JPH0385274A - 流動性物質の加圧吐出容器 - Google Patents
流動性物質の加圧吐出容器Info
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- JPH0385274A JPH0385274A JP1213002A JP21300289A JPH0385274A JP H0385274 A JPH0385274 A JP H0385274A JP 1213002 A JP1213002 A JP 1213002A JP 21300289 A JP21300289 A JP 21300289A JP H0385274 A JPH0385274 A JP H0385274A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〉
本発明は気体、液体などの流動性物質を耐圧容器内に加
圧状態で密封収納し、所要の場合に耐圧容器の密閉を解
除して流動性物質を外部に吐出させる吐出容器に関する
ものである。
圧状態で密封収納し、所要の場合に耐圧容器の密閉を解
除して流動性物質を外部に吐出させる吐出容器に関する
ものである。
(従来の技術)
従来のこの種の容器としてはフロンガスを圧力媒体とし
て用いた各種のスプレー容器が広く一般的に使用されて
いる。しかしながら、フロンガスは大気圏のオゾン層を
破壊することが知られるに至り、地球環境の保護のため
フロンガスを全廃する動きが急で、スプレー容器におい
てもフロンガスに代る加圧手段の開発が熱望されている
。
て用いた各種のスプレー容器が広く一般的に使用されて
いる。しかしながら、フロンガスは大気圏のオゾン層を
破壊することが知られるに至り、地球環境の保護のため
フロンガスを全廃する動きが急で、スプレー容器におい
てもフロンガスに代る加圧手段の開発が熱望されている
。
この加圧手段の一例として最近化粧料のスプレー容器に
採用されている構造は、耐圧容器内に風船状に膨脹可能
なプラスチック容器を垂下し、このプラスチック容器を
取り囲むように同じく風船状に膨脹可能な肉厚のゴム容
器を配設し、耐圧容器の外部から液状またはクリーム状
化粧料を高圧下でプラスチック容器内に充填し、このプ
ラスチック容器の膨脹に伴ってゴム容器を膨脹させ、こ
のゴム容器の膨脹を維持した状態で耐圧容器を密閉し、
所要の場合に、例えば耐圧容器上端のノズル栓を押圧す
ると化粧料がプラスチック容器から外部にスプレー状に
吐出させるようにしたものである。
採用されている構造は、耐圧容器内に風船状に膨脹可能
なプラスチック容器を垂下し、このプラスチック容器を
取り囲むように同じく風船状に膨脹可能な肉厚のゴム容
器を配設し、耐圧容器の外部から液状またはクリーム状
化粧料を高圧下でプラスチック容器内に充填し、このプ
ラスチック容器の膨脹に伴ってゴム容器を膨脹させ、こ
のゴム容器の膨脹を維持した状態で耐圧容器を密閉し、
所要の場合に、例えば耐圧容器上端のノズル栓を押圧す
ると化粧料がプラスチック容器から外部にスプレー状に
吐出させるようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このような従来の吐出容器では、ゴム容
器は極めて肉厚の袋体としなければならず、従って化粧
料のような流動性物質を充填する時に極めて高圧とする
必要があり、従来の流動性物質の充填装置に加え新たに
高価な装置を必要とし、また肉厚なゴム容器のため従来
の比べて流動性物質の充填量が著しく減少し、更に使用
を繰り返す間における吐出圧力の減少が大きなものとな
ってしまうと言った欠陥が有る。
器は極めて肉厚の袋体としなければならず、従って化粧
料のような流動性物質を充填する時に極めて高圧とする
必要があり、従来の流動性物質の充填装置に加え新たに
高価な装置を必要とし、また肉厚なゴム容器のため従来
の比べて流動性物質の充填量が著しく減少し、更に使用
を繰り返す間における吐出圧力の減少が大きなものとな
ってしまうと言った欠陥が有る。
本発明は上記のような欠陥に鑑みてなされたもので、そ
の目的は流動性物質を耐圧容器に充填する際に特別の加
圧装置を必要とせず、内容物たる流動性物質の内容積を
比較的大きくとることができ、しかも内圧の大きさを内
容物に応じて適宜変更可能として内容物の吐出の最後に
至るまで吐出圧力を大きく維持することができ、更に保
管中または未使用時には内容物の吐出圧力を発生させな
いで安全に保管または有効に使用することのできる流動
性物質の加圧吐出容器を提供するにある。
