JPS60114307A - 埋立余水の処理装置 - Google Patents
埋立余水の処理装置Info
- Publication number
- JPS60114307A JPS60114307A JP22213083A JP22213083A JPS60114307A JP S60114307 A JPS60114307 A JP S60114307A JP 22213083 A JP22213083 A JP 22213083A JP 22213083 A JP22213083 A JP 22213083A JP S60114307 A JPS60114307 A JP S60114307A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surplus water
- tank
- water
- flow
- sludge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、港湾浚渫埋立工事で発生ずる余水等の処理装
置に関するものである。
置に関するものである。
港湾等の埋立では一般に浚渫土砂が用いられるが、この
浚渫土砂は多量の水を含んでいるので、埋立地内で土砂
を沈降させ、余った水(余水)は海に放流している。と
ころで、浚渫土砂がへどろ等の難沈降性土砂の場合は、
埋立地内で土砂が十分に沈降しないため、余水にはかな
りのへどろが含まれることになるので、このような余水
には処−1− 理を加えて、排水基準に適合させ汚染の生じないように
して海に排出することが必要となって(る。
浚渫土砂は多量の水を含んでいるので、埋立地内で土砂
を沈降させ、余った水(余水)は海に放流している。と
ころで、浚渫土砂がへどろ等の難沈降性土砂の場合は、
埋立地内で土砂が十分に沈降しないため、余水にはかな
りのへどろが含まれることになるので、このような余水
には処−1− 理を加えて、排水基準に適合させ汚染の生じないように
して海に排出することが必要となって(る。
その処理工法としては、従来、埋立地に隣接して処理槽
を設け、自然沈降或は薬剤を用いての凝集沈降によりス
ラッジの除去を行うようにしている。
を設け、自然沈降或は薬剤を用いての凝集沈降によりス
ラッジの除去を行うようにしている。
しかしこの従来工法では、処理能率が悪く大規模の施設
を必要とし、建設費が高価になるという欠点がある。
を必要とし、建設費が高価になるという欠点がある。
本発明は、前記従来の欠点に鑑みなされたもので、円筒
形処理槽の下端部に接線方向の余水流入口を設け、凝集
剤を添加した埋立余水をこの流入口から導入して槽内を
旋回させながら上昇させ、槽内にスラッジブランケット
層を形成させるとともに、導入余水をスラッジブランケ
ット内を通過させて余水の固形分を除去し、処理された
水を槽の上部から排出できるようにして、余水の処理能
率が高く、小型で描造が極めて簡単であり、安価に製作
することができる埋立余水の処理装置を提供せんとする
ものである。
形処理槽の下端部に接線方向の余水流入口を設け、凝集
剤を添加した埋立余水をこの流入口から導入して槽内を
旋回させながら上昇させ、槽内にスラッジブランケット
層を形成させるとともに、導入余水をスラッジブランケ
ット内を通過させて余水の固形分を除去し、処理された
水を槽の上部から排出できるようにして、余水の処理能
率が高く、小型で描造が極めて簡単であり、安価に製作
することができる埋立余水の処理装置を提供せんとする
ものである。
以下、本発明装置の実施例について図面を参照= 2
− して説明する。
− して説明する。
図において1は円筒形の槽本体で、その槽底2の中心部
には槽本体1の軸心に沿って上下方向に長い旋回中心棒
3が立設されている。そして、槽本体1の下端部には余
水流入管4.4が槽本体1の円周の接線方向に接続、開
口されており、また、槽本体1の上部には処理水流出口
5が開口されているとともに、槽本体1の周壁の適所に
は排泥管6が接続されている。
には槽本体1の軸心に沿って上下方向に長い旋回中心棒
3が立設されている。そして、槽本体1の下端部には余
水流入管4.4が槽本体1の円周の接線方向に接続、開
口されており、また、槽本体1の上部には処理水流出口
5が開口されているとともに、槽本体1の周壁の適所に
は排泥管6が接続されている。
前記構成の本発明装置において、埋立余水は装置への流
入に先立ち、無機凝集剤及び有機高分子凝集剤が添加さ
れ、この凝集剤を添加した余水は、ポンプ(図示を略す
)により流入管4.4から槽本体1内へその接線方向に
高い流速で流入される。
