巻き体112の壁
面に対して接触せずに終端している。
そして同図(C)〜(F)に示すように、第1のボトム
プレート13の中心端部131の下部の第1の板体11
1の面には1個又は2個の凹部114が形成されている
。この凹部114は中心部の流体ポケットの流体が第5
図(G)の矢印115で示すように第1のボトムプレー
ト13と第1の板体111の間に侵入することを可能と
する隙間を形成する。
第6図(A)、(B)は固定スクロール部材12に対し
て第5図と同様な流体導入構造を採用した状態を示す図
である。第2のボトムプレート14の中心端部141の
下部には第2の板体121面に凹部124が形成されて
いる。この凹部124内には圧縮機の吐出口125が開
口している。矢印126は第2のボトムプレート14と
第2の板体121の間に侵入する流体を示している。
また、第6図(C)、(D)は第2のボトムプレート1
4の下部節2の板体121面に前記吐出室128に連通
する連通孔127を複数個設けた固定スクロール部材を
示す図である。
さらに第7図は第1のボトムプレート13(又は第2の
ボトムプレート14)の中心端部下面に溝132(14
2)[(A)図、(B)図]、あるいはテーパ133 
(143)[(C)図]をそれぞれ形成し高圧流体の導
入を可能とした構造を示している。
次に上記の圧縮機の動作を説明する。
第2図に示されるように、圧縮機の動作状態においては
、中心部の流体ポケット151が最も高圧となるため、
流体は同図および第8図の矢印114で示すように第1
のボトムプレート13の中心端部からこれと板体111
の間に侵入しその圧力で第1のボトムプレート13を押
し上げる。
このため第1のボトムプレート13は固定スクロール部
材12の第2の渦巻き体122の軸方向端面に押し付け
られ、流体に対するシール効果を高める。同様にして、
固定スクロール部材12の第2のボトムプレート14に
対しても中心端部から流体がその下側に侵入し、第2の
ボトムプレート14は旋回スクロール部材11の第1の
渦巻き体112の軸方向端面に押し付けられ、流体に対
するシール効果を高める。
すなわち、第9図に示すようにボトムプレート13ある
いは14の下側の圧力は、中心部流体ポケット151と
その両側の流体ポケット152あるいは153との平均
値よりも大きいため、その圧力差でシール効果が強化さ
れる。さらにボトムプレート13あるいは14の下側に
あるオイルが中央部の圧力を受けて、油圧の効果により
これらのボトムプレートを浮上させる効果もある。
第10図は本発明の第2の実施例によるスクロール型圧
縮機の要部の構成を示す分解斜視図である。
第2の実施例においては、第1のボトムプレート13は
使用せず、第2のボトムプレート14のみを使用してい
る。
旋回スクロール部材11および固定スクロール部材12
が互いに対向配置されている。旋回スクロール部材11
は第1の板体111の一面に第1の渦巻き体112が固
定されたものである。
固定スクロール部材12は第2の板体121の一面に第
2の渦巻き体122が固定されたものである。これらの
旋回スクロール部材11および固定スクロール部材12
は第11図に示すようにそれぞれの第1、第2の渦巻き
体112および122が互いに噛み合うように組み合わ
され、かつ両者の間に密閉空間である流体ポケット15
が形成される。
固定スクロール部材12には、第2の渦巻き体122間
に挿入される渦巻状の耐摩耗性シール板である第2のボ
トムプレート14が設けられる。
このボトムプレート14は第11図に示すように、−面
が固定スクロール部材12の第2の板体121に対向し
かつ反対面が旋回スクロール部材11の第1の渦巻き体
112の軸方向端面に対向するよう配置されている。
さらに第11図かられかるように、固定スクロール部材
12の第2の渦巻き体122の板体121から端部まで
の壁高さh2を、旋回スクロール部材11の第1の渦巻
き体112の第1の板体111から端部までの壁高さh
