JPH0384112A - 濁水密度流の低減方法 - Google Patents

濁水密度流の低減方法

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JPH0384112A
JPH0384112A JP22029689A JP22029689A JPH0384112A JP H0384112 A JPH0384112 A JP H0384112A JP 22029689 A JP22029689 A JP 22029689A JP 22029689 A JP22029689 A JP 22029689A JP H0384112 A JPH0384112 A JP H0384112A
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JP
Japan
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turbid water
concentrated
turbid
water
density current
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Application number
JP22029689A
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English (en)
Inventor
Sosuke Yoshii
吉井 總介
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は海洋における埋立、浚渫、あるいはタグボート
による底土攪拌に伴い発生する濁水密度流の低減方法に
関する。
(従来の技術) 従来埋立、浚渫あるいはタグボートによる底土攪拌に伴
い発生する濁水密度流については、その比重が周囲の海
水よシ重いことによる自然沈降にまかせるのみで、広い
範囲に濁水が拡がる傾向があった。
第5図はこのよりな濁水密度流の拡が少傾向を示す従来
例であって表層部分での拡散を防ぐ汚濁防止膜(1)で
濁シ(2)の範囲を囲むだけで、底層から流出する濁水
密度流(3)については、その比重が周囲の海水より重
いことによる自然沈降にまかすのみであった。
(発明が解決しよりとする課題) このため濁水密度流(3)の厚さが大で微粒子としての
濁質(4)の沈降に時間がかかう、広い範囲に濁質(4
)が拡散する欠点があり、この広い範囲の濁質(4)の
拡散は、場合により海域の藻場への影響を及ぼしたシ、
冷却水の取水口近辺では、取水される濁質が、冷却水管
を損傷したシ、更には冷却水管よシの排水が、取水口よ
り離れた清澄海域へ放流されて濁υ水として問題にされ
ることがあった。
゛本発明はかかる現状に鑑み1.されたーものであって
、濁水密度流の中の濁質の沈降する長さを短かくして濁
質の海中に拡がる範囲を極端に小さくすることを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を遠戚するための本発明の構成は第1図に示
すよりに埋立、浚渫あるいはタグボート等による底土攪
拌に伴い発生する濁水密度流(3)に対し、該濁水密度
流(3)より比重の大きい濃縮濁水(7)を散布して、
濁水密度流(3)の拡大を防止することを特徴とする。
(作用) そして本発明は上記の手段により、第2図に示すよりに
濁水密度流(3)は順次濃縮濁水(7)の中に吸引され
々から流下し濃縮濁水(7)は、その濁水(7)の中で
は濁質間の距離が近いため、濁質同士が合体して大きく
なって沈降速度が大と々ると共に、海底との距離も小さ
いため濁質は速かに海底へ薄く沈降する。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図に示す埋立、浚渫による
濁すの場合□ついて説明すると埋立、浚渫などの場合は
作業範囲の海面部分を第3図に示すよりに汚濁防止膜(
1)で囲うのが通常である。図中α俳まフロート、aυ
はアンカー、aaは作業船を示す。この場合汚濁防止膜
(1)内の濁b(2)は濁水密度流(3)とkって下層
よシ周辺海域へ流出する。この濁水密度流(3)の進行
方向よシノズルからなる散布装置(8)を用いて、該濁
水密度流(3)よシ比重の大きい濃縮濁水(7)を放流
する。散布装置(8)は第1図にて紙面に直角方向に−
様な流速で放流できるよりに設置することが望ましいが
1通常円形ノズルを用いることが多い、この場合・ノズ
ル間隔り、ノズル先端の海底よりの高さHとするとL≦
0.4Hの範囲にてノズルを設置することが望ましい。
なんとなれば噴出した濃縮濁水(7)の拡がb巾は海底
で0.4Hであう、ノズル間隔りがこれより小さいと濃
縮濁水は海底でWI8W!ノズルからの濃縮濁水(7)
と合流し、流れてくる濁水をせき止める効果を有するの
でL≦0.4Hを採用した。
尚第1図においては濃縮濁水(7)は防止膜(1)で囲
まれた濁水(2)をポンプ(5)で取水し、これをサイ