の目的は流動性物質を耐圧容器に充填する際に特別の加
圧装置を必要とせず、内容物たる流動性物質の内容積を
比較的大きくとることができ、しかも内圧の大きさを内
容物に応じて適宜変更可能として内容物の吐出の最後に
至るまで吐出圧力を大きく維持することができ、更に保
管中または未使用時には内容物の吐出圧力を発生させな
いで安全に保管または有効に使用することのできる流動
性物質の加圧吐出容器を提供するにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明に係る流動性物質の加
圧吐出容器では、流動性物質を密閉収納する耐圧容器の
内部に混合することによって気体を発生する複数の物質
を隔離収納し、所要の場合に該耐圧容器の外部から該複
数の物質間の隔離を解除する手段を設け、該耐圧容器の
一部には所要の場合に該耐圧容器の密閉を解除して該流
動性物質を外部に吐出させる開口手段を設けてなるので
ある。
圧吐出容器では、流動性物質を密閉収納する耐圧容器の
内部に混合することによって気体を発生する複数の物質
を隔離収納し、所要の場合に該耐圧容器の外部から該複
数の物質間の隔離を解除する手段を設け、該耐圧容器の
一部には所要の場合に該耐圧容器の密閉を解除して該流
動性物質を外部に吐出させる開口手段を設けてなるので
ある。
(作 用)
混合することによって気体を発生する複数の物質の隔離
を耐圧容器の外部から解除すると、上記複数の物質は混
合して気体を発生して耐圧容器内の内圧が上昇する。従
って、開口手段を操作して耐圧容器の一部を開口すると
、内部の流動性物質が外部に吐出される。
を耐圧容器の外部から解除すると、上記複数の物質は混
合して気体を発生して耐圧容器内の内圧が上昇する。従
って、開口手段を操作して耐圧容器の一部を開口すると
、内部の流動性物質が外部に吐出される。
(実 施 例)
以下に本発明の好適な実施例について添附図面を参照に
して説明する。
して説明する。
第1図は本発明の第1実施例に係る流動性物質の加圧吐
出容器を示し、1はアルミニウム等から形成された耐圧
容器を示し、2はその外殻を示している。この外殻1の
上面は蓋部材3で密封されるとともに、蓋部材3には公
知の押釦4を備えたスプレー機構が設けられている。こ
の耐圧容器1の上方内部には化粧水等の流動性物質5が
充填され、この物質5は以下に詳述する加圧装置6によ
って加圧され、押釦4を指先で押し下げると内部の流動
性物質5が外部に散布されるようになっている。
出容器を示し、1はアルミニウム等から形成された耐圧
容器を示し、2はその外殻を示している。この外殻1の
上面は蓋部材3で密封されるとともに、蓋部材3には公
知の押釦4を備えたスプレー機構が設けられている。こ
の耐圧容器1の上方内部には化粧水等の流動性物質5が
充填され、この物質5は以下に詳述する加圧装置6によ
って加圧され、押釦4を指先で押し下げると内部の流動
性物質5が外部に散布されるようになっている。
加圧装置6は耐圧容器1の内底部に格納され、気密上昇
弁7が上方の流動性物[5と加圧装置6とを仕切ってい
る。気密上昇弁7は概略短筒形で、その外周に受けた0
リング8が外殻の内壁面に密着し、その下方を気密に維
持している。加圧装置6は耐圧容器1の底部に下方開口
端から蝶合挿入された底容器9を有し、底容器9の上方
外周に設けたOリング10は外殻の内壁面に密着し、O
リングの上方空間は外底部に対して気密に保持されてい
る。この底容器9の中心を通る隔壁11によって底容器
9の内部は第1室12と第2室13とに2分割されてい
る。第1室と第2室とには混合することによって気体を
発生する2つの物質が夫々別々に収納され、この実施例
では第1室12には第1の物質14としてクエン酸溶液
が、そして第2室13には′N42の物質15として重
炭酸ソーダが収納され、これらが混合されると炭酸ガス
を発生する。底容器9の中心部には透孔16が穿設され
、その下方部には螺子−17が形成され、この透孔1・
6を貫通して回転栓18の軸部19が挿通され、この軸
部19の下方部に形成した螺子溝20が前記螺子−17
と螺合されている。回転栓18の軸部19の上方外周に
はシールリング21が取付けられ、底容器9の透孔16
の上方内壁と気密に接触するようになっている。回転栓
18の軸部19の上端には円形の天板22が一体的に形
成され、この天板22の下面にはパツキン材23が取付
けられ、このパツキン材23を介して天板22が底容器
9の上面開口を気密に閉鎖するようになっている。また
、回転栓18の軸部19の下端には横木24が一体的に
取付けられ、この横木24は底容器9の外、底面に形成