lと第2のボトムプレート14の厚さtとの和より僅か
に大きくしている。この結果、固定スクロール部材12
の第2の渦巻き体122の先端を旋回スクロール部材1
1の第1の板体111に当接した状態では、固定スクロ
ール部材12の第2の板体121と旋回スクロール部材
11の第1の渦巻き体112の先端との間には第2のボ
トムプレート14の厚さtよりも広い隙間が生じる。し
たがって、この隙間において第2のボトムプレート14
はその厚み方向で可動である。
第12図及び第13図を参照して、固定スクロール部材
12の第2の板体121には、第2のボトムプレート1
4の中心端部141に対向した位置に凹部124が形成
されている。この凹部124内には圧縮機の吐出口12
5が開口している。
矢印126は第2のボトムプレート14と第2の板体1
21との間に侵入する流体を示している。
次に上述した第2の実施例によるスクロール型圧縮機の
動作を説明する。
圧縮機の動作状態においては、中心部の流体ポケット1
51が最も高圧となるため、圧縮流体は第11図及び第
14図に矢印114で示すように第2のボトムプレート
14と第2の板体121との間の僅かな隙間に侵入し、
その圧力で第2のボトムプレート14を押し上げる。こ
のため第2のボトムプレート14は旋回スクロール部材
11の第1の渦巻き体112の軸方向端面に押し付けら
れ、流体ポケット15における圧縮流体に対するシール
効果を高める。すなわち、第15図に示すよう、に第2
のボトムプレート14の下側の圧力は、中心部の流体ポ
ケット151とその両側の流体ポケット152あるいは
153との平均値よりも大きいため、その圧力差でシー
ル効果が強化される。
さらに第2のボトムプレート14の下側にあるオイルが
中央部の圧力を受けて、油圧の効果によりボトムプレー
トを浮上させる作用も得られる。
なお第16図または第17図に示すように、第2のボト
ムプレート14の第2の板体121に対向した面の中央
端部分に溝1すや斜面18を設け、これにより中心部の
流体ポケットの圧縮流体の導入を行うようにしてもよい
上述した例では第2のボトムプレート14を固定スクロ
ール部材12の第2の板体121の板面と旋回スクロー
ル部材11の第1の渦巻き体112の軸方向端面との間
に配した例につき説明したが、旋回スクロール部材11
の第1の板体111の板面と固定スクロール部材12の
第2の渦巻き体122の軸方向端面との間に同様なボト
ムプレートを配してもよい。
第18図〜第20図は後者の場合を示し、旋回スクロー
ル部材11の第1の板体111の板面に第1のボトムプ
レート13を対向配置している。
旋回スクロール部材11の第1の板体111には、第1
のボトムプレート13の中心端部131に一部対向した
2個の凹部114が形成されている。
凹部114は中心部の流体ポケットの圧縮流体を第20
図の矢印115で示すように第1のボトムプレート13
と第1の板体111の間に導入するためにある。なお凹
部114の数は1個でもよいしまたは2個以上であって
もよい。
第21図及び第22図は、固定スクロール部材12の第
2の板体121の板面と旋回スクロール部材11の第1
の渦巻き体112の軸方向端面との間にボトムプレート
14を配した場合における固定スクロール部材12及び
第2のボトムプレート14間に発生する隙間量を示す図
である。
旋回スクロール部材11の板体面から端部までの高さ(
可動渦巻体の壁の高さ)をHM1M2O3トムプレート
14の厚さをTBs固定スクロール部、材12の板体面
から端部までの高さ(固定渦巻き板の壁の高さ)をHP
とすると、隙間量Gは次式で表される。
G=Hp −(HM +Ta ) 第21図は、上式において、隙間量G>Oの状態の旋回
スクロール部材11及び固定スクロール部材12の隙間
量を示す図である。
第22図は、同じ式において、隙間量G<0の状態の旋
回スクロール部材11及び固定スクロール部材12の隙
間量を示す図である。
