JPH03124585A - 流動性物質の加圧吐出容器 - Google Patents

流動性物質の加圧吐出容器

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JPH03124585A
JPH03124585A JP1262215A JP26221589A JPH03124585A JP H03124585 A JPH03124585 A JP H03124585A JP 1262215 A JP1262215 A JP 1262215A JP 26221589 A JP26221589 A JP 26221589A JP H03124585 A JPH03124585 A JP H03124585A
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JP
Japan
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pressure
container
substance
fluid substance
airtight
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JP1262215A
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English (en)
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Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
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YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/60Contents and propellant separated
    • B65D83/64Contents and propellant separated by piston
    • B65D83/643Contents and propellant separated by piston the propellant being generated by a chemical or electrochemical reaction

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は気体、液体などの流動性物質を耐圧容器内に加
圧状態で密封収納し、所要の場合に耐圧容器の密閉を解
除して流動性物質を外部に吐出させる加圧吐出容器に関
するものである。
(従来の技術) 従来、この種の容器としては、フロンガスを圧力媒体と
して用いた各種のスプレー容器が広く一般的に使用され
ている。しかしながら、フロンガスは大気圏のオゾン層
を破壊することが知られるに至り、地球環境の保護のた
めフロンガスを全廃する動きが急で、スプレー容□器に
おいてもフロンガスに代る加圧手段の開発が熱望されて
いる。
この加圧手段の一例として、最近、化粧料のスプレー容
器に採用されている構造は、耐圧容器内に風船状の膨脹
可能なプラスチック容器を垂下し、このプラスチック容
器を取り囲むようにパイプ状の膨脹可能な肉厚のゴム容
器を配設し、耐圧容器の外部から液状またはクリーム状
化粧料を高圧下でプラスチック容器内に充填し、このプ
ラスチック容器の膨脹に伴ってゴム容器を膨脹させ、こ
のゴム容器の膨脹を維持した状態で耐圧容器を密閉し、
所要の場合に、例えば耐圧容器上端のノズル栓を押圧す
ると化粧料がプラスチック容器から外部に吐出させるよ
うにしたものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の吐出容器ではゴム容器
は極めて肉厚のバイブ状としなければならず、従って化
粧料のような流動性物質を充填するときに極めて高圧と
する必要があり、従来の流動性物質の充填装置に加え新
たに高価な装置を必要とする。また、肉厚なゴム容器の
ため内容積が小さく、従来の物に比べて流動性物質の充
填量が著しく減少する。更に使用を繰り返す間に吐出圧
力が減少してしまうといった欠点が有る。
本発明は上記のような欠点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、フロンガスを用いずに加圧手段を形成し、か
つ内容物たる流動性物質の内容積を比較的大きくとるこ
とができ、しかも内圧の大きさを内容物に応じて適宜、
変更可能として、内容物の吐出の最後まで吐出圧力を大
きく維持することができ、さらに保管中または未使用時
