JPH0386898A - ブラジキニンの拮抗作用を有するペプチド - Google Patents

ブラジキニンの拮抗作用を有するペプチド

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JPH0386898A
JPH0386898A JP2211764A JP21176490A JPH0386898A JP H0386898 A JPH0386898 A JP H0386898A JP 2211764 A JP2211764 A JP 2211764A JP 21176490 A JP21176490 A JP 21176490A JP H0386898 A JPH0386898 A JP H0386898A
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ベルンヴアルト・シエルケンス
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    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はブラジキニンの拮抗作用を有する新規ペプチド
およびその製造方法に関する。
ブラジキニンのアンタゴニストペプチドはWO3610
7263号に記載されており、そこにはとりわけペプチ
ドホルモンのブラジキニンまたはその他のブラジキニン
類似体の7位のL−ProがD−アミノ酸例えばD−P
he、 D−Thiq D−Pa1、 CDF%D−N
a1%MDY% D−phgs D−His%D−Tr
p、 D−Tyr。
D−hPhe、 D−Va1%D−Ala、 D−11
s、 D−LeuおよびDOMTによって置換されてい
るペプチドが記載されている。
本発明はブラジキニンの拮抗作用を有する新規な活性ペ
プチドを見出す目的に基づいている。
該目的は下記式■ A−B−C−E−F−に−(D)−Phe−G−M−F
’−1(I )〔式中 Aは、 a1)水素、 (ct”ca)−アルキル、 (CI”CI)−アルカノイル、 (C+〜cm)−アルコキシカルボニルまたは(Ct〜
cm)−アルキルスルホニル、(ここで各場合において
1,2または3個の水素原子は下記の基 カルボキシル、 アミハ (C+〜C4)−アルキル、 (C,〜C4)−アルキルアミノ、 ヒドロキシル、 (C+〜C4)−アルコキシ、 ハロゲン、 ジー(Ct〜C4)−アルキルアミノ、カルバモイル、 スルファモイル、 (ct−C4)−アルコキシカルボニル、(CS〜C+
 z)−アリールおよび (Cs〜C+z)−アリール−(ct−cs)−アルキ
ル、からなる系より選択される1、2または3個の同一
または相異なる基によって場合により個の同一または各
場合において1個の水素原子は下記の基 (CS−C1)−シクロアルキル、 (C+〜C4)−アルキルスルホニル、(C,〜C4)
−アルキルスルフィニル、(CS−C3)−アリール−
(C+〜C4)−アルキルスルホニル、 (CS〜C+ り一アリールー(C+〜C4)−アルキ
ルスルフィニル、 (CS−Cl2)−アリールオキシ、 (Cm〜C5)−へテロアリールおよび(CS−C9)
−へテロアリールオキシからなる系より選択される1個
の基によって場合により置換されモして1個の水素原子
は下記の基 カルボキシル、 アミへ (C+〜C4)−アルキルアミノ、 ヒドロキシル、 (C+〜C4)−アルコキシ、 ハロゲン、 ジー(CI”C4)−アルキルアミノ、カルバモイル、 スルファモイル、 (C+=Ca)−アルコキシカルボニル、(CS−C1
,)−アリールおよび (C,〜Cl2)−アリール−(c+”cs)−アルキ
ル、からなる系より選択される1個の同一または相異な
る基によって場合により置換される)、る)、 as) Ccs〜C5)−シクロアルキル、カルバモイ
ル(これは窒素上で(C3〜C9)−ヘテロアリーロイ
ル、(C1〜C8)−アルキルもしくは(CS〜C+z
)−アリールによって場合により置換されることもある
)、(C1〜C□、)−アリール、 CCt〜C+s)−アリールオキシ、 (C1〜CIり一アリールスルホニルまたはCcs〜C
5)−へテロアリールもしくは(C7〜C13)−アリ
ーロイル、 (ここでa1)およびa1)の各場合で定義された基中
、ヘテロアリール、アリールオキシ、アリールスルホニ
ルおよびヘテロアリ−ロイルは下記の基 カルボキシル、 アミへ ニトロ、 (C+〜C4)−アルキルアミノ、 ヒドロキシル (C+〜Ca)−アルキル、 (C+〜C4)−アルコキシ、 ハロゲン、 シアハ シ−(C+〜C4)−アルキルアミノ、カルバモイル、 スルファモイルおよび (ct’=c1)−アルコキシカルボニル、からなる系
より選択される1、2.3または4個の同一または相異
なる基によって場合により置換される)または as)  弐■ (式中 R1はa1)またはa2)に記載のAの定義を有し、R
雪は水素またはメチルを示し、 R3は水素を示すかまたは(C+〜C3)−アルキル好
ましくは(CI”C4)−アルキル(これは場合により
下記の基 アミハ 置換アミノ、 ヒドロキシル、 カルボキシル、 カルバモイル、 グアニジノ、 置換グアニジノ、 ウレイド、 メルカプト、 メチルメルカプト、 フェニル、 4−クロロフェニル、 4−フルオロフェニル、 4−ニトロフェニル、 4−メトキシフェニル、 4−ヒドロキシフェニル、 フタルイミド、 4−イミダゾリル、 3−インドリル、 2−チエニル、 3−チエニル、 2−ピリジル、 3−ピリジルまたは シクロヘキシル、 によってモノ置換される)を示し、その際置換アミノは
化合物−NH−A−を示しそして置換グ好ましくは(C
1〜C4)−アルキル(NH)−NH−A(ここでAは
a1)またはa1)に記載の定義を有する)を示す)の
基を示し; Bは、L−またはD−配置の塩基性アミノ酸(これは側
鎖において置換される場合もある)を示し: Cは、式I[[aまたはmb G’−G’−Gly    G’−NH−(CH1)n
−C0(n[a)       (II[b)(式中G
′は互いに独立して下記式■ (式中R4およびR5はそれらを担持している原子と一
緒になって、2〜15個の炭素原子を有と一緒になつて
、2〜15個の炭素原子を有する複素環の基を形成する
)の化合物を示し;合物を示し; Eは2〜8である)の化合物を示し; Fは互いに独立していて、側鎖において置換される場合
もある中性、酸性または塩基性の、脂肪族または芳香族
