JPH0387695A - 炉内中性子検出器の位置検知方法 - Google Patents
炉内中性子検出器の位置検知方法Info
- Publication number
- JPH0387695A JPH0387695A JP1223075A JP22307589A JPH0387695A JP H0387695 A JPH0387695 A JP H0387695A JP 1223075 A JP1223075 A JP 1223075A JP 22307589 A JP22307589 A JP 22307589A JP H0387695 A JPH0387695 A JP H0387695A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detector
- neutron
- disturbance
- neutron detector
- fuel assembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 19
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims abstract description 12
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 2
- 229910052735 hafnium Inorganic materials 0.000 abstract 1
- VBJZVLUMGGDVMO-UHFFFAOYSA-N hafnium atom Chemical compound [Hf] VBJZVLUMGGDVMO-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 229910000925 Cd alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001093 Zr alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229940097275 indigo Drugs 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野〕
本発明は、原子力発電ブラントにおける原子炉炉心内の
移動式炉内中性子検出器の位置を検知する方法に関する
ものである。
移動式炉内中性子検出器の位置を検知する方法に関する
ものである。
[従来の技術]
第2図は、加圧水彩原子力発電プラントにおいて移動式
炉内中性子検出装置の中性子検出器の位置測定を行う周
知の方式を概略的に示したもので、図中、3は、原子炉
圧力容器1の底部を貫通して炉心2に挿通されている検
出器案内管であり、符号4で示された中性子検出器は、
この検出器案内管3の内部を通って炉心2、詳しくは燃
料集合体(図示せず)内に検出器駆動装置6により駆動
ケーブル5を介して送り込まれ、炉内中性子束分布を計
測するようになっている。
炉内中性子検出装置の中性子検出器の位置測定を行う周
知の方式を概略的に示したもので、図中、3は、原子炉
圧力容器1の底部を貫通して炉心2に挿通されている検
出器案内管であり、符号4で示された中性子検出器は、
この検出器案内管3の内部を通って炉心2、詳しくは燃
料集合体(図示せず)内に検出器駆動装置6により駆動
ケーブル5を介して送り込まれ、炉内中性子束分布を計
測するようになっている。
一方、中性子検出器4の軸方向位置を検出するために、
駆動ケーブル5の移動はギア7によって回転数に変換さ
れ、この回転数が位置信号演算回路8によって処理され
、軸方向位置をデイスプレィ9に表示するようになって
いる。
駆動ケーブル5の移動はギア7によって回転数に変換さ
れ、この回転数が位置信号演算回路8によって処理され
、軸方向位置をデイスプレィ9に表示するようになって
いる。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、上述のような検知方法であると、検出器の位置
を連続的に知ることはできるが、検出器の移動距離を計
測することにより検出器の炉内位置を間接的に把握する
ものであるから、位置検出を行うギアと駆動ケーブルと
の間でスリップが生じれば、誤差が発生する可能性があ
り、位置検出精度上の問題があった。
を連続的に知ることはできるが、検出器の移動距離を計
測することにより検出器の炉内位置を間接的に把握する
ものであるから、位置検出を行うギアと駆動ケーブルと
の間でスリップが生じれば、誤差が発生する可能性があ
り、位置検出精度上の問題があった。
従って、本発明の目的は、中性子検出器の位置を直接測
定して、検出精度の信頼性向上を図ることである。
定して、検出精度の信頼性向上を図ることである。
[課題を解決するための手段及び作用]この目的を達成
するために、本発明では、燃料集合体内の軸方向通路を
移動する炉内中性子検出器の位置を検知すべく、前記軸
方向通路に沿った複数の所定位置において、中性子吸収
効果に差異を生じさせて、前記所定位置を前記炉内中性
子検出器が通過する時の検出器出力に擾乱を発生させ、
該擾乱から前記炉内中性子検出器の位置を特定する。
するために、本発明では、燃料集合体内の軸方向通路を
移動する炉内中性子検出器の位置を検知すべく、前記軸
方向通路に沿った複数の所定位置において、中性子吸収
効果に差異を生じさせて、前記所定位置を前記炉内中性
子検出器が通過する時の検出器出力に擾乱を発生させ、
該擾乱から前記炉内中性子検出器の位置を特定する。
擾乱は、軸方向通路の所定位置に中性子吸収部材を付設
したり、軸方向通路の所定位置の肉厚を薄肉化すること
により発生させる。
したり、軸方向通路の所定位置の肉厚を薄肉化すること
により発生させる。
中性子検出器は、移動しながら測定信号を発生するが、
中性子検出器が所定位置を通過する際に、測定信号に擾
乱が生ずる。この擾乱の位置は、上述した軸方向通路の
所定位置に対応しているため、少なくとも同所定位置の
数に対応する中性子検出器の複数の位置が必ず精確に検
出され、特定される。
中性子検出器が所定位置を通過する際に、測定信号に擾
乱が生ずる。この擾乱の位置は、上述した軸方向通路の
