JPH0381326B2 - - Google Patents

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JPH0381326B2
JPH0381326B2 JP18173687A JP18173687A JPH0381326B2 JP H0381326 B2 JPH0381326 B2 JP H0381326B2 JP 18173687 A JP18173687 A JP 18173687A JP 18173687 A JP18173687 A JP 18173687A JP H0381326 B2 JPH0381326 B2 JP H0381326B2
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JP
Japan
Prior art keywords
filter
fir
type filter
digital filter
fir type
Prior art date
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Expired
Application number
JP18173687A
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English (en)
Other versions
JPS6424621A (en
Inventor
Osamu Ichoshi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP18173687A priority Critical patent/JPS6424621A/ja
Publication of JPS6424621A publication Critical patent/JPS6424621A/ja
Publication of JPH0381326B2 publication Critical patent/JPH0381326B2/ja
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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、デイジタルフイルタに係り、特に
FIR(Finite Impulse Response)型フイルタの
改良に関する。
(従来の技術) Lタツプの遅延線を用いるFIR型フイルタの伝
達関数G(Z)は、 G(Z)=L-1t=0 gtZ-t (1) と表される。但し、Z=exp(j2πf/fs)。fsはサ
ンプル周波数。そして、式(1)はFIR型フイルタの
基本構成を示し、具体的には第4図に示す如くに
なる。即ち、このFIR型フイルタは、Lタツプの
遅延線を構成するL個の1サンプル遅延器31
と、L個の重み付回路32と、L入力の加算器3
3とで構成される。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、この種のFIR型フイルタにあつて
は、タツプ数Lはフイルタの応答時間長を示す
が、一般には数百個から千個に及ぶことが多いの
で、回路規模が大きくなりがちである。そこで、
従来では、小数の乗加算器を時分割的に動作させ
るようにし、回路規模の増大化を抑制するように
している。しかし、そのために、処理可能な信号
は低速のものに限られてしまうという問題点があ
る。
本発明は、このような問題点に鑑みなされたも
ので、その目的は、極めて簡単な回路構成で高速
信号処理を可能とするFIR型フイルタからなるデ
イジタルフイルタを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明のデイジタ
ルフイルタは次の如き構成を有する。
即ち、本発明のデイジタルフイルタは、サンプ
ル周波数fs(Hz)で動作するFIR型フイルタから
なるデイジタルフイルタであつて;基本遅延量N
(Nは自然数)サンプルの遅延線を用いる第1の
FIR型フイルタと;基本遅延量1サンプルの遅延
線を用いる第2のFIR型フイルタと;の縦続接続
によつて所望の伝達特性を実現することを特徴と
するものである。
(作用) 次に、前記の如く構成される本発明のデイジタ
ルフイルタの作用を説明する。
前記式(1)は、 G(Z)=N-1i=0 Z-1・Hi(ZN) (2) と書くことができる。但し、 Hi(ZN)=L/N-1t=0 gtN+i・Z-Nt (3) である。なお、i=0,1,2,……,N−1で
ある。そして、Hi(ZN)はG(Z)のサブフイル
タと呼ばれ、iに応じて異なるものであるが、本
発明ではサブフイルタ分割手法によつてこのよう
なサブフイルタHi(ZN)を共通のフイルタH(ZN
で表現する。即ち、fiを適当な係数とすると、 Hi(ZN)=fi・H(ZN) (4) と表現できる。その結果、式(2)は G(Z)=H(ZN)・F(Z) (5) となる。ここで、 F(Z)=N-1i=0 fi・Z-i (6) である。
即ち、式(5)から、本発明のデイジタルフイルタ
は、基本遅延量N(Nは自然数)サンプルの遅延
線を用いる第1のFIR型フイルタ{H(ZN)}と、
基本遅延量1サンプルの遅延線を用いる第2の
FIR型フイルタ{F(Z)}との順序不問の縦続接
続によつて所望の伝達特性G(Z)を実現できる
のであつて、急峻な周波数特性のものを容易に実
現できる。そして、回路規模を考察するに、第1
のFIR型フイルタ{H(ZN)}はL/Nタツプのも
のからなり、第2のFIR型フイルタ{F(Z)}は
Nタツプのものからなる。第4図で示した基本構
成のFIR型フイルタではLタツプ必要であるとす
ると、本発明での必要タツプ数は(N+L/N)
となる。例えばL=400,N=20とするとL/N
=20であり、必要タツプ数は40である。回路規模
は1/10になるのである。即ち、高速信号処理に
好適なものとなる。
このように、本発明のデイジタルフイルタによ
れば、一挙にLタツプのFIR型フイルタを実現す
るのではなく、NタツプのFIR型フイルタとL/
NタツプのFIR型フイルタの縦続接続でもつて所
望の伝達特性を得るようにしたので、小規模な回
路構成で高速信号処理の可能なデイジタルフイル
タを提供できる。また、基本遅延量Nサンプルの
FIR型フイルタを用いるので、急峻な周波数特性
のデイジタルフイルタを容易に実現できる効果が
