JPH0384835A - カラー陰極線管用電子銃 - Google Patents

カラー陰極線管用電子銃

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JPH0384835A
JPH0384835A JP22023489A JP22023489A JPH0384835A JP H0384835 A JPH0384835 A JP H0384835A JP 22023489 A JP22023489 A JP 22023489A JP 22023489 A JP22023489 A JP 22023489A JP H0384835 A JPH0384835 A JP H0384835A
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JP
Japan
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grid
electrode
deflection
electrode system
focusing
Prior art date
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Pending
Application number
JP22023489A
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English (en)
Inventor
Hidemasa Komoro
小諸 英正
Yukihiro Izumida
泉田 侑廣
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、陰極線管に係り、特にフォーカス特性を向上
させた電子レンズ構造を備えたカラー陰極線管用電子銃
に関する。
〔従来の技術〕
カラーブラウン管や各種デイスプレィ管は、良質の画像
を得るためには、スクリーン上のビームスポットがスク
リーン全面に亘って略均−で、しかもスポット周囲にぼ
やけ(ハロー)がないことが望ましい。
このため、従来は、例えば特開昭61−250933号
公報に開示のように、加速電極系と後段集束電極系との
間に配設された集束電極系において、電極対向部がビー
ム軸に対して非対称な構造を有する第1の格子電極およ
び第2の格子電極を構威し、第1の格子電極に一定の集
束電極を印加し、かつ第2の格子電極に上記一定の集束
電圧を基準としてビーム偏向量の増大に伴って生じる非
点収差を補正するため、ダイナ短ツタ電圧を印加して非
点収差を補正するレンズを形成する構造が提案されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年、特にカラー受像管用陰極線管は、スクリーンの大
型化、偏向角の広角化が進められており、非点収差は増
加する方向にある。
また、前記したダイナミック電圧は大きく設定する必要
が生してきている。
一方、TV上セツト動作回路の耐圧等を考慮すると、上
記ダイナミック電圧の上限は自ずと設定される。
そして、通常のダイナミック電圧は1kV以下が望まし
いとされているため、上記従来の技術では所望の非点収
差補正が得られなくなるケースが生じる。
本発明の目的は、一定のダイナミック電圧においても所
望の非点収差の補正が可能となる。すなわち補正感度を
向上させることができるカラー陰極線管用電子銃を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、前記した非点収差の補正をするために設け
られた非点収差補正レンズを形成する電極構造を少なく
とも2つ以上設けることによって達成される。
〔作用〕
加速電極系と後段集束電極系との間に設けた非軸対称の
静電レンズは、偏向による非点収差と焦点距離の差によ
る収差ずれをスクリーン面全域で補正し、良好なフォー
カス特性を得る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
まず、本発明による電子銃を適用する陰極線管の構造に
ついて説明する。
第6図は本発明を適用するカラー陰i線管の断面図であ
って、ガラスエンベロープ1は螢光面12を備えたフェ
ースプレート2、ファンネル部3およびネック部4から
成り、ネック部4には3つの電子銃5.6.7が収容さ
れている。
この3電子銃は、軸を共通の平面、すなわち図の紙面内
にインライン配置され、中央の電子銃6の軸を管軸と略
一致させである。
各電子銃5. 6. 7から発射された電子ビーム8.
9.10は螢光面12に向って直進し、偏向コイル系1
5により水平方向(インライン配置面に平行な面方向)
および垂直方向(インライン配置面に直角な面方向〉に
偏向される。
螢光面12の手前には多数のアパーチャ14を有するシ
ャドウマスク13が設置されており、電子ビームはこの
アパーチャ14により色選択作用を受けて螢光面I2に
到達し、対応する螢光体画素を発光させて所定の画像を
再現する。
第7図は一般のインライン型カラー受像管におけるビー
ムスポットの状態を説明する模式図であって、螢光面1
2の中央部のビームスポット37が真円状であるのに対
し、偏向角の大きい周辺部のビームスポットは水平方向
に横長のコア部38と垂直方向に生じるハロ一部39と
からなるフォーカスがぼけたものとなる。
第1図は本発明によるカラー陰極線管用電子銃の一実施
例を説明する断面図であって、17は第6図の電子銃5
.6.7に相当するインライン型3電子銃であり、18
.18″、18”は陰極、19は第1グリツド、20は
第2グリツド、21(21a、  2 l b)は前段
集束電極系、22は後段集束電極系、23,24.24
’ は格子電極である。
前段集束電極系21をI或する2つの集束電極系21a