のアミノ酸を示すかまたは直接結合を示し; (D)−pheは、フェニル部分において場合により置
換されることもあるD−フェニルアラニンを示し; Gは前記G′の定義を有するかまたは直接結合を示し; F′は前記Fの定義を有するか基−NH−(CH1)n
−(ここでn=2〜8)を示すかまたはGが直接結合を
示さない場合には直接結合を示すことができ; ■は一〇〇、−NH!または−NHC,H,であり;に
は基−NH(CH1)x−GO−(ここでx −1〜4
 )を示すかまたは直接結合を示し;そしてMは前記F
の定義を有する) のペプチドおよびその生理学的に許容しうる塩によって
達成される。
特記しない限り、立体記号なしのアミノ酸基の略語はL
型の基を示す(Schr6der、  Lubke。
The Peptides、 Volume  I 、
 New York 1965+pages X n 
−X X m ; Houben−Wey1、 Met
hodender Organischen Chem
ie (Methods of OrganicChe
mistry)、Volume X V / lおよび
2、Stut−Lgart 1974参照)。該アミノ
酸基の略語は例えば下記のとおりである。
^ad、 Abu、γAbux ABZI 2ABZ%
  t Aca、 Ach。
^c p s A d p d s A h b s 
A i b sβAib%Ala、βAla。
ΔAIa%A1g%A11q Amas Amt、 A
pes Apms kprsArg、 Asn、 As
p、 Asu、 Aze、 AziSBai、 Bph
Can5CIL% Cyss CyLa、 Daads
 Dab、 Dadd、 DapsDapm%Dasu
、 Djen、 DpalDtcs Fe1、 Gln
、 Glu。
GlySGuv、 hAla、 hArg、 hCys
、 hGln、 hGlu。
1(is、 hlle、 hLeu、 hLysShM
et、 hPhe、 hPro、hSer、 hThr
、hTrp、 hTyrSHy1、 Hyp、 3Hy
p。
lie、 lse、 Iva、 Kyns Lant、
 Lcn%Leu、 LSgxL y s s  βL
ys、  ΔLys、Met、MimS Min、nA
rg。
Nle% Nva、Oly、0rns  Pan、Pe
c、Pen1l Phe。
Phg、PicS Pro、  ΔPros  Pse
s  Pya)Pyr)PzaqQinS Ros、S
ar、5ecS Sem、Ser、Thi、  βTh
i。
Thr、Thy、Thxs  Tia、Tle、Tly
、Trp、  Trta。
Tyr、  Vale 式■の複素環式環系の適当な基は特に下記群の複素環の
基であり、それらの全ては場合により置換されていても
よい。
ピロリジン−2−カルボン酸;ピペリジン−2−カルボ
ン酸; 1.2.3.4−テトラヒドロイソキノリン−3−カル
ボン酸; デカヒドロイソキノリン−3−カルボン酸;オクタヒド
ロインドール−2−カルボン酸;デカヒドロキノリン−
2−カルボン酸;オクタヒドロシクロペンタ(b)ピロ
ール−2−カルボン酸; 2−アザビシクロ(2,2,2)オクタン−3−カルボ
ン酸; 2−アザビシクロ(2,2,1)へブタン−3−カルボ
ン酸; 2−アザビシクロ(3,1,0)ヘキサン−3−カルボ
ン酸; 2−アザスピロ(4,4)ノナン− 3−カルボン 酸 ; 2−アザスピロ(4,5)デカン− 3−カルボン 酸; スピロ〔(ビシクロ(2,2,1)へブタン)−2,3
− ピロリジン−5−カルボン酸〕 ; スピロ〔(ビシクロ(2,2,2) オクタン) −2,3 一ピロリジンー5−カルボン酸〕 ニ −アザト リ シクロ (4,3,O,l@l’) デカン− 3−カルボン酸; デカヒドロシクロへブタ(b)ピロール−カルボン酸; デカヒドロシクロオクタ(b)ピロール−カルボン酸; オクタヒ ドロシクロ(c)ピロール−2−カル ボンra: オクタヒドロイソイ ンドールー 一カルポン 酸 ; 2.3.3a、4.6a−ヘキサヒドロシクロペンタ(
b) ピロール−2−カルボン酸; 2.3.3a、4.5.7a−ヘキサヒドロインドール
− 2−カルボン酸; ア トラ ヒ ドロチアゾール−4−カルボン酸; インキサリジン− 一カルポン酸;ピラゾリ ジン−3−カルボン酸: ヒドロキシプロリン−2−カルボン酸。
下記の基 に基づく複素環は例えば下記の特許明細書US−A−4
,344,949、US−A−4、374,847、U
S−A−4,350,704、EP−A−50,800
,EP−A−31,741,EP−A−51,020、
EP−A−49,658、EP−A−49,605、E
P−A−29、488、EP−A−46,953、EP
−A−52,870,EP−A−271,865、DE
−A−3,226,768、DE−A−3,151,6
90,DE−A−3,210,496、DE−A−3,
211,397、DE−A−3,211,676、DE
−A−3,227,055、DE−A−3,242,1
5110E−A−3,246,503およびDE−A−
3,246,757から知られている。
これらの複素環のいくつかはさらにまたDE−A−3,
818,850,3号にも記載されている。
個々の場合において特記しない限り、アルキルは直鎖状
または分枝鎖であることができる。
これはアルコキシ、アラルキルまたはアルカノイルのよ
うなアルキルから誘導される基にも適用される。
(C8〜C,1)−アリールはフェニル、ナフチルまた
はビフェニリルを示すのが好ましい。アリールオキシ、
アラルキルまたはアロイルのような(cm〜C3)−ア
リールから誘導される基も対応して定義される。
ハロはフッ素、塩素、臭素または沃素を示すが、塩素が
好ましい。
塩として可能なものは特にアルカリ金属塩もしくはアル
カリ土類金属塩、生理学的に許容しうるアミンとの塩お
よび無機酸または有機酸例えばHCQ、 HBr5 H
2SO4% H3PO4、マレイン酸、フマル酸、クエ
ン酸、酒石酸および酢酸との塩である。
式■を有する好ましいペプチドは式中、BがArgSL
yss Orn、 2.4−ジアミノブチロイルまたは
L−ホモアルギニン基(ここで各場合において側鎖のア
ミノ基またはグアニジノ基は請求項1記載のa1)また
はa2)に定義されたAによって置換されることもある
)を示し:Eが環員子としてのアリール部分に6〜14
個の炭素原子を有する、L−またはD−配置の芳香族ア
ミノ酸基、例えば2−3−または4−位でハロゲンによ
