JPH0386139A - 湾曲操作装置 - Google Patents

湾曲操作装置

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JPH0386139A
JPH0386139A JP1225603A JP22560389A JPH0386139A JP H0386139 A JPH0386139 A JP H0386139A JP 1225603 A JP1225603 A JP 1225603A JP 22560389 A JP22560389 A JP 22560389A JP H0386139 A JPH0386139 A JP H0386139A
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catheter
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operating
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Sakae Takehata
榮 竹端
Yasuhiro Ueda
康弘 植田
Shoichi Gotanda
正一 五反田
Hideyuki Adachi
英之 安達
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Masaaki Hayashi
正明 林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、管状挿入具の湾曲部を湾曲させる湾曲操作
装置に関する。
[従来の技術] 生体の治療に用いる管状挿入具として、カテーテル、内
視鏡、レーザプローブ等がある。
これらの管状挿入具においては、先端に可撓性の湾曲部
を設け、その湾曲部に形状記憶合金を取付け、その形状
記憶合金の通電加熱による変形(形状回復)を利用し、
湾曲を可能とするものがある。
たとえば、特開昭59−97115号公報や実開平1−
95901号公報に示されるものがある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のものでは、管状挿入具を一定の形
にしか湾曲することができず、このため最適な処置が困
難であるばかりか、湾曲が返って処置の邪魔になること
さえある。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、管状挿入具を処置部の形状な
どに応じた最適な状態に湾曲させることができ、容易か
つ適切な処置を可能とする湾曲操作装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] この発明は、管状挿入具に設けられた可撓性の湾曲部と
、この湾曲部に配設され通電加熱により変形動作する駆
動部と、この駆動部を通電加熱する通電手段とからなる
湾曲操作装置において、上記湾曲部の湾曲量を設定する
操作手段と、この操作手段の出力に応じて予め決められ
た通電パターンにより上記通電手段を制御する手段とを
備える。
[作用] 操作手段を操作すると、その操作に対応する量の通電が
駆動部に対してなされ、駆動部が変形する。この変形に
伴い、管状挿入具の湾曲部が湾曲する。
[実施例] 以下、この発明の第1実施例について図面を参照して説
明する。
第1図において、1は管状挿入具たとえばカテーテルで
、基端部に処置具挿入口2、先端部に処置具突出口3を
有し、処置具挿入口2から処置具突出口3にかけて処置
具挿通孔4を形成している。
カテーテル1の中途部には生食水注入管1aが分岐して
設けられ、その生食水注入管1aの先端部にシリンジ5
が取付けられている。生食水注入管1aは、処置具挿通
孔4に連通しており、シリンジ5から注入される生食水
を処置具挿通孔4に導くものである。
カテーテル1の先端部は可撓性の湾曲部となっており、
その湾曲部の完璧の対称位置に、駆動部たとえば線状の
形状記憶合金からなるワイヤ6a。
6bがそれぞれヘアピン状に折返した形でしかもカテー
テル1の軸線方向に沿って埋設されている。
これらワイヤ6a、6bは、通電による自己加熱によっ
て湾曲状に変形(形状回復)するもので、それぞれの変
形方向はカテーテル1の外周面方向に向けて互いに反対
となっている。
ワイヤ6aの両端には一対のリード線7が接続され、ワ
イヤ6bの両端にも一対のリード線7が接続されている
。これらリード線7はカテーテル1の中途部に接続され