入に先立ち、無機凝集剤及び有機高分子凝集剤が添加さ
れ、この凝集剤を添加した余水は、ポンプ(図示を略す
)により流入管4.4から槽本体1内へその接線方向に
高い流速で流入される。
これにより矢印aのような旋回流が生じ、余水は槽本体
1内を旋回しながら上昇する。埋立余水は一般的に平均
粒径が数μm−数10μmの土砂粒子で懸濁しているも
のであって、これらは添加した凝集剤によって大きな粒
径に凝集されるが、その凝集されたスラッジ粒は、余水
の旋回、上昇中−3− に沈降し、次第に構内下部にスラッジブランケット層7
が形成されて行くことになる。ブランケット層7の厚さ
がある程度になると、流入余水がブランケット層7を通
過するとぎ、ブランケット層がフィルターのような働き
をし、余水中の土砂粒子がブランケット層7を構成する
凝集スラッジ粒に凝集して除去されるにうになる。そし
て、土砂粒子を除去された流入余水は槽1内を上昇し流
出口5からオーバフローし排出されることになる。
1内を旋回しながら上昇する。埋立余水は一般的に平均
粒径が数μm−数10μmの土砂粒子で懸濁しているも
のであって、これらは添加した凝集剤によって大きな粒
径に凝集されるが、その凝集されたスラッジ粒は、余水
の旋回、上昇中−3− に沈降し、次第に構内下部にスラッジブランケット層7
が形成されて行くことになる。ブランケット層7の厚さ
がある程度になると、流入余水がブランケット層7を通
過するとぎ、ブランケット層がフィルターのような働き
をし、余水中の土砂粒子がブランケット層7を構成する
凝集スラッジ粒に凝集して除去されるにうになる。そし
て、土砂粒子を除去された流入余水は槽1内を上昇し流
出口5からオーバフローし排出されることになる。
ブランケット層7の厚さが増加して排泥管6の位置まで
達すれば、そのスラッジ粒は排泥管6から排出されるよ
うになる。なお、槽内に堆積したスラッジの除去は、一
旦装置の運転を停止して掻揚げなどで行ってもよい。
達すれば、そのスラッジ粒は排泥管6から排出されるよ
うになる。なお、槽内に堆積したスラッジの除去は、一
旦装置の運転を停止して掻揚げなどで行ってもよい。
本発明装置における大きな特徴は、余水を槽の接線方向
に流入して、流入余水に旋回流を生じさせることにある
。それによってスラッジブランケット内の撹拌が良好に
行われ、余水中の土砂粒子がブランケット層7の凝集ス
ラッジ粒によく凝着されることになり、また、流入余水
のプランケラ−4− 構内での偏流が防止され、安定した流れが得られること
になる。なお、本実施例においては槽本体1の中心部に
旋回中心棒3が設けられているが、流入余水の流速を高
くすれば十分な旋回流が得られるので、これを除外して
もよいが、しかし、流入余水量の変動を考慮すれば、旋
回中心棒3を設けておいた方が有効である。また、本実
施例において流入管4は2本対向して設けであるが、こ
の流入管4は1本だけでもよく、また、3本以上多数本
設けるようにしてもよい。
に流入して、流入余水に旋回流を生じさせることにある
。それによってスラッジブランケット内の撹拌が良好に
行われ、余水中の土砂粒子がブランケット層7の凝集ス
ラッジ粒によく凝着されることになり、また、流入余水
のプランケラ−4− 構内での偏流が防止され、安定した流れが得られること
になる。なお、本実施例においては槽本体1の中心部に
旋回中心棒3が設けられているが、流入余水の流速を高
くすれば十分な旋回流が得られるので、これを除外して
もよいが、しかし、流入余水量の変動を考慮すれば、旋
回中心棒3を設けておいた方が有効である。また、本実
施例において流入管4は2本対向して設けであるが、こ
の流入管4は1本だけでもよく、また、3本以上多数本
設けるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明装置は竪型の円筒形に形成
した槽本体の下端部に、楕円周の接線方向に沿って余水
を流入させる流入管を接続し、槽内へ流入する余水に旋
回流が生じるようにしたので、余水は槽内において旋回
しながら上昇することになり、運転の初期においては余
水中の懸濁粒子の凝集大径化が促進され、その沈降によ
り槽内でのスラッジブランケット層の形成がされる。そ
して、このブランケット層は流入余水の旋回流によって
よ(撹拌され、ブランケット内の偏流が防−5− 止されて安定した流水が得られ、流入余水中の懸濁粒子
のブランケット層の凝集スラッジへの凝着が良好に行わ
れることになる。その結果、必要な余水処理量に対して
従来よりはるかに小さな装置ですむとともに、機械部分
が少ないので安価に製作でき、施工が容易となる等、多
くの優れた効果を奏するものである。