クロン等の濃縮装置(6)で濃縮して濃縮濁水とし、更
にポンプ<r;)により散布装置(8)で散布するより
にした。
かくてノズル等の散布装置(8)よシ散布した濃縮濁水
(7)は第2図に示すよりに周辺の海水(9)と混合し
ながら落下し、流れてくる濁水密度流(3)に衝突する
。この時濃縮濁水(7)は濁水密度流(3)と混合しつ
つ濁水密度流(3)の流れ方向へ流下するが、濁水密度
流(3)は順次濃縮濁水(7)の中に吸引されながら流
下する。そして濃縮濁水(7)の中では濁質間の距離が
近いため、濁質同士が合体して大きくむって沈降速度が
大と々ると共に、海底との距′離も小さいため濁質は速
かに海底に薄く沈降することになって、海底にそって流
れる濃縮濁水(7)の流れは。
混合、海底摩擦等により次第に流速が小さくなり濁質粒
子が全て沈降した処で停止する。
次に、本発明の他の実施例を第4図に示すタグボートに
よる濁すの場合について説明するとタグボートによる濁
すの発生の場合、通常懸念されるのは第4図に示すより
に発電所等の冷却水取水口0へ濁シが吸込まれて伝熱管
が損傷するケースである。この場合第4図に示すよりに
取水口0の前面□例えば半円状に汚濁防止膜(1)を設
置し、かっ海底に濁水密度流阻止機α4を設けてポンプ
の取水管α引家保護されているが、本発明においては更
に防止膜(1)上に多数設置した散布装置(8)よシ濃
縮濁水(7)を散布するよりにした。この場合の作用は
第1図の場合と同じであるが阻止機(14の前面で濁水
層の厚さが薄くなう阻止機0を越えて濁水密度流(3)
が取水口α汐の方向へ流れることがなくなう濁水流入防
止装置としての機能を発揮する。
なおこの場合には通常濁水(2)は取水口0のごく近傍
で発生することはまれ々ので汚濁防止膜(1)を設置す
ることが必ずしも必要で々いケースが多いが、この場合
には防止膜(1)は散布装置(8)の取付装置としての
機能のみ有することになるので、場合によっては防止膜
(1)をやめて、阻水堤Q4上に散布装置(8)を取付
けることもある。
又本発明では濃縮濁水(7)は濁水密度流(3)よシ比
重の大きい液体として使われているので、海水淡水化装
置などのある場合は、濃縮塩水にて代替できる。ただ濃
縮塩水には濁質粒子の凝集の核と々る大粒子の存在する
ことも見逃せず、これによる凝集沈澱効果も期待できる
(発明の効果) このよりに本発明によるときは、埋立て、あるいは浚渫
工事によシ生じる濁水よシ比重の大きい溶液を濁水層に
かぶせることによシ微細粒子を含む濁水を速やかに海底
付近に持ってゆき濁質を沈降させたものであるからその
沈降速度は早くして濁質の海中に拡がる範囲を極端に小
さくすることができ、而も比重の大きい溶液として濁水
をサイクロン等により濃縮した溶液とするとき、薬品等
を使わず安全であう、かつ、凝集沈降の効果も期待でき
る等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略図、第2図は濁水
密度流と濃縮濁水との混合状態を示す説明図、第3図は
浚渫時の概略図、第4図は本発明の他の実施例を示す概
略図で、aは平面図、bは中心断面図、第5図は従来例
を示す概略図である。 (3)・・・濁水密度流、(7)・・・濃縮濁水。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 埋立、浚渫、あるいはタグボート等による底土攪拌に伴
    い発生する濁水密度流に対し、該濁水密度流より比重の
    大きい濃縮濁水を散布して濁水密度流の拡大を防止する
    ことを特徴とする濁水密度流の低減方法。
JP22029689A 1989-08-29 1989-08-29 濁水密度流の低減方法 Pending JPH0384112A (ja)

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JP22029689A JPH0384112A (ja) 1989-08-29 1989-08-29 濁水密度流の低減方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196263A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Taiyo Kogyo Corp 汚濁防止装置
JP2009293211A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Kajima Corp 濁り浮上抑制方法および濁り浮上抑制構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196263A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Taiyo Kogyo Corp 汚濁防止装置
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