JPH0387284A

JPH0387284A - 転写装置

Info

Publication number: JPH0387284A
Application number: JP1225619A
Authority: JP
Inventors: Natsumi Ikeda; 池田　菜摘
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date: 1989-08-31
Filing date: 1989-08-31
Publication date: 1991-04-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の構成］（産業上の利用分野）本発明はたとえば、熱転写式あるいは昇華式のカラープ
リンタに適用される転写装置に関する。

（従来の技術）一般に、この種の転写装置は溶融型あるいは昇華型の面
順次式の多色インクリボンを備えてなり、この多色イン
クリボンを供給側から巻取側に送りながらサーマルヘッ
ドの発熱によりインクを用紙に転写させて印字するよう
になっている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、従来においては、インクリボンを一度、
巻取ると、それで、インクリボンの全幅に互って使用済
みとなるため、インクリボンの幅がインクの転写幅より
広い場合には、インクの未転写部分が無駄になり、不経
済的なものとなっていた。

そこで、本発明は転写材の一度使用した色剤面の未転写
部分を再利用できるようにした転写装置を提供すること
を目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は上記課題を解決するため、転写材を供給側から
巻取側に走行させてその色剤を印字ヘッドにより被転写
剤に転写させる転写装置において、上記転写材の色剤を
その幅方向に平行に複数列配色し、前記色剤を一列転写
させる毎に転写材の供給側と巻取側を入換えて転写材を
取り付けることを特徴とするものである。

（作　用）上記手段により、転写材の色剤の未転写部分を再利用で
きるようにした。

（実施例）以下、本発明を第１図乃至第７図に示す一実施例を参照
して説明する。

第２図は熱転写式の複写幾を示すもので、その本体１内
の略中央部にはプラテンドラム２が正逆回転可能に設け
られている。前記プラテンドラム２の一側部には熱転写
式の印字ヘッドとしてのサーマルヘッド１３がプラテン
ドラム２に対し接離自在に設けられている。

上記プラテンドラム２とサーマルヘッド１３との間には
転写材としてのインクリボン１４が介在され、このイン
クリボン１４はその中途部がガイドローラ１５，１５，
１６．１６にガイドされるとともに、両端部が供給軸１
７と巻取軸１８に巻回されている。

前記インクリボン１４には第１図に示すように、その幅
方向に第１および第２のインク列３５゜３６が平行に設
けられている。前記第１のインク列３５にはインクリボ
ン１４の順送り方向に色剤としてのブラックＢ、シアン
Ｃ，マゼンタＭ１イエローＹが配色されている。また、
前記第２のインク列３６にはインクリボン１４の逆送り
方向にブラックＢ１シアンＣ，マゼンタＭ、イエローＹ
が配色されている。

また、上記プラテンドラム２の下部側には用紙Ｐをプラ
テンドラム２に押し付けるプレスローラ３が圧接されて
いる。

また、上記装置本体１の上面部には原稿載置台４が設け
られ、この原稿載置台４の上部には原稿カバー５が開閉
自在に設けられている。前記原稿載置台４の下部側には
露光系６が設けられている。

この露光系６は露光ランプ７、第１乃至第３の反射ミラ
ー８，９，１０．レンズ１１および第４の反射ミラー２
１によって構成されている。上記第２および第３の反射
ミラー９．１０は第２のキャリッジに搭載されている。

上記第１のキーヤリッジは上記原稿載置台４に沿って移
動され、第２のキャリッジも第１のキャリッジと同方向
に１／２の速度で移動されるようになっている。

また、上記第４の反射ミラー２１によって反射される光
路には読取素子（ＣＣＤ）２２が設けられ、この読取素
子２２には信号処理部２３が接続されている。

一方、上記装置本体１の一側下部には排紙トレイ１９が
設けられているとともに、給紙カセット１２が設けられ
ている。前記給紙カセット１２内の被転写材としての用
紙Ｐ・・・は取出ローラ２４により取り出され、２枚取
り防止ローラ２５により２枚取りが防止されて一枚ずつ
送り出される。この送り出された用紙Ｐはガイド２６を
介してレジストローラ２７へ送られるようになっている
。前記レジストローラ２７にはギヤ２８．２９．３０を
介して駆動モータ３１が接続され、この駆動モータ３１
により、正逆回転されるようになっている。上記レジス
トローラ２７とプラテンドラム２との間にはガイド３２
が設けられている。

また、上記ガイド２６内にはゲート３３が回動自在に設
けられ、用紙Ｐをａ方向、あるいはｂ方向に案内するよ
うになっている。前記ゲート３３と上記排紙トレイ１９
との間にはガイド４１．送りローラ４２、ガイド４３．
および排出ローラ４４が配設されている。また、上記プ
ラテンローラ２にはドラムクリッごく３４が設けられ、
用紙Ｐの端部を掴んだり、離したりするようになってい
る。

