JPH0382519A - ウエザストリツプの製造方法 - Google Patents

ウエザストリツプの製造方法

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JPH0382519A
JPH0382519A JP1219764A JP21976489A JPH0382519A JP H0382519 A JPH0382519 A JP H0382519A JP 1219764 A JP1219764 A JP 1219764A JP 21976489 A JP21976489 A JP 21976489A JP H0382519 A JPH0382519 A JP H0382519A
Authority
JP
Japan
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heat
yarns
insert
shape
vulcanization
Prior art date
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Pending
Application number
JP1219764A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Murakawa
村川 聖二
Masami Yamada
山田 正巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 備装に際して、内側に挟持リップを具備するようにU字
形とされる取付は基部を有し、取付は基部には、取付は
把持力維持のために、波形ワイヤと該波形ワイヤの長手
方向へ伸びを規制する複数本の連結糸とからなるインサ
ートが埋設されているウェザストリップを、押出後、連
続的に加硫して製造する方法に関する。
本発明を適用可能なウェザストリップとしてはU字形ト
リム部を具備する構成のトランクリッド・ドアサイド・
サンルーフウェザストリップ等を挙げることができる。
本明細書で「熱劣化」とは、繊維材料が熱溶融して非結
晶化すること、および、繊維材料の化学構造が熱により
低次化すること(熱分解)の双方を含む概念である。
また、本明細書で繊維材料の熱影響の物性値(軟化温度
、溶融温度等)の出典は、「化学便覧応用編 改訂3版
」昭和55年3月15日丸善株式会社発行第832〜8
39頁による。
〈従来の技術〉 ここでは、第2図に示すようなトランクリッドウェザス
トリップを例に採り説明するがこれに限られるものでは
ない。
上記ウェザストリップは、膓装に際して、内側に挟持リ
ップ1.1を具備するようにU字形とされるソリッドゴ
ムで形成される取付は基部2と、シールのためのスポン
ジゴムで形成される中空シール部4および舌状シール部
5とからなる。
上記取付は基部2には、取付は把持力維持のために、第
3図に示すような波形ワイヤ7と該波形ワイヤ7の長手
方向へ伸びを規制する複数本の連結糸8、・・・とから
なるインサート(いわゆるワイヤインサート)9が埋設
されている。
そして、当該インサート9を使用してのウェザストリッ
プの製造方法は、第1図に示す如くである。
インサート繰り出しリール11から繰り出されるインサ
ート9を押出し機13のクロスヘツド13aに導入し、
未加硫ゴム材料を被覆しながら第2図の実線に示すよう
な断面形状に押出す、その後、当該押出物Mをマイクロ
波加硫槽(UHF)15および熱風加硫槽CHAV)1
7に順次導入して、加硫を完了する。このとき、ベルト
搬送すると取付は基部2の挟持リップ1、・・・がつぶ
れるおそれがあるため、引き取り機19で引き取り搬送
を行なう、なお、図示しないが、通常、加硫完了後、第
2図二点鎖線で示すU字形形状に曲げロール等を使用し
て曲げ加工を行なう。
〈発明が解決しようとする課題〉 ここで連結糸は、上記製造工程中に、引取り力(通常、
40 kgf)により押出物Mが引き伸ばされないよう
に、加硫温度(180〜200℃)で熱影響を受けない
耐熱性を有する繊維材料を使用していた。具体的には、
ポリエステル繊維(軟化点=238〜240℃、溶融点
=255〜260℃)、6ローナイロン繊維(軟化温度
:180℃、溶融温度:215〜220℃)等を使用し
ていたしかし、こうして製造したウェザストリップを、
錫製しようとした場合、例えば、第4図に示すトランク
のコーナ部A、B、Cの如く、コーナ形状の変化に冨む
場合、該コーナ形状に追従させるために曲げようとした
とき、曲げの内側は縮むが外側が伸びず、コーナ部C対
する追従性が良好でなく、錫製作業性および繕装安定性
