JPH03811Y2 - - Google Patents

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JPH03811Y2
JPH03811Y2 JP11232285U JP11232285U JPH03811Y2 JP H03811 Y2 JPH03811 Y2 JP H03811Y2 JP 11232285 U JP11232285 U JP 11232285U JP 11232285 U JP11232285 U JP 11232285U JP H03811 Y2 JPH03811 Y2 JP H03811Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はバイパス線の両端に電線把持用グリ
ツプを接続したバイパス工具にバイパス線の通電
状態を検出してこれを表示する装置を備えた通電
表示付バイパス工具に関する。
〔従来の技術〕
近年コンピユーター等の精密な電気機器の普及
に伴い停電の社会的影響がますます大きくなつて
いる。そこで配電線の改修工事に伴う作業停電を
回避するため、工事中修理箇所の両端にバイパス
線を接続してこのバイパス線に通電させて工事を
行う無停電工法が行われている。
これに使用するバイパス線は両端に電線把持用
グリツプを接続したバイパス工具の形をとつてお
り、現場において電線把持用グリツプで電線を被
覆の上から把持し、これと同時にこのグリツプ内
に突出した集電針を電線内の芯線に刺している。
〔この考案が解決しようとする問題点〕
この従来のバイパス工具は、電線に電線把持用
グリツプを確実に接続したかどうか分らず、接続
作業に手間どる。また電線把持用グリツプ内に集
電針が突出したままであるため他物に当つて折れ
たり曲がつたりし、さらにこのバイパス工具を何
度か繰り返し使用した場合でも集電針が曲がつた
り、針先が消耗し、電線芯線との接触が不完全と
なる。この場合工具全体が使用できなくなり、極
めて不経済である。
〔問題点を解決するための手段〕
そこでこの考案では、バイパス線の適宜箇所に
変流器を被冠して、これにより通電を表示する装
置を設け、また電線把持用グリツプ内に設けた集
電針を着脱自在とし、さらにこの集電針を常時は
被い、電線を把持する際はその締付力により自動
的に引込み、集電針を露出させるガイド体を設け
たものである。
即ち、この考案の構成はバイパス線の両端に電
線把持用グリツプを接続したバイパス工具におい
て、適宜箇所のバイパス線外周に変流器を被冠
し、この変流器により通電を表示する表示器を設
け、上記電線把持用グリツプ本体には一側に電線
把持用切欠部を設け、本体の一端からこの切欠部
の一端まで螺貫した回転グリツプの、切欠部内に
突出した先端に受座を回転自在に設け、この受座
と対向した切欠部の他端に、上記バイパス線の一
端と電気的に接続された集電針を着脱自在に設
け、この集電針を弾機により常時は被い、電線把
持時は集電針を露出させるガイド体を、集電針と
同方向に摺動自在に上記切欠部内に設けたバイパ
ス工具である。
〔作用〕
このバイパス工具を使用するには、改修工事を
する箇所の両端の電線に被覆の上から電線把持用
グリツプを掛け、電線を締付る。この際回転グリ
ツプを回していくと、電線は受座とガイド体とに
挟持され、さらに回転グリツプを回していくと集
電針を被つているガイド体は電線締付力により
徐々に引つ込み、これと同時に集電針が電線の被
覆の上から芯線に刺さつていく。この様にして両
端夫々の電線把持用グリツプを電線に接続する
と、その接続が正しければ、バイパス線の通電状
態を変流器がこれを検出し、表示器で表示する。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。
この実施例のものは第1図か明らかな様にバイ
パス線Aの両端に略同形同大の電線把持用グリツ
プB及びCを接続し、バイパス線Aの中程にはプ
ラグインコネクターDを設けてバイパス線Aを分
断自在としている。
次に電線把持用グリツプBの構造を第2図乃至
第4図について説明する。
1は一端に閉口壁1aを有する角筒状の本体
で、この本体1の一側には断面略鍵型の電線把持
用切欠部2を有している。3はこの本体1の開口
端に、先端角形部3aを挿入して固定した円筒状
の固定グリツプ、4はこの固定グリツプ3の内周
ネジ部に自体の外周ネジ部を螺着して固定グリツ
プ3を貫通した回転グリツプ、5はこの回転グリ
ツプ4の、上記本体1の切欠部2内一側に突出し
た先端に、スプリングピン5aにより回転自在に
設けた受座で、この受座5は角形をなし、その一
面が切欠部2の内側面に近接重合している。6は
上記バイパス線Aと一体な口出線で、この口出線
6はストレスコーン状に絶縁モールドされてい
る。7はこの口出線6の中心に位置する芯線で、
この芯線7は上記バイパス線Aの芯線と一体であ
る。8はこの口出線6の一端面に埋設された端子
で、この端子8の一端に上記芯線7端が圧縮接続
