JPH0379460B2 - - Google Patents

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JPH0379460B2
JPH0379460B2 JP59132840A JP13284084A JPH0379460B2 JP H0379460 B2 JPH0379460 B2 JP H0379460B2 JP 59132840 A JP59132840 A JP 59132840A JP 13284084 A JP13284084 A JP 13284084A JP H0379460 B2 JPH0379460 B2 JP H0379460B2
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JP
Japan
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needle
slider
track
slope
cam
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JP59132840A
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JPS6045652A (ja
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Ruki Ruchiaano
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Savio SpA
Original Assignee
Savio SpA
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Publication date
Application filed by Savio SpA filed Critical Savio SpA
Publication of JPS6045652A publication Critical patent/JPS6045652A/ja
Publication of JPH0379460B2 publication Critical patent/JPH0379460B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/02Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
    • D04B35/06Sliding-tongue needles
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/32Cam systems or assemblies for operating knitting instruments

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は組合わせ針を作動し制御する方法に関
するものである。
また本発明は丸編機におけるステツチ形成カム
の改良、さらに正確には前記の方法によつて組合
わせ針を作動し制御するのに適当なステツチ形成
カムの改良に関するものである。
特に本発明は丸編機のシリンダ上に配置された
カムに関するものである。
さらに詳しくは、この発明は4シリンダまたは
類似のものを備え毎分800〜1000回転またはこれ
以上で作動するに適した高速または超高速丸編機
に関するものである。
〔従来技術と問題点〕
周知のように丸編機は針の運動に関して種々の
動力学的問題を生じ、このような問題は針そのも
のの非常に大きな応力を含んでいる。
種々の型と形状の組合わせ針が公知であり、実
際に下記に述べるような型の組合わせ針が先行技
術水準において開示されている。
カムによつてこのような組合わせ針を制御し作
動させる種々の方法が公知であり、またこのよう
な操作および制御を成すための種々のカム構造が
公知である。
たとえば、イギリス特許第1571017号は組合わ
せ針と、このような針を制御するためのカムの設
計を提案している。
このイギリス特許はタツクステツチによる動作
の可能性を示しておらず、また編機の高速運転中
に針要素によつてスライダ要素を急激に動かすこ
とを避けられない。
フランス特許第1573866号は組合わせ針を備え
た丸編機を開示している。この編機においては、
針とスライダが共にカムによつて制御される。
イギリス特許第2020705号が公知であり、これ
は組合わせ針を使用した丸編機を開示している。
この引用発明は特に、その使用する針とステツチ
形成法に関するものであつて、針を案内するため
のカムプロフイルの構造については深い情報を与
えていない。
さらにこのイギリス特許において使用される組
合わせ針は3部分から成り、その一部分は閉鎖部
分であつて、シリンダに対して軸方向に移動する
ことができず、スライダ要素の運動を制御するも
のである。
針の構造が複雑であつて、相当の寸法と摩擦を
生じるので、この引用発明は高速運動および超高
速運転には不適当である。
アメリカ特許第3828582号明細書に開示の組合
