JPH0387215A - パウダスラッシュ成形方法 - Google Patents

パウダスラッシュ成形方法

Info

Publication number
JPH0387215A
JPH0387215A JP22507989A JP22507989A JPH0387215A JP H0387215 A JPH0387215 A JP H0387215A JP 22507989 A JP22507989 A JP 22507989A JP 22507989 A JP22507989 A JP 22507989A JP H0387215 A JPH0387215 A JP H0387215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
mold
molding
molded product
storage box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22507989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0688277B2 (ja
Inventor
Mikito Ishii
幹人 石井
Kazumi Korenaga
是永 和美
Susumu Ishikawa
進 石川
Kazumi Arai
和美 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP22507989A priority Critical patent/JPH0688277B2/ja
Publication of JPH0387215A publication Critical patent/JPH0387215A/ja
Publication of JPH0688277B2 publication Critical patent/JPH0688277B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C41/00Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
    • B29C41/02Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C41/18Slush casting, i.e. pouring moulding material into a hollow mould with excess material being poured off
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C41/00Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
    • B29C41/02Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C41/08Coating a former, core or other substrate by spraying or fluidisation, e.g. spraying powder
    • B29C41/10Coating a former, core or other substrate by spraying or fluidisation, e.g. spraying powder by fluidisation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/04Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/04Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities
    • B29C44/0492Devices for feeding the different materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
    • B29K2105/04Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped cellular or porous
    • B29K2105/043Skinned foam

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば自動車のコンソールボックス等の表皮
の成形に適したパウダスラッシュ成形方法に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、この種のパウダスラッシュ成形方法としては、金
型を加熱する加熱工程と、パウダ収容箱内に装填された
樹脂パウダを前記金型内に投入し、この金型の成形面に
近い部分の樹脂パウダを溶融させる投入工程と、前記金
型内における未溶融の樹脂パウダをパウダ収容箱内へ回
