JPH038292Y2 - - Google Patents

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JPH038292Y2
JPH038292Y2 JP1987152780U JP15278087U JPH038292Y2 JP H038292 Y2 JPH038292 Y2 JP H038292Y2 JP 1987152780 U JP1987152780 U JP 1987152780U JP 15278087 U JP15278087 U JP 15278087U JP H038292 Y2 JPH038292 Y2 JP H038292Y2
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JP
Japan
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pack
loquat
hot air
powder
urethane foam
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JP1987152780U
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JPH0158463U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ビワの葉を用いた薫風療法装置に関
する。
従来の技術と考案の課題 本考案は、ビワの葉を用いた薫風療法に使用す
る装置に関する。
従来の技術と考案の課題 ビワの葉には消炎効果等の各種医療効果がある
ことが知られ、薫風療法に使用されている。
このような利用には、従来はビワの葉をそのま
ま用いているため、取扱い、保存に不便であり、
また薬効成分を十分に利用しているとはいえな
い。
そこで本考案は、ビワの葉を取扱い、保存に便
利な形態とし、かつ十分に薬効成分を利用しうる
ようにする装置を得ることを目的として案出され
たものである。
課題を解決するための手段 すなわち本考案は、ビワの葉を凍結状態で粉砕
して形成した粉末を、通気性、通水性及び耐水性
を有する紙を用いた袋内に収納してなるパツク
と、温風送出器の送出口に取付けられ、前記パツ
クを収納する筒体と、この筒体内に前記パツクと
ともに湿らされて収納され、温風によりパツク内
のビワの葉粉末を湿らせた状態で加熱させ、薬効
成分を発散させるウレタンフオームとからなるビ
ワの葉薫風療法装置である。
作 用 この装置では袋入のパツクを用い、その袋が通
気性、通水性、耐水性を有し、かつウレタンフオ
ームを具備しているため、袋のまま十分に湿らせ
て使用することができ、取扱い、保存に便利であ
ると共に、水分の蒸発に伴つて薬効成分が発散す
るので、成分を有効に利用することができる。ま
た、ビワの葉を袋内に収納するに当り、凍結状態
で粉砕して粉末にしているので、薬効を損うこと
なく、体積当り表面積を増大させることとなり、
薬効成分を速やかに、かつ効率的に取出して利用
することが可能となつている。
実施例 以下本考案を図面について具体的に説明する。
第1図は本考案の装置10の全体を示す。
この装置10は、パツク11、筒体12及びウ
レタンフオーム13よりなる。
パツク11は、袋14内にビワの葉の粉末を収
納してなる。この粉末はビワの葉を液体窒素等を
用い−50℃以下に冷却し凍結状態として粉砕し、
粉末としたものである。なお粒径は、特に限定さ
れるものではないが、50メツシユ以下とすること
が望ましい。袋14は、通気性、通水性、耐水性
を有するものであり、テイーバツグ等に使用され
る合成紙をそのまま応用することができ、周囲は
熱溶着等によりシールされる。この袋14の大き
さ、形状は任意であるが、例えば一辺が7〜20セ
ンチメートル程度の長方形とするとよい。
筒体12は、後端が温風送出器15の送出口1
6に差込んで、着脱自在に取付けられる。温風送
出器15は、温風を吹出す機能を有すればどのよ
うなものであつてもよく、例えば市販のヘアード
ライヤーをそのまま用いるようにしてもよい。こ
の筒体12の先端には網17が設けられ、内部に
パツク11を収納することができる。
ウレタンフオーム13は、パツク11とほぼ同
様あるいはやや大きな形状であり、湿らせてパツ
ク11を包むようにして筒体12内に収納され
る。
この装置10は以上の構成であるから、第1図
に示すように、ウレタンフオーム14を水で湿ら
せてパツク11と共に筒体12内に収納し、温風
送出器15を作動させ、温風を身体18に当てて
薫風療法に使用される。こうするとウレタンフオ
ーム14の水分によりパツク11内のビワの葉粉
末が湿らされ、その蒸発と共に薬効成分が発散
し、身体に当てられることになり、薬効成分は迅
速、良好に利用される。なお、ウレタンフオーム
14により水分は十分に供給することができる。
パツク11内のビワの葉の薬効成分を消費したと
きは、筒体12を外して他のパツク11を交換す
ればよい。
考案の効果 本考案のビワの葉薫風装置では、上述のよう
に、ビワの葉をパツクとして用いるので、取扱
い、保存に極めて便利である。またビワの葉を粉
末としているため、薬効成分の放出が迅速で効率
的である。さらにこの粉末は凍結状態で粉砕され
たものであるので、微小粉末とすることが可能で
あり、かつ単に常温で粉砕する場合のように粉砕
刃の加熱による薬効成分の損失がなく、高い薬効
を保持したものとなり、従来のビワの葉をそのま
ま利用する場合以上の有効性を有するものとな
る。
またこの装置はウレタンフオームを有している
ので、ビワの葉を十分に湿らせながら加熱するこ
とができ、薬効成分を効率的に発散させることが
できる。さらに筒体を温風送出器に取付けて使用
するので、専用の温風送出器を用いるほか、市販
のヘアードライヤーをそのまま使用するようにす
ることもでき、多様な商品を構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の使用状態を示す一部を破断し
た斜視図、第2図はパツクの斜視図である。 10……ビワの葉薫風療法装置、11……パツ
ク、12……筒体、13……ウレタンフオーム、
14……袋、15……温風送出器、16……送出
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ビワの葉を凍結状態で粉砕して形成した粉末
    を、通気性、通水性及び耐水性を有する紙を用い
    た袋内に収納してなるパツクと、温風送出器の送
    出口に取付けられ、前記パツクを収納する筒体
    と、この筒体内に前記パツクとともに湿らされて
    収納され、温風によりパツク内のビワの葉粉末を
    湿らせた状態で加熱させ、薬効成分を発散させる
    ウレタンフオームとからなるビワの葉薫風療法装
    置。
JP1987152780U 1987-10-07 1987-10-07 Expired JPH038292Y2 (ja)

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JP1987152780U JPH038292Y2 (ja) 1987-10-07 1987-10-07

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JP1987152780U JPH038292Y2 (ja) 1987-10-07 1987-10-07

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JPH0158463U JPH0158463U (ja) 1989-04-12
JPH038292Y2 true JPH038292Y2 (ja) 1991-02-28

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ID=31428015

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6131440B2 (ja) * 1981-04-16 1986-07-19 Mitsubishi Genshiryoku Kogyo Kk

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6131440U (ja) * 1984-07-30 1986-02-25 友一 藤井 枇杷葉充填パツク
JPH0410796Y2 (ja) * 1986-01-24 1992-03-17

Patent Citations (1)

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JPS6131440B2 (ja) * 1981-04-16 1986-07-19 Mitsubishi Genshiryoku Kogyo Kk

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JPH0158463U (ja) 1989-04-12

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