JPH038397Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038397Y2 JPH038397Y2 JP6340387U JP6340387U JPH038397Y2 JP H038397 Y2 JPH038397 Y2 JP H038397Y2 JP 6340387 U JP6340387 U JP 6340387U JP 6340387 U JP6340387 U JP 6340387U JP H038397 Y2 JPH038397 Y2 JP H038397Y2
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- ozone
- water
- wall
- oxygen gas
- gas
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- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 29
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Landscapes
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はオゾン水を製造する装置に関する。
従来、オゾン水を製造するには、まず、オゾン
発生器で酸素ガス(O2)を高電圧による放電に
よつてオゾンガス(O3)にし、次に、該オゾン
ガスを混合器で水に溶解させる2段階方式で行つ
ていた。ところが、オゾンガスは不安定で時間の
経過と共に分解され易く、混合器に供給される以
前に、一部が分解され、且つ、オゾン発生器の電
極間のオゾン濃度は均一でなく、電極に近い側が
より高い濃度となるが、オゾン発生器から排出さ
れたオゾンガスはその濃度が均一化されるため、
オゾン水の濃度及び生産効率が低く、かつ、時間
がかかる等の問題があつた。また、オゾン発生器
は上記放電による温度上昇を防止するための冷却
装置が必要とされ、装置の大型化、操作管理の繁
雑化を招来する不利点があつた。
発生器で酸素ガス(O2)を高電圧による放電に
よつてオゾンガス(O3)にし、次に、該オゾン
ガスを混合器で水に溶解させる2段階方式で行つ
ていた。ところが、オゾンガスは不安定で時間の
経過と共に分解され易く、混合器に供給される以
前に、一部が分解され、且つ、オゾン発生器の電
極間のオゾン濃度は均一でなく、電極に近い側が
より高い濃度となるが、オゾン発生器から排出さ
れたオゾンガスはその濃度が均一化されるため、
オゾン水の濃度及び生産効率が低く、かつ、時間
がかかる等の問題があつた。また、オゾン発生器
は上記放電による温度上昇を防止するための冷却
装置が必要とされ、装置の大型化、操作管理の繁
雑化を招来する不利点があつた。
本考案の目的は、発生した高濃度のオゾンガス
を選択的に利用し、且つ、冷却装置を不要とし、
単一の装置で高い生産効率で、迅速にオゾン水を
製造できるようにしたオゾン水製造装置に関す
る。
を選択的に利用し、且つ、冷却装置を不要とし、
単一の装置で高い生産効率で、迅速にオゾン水を
製造できるようにしたオゾン水製造装置に関す
る。
このために本考案は、一方の壁面に酸素ガス又
は酸素ガスを含む混合ガスが圧入され、他方の壁
面に流水路が形成され、且つ両壁面間に通気性の
連通孔を有する壁と、上記両壁面に設けられ、上
記圧入により上記連通孔を通過する上記酸素ガス
又は酸素ガスを含む混合ガス中にオゾンを発生さ
せる電極とを具備するように構成した。
は酸素ガスを含む混合ガスが圧入され、他方の壁
面に流水路が形成され、且つ両壁面間に通気性の
連通孔を有する壁と、上記両壁面に設けられ、上
記圧入により上記連通孔を通過する上記酸素ガス
又は酸素ガスを含む混合ガス中にオゾンを発生さ
せる電極とを具備するように構成した。
以下、本考案の実施例のオゾン水製造装置につ
いて説明する。図において、Aは本例のオゾン水
製造装置を総括に示し、1は多孔性セラミツク誘
電体からなる通気筒で、内部が通気路12に形成
され、その上端部は密閉され、中央部の壁11に
は内外を連通する無数の連通孔11aが全面的に
形成され、加圧ガスが通過できるようになつてい
る。該通気筒1の下端部には流通口21を有した
蓋2が取り付けられ、該流通口21からガスが通
気路12内に供給できるようになつている。
いて説明する。図において、Aは本例のオゾン水
製造装置を総括に示し、1は多孔性セラミツク誘
電体からなる通気筒で、内部が通気路12に形成
され、その上端部は密閉され、中央部の壁11に
は内外を連通する無数の連通孔11aが全面的に
形成され、加圧ガスが通過できるようになつてい
る。該通気筒1の下端部には流通口21を有した
蓋2が取り付けられ、該流通口21からガスが通