たケーブル1bを通り、通電手段であるところの電源部
8に接続されている。
電源部8には上記ケーブル1bの他に、操作手段として
ジョイスティック9が接続されている。
このジョイスティック9は、カテーテル1の湾曲方向お
よび湾曲量を設定するためのもので、操作レバー9aに
は一方の操作方向においてカテーテル1の湾曲量30’
 、45” 、60”にそれぞれ対応する三つのクリッ
クポジションが設定され、他方の操作方向にもカテーテ
ル1の湾曲ff130”45’  60°にそれぞれ対
応する三つのクリックポジションが設定されている。
電源部8は、制御部11を主体とし、その制御部11に
メモリ12および駆動回路13を接続している。
メモリ12は、ワイヤ6a、6bに対する通電パターン
として、カテーテル1の湾曲!30”45”  60”
にそれぞれ対応する三種類のものを記憶している。
駆動回路13は、制御部11の指令に応じたレベルの駆
動電流Iをリード線7を通してワイヤ6aまたはワイヤ
6bに供給するもので、その供給をどちらにするかを制
御部11の指令に従って切換える機能を有している。
制御部11は、ワイヤ6aまたはワイヤ6bに対する駆
・動向路13の電流供給切換をジョイスティック9にお
ける操作レバー9aの操作方向に応じて制御する機能手
段と、操作レバー9aの操作角θに基づいてメモリ12
から所定の通電パターンを読出し、読出した通電パター
ンに基づいて駆動回路13の駆動電流lのレベルを制御
する機能手段とを有している。つまり、ジョイスティッ
ク9の操作角θに応じた量の通電をワイヤ6aまたはワ
イヤ6bに対して行なうようになっている。
つぎに、上記のような構成において作用を説明する。
ジョイスティック9の操作レバー9aを一方に倒すと、
駆動回路13からワイヤ6aへ駆動電流■が供給される
ワイヤ6aは、通電によって自己加熱し、カテーテル1
の外周面方向に向けて湾曲状に変形する。
すると、カテーテル1の先端部がワイヤ6aの変形に伴
って湾曲する。
この場合、操作レバー9aが一つ目のクリックポジショ
ンまで倒されると、制御部11はメモリ12内の各種通
電パターンのうち湾曲量30°に対応する通電パターン
を読出し、読出した通電パターンに従って駆動回路13
の駆動電流Iのレベルを制御する。
湾曲ff130@に対応する通電パターンは、第2図に
示すように、一定の起動期間においてレベルI、に向け
て駆動電流■を上昇させ、これによりワイヤ6aに少量
の自己加熱を生じさせ、ワイヤ6aの湾曲によってカテ
ーテル1を一方に30″の角度で湾曲させるものである
。そして、次の停止期間に入り、レベル■1を基準とす
る交流波形の駆動電流Iを得、30″の湾曲状態を保持
するものである。
操作レバー9aが二つ目のクリックポジションまで倒さ
れると、制御部11はメモリ12内の各種通電パターン
のうち湾曲m45@に対応する通電パターンを読出し、
読出した通電パターンに従って駆動回路13の駆動電流
■のレベルを制御する。
湾曲m45’に対応する通電パターンは、第2図に示す
ように、一定の起動期間においてレベルI2に向けて駆
動電流Iを上昇させ、これによりワイヤ6aに上記30
”の場合より多い量の自己加熱を生じさせ、ワイヤ6a
の湾曲によってカテーテル1を一方に45@の角度で湾
曲させるものである。そして、次の停止期間に入り、レ
ベル12を基準とする交流波形の駆動電流Iを得、45
″の湾曲状態を保持するものである。
操作レバー9aが三つ目のクリックポジションまで倒さ
れると、制御部11はメモリ12内の各種通電パターン
のうち湾曲ff160°に対応する通電パターンを読出
し、読出した通電パターンに従って駆動回路13の駆動
電流Iのレベルを制御する。
湾曲fi60’に対応する通電パターンは、第2図に示
すように、一定の起動期間においてレベル!、に向けて
駆動電流lを上昇させ、これによりワイヤ6aに上記4
5°の場合より多い量の自己加熱を生じさせ、ワイヤ6
aの湾曲によってカテーテル1を一方に60@の角度で
湾曲させるものである。そして、次の停止期間に入り、
レベル■、を基準とする交流波形の駆動電流Iを得、6
0@の湾曲状態を保持するものである。
ジョイスティック9の操作レバー9aを他方に倒すと、
駆動回路13からワイヤ6bへ駆動電流■が供給される
ワイヤ6bは、通電によって自己加熱し、カテーテル1
の外周面方向に向けて湾曲状に変形する。
すると、カテーテル1の先端部がワイヤ6bの変形に伴
って湾曲する。
この場合、制御部11は、上記した一方の湾曲の場合と