第23図は、固定スクロール部材12の板体121の板
面と旋回スクロール部材の11の渦巻体112の軸方向
端面との間に第2のボトムプレート14を配した場合に
おける隙間量と性能との関係を実験によって、確認した
結果を示す図である。
これによると、隙間ff1Gが、G<10及びG〉40
の状態になった場合に、吐出容量の低下傾向が認められ
る。
この結果は、隙間量Gを10〜40μmに設定したとき
に所望の吐出容量が得られることを示す。
このように隙間量Gは、10〜40μmの範囲で変動が
許される。
従って、加工に際して、各部の寸法を高い精度で管理す
る必要はなくなる。
[発明の効果] 以上説明、した本発明によれば、旋回スクロール部材お
よび固定スクロール部材に設けた耐摩耗性のシール板で
あるボトムプレートの中心端部に流体導入構造を形成す
ることにより、中心部流体ポケットの高圧流体が侵入し
ボトムプレートを浮上させてシール効果を高めることが
できる。このため簡単な構造により安価に効果的なシー
ルを行うことができる。
更に、本発明によれば、その一方のスクロール部材の渦
巻き体の端部を他方のスクロール部材の板体に密着させ
てシール性を保持することで、結果的に一方のスクロー
ル部材の板体と他方のスクロール部材の渦巻き体の先端
との間に隙間が生じ、この隙間でボトムプレートが可動
になりかつ高圧流体の侵入で浮上させられてシール性を
得るものであるため、簡単な構造により安価で効果的な
シールを行うことができるとともに、旋回スクロール部
材および固定スクロール部材の相対的な位置決めも簡単
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるスクロール型圧縮機の
要部の構成を示す分解斜視図、第2図は本発明の一実施
例によるスクロール型圧縮機の要部の構成を示す断面図
、第3図は第1図の旋回スクロール部材の円板体上への
第1のボトムプレートの配置状態を示す図で、(A)図
は円板体の正面図、(B)図は(A)図のA−A−線に
沿う断面図、第4図は同じく第1図の旋回スクロール部
材円板体上への第1のボトムプレートの配置状態を示す
図で、(A)図は要部分解斜視図、(B)図は組み立て
た状態を示す斜視図、(C)図は(B)図のA−A−線
に沿う断面図、第5図は旋回スクロール部材の中心部に
置ける円板体上への第1のボトムプレートの配置状態を
示す図で、(A)は要部正面図、(B)図は(A)図の
A−A゛線に沿う断面図、(C)図は、中心端部に凹部
を設けた実施例における要部正面図、(D)図は(C)
図のA−A−線に沿う断面図、(E)図は、中心端部に
凹部を2個設けた実施例における要部正面図、(F)図
は(E)図のA−A =線に沿う断面図、(G)図は(
C)図乃至(F)図の実施例における流体の進入を示す
拡大図、第6図は固定スクロール部材の中心部における
円板体上への第1のボトムプレートの配置状態を示す図
で、(A)図は要部正面図、(B)図は(A)図のA−
A−線に沿う断面図、(C)図は、貫通孔を設けた他の
実施例における要部正面図、(D)図は(C)図のA−
A−線に沿う断面図、第7図は旋回スクロール部材又は
固定スクロール部材の中心部に置ける円板体又は上への
ボトムプレート又はの配置状態を示す図で、(A)図は
要部断面図、(B)図は要部斜視図、(c)図は他の実
施例を示す要部断面図、第8図は本発明の詳細な説明す
るための旋回スクロール部材円板体上への第1のボトム
プレートの配置状態を示す斜視図、第9図は同じく本発
明の詳細な説明するための圧縮機の要部を示す概略図、
第10図は本発明の第2の実施例によるスクロール型圧
縮機の要部の構成を示す分解斜視図、第11図は第10
図のスクロール型圧縮機の概略断面図、第12図は第1
0図の固定スクロール部材の板体上へのボトムプレート
の配置状態を示す部分平面図、第13図は第12図のA
−A ”線断面図、第14図は本発明の詳細な説明する
ための説明図、第15図は同じく本発明の詳細な説明す