わせ針においては、スライダ要素は側面制御用く
ぼみを備え、またこの引用特許は組合わせ針を作
動し制御するためのカム構造を開示している。
組合わせ針に関連する問題点は原則としてよく
知られている。従来の組合わせ針においては、公
知のような制限された運動速度においてすでにこ
れらの問題が明白となり、このような運動速度は
よこ移動についてもまたたて移動についても制限
されている。
また、遠心力が実際上存在しない平編機につい
て、あるいは低回転速度の故に遠心力が低い大径
丸編機についても、種々の組合わせ針が特に考案
されていることは周知である。
高速丸編機又は超高速丸編機においては、全応
力が強く発揮されて、組合わせ針の各要素に対す
る非常に強力な圧力となる。
〔発明の目的および効果〕
出願人は、それ自体設計され開発された組合わ
せ針の長い寿命をうることを必要と感じ、また従
つて当接カムの基本的概念を深く見なおすことが
必要となつた。
組合わせ針を高速乃至は超高速丸編機に使用す
る際にもつとも明白は問題点の1つは、針要素に
対するスライダ要素の位置を常に制御することに
関連している。
この相対位置を制御する公知の第1方法は、ス
ライダと針床トリツクとの間に所定の摩擦を生じ
るようにスライダのくぼみを備えるにある。
しかしこのくぼみは特に、縦方向運動の反転時
に、スライダ要素を針要素に対して十分に制御す
ることができない。
従つて針に対するスライダの位置を連続的にま
たすべての移行点においていかに制御するかの問
題と取りくむことが必要になつた。
実際に、スライダがその理論位置を超えてはな
らないこと、またスライダが許容値以上の動的応
力、ともかくもその寿命を大巾に短縮させるよう
な応力を受けないことが望ましい。
このようなことを避けるため、発明者はカムと
カウンタカムのすべての幾何学的成分を再検討し
なければならなかつただけでなく、当接カムその
ものを完全に考え直さなければならなかつた。
本発明によると、針要素とスライダ要素との間
に2当接位置が配備される。
これらの要素の相対運動は、針が糸と係合する
ために持上げられなければならない運動量より大
または同等となる。このようにしてタツクステツ
チが得られる。
また発明者は、下降トラツクにゆるやかな初下
降進入スロープと非常に急な最終スロープとを含
む針に当接するカムは、その急な当接スロープの
始点が、針持上手段上に形成されたタツクステツ
チレベラ軌道を出る針バツトの上面より低い位置
にあるようにしなければならないことを発見し
た。
このようにして針バツトは、急激な下降作用を
受ける前にゆるやかな下降スロープに遭遇し、こ
のゆるやかなスロープは傾斜が小さく従つてより
小さい応力を生じる。
急激な下降スロープは、すぐ上流に位置するゆ
るやかな下降スロープと接合するように徐々に丸
く形成され、また十分な軌道に沿つて徐々にまた
可変的に傾斜させることができる。
このような場合、急スロープの始点はこのスロ
ープの傾斜が20°を超える点の近傍にあると見な
されうることを出願人はテストによつて発見し
た。
以下において、“移行点”とはその点そのもの
だけでなく、その点の近傍をも意味するものとす
る。
さらに、組合わせ針の長い寿命を保証するに
は、針に対するスライダの位置の恒常的制御を成
しうる必要のあることを出願人は発見した。
摩擦と相対運動の結果トリツク中のスライダの
位置の制御が不確実となる一定運転期間ののちに
特にこのことが必要となる。
このような欠点を避けるため、針持上手段を出
るスライダの上方位置を平準化する少なくとも1
つのカムをステツチ形成カムと協働するように配
置した。
さらに、当接に際してスライダに加えられる動
応力がスライダそのものの寿命に対して大きな影
響を有することを出願人は発見した。
これを防止するため、出願人はスライダのバツ
トを案内する上方滑り面を備え、この面は針の下
方当接位置に対応する位置に配置される。
特に出願人は、スライダそのものの中に生じた
動張力を弾性的に放出させることのできるような
当接カムの望ましい上部形状を考案した。
この実施態様によれば、針当接カムの上面にお
いて、このカムの下死点と一致する位置に減速ト
ラツクを備える。
この減速トラツクの最下点は、前記下死点か
ら、相互にもつとも離れた位置にある前記2つの
バツト、即ち組合わせ針が閉じた場合のこれら2
つのバツトの内側間隔と同等またはこれより少し
小なる間隔にある。
この減速トラツクのくぼみは、針がその下死点
に達したときに、スライダがなおも一定の下降運
動を成すことができ、これによつて、スライダに
加えられる応力を動的に吸収できる効果を有す
る。
さらに出願人は、針の急下降スロープがスライ
ダの下降スロープに対して8〜20°の角度差にあ
ればこのような動的吸収にとつて望ましいことを
研究し発見した。
これは減速トラツクの下降スロープがスライダ
の下降を遅らせ、これによりスライダの一定の動
成分を徐々に吸収することを意味する。
その直後に、スライダのバツトは再上昇スロー
プに遭遇する。これは針幹が再上昇トラツクの上
に乗つたときでさえもスライダとの相対位置が不
変であつて上昇中の針とスライダの衝撃を避ける
ことを目的としている。
さらに針の下降に際してスライダを急激に呼び