同様、メモリ12内の各種通電パターンのうち、操作レ
バー9aの操作角θに対応する通電パターンを読出し、
読出した通電パターンに従って駆動回路13の駆動電流
Iのレベルを制御する。
こうして、操作レバー9aの操作に応じてワイヤ6b7
!l(湾曲し、カテーテル1が他方に30″45@ 6
0”の任意の角度で湾曲する。
また、操作レバー9aを一方と他方の中間のニュートラ
ルポジションに設定すると、制御部11が駆動回路13
の動作を停止し、ワイヤ6aまたはワイヤ6bへの通電
が終了となる。これにより、ワイヤ6aまたはワイヤ6
bが冷えて元の真っ直ぐの形状に戻り、カテーテル1の
湾曲が解除される。
したがって、カテーテル1を生体内において処置部の形
状などに応じた最適な状態に湾曲させることができ、容
易かつ適切な処置が可能となる。
なお、上記実施例では、停止期間における通電パターン
を湾曲量にかかわらず同じ振幅の波形としたが、第3図
に示すように、湾曲量に応じて振幅の異なる波形として
もよい。
また、第4図に示すように、停止期間においてレベルが
徐々に低下する通電パターンを採用してもよい。この場
合、ワイヤ6a、6bの近辺の“熱のこもり°にかかわ
らず、カテーテル1の湾曲量が一定に保たれる。
次に、この発明の第2実施例について説明する。
ここでは、制御部11および駆動回路13の機能が第1
実施例と異なり、またメモリ12に記憶されている通電
パターンが第1実施例と異なり、他の構成については第
1実施例と同じである。
まず、メモリ12は、ワイヤ6a、6bに対する通電パ
ターンとして、第5図に示すように、カテーテル1の湾
曲量30@ 45@ 60’にそれぞれ対応してオン◆
オフデユーティが異なるパルス状の三種類のものを記憶
している。
駆動回路13は、制御部11の指令に応じた駆動電圧V
(パルス幅変調波電圧)をリード線7を通してワイヤ6
aまたはワイヤ6bに供給するもので、その供給をどち
らにするかを制御部11の指令に従って切換える機能を
有している。
制御部11は、ワイヤ6aまたはワイヤ6bに対する駆
動回路13の電圧供給切換をジョイスティック9におけ
る操作レバー9aの操作方向に応じて制御する機能手段
と、操作レバー9aの操作角θに基づいてメモリ12か
ら所定の通電パターンを読出し、読出した通電パターン
に基づいて駆動回路13の駆動電圧■を制御する機能手
段とを有している。つまり、ジョイスティック9の操作
角θに応じた量の通電をワイヤ6aまたはワイヤ6bに
対して行なうようになっている。
作用を説明する。
ジョイスティック9の操作レバー9aを一方に倒すと、
駆動回路13からワイヤ6aヘパルス状の駆動電圧Vが
供給される。
ワイヤ6aは、Jff!電によって自己加熱し、カテー
テル1の外周面方向に向けて湾曲状に変形する。
すると、カテーテル1の先端部がワイヤ6aの変形に伴
って湾曲する。
この場合、操作レバー9aが一つ目のクリックポジショ
ンまで倒されると、制御部11はメモリ12内の各種通
電パターンのうち湾曲H30’に対応する通電パターン
を読出し、読出した通電パターンに従って駆動回路13
の駆動電圧Vを制御する。
湾曲ff130’に対応する通電パターンは、第5図に
示すように、一定の起動期間において周期T1.パルス
幅1.の駆動電圧Vを得、これによりワイヤ6aに少量
の自己加熱を生じさせ、ワイヤ6aの湾曲によってカテ
ーテルlを一方に30″の角度で湾曲させるものである
。そして、次の停止期間に入り、周期T2  (>TI
 ) 、パルス幅t1の駆動電圧Vを得、30″の湾曲
状態を保持するものである。
操作レバー9aが二つ目のクリックポジションまで倒さ
れると、制御部11はメモリ12内の各種通電パターン
のうち湾曲ff145’に対応する通電パターンを読出
し、読出した通電パターンに従って駆動回路13の駆動
電圧Vを制御する。
湾曲j145’に対応する通電パターンは、第5図に示
すように、一定の起動期間において周期TI、パルス幅
t 2  (> t 1) つマり上記3o@の場合よ
り大きなオン・オフデユーティの駆動電圧Vを得、これ
によりワイヤ6aに上記30″の場合より多い量の自己
加熱を生じさせ、ワイヤ6aの湾曲によってカテーテル
1を一方に45@の角度で湾曲させるものである。そし
て、次の停止期間に入り、周期T2.パルス幅t2の駆
動電圧Vを得、456の湾曲状態を保持するものである
操作レバー9aが三つ目のクリックポジションまで倒さ
れると、制御部11はメモリ12内の各種通電パターン