されている。9はこの端子8の外周に被冠して口
出線6に埋設された変流器、10は上記本体1の
切欠部2内の閉口壁1aの中央の台座に当接した
断面ハツト型の、導電材から成る集電板、11は
上記口出線6の一端面を本体1の閉口壁1a外面
に当接し、本体1の切欠部2内から集電板10及
び閉口壁1aの台座の中央透孔12を貫通し、そ
の先端ネジ部を上記口出線6の端子8の内周ネジ
に螺着した導電材から成る小ネジ、13はこの小
ネジ11の頭体下に被冠したバネ座、14は四辺
形の板体の表面に二本の集電針15を間隔をあけ
て固定し、板体の裏面に四辺形の枠体を固定した
針ホルダーで、この針ホルダー14は上記集電板
10の溝に自体の枠体をはめ、これにより集電針
15は切欠部2内で上記受座5と対向し、そして
上記各集電針15の端面は上記集電体10に当接
している。16はこの針ホルダー14の枠体の、
集電板10の溝にはまつていない一側に穿つた小
孔、17はこれらの集電板10及び針ホルダー1
4を中空部に入れた断面略角筒状のガイド体で、
このガイド体17の開口一端には内縁17aが突
出し、このガイド体17は内縁17aが上記集電
板10の両側外縁に係止するまで上記集電針15
と同方向に摺動自在である。18はこのガイド体
17の開口他端の一対の相対する側縁に設けた電
線把持溝、19はこのガイド体17の一側に設け
たガイド突体、20は上記切欠部2内の閉口壁1
aに、ガイド突体19に対向して設けた突体、2
1はこれらのガイド突体19と突体20に両端を
夫々はめたスプリングで、このスプリング21に
よりガイド体17は切欠部2内で上記受座5方向
に付勢され、第3図イに示す如く上記集電針15
を被つている。22はガイド体17の一側に、開
口一端から中程まで穿つた長溝、23は本体1の
外側壁1bに設けた孔を貫通し、切欠部2内のガ
イド体17の長溝22を貫通して、さらに針ホル
ダー14の小孔16を貫通したラツチ、24は切
欠部2内のラツチ23の外周に設けた止め輪、2
5は本体1の外側壁1bとこの止め輪24との間
のラツチ23外周に巻き付けたラツチスプリング
で、このラツチスプリング25によりラツチ23
は常にその先端が針ホルダー14の小孔16を貫
通する様付勢されている。26は本体1の切欠部
2と反対側に穿設したボツクス、27はこのボツ
クス26内に入れた表示器で、この表示器27は
上記変流器9により検出した通電状態を発光ダイ
オード等で表示するものである。28はこのボツ
クス26を被う蓋で、プラスチツクネジ29で固
定され、この蓋28の中央に第1図に示す如く窓
30を設け、この窓30を通して上記表示器27
の表示が目視できる。31はこの蓋28の水密パ
ツキン、32は上記ストレスコーン状の口出線6
外周を被うケーブル固定カバーである。
次に上記電線把持用グリツプCについて説明す
ると、この電線把持用グリツプCは上記電線把持
用グリツプBとほぼ同構造であり、上記構造から
変流器9、表示器27及び蓋28の窓30を除い
たものである。
この実施例の場合、第5図に示すように、カツ
トアウトスイツチ35に出入りする電線36a、
36bを各々電線把持用グリツプB、Cの切欠部
2内に入れ、夫々の固定グリツプ3を手で押え
て、回転グリツプ4を回して締付けていけば、こ
れらの各電線36a、36bに電線把持用グリツ
プB、Cが夫々接続される。こうして変圧器37
と引下線38との間にバイパス線Aによる短絡線
が構成されるのであるが、この電線把持用グリツ
プBに内蔵された変流器9がバイパス線Aに流れ
る電流を直ちに検出し、これを表示器27に送つ
て通電状態が表示される。従つてバイパス線Aの
実際の通電状態が目視にて確認できる。
そして上記電線把持用グリツプBを電線36a
に接続する際、電線36aを本体1の切欠部2内
に入れ、回転グリツプ4を回していくと、受座5
がガイド体17に接近し、電線36aはガイド体
17の電線把持溝18に入り、受座5とガイド体
17とに挟持される。さらに回転グリツプ4を回
していくと、ガイド体17はスプリング21の力
に抗して摺動し、集電針15を露出させつつ第3
図ロに示す如く、切欠部2の閉口壁1aに接近す
る。これと同時に電線36aはガイド体17にガ
イドされてその中心に集電針15が被覆の上から
刺さり、集電針15が電線36aの芯線に達す
る。するとバイパス線Aから芯線7、端子8、小
ネジ11、集電板10、集電針15を経て電線3
6aの芯線へと電気的に接続される。これは電線
把持用グリツプCを電線36bに接続する場合も
同様である。
またこの電線把持用グリツプBを電線36aか
ら外すには回転グリツプ4を逆回転させてゆるめ
れば、受座5が電線36aから離れ、電線36a
はスプリング21の力により集電針15から抜け
る。
また集電針15の先が消耗したり、曲がつたり
すると新しい集電針15と交換できる。これはラ
ツチ23を引つ張ると、ラツチ23の先端は針ホ
ルダー14の小孔16から外れ、電線把持用グリ
ツプBの口出線6を上にすると針ホルダー14は
切欠部2内に落下する。そして再びラツチ23を