収する回収工程と、前記金型を冷却して溶融樹脂を硬化
させる冷却工程と、前記硬化により成形された樹脂成形
品を金型から離型させる離型工程とから構成されたもの
が一般的である。
目的とする樹脂成形品が、表皮とその内面に接合された
発泡層とからなる場合には、前記投入工程におけるパウ
ダ収容箱として、スキンパウダが装填されたものと、フ
オームパウダが装填されたものとが用いられる。そして
、金型内に最初にスキンパウダが投入及び回収され、そ
の後、フオームパウダが投入及び回収されて表皮及び発
泡層が積層形成されるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記従来のパウダスラッシュ成形においては
、成形回数が多くなるに従い、得られる樹脂成形品の重
量が徐々に増加するという問題がある。第6図は、成形
回数とパウダ収容箱内のパウダ温度との関係、及び成形
回数と樹脂成形品の重量との関係を表したものである。
図中、△はフオームパウダの温度を、○はスキンパウダ
の温度を、・は樹脂成形品の重量をそれぞれ示している
この図より、樹脂成形品の重量増加はスキンパウダ及び
フオームパウダの温度上昇に起因しているものと思われ
る。
本発明の目的は、パウダ温度の上昇を防いで樹脂成形品
の重量の安定化を図ることができるパウダスラッシュ成
形方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] そこで、前記目的を達成するために本発明は、樹脂成形
品を成形するための金型を加熱する加熱工程と、パウダ
収容箱内に装填された樹脂パウダを前記金型内に投入す
ることにより、金型の成形面近くの樹脂パウダを溶融さ
せる投入工程と、前記金型内における未溶融の樹脂パウ
ダをパウダ収容箱内に回収する回収工程と、前記金型を
冷却して溶融樹脂を硬化させる冷却工程と、前記硬化に
より成形された樹脂成形品を金型から離型させる離型工
程とを備え、前記投入工程における投入動作開始時まで
、パウダ収容箱に冷却手段から冷風を吹き付けるパウダ
スラッシュ成形方法をその要旨とするものである。
[作用] 樹脂成形品を成形するための金型は加熱工程で加熱され
る。投入工程ではパウダ収容箱から樹脂パウダが前記金
型内へ投入される。樹脂パウダが金型内へ投入されると
、金型の成形面近くの所定量の樹脂パウダが溶融して金
型に付着する。そして、回収工程では、金型内の未溶融
の樹脂パウダがパウダ収容箱内に回収される。樹脂パウ
ダの回収後、冷却工程で金型を冷却して溶融樹脂を硬化
させると樹脂成形品が成形されるので、離型工程でこの
樹脂成形品を金型から離型させる。すると、lサイクル
が完了する。
ところで、前記パウダ収容箱は投入工程における投入動
作開始時まで、冷却手段から冷風が吹き付けられている
。このため、前記成形工程を多数サイクル行った場合に
も、パウダ収容箱内のパウダの温度は上昇が抑えられ安
定する。
【実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を第1〜5図に従っ
て説明する。
第2図に示すように、本実施例のパウダスラッシュ成形
方法を用いて成形される樹脂成形品lは、塩化ビニール
樹脂によって形成された表皮2と、同じく塩化ビニール
樹脂により形成され、前記表皮2の内面に一体的に接合
された発泡層3とからなり、自動車のコンソールボック
スの表面部分を構成するものである。
次に、前記樹脂成形品1を製造するために用いられる成
形装置について説明する。第1.3図に示すように、こ
の成形装置4は金型の加熱を行うための第1のゾーン5
と、金型へのスキンパウダの投入及び回収を行うための
第2のゾーン6と、金型へのフオームパウダの投入及び
回収を行うための第3のゾーン7と、フオームパウダを
発泡させる後加熱工程を行うための第4のゾーン8と、
溶融樹脂の冷却を行うための第5のゾーン9と、樹脂成
形品1の離型を行うための第6のゾーン1゜とから構成
されており、これらのゾーン5〜1゜を繋ぐ一対のレー
ル11上を、台車12が順に移動するようになっている
前記成形装置4においては、第1のゾーン5と第2のゾ
ーン6との間、及び第3のゾーン7と第4のゾーン8と
の間にそれぞれ仕切り板A、Bが取付けられており、両
仕切り板A、Hによって第2及び第3のゾーン6.7内
へ熱が入り込むのを遮断するようになっている。なお、
本実施例、では両仕切り板A、Bとして板厚が約2 a
mのステンレス板を用いた。
第4図に示すように台車12は、各レール11上を滑動
し得るように下面に車輪13を取着した一対の支持部材
14を備え、両支持部材14の上端部には、金型15か
ら左右両側方へ突出するシャフト16が支持されている
。一方の支持部材14にはモータ及び伝達機構(図示し
ない)が取付けられており、これらによって前記シャフ
ト16及び金型15が回動されるようになっている。な
お、前記金型15内には樹脂成形品1を成形するための
成形凹部15aが穿設されている。
第1,3図に示すように、第1のゾーン5内には、上型
17a及び下型17bが台車12の移動経路Cに接離す
