JPH0383493A - スピーカ用平板振動板の製造法 - Google Patents

スピーカ用平板振動板の製造法

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JPH0383493A
JPH0383493A JP22069489A JP22069489A JPH0383493A JP H0383493 A JPH0383493 A JP H0383493A JP 22069489 A JP22069489 A JP 22069489A JP 22069489 A JP22069489 A JP 22069489A JP H0383493 A JPH0383493 A JP H0383493A
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JP
Japan
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core material
surface material
diaphragm
flat
core
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Application number
JP22069489A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Kakiuchi
良彦 垣内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各種音*a器に利用されるスピーカ用平板振
動板の製造法に関するものである。
従来の技術 従来スピーカ用平板振動板の製造法としては第4図に示
すものがあった。第4図aにおいて11はアルミニウム
箔の表面材、12はアルミニウムの箔でハニカム構造に
形成された芯材、13は表面材11と答材12を接着す
るフィルム状接着剤である。従来の製造法としては表面
材11、芯材12、接着剤13を所定形状に打抜き加工
したものを積層して加熱圧着してサンドウィッチ構造と
し第4図すに示すような平板振動板14を得ていた。
発明が解決しようとする課題 従来のスピーカ用平板振動板の製造法においては表面材
11.芯材12.フィルム状接着剤13を所定形状にプ
レス抜き加工したものを積層加熱圧着して平板振動板と
していたがハニカム構造の芯材12を円形にプレス抜き
加工することによりアルミ箔の外周部が変形し表面材1
1と芯材12をフィルム状接着剤13にて積層加熱圧着
しても芯材12の外周部が変形(ダしている〉している
ため表面材11と芯材12を均一に接着することができ
ず、又接着不完全部が生じ振動により異常音を発生、高
調波歪を増大せしめる欠点があった。又従来の製造法で
は前もって所定形状1こプレス抜き加工した表面材11
.芯材12.フィルム状接着剤13を1枚々積層加熱圧
着して振動板とするため生産性が悪く高価な振動板とな
る欠点があった。さらに従来のアルミニウム箔の表面材
11とアルミニウム箔でハニカ構造で形成された芯材1
2とで構成されたハニカム平板振動板は芯材12の見掛
密度が極めて小さいため芯材12として大きな厚みかえ
られること、そして表面材11として剛性の高い材料を
用いるために従来のバルブコーン紙に比べ振動板として
重要な物性の一つである比弾性率E (ci/5ec2
)は高くなる利点はあるが振動板自身の内部損失が極め
て小さなため高域共振が鋭くあられれ使用可能な再生帯
域が制限される欠点があった。
本発明は以上のような従来の欠点を除去し安価で且高品
質で内部損失の高いスピーカ用平板振動板を提供しよう
とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は表面材としてアルミ
ニウム箔より密度の小さい、内部損失の高い集成マイカ
シートを用い、芯材としてアルミニウム箔でハニカム構
造に形成された芯材を熱可塑性不識布状ポリアミド系接
着剤にて積層加熱圧着してアルミニウム箔のハニカム構
造の芯材の上・下を集成マイカシートの表面材とするサ
ンドウィッチ構造の平板を作成し冷却プレスにより反り
矯正したのちスピンドルカッターにて所定形状に切断し
て平板振動板を得る方法とするものである。
作用 上記方法とすることにより従来のスピーカ用平板振動板
より内部損失が高く高域共振が鋭くならない平板振動板
となり、また、所定の平板形状に積層加熱圧着した後、
スピンドルカッターにて所定形状に切断するため安価で
品質の安定したスピーカ用平板振動板を得ることができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面を用いて説明する。
まず第1図において、第1図a−dは本発明の平板振動
板の製造プロセスを図示したものである。第1図のaに
おいて1は30〜401.zmの集成マイカシートの表
面材、2は不識布状の熱可塑性ポリアミド接着剤シート
、3はアルミニウムの箔でハニカム構造に形成された芯
材である。
不識布状の熱可塑性ポリアミド接着剤としてはコニシ(
株の商品名アイロンボンド主成分ポリアミド樹脂、日付
30 g/Aの不識布状シートを用いることができる。
芯材3は箔厚17〜18μmのアルミニウムにより1/
8インチのセルサイズを有し厚さ1.3〜1.51のハ
ニカムコアであるヨコハマゴム(掬のハイペックス・コ
アを用いる。
以下製造プロセスを説明する。
芯材(ハニカムコア〉3を所定寸法に裁断する。実施例
ではプレス機のステージの関係で180nmX 180
mmのサイズに裁断する。芯材3を塩素化オレフィンを
主成分とするブライマー溶液に浸漬し芯材3と表面材1
との接着性を良くするためブライマー処理を施す。浸漬
