JPH0386438A - 工作機用磁気軸受スピンドルの制御装置 - Google Patents
工作機用磁気軸受スピンドルの制御装置Info
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- JPH0386438A JPH0386438A JP22380489A JP22380489A JPH0386438A JP H0386438 A JPH0386438 A JP H0386438A JP 22380489 A JP22380489 A JP 22380489A JP 22380489 A JP22380489 A JP 22380489A JP H0386438 A JPH0386438 A JP H0386438A
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- Japan
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- spindle
- magnetic bearing
- tool
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 230000008030 elimination Effects 0.000 abstract description 4
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 abstract description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 abstract 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
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- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は工作機用磁気軸受スピンドルの制御装置に関
し、特に、主軸に数種類の工具が装着可能な工作機用磁
気軸受スピンドルを制御するような制御装置に関する。
し、特に、主軸に数種類の工具が装着可能な工作機用磁
気軸受スピンドルを制御するような制御装置に関する。
[従来の技術]
磁気軸受スピンドルは、電子制御回路によって主軸が安
定に浮上して回転するように制御される。
定に浮上して回転するように制御される。
このような磁気軸受スピンドルを工作機用として用いる
場合には、装着される研削用クイルなどの工具によって
制御対象の機械系伝達関数などの特性が決定され、それ
に合わせた制御系の構築が必要とされる。
場合には、装着される研削用クイルなどの工具によって
制御対象の機械系伝達関数などの特性が決定され、それ
に合わせた制御系の構築が必要とされる。
特に、曲げモードでの固有振動に対しては、制御回路に
帯域除去フィルタを挿入して、固有振動周波数を除去し
たり、何らかの方法でその周波数域にダンピングを効か
せたりして安定化させる必要がある。したがって、磁気
軸受スピンドルに装着できる工具は、基本的には1つの
みということになる。
帯域除去フィルタを挿入して、固有振動周波数を除去し
たり、何らかの方法でその周波数域にダンピングを効か
せたりして安定化させる必要がある。したがって、磁気
軸受スピンドルに装着できる工具は、基本的には1つの
みということになる。
[発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、最近の工作機械のNC化に伴なって、1
つのスピンドルに数種類の工具を装着して、各工具を切
換えながらワークを加工することが多くなってきており
、磁気軸受スピンドルに対しても、異なる数種類の工具
を装着しても制御系が安定に動作する要求が生じてきた
。
つのスピンドルに数種類の工具を装着して、各工具を切
換えながらワークを加工することが多くなってきており
、磁気軸受スピンドルに対しても、異なる数種類の工具
を装着しても制御系が安定に動作する要求が生じてきた
。
それゆえに、この発明の主たる目的は、数種類の異なる
工具を装着しても、制御系が安定に動作し得る工作機用
磁気軸受スピンドルの制御装置を提供することである。
工具を装着しても、制御系が安定に動作し得る工作機用
磁気軸受スピンドルの制御装置を提供することである。
[課題を解決するための手段]
この発明は主軸に数種類の工具が装着可能な工作機用磁
気軸受スピンドルの制御装置であって、制御ループ中の
位相補償回路、積分回路などからなる主制御回路は固定
のまま、装着する工具によって変動する主軸曲げ回合振
動数に対して減衰を与えるかあるいはその周波数成分を
除去するための切換式帯域除去フィルタと、必要に応じ
て、各工具ごとに主軸の定格回転数を切換えるための回
転数設定手段とを備えて構成される。
気軸受スピンドルの制御装置であって、制御ループ中の
位相補償回路、積分回路などからなる主制御回路は固定
のまま、装着する工具によって変動する主軸曲げ回合振
動数に対して減衰を与えるかあるいはその周波数成分を
除去するための切換式帯域除去フィルタと、必要に応じ
て、各工具ごとに主軸の定格回転数を切換えるための回