るように、それぞれ上下動可能に配設されており、上下
両型17a、17bによって加熱炉17が構成されてい
る。前記上下両型17a、17bが互いに接近して型閉
めされると、両者間には前記金型15を収容し得る収容
空間17cが形成され、高温雰囲気下のこの収容空間1
7c内で金型15が加熱されるようになっている。
前記第2のゾーン6内には、樹脂パウダの一部を構成す
るスキンパウダSを装填したスキンパウダ収容箱18が
上下動可能に配設されており、このスキンパウダ収容箱
18は前記台車I2が第2のゾーン6へ移動したときに
上動し、それ以外のときには第3図の実線位置で待機す
るようになっている。このスキンパウダ収容箱18の側
面には通気性を向上させるために、目の細かいメソシュ
(図示しない)が取付けられている。
待機位置にあるスキンパウダ収容箱18の周囲にはダク
ト19が配管されており、このダクト19は成形装置4
外に設置された冷却手段の一部を構成するスポットクー
ラ20に接続されている。また、ダクト19においてス
キンパウダ収容箱18と対向する部分には、適数個の吹
き出し口19aがあけられており、ここから排出される
冷風がスキンパウダ収容箱18に側方から3遍なく吹き
付けられるようになっている。
前記第3のゾーン7内には、樹脂パウダの一部を構成す
るフオームパウダFを装填したフオームパウダ収容箱2
1が上下動可能に配設されており、このフオームパウダ
収容箱21は前記台車12が第3のゾーン7へ移動した
ときに上動し、それ以外のときには第3図の実線位置で
待機するようになっている。このフオームパウダ収容箱
21の側面には前記スキンパウダ収容箱18と同様に、
通気性を向上させるためのメツシュ(図示しない)が取
付けられている。
また、待機位置にあるフオームパウダ収容箱21の周囲
にはダクト22が配管されており、成形装置4外に設置
され、かつ前記スポットクーラ20とともに冷却手段を
構成するスポットクーラ23にこのダクト22が接続さ
れている。ダクト22においてフオームパウダ収容箱2
1と対向する部分には、適数の吹き出し口22aがあけ
られており、ここから排出される冷風がフオームパウダ
収容箱21に側方から3遍なく吹き付けられるようにな
っている。
前記第4のゾーン8内には、加熱装置24が上下動可能
に配設されており、この加熱装置24が上動したときに
は金型15の成形凹部15a内に入りこみ、その成形凹
部15a内へ熱風を吹き付けるようになっている。また
、第5のゾーン9内には、金型15を包み込む上下一対
の収容部材25a、25bが接離可能に配設されており
、再収容部材25a、25bで金型15を包み込んだ状
態で冷却水Wが噴射されるようになっている。
次に、前記成形装置4を用いて樹脂成形品1を成形する
方法につい″C成形工程毎に説明する。
■加熱工程 まず、台車12を作動させて第1のゾーン5へ移動させ
る。台車12が第1のゾーン5へ移動したらこれを停止
させ、加熱炉17の上下両型17a。
17bを型閉めして、高温雰囲気下にある収容空間17
C内で金型15を回動させる。すると、金型15全体が
3遍なく加熱される。この加熱が完了したら上下両型1
7a、17bを型開きし、台車12を第2のゾーン6側
へ移動させる。
■スキンパウダ役人工程 台車12が第2のゾーン6へ移動したらこれを停止させ
、金型15の開口を下側にしてスキンパウダ収容箱18
を上動させる。そして、金型15にスキンパウダ収容箱
18を取付け、これら両者をシャフト16を中心として
一体的に回動させる。
すると、金型15内でスキンパウダSが攪拌され、その
金型15の成形凹部15a近くのスキンパウダSが溶融
する。
■スキンパウダ回収工程 続いて、前記回動を停止させて金型15の開口を下側に
すると、その金型15′内で溶融しなかったスキンパウ
ダSが自重によってスキンパウダ収容箱18内へ落下し
回収される。この状態では金型15の成形凹部15a内
には前記溶融状態のスキンパウダSのみが付着している
。そこで、金型15からスキンパウダ収容箱18を取外
し、これを下動させるとともに、台車12を第3のゾー
ン7側へ移動さセる。
■フオームパウダ投入工程 台車12が第3のゾーン7へ移動したらこれを停止させ
、金型15の開口を下側にしてフオームパウダ収容箱2
1を上動させる。そして、金型15にフオームパウダ収
容箱21を取付け、これら両者をシャフト16を中心と
して一体的に回動させる。すると、先に溶融したスキン
パウダS近くのフオームパウダFが溶融する。
■フオームパウダ回収工程 続いて、前記回動を停止させて金型15の開口を下側に
すると、その金型15内で溶融しなかったフオームパウ
ダFが自重によってフオームパウダ収容箱21内へ落下
し回収される。この状態では先に溶融したスキンパウダ
Sに、後で溶融したフオームパウダFが付着している。
そこで、金型15からフオームパウダ収容箱21を取外
し、これを下動させるとともに、台車12を第4のゾー
ン8側へ移動させる。
■後加熱工程 台車12が第4のゾーン8へ移動したらこれを停止させ