に問題が生じる。
本発明は、上記問題点を解決することをのできるウェザ
ストリップの製造方法を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、下記構成により上記amを解決するものであ
る。
錫製に際して、内側に挟持リップを具備するようにU字
形とされる取付は基部を有し、該取付は基部には、取付
は把持力維持のために、波形ワイヤと該波形ワイヤの長
子方向へ伸びを規制する複数本の連結糸とからなるイン
サートが埋設されているウェザストリップを、押出後、
連続的に加硫して製造する方法において、前記取付は基
部のU字形の三辺に対応する前記インサートの各辺部の
連結糸が、少くとも一辺部ずつを、加硫設定温度で、そ
れぞれ、熱劣化する糸、および、熱劣化しない糸とされ
ているインサートを使用する、ことを特徴とする。
〈実施例〉 以下、本発明を、国側に基づいて説明をする。
なお、従来例と同一部分については、同−同符号を付し
てその説明の一部又は全部を省略する。
本発明のウェザストリップの製造方法は使用するインサ
ート9は、波形ワイヤ7と、波形ワイヤ7の長手方向へ
の伸びを規制する複数本の連結糸8とからなる。
ここで、取付は基部2のU字形の三辺に対応するインサ
ート9の各辺部の連結糸8が、少くとも一辺部ずつを、
加硫設定温度で、それぞれ、熱劣化する糸、および、熱
劣化しない糸とされている、例えば、13図において、
U字形の両側辺に相当する8%0部が、熱劣化する糸と
され、U字形の底部に相当する6部が、熱劣化しない糸
とされている。即ち、曲げ加工時に外側となり、ワイヤ
間隔が拡張する部位の連結糸が熱劣化する糸で形成され
ている。
上記、熱劣化する糸のff1M材料としては、ポリエチ
レン繊維(軟化点:100〜115℃、溶融点=125
〜135℃)、ポリプロピレン繊維(軟化点=140〜
160℃、溶融点:165〜173℃)、ビニリデン繊
維(軟化温度:145〜165℃、溶融温度:165〜
185℃)等を挙げることができる。また、熱劣化しな
い糸のm練材料としては、上記、ポリエステル繊維、6
ローナイロン繊維も使用可能であるが、芳香族ナイロン
(アラミド)繊維(軟化、溶融しない、ステープルの場
合、400〜430℃で、フィラメントの場合、500
℃で、それぞれ分解し始める。)がより好ましい、即ち
、少ない本数の連結糸で引取り力に耐えることができる
ためである。
また、繊維糸の態様は、フィラメント又はステーブルを
紡績したものとし、繊度1.5〜20dのものを使用し
、単糸又は合糸いずれでもよい。
次に上記インサートを使用しての、ウェザストリップの
製造方法を説明する。
従来と同様、芯金繰り出しり−ル11から繰り出される
インサート9を押出し機13のクロスヘツド13aに導
入し、未加硫ゴム材料を被覆押出する。その後、引き取
り機19で引き取りながらマイクロ波加硫槽(UHF)
15および熱風加硫f111 (HAV) 17ニ順次
導入する。
なお、上記加硫工程において、マイクロ波加硫槽15の
手前C1高周波誘導加熱装置を配設してインサートを予
備加熱してもよい。
a”c部の連結糸8は、加硫工程中に、マイクロ波加熱
および熱風加熱により熱劣化温度以上に昇温させられる
ため、熱劣化して引っ張り強度が零または通常の外力で
容易に切断可能な引っ張り強度まで強度が低下する。し
かし、6部の連結糸8は、当骸温度では熱劣化しないた
め、引取り力に十分耐える引っ張り強度を保持し、加硫
工程中に押出物が引き伸ばされることはない。
こうして製造したウェザストリップを、蟻装に際して、
例えば、第4図に示すトランクのコーナ部の如く、コー
ナ形状の変化に富む場合、該コーナ形状に追従させるた
めに曲げようとしたとき、6%6部の連結糸は、熱劣化
して上記の如く引っ張り強度が零または通常の外力で容
易に切断可能な引っ張り強度まで強度が低下しているた
め、強制的な曲げ力により容易に切断される。従って、
曲げの内側は縮むとともに外側が伸び、コーナ部に対し
て良好に追従し、備装作業性および備装安定性に問題が
生じない。
なお、上記では、曲げ方向が双方にわたる場合を例に採
ったが、繍装時の曲げ方向が一方向のみの場合は、8部
のみを熱劣化する糸と、6%0部を熱劣化のしない糸と
されているインサート9とする。また、サンルーフ側に
取り付けるウェザストリップの如くリング状に巻き付け
て擬装する場合は、中央の6部のみが熱劣化する糸とさ
れ、80部を熱劣化のしない糸とされているインサート
9とする。
また、加硫方法、上記方法に限定されることなく、流動
床加硫(FBV)、塩浴加硫(LCM)等を、上記熱風
加硫(HAV)、マイクロ波加硫(υ)IF)と組合せ