には内容物の吐出圧力を発生させないで、安全に保管あ
るいは吐出圧力を有効に使用することのできる流動性物
質の加圧吐出容器を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明に係る流動性物質の加
圧吐出容器では、流動性物質を耐圧容器内に加圧状態で
密封収納し、所要の場合に耐圧容器の密閉を解除して流
動性物質を外部に吐出させる加圧吐出容器において、耐
圧容器の内部に、混合することによって気体を発生する
複数の物質を隔離収納する収納部を設けるとともに、収
納部を密閉する手段を設け、収納部の上方には気密上昇
弁を耐圧容器の内壁に沿って摺動自在に設け、かつ耐圧
容器の外部から収納部の密閉を解除して複数の物質を混
合させる手段を設け、複数の物質の混合によって発生し
た気体の圧力により気密上昇弁を上昇させて流動性物質
を加圧するような構成としたのである。
(作 用) 混合することによって気体を発生する複数の物質の収納
部の密閉を耐圧容器の外部から解除させると、上記複数
の物質は混合して気体を発生し、その気体によって気密
上昇弁を上昇させ、さらに流動性物質を充填した耐圧容
器内の内在を上昇させる。この状態において、使用時に
耐圧容器の一部を開口すると、内部の流動性物質が上記
内圧により上昇する気密上昇弁に押出されるようにして
外部に吐出される。
(実 施 例) 以下に本発明の好適な実施例について、添付図面を参照
して説明する。
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例に係る流動性
物質の加圧吐出容器を示し、1は合成樹脂製の耐圧容器
を示し、2はその外殻を示している。この外殻2は、底
部が開口した円筒体で、その上面は蓋部材3で密封され
ている。この蓋部材3の中央部には押し釦4a、軸部4
b、ノズル4C,バネ4d、空所4e、ノズル孔4fか
らなる公知のスプレー機′M44が設けられている。
また、この外殻2の内部下方には、合成樹脂製の気密上
昇弁5が装着されている。この気密上昇弁5は、下方に
逆回状の空所6を有し、その外周に設けられたOリング
7を介して耐圧容器1の内壁面に密着し、かつ、耐圧容
器1の内壁に沿って上方向に摺動自在に装着されている
。さらに、この気密上昇弁5の上方の耐圧容器1の内部
には化粧水などの流動性物質8が充填されている。
また、この外殻2の下方開口端の内周面には雌ネジ9が
形成され、ここに気密栓体10が取り付けられている。
第3図に示されるように、この気密栓体10は合成樹脂
製で、その下方外周に外殻2の雌ネジ9と螺合可能な雄
ネジ11が形成され、両方のネジ9.11を螺合するこ
とにより、気密栓体10を外殻2に固定し、外殻2の開
口底部を閉塞するようになっている。また、気密栓体1
0の上方外周には0リング12が設けられており、この
0リング12を耐圧容器1の内壁面に密着させることに
より耐圧容器1内のOリング12の上方空間は外部に対
し気密に保持されている。
さらに、気密栓体10の上面内部は、この気密栓体10
の中心を通る隔壁13によって第1収納部14と第2収
納部15とに2分割されている。
そして、第1収納部14と第2収納部15の内部には混
合することによって気体を発生する2つの物質が夫々別
々に隔離収納され、この実施例では、第1収納部14に
は、第1の物質16としてクエン酸溶液が、そして、第
2収納部15には、第2の物質17として炭酸水素ナト
リウムが収納され、これらが混合されると炭酸ガスを発
生するようになっている。一方、気密栓体10の外底面
中央部には、平面円形の凹所18が形成されている。
気密栓体10の隔壁13の中央部は第3図に示されるよ
うに肉厚になりその中心部には透孔19が上下方向に貫
通状態に穿設されている。この透孔19の下方内周部に
は雌ネジ20が形成されている。そしてこの透孔19を
貫通して気密栓体10の上方から、第4図に示す回転栓
21の軸部22が挿通されている。この軸部22の下方
部には雄ネジ23が形成され気密栓体10の雌ネジ20
に螺合されるようになっている。また、この回転栓21
の軸部22の上方部位には、Oリング24が装着され、
透孔19の上方内壁と気密に接触するようになっている
。さらに、この回転栓21の軸部22の上端には円形の
天板25が一体的に形成されている。この天板25の下
面にはパツキン材26が取り付けられ、このパツキン材
26を介して天板25が気密栓体10の第1収納部14
及び第2収納部15の上面開口部を気密に閉鎖するよう
になっている。また、回転栓21の軸部22の下端には
横木27が一体的に取り付けられている。この横木27
は気密栓体10の外底面の凹所18内に収納され、横木
27を回転させることによって回転栓21が雌ネジ20
と雄ネジ23により上昇するようになっている。