るための圧縮機の要部を示す概略図、第16図は変形実
施例を示すボトムプレートの要部のみの斜視図、第17
図は他の変形実施例を示す要部のみの斜視図、第18図
は本発明の第2の実施例によるスクロール部材の板体上
へのボトムプレートの配置状態を示す部分平面図、第1
9図は第18図の要部のみの斜視図、第20図は第19
図のXXI−XXI線断面図、第21図はスクロ−ル部
材とボトムプレートとの隙間量を把えた断面図であり、
可動スクロール部材の渦巻き体の端部と、ボトムプレー
トとの隙間量を示す図、第22図は可動スクロール部材
の板体面と固定スクロール部材の渦巻き体の端部との隙
間量を示す図、第23図は隙間量と性能との関係を示す
図である。 図中、11:旋回スクロール部材、12:固定スクロー
ル部材、13:第1のボトムプレート(耐摩耗性シール
板)、14:第2のボトムプレート(耐摩耗性シール板
)、15:流体ポケット、111:第1の板体、112
:第1の渦巻き体、121:第2の板体、122:第2
の渦巻き体。 第 図 第4 図 (C) (F) (A) (B) 第6図 (C) (D) 27 第 図 (A) CB) (C) 第 8 図 ぐニ ーー導入ガスの伝達経路 第 図 4 q中)〉P(大)、P(小)の平均値 第14図 第15図 第16図 第18図 第19図 14− 第20図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、板体の一面に渦巻き体を固定した旋回スクロール部
    材と、板体の一面に渦巻き体を固定した固定スクロール
    部材と、これらの旋回スクロール部材および固定スクロ
    ール部材を、これらの間に流体ポケットを形成するよう
    に組み合わせ、前記旋回スクロール部材を前記固定スク
    ロール部材に対して旋回運動をさせることにより前記流
    体ポケットを渦巻き体の中心部に移動させるとともに流
    体ポケットの容積を減少させるようにしたスクロール型
    圧縮機において、前記旋回スクロール部材及び固定スク
    ロール部材の少なくも一方のスクロール部材の板体面に
    他方の渦巻き体の端部が接触する耐摩耗性のシール板を
    備え、このシール板は前記渦巻き体の中心部における高
    圧流体の流入により前記板体面から浮上することを特徴
    とするスクロール型圧縮機。 2、板体の一面に渦巻き体を固定した旋回スクロール部
    材と、板体の一面に渦巻き体を固定した固定スクロール
    部材と、これらの旋回スクロール部材および固定スクロ
    ール部材を、これらの間に流体ポケットを形成するよう
    に組み合わせ、前記旋回スクロール部材を前記固定スク
    ロール部材に対して旋回運動をさせることにより前記流
    体ポケットを渦巻き体の中心部に移動させるとともに流
    体ポケットの容積を減少させるようにしたスクロール型
    圧縮機において、前記旋回スクロール部材及び固定スク
    ロール部材のいずれか一方のスクロール部材の板体面に
    、他方のスクロール部材の渦巻体の端部までが接触する
    耐摩耗性のシール板を備え、前記一方のスクロール部材
    の渦巻き体の板体面から端部までの壁高さを、前記他方
    のスクロール部材の渦巻き体から端部までの壁高さと前
    記シール板の厚さとの和より僅かに大きくしたことを特
    徴とするスクロール型圧縮機。 3、第2の請求項記載のスクロール型圧縮機において、
    前記一方のスクロール部材の渦巻き体の板体面から端部
    までの壁の高さを、前記他方のスクロール部材の渦巻き
    体の板体面から端部までの壁の高さと前記シール板の厚
    さとの和より10〜40μm大きくしたことを特徴とす
    るスクロール型圧縮機。
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