所定位置に対応しているため、少なくとも同所定位置の
数に対応する中性子検出器の複数の位置が必ず精確に検
出され、特定される。
[実施例]
次に、本発明による位置検知方法の好適な実施例につい
て添付図面の第1八図及び第1B図を参照して詳細に説
明する。
て添付図面の第1八図及び第1B図を参照して詳細に説
明する。
第1八図は、本発明に従って後述するように中性子吸収
部材が付設された燃料集合体10を概略的に示すもので
、同燃料集合体10は、上部ノズル11と、下部ノズル
12と、これ等のノズル間にある燃料棒束13と、該燃
料棒束13の両端部から突出して上部ノズル11.下部
ノズル12に取着される複数の制御棒案内管14とを備
えており、燃料棒束13の中央に計装管(軸方向通路)
15が挿通されている。この計装管15内に第1図に関
連して説明したものと同様の検出器案内管3が入るよう
になっている。
部材が付設された燃料集合体10を概略的に示すもので
、同燃料集合体10は、上部ノズル11と、下部ノズル
12と、これ等のノズル間にある燃料棒束13と、該燃
料棒束13の両端部から突出して上部ノズル11.下部
ノズル12に取着される複数の制御棒案内管14とを備
えており、燃料棒束13の中央に計装管(軸方向通路)
15が挿通されている。この計装管15内に第1図に関
連して説明したものと同様の検出器案内管3が入るよう
になっている。
駆動ケーブル5に接続された炉内中性子検出器4はこの
検出器案内管3内に駆動装置6により送り込まれ、炉内
の中性子束分布を計測するようになっている。
検出器案内管3内に駆動装置6により送り込まれ、炉内
の中性子束分布を計測するようになっている。
尚、本発明の実施例によると、計装管15内を移動する
中性子検出器4の位置を精確に検知するために、燃料集
合体10の計装管15の回りには、例えば八ツニウム、
銀−インディゴカドミウム合金等のように中性子吸収効
果のある物質からなる複数のリング状の中性子吸収部材
16が、位置が既知である燃料集合体10の反応頭載の
上端と、中間と、下端とに軸方向に離間して取り付けら
れている。
中性子検出器4の位置を精確に検知するために、燃料集
合体10の計装管15の回りには、例えば八ツニウム、
銀−インディゴカドミウム合金等のように中性子吸収効
果のある物質からなる複数のリング状の中性子吸収部材
16が、位置が既知である燃料集合体10の反応頭載の
上端と、中間と、下端とに軸方向に離間して取り付けら
れている。
このように計装管15の既知位置に中性子吸収部材I6
を取り付けておくと、この位置を中性子検出器4が通過
する時に、中性子吸収部材16による中性子の吸収効果
により、第1B図の検出器出力曲線18に示すように検
出器出力に擾乱が生じ、この擾乱から検出器案内管3内
の中性子検出器4の軸方向位置を特定できる。
を取り付けておくと、この位置を中性子検出器4が通過
する時に、中性子吸収部材16による中性子の吸収効果
により、第1B図の検出器出力曲線18に示すように検
出器出力に擾乱が生じ、この擾乱から検出器案内管3内
の中性子検出器4の軸方向位置を特定できる。
また、第1^図に示すように、例えば燃料集合体lOの
中間部位に別のリング状の中性子吸収部材17を更に取
り付け、第1B図に示すように、得られた検出器出力が
各燃料集合体10について中間部位に相当する位置で特
定のパターンとなるように予め定めておけば、検出器出
力曲線から測定中の燃料集合体を特定することができる
。
中間部位に別のリング状の中性子吸収部材17を更に取
り付け、第1B図に示すように、得られた検出器出力が
各燃料集合体10について中間部位に相当する位置で特
定のパターンとなるように予め定めておけば、検出器出
力曲線から測定中の燃料集合体を特定することができる
。
更に、上述の実施例では計装管15の外周にリング状の
中性子吸収部材16.17を付設したが、通常的ll1
lI11の肉厚のジルカロイ管からなる計装管15の軸
方向の特定部位を薄肉に形成しておいても、この特定部
位で中性子吸収作用の差異が発生し、中性子検出器の位
置を同様に特定することができる。
中性子吸収部材16.17を付設したが、通常的ll1
lI11の肉厚のジルカロイ管からなる計装管15の軸
方向の特定部位を薄肉に形成しておいても、この特定部
位で中性子吸収作用の差異が発生し、中性子検出器の位
置を同様に特定することができる。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、軸方向通路の所定位置
で中性子吸収効果に差異を付け、この差異を中性子検出
器により測定しているので、中性子検出器の位置を実質
的に直接測定して、検出精度の信頼性向上を図ることが
できる。
で中性子吸収効果に差異を付け、この差異を中性子検出
器により測定しているので、中性子検出器の位置を実質
的に直接測定して、検出精度の信頼性向上を図ることが
できる。
また、好適な実施例においては、燃料集合体内定位置の
近傍において、燃料集合体毎に異なる出カバターンを生
じさせるように、中性子吸収効果に差異を生じしめてい
るために、中性子検出器が測定している燃料集合体を特
定することができる。
近傍において、燃料集合体毎に異なる出カバターンを生
じさせるように、中性子吸収効果に差異を生じしめてい
るために、中性子検出器が測定している燃料集合体を特
定することができる。
第1八図は、本発明の方法による中性子検出器の位置検
知について説明するための燃料集合体の概要図、第1B
図は、本発明の方法を実施して得られた中性子検出器の
軸方向位置を表す、燃料集合体軸方向高さと検出器出力
との関係を示す曲線図、第2図は、従来の中性子検出器
の位置検知法を説明するための概要図である。 4・・・炉内中性子検出器 10・・・燃料集合体 15・・・計装管(軸方向通路) 16・・・中性子吸収部材 第1A図 事IB図
知について説明するための燃料集合体の概要図、第1B
図は、本発明の方法を実施して得られた中性子検出器の
軸方向位置を表す、燃料集合体軸方向高さと検出器出力
との関係を示す曲線図、第2図は、従来の中性子検出器
の位置検知法を説明するための概要図である。 4・・・炉内中性子検出器 10・・・燃料集合体 15・・・計装管(軸方向通路) 16・・・中性子吸収部材 第1A図 事IB図