した平面円形の凹所25内に収納され、横木24を回転
することによって回転栓18が螺子−17と螺子溝20
を介して上下動するようになっている。
弁7が上方の流動性物[5と加圧装置6とを仕切ってい
る。気密上昇弁7は概略短筒形で、その外周に受けた0
リング8が外殻の内壁面に密着し、その下方を気密に維
持している。加圧装置6は耐圧容器1の底部に下方開口
端から蝶合挿入された底容器9を有し、底容器9の上方
外周に設けたOリング10は外殻の内壁面に密着し、O
リングの上方空間は外底部に対して気密に保持されてい
る。この底容器9の中心を通る隔壁11によって底容器
9の内部は第1室12と第2室13とに2分割されてい
る。第1室と第2室とには混合することによって気体を
発生する2つの物質が夫々別々に収納され、この実施例
では第1室12には第1の物質14としてクエン酸溶液
が、そして第2室13には′N42の物質15として重
炭酸ソーダが収納され、これらが混合されると炭酸ガス
を発生する。底容器9の中心部には透孔16が穿設され
、その下方部には螺子−17が形成され、この透孔1・
6を貫通して回転栓18の軸部19が挿通され、この軸
部19の下方部に形成した螺子溝20が前記螺子−17
と螺合されている。回転栓18の軸部19の上方外周に
はシールリング21が取付けられ、底容器9の透孔16
の上方内壁と気密に接触するようになっている。回転栓
18の軸部19の上端には円形の天板22が一体的に形
成され、この天板22の下面にはパツキン材23が取付
けられ、このパツキン材23を介して天板22が底容器
9の上面開口を気密に閉鎖するようになっている。また
、回転栓18の軸部19の下端には横木24が一体的に
取付けられ、この横木24は底容器9の外、底面に形成
した平面円形の凹所25内に収納され、横木24を回転
することによって回転栓18が螺子−17と螺子溝20
を介して上下動するようになっている。
本発明に係る流動性物質の加圧吐出容器を製造した後、
使用する迄の間は回転栓18は最も下方位置にあって、
底容器9の上端開口部は回転栓18の天板22のパツキ
ン材23を介して密閉されている。使用に当っては耐圧
容器1の底部にある回転栓18の横木24を回転して回
転栓18を上昇させると、底容器9の上端が開口して第
1室12内の第1の物質14と第2室13内の第2の物
質15とが混合可能な状態になる。そこで、耐圧容器1
を逆さにして振ってやると、第1の物質14と第2の物
質15が混合され、両物質の化学反応によって炭酸ガス
が発生し、このガスは気密上昇弁7の下方に蓄積して圧
力を上昇させ、この圧力によって気密上昇弁7が上方に
強い力で付勢され、その上方の流動性物質5を加圧圧縮
する。このような状態において、耐圧容器1の上端の押
釦4を下方に押圧すると、押釦4内の通路を通って流動
性物質5がノズル孔から外部へ吐出される。
使用する迄の間は回転栓18は最も下方位置にあって、
底容器9の上端開口部は回転栓18の天板22のパツキ
ン材23を介して密閉されている。使用に当っては耐圧
容器1の底部にある回転栓18の横木24を回転して回
転栓18を上昇させると、底容器9の上端が開口して第
1室12内の第1の物質14と第2室13内の第2の物
質15とが混合可能な状態になる。そこで、耐圧容器1
を逆さにして振ってやると、第1の物質14と第2の物
質15が混合され、両物質の化学反応によって炭酸ガス
が発生し、このガスは気密上昇弁7の下方に蓄積して圧
力を上昇させ、この圧力によって気密上昇弁7が上方に
強い力で付勢され、その上方の流動性物質5を加圧圧縮
する。このような状態において、耐圧容器1の上端の押
釦4を下方に押圧すると、押釦4内の通路を通って流動
性物質5がノズル孔から外部へ吐出される。
この流動性物質5の外部への吐出によって耐圧容器1内
の圧力は低下するが、前記のように気密上昇弁7の下方
において発生、蓄積したガスは気密上昇弁7を上昇させ
て流動性物質5を加圧状態に維持する。尚、発生するガ
スの量は第1の物質14と第2の物質15の量とほぼ比
例する関係にあるため、耐圧容器1の容積との関係で上
記両物質14.15の量を設定し、内部の流動性物質5
が完全に吐出されるような圧力が生ずるようにすること
である。
の圧力は低下するが、前記のように気密上昇弁7の下方
において発生、蓄積したガスは気密上昇弁7を上昇させ
て流動性物質5を加圧状態に維持する。尚、発生するガ
スの量は第1の物質14と第2の物質15の量とほぼ比
例する関係にあるため、耐圧容器1の容積との関係で上