引つ張つて、新しい集電針15を、ガイド体17
の中空部を通して集電板10の溝にはめ、ラツチ
23をはなすとラツチ23の先端は、ラツチスプ
リング25の力により針ホルダー14の小孔16
に入り、これにより新しい集電針15は電線把持
用グリツプBに固定される。
第6図はこの考案を高圧配電線39と変圧器3
7に入るリード線36に介在させた場合を示して
おり、この場合は引下線38及びカツトアウトス
イツチ35がバイパスされ、高圧配電線39と変
圧器37との間に短絡線が構成される。
また上記実施例ではプラグインコネクターDを
バイパス線Aに設けているので必要に応じて他の
プラグインコネクターを有するバイパス線を別に
用意すれば所望の長さの短絡線が容易に得られ
る。
また上記実施例では一定長の円筒状の固定グリ
ツプ3内に、これと同心円の回転グリツプ4を螺
着、貫通させているため、電線締付の際回転グリ
ツプ4の先端がぐらつかず、締付る電線がねじれ
たりしない。
〔考案の効果〕
この考案は以上の構成であり、バイパス線に変
流器を設けて通電を検出し、これを表示するた
め、バイパス線によつて確実に短絡線が構成さ
れ、機能しているかを極めて容易にかつ明確に確
認できる。
また集電針を電線把持用グリツプに着脱自在に
設けているため、集電針が消耗したり、曲がつた
り、折れたりした際はこの集電針を容易に取り換
えることができる。
またこの集電針は常時はガイド体に被冠されて
いるため、針が保護され、他物と接触せず、それ
故傷つきにくい。しかも電線把持時には電線締付
力により自動的にガイド体が引つ込み、集電針は
確実に電線に刺さる。さらに電線把持用グリツプ
で電線を把持すると、電線はまず受座とガイド体
とによつて挟持され、その後このガイド体によつ
て導かれ、電線の中心に針が刺さるようになる。
従つて電線への接続が確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の構成図、第2図はこの考案
の電線把持用グリツプBの断面図、第3図はイ,
ロは夫々同電線把持用グリツプBのガイド体の動
きを示す拡大断面説明図、第4図は同電線把持用
グリツプBの一部分解斜視図、第5図、第6図は
夫々この考案の使用状態を示す斜視図である。 なお図中、Aはバイパス線、B及びCは電線把
持用グリツプ、1は本体、2は切欠部、3は固定
グリツプ、4は回転グリツプ、5は受座、9は変
流器、14は針ホルダー、15は集電針、17は
ガイド体、21はスプリング、23はラツチ、2
7は表示器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バイパス線の両端に電線把持用グリツプを接続
    したバイパス工具において、適宜箇所のバイパス
    線外周に変流器を被冠し、この変流器により通電
    を表示する表示器を設け、上記電線把持用グリツ
    プ本体には一側に電線把持用切欠部を設け、本体
    の一端からこの切欠部の一端まで螺貫した回転グ
    リツプの、切欠部内に突出した先端に受座を回転
    自在に設け、この受座と対向した切欠部の他端
    に、上記バイパス線の一端と電気的に接続された
    集電針を着脱自在に設け、この集電針を弾機によ
    り常時は被い、電線把持時は集電針を露出させる
    ガイド体を、集電針と同方向に摺動自在に上記切
    欠部内に設けたことを特徴とするバイパス工具。
JP11232285U 1985-07-24 1985-07-24 Expired JPH03811Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11232285U JPH03811Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11232285U JPH03811Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

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Publication Number Publication Date
JPS6221708U JPS6221708U (ja) 1987-02-09
JPH03811Y2 true JPH03811Y2 (ja) 1991-01-11

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JP11232285U Expired JPH03811Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

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JPS6221708U (ja) 1987-02-09

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