気路12内に供給できるようになつている。
4,5は上記壁11の内外の両壁面に取り付け
られた電極で、内側の電極4は棒状に形成され、
適数個が通気筒1の縦方向に沿つて取り付けら
れ、外側の電極5は通気筒1の外面を取り巻くコ
イル状に形成され、両電極4,5間に交流高電圧
が印加されるようになつている。6はそのための
高電圧交流電源で、その出力側がリード線7,8
を介して上記電極4,5にそれぞれ接続されてい
る。
られた電極で、内側の電極4は棒状に形成され、
適数個が通気筒1の縦方向に沿つて取り付けら
れ、外側の電極5は通気筒1の外面を取り巻くコ
イル状に形成され、両電極4,5間に交流高電圧
が印加されるようになつている。6はそのための
高電圧交流電源で、その出力側がリード線7,8
を介して上記電極4,5にそれぞれ接続されてい
る。
9は上記通気筒1の外側を取り囲むように、且
つ、該上記通気筒1とで同心円の2重パイプ状に
形成するように配設された通水筒で、下端部に流
入口91が、上端部に流出口92がそれぞれ形成
されている。よつて、該通水筒9と通気筒1との
間に流水路10が形成され、該流水路10に流入
口91から水が流入し、流出口92から流出、或
いは、その反対方向に流通できるようになつてい
る。
つ、該上記通気筒1とで同心円の2重パイプ状に
形成するように配設された通水筒で、下端部に流
入口91が、上端部に流出口92がそれぞれ形成
されている。よつて、該通水筒9と通気筒1との
間に流水路10が形成され、該流水路10に流入
口91から水が流入し、流出口92から流出、或
いは、その反対方向に流通できるようになつてい
る。
さて、本例のオゾン水製造装置Aは以上のよう
に構成され、オゾン水を製造するには、まず、水
を流入口91から流水路10へ流入させ、流出口
92から流出させる共に、流水路10の水圧より
高圧の乾燥酸素ガス(O2)を流通口21から通
気筒1内の通気路12に供給する。これらの水、
酸素ガスの供給と共に、電極4,5に電源6から
交流高電圧を印加する。この結果、流水路10内
では水が旋回しながら上昇して流通し、電極4,
5間に通気筒1の壁を介して無声放電が行われ、
通気路12内の電極4部分の酸素ガス(O2)が
オゾンガス(O3)に変化する。該部に発生した
オゾンガス(O3)は他の酸素ガスと混合されて
いないから高濃度となつている。この高濃度のオ
ゾンガス(O3)は直ちに連通孔11aを通過し
て流水路10の水に気泡となつて圧入されて溶解
される。従つて、流出口92から流出する水はオ
ゾンガス(O3)を溶解した水、即ち高濃度のオ
ゾン水となつている。この場合、上記放電によつ
て、電極4,5間に熱が発生するが上記流水路1
0内の水が冷却効果を発揮し、温度上昇を防止す
る。
に構成され、オゾン水を製造するには、まず、水
を流入口91から流水路10へ流入させ、流出口
92から流出させる共に、流水路10の水圧より
高圧の乾燥酸素ガス(O2)を流通口21から通
気筒1内の通気路12に供給する。これらの水、
酸素ガスの供給と共に、電極4,5に電源6から
交流高電圧を印加する。この結果、流水路10内
では水が旋回しながら上昇して流通し、電極4,
5間に通気筒1の壁を介して無声放電が行われ、
通気路12内の電極4部分の酸素ガス(O2)が
オゾンガス(O3)に変化する。該部に発生した
オゾンガス(O3)は他の酸素ガスと混合されて
いないから高濃度となつている。この高濃度のオ
ゾンガス(O3)は直ちに連通孔11aを通過し
て流水路10の水に気泡となつて圧入されて溶解
される。従つて、流出口92から流出する水はオ
ゾンガス(O3)を溶解した水、即ち高濃度のオ
ゾン水となつている。この場合、上記放電によつ
て、電極4,5間に熱が発生するが上記流水路1
0内の水が冷却効果を発揮し、温度上昇を防止す
る。
なお、本例では通気路12内の酸素ガスと流水
路10内の水との差圧を約1Kg/cm2とし、酸素ガ
ス圧を2〜3Kg/cm2、水圧を1〜2Kg/cm2とし、
また、電源6は7〜10KV、10Hzを使用した。な
お又、本例では通気路12へは乾燥酸素ガスが供
給されているが、乾燥空気とすることもできる。
さらに、上記交流高電圧を電極4側に印加し、電
極5側を接地して、放電方向を電極4から電極5
への一方向とすることもある。
路10内の水との差圧を約1Kg/cm2とし、酸素ガ
ス圧を2〜3Kg/cm2、水圧を1〜2Kg/cm2とし、
また、電源6は7〜10KV、10Hzを使用した。な
お又、本例では通気路12へは乾燥酸素ガスが供
給されているが、乾燥空気とすることもできる。
さらに、上記交流高電圧を電極4側に印加し、電
極5側を接地して、放電方向を電極4から電極5
への一方向とすることもある。
以上から本考案によれば、オゾンガスの発生と
該オゾンガスを水に溶解させる2工程を一挙に行