ても勿論よい。
く発明の作用・効果〉 本発明のウェザストリップの製造方法は、上記の如く、
綿製に際して、内側に挟持リップを具備するようにU字
形とされる取付は基部を有し、該取付は基部には、取付
は把持力維持のために、波形ワイヤと該波形ワイヤの長
手方向へ伸びを規制する複数本の連結糸とからなるイン
サートが埋設されているウェザストリップを、押出後、
連続的に加硫して製造する方法において、前記取付は基
部のU字形の三辺に対応する前記インサートの各辺部の
連結糸が、少くとも一辺部ずつを、加硫設定温度で、そ
れぞれ、熱劣化する糸、および、熱劣化しない糸とされ
ているインサートを使用する、構成により下記のような
作用・効果を奏する。
加硫工程において、連結糸の幅方向の所要部位のみ熱劣
化するが、他部は熱劣化しない、このため、加硫工程中
に押出物が引き伸ばされることはない。なお、熱劣化す
る連結糸で連結する部位の連結糸を省略した場合は、ゴ
ム被覆前またはゴム被覆時において、インサート自体の
形態保持能が低下して実用に供し得ない。
また、こうして製造したウェザストリップを、賭装する
に際して、トランクリッド等のコーナ部に追従させるた
めに曲げようとしたとき、連結糸のワイヤ間隔が拡張し
ようとする部位の連結糸は熱劣化により引っ張り強度が
零または外力により容易に切断可能な強度に低下してい
るため、コーナ部に対して良好に追従し、装着作業性お
よび装着安定性に問題が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図はウェザストリップの製造方法における工程概略
図、 第2図は本発明の方法を適用するウェザストリップの一
例における断面図、 第3図は本発明に使用するワイヤインサートの一例を示
す部分平面図、 第4図はウェザストリップの適用部位を示す自動車トラ
ンク部の背面斜視図である。 1・・・挟持リップ、 2・・・取付は基部、 7・・・波形ワイヤ、 8・・・連結糸、 9・・・インサート、 13a・・・押出機のクロスヘツド、 15・・・マイクロ波加硫槽、 17・・・熱風加硫槽、 19・・・引き取り機、 M・・・押出物。 特  許  出  願  人 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  艤装に際して、内側に挟持リップを具備するようにU
    字形とされる取付け基部を有し、 該取付け基部には、取付け把持力維持のために、波形ワ
    イヤと該波形ワイヤの長手方向へ伸びを規制する複数本
    の連結糸とからなるインサートが埋設されているウエザ
    ストリツプを、押出後、連続的に加硫して製造する方法
    において、 前記取付け基部のU字形の三辺に対応する前記インサー
    トの各辺部の連結糸が、少くとも一辺部ずつを、加硫設
    定温度で、それぞれ、熱劣化する糸、および、熱劣化し
    ない糸とされているインサートを使用する、 ことを特徴とするウエザストリツプの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2495120A1 (en) 2011-03-01 2012-09-05 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Opening seal for automobiles and method of preparing the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2495120A1 (en) 2011-03-01 2012-09-05 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Opening seal for automobiles and method of preparing the same
JP2012180002A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Nishikawa Rubber Co Ltd 自動車用オープニングシール及びその製造方法
US8870258B2 (en) 2011-03-01 2014-10-28 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Opening seal for automobiles and method of preparing the same

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