って場合により置換されているフェニルアラニン、O−
メチルチロシン、2−チエニルアラニン、2−ピリジル
アラニンまたはナフチルアラニンを示し; F′がL−またはD−配置の塩基性アミノ酸基例えばA
rgまたはLys (ここで側鎖のグアニジノ基または
アミノ基は前記のa1)またはa2)に記載のAによっ
て置換されることもある)を示すかまたは基−Nn−(
cnz)n−(ここでn = 2〜8 )を示し;そし
て Kが基−NH−((H2)x−CO−(ここでx−2〜
4)を□すかまたは直接結合を示し; (D)−Pheが、フェニル部分においてハロゲンまた
は(CI”C4)−アルコキシによって場合により置換
されていることもあるD−フェニルアラニンを示すペプ
チドである。
特に好ましい式!のペプチドは式中、BがArg、 O
rnまたはLys (ここで側鎖のグアニジノ基または
アミノ基は置換されていないかまたは(C+〜Ca)−
アルカノイル、(Ct〜C+ 3)−アリ−ロイル、(
CS−C5)−アリーロイル、(C3〜C9)−ヘテロ
アリーロイル、(C1〜C3)−アルキルスルホニルも
しくは(C1〜C1り一アリールスルホニルによって置
換されていることもあり、ここでアリール、ヘテロアリ
ール、アリ−ロイル、アリールスルホニルおよびヘテロ
アリ−ロイル基はa2)に記載のように1,2.3また
は4個の同一または相異なる基で場合により置換される
こともある)を示し、 Eがフェニルアラニン、2−クロロフェニルアラニン、
3−クロロフェニルアラニン、4−クロロフェニルアラ
ニン、2−フルオロフェニルアラニン、3−フルオロフ
ェニルアラニン、4−フルオロフェニルアラニン、チロ
シン、O−メチルチロシンまたはβ−(2−チエニル)
アラニンを示し、 Kが直接結合を示し、 Mが直接結合を示しそして (D)−Pheが場合によりフッ素、塩素、臭素または
メトキシによって置換されることもあるD−フェニルア
ラニンを示すペプチドである。
さらに特に好ましい式Iのペプチドは式中、Aが(D)
−もしくは(L)−H−Arg、 (D)−もしくはは
(L)−H−LysまたはCD)−もしくは(L)−H
−Ornを示し、 BがArgs OrnまたはLys(ここで側鎖のグア
ニジノ基またはアミノ基は水素、(C7〜C13)−ア
ルカノイル、(Ct〜Ct 3)−アリ−ロイル、(C
S〜C1)−アリーロイル、(c+”ca)−アルキル
スルホニルまたは(C6〜C1*)−アリールスルホニ
ルによって置換されていることもあり、ここでアリール
、ヘテロアリール、アリ−ロイル、アリールスルホニル
およびヘテロアリ−ロイル基はメチル、メトキシおよび
ハロゲンからなる系より選択されるL 2.3または4
個の同一または相異なる基で場合により置換されること
もある)を示し、 CがPro−Pro−GLVs HYp−Pro−Gl
yまたはPro−uyp−ctyを示し、 EがPheまたはThiaを示し、 FがSer、Hser、Lys、 Leu、 Va1%
N1ex IleまたはThrを示し、 Kが直接結合を示し、 Mが直接結合を示し、 Gが式■の複素環式環系の基を示しくここで複素環の基
はピロリジン−2−カルボン酸;ビヘjJ ’; 7−
2− カルボン11;1.2.3.4−fト5ヒトロイ
ンキノリン−3−カルボン酸;シス−およびトランス−
デカヒドロイソキノリン−3−カルボン酸:シス−エン
ド−シス−エキソトランス−オクタヒドロインドール−
2−カルボン酸、シス−エンド、シス−エキソ−トラン
ス−オクタヒドロシクロペンタノ〔b〕ピロール−2−
カルボン酸またはヒドロキシプロリン−2−カルボン酸
が好ましい)、 F′がArgを示し、 IがOHを示しそして (D)−pheがD−フェニルアラニンを示す、ペプチ
ドである。
本発明はさらに式■のペプチドの製造方法に関する。そ
の方法は(a) C−末端遊離カルボキシル基を有する
フラグメントまたはその活性誘導体をN−末端アミノ基
を有する適当なフラグメントと反応させるかまたは(b
)ペプチドを逐次的に合成することからなり、そして場
合により、(a)または(b)に従って得られた化合物
中においてその他の官能基の保護のために一時的に導入
した1個以上の保護基を除去し、場合により、こうして
得た弐Iの化合物をそれらの生理学的に許容しうる塩に
変換することからなる。
本発明のペプチドはペプチド化学の一般的に知られた手
法(例えばHouben−Wey1、 Methode
nder organischen Chen+ie(
Methods of OrganicChemist
ry)、 Volume 15/2参照)により、好ま
しくは例えばB、  Marrifield、  J、
  Ao+、  Chew。
Soc、  85. 2149(1963)またはR,
C,5heppard。
Int、 J、 Peptide Protein R
es、 2L 118(1983)に記載のような固相
合成法によりもしくは同等の知られた方法によって製造
された。ウレタン保護基例えばt−ブチルオキシカルボ
ニル(Boa)またはフルオレニルメトキシカルボニル
(Fmoc)保護基がσ−アミノ保護基として使用され
る。
必要により、副反応防止のためまたは特殊ペプチド合成
のためにアミノ酸側鎖中の官能基はさらに適当な保護基
(例えばT、W、 Greene、“Prot−ect
ive Groups in Organic 5yn
thesis″参照)によって保護される。ここでは主
として下記の保護基 Arg(Tos)、Arg(Mts)、Arg(Mtr
)、Arg(Pmc)、Asp(OBz1)、Asp(
OBu1)、Cys(4−MeBz1)、Cys(Ac
e)、Cys(SBu1)、Glu(OBz1)、Gl
u(OBu1)、His(Tos)、His(Fmoc
)、旧5(Dnp)、旧5(Tr1)、Lys(Ca−
Z)、Lys(Boc)、Met(0)、5er(Bz
1)、5er(Bu1)、Thr(Bz1)、Thr(
Bu1)、Trp(MLs)、Trp(CHO)、Ty
r(Br−Z)、Tyr(Bz1)またはTyr(Bu
1)が用いられる。
固和合或はペプチドのC−末端から開始して、保護され
たアミノ酸が適当な樹脂にカップリングする。この型の
出発物質は保護されたアミノ酸をエステルまたはアミド
結合を介して、クロロメチル、ヒドロキシメチル、ベン
ズヒドリルアミノ(BHA)またはメチルベンズヒドリ
ルアミノ(MBHA)基で修飾されたポリスチレンマタ
はポリアクリルアミド樹脂に結合させることによって得