転数設定手段とを備えて構成される。
[作用]
この発明にかかる工作機用磁気軸受スピンドルの制御装
置は、主軸に装着する工具ごとに主軸曲げ固有振動数が
変動する場合でも、主制御回路は固定のまま制御ループ
中に挿入する帯域除去フィルタを切換えることにより、
固有振動数に対して減衰を与えるかあるいはその周波数
成分を除去し、必要に応じて各工具ごとに主軸の定格回
転数を切換えるようにしたので、1つの磁気軸受スピン
ドルに数種類の工具が装着可能となる。
置は、主軸に装着する工具ごとに主軸曲げ固有振動数が
変動する場合でも、主制御回路は固定のまま制御ループ
中に挿入する帯域除去フィルタを切換えることにより、
固有振動数に対して減衰を与えるかあるいはその周波数
成分を除去し、必要に応じて各工具ごとに主軸の定格回
転数を切換えるようにしたので、1つの磁気軸受スピン
ドルに数種類の工具が装着可能となる。
[発明の実施例]
第1図はこの発明の一実施例の概略ブロック図である。
まず、第1図を参照して、この発明の一実施例の構成に
ついて説明する。第1図において、セレクトスイッチ4
は磁気軸受スピンドルに装着される工具A、B、C・・
・に応じて切換えられる。
ついて説明する。第1図において、セレクトスイッチ4
は磁気軸受スピンドルに装着される工具A、B、C・・
・に応じて切換えられる。
これにより、各工具A、B、C・・・ごとに予め設定さ
れている定格回転数および帯域除去フィルタが、定格回
転数切換回路5および帯域除去フィルタ切換回路7によ
って選択される。
れている定格回転数および帯域除去フィルタが、定格回
転数切換回路5および帯域除去フィルタ切換回路7によ
って選択される。
モータ1は磁気軸受機械系2によって磁気浮上されなが
ら回転する。磁気軸受機械系2の主軸変位は変位センサ
回路3によって検出され、検出された変位信号は比較器
11に与えられ、目標値と比較される。比較器11の比
較出力は選択された帯域除去フィルタ81,82.83
・・・のいずれかを通って主制御回路9に与えられる。
ら回転する。磁気軸受機械系2の主軸変位は変位センサ
回路3によって検出され、検出された変位信号は比較器
11に与えられ、目標値と比較される。比較器11の比
較出力は選択された帯域除去フィルタ81,82.83
・・・のいずれかを通って主制御回路9に与えられる。
帯域除去フィルタ81,82.83・・・は、それぞれ
対応する工具をスピンドルに装着したときに生じる回灯
振動に対して、減衰を与えるかあるいはその周波数成分
を除去するために挿入される。なお、帯域除去フィルタ
81,82.83・・・は、帯域除去フィルタ切換回路
7の出力によって切換えられるセレクトスイッチ12に
よって選択される。
対応する工具をスピンドルに装着したときに生じる回灯
振動に対して、減衰を与えるかあるいはその周波数成分
を除去するために挿入される。なお、帯域除去フィルタ
81,82.83・・・は、帯域除去フィルタ切換回路
7の出力によって切換えられるセレクトスイッチ12に
よって選択される。
定格回転数切換回路5は固有振動数が初期設定回転数の
近傍の高周波側にある場合に回転数を下げるために設け
られている。定格回転数切換回路5の出力はインバータ
6に与えられ、インバータ6によってモータ1が駆動さ
れる。主制御回路9は帯域除去フィルタ81.82.8
3・・・の出力に応答して磁気軸受機械系2を制御する
ための制御信号をパワーアンプ10に与える。パワーア
ンプ10はその制御信号に応答して磁気軸受機械系2を
駆動する。
近傍の高周波側にある場合に回転数を下げるために設け
られている。定格回転数切換回路5の出力はインバータ
6に与えられ、インバータ6によってモータ1が駆動さ
れる。主制御回路9は帯域除去フィルタ81.82.8
3・・・の出力に応答して磁気軸受機械系2を制御する
ための制御信号をパワーアンプ10に与える。パワーア
ンプ10はその制御信号に応答して磁気軸受機械系2を
駆動する。
第2図はスピンドルに工具を装着したときの機械系伝達
関数を示す図であり、第3図および第4図は同じく一巡
伝達関数を示す図である。
関数を示す図であり、第3図および第4図は同じく一巡
伝達関数を示す図である。
次に、第1図ないし第4図を参照して、この発明の一実
施例の具体的な動作について説明する。
施例の具体的な動作について説明する。
磁気軸受装置2のスピンドルの電磁石の電流値からセン
サ回路3の出力までの機械系伝達関数は装着する工具を
変えることにより、第2図に示す実線から点線のように
固有振動数が変化する。そこで、この発明の一実施例で
は、装着した工具に対応する帯域除去フィルタ81.8
2.83・・・のいずれかに切換える。この場合、必要
に応じてスピンドルの定格回転数も切換える。ただし、
第3図に示すように、固有振動数がスピンドル初期設定
回転数よりも十分高域にありかつ制御系の位相余裕が大
きければ、その固有振動数に対応する帯域除去フィルタ
を切換えるのみでよい。これは第3図に示した一巡伝達
関数において、実線Aが点線Bに変動する場合に相当す
る。
サ回路3の出力までの機械系伝達関数は装着する工具を
変えることにより、第2図に示す実線から点線のように
固有振動数が変化する。そこで、この発明の一実施例で
は、装着した工具に対応する帯域除去フィルタ81.8