すなわち本実施例では、回転栓21のパツキン材26に
よって各収納部を密閉する手段が、気密上昇弁5の下方
に構成されているとともに、回転栓21の上昇によって
前記密閉を解除し、複数の物質を混合可能とする手段が
構成されている。
次に、上記実施例の使用について説明すると、本発明に
係る流動性物質の加圧吐出容器・を製造した後、最初に
使用するまでの間は回転栓21は第1図に示されるよう
に最も下方位置にあって、気密栓体10の第1収納部1
4及び第2収納部15の上面開口部は、回転栓21の天
板25のパツキン材26により密閉されている。
使用に当たっては第2図に示されるように、この横木2
7を回転させて回転栓21を上昇させると、気密栓体1
0の上端が開放し、第1収納部14内の第1の物質16
と第2収納部15内の第2の物質17とが混合可能な状
態になる。そこで、耐圧容器1を逆さあるいは傾けると
ともに振ってやると、第1の物質16と第2の物質17
が混合され、両物質の化学反応によって炭酸ガスが発生
し、このガスは気密上昇弁5の下方の空所6などの空間
に蓄積し電圧力を上昇させる。すると、この圧力によっ
て気密上昇弁5が上方に付勢され、気密上昇弁5は耐圧
容器1の内壁に沿って摺動しつつ上方へ移動することに
より、この気密上昇弁5の上方に充填された流動性物質
8を加圧圧縮する。そして加圧圧縮された流動性物質8
はスプレー機構4の空所4e内にも充満する。
このような加圧状態において、耐圧容器1の上端の押し
釦4aを下方に押圧すると、バネ4dが圧縮されて軸部
4bが下降し、ノズル4cを通って流動性物質8がノズ
ル孔4fから外部へ吐出される。この流動性物質8の外
部への吐出によって耐圧容器1内の圧力は低下するが、
前記のように気密上昇弁5の下方において発生、蓄積し
たガスは気密上昇弁5を上昇させて流動性物質8を加圧
状態に維持する。なお、発生するガスの量は第1の物質
16と第2の物質17の量とほぼ比例する関係にあるた
め、耐圧容器1の容積との関係で上記両物質16.17
の量を設定し、内部の流動性物質8が完全に吐出される
ような圧力が生ずるようにする必要がある。
第5図及び第6図は本発明の第2実施例に係る流動性物
質の加圧吐出容器を示す。この実施例では、気密上昇弁
5aの逆回状の空所6aの下端外周面は突き刺すことに
よって破断または破裂する金属箔またはプラスチックフ
ィルムなどの隔離膜28が貼着されている。
また、気密栓体29の上部には、平面が円形で縦断面が
凹状の空所30が設けられ、さらに、この気密栓体29
の外底面中央部には、平面円形の凹所31が形成されて
いる。そしてこの空所30と凹所31の間の底壁中心部
には貫通孔32が上下方向に貫通状態に穿設され、この
貫通孔32を貫通してピン33が挿通されている。
ピン33は、円柱形の軸部33aと、この軸部33aよ
り大径の頭部33bとからなり、頭部33bの先端は尖
っている。さらにこの頭部33bの上端には溝33Cが
上下方向に切り込まれている。
このピン33を挿通ずる貫通孔32の中間部には0リン
グ34が配設され、これによって、ピン33は貫通孔3
2内で気密栓体29を密嵌する一方、ピン33は上方に
摺動可能となっている。またピン33の頭部33bの上
下方向の長さは気密栓体29の空所30の高さより僅か
に短く形成されている。さらにこの気密栓体29の上端
外周部には突き刺すことによって破断または破裂する金
属箔またはプラスチックフィルムなどの隔離膜35が貼
着されている。
この上下の空所6a及び30の隔離膜28及び35は、
当接あるいは近設した位置にあり、それぞれの空所6g
、30は、混合することによって気体を発生する2つの
物質を夫々別々に隔離収納する収納部となっている。こ
の実施例では、空所6aには、第1の物質16としてク
エン酸溶液が収納され、空所30には、第2の物質17
として炭酸水素ナトリウムが収納され、これらが混合さ
れると炭酸ガスを発生するようになっている。
すなわち、本実施例では気密上昇弁5aの下方に、隔離
膜28及び35によって各収納部を上下に分離して密閉
する手段が構成されているとともに、ピン33によって
前記密閉を破断して密閉を解除し、複数の物質を混合可
能とする手段が構成されている。
次に、上記実施例の使用について説明すると、本発明に
係る流動性物質の加圧吐出容器を製造した後、最初に使
用するまでの間は第5図に示されるようにピン33の頭
部33bの先端は気密栓体29の上端面より僅かに低い
レベルに位置し、またピン33の軸部33aの下端は気
密栓体29の外底面の凹所31内に位置している。
使用に当たっては第6図に示されるように、ピン33を
内部に押し込むと、隔離膜35及び28にピン33の頭
部33bが突き刺さることにより破断する。この際、ピ
ン33の頭部33bに形成された溝33cによって隔離