Claims (1)
- 燃料集合体内の軸方向通路を移動する炉内中性子検出
器の位置を検知するために、前記軸方向通路に沿った複
数の所定位置において、中性子吸収効果に差異を生じさ
せて、前記所定位置を前記炉内中性子検出器が通過する
時の検出器出力に擾乱を発生させ、該擾乱から前記炉内
中性子検出器の位置を特定する、炉内中性子検出器の位
置検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1223075A JPH0387695A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 炉内中性子検出器の位置検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1223075A JPH0387695A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 炉内中性子検出器の位置検知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0387695A true JPH0387695A (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=16792445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1223075A Pending JPH0387695A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 炉内中性子検出器の位置検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0387695A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009145332A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Global Nuclear Fuel Americas Llc | 原子力プラントの横方向インコアプローブ監視および較正デバイスならびにその方法 |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP1223075A patent/JPH0387695A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009145332A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Global Nuclear Fuel Americas Llc | 原子力プラントの横方向インコアプローブ監視および較正デバイスならびにその方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4673877A (en) | Zirconium liner thickness measuring method and an apparatus therefor for a zirconium alloy tube | |
US5225148A (en) | Method for checking the thickness and the cohesion of the interface of a duplex tube | |
US4426352A (en) | Composite detector | |
US5568528A (en) | Method and system for compensating a rod position indication system for non-linearity | |
JP2011208958A (ja) | クリアランス放射線測定方法及びクリアランス放射線測定システム | |
JPH0387695A (ja) | 炉内中性子検出器の位置検知方法 | |
US8842797B2 (en) | Gamma scanning apparatus | |
KR890000202B1 (ko) | 원자로의 제어봉을 감시하기 위한 방법 및 장치 | |
JP3274904B2 (ja) | 原子炉出力測定装置 | |
GB1426267A (en) | Nuclear reactors | |
EP0316631B1 (en) | Wear-measurement of a control rod | |
JP4690923B2 (ja) | 中性子束測定装置および中性子束測定方法ならびに原子炉 | |
EP0727787A2 (en) | Nuclear fuel assembly bow and twist measurement apparatus | |
Sha et al. | Out-of-pile steam-fraction determination by neutron-beam attenuation | |
EP2639796B1 (en) | Traversing in core power monitoring system and method for monitoring the driving torque | |
JPH04269697A (ja) | 原子炉用燃料棒の非破壊検査装置 | |
JPS649596B2 (ja) | ||
JP3715447B2 (ja) | 放射能測定装置 | |
JPS57522A (en) | Water level measuring device for nuclear reactor | |
JP5398670B2 (ja) | 中性子測定装置 | |
JPH01176993A (ja) | 炉内中性子束測定装置 | |
JP3174625B2 (ja) | シンブルチューブ炉内接触状況の確認方法 | |
JPS60256093A (ja) | 可動インコア・プロ−ブ装置 | |
JPH05281158A (ja) | アクティブ中性子法による廃棄物ドラム缶内容物の同定法 | |
JPH05133873A (ja) | 核分裂性材料検知装置 |