2.83・・・のいずれかに切換える。この場合、必要
に応じてスピンドルの定格回転数も切換える。ただし、
第3図に示すように、固有振動数がスピンドル初期設定
回転数よりも十分高域にありかつ制御系の位相余裕が大
きければ、その固有振動数に対応する帯域除去フィルタ
を切換えるのみでよい。これは第3図に示した一巡伝達
関数において、実線Aが点線Bに変動する場合に相当す
る。
また、固有振動数が初期設定回転数の近傍高域周波数(
回転周波数の約130%以下)にある場合では、装着す
る工具に応じて、定格回転数切換回路5によって回転数
が下げられる。そして、その回転周波数に中心周波数を
有する帯域除去フィルタ81.82.83・・・のいず
れかが選択され、中心周波数の高周波側の位相進みによ
って、固有振動に対してダンピングが与えられ、安定化
が図られる。これは第4図に示すような一巡伝達関数の
場合である。
回転周波数の約130%以下)にある場合では、装着す
る工具に応じて、定格回転数切換回路5によって回転数
が下げられる。そして、その回転周波数に中心周波数を
有する帯域除去フィルタ81.82.83・・・のいず
れかが選択され、中心周波数の高周波側の位相進みによ
って、固有振動に対してダンピングが与えられ、安定化
が図られる。これは第4図に示すような一巡伝達関数の
場合である。
[発明の効果コ
以上のように、この発明によれば、スピンドルに装着す
る工具に応じて対応の帯域除去フィルタを挿入し、必要
に応じて回転数を切換えることによって、主制御回路を
変更することなく制御系の安定化を図ることができる。
る工具に応じて対応の帯域除去フィルタを挿入し、必要
に応じて回転数を切換えることによって、主制御回路を
変更することなく制御系の安定化を図ることができる。
第1図はこの発明の一実施例の概略ブロック図である。
第2図はスピンドルに工具を装着したときの機械系伝達
関数を示す図である。第3図および第4図は同じく一巡
伝達関数を示す図である。 図において、1はモータ、2は磁気軸受機械系、3は変
位センサ回路、4.12はセレクトスイッチ、5は定格
回転数切換回路、6はインバータ、7は帯域除去フィル
タ切換回路、81,82.83・・・は帯域除去フィル
タ、9は主制御回路、10はパワーアンプを示す。
関数を示す図である。第3図および第4図は同じく一巡
伝達関数を示す図である。 図において、1はモータ、2は磁気軸受機械系、3は変
位センサ回路、4.12はセレクトスイッチ、5は定格
回転数切換回路、6はインバータ、7は帯域除去フィル
タ切換回路、81,82.83・・・は帯域除去フィル
タ、9は主制御回路、10はパワーアンプを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 主軸に数種類の工具が装着可能な工作機用磁気軸受スピ
ンドルの制御装置であって、 制御ループ中の位相補償回路、積分回路などからなる主
制御回路は固定のまま、装着する工具によって変動する
主軸曲げ固有振動数に対して減衰を与えるかあるいはそ
の周波数成分を除去するための切換式帯域除去フィルタ
、および 必要に応じて、各工具ごとに前記主軸の定格回転数を切
換えるための回転数設定手段を備えた、工作機用磁気軸
受スピンドルの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1223804A JP2977564B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 工作機用磁気軸受スピンドルの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1223804A JP2977564B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 工作機用磁気軸受スピンドルの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0386438A true JPH0386438A (ja) | 1991-04-11 |
JP2977564B2 JP2977564B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=16803983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1223804A Expired - Fee Related JP2977564B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 工作機用磁気軸受スピンドルの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2977564B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-30 JP JP1223804A patent/JP2977564B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2977564B2 (ja) | 1999-11-15 |
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