膜35又は28とピン33が密嵌することを防ぐことが
出来るようになっている。このように両隔離膜35.2
8が破断されると、空所6a内の第1の物質16が空所
30内の第2の物質17と混合し、両物質の化学反応に
よって炭酸ガスが発生して蓄積し、このガスは気密上昇
弁5aと気密栓体29の間の圧力を上昇させる。すると
、この圧力によって気密上昇弁5aが上方に付勢され、
気密上昇弁5aは耐圧容器1aの内壁に沿って摺動しつ
つ上方へ移動し、流動性物質8aを加圧圧縮する。その
他の構成、作用は第1実施例の場合と同様である。
第7図及び第8図は本発明の第3実施例に係る流動性物
質の加圧吐出容器を示す。この実施例では、気密栓体3
6の上方内部が、この気密栓体36の中心を通る隔壁3
7によって第1収納部14と第2収納部15とに2分割
されている。そして第1収納部14と第2収納部15の
内部には混合することによって気体を発生する2つの物
質が夫々別々に隔離収納され、この実施例では第1収納
部14には、第1の物質16としてクエン酸溶液が、そ
して第2収納部15には、第2の物質17として炭酸水
素ナトリウムが収納され、これらが混合されると炭酸ガ
スを発生するようになっている。さらに、この気密栓体
36の上端外周部、すなわち第1収納部14及び第2収
納部15の上端外周部には、金属箔またはプラスチック
フィルムなどで形成された膜38が貼着されており、こ
れによって第1収納部14及び第2収納部15に収納さ
れた第1及び第2の物質16.17は上方に対して密閉
されるようになっている。なお、この時、膜38が貼着
する気密栓体36の上端中央部の貼着力を外周部より強
くなるように貼着しておけば、再収納部14.15から
発生するガスによる内圧により膜38の外周部が先に剥
離することになり、そのガスがよりスムーズに気密上昇
弁6側へ伝わることになるが、この接着力の強弱は同じ
でも、あるいは逆に設定してもよい。なおまた、気密栓
体36の外底面には、平面円形の凹所39が形成されて
いる。
さらに、この気密栓体36の隔壁37の中央部は肉厚に
なっており、気密栓体36の外底面の凹所39の中心部
から上方に向かって前記隔壁37の内面には、円筒状の
空所40が設けられている。
この空所40の周壁路上刃部のそれぞれ対向する位置に
は、それぞれ第1収納部14と第2収納部15に向かっ
て貫通する連通孔41a、41bが水平方向に穿設され
ている。そして、この空所40には、下方から上方に向
かって回転枠42が回転自在に挿通されている。
回転枠42は、その高さが空所40の深さとほぼ等しい
短軸状で、その外径は空所40の内径とほぼ等しく形成
されている。この回転枠42の上方部には孔43が水平
方向に穿設されている。また、この回転枠42を挿通す
る空所40の略中央部には0リング44が配設され、こ
れによって、空所40内の0リング44の上方空間は外
部に対して気密に保持されている。さらに、この回転枠
42の下端には十字形の取っ手45が一体的に取り付け
られている。この取っ手45は気密栓体36の外底面の
凹所39内に収納され、取っ手45を回転させることに
よって回転枠42が回転するようになっている。
次に、上記実施例の使用について説明すると、本実施例
に係る流動性物質の加圧吐出容器を製造した後、使用す
るまでの間は回転枠42の取っ手45は第7図に示され
るように気密栓体36の外底面に形成した凹所39内に
位置し、回転枠42の上端は空所40の上面内壁と当接
し、孔43は空所40に形成された連通孔41a、41
bと同じ高さに位置しているが、垂直方向に交わって前
記連通孔41a、41bの開口部を閉塞した状態になっ
ている。
使用に当たっては第8図に示されるように、回転枠42
の取っ手45を第7図の状態から90@回転させると、
回転枠42に形成された孔43の両端開口部が空所40
に形成された連通孔41a。
41bと連通する。これにより第1収納部14内の第1
の物質16と第2収納部15内の第2の物質17との隔
離が解除されて混合可能となり、両物質の化学反応によ
って炭酸ガスが発生して再収納部14.15内に蓄積し
てその内圧を上昇させ、!I38を破断させる。さらに
、このガスは気密上昇弁5bと気密栓体36の間に蓄積
してその内圧を上昇させる。すると、この圧力によって
気密上昇弁5bが上方に付勢され、気密上昇弁5bは耐
圧容器1の内壁に沿って摺動しつつ上方へ移動し、流動
性物質8bを加圧圧縮する。その他の構成、作用は第1
実施例の場合と同様である。
なお、本発明は上記実施例以外に種々の変形例が考えら
れ、例えば第2実施例の変形例として、第2実施例では
、ピン33の軸部33aが気密栓体29の貫通孔32に
密嵌しているが、ビン33を回転枠としてその下方外周
部に雄ネジを形成するとともにその下端部に横木を設け