戻すことを防止するため、このような呼び戻しは
針バツトが急下降スロープに遭遇する以前に生じ
なければならない。
これは、スライダ位置の上限水準と急傾斜の始
点との間隔が、針/スライダ相対運動における針
バツトの内側とスライダバツトの外側との最大間
隔より大となるように構成することによつて達成
される。
このようにして針そのものが急傾斜スロープに
よつて急激に下降される以前に、針によるスライ
ダの呼び戻しが生じる。
その結果スライダのよりゆるやかな呼び戻しが
生じ、また針が急激な下降スロープによつて係合
されるときにスライダはすでに針と接触している
ので、この急スロープに対応する針とスライダと
の衝撃が避けられる。
他の実施態様によれば、スライダを発進させる
手段を備えることができる。この手段は、スライ
ダが下降針によつて係合される以前にこのスライ
ダを確動的下降させる機能を有する。この発進手
段は、たとえばスライダバツトに作用する追加ト
ラツクとして構成することができる。
〔発明の概要〕
針要素とスライダ要素上の適当な当接面によつ
てその相対運動を制限される型の組合わせ針を操
作し制御する方法において、この方法は、糸を係
合するには十分であるが針/スライダ相対運動よ
り小なる運動量をもつて針を持上げる段階と、針
の下降段階とを含み、さらに、このような針の下
降以前において針とスライダとの間の当接作用に
よつてスライダの上端をシンカーのノツクオーバ
面上方に持上げる運動量をもつて針を選択的に持
上げる段階を含み、針の下降はトラツク中の相異
なる傾斜角度の少なくとも2つの連続スロープに
よつて生じ、第2スロープがより急であり、また
針によるスライダの呼び戻しは、針そのものが第
2スロープによつて下降させられる以前に始まる
ようにした方法によつてこの発明の目的は達成さ
れる。
丸編機におけるステツチ形成カムの改良におい
て、この改良は前記の方法によつて組合わせ針を
作動し制御するに適し、この改良によればカムは
少なくとも、針の再上昇用トラツク手段と、針の
ゆるやかな下降スロープ手段と急激な急下降スロ
ープ手段を含む当接下降手段と、針の下死点を成
すカウンタカム手段と、スライダバツトの運動を
下から制御する上トラツク手段と、スライダバツ
トの運動を上から制御する上レベル手段とを含
み、また前記改良は、針と当接する急下降傾斜の
少なくとも末端部と一致する位置においてスライ
ダを減速するトラツク手段を含み、このトラツク
手段は前記の上トラツク手段と協働的ら得られ、
前記減速トラツクの制御された下降スロープの傾
斜角度はニードルに当接する急スロープの傾斜角
度より小であるようにした改良によつてこの発明
の目的が達成される。
またこの発明は前述の方法を実施するための丸
編機のステツチ形成カムに関するものであり、こ
れらのカムは前記の改良を加えたものである。
〔実施例〕
以下においてこの発明を図面に示す実施例につ
いて詳細に説明する。
付図には、かぎ状部28を備えた組合わせ針1
0が、所要の形状と特性の所望のステツチを形成
するように、特定の幾何学的機能に従つてシンカ
のノツクオーバ面38と協働しなければならな
い。
この発明によれば、組合わせ針10は、通常針
について使用される通常の針床トリツク33中の
シリンダー34の外周部に沿つてこれと協働す
る。
このことは、この発明の組合わせ針の全体寸法
が従来の針の通常寸法の範囲内にあることを意味
する。
従つて、シリンダーそのものを取替える必要は
なく、ステツチの型に従つて丸編機中で組合わせ
針または通常針をもつて編成することができる。
第1図は針11の運針を示し、針持上手段15
の上縁に存在する持上トラツク16によつて、ま
ず針のバツト30が係合される。
バツト30が持上トラツク16に係合して、か
ぎ状部28がノツクオーバ面38より突出した位
置に配置される。この位置において、かぎ状部2
8は、糸に係合することができる。この位置にお
いて、突起37と上突起35とは接触していな
い。従つて、針11とスライダ12に設けた適当
な当接によつて画成された相対運動路よりも、第
2b図に示した位置からこの位置(即ち糸に係合
することができる位置)までの上昇工程の距離は
小さい。
針持上手段15の中に、持上トラツク16のの
ちに、タツクステツチに対応する直線トラツク1
7が存在する。
直線トラツク17に対応してプツシヤまたはセ
レクタ手段40が含まれ、この手段は、編成され
るステツチの型に応じてバツト30をタツクステ
ツチトラツク17の上方に持上げまたは持上げな
い機能を有する。
当接カム13の反転点19から、プツシヤ40
によつて上昇せしめられる上昇位置までの距離
が、間隔43で示されている。
この発明によれば、望ましくは、トラツク17
プラス バツト30の厚さが移行点21よりも高
く配置される。
すなわち針11は、第1b図で示す位置から出
発し、針持上手段15の直線トラツク17に支持
された位置に達する。この針11の動程が、糸に
係合するのに十分な量であるが、針とスライダに
設けた適当な当接面によつて画成された相対運道
路より小さい針の上昇工程にある。
そして直線トラツクに支持された針は、プツシ
ヤ40により、形成されるべき編目のタイプに応
じた選定位置に上げられる。