ることができる。支持物質として使用する樹脂は商業的
に入手することができる。合成するペプチドがC−末端
で遊離アミド基を有することを意図する場合には通常B
HAおよびMBHA樹脂が使用される。該ペプチドがC
−末端で第2アミド基を有することを意図する場合には
クロロメチルまたはヒドロキシメチル樹脂が用いられ、
その開裂は対応するアミンを使用して実施される。例え
ばエチルアミドを得たい場合には該ペプチドはエチルア
ミンを用いて樹脂から開裂させることができ、引続いて
側鎖保護基の除去はその他の適当な試薬を用いて実施す
る。ペプチド中にアミノ酸側鎖の七−ブチル保護基を保
持することを意図する場合には合或は例えばR,C,5
heppard、  J、Chem、  Sac、、C
hew、Cornrrr。
1982、 587に記載の方法を用い、アミノ酸のσ
−アミノ基を一時的にブロックするためにFmoc保護
基を用いて実施し、その際アルギニンのグアニジノ官能
基は過塩素酸ピリジニウムでのプロトン化によって保護
し、側鎖中のその他の官能基化されたアミノ酸の保護は
接触転移水添の手法(A、 Fe1ix et al 
J、 Org、 Chew、 13.4194(197
8)参照)によりまたは液体アンモニア中ナトリウムの
手法(W、  Roberts、  J、  Am、 
 CheIll。
Soc、  76、 6203(1954)参照)によ
り除去されうるベンジル保護基を用いて実施する。
適当な試薬例えばBoa保護基の場合にはメチレンクロ
ライド中のトリフルオロ酢酸またはFmoc保護基の場
合にはジメチルホルムアミド中に溶解したピペリジンの
20%強度溶液を用いて、樹脂に結合したアミノ酸のア
ミノ保護基を除去した後に、続いて保護された各アミノ
酸を逐次、所望の順序で結合させる。中間的に生成した
N−末端保護されたペプチド樹脂はその後のアミノ酸誘
導体との結合前に前記試薬を用いて脱ブロックされる。
ペプチド合成で使用可能な全ての活性化試薬はカップリ
ング試薬として使用することができる(例えばHoub
en−Wey1、 Methoden der org
ani−schen CheIllie(Method
s of Organic Chemistry)、V
olume 15/2参照)、シかし特にカルボジイミ
ド類例えばN、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド
、N、N’−ジインプロピルカルボジイミドまたはN−
エチル−N’−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボ
ジイミドを使用することができる。カップリングはこの
場合アミノ酸誘導体および活性化試薬さらに所望により
ラセミ化抑制添加剤例えばl−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール(HOBL) (W、に6nig、 R,Gei
ger、 Chem、 Ber。
103、 708(1970)参照)または3−ヒドロ
キシ−4−オキソ−3,4−ジヒドロベンゾトリアジン
(HOOb1)(W、 K6nig、 R,Geige
r、 Chew、 Ber。
103、 2054(1970)参照)を樹脂に加える
ことによって直接実施されうる。しかしまた、対称無水
物またはHOB LもしくはHOOb tエステルとし
てのアミノ酸誘導体の前活性化を別々に実施しついで適
当な溶媒中に溶解した活性化種の溶液を、カップリング
可能なペプチド樹脂に加えることができる。
前記活性化試薬の1種によるアミノ酸誘導体のカップリ
ングまたは活性化はジメチルホルムアミド、N−メチル
ピロリドンもしくはメチレンクロライドまたはこれら溶
媒の混合物中において実施されうる。活性化アミノ酸誘
導体は慣用的には1゜5〜4倍過剰で用いられる。不完
全なカップリングが起こる場合は、次のアミノ酸のカッ
プリングに必要なペプチド樹脂のα−アミノ基の脱ブロ
ックをあらかじめ行わずに、カップリング反応を繰り返
される。
カップリング反応の逐次過程は例えばE。
Kaiser et a1、 Ana1、 Bioch
em、 34.595(1970)に記載のようにニン
ヒドリン反応を用いてモニターすることができる。該合
成はまた例えばApplied Biosystems
社製のペプチドシンセサイザーモデル430Aを用いて
自動化されうる。その際には装置製造者から提供される
合成プログラムを使用するかあるいはまたユーザー自身
が作成したプログラムを使用するかのいずれかが可能で
ある。Fmoc基で保護したアミノ酸誘導体を使用する
場合には特に後者のプログラムが用いられる。
前記手法によるペプチドの合成、後に、該ペプチドは試
薬例えば液状フッ化水素(これはBoc法で製造したペ
プチドの場合に好ましい)またはトリフルオロ酢酸(こ
れはFrnoc法で合成したペプチドの場合に好ましい
)を用いて樹脂から開裂しうる。これらの試薬は樹脂か
らペプチドを開裂させるばかりでなくアミノ酸誘導体の
その他の側鎖保護基をも除去させる。このようにして該
ペプチドはBHAおよびMBHA樹脂を使用して、さら
に遊離酸形態で得られる。BHAまたはMBHA樹脂を
用いる場合には該ペプチドは酸アミドとして得られ、そ
の際開裂は7ツ化水素またはトリフルオロメタンスルホ
ン酸を用いて実施サレる。ペプチドアミドのさらに別の
製造方法はヨーロッパ特許出願第271865号および
第322348号に記載されている。この場合には樹脂
からのペプチドアミドの開裂は、ペプチド樹脂で通常使
用する中強度の酸(例えばトリフルオロ酢酸)、陽イオ
ン同伴物質(cation entrainer)例え
ば7エメール、クレゾール、チオクレゾール、アニソー
ル、チオアニソール、エタンジチオール、ジメチルスル
フィド、エチルメチルスルフィドまたは個々にあるいは
2種以上の補助剤混合物として加えられる固相合成で慣
用の同様の陽イオン同伴物質で処理することによって実
施される。この場合、トリフルオロ酢酸は適当な溶媒例
えばメチレンクロライドで希釈して用いることもできる
ペプチドのL−ブチルまたはベンジル側鎖保護基を保持
する場合には、特に修飾された支持体樹脂上で合成され
たペプチドの開裂は例えばR,C,5heppard 
J、 Chem、 Sac、、 Chem、 Comm
1982、 587に記載のように、メチレンクロライ
ド中の1%トリフルオロ酢酸を用いて実施される。個個
のt−ブチルまたはベンジル側鎖保護基を保持しようと