後取り出し常温乾燥を行う。ブライマー溶液としてはコ
ニシ■のP。
P(ポリプロピレン)用ブライマーP−80を使用した
熱可塑性不識布状ポリアミド系接着剤シート2により芯
材3と表面材1を接着し、第1図すに示すように芯材3
の上・下に接着材と表面材1を重ねサンドウィッチ構造
にし金型温度200〜210℃、プレス圧5 kg /
 c++!、プレス時間50〜60secの条件で加熱
圧着する。加熱圧着後内部歪を除去するために冷却プレ
スを実施し反りを防止する。
このようにして得られたのが第1図すに示す芯材3と表
面材1を接着剤2にてサンドウィッチ構造に積層接着し
た平板4である。つぎに所定の外径寸法に切断するため
第2図の断面図に示すようなスピンドルカッターにて切
断し平板振動板5を得る。第1図すはスピンドルカッタ
ーにてφ281の外径寸法に切断した平板振動板5であ
る。第1図Cはスピンドルカッターにて切断され切抜か
れたサンドウィッチ構造の平板4である。
スピンドルカッターによる切断方法としては、第2図に
スピンドルカッターの断面図を示す。
材質は5KD−11のダイス鋼を使用する。第2図の6
は払い出し棒、7はスプリングである。
刃物8の内径は振動板の外径に相当し実施例では振動板
の外径をφ281としたため第2図ではφ28とした。
スピンドルカッターをボール盤に取りつけ回転数540
rpmでスピンドルカッターを回転させ第1図のプロセ
スで平板振動板を得る。
第2図の払い出し棒6は回転しながら切断した平板振動
板5は刃物8の中に残っていくため5〜7枚切断したの
ちスピンドルカッターの回転を止め払い出し棒6を下げ
て切断した平板振動板5を取り出すためのものである。
以上の方法により得る本発明のスピーカ用平板振動板で
は、従来のものに比べ、先ず表面材1と芯材3を接着し
たのちスピンドルカッターにて切断するため芯材3と表
面材1との接着不良がなく品質の安定したものが得られ
る。従来の場合にはアルミ箔のハニカム構造の芯材を打
抜くことにより外周部が変形してダレルため表面材との
接着に不完全な箇所が生じ振動により異常音を発生し高
調波歪を発生増大せしめる欠点があった。
従来例ではφ28m5に打抜きした芯材・表面材接着剤
を1枚ずつ積層加熱圧着して平板振動板としていたが、
本発明の実施例では、口180+nmの平板からφ28
間の平板振動板を25〜26個取ることができ従来に比
べ安価となる。
表−1に従来例と本発明の実施例のスピーカ用平板振動
板の物理特性を表す。本発明の実施例では表面材1とし
て集積マイカシートを使ったことと芯材3と表面材1と
の接着剤として熱硬化型のエポキシ系接着剤より可撓性
のある熱可塑性ポリアミド系接着剤シート2を採用した
ことにより比弾性率Eは従来に比べ若干劣るが、軽量で
内部損失が高くなり第3図に示すように高域共振のピー
クも低くなリスピーカシステム構成上ネットワークも簡
略化できる効果がある。第3図で実線は本発明のスピー
カ用平板振動板による有効径φ28m5の平板スピーカ
の音圧周波数特性図、点線は従来例である。
発明の効果 以上のように本発明のスピーカ用平板振動板の製造法に
よれば、内部損失が高く高域共振が鋭くならないものと
なり、表面材と芯材を積層加熱圧着した後、スピンドル
カッターにて切断するため、生産性に富み安価で品質の
安定したものが提供できることになり、工業的価値の大
なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a−dは本発明の一実施例のスピーカ用平板振動
板の製造法のプロセスを示す斜視図、第2図はスピンド
ルカッターの断面図、第3図に本発明と従来のスピーカ
用平板振動板を用いたスピーカの音圧周波数特性を示す
特性図、第4図a。 bは従来のスピーカ用平板振動板の製造法のプロセスを
示す斜視図である。 1・・・・・・表面材、2・・・・・・不識布状ポリア
ミド接着剤シート、3・・・・・・芯材、4・・・・・
・平板、5・・・・・・平板振動板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハニカム形状のアルミ箔の芯材、集成マイカよりなる集
    面材、不識布状ポリアミド接着剤シートとで構成される
    スピーカ用平板振動板において、芯材、表面材、不識布
    状接着剤を平板形状で加熱圧着してサンドウィッチ構造
    にした後、スピンドルカッターにて所定形状に接断する
    ことを特徴とするスピーカ用平板振動板の製造法。
JP22069489A 1989-08-28 1989-08-28 スピーカ用平板振動板の製造法 Pending JPH0383493A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998026630A1 (en) * 1996-12-11 1998-06-18 The Secretary Of State For Defence Panel-form loudspeaker
WO2004045847A1 (fr) * 2002-11-21 2004-06-03 Chengdu New West-Point Science And Technology Co., Ltd. Nouveau panneau ignifuge et procede de fabrication correspondant
US8351719B2 (en) 2007-08-31 2013-01-08 Canon Kabushiki Kaisha Image decoding apparatus, image decoding method, and printing apparatus

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