のうち湾曲ff160’に対応する通電パターンを読出
し、読出した通電パターンに従って駆動回路13の駆動
電圧Vを制御する。
湾曲量60″に対応する通電パターンは、第5図に示す
ように、一定の起動期間において周期T1.パルス幅t
s  (>i2)つまり上記45″の場合より大きなオ
ン・オフデユーティの駆動電圧Vを得、これによりワイ
ヤ6aに上記45゜の場合より多い量の自己加熱を生じ
させ、ワイヤ6aの湾曲によってカテーテル1を一方に
60゜の角度で湾曲させるものである。そして、次の停
止期間に入り、周期T2.パルス幅t、の駆動電圧Vを
得、60°の湾曲状態を保持するものである。
ジョイスティック9の操作レバー9aを他方に倒すと、
駆動回路13からワイヤ6bへ駆動電圧Vが供給される
ワイヤ6bは、通電によって自己加熱し、カテーテル1
の外周面方向に向けて湾曲状に変形する。
すると、カテーテル1の先端部がワイヤ6bの変形に伴
って湾曲する。
この場合、制御部11は、上記した一方の湾曲の場合と
同様、メモリ12内の各種通電パターンのうち、操作レ
バー9aの操作角θに対応する通電パターンを読出し、
読出した通電パターンに従って駆動回路13の駆動電圧
Vを制御する。
こうして、操作レバー9aの操作に応じてワイヤ6bが
湾曲し、カテーテル1が他方に30゜45°、60’の
任意の角度で湾曲する。
また、操作レバー9aを一方と他方の中間のニュートラ
ルポジションに設定すると、制御部11が駆動回路13
の動作を停止し、ワイヤ6aまたはワイヤ6bへの通電
が終了となる。これにより、ワイヤ6aまたはワイヤ6
bが冷えて元の真っ直ぐの形状に戻り、カテーテル1の
湾曲が解除される。
したがって、カテーテル1を生体内において処置部の形
状などに応じた最適な状態に湾曲させることができ、容
易かつ適切な処置が可能となる。
なお、この第2実施例では、湾曲量に応じて駆動電圧V
のオン・オフデユーティを変化させたが、第6図に示す
ように、駆動電圧Vに対し湾曲量に応じてレベルの異な
る直流バイアスV、、V2゜V、(V、<V、<V、)
を重畳するようにしてもよい。
さらに、第7図に示すように、一定のパルス幅tで、周
期が湾曲量に応じてT、、T2.T。
(T、>T2>Ts )と異なる通電パターンを採用し
てもよい。
また、第5図、第6図、第7図の各通電パターンでは、
停止期間における通電量を一定に維持するようにしたが
、第8図に示すように停止期間においてパルス幅がij
+  e2+  *3と徐々に狭くなったり、あるいは
第9図に示すように停止期間において直流バイアスvb
が徐々に低下したり、あるいは第1O図に示すように停
止期間において周期がT、、T2.T3と徐々に大きく
なる通電パターンを採用してもよい。この場合、ワイヤ
6a。
6bの近辺の“熱のこもり”にかかわらず、カテーテル
1の湾曲量が一定に保たれる。
上記各実施例では、湾曲量を設定するための操作手段と
してジョイスティックを用いたが、第11図に示すよう
な押釦ユニット20を用いてもよい。
この押釦ユニット20は、電源釦スイッチ21および湾
曲方向切換釦スイッチ22を有するとともに、06 3
0@ 45@、60°の湾曲量をそれぞれ設定するため
の湾曲量設定釦スイッチ23゜24.25.26を有し
ている。なお、O″の湾曲量設定釦スイッチ23は、ジ
ョイスティック9のニュートラルポジションに対応する
この発明の第3実施例について説明する。
ここでは、電源部8の制御部11の機能が上記各実施例
と異なるとともに、メモリ12を不要とし、さらに第1
2図に示すジョイスティックを用いており、他の構成に
ついては上記各実施例と同じである。
まず、第12図に示すように、ジョイスティック9は、
操作レバー9aの上端部に押釦9bを有している。
制御部11は、ワイヤ6aまたはワイヤ6bに対する駆
動回路13の電流供給切換をジョイスティック9におけ
る操作レバー9aの操作方向に応じて制御する機能手段
と、操作レバー9aの操作角θに比例するレベルの駆動
電流Iを駆動回路13から出力させる機能手段と、押釦
9bが押圧されると停止モードに入って操作レバー9a
の操作角θを記憶し、記憶した操作角θに比例するレベ
ルの駆動電流Iを駆動回路13から継続的に出力させる
機能手段と、押釦9bが再度押圧されると上記停止モー
ドを解除する機能手段とを有している。
作用を説明する。
操作レバー9aを一方に傾けると、カテーテル1が一方
に湾曲する。操作レバー9aを他方に傾けると、カテー
テル1が他方に湾曲する。
そして、押釦9bを押圧すると、停止モードとなってそ