て金型15の開口を下側にし、加熱装置24を上動させ
る。すると、金型15の成形凹部15aと加熱装置24
との間には隙間が形成され、加熱装N24から成形凹部
15a内の溶融樹脂に熱風が吹き付けられる。この熱風
により、溶融状態のフオームパウダFが発泡する。前記
フオームパウダFの発泡後、加熱装置24を下動させる
とともに、台車12を第5のゾーン9へ移動させる。
■冷却工程 台車12が第5のゾーン9へ移動したらこれを停止させ
、上下両収容部材25a、25bを移動させて金型15
を包み込ませる。そして、収容部材25aに冷却水Wを
吹き付けると金型15全体が冷やされ、その金型15の
成形凹部15a内の溶融樹脂が硬化し、目的とする樹脂
成形品lが形成される。樹脂成形品lの成形後、上下両
収容部材25a、25bを金型15から離間させ、台車
12を第6のゾーン10へ移動させる。
■離型工程 台車12が第6のシー710へ移動したら、金型15の
開口を上側にし、成形凹部15aから樹脂成形品1を人
手により剥がし取る。すると、本実施例のパウダスラッ
シュ底形の1サイクルが完了する。
ところで、前記成形装置4においては第2及び第3のゾ
ーン6.7が、加熱炉17を備えた第1のゾーン5と加
熱装置24を備えた第4のゾーン8とによって挟まれて
いるので、これらの加熱炉17及び加熱装置24から発
生した熱風が第2及び第3のゾーン6.7へ放射される
おそれがある。
ところが、本実施例では第1のゾーン5と第2のゾーン
6との間、及び第3のゾーン7と第4のゾーン8との間
にそれぞれ仕切り板A、Bを取付けたので、前記放射さ
れた熱が両仕切り板A、Bによって遮断される。このた
め、前記放射熱がスキンパウダS及びフオームパウダF
の温度に悪影響を及ぼすおそれがない。
さらに、本実施例ではスキンパウダ収容箱18及びフォ
ー本パウダ収容箱21の周囲にそれぞれダクト19.2
2が配設され、これらにスポットクーラ20.23から
冷風が供給されているので、両ダクト19.22の吹き
出し口19a、22aから両パウダ収容箱18.21に
冷風が吹き付けられる。そのため、本実施例ではスキン
パウダS及びフオームパウダFの温度をほぼ一定に維持
することができる。
従って、本実施例の成形装置4を用いて多数サイクルパ
ウダスラッシュ底形を行った場合にも、両パウダS、F
の温度がほぼ一定しているために、得られる樹脂成形品
1の重量も安定することになる。第5図は、パウダスラ
ッシュ成形の成形回数とパウダ温度との関係、及び成形
回数と樹脂成形品1の重量との関係を表したものである
。図中、Δはフオームパウダ収容箱21内のフオームパ
ウダの温度を、○はスキンパウダ収容箱18内のスキン
パウダの温度を、・は樹脂成形品1の重量をそれぞれ示
している。
この図より、スキンパウダ温度は成形回数がほぼ10回
以降から安定し、フオームパウダ温度は成形回数がほぼ
25回以降から安定し始める。その結果、樹脂成形品l
の重量は、最初成形回数が多くなるに従い徐々に増加す
る傾向が見られるものの、成形回数が25回を超えるこ
ろから安定化し始めることがわかる。
このように、本実施例のパウダスラッシュ成形方法によ
れば、パウダ温度の上昇を防ぐことにより、樹脂成形品
1の重量をほぼ一定に維持することができ、品質の安定
化を図ることが可能となった。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば樹脂成形品lが表皮2及び発泡層3のうち
のいずれか一方のみからなる場合にも適用することがで
きる。
[発明の効果コ 以上詳述したように、本発明のパウダスラッシュ成形方
法によれば、パウダ温度の上昇を防いで樹脂成形品の重
量の安定化を図ることができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明を具体化した一実施例を示し、第1
図はパウダスラッシュ成形装置の概略平面図、第2図は
樹脂成形品の断面図、第3図はパウダスラッシュ成形装
置の概略側断面図、第4図は同じく要部斜視図、第5図
は成形回数と樹脂成形品の重量との関係、及び成形回数
とパウダ温度との関係を示すグラフであり、第6図は従
来技術における成形回数と樹脂成形品の重量との関係、
及び成形回数とパウダ温度との関係を示すグラフである
。 1・・・樹脂成形品、15・・・金型、18・・・スキ
ンパウダ収容箱、20.23・・・冷却手段を構成する
スポットクーラ、21・・・フオームパウダ収容箱、F
・・・フオームパウダ、S・・・スキンパウダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、樹脂成形品(1)を成形するための金型(15)を
    加熱する加熱工程と、 パウダ収容箱(18、21)内に装填された樹脂パウダ
    (F、S)を前記金型(15)内に投入することにより
    、金型(15)の成形面近くの樹脂パウダ(F、S)を
    溶融させる投入工程と、前記金型(15)内における未
    溶融の樹脂パウダ(F、S)をパウダ収容箱(18、2
