JPH038155Y2 - - Google Patents

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JPH038155Y2
JPH038155Y2 JP19715285U JP19715285U JPH038155Y2 JP H038155 Y2 JPH038155 Y2 JP H038155Y2 JP 19715285 U JP19715285 U JP 19715285U JP 19715285 U JP19715285 U JP 19715285U JP H038155 Y2 JPH038155 Y2 JP H038155Y2
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JP
Japan
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edge
plate
edge plate
upholstery fabrics
lower surfaces
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JP19715285U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クツシヨン性の良い椅子の周縁部構
造に関する。
〔従来の技術〕
従来の技術として見られる実公昭48−962号公
報のものは、取付基板の外周側下部に周縁保護材
を装備する構造になつているので、周囲が机や物
等に衝突して張布が破れることのないように保護
するには不充分な構造であり、座ると大腿部に硬
いエツジが当り座り心地も良くなく、しかも商品
価値を上げる外観性も良くない構造になつてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本願考案は、そのような問題点を解決したもの
であり、座部等の全体がクツシヨン性の豊かな構
造となつて、座り心地が良く、机や物等に周縁部
が衝突しても張布が破れるのを確実に防止でき、
外観性も良くて商品価値を上げることができ、製
作容易な簡単な構造にして好適に実施できるよう
提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、本考案では、芯材となるシート板の
木口側端面から上下面にかけて横断面コ状のエツ
ジ板を嵌合して止着し、シート板の上下にそれぞ
れクツシヨン材を介装して張着する上下の張布の
端部を前記エツジ板の上下面側にそれぞれ止着
し、両張布の端面側が前記エツジ板の外端側上下
にまで膨出するように取付けて構成したものであ
る。
〔作用〕
したがつて、側部が机や物等に衝突してもエツ
ジ板の端面側が衝撃を受けるだけで張布が破れた
りすることを防止でき、また、それぞれクツシヨ
ン材を内装して上下に張布を張設したことによる
座る人の大腿部にエツジ板が当たることなく心地
良く座れることになる。
〔実施例〕
次に、図面に示す実施例について説明する。
第2図は椅子全体の斜視図を示し、支脚7に支
持される座部Aと背部Bが一体になつて側面L状
に形成されたものである。
その座部Aから背部Bにかけて芯材となる合板
等のシート板1の上下面側にはそれぞれクツシヨ
ン材3,4を内装した張布5,6をそれぞれ張設
するが、その座部Aと背部Bの周縁側となるシー
ト板1の木口側端部には、その木口側端面から上
下面にかけて皮製あるいは合成樹脂製の横断面コ
状のエツジ板2を嵌合するとともに、エツジ板2
の上下内端部にはタツカー針8,8を打込んで止
着する。
また、玉縁芯9,9を内装した玉縁10a,1
1aがエツジ板2の外端側上下に位置するように
してエツジ板2の上下面には玉縁板10,11を
それぞれ接合するとともに、玉縁板10,11か
らエツジ板2、シート板1にタツカー針12,1
2を打込み、前記張布5,6の端部5a,6aを
玉縁板10,11の上下面にそれぞれ接合すると
ともに、その端部5a,6a側から玉縁板10,
11にタツカー針13,13を打込んで止着する
が、張布5,6の端面イ,ロ側がエツジ板2の外
端側上下にまでそれぞれ膨出するように取付けて
構成する。
第4図は他の実施例を示し、前記実施例とは同
一符号で示すように略同様に構成するが、両張布
5,6の端部5a,6aをエツジ板2の上下面に
折り返してそれぞれ接合させるとともに、タツカ
ー針14,14をその端部5a,6aからエツジ
板2およびシート板1にそれぞれ打込んで止着す
る。
なお、第2図に示すように座部Aの前縁部から
座部Aおよび背部Bの両側縁にかけてエツジ板2
の外端側が露出するように構成するが、座部Aの
前縁部に露出しないように構成することもでき
る。
したがつて、エツジ板2をシート板1の木口側
端部に嵌合して止着し、そのエツジ板2の上下面
側に張布5,6の端部5a,6aを止着すること
によつて、クツシヨン材3,4が厚くても、引締
めた状態にして組付けることができることにな
り、クツシヨン性が豊かな椅子に、また、周縁に
はエツジ板2の外端側が露出する外観性の良い椅
子にすることができることになる。
また、座る人の大腿部がエツジ板2の外端側に
当たらないようにして心地良く座ることができる
ことになり、その座部Aおよび背部Bの周縁部が
机や物に衝突しても、張布5,6の取付側には影
響がなく、従来のように張布が破れてクツシヨン
材3,4がいわゆる食出すこともなくなる。
〔考案の効果〕
このように本考案は、クツシヨン性が豊かで、
しかも座る人の大腿部がエツジ板2に当ることな
く心地良く座れる椅子にすることができ、椅子の
周縁部が机や物等に衝突しても、エツジ板2の外
端側が当たつて張布5,6の取付側に影響がな
く、したがつて、張布5,6が破れてクツシヨン
材3,4が露出するといつたことも防止できて丈
夫な椅子にすることができ、また、クツシヨン材
3,4が厚くても引締めた状態にして、周縁にエ
ツジ板2の外端側が露出することになる外観性の
良い、商品価値が上がる椅子にすることができ、
簡単な構造にして製作も容易となり、好適に実施
できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である要部の断面図、
第2図は椅子の斜視図、第3図は第1図の一部の
分解図、第4図は他の実施例を示す。 1…シート板、2…エツジ板、3,4…クツシ
ヨン材、5,6…張布、5a,6a…端部、イ,
ロ…端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芯材となるシート板1の木口側端面から上下面
    にかけて横断面コ状のエツジ板2を嵌合して止着
    し、シート板1の上下にそれぞれクツシヨン材
    3,4を介装して張着する上下の張布5,6の端
    部5a,6aを前記エツジ板2の上下面側にそれ
    ぞれ止着し、両張布5,6の端面イ,ロ側が前記
    エツジ板2の外端側上下にまで膨出するように取
    付けて構成したことを特徴とする椅子の周縁部構
    造。
JP19715285U 1985-12-20 1985-12-20 Expired JPH038155Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19715285U JPH038155Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

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JP19715285U JPH038155Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62106597U JPS62106597U (ja) 1987-07-07
JPH038155Y2 true JPH038155Y2 (ja) 1991-02-28

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ID=31156615

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JP19715285U Expired JPH038155Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

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JPS62106597U (ja) 1987-07-07

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