出願人は、このような構造についてテストし、
トラツク20との接触が移行点21の手前におい
て生じ、針11の戻りの開始がゆるやかな下降ス
ロープ120において生じ、従つてより平滑とな
ることを発見した。
針11がその軌道をつづける際に、持上げトラ
ツク16を離れて下降トラツク20に係合し、ゆ
るやかなスロープ120に従う。このスロープは
過度に急でない傾斜を有する。スロープ120
は、針11を過度に加速しないように、また針1
1に対して過度の応力を加えないように、図示の
ように2または2以上の丸い軌道に展開すること
ができる。あるいはまたスロープ120は徐々に
変化する傾斜を有することができる。
その直後に、下降トラツク20は針11に当接
するための急スロープを有する。
針11はこのスロープ220ののちに、カウン
タカム14の下死点18を通過したのち、次の針
持上手段15の持上トラツク16に沿つて再び持
上げられ送られる。
針11のバツト30の案内は前記の各トラツク
によつて得られる。これに対して、スライダ12
は、突起37が針11から突出した上突起35お
よび下突起36と交互に協働することによつて案
内される。
これらの突起35,36がスライダ12の突起
37に交互に当接して、スライダ12の往復運動
を調整する。
さらに、スライダ12の過度の運動を防止し、
またスライダが閉鎖段階にあるとき、即ち針11
のバツト30が下降トラツク20のゆるやかなス
ロープ120と係合している位置にあるときにス
ライダ12を制御するため、このスライダ12そ
のものがバツト29を備えている。
このバツト29は、当接カム13の上面に備え
られたトラツク22によつて下から制御され、ま
た直線カム面を有する上レベラーカム31によつ
て上からその運動を制御される。
針11の下降中にスライダ12のバツト29が
上レベラーカム31に当接するので、スライダ1
2の上位置が制御される。
針11はその下降の所定点において、その上突
起35をもつてスライダ12の突起37に係合す
る。これによりスライダ12は針11と共に下降
させられる。
針11が下死点18に達するやいなや、すなわ
ち針11が当接カム13上の下トラツク20の反
転点と一致したとき、もし上トラツク22が平坦
であればスライダ12のバツト29が激しくこの
トラツク22と衝突するであろう。これは長期間
のうちには、スライダ12そのものの強さに対し
て重大な問題を生じるであろう。
トラツク22に対するバツト29の衝撃を減殺
することによつてこのような問題を除去するた
め、減速トラツク25が備えられている。
このトラツク25は、傾斜角度27の制御され
た下降スロープ125と、制御された反騰スロー
プ225とを有する。
減速トラツク25は、スライダ12の運動を制
御し、針11の運動の反転と同時にスライダ12
を運動をある程度ゆるやかに反転させる目的を有
する。このようにしてスライダ12の急速な減速
が防止される。
付図において、24はバツト29の下縁とバツ
ト30の上縁との間隔である。この間隔24は、
トラツク25の底部と、トラツク220の下端1
9との間隔と実質同一またはこれより少し大であ
る。
バツト30が下死点18にあるとき、バツト2
9、従つてスライダ12はなおも一定の軌道を走
行可能であるから、その運動が減速トラツク25
の内部で制動される。これはスライダ12と針1
1の寿命について望ましい。
この減速をできるだけ有効に実施するため、出
願人はテストによつて、軌道125の傾斜角度2
7が、針11によつて当接される急スロープ22
0の傾斜角度26より小でなければならないこと
を発見した。
特に出願人は、これらの傾斜角度26と27の
差が8°〜20°の範囲内にあるときに最大の減速効
率の得られることを発見した。
その直後に、カウンタカム14の生じる針11
の反騰と一致して、トラツク25の中に反騰軌道
225が備えられている。これによりスライダ1
2はゆるやかに反騰することができ、プロフイル
17の上を移動する針11との衝突を避けるよう
な相対位置を保持することができる。
また付図において、スライダ12の突起37と
針11の上突起35との最大内側間隔23が図示
されている。従つてこの間隔23は針11とスラ
イダ12との間のフリートラベルである。
この発明によれば、前記の間隔23は、下死点
18と針持上トラツク16につづく直線軌道17
との間隔に実質的に等しく構成される。このよう
にしてスライダ12は針11によつて押上げられ
るときに、針11が持上軌道16の末端に達する
までは反騰を開始することができない。
付図に示す上レベラカム31と移行点21との
間隔39は、この発明によればバツト29の上縁
とバツト30の上縁との最大間隔124より大に
構成される。
このようにして、針の突起35がスライダの突
起37に当接する作用によつて針11がスライダ
12を呼び戻す動作は、針11そのものが急下降
スロープ220に係合する以前に生じる。
実際にこのようにして、突起37が上突起35
に衝突することにより針11によつてスライダ1
2に加えられる衝撃型の鋭い引張り作用が避けら
れる。このような衝撃により突起37は過度に激
しい下向推力を受けることになるであろう。
その代わりに、バツト30がスロープ220に