、21bは、電子ビーム通路に沿って順次配列された3
つの格子電極(第1格子電極23゜第2格子電極24.
24”)から成り、格子電極24′と格子電極23で第
1の前段集束電極系を、格子電極23と格子電極24“
で第2の前段集束電極系を構成する。
第2図は前段集束電極系の斜視図であって、格子電極2
4°、23.24はそれぞれ、電子ビーム通過孔26−
1.26−2.26−3.25−1.25−2.25−
3.24−1.24=2゜24−3を有すると共に、夫
々の対向面に板状の突起28’、27”  27,28
を備えている。
格子電極23には、直流電源29により一定の集束電圧
Vfocが与えられ、格子電極24.24°には交流電
源30からの電圧を重畳してビーム偏向量に応じて変化
するダイナミック電圧Vt00°が与えられる。
このダイナ【ツク電圧v、、、’ は、ビームスポット
が螢光面中央に位置する場合は格子電極24’、23お
よび24は同電位となるように設定され、これらの間に
はレンズ電界が形成されないため、螢光顔中央部では真
円形状のビームスポットが得られる。
一方、ビーム偏向量の増大に伴って電圧V、。。
′を上昇させると、格子電極24’−23間、および2
3−24間に電位差が生じる。
第3図は前段集束電極系に生じる4極電界の説明図であ
って、格子電極24“ −23間には各電子ビームに対
して2つの4極を界31  (31’ )が発生し、こ
の4極電界を通過する電子ビームは垂直方向に発散作用
を、また水平力・向に集束作用を受ける。
さらに、この4極電界31(31°)は、前記第7図で
説明したように、画面の周辺になる程、その作用が強く
なることが知られているから、第1の前段集束電極系(
第1段の4極電界)21a(24°−23〉の4極電界
31’を通過した電子ビームは発散、集束作用により第
2の前段集束電極系(第2段の4極電界)21b (2
3−24)の4極電界31を通過する際には、垂直方向
には更に発散作用が強くなる。
第7図に示したようなビームスポット形状は、本発明に
よる電子銃を用いることにより、画面周辺部において、
特に垂直方向に生じるハロー(第7図の39〉を打ち消
す作用があり、画面全域に亘ってぼやけの無いビームス
ポット形状を得ることができる。
第4図は本発明の他の実施例を説明する電子銃の断面図
であって、本実施例は多段集束型インライン電子銃に適
用したもので、前段集束電極系2IA、21Bの内の1
つである21Bを3つの格子電極24’   23およ
び24で構威し、格子電極23に一定の電圧V、。0を
与えると共に、格子電極24.24”にはビーム偏向量
に伴って変化する電圧V toc′を与えている。なお
、2つの前段集束電極系21Aおよび21B間に配した
グリッド40と第2グリツド20との間には、電源41
により直流電圧が印加しである。
また、非軸対称電界を発生させるための3つの格子電極
24”、23.24の構成は前記第2図に示した構成に
限られず、例えば第5図に示したように、格子電極24
″、24電極にのみ板状の突起を備えることによっても
同様の作用を得ることができる。
そして、本発明の効果を更に上げるために、例えば第5
図に示した構成の電極系を複数設置することも可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、加速電極系と後
段加速電極系との間に、少なくとも2個以上の非軸対称
な静電レンズを形成可能な電極構造を備えることにより
、偏向による非点収差および焦点距離の差に起因するフ
ォーカスずれを解消し、スクリーン面全域において良好
な品質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカラー陰極線管用電子銃の一実施
例を説明する断面図、第2図は前段集束電極系の斜視図
、第3図は前段集束電極系に生じる4極電界の説明図、
第4図は本発明の他の実施例を説明する電子銃の断面図
、第5図は本発明の他の実施例による前段集束電極系の
斜視図、第6図は本発明を適用するカラー陰極線管の断
面図、第7図は一般のインライン型カラー受像管におけ
るビームスポットの状態の模式図である。 17・・・・インライン型3電子銃であり、18.18
“、18″・・・・陰極、19・・・第1グリツド、2
0・・・・第2グリツド、21(21a、  2 l 
b)  ・・・・前段集束電極系、22・・・・後段集
束電極系、23,24.24’・・・格子電極。 句 り〕 辺 第 図 第3 図 第 図 !

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、陰極、グリッド、加速電極系、複数の集束電極系を
    備えるカラー陰極線管用電子銃において、上記複数の集
    束電極系の少なくとも1つに、非軸対称な電子レンズを
    構成する電極系を少なくとも2個備え、スクリーン面全
    域で偏向磁界および焦点距離の差による焦点ずれを補正
    することを特徴とするカラー陰極線管用電子銃。 2、陰極、グリッド、加速電極系、複数の集束電極系を
    備えるカラー陰極線管用電子銃において、上記複数の集
    束電極系の少なくとも1つに、非軸対称な電子レンズを
    構成する電極系を少なくとも2個備え、上記電極系に電
    子ビームの偏向量に応じて変化するダイナミック電圧を
    印加することにより、スクリーン面全域で偏向磁界およ
    び焦点距離の差による焦点ずれを補正することを特徴と
    するカラー陰極線管用電子銃。
JP22023489A 1989-08-29 1989-08-29 カラー陰極線管用電子銃 Pending JPH0384835A (ja)

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