のときの湾曲量が保持される。
押釦9bを再度押圧すると、停止モードつまり湾曲量の
保持が解除され、操作レバー9bの操作に応じてカテー
テル1の湾曲量が変化する。
したがって、カテーテル1を生体内において処置部の形
状などに応じた最適な状態に湾曲させることができ、容
易かつ適切な処置が可能となる。
この発明の第4実施例について説明する。
ここでは、電源部8の制御部11の機能が上記各実施例
と異なるとともに、メモリ12を不要としている。さら
に、第12図のジョイスティック9を用いるとともに、
第13図に示すモード切換回路を備えており、他の構成
については上記各実施例と同じである。
まず、モード切換回路について説明する。
設定値回路30から出力される変化量設定値データΔθ
が、比較器31の正側入力端(+)に供給される。
ジョイスティック9の操作角θが、変化量検出回路32
に供給される。この変化量検出回路32は、クロック発
生器33から出力されるクロック信号に基づき、操作角
θの変化量を検出するものである。この検出変化量のデ
ータは上記比較器31の負側入力端(−)に供給される
比較rg31の出力はアンド回路34の一方の入力端に
供給され、そのアンド回路34の他方の入力端に上記ク
ロック発生器33のクロック信号が供給される。アンド
回路34の出力はカウンタ35の入力端に供給される。
さらに、クロック発生器33の出力が分周器36に供給
され、その分周器36の出力が上記カウンタ35のリセ
ット入力端に供給される。
カウンタ35は、アンド回路34の出力信号の立上り(
クロック信号に対応)をカウントし、リセット入力がな
いままカウント値が所定値に達すると、シ理“1°信号
を出力するものである。この出力は、制御部11に供給
される。
分周器36は、クロック発生器33のクロック信号を分
周し、一定時間Tごとにカウンタ35に対しリセット信
号を出力するものである。
制御部11は、ワイヤ6aまたはワイヤ6bに対する駆
動回路L3の電流供給切換をジョイスティック9におけ
る操作レバー9aの操作方向に応じて制御する機能手段
と、操作レバー9aの操作角θに比例するレベルの駆動
電流Iを駆動回路13から出力させる機能手段と、カウ
ンタ35の論理“1”出力を受けると停止モードに入っ
て操作レバー9aの操作角θを記憶し、記憶した操作角
θに比例するレベルの駆動電流■を駆動回路13から継
続的に出力させる機能手段と、ジョイスティック9の押
釦9bが押圧されると上記停止モードを解除する機能手
段とを有している。
作用について第14図を参照しながら説明する。
操作レバー9aを一方に傾けると、カテーテル1が一方
に湾曲する。操作レバー9aを他方に傾けると、カテー
テル1が他方に湾曲する。
このとき、操作レバー9aの操作角θの変化量が変化量
検出回路32で検出されており、その検出変化量が変化
量設定値Δθよりも大きければ、比較器31の出力が論
理“0“となる。また、検出変化量が変化量設定値Δθ
より小さければ、比較器31の出力が論理“1”となる
比較器31の出力が論理“1°のとき、クロック発生器
33のクロック信号に対応する立上りの信号がアンド回
路34から出力され、その信号がカウンタ35でカウン
トされる。
一定時間Tにおいてカウンタ35のカウントが続くと、
そのカウント値が所定値に達し、カウンタ35から論理
″1″信号が出力される。
こうして、カウンタ35から論理′1“信号が出力され
ると、停止モードとなり、そのときの湾曲量が保持され
る。
操作レバー9aの押釦9bを再度押圧すると、停止モー
ドつまり湾曲量の保持が解除され、操作レバー9bの操
作に応じてカテーテル1の湾曲量が変化する。
したがって、カテーテル1を生体内において処置部の形
状などに応じた最適な状態に湾曲させることができ、容
易かつ適切な処置が可能となる。
この発明の第5実施例として、管状挿入具が内視鏡であ
る場合について説明する。
第15図において、60は内視鏡本体で、生体のたとえ
ば血管内に挿入可能な挿入部61を有している。この挿
入部61の先端は湾曲部となっており、その湾曲部にワ
イヤ6a、6bが埋設されている。
さらに、内視鏡本体60には、光源ユニット62、テレ
ビカメラユニット63、およびモニタ64が付属して設
けられている。そして、光源ユニット62に、電源部8
およびジョイスティック9が取付けられている。
すなわち、図示のように生体の血管65内に挿入部61
を挿入した状態において、ジョイスティック9を操作す
ることにより、電源部8からワイヤ6aまたはワイヤ6