する場合には合成法と除去法の適当な組合せを使用する
C−末端アミド基またはω−アミノもしくはω−グアニ
ジノアルキル基を有するペプチドの合成では5hepp
ardにより記載の修飾された支持体樹脂が同様に使用
される。合成後、側鎖が十分に保護されたペプチドは樹
脂から開裂され次いで古典的な溶液合成において適当な
アミンまたはω−アミノアルキルアミンもしくはω−グ
アニジノアルキルアミンと反応する。その際、場合によ
り存在するさらに別の官能基はこの分野で知られた方法
で一時的に保護することも可能である。
ω−アミノアルキル基を有するペプチドのさらに別の製
造方法はEP−A264802号に記載されている。
本発明のペプチドは固相技法を使用する2種の一般的な
保護基技法により有利に合成されlこ 。
該合成はApplied Biosystems社製の
自動ペプチドシンセサイザーモデル430Aを使用し、
σ−アミノ基の一時的ブロッキングのためにBocまた
はFmoc保護基を用いて実施された。
Boc保護基を使用する場合には、合成用に前記装置の
製造者によりあらかじめプログラムされた合成サイクル
を使用した。
C−末端に遊離カルボキシル基を有するペプチドの合成
は、Applied Biosystems社製の対応
するBocアミノ酸(R,B、 Merrifield
、 J、 Org。
Chem、  43. 2845(1978)参照)で
官能基化された4−(ヒドロキシメチル)フェニルアセ
トアミドメチルポリスチレン樹脂上で実施された。
同社製のMBHA樹脂をペプチドアミドの製造用に使用
した。活性化試薬としてはN、N’−ジシクロへキシル
カルボジイミドまたはN、N’−ジイソプロピルカルボ
ジイミドを用いた。活性化はCHtC(lzSCH=C
+2.−DMF混合物またはNMP中で対称無水物とし
て、HOBtエステルとしてまたはHOObtエステル
として実施された。該カップリングのためには活性化ア
ミノ酸誘導体2〜4当量を用いた。カップリングが不完
全に行われた場合には該反応を繰り返した。
α−アミノ基の一時的保護のためにFmoc保護基を使
用中は、本発明者自身の合成プログラムをApplie
d Biosystems社製の自動ペプチドシンセサ
イザーモデル430Aを用いる合成用に使用した。該合
或は適当なアミノ酸を使用して、該分野で知られた方法
(E、 Atherton et a1、 J、C,S
Chem、 Comm、 1981.336参照)によ
りエステル化されるBachem社製のp−ベンジルオ
キシベンジルアルコール樹脂(S、  Wang、  
J、  Am、  Chem。
Soc、 95.1328(1973)参照)上で実施
した。HOB tまたはHOOb tエステルとしての
アミノ酸誘導体の活性化は装置製造者により提供される
アミノ酸カートリッジ中において、あらかじめ計量した
、アミノ酸誘導体およびHOB tまたはHOObtの
混合物中にDMF中のジイングロビル力ルポジイミド溶
液を加えることによって直接実施した。
実質的に製造されたFmoc−アミノ酸−oobtはE
P−A−247、573号に記載の場合と同様に用いる
ことができる。このFmoc保護基の除去は反応容器中
で、DMF中に溶解したピペリジンの20%強度溶液を
用いて実施した。使用した過剰量の反応性アミノ酸誘導
体は1.5〜2.5当量であった。カップリングが完全
でなかった場合にはそれをBoa手法の場合のように繰
り返した。
本発明のペプチドは個別的にまたは組合せでブラジキニ
ンの拮抗作用を有する。該作用は種種のモデル例えば単
離されt;ラットの子宮、モルモットの回腸まI;はモ
ルモットの単離された肺動脈で試験することができる(
 Handbook ofExp、 Phar+nac
o1. Vol−25+ Springer Verl
ag。
1970、 p、53〜55参照)。
単離した肺動脈上で本発明ペプチドを試験するために体
重400〜450gのモルモット(DunkinHar
tley)をその首の後に一撃を与えて犠牲にする。
胸を開き、肺動脈を慎重に解剖する。取り囲んでいる組
織を注意深く除去し、肺動脈を45゜の角度でらせん状
に切断する。
縦2.5c+*、横3〜4rsmの脈管ストリップをリ
ンゲル溶液で満たされている10rxQ容量の器官浴中
に固定する。
該溶液の組成(ミリモル10は下記のとおりである。
NaCff              l 54KC
Q                 5.6CaCQ
*               1.9NaHCOs
              2−4グルコース   
   5.0 該溶液中に95%0.および5%CO2を泡立たせ、そ
れを37℃に加温する。pHは7.4であり、脈管スト
リップ上の前負荷は1.09である。
等優性収縮変化(isotonic contract
ionchanges)をレバーアレンジメント(le
verarrangemen1)およびHugo 5a
chs社製のHFモデム(位置センサー)を用いて検出
し、補正レコーダー(BEC,Goerz Metra
waLt SE 460参照)で記録する。
1時間の平衡化の後に実験を開始する。各脈管ストリッ
プがブラジキニン(ブラジキニンは脈管ストリップの収
縮をもたらす)2XlO−’モル/Qに対して最大の感
度を達成した後に、これらペプチドを各場合5 X 1
0−’〜l X 10−’モル/Qの用量で10分間作
用させしめそして再びブラジキニンを加えた後に、対照
と対立させた場合におけるブラジキニンの効果の減少を
比較する 部分的アゴニスト効果の検出用にはペプチドをI X 
10−’−IX 10−”−F−ル/ff(7)用tテ
使用する。
用量−効果曲線から計算される本発明ペプチドのIC,
。値は下記表1に示すとおりである。
表  1 H−(D)−Arg−Arg−Pro−Hyp−G 1
y−Phe−Ser−(D)−Phe−Oic−Arg
−OH1,4XlO−’ 本発明ペプチドの治療有用性はブラジキニンおよびブラ
ジキニン類似ペプチドにより媒介され、惹起されまたは
担持される全ての病理状態の治療にある。これにはとり
わけ外傷例えば創傷、火傷、皮疹、紅斑、浮腫、アンギ
ナ、関節炎、喘息、アレルギー、鼻炎、ショック、炎症
、低血圧、疼痛、痒疹および精子運動性変化がある。
従ってまた、本発明は医薬としての式■のペプチドの使
用およびこれらの化合物を含有する製剤に関する。
製剤は個別的にまたは組合せでの式1の活性物質の有効
量を製薬上使用しうる無機または有機賦形剤と一緒に含