記両物質14.15の量を設定し、内部の流動性物質5
が完全に吐出されるような圧力が生ずるようにすること
である。
第2図は本発明の第2実施例に係る流動性物質の加圧吐
出容器を示し、この実施例では化粧水等の流動性物質5
は薄いプラスチックやゴム等の収縮性に優れた袋体26
内に充填され、この袋体26の上端開口部は蓋部材3に
形成された流動性物質5の吐出通路と連通している。そ
して、この袋体26を用いることにより、第1実施例で
用いられた気密上昇弁7は省略されている。その他の構
成は第1実施例の場合と同様である。
出容器を示し、この実施例では化粧水等の流動性物質5
は薄いプラスチックやゴム等の収縮性に優れた袋体26
内に充填され、この袋体26の上端開口部は蓋部材3に
形成された流動性物質5の吐出通路と連通している。そ
して、この袋体26を用いることにより、第1実施例で
用いられた気密上昇弁7は省略されている。その他の構
成は第1実施例の場合と同様である。
この第2実施例では第1実施例と同様に回転栓18が上
昇せられ、第1の物質14と第2の物質15が混合され
て炭酸ガスが発生すると、このガスが前記袋体26を圧
縮する力として働くため、耐圧容器1の押釦を押し下げ
ると、内部の流動性物質5が前記ガスの圧力によって吐
出されるのである。
昇せられ、第1の物質14と第2の物質15が混合され
て炭酸ガスが発生すると、このガスが前記袋体26を圧
縮する力として働くため、耐圧容器1の押釦を押し下げ
ると、内部の流動性物質5が前記ガスの圧力によって吐
出されるのである。
第3図は本発明の第3実施例に係る流動性物質の加圧吐
出容器を示し、この実施例では加圧装置6が第1実施例
の場合と相違している。
出容器を示し、この実施例では加圧装置6が第1実施例
の場合と相違している。
この加圧装置6では底容器9aがその上部に平面が円形
で縦断面が凹状の空所27を有し、この底容器9aの中
心部を貫通して上端が尖ったビン28が配設されている
。ビン28が底容器9aを貫通するビン28の中間部分
には0リング29が配設され、これによってビン28が
底容器9aを貫通する部分は気密に保持される一方、ビ
ン28は上方に摺動可能となっている。また、ビン28
の上端は底容器9aの上端面より僅に低いレベルに位置
し、またビン28の下端は底容器9の外底面の凹所25
内に位置している。底容器9aの直上には逆回状の空所
30を有する気密上昇弁7が配設され、この気密上昇弁
7の下端外周面と底容器9aの上端外周面との間には突
き刺すことによって破断または破裂する金属箔またはプ
ラスチックフィルム等の薄膜材31が液密に挾持されて
いる。この薄膜材31と気密上昇弁7の間の空所30内
には第1の物質14としてクエン酸溶液が充填され、一
方薄膜材31と底容器9aとの間の空所27内には第2
の物質15として重炭酸ソーダが充填されている。
で縦断面が凹状の空所27を有し、この底容器9aの中
心部を貫通して上端が尖ったビン28が配設されている
。ビン28が底容器9aを貫通するビン28の中間部分
には0リング29が配設され、これによってビン28が
底容器9aを貫通する部分は気密に保持される一方、ビ
ン28は上方に摺動可能となっている。また、ビン28
の上端は底容器9aの上端面より僅に低いレベルに位置
し、またビン28の下端は底容器9の外底面の凹所25
内に位置している。底容器9aの直上には逆回状の空所
30を有する気密上昇弁7が配設され、この気密上昇弁
7の下端外周面と底容器9aの上端外周面との間には突
き刺すことによって破断または破裂する金属箔またはプ
ラスチックフィルム等の薄膜材31が液密に挾持されて
いる。この薄膜材31と気密上昇弁7の間の空所30内
には第1の物質14としてクエン酸溶液が充填され、一
方薄膜材31と底容器9aとの間の空所27内には第2
の物質15として重炭酸ソーダが充填されている。
第3図は未使用状態を示し、この状態からビン28を内
部に押し込むと、薄膜材31が破断し、第1の物質14
のクエン酸溶液が第2の物質15と混合して炭酸ガスが
発生し、このガスは気密上昇弁7を上昇させ、気密上昇
弁7の上方の流動性物質5を加圧する。このため、耐圧
容器1の上部の押釦4を押し下げると、これを通って内
部の流動性物質5が外部に吐出されるのである。
部に押し込むと、薄膜材31が破断し、第1の物質14
のクエン酸溶液が第2の物質15と混合して炭酸ガスが
発生し、このガスは気密上昇弁7を上昇させ、気密上昇
弁7の上方の流動性物質5を加圧する。このため、耐圧
容器1の上部の押釦4を押し下げると、これを通って内