ある。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例に係るデイジタル
フイルタを示す。このデイジタルフイルタは、前
記式(5)に基づくもので、前段に第1のFIR型フイ
ルタ1を、後段に第2のFIR型フイルタ2をそれ
ぞれ配置したものである。
第1のFIR型フイルタ1は、基本遅延量Nサン
プルの遅延線を用いるものであるから、その構成
は第2図に示す如く、L/Nタツプの遅延線を構
成するL/N個のNサンプル遅延器21と、L/
N個の重み付回路22と、L/N入力の加算器2
3とからなる。なお、重み付回路22において、
h0は前記式(3)におけるgtN+iのl=0の場合の値で
あり、以下h1,h2,……,hL/N−2,hL/N−1 も同様である。この第1のFIR型フイルタ1の周
波数特性は、第3図aに示す如く、fs/Nごとに
同一の特性を繰り返すが、その各特性領域に前縁
と後縁は急峻な特性となる。
また、第2のFIR型フイルタ2は、基本遅延量
1サンプルの遅延線を用いるものであるから、そ
の構成はほぼ第4図と同様となるので図示省略し
た。即ち、この第2のFIR型フイルタは、前記式
(6)に基づくもので、Nタツプの遅延線を構成する
N個の1サンプル遅延器と、N個の重み付回路
と、N入力の加算器とで構成される。
周波数特性は、第3図bに示す如く、サンプル
周波数fsごとに同一特性を繰り返すが、その特性
領域の前縁と後縁は比較的緩やかな傾斜特性とな
る。そこで、両フイルタを縦続接続した場合の周
波数特性は、第3図cに示す如く、サンプル周波
数fsごとに同一特性を繰り返し、かつ急峻な周波
数特性となる。
そして、1サンプル遅延器のL個でもつて遅延
線を構成するLタツプのFIR型フイルタと本発明
に係るデイジタルフイルタとの回路規模を比較検
討すると、第1のFIR型フイルタ1はL/Nタツ
プのものからなり、第2のFIR型フイルタ2はN
タツプのものからなるので、合計タツプ数は(N
+L/N)である。例えば、L=400,N=20と
すると、L/N=20であり、必要タツプ数は40で
ある。即ち、回路規模は1/10になるのである。
従つて、高速信号処理に好適なものとなる。
なお、第3図から明らかなように、第1のFIR
型フイルタ1について、前記式(5)を導出したと同
様のサブフイルタ分割手法を適用しさらに長い基
本遅延量の遅延線を用いる複数のFIR型フイルタ
の縦続接続によつて構成すれば、さらに急峻な周
波数特性のデイジタルフイルタを実現できる。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明のデイジタルフイ
ルタによれば、一挙にLタツプのFIR型フイルタ
を実現するのではなく、NタツプのFIR型フイル
タとL/NタツプのFIR型フイルタの縦続接続で
もつて所望の伝達特性を得るようにしたので、小
規模な回路構成で高速信号処理の可能なデイジタ
ルフイルタを提供できる。また、基本遅延量Nサ
ンプルのFIR型フイルタを用いるので、急峻な周
波数特性のデイジタルフイルタを実現できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るデイジタルフ
イルタの構成ブロツク図、第2図は第1のFIR型
フイルタの構成ブロツク図、第3図は動作説明
図、第4図はFIR型フイルタの基本構成図であ
る。 1……第1のFIR型フイルタ、2……第2の
FIR型フイルタ、21……Nサンプル遅延器、2
2,32……重み付回路、23,33……加算
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 サンプル周波数fs(Hz)で動作するFIR型フ
    イルタからなるデイジタルフイルタであつて;基
    本遅延量N(Nは自然数)サンプルの遅延線を用
    いる第1のFIR型フイルタと;基本遅延量1サン
    プルの遅延線を用いる第2のFIR型フイルタと;
    の縦続接続によつて所望の伝達特性を実現するこ
    とを特徴とするデイジタルフイルタ。
JP18173687A 1987-07-21 1987-07-21 Digital filter Granted JPS6424621A (en)

Priority Applications (1)

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JP18173687A JPS6424621A (en) 1987-07-21 1987-07-21 Digital filter

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JP18173687A JPS6424621A (en) 1987-07-21 1987-07-21 Digital filter

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Publication Number Publication Date
JPS6424621A JPS6424621A (en) 1989-01-26
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JP18173687A Granted JPS6424621A (en) 1987-07-21 1987-07-21 Digital filter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5212659A (en) * 1991-10-08 1993-05-18 Crystal Semiconductor Low precision finite impulse response filter for digital interpolation
US9014305B2 (en) * 2011-06-23 2015-04-21 Texas Instruments Incorporated Bi-phase communication demodulation techniques

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JPS6424621A (en) 1989-01-26

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