る。一方、貫通孔の下方内周部に雌ネジを設けて両方の
ネジを螺合させ、横木を回転させる°ことによってこの
回転枠を雄ネジと雌ネジを介して上昇させ、回転枠の先
端で膜を破断するようにしても良い。
また、第3実施例の変形例として、第3実施例に係る耐
圧容器の気密栓体36の空所40の上方内周部に雌ネジ
を形成し、一方回転栓42の上方外周部に雄ネジを形成
して回転枠42の上端部と空所40の上面内壁との間に
隙間を有した状態で両方のネジを螺合させる。そして取
っ手を回転させて回転枠42を上昇させ、回転枠42に
形成された孔43の両端開口部が空所40の内壁に形成
された連通孔41a、41bの開口部と連通ずるように
しても良い。
さらに第3実施例の別の変形例として、気密栓体36の
円筒状の空所40をほぼ隔壁37の上端部まで深く形成
し、この空所の下方から上記回転栓42にかわる栓体を
挿通させて空所4o内に密嵌させる。この栓体は、その
外径を空所の内径とほぼ等しい円筒状とし、その中央部
外周には環状の溝が形成されている。そしてこの栓体を
強制的に内部に押し込むことにより環状の溝の部分が空
所40に形成された連通孔41a、41bの開口部と連
通ずるようにしても良い。
さらに、また第9図に示すように、流動性物質8をアル
ミ箔などの袋体46内に充填し、この袋体の上端開口部
を蓋部材3に形成された流動性物質8の吐出経路と連通
させ、気密上昇弁の上昇によって圧縮するようにすると
、流動性物質8内に溶剤などが混入されていても、耐圧
容器1の内壁が浸蝕されることを防ぐことができる。
(効 果) 以上のように、本発明の流動性物質の加圧吐出容器によ
れば、内容物である流動性物質を密閉収納する耐圧容器
の内部に、混合することによって気体を発生する複数の
物質を隔離収納する収納部を設けるとともに、その収納
部を密閉する手段を設けているため、液状またはクリー
ム状等の流動性物質を耐圧容器内に充填する際には、汎
用の充填機を用いればよく、特別の加圧装置を必要とし
ない。また、保管中または未使用時には内容物の吐出圧
力を発生させないで安全に保管または搬送することが出
来る。
更に、耐圧容器の外部から前記収納1部の密閉を解除し
て複数の物質を混合させる手段を設け、複数の物質の混
合によって発生した気体の圧力により前記収納部の上方
に摺動自在に設けられた気密上昇弁を上昇させ、耐圧容
器内の内圧を上昇させて、その圧力により流動性物質を
外部に吐出するようにした。従って、複数の物質の瓜に
応じて気体の発生量を調節することができるから、内圧
の大きさを内容物に応じて適宜変更可能とし、内容物の
吐出の最後に至るまで吐出圧力を大きく維持することが
出来る。
また、混合することによって気体を発生する物質の量は
比較的少量ですむから、内容物たる流動性物質の内容積
を大きくとることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る流動性物質の加圧吐
出容器の縦断面図、第2図はその使用時の状態を示す縦
断面図、第3図は気密栓体を示す拡大斜視図、第4図は
回転栓を示す拡大斜視図、第5図は本発明の第2実施例
に係る流動性物質の加圧吐出容器を示す縦断面図、第6
図はその使用時の状態を示す縦断面図、第7図は本発明
の第3実施例に係る流動性物質の加圧吐出容器を示す縦
断面図、第8図はその使用時の状態を示す縦断面図、第
9図はさらに変形例を示す断面図である。 4・・・・・・第1収納部 6・・・・・・第1の物質 1.42・・・・・・回転栓 3・・・・・・ビン la、41 3・・・・・・孔 b・・・・・・連通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流動性物質を耐圧容器内に加圧状態で密封収納し、所要
    の場合に該耐圧容器の密閉を解除して該流動性物質を外
    部に吐出させる加圧吐出容器において、該耐圧容器の内
    部に、混合することによって気体を発生する複数の物質
    を隔離収納する収納部を設けるとともに、該収納部を密
    閉する手段を設け、該収納部の上方には気密上昇弁を該
    耐圧容器の内壁に沿って摺動自在に設け、かつ該耐圧容
    器の外部から該収納部の該密閉を解除して該複数の物質
    を混合させる手段を設け、該複数の物質の混合によって
    発生した気体の圧力により該気密上昇弁を上昇させて流
    動性物質を加圧することを特徴とする流動性物質の加圧
    吐出容器。
JP1262215A 1989-10-09 1989-10-09 流動性物質の加圧吐出容器 Pending JPH03124585A (ja)

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