よつて係合されて下方に押される以前に、突起3
7と突起35が相互に係合する。
このようにして組合わせ針10が短時間で摩耗
しあるいは破断する重大な欠点を伴うスライダ1
2の激しい動作が避けられる。
第2図はスライダ12の引張り作用を避ける目
的で、特殊型のステツチ用の中間レベラカム32
を使用した変更態様を示している。
このカム32は付図に図示のように望ましくは
弾性的に弾発されるように構成される。その目的
はスライダバツト29がこのレベラカム32に衝
突する際の破損または破断を防止するにある。
上レベラカム31と中間レベラカム32との協
働作用は、ゆつくりした下降スロープ120の末
端部分において針11によつてスライダ12が呼
び戻される直前まで、スライダ12の位置を一定
に保持させる。
また第2図に示す変更態様によれば、スライダ
12が所要の軌道前において針11によつて引上
げられることを防止するように、プレレベラカム
41が配置される。このような引上作用は、針1
1が持上トラツク16に沿つて上昇する際に摩擦
によつて生じる。
プレレベラカム41は付図に図示のように上レ
ベラカム31と接合するように丸く形成されてい
る。
44は、プレレベラカム41の下面とノツクオ
ーバ面38と間隔である。
上レベラカム31とプレレベラカム41は単一
部材として構成することができる。
他の変更態様によれば、第2a図においてダツ
シユ線で示すようにスライダ12を発進するため
にトラツク45を備えることが可能である。この
トラツクは、スライダ12が急速に下降する針1
1によつて係合される以前に、スライダ12の下
降を生じる機能を有する。
このようにして針11の急下降中の針11とス
ライダ12との衝撃を防止することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施態様を示す図、第2
図は本発明の他の実施態様を示す図である。 10……組合わせ針、11……針要素、12…
…スライダ要素、13……当接カム、16……針
持上トラツク、17……直線軌道、19……反転
点、20……下降トラツク、21……移行点、2
2……上トラツク、24……針とスライダのバツ
トの内側間隔、25……スライダバツトの減速ト
ラツク、26……急な針当接スロープの傾斜角
度、27……下降スロープ125の傾斜角度、2
9……スライダバツト、30……針バツト、31
……上レベラカム、32……中間レベラカム、3
3……針床トリツク、34……シリンダ、35…
…針の上突起、36……針の下突起、37……ス
ライダの突起、38……シンカのノツクオーバ
面、41……プレレベラカム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 針11とスライダ12とに設けた当接面3
    5,36,37によつて規定される相対的移動を
    含み、 この相対的移動よりも小さい、糸に係合するの
    に十分な量の針の上昇と、針の下降とを含む、 組み合わせ針10を作動し制御する方法におい
    て、 該針11の下降の前に、該針11と該スライダ
    12との間の当接作用によつて、該スライダ12
    の上端をシンカのノツクオーバ面38の上方まで
    持つてくる運動量で該針11を選択的に持ち上げ
    ること、 該針11の下降を、トラツク20の第1スロー
    プ120より第2スロープ220が急な下降面を
    なす相異なる下降傾斜を有する少なくとも2つの
    連続するスロープ120,220に沿つて行うこ
    と、及び 該針11による該スライダ12の呼び戻しを、
    該針11が該第2スロープ220によつて再び降
    下させられる前に始まるようにしたこと を含むことを特徴とする組み合わせ針の制御方
    法。 2 針11を再上昇させるトラツク16と、 針11を下降させるゆるやかなスロープ120
    および急な当接スロープ220を含む当接カム1
    3と、 針11の下死点18を成すカウンタカム14
    と、 スライダ12のバツト29の運動を下から制御
    する上トラツク22と、 スライダバツト29の運動を上から制御する上
    レベラカム31とを有する丸編機用ステツチ形成
    カムにおいて、 針11に当接する急な当接スロープ220の少
    なくとも末端部と一致する位置にスライダバツト
    29を減速させるトラツク25を設け、前記トラ
    ツク25は前記上トラツク22と協働して、減速
    トラツク25の制御された下降スロープ125の
    角度27は、針11に当接する急スロープ220
    の傾斜26よりも小であり、 針11が、まずゆるやかなスロープ120に当
    接し、しかる後、急な当接スロープ220に当接
    するように、トラツク16と当接カム13とが配
    置されている ことを特徴とするステツチ形成カム。
JP59132840A 1983-06-27 1984-06-27 組合わせ針の制御方法およびステツチ形成カム Granted JPS6045652A (ja)

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