した槽本体の下端部に、楕円周の接線方向に沿って余水
を流入させる流入管を接続し、槽内へ流入する余水に旋
回流が生じるようにしたので、余水は槽内において旋回
しながら上昇することになり、運転の初期においては余
水中の懸濁粒子の凝集大径化が促進され、その沈降によ
り槽内でのスラッジブランケット層の形成がされる。そ
して、このブランケット層は流入余水の旋回流によって
よ(撹拌され、ブランケット内の偏流が防−5− 止されて安定した流水が得られ、流入余水中の懸濁粒子
のブランケット層の凝集スラッジへの凝着が良好に行わ
れることになる。その結果、必要な余水処理量に対して
従来よりはるかに小さな装置ですむとともに、機械部分
が少ないので安価に製作でき、施工が容易となる等、多
くの優れた効果を奏するものである。
図面は本発明装置の一実施例を示したもので、第1図は
側断面図、第2図は下半部の平断面図である。 1・・・槽本体 3・・・旋回中心棒 4・・・流入管 5・・・流出口 6・・・排泥管 7・・・スラッジブランケット層=
6 =
側断面図、第2図は下半部の平断面図である。 1・・・槽本体 3・・・旋回中心棒 4・・・流入管 5・・・流出口 6・・・排泥管 7・・・スラッジブランケット層=
6 =
Claims (1)
- 竪型円筒形に形成した槽本体の下端部に槽円周の接線方
向に沿って埋立余水を流入させる流入管を接続するとと
もに槽本体の上部に処理水の流出口を設けたことを特徴
とする、埋立余水の処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22213083A JPS60114307A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | 埋立余水の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22213083A JPS60114307A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | 埋立余水の処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60114307A true JPS60114307A (ja) | 1985-06-20 |
Family
ID=16777636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22213083A Pending JPS60114307A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | 埋立余水の処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60114307A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62171718A (ja) * | 1986-01-24 | 1987-07-28 | Tetsuo Nishida | 固液分離装置 |
JPH02290290A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-30 | Tokyo Metropolis | 廃水の磁気的固液分離方法 |
CN102961902A (zh) * | 2012-11-13 | 2013-03-13 | 丹阳市盛力机械有限公司 | 自涡流式固液分离装置 |
-
1983
- 1983-11-28 JP JP22213083A patent/JPS60114307A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62171718A (ja) * | 1986-01-24 | 1987-07-28 | Tetsuo Nishida | 固液分離装置 |
JPH0363401B2 (ja) * | 1986-01-24 | 1991-10-01 | Tetsuo Nishida | |
JPH02290290A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-30 | Tokyo Metropolis | 廃水の磁気的固液分離方法 |
CN102961902A (zh) * | 2012-11-13 | 2013-03-13 | 丹阳市盛力机械有限公司 | 自涡流式固液分离装置 |
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