有する。
投与は経腸的、非経口的、例えば皮下に、i、m、 (
筋肉内)またはi、v、 (静脈内)、舌下に、皮膚上
に、鼻内に、直腸内に、膣内に、頬腔内にまたは吸入に
より実施することができる。活性物質の用量は哺乳動物
の種、体重、年令および投与法に左右される。
本発明の製剤はそれ自体知られた溶液、混合、顆粒化ま
たは錠剤コーティングの各手法で調製される。
経口投与または粘膜適用のためには、活性化合物をこの
ための慣用の6加剤例えば賦形剤、安定剤または不活性
希釈剤と混合し次に慣用手法で投与に適した形態例えば
錠剤、コーティング錠剤、ハードゼラチンカプセル、水
性、アルコール性または油性の懸濁液または溶液にする
使用することができる不活性賦形剤は例えばアラビアゴ
ム、マグネシア、炭酸マグネシウム、りん酸カリウム、
ラクトース、グルコース、マグネシウムステアリル7マ
レートまたはデンプン特にトウモロコシデンプンである
。この場合、製剤は乾燥粒および混粒の両方で存在しう
る。
適当な油性賦形剤または溶媒は例えば植物注油または動
物注油例えばヒマワリ油および肝油である。
局所用製剤は水性または油性の溶液、ローション、乳液
もしくはゲル、軟膏もしくは脂肪性軟膏または可能なら
ばスプレー形態で存在することができる。その際所望に
より、ポリマーを添加することによって粘着性を改良す
ることが可能である。
鼻内投与用では、本発明化合物をこのための慣用補助剤
例えば安定剤または不活性希釈剤と混合し次に慣用手法
で投与に適した形態例えば水性、アルコール性または油
性の懸濁液または溶液にする。鼻内用水性製剤にキレー
ト化剤のエチレンジアミン−N、N、N’ 、N’−テ
トラ酢酸、クエン酸、酒石酸またはそれらの塩を加えて
もよい。該経鼻用溶液の投与は計量可能なアトマイザ−
によりまたは粘度増加成分を有する点鼻剤としてまたは
経鼻ゲルもしくは経鼻クリームとして実施することがで
きる。
吸入による投与の場合には、アトマイザ−まt;は不活
性担体ガスを使用する加圧ガスバックを用いることがで
きる。
静脈内、皮下、皮膚上または皮膚投与の場合には、活性
化合物またはそれらの生理学的に許容しうる塩を所望に
より、例えば等長比用もしくはpH調整用の製薬上慣用
の補助剤および溶解剤、乳化剤またはその他の補助剤と
一緒にして溶液、懸濁液または乳液にする。
記載の医薬のいくつかは体液中での半減期が短いので注
射用徐放製剤の使用が有効である。
使用しうる医薬形態は例えば、油状結晶懸濁液、マイク
ロカプセル、ロッドまたはインブラントである。ロッド
またはインブラントは組織適合性ポリマー特に生物分解
性ポリマー例えばポリ乳酸/ポリグリコール酸コポリマ
ーまたはヒトアルブミンを基礎とするポリマーから合成
することができる。
局所用および吸入用の適当な用量範囲を有する剤形は0
.O1〜5 mg/ mQを含有する溶液であり、全身
投与用剤形では0.01” lomg/ kgが適当で
ある。
アミノ酸の略語表 アミノ酸を示すのに用いる略語はEurop、  J。
Biochem、 138.9(1984)に記載のペ
プチド化学で慣用の3文字コードに相当する。さらに使
用される略語は下記のとおりである。
Acm   アセトアミドメチル t −Ahx  ε−アミノヘキサノイルAoc   
シス、エンド−2−アザビシクロ(3,3゜0〕オクタ
ン−3−S−カルボニル Boc   terL−ブチルオキシカルボニルBut
   tert−ブチル Bzl   ベンジル CDF   クロロ−(D)−フェニルアラニルCha
   シクロヘキシルアラニル Chg   シクロヘキシルグリシル CQ−14−クロロベンジルオキシカルボニルDMF 
  ジメチルホルムアミド DOMT   O−メチル−(D)−スレオニルDnp
   2,4−ジニトロフェニルFmoc   9−フ
ルオレニルメトキシカルボニルDY Me 4−Mebzl JLr ts al lilP N1)g 1c 0−メチル−(D)−チロシル メチル 4−メチルベンジル 4−メトキシ−2,3,6−)リメチルフェニルスルホ
ニル メシチレン−2−スルホニル ナフチルアラニル N−メチルピロリジン ネオペンチルグリシル シス−エンド−オクタヒドロインドー ル−2−イルカルボニル Opr インキサゾリジン−3−イルカルポニ al Pmc bg FA ル ビリジルアラニル 2.2,5,7.8−ペンタメチルクロマン−6−スル
ホニル tert−ブチルグリシン トリフルオロ酢酸 Tcs   4−メチルフェニルスルホニルThia 
  2−チエニルアラニル Tie   1.2.3.4−テトラヒドロイソキノリ
ン−3−イルカルボニル Trt    トリチル 以下に本発明によるペプチドの好ましい固相合成法を実
施例により説明するが、本発明はそれに限定されるもの
ではない。
使用したアミノ酸誘導体は下記のとおりであった。
Fmoc−Arg(Mtr)−0Hs  Boc−(D
)−Arg−OH,Fmoc−Arg(Pmc)−0H
,Fmoc−Hyp−OHS Fmoc−Pro−00
bt。
Fmoc−Gly−00bt,Fmoc−Phe−00
bt,Fmoc−Ser(tBu)−OObt, Fm
oc−(D)−Phe−OH, Fmoc−Gin−O
H, Fmoc−Aoc−OH%Fmoc−Thia−
OH, Fmoc−Opr−OH%Fmoc−(D)−
Asn−OH, Fmoc−βーAlaーOH%Fmo
c−Oic−OH。
実施例 l H−(D)−Arg−Arg−Pro−Hyp−G l
y−Phe−Ser−(D)−Phe−0ic−Arg
−OH 標記ペプチドをApplied Biosystems
社製のベプチドインセサイザーモデル430Aを用いて
Fmoc法により、Fmoc−Arg(Mtr)、−O
Hでエステル化されるNovab iochem社製p
−ベンジルオキシベンジルアルコール樹脂(樹脂1g当
たり約0.5ミリモル負荷)上で逐次的に合成した。該
樹脂19を用い、合或はFmoc法用に変形された合成
プログラムを用いて実施した。
各場合、HOObt 0.95ミリモルと一緒に遊離カ
ルボキシル基1個を有するアミノ酸誘導体lミリモルを
重量測定してシンセサイザーのカートリッジ中に入れた
。これらのアミノ酸の前活性化はカートリッジ中で直接
、DMF4IIIQ中に溶解し次にDMF中のジイソプ
ロピルカルボジイミドの0.55モル溶液2mQを加え
ることにより実施され tこ 。
その他のアミノ酸のHOObLエステルをNMP  6