部の流動性物質5が外部に吐出されるのである。
第4図は本発明の第4実施例を示し、この実施例では第
1実施例と同様の底容器9が設けられ、この底容器9は
第1実施例の回転栓18と類似した構造の回転栓18a
によって開閉されるようになっている。しかしながら、
この実施例における回転栓18aは、第1実施例の場合
と相違して、その天板22aの中心から軸部19の上端
部外周縁に延長する断面り字形の通孔32が設けられ、
また天板22aの外周面は耐圧容器1の外殻2の内壁ま
で延長し、ここにOリング33が介装されて両者の間は
気密になっている。回転栓18aの天板22aの上方に
は化粧液等の流動性物質5が充填され、また耐圧容器1
の蓋部材3には図示を省略した吐出孔に連通するチュー
ブ34が垂設され、このチューブ34の下端は天板22
aの上面で終端をなしている。その他の構造は第1実施
例の場合と同様である。
1実施例と同様の底容器9が設けられ、この底容器9は
第1実施例の回転栓18と類似した構造の回転栓18a
によって開閉されるようになっている。しかしながら、
この実施例における回転栓18aは、第1実施例の場合
と相違して、その天板22aの中心から軸部19の上端
部外周縁に延長する断面り字形の通孔32が設けられ、
また天板22aの外周面は耐圧容器1の外殻2の内壁ま
で延長し、ここにOリング33が介装されて両者の間は
気密になっている。回転栓18aの天板22aの上方に
は化粧液等の流動性物質5が充填され、また耐圧容器1
の蓋部材3には図示を省略した吐出孔に連通するチュー
ブ34が垂設され、このチューブ34の下端は天板22
aの上面で終端をなしている。その他の構造は第1実施
例の場合と同様である。
この第4実施例においては、第1実施例同様に回転栓1
8aを回転上昇させて天板22gを底容器9の上端から
充分に分離し、耐圧容器1を振って第1の物質14と第
2の物質15を混合させると、これによって発生した炭
酸ガスは天板22aの通孔32を通ってその上方の流動
性物質5を直接加圧する。この加圧された流動性物質5
は蓋部材3に取付けた押釦4を押し下げると、チューブ
34から吐出孔を通って外部に吐出されるのである。
8aを回転上昇させて天板22gを底容器9の上端から
充分に分離し、耐圧容器1を振って第1の物質14と第
2の物質15を混合させると、これによって発生した炭
酸ガスは天板22aの通孔32を通ってその上方の流動
性物質5を直接加圧する。この加圧された流動性物質5
は蓋部材3に取付けた押釦4を押し下げると、チューブ
34から吐出孔を通って外部に吐出されるのである。
尚、本発明は上記実施例以外に稲々の変形例が考えられ
、例えば第1実施例の変形例として、第1実施例では回
転栓18の軸部19が底容器9の透孔16内で底容器9
と螺合しているが、両者を単なる密嵌とし、回転栓を強
制的に内部に押し込むことによって回転栓が摺動移動し
て、第1の物質14と第2の物質15とが混合可能とな
るようにしても良い。
、例えば第1実施例の変形例として、第1実施例では回
転栓18の軸部19が底容器9の透孔16内で底容器9
と螺合しているが、両者を単なる密嵌とし、回転栓を強
制的に内部に押し込むことによって回転栓が摺動移動し
て、第1の物質14と第2の物質15とが混合可能とな
るようにしても良い。
(効 果〉
以上のように本発明の流動性物質の加圧吐出容器によれ
ば、内部物たる流動性物質を密閉収納する耐圧容器の内
部に、混合することによって気体を発生する複数の物質
を隔離収納しているため、液状またはクリーム状等の流
動性物質を耐圧容器内に充填する際には、汎用の充填機
を用いれば良く、特別の加圧装置を必要としない。また
保管中または未使用時には内容物の吐出圧力を発生させ
ないで安全に保管または搬送することができる。
ば、内部物たる流動性物質を密閉収納する耐圧容器の内
部に、混合することによって気体を発生する複数の物質
を隔離収納しているため、液状またはクリーム状等の流
動性物質を耐圧容器内に充填する際には、汎用の充填機
を用いれば良く、特別の加圧装置を必要としない。また
保管中または未使用時には内容物の吐出圧力を発生させ
ないで安全に保管または搬送することができる。
更に、所要の場合に耐圧容器の外部から前記複数の物質
間の隔離を解除して内部に気体を発生させ、この気体の
圧力で流動性物質を外部に吐出するようにしたので、複
数の物質の量に応じて気体の発生量を調節することがで
きるから、内圧の大きさを内容物に応じて適宜変更可能
とし、内容物の吐出の最後に至るまで吐出圧力を大きく
維持することができる。