    1)内に回収する回収工程と、 前記金型(15)を冷却して溶融樹脂を硬化させる冷却
    工程と、 前記硬化により成形された樹脂成形品(1)を金型(1
    5)から離型させる離型工程とを備え、前記投入工程に
    おける投入動作開始時まで、パウダ収容箱(18、21
    )に冷却手段(20、23)から冷風を吹き付けること
    を特徴とするパウダスラッシュ成形方法。
JP22507989A 1989-08-31 1989-08-31 パウダスラッシュ成形方法 Expired - Lifetime JPH0688277B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22507989A JPH0688277B2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 パウダスラッシュ成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22507989A JPH0688277B2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 パウダスラッシュ成形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0387215A true JPH0387215A (ja) 1991-04-12
JPH0688277B2 JPH0688277B2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=16823687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22507989A Expired - Lifetime JPH0688277B2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 パウダスラッシュ成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0688277B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0688277B2 (ja) 1994-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0010914B1 (en) Method and apparatus for moulding plastics articles from particulate plastics material
US4979888A (en) Apparatus for molding an article from a fusible synthetic resin
JPH07115367B2 (ja) プラスチック成形シートを製造するための装置
JP2007512144A5 (ja)
MXPA05001393A (es) Metodos y aparatos para el tratamiento con calor y remocion de arena para fundiciones.
CN107530921B (zh) 粉末搪塑成形机以及粉末搪塑成形法
JPH02113912A (ja) 複合発泡成形体の製造方法
US4740337A (en) Powder slush process for making plastic articles
JPH0387215A (ja) パウダスラッシュ成形方法
JP2011506147A (ja) 金属/プラスチック複合物品を製造する鋳造装置システム及びプロセス
KR100753759B1 (ko) 열처리용 장치와 방법 및 그 열처리용 장치를 포함하는 주조기계
JP3578371B2 (ja) 加熱炉
JPH0428210B2 (ja)
US20200223107A1 (en) Systems and methods for rotational molding
JPH0481926B2 (ja)
JP4760575B2 (ja) スラッシュ成形における加熱制御方法
KR20190036924A (ko) 고온의 공기로 보조되는 열가소성 섬유강화 복합재의 성형방법 및 그 성형장치
KR100950777B1 (ko) 금형 후면가열형 파우더슬러쉬 몰딩장치
RU2005115389A (ru) Способ изготовления изделий из термопластичного материала
JPH0425844B2 (ja)
US20110248418A1 (en) Moulding Method and A Moulding Machine
JP4589708B2 (ja) モールドフォーム成形ラインの成形型冷却装置
JPH01314148A (ja) 発泡スチロール成型機
JPH0233507B2 (ja) Goseijushihyohitainoseizoho
JPH03257030A (ja) 光学素子の成形方法