bに駆動電流が流れ、挿入部61の先端を血管65の分
岐形状などに合わせて自由に湾曲することができる。し
たがって、容易かつ適切な処置が可能である。
この場合、ワイヤ6a、6bへの通電の仕方については
、第1実施例ないし第4実施例のいずれの方法を用いて
もよ11゜ この発明の第6実施例として、管状挿入具がレーザプロ
ーブである場合について説明する。
第16図において、70はレーザ装置本体で、生体のた
とえば血管内に挿入可能な可撓性のレーザプローブ71
を有している。このレーザプローブ71の先端は湾曲部
となっており、その湾曲部にワイヤ6a、6bが埋設さ
れている。
さらに、レーザプローブ71に対し電源部8が接続され
、その電源部8にジョイスティック9が取付けられてい
る。
なお、レーザプローブ71は、第17図および第18図
に示すように、レーザ光を導くための光ファイバ71a
1この光ファイバ71aを保護するチューブ71bから
なる。そして、チューブ71bにワイヤ6a、6bが埋
設されている。
すなわち、図示のように生体の血管72内にレーザプロ
ーブ71を挿入した状態において、ジョイスティック9
を操作することにより、電源部8からワイヤ6aまたは
ワイヤ6bに駆動電流が流れ、レーザプローブ71の先
端を血管72内の患部たとえば血栓72aに向けて自由
に湾曲することができる。したがって、容易かつ適切な
処置が可能である。
この場合、ワイヤ6a、6bへの通電の仕方については
、第1実施例ないし第4実施例のいずれの方法を用いて
もよい。
ところで、上記各実施例では、二つのワイヤを設けて管
状挿入具を二つの方向に湾曲し得る構成としたが、四つ
のワイヤを設けて管状挿入具を四つの方向に湾曲させる
構成としてもよい。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、管状挿入具に設け
られた可撓性の湾曲部と、この湾曲部に配設され通電加
熱により変形動作する駆動部と、この駆動部を通電加熱
する通電手段とからなる湾曲操作装置において、上記湾
曲部の湾曲量を設定する操作手段と、この操作手段の出
力に応じて予め決められた通電パターンにより上記通電
手段を制御する手段とを備えたので、管状挿入具を処置
部の形状などに応じた最適な状態に湾曲させることがで
き、容易かつ適切な処置を可能とする湾曲操作装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の構成を示す図、第2図
は同実施例における通電パターンを示す図、第3図およ
び第4図はそれぞれ同実施例における通電パターンの変
形例を示す図、第5図はこの発明の第2実施例における
通電パターンを示す図、第6図、第7図、第8図、第9
図、第10図はそれぞれ同実施例における通電パターン
の変形例を示す図、第11図は各実施例における操作手
段の変形例の構成を示す図、第12図はこの発明の第3
実施例におけるジョイスティックの構成を示す図、第1
3図はこの発明の第4実施例におけるモード切換回路の
構成を示す図、第14図は同実施例の作用を説明するた
めの図、第15図はこの発明の第5実施例の構成を示す
図、第16図はこの発明の第6実施例の構成を示す図、
第17図は同実施例におけるレーザプローブの先端部の
構成を示す図、第18図は第17図のA−A線に沿う断
面を矢印方向に見た図である。 1 ・・・カテーテル (管状挿入具) 6a。 b ・・・ ワイ ヤ (駆動部) 8・・・電源部 (通電手段) 9・・・ジジイステイ ク (操作手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 管状挿入具に設けられた可撓性の湾曲部と、この湾曲部
    に配設され通電加熱により変形動作する駆動部と、この
    駆動部を通電加熱する通電手段とからなる湾曲操作装置
    において、前記湾曲部の湾曲量を設定する操作手段と、
    この操作手段の出力に応じて予め決められた通電パター
    ンにより前記通電手段を制御する手段とを具備したこと
    を特徴とする湾曲操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012179111A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Canon Inc 眼科装置

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