wrQ中に溶解し次にin situに(前活性化され
たアミノ酸のように、DMF中の20%ピペリジンを用
いてあらかじめ脱ブロックした樹脂に同様にカップリン
グさせた。合成の完了後、ペプチドを陽イオン同伴物質
としてのチアアニソールおよびエタンジチオールを用い
て樹脂から開裂させそしてトリフルオロ酢酸を用いて側
鎖保護基を同時に除去した。トリフルオロ酢酸の除去後
に得られI;残留物を酢酸エチルで繰返し消化しついで
遠心分離した。残留した残留物を10%強度酢酸を用い
てセファデックス( @Sephade2)LH20上
でクロマトグラフィー処理した。純粋ペプチド含有の各
7ラクシヨンを合体し、凍結乾燥し を二 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 I A−B−C−E−F−K−(D)−Phe−G−M−F
    ′−I( I )〔式中 Aは、 a_1)水素、 (C_1〜C_8)−アルキル、 (C_1〜C_8)−アルカノイル、 (C_1〜C_8)−アルコキシカルボニルまたは(C
    _1〜C_8)−アルキルスルホニル、{ここで各場合
    において1、2または3個の水素原子は下記の基 カルボキシル、 アミノ、 (C_1〜C_4)−アルキル、 (C_1〜C_4)−アルキルアミノ、 ヒドロキシル、 (C_1−C_4)−アルコキシ、 ハロゲン、 ジ−(C_1〜C_4)−アルキルアミノ、カルバモイ
    ル、 スルファモイル、 (C_1〜C_4)−アルコキシカルボニル、(C_6
    〜C_1_2)−アリールおよび(C_6〜C_1_2
    )−アリール−(C_1〜C_5)−アルキル、 からなる系より選択される1、2または3個の同一また
    は相異なる基によって場合により置換されるか、または
    各場合において1個の水素原子は下記の基 (C_3〜C_8)−シクロアルキル、 (C_1〜C_4)−アルキルスルホニル、(C_1〜
    C_4)−アルキルスルフィニル、(C_6〜C_1_
    2)−アリール−(C_1〜C_4)−アルキルスルホ
    ニル、 (C_6〜C_1_2)−アリール−(C_1〜C_4
    )−アルキルスルフィニル、 (C_6〜C_1_2)−アリールオキシ、(C_3〜
    C_9)−ヘテロアリールおよび(C_3〜C_9)−
    ヘテロアリールオキシからなる系より選択される1個の
    基によって場合により置換されそして1または2個の水
    素原子は下記の基 カルボキシル、 アミノ、 (C_1〜C_4)−アルキルアミノ、 ヒドロキシル、 (C_1−C_4)−アルコキシ、 ハロゲン、 ジ−(C_1〜C_4)−アルキルアミノ、カルバモイ
    ル、 スルファモイル、 (C_1〜C_4)−アルコキシカルボニル、(C_6
    〜C_1_2)−アリールおよび(C_6〜C_1_2
    )−アリール−(C_1〜C_5)−アルキル、 からなる系より選択される1または2個の同一または相
    異なる基によって場合により置換される} a_2)(C_3〜C_8)−シクロアルキル、カルバ
    モイル{これは窒素上で(C_1〜C_6)−アルキル
    もしくは(C_6〜C_1_2)−アリールによって場
    合により置換されることもある}、 (C_6〜C_1_2)−アリール、 (C_7〜C_1_8)−アリールオキシ、(C_8〜
    C_1_2)−アリールスルホニルまたは(C_3〜C
    _9)−ヘテロアリールもしくは(C_3〜C_9)−
    ヘテロアリーロイル、 {ここでa_1)およびa_2)の各場合で定義された
    基中、ヘテロアリール、アリールオキシ、アリールスル
    ホニルおよびヘテロアリーロイルは下記の基 カルボキシル、 アミノ、 ニトロ、 (C_1〜C_4)−アルキルアミノ、 ヒドロキシル (C_1〜C_4)−アルキル、 (C_1〜C_4)−アルコキシ、 ハロゲン、 シアノ、 ジ−(C_1〜C_4)−アルキルアミノ、カルバモイ
    ル、 スルファモイルおよび (C_1〜C_4)−アルコキシカルボニル、からなる
    系より選択される1、2、3または4個の同一または相
    異なる基によって場合により置換される}または a_3)式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II) {式中 R^1はa_1)またはa_2)に記載のAの定義を有
    し、 R^2は水素またはメチルを示し、 R^3は水素を示すかまたは(C_1〜C_6)−アル
    キル好ましくは(C_1〜C_4)−アルキル(これは
    場合により下記の基 アミノ、 置換アミノ、 ヒドロキシル、 カルボキシル、 カルバモイル、 グアニジノ、 置換グアニジノ、 ウレイド、 メルカプト、 メチルメルカプト、 フェニル、 4−クロロフェニル、 4−フルオロフエニル、 4−ニトロフェニル、 4−メトキシフェニル、 4−ヒドロキシフェニル、 フタルイミド、 4−イミダゾリル、 3−インドリル、 2−チエニル、 3−チエニル、 2−ピリジル、 3−ピリジルまたは シクロヘキシル、 によってモノ置換される)を示し、その際置換アミノは
    化合物−NH−A−を示しそして置換グアニジノは化合
    物−NH−C(NH)−NH−A(ここでAはa_1)
    またはa_2)に記載の定義を有する)を示す)の基を
    示し; Bは、L−またはD−配置の塩基性アミノ 酸(これは側鎖において置換される場合もある)を示し
    ; Cは、式IIIaまたはIIIb G′−G′−Gly(IIIa)G′−NH−(CH_2
    )_n−CO(IIIb)(式中G′は互いに狭立して下
    記式IV ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中R^4およびR^5はそれらを担持している原子
    と一緒になって、2〜15個の炭素原子を有する複素環
    の単環、二環または三環式環系を形成する)の基を示し
    そしてnは2〜8である)の化合物を示し; Eは芳香族アミノ酸の基を示し; Fは互いに独立していて、側鎖において置 換される場合もある中性、酸性または塩基性の脂肪族ま
    たは芳香族のアミノ酸を示すかまたは直接結合を示し; (D)−Pheは、フェニル部分において場合により置
    換されることもあるD−フェニルアラニンを示し; Gは前記G′の定義を有するかまたは直接結合を示し; F′は前記Fの定義を有するか、基−NH−(CH_2