間の隔離を解除して内部に気体を発生させ、この気体の
圧力で流動性物質を外部に吐出するようにしたので、複
数の物質の量に応じて気体の発生量を調節することがで
きるから、内圧の大きさを内容物に応じて適宜変更可能
とし、内容物の吐出の最後に至るまで吐出圧力を大きく
維持することができる。
また、混合することによって気体を発生する物質の量は
比較少量ですむから、内容物たる流動性物質の内容積を
大きくとることができるd
比較少量ですむから、内容物たる流動性物質の内容積を
大きくとることができるd
第1図〜第4図は夫々本発明の第1〜第4実施例に係る
流動性物質の加圧吐出容器を示す縦断面図である。 1・・・・・・耐圧容器 5・・・・・・流動性物質 7・・・・・・気密上昇弁 14・・・第1の物質 18.18a・・・・・・回転栓 28・・・ビ ン 34・・・チューブ 4・・・・・・押 釦 6・・・・・・加圧装置 9.9a・・・・・・底容器 15・・・第2の物質 26・・・袋 体 31・・・薄膜材
流動性物質の加圧吐出容器を示す縦断面図である。 1・・・・・・耐圧容器 5・・・・・・流動性物質 7・・・・・・気密上昇弁 14・・・第1の物質 18.18a・・・・・・回転栓 28・・・ビ ン 34・・・チューブ 4・・・・・・押 釦 6・・・・・・加圧装置 9.9a・・・・・・底容器 15・・・第2の物質 26・・・袋 体 31・・・薄膜材
Claims (1)
- 流動性物質を密閉収納する耐圧容器の内部に混合するこ
とによって気体を発生する複数の物質を隔離収納し、所
要の場合に該耐圧容器の外部から該複数の物質間の隔離
を解除する手段を設け、該耐圧容器の一部には所要の場
合に該耐圧容器の密閉を解除して該流動性物質を外部に
吐出させる開口手段を設けてなることを特徴とする流動
性物質の加圧吐出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1213002A JPH0385274A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 流動性物質の加圧吐出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1213002A JPH0385274A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 流動性物質の加圧吐出容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0385274A true JPH0385274A (ja) | 1991-04-10 |
Family
ID=16631859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1213002A Pending JPH0385274A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 流動性物質の加圧吐出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0385274A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5518145A (en) * | 1994-09-12 | 1996-05-21 | Chen; Hsi H. | Glue injector and the process of injection |
JP2016032447A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | アース製薬株式会社 | 薬剤噴射装置及び薬剤噴射方法 |
-
1989
- 1989-08-21 JP JP1213002A patent/JPH0385274A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5518145A (en) * | 1994-09-12 | 1996-05-21 | Chen; Hsi H. | Glue injector and the process of injection |
JP2016032447A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | アース製薬株式会社 | 薬剤噴射装置及び薬剤噴射方法 |
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