つてオゾン水を製造するものであるから、発生し
たオゾンガスは分解される間もなく水に溶解さ
れ、高濃度のオゾン水が高い生産効率で迅速に製
造できる。また、この場合、発生した高濃度のオ
ゾンガスを選択的に利用するようにしたので、上
記の効果を更に高める。さらに又、冷却装置を不
要とした単一装置にすることが可能であり、装置
の構成及び操作管理の単純化が図れる。
該オゾンガスを水に溶解させる2工程を一挙に行
つてオゾン水を製造するものであるから、発生し
たオゾンガスは分解される間もなく水に溶解さ
れ、高濃度のオゾン水が高い生産効率で迅速に製
造できる。また、この場合、発生した高濃度のオ
ゾンガスを選択的に利用するようにしたので、上
記の効果を更に高める。さらに又、冷却装置を不
要とした単一装置にすることが可能であり、装置
の構成及び操作管理の単純化が図れる。
第1図は本実施例のオゾン水製造装置の模試
図、第2図はその一部拡大模試図、第3図はその
平面模試図である。 A……オゾン水製造装置、1……通気筒、11
……壁、11a……連通孔、12……通気路、2
……蓋、21……ガス流通口、4,5……電極、
6……高圧交流電源、7,8……リード線、9…
…通水筒、91……流入口、92……流出口、1
0……流水路。
図、第2図はその一部拡大模試図、第3図はその
平面模試図である。 A……オゾン水製造装置、1……通気筒、11
……壁、11a……連通孔、12……通気路、2
……蓋、21……ガス流通口、4,5……電極、
6……高圧交流電源、7,8……リード線、9…
…通水筒、91……流入口、92……流出口、1
0……流水路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一方の壁面に酸素ガス又は酸素ガスを含む混
合ガスが圧入され、他方の壁面に流水路が形成
され、且つ両壁面間に通気性の連通孔を有する
壁と、 上記両壁面に設けられ、上記圧入により上記
連通孔を通過する上記酸素ガス又は酸素ガスを
含む混合ガス中にオゾンを発生させる電極と を具備することを特徴とするオゾン水製造装
置。 (2) 上記壁を円筒の多孔性セラミツク誘電体で形
成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項記載のオゾン水製造装置。 (3) 上記円筒の多孔性セラミツク誘電体が、その
外側に通水筒を有するように構成したことを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第2項記載の
オゾン水製造装置。 (4) 上記電極を、高電圧交流電源に接続するよう
に構成したことを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項乃至第3項記載のオゾン水製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6340387U JPH038397Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6340387U JPH038397Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63173397U JPS63173397U (ja) | 1988-11-10 |
JPH038397Y2 true JPH038397Y2 (ja) | 1991-02-28 |
Family
ID=30898596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6340387U Expired JPH038397Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH038397Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5067802B2 (ja) * | 2006-12-28 | 2012-11-07 | シャープ株式会社 | プラズマ発生装置、ラジカル生成方法および洗浄浄化装置 |
JP2009234900A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Univ Of Miyazaki | 水中オゾナイザ |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP6340387U patent/JPH038397Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63173397U (ja) | 1988-11-10 |
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