    )_n−(ここでn=2〜8)を示すかまたはGが直接
    結合を示さない場合には直接結合を示すことができ; Iは−OH、−NH_2または−NHC_2H_5であ
    り;Kは基−NH−(CH_2)_x−CO−(ここで
    x=1〜4)を示すかまたは直接結合を示し;そして Mは前記Fの定義を有する〕 のペプチドおよびその生理学的に許容しうる塩。 2)BがArg、Lys、Orn、2,4−ジアミノブ
    チロイルまたはL−ホモアルギニン基(ここで各場合に
    おいて側鎖のアミノ基またはグアニジノ基は請求項1記
    載のa_1)またはa_2)に定義されたAによって置
    換されることもある)を示し; Eが環員子としてのアリール部分に6〜14個の炭素原
    子を有する、L−またはD−配置の芳香族アミノ酸基、
    例えば2−、3−または4−位でハロゲンによって場合
    に、より置換されているフェニルアラニン、O−メチル
    チロシン、2−チエニルアラニン、2−ピリジルアラニ
    ンまたはナフチルアラニンを示し;F′がL−またはD
    −配置の塩基性アミノ酸基例えばArgまたはLys(
    ここで側鎖のグアニジノ基またはアミノ基は請求項1の
    a_1)またはa_2)に記載のAによって置換される
    こともある)を示すかまたは基−NH−(CH_2)_
    n−(ここでn=2〜8)を示し;そして Kが基−NH−(CH_2)_x−CO−(ここでx=
    2〜4)を示すかまたは直接結合を示し; (D)−Pheが、フェニル部分においてハロゲンまた
    は(C_1〜C_4)−アルコキシによって場合により
    置換されていることもあるD−フェニルアラニンを示す
    、請求項1記載の式 I のペプチド。 3)BがArg、OrnまたはLys{ここで側鎖のグ
    アニジノ基またはアミノ基は置換されていないかまたは
    (C_1〜C_3)−アルカノイル、(C_7〜C_1
    _3)−アリーロイル、(C_3〜C_9)−ヘテロア
    リーロイル、(C_1〜C_8)−アルキルスルホニル
    もしくは(C_6〜C_1_2)−アリールスルホニル
    によって置換されていることもあり、ここでアリール、
    ヘテロアリール、アリーロイル、アリールスルホニルお
    よびヘテロアリーロイル基はa_2)に記載のように1
    、2、3または4個の同一または相異なる基で場合によ
    り置換されることもある)を示し、 Eがフェニルアラニン、2−クロロフェニ ルアラニン、3−クロロフェニルアラニン、4−クロロ
    フェニルアラニン、2−フルオロフェニルアラニン、3
    −フルオロフェニルアラニン、4−フルオロフェニルア
    ラニン、チロシン、O−メチルチロシンまたはβ−(2
    −チエニル)アラニンを示し、 Kが直接結合を示し、 Mが直接結合を示しそして (D)−Pheが場合により塩素、臭素またはメトキシ
    によって置換されることもあるD−フェニルアラニンを
    示す、請求項1または2記載の式 I のペプチド。 4)Aが(D)−もしくは(L)−H−Arg、(D)
    −もしくは(L)−H−Lysまたは(D)−もしくは
    (L)−H−Ornを示し、 BがArg、OrnまたはLys{ここで側鎖のグアニ
    ジノ基またはアミノ基は水素、(C_1〜C_6)−ア
    ルカノイル、(C_7〜C_1_3)−アリーロイル、
    (C_3〜C_9)−ヘテロアリーロイル、(C_1〜
    C_3)−アルキルスルホニルまたは(C_6〜C_1
    _2)−アリールスルホニルによって置換されているこ
    ともあり、ここでアリール、ヘテロアリール、アリーロ
    イル、アリールスルホニルおよびヘテロアリーロイル基
    はメチル、メトキシおよびハロゲンからなる系より選択
    される1、2、3または4個の同一または相異なる基で
    場合により置換されることもある}を示し、 CがPro−Pro−Gly、Hyp−Pro−Gly
    またはPro−Hyp−Glyを示し、 EがPheまたはThiaを示し、 FがSer、Hser、Lys、Leu、Val、Nl
    e、IleまたはThrを示し、Kが直接結合を示し、 Mが直接結合を示し、 Gが式IV(ここで複素環の基はピロリジン −2−カルボン酸;ピペリジン−2−カルボン酸:1,
    2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−3−カルボン
    酸;シス−およびトランス−デカヒドロイソキノリン−
    3−カルボン酸;シス−エンド−、シス−エキソ−、ト
    ランス−オクタヒドロインドール−2−カルボン酸、シ
    ス−エンド、シス−エキソ−、トランス−オクタヒドロ
    シクロペンタノ〔b〕ピロール−2−カルボン酸または
    ヒドロキシプロリン−2−カルボン酸が好ましい)の複
    素環式環系の基を示し、 F′がArgを示し、 IがOHを示しそして (D)−PheがD−フェニルアラニンを示す、請求項
    1〜3のいずれかに記載の式 I のペプチド。 5)請求項1〜4のいずれか1項に記載の式 I のペプ
    チドの製造において、 (a)C−末端遊離カルボキシル基を有するフラグメン
    トまたはその活性誘導体をN−末端遊離アミノ基を有す
    る適当なフラグメントと反応させるかまたは (b)ペプチドを逐次的に合成することからなり、そし
    て場合により、(a)または(b)に従って得られた化
    合物中においてその他の官能基の保護のために一時的に
    導入した1個以上の保護基を除去し、そして場合により
    、こうして得た式 I の化合物をそれらの生理学的に許
    容しうる塩に変換することからなる、上記の製造方法。 6)請求項1〜4のいずれか1項に記載の式 I のペプ
    チドの医薬としての使用。 7)ブラジキニンおよびブラジキニン類似ペプチドによ
    り仲介され、惹起されまたは担持される病理状態の治療
    のための請求項1〜4のいずれか1項に記載の式 I の
    ペプチドの使用。 8)請求項1〜4のいずれか1項に記載の式 I のペプ
    チドを含有する製剤。
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