また、第３図は熱転写式複写幾の構成を示すブロック図
である。

この熱転写式複写幾は全体制御部５１、スキャナ部５２
、色変換部５３、メモリ部５４、プリンタ部５５によっ
て構成されている。

上記スキャナ部５２によって検出されたグリーンＧ１イ
エローＹ１シアンＣ等それぞれの色成分の値は色変換部
５３によって印字媒体の色、マゼンタＭ１イエローＹ１
シアンＣに色変換され、この色変換された値はメモリブ
５４へ、それぞれの色ごとに原稿上の位置情報とともに
記憶される。

プリンタ部５５ではメモリ部５４より読出す値により、
マゼンタＭ１イエローＹ１シアンＣ１黒Ｂ［黒はマゼン
タ、イエロ、シアンのＡＮＤ出力出力用字媒体を用紙Ｐ
上へ熱転写する。

全体制御部５１はスキャナ部５２、色変換部５３、メモ
リ部５４、プリンタ部５５の全体を制御する。

しかして、画像を印字する場合には、まず、原稿載置台
４上に原稿をセットし、図示しないコピーボタンをオン
する。これにより、露光ランプ９が点灯走査され、原稿
に光が照射され、この原稿を介して反射される光は第１
、第２および第３の反射ミラー８，９，１．０．レンズ
１１、さらに、第４の反射ミラー２１を介してＣＣＤ２
２に受光され、信号処理部２３で画像信号が読取られる
。

一方、このときには、給紙カセット１２内の用紙Ｐは取
出ローラ２４の回転により取り出され、２枚取り防止ロ
ーラ２５で２枚取りが防止されて一枚ずつガイド２６お
よびゲート３３に沿ってレジストローラ２７に送られる
。用紙Ｐはこのレジストローラ２７で整位されるととも
に、レジストローラ２７が駆動モータ３１により、ｄ方
向に回転されることにより、ドラムクリッパ３４へと送
られる。このドラムクリッパ３４で用紙Ｐの先端部が掴
まれるとともに、プラテンドラム２がＣ方向に回転され
、用紙Ｐがプレスローラ３によりプラテンドラム２に押
し付けられた状態で印字先端位置まで送られる。

また、このときは、インクリボン１４が印字先端位置ま
で送られる。しかるのち、サーマルヘッド１３がインク
リボン１４を介して用紙Ｐに加圧されるとともに、プラ
テンドラム２がＣ方向に回転されて印字が開始される。

そして、複数回の印字終了後、サーマルヘッド１３を離
間させるとともに、用紙Ｐの後端部がガイド３２に落下
する位置まで、プラテンドラム２をＣ方向に回転させ、
その後プラテンドラム２をＣ′方向、レジストローラ２
７をｄ′方向に回転させる。これにより、用紙Ｐは下方
に回動された状態にあるゲート３３およびガイド４１を
介して排紙トレイ１９に排紙される。

上記したようにして印字が継続され、インクリボン１４
が巻き取られて第１列目のインク列３５のインクが全て
使用されたら、供給軸１７と巻取軸１８を図示しない供
給リールと、巻取リールからそれぞれ取り外し、第６図
に示すように、巻取軸１８を供給リール、供給軸１７を
巻取リールに入れ換でそれぞれ取り付ける。

しかるのち、再び上記したと同様にして第７図に示すよ
うに、用紙Ｐを矢印で示すように給紙し、インクリボン
１４の色剤を転写させる。

上述したように、インクリボン１４の供給軸１７と巻取
軸１８を入換えて取り付けることにより、第１および第
２のインク列３５．３６を利用でき、インクリボン１４
の未転写部分がなくなり、経済的である。

なお、インクリボン１４の色剤の配色としては、上記一
実施例に限られるものではなく、第８図に示すように、
第２のインク列５１をイエローＹ１マゼンタＭ１シアン
Ｃとしてもよい。

また、インク列は２列に限られず、３列以上としてもよ
い。

この場合には用紙Ｐとインクリボンの幅方向の位置関係
をずらす必要がある。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれば、転写材の色剤を
残すことなく、有効に利用でき、極めて経済的であると
いう効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第７図は本発明の一実施例を示すブロック図
、第４図はインクリボンの順送り時の取り付は状態を示
す説明図、第５図はそのインクリボンのインク転写状態
を示す説明図、第６図はインクリボンの逆送り時の取り
付は状態を示す説明図、第７図はそのインクリボンのイ
ンク転写状態を示す説明図、第８図はインクリボンの他
の実施例を示す平面図である。１３・・・印字ヘッド（サーマルヘッド）、１４・・。転写材（インクリボン）、３５・・・第１のインク列、
３６．５１・・・第２のインク列、Ｂ・・・ブラック（
色剤）、Ｃ・・・シアン（色剤）、Ｍ・・・マゼンタ（
色剤）、Ｙ・・・イエロー（色剤）、Ｐ・・・用紙（被
転写材）。

Claims

【特許請求の範囲】

転写材を供給側から巻取側に走行させてその色剤を印字
ヘッドにより被転写材に転写させる転写装置において、
上記転写材の色剤をその幅方向に平行に複数列配色し、
前記色剤を一列転写させる毎に転写材の供給側と巻取側
とを入換えて転写材を取り付けることを特徴とする転写
装置。