JPH0379298B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0379298B2
JPH0379298B2 JP59089937A JP8993784A JPH0379298B2 JP H0379298 B2 JPH0379298 B2 JP H0379298B2 JP 59089937 A JP59089937 A JP 59089937A JP 8993784 A JP8993784 A JP 8993784A JP H0379298 B2 JPH0379298 B2 JP H0379298B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
sensor
glass container
movable part
gob
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59089937A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60235727A (ja
Inventor
Toshuki Yamada
Tsutomu Takizawa
Akira Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Glass Co Ltd
Original Assignee
Toyo Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Glass Co Ltd filed Critical Toyo Glass Co Ltd
Priority to JP59089937A priority Critical patent/JPS60235727A/ja
Publication of JPS60235727A publication Critical patent/JPS60235727A/ja
Publication of JPH0379298B2 publication Critical patent/JPH0379298B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガラス容器製造装置の事故防止法に関
し、さらに詳しくは電子制御されたIS
(Indivisional Section)式ガラス容器製造装置に
異常が発生した場合、これを自動的に検出して、
緊急停止等の事故防止策を行なう方法に関する。
(従来の技術) IS式ガラス容器製造装置は、最近広く採用され
ているが、これは1個のガラス溶融炉から供給さ
れるゴブ(gob;溶融ガラス塊)を、順次複数の
セクシヨンに設けられたガラス容器成形機に送つ
て、所定のタイミングで成形を行なう装置であ
る。通常各成形機の動作は電磁弁ブロツクを介し
てエアシリンダー又はエアモータによつて制御さ
れる。従来電磁弁ブロツクの開閉は、共通のシヤ
フトによつて駆動される各セクシヨン用のタイミ
ングドラムによりカム方式によつて行なわれてい
た。
このような機械的方式による制御の場合、タイ
ミングの調節を作業員が手によつて行なわなけれ
ばならず、従つて手間を要し、また運転中の調節
は危険でむづかしいという問題があつた。そのた
め最近ではタイミングドラムは、それに対応する
動作をする電子式タイミング装置によつて置き代
えられつつある。
(発明が解決しようとしている問題点) しかしながら電子式タイミング装置を採用した
場合であつても、ゴブが所定のタイミングより遅
れて成形機に送られたときや、電磁弁の不調等に
より成形機の当該可動部分のモーシヨンが所定の
タイミングより遅れたときなどに、機械部品の損
傷や不良製品の発生を招き易い。そのため従来は
作業員が機械の稼働状況等を常時監視していて、
タイミングが外れた場合は機械の緊急停止等の対
策をとつていた。その場合作業員の判断ミスによ
る機械の損傷が避けられず、また人件費による生
産コストのアツプという問題があつた。
(発明の目的) 本発明は以上に述べた従来の問題点に鑑みなさ
れたものであつて、本発明はゴブの動きおよびガ
ラス成形機のモーシヨンのタイミングの外れによ
るガラス成形装置の損傷を、作業員の常時監視を
必要とすることなく防止することを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、本発明は複数の可動
部分が対応する制御信号にもとづいて、正常時は
所定のタイムングで動作することにより、溶融ガ
ラスのゴブからパリソンを経てガラス容器を製造
するガラス容器製造装置の事故防止法において、
該ゴブ、該パリソン、該ガラス容器等のガラスの
夫々の動きを監視するガラスセンサ、および該可
動部分のモーシヨンを検出するメカニズムモーシ
ヨン・センサを設け、各ガラスセンサおよび各メ
カニズムモーシヨン・センサの、正常作業時にお
ける出力信号にもとづいて作成された、該ガラス
の検出開始時点、終了時点および該可動部分の動
作開始時点、終了時点に“1”値を示すチエツク
データテーブルと、通常作業時の各ガラスセンサ
および各メカニズムモーシヨン・センサの出力信
号にもとづいて作成された該ガラスの検出中およ
び該可動部分の動作中に“1”値を示す信号を、
各ガラスセンサおよび各メカニズムモーシヨン・
センサに対応する信号毎に比較し、一致しない場
合は異常告知信号を発生するようにしたことを特
徴とするガラス容器製造装置の事故防止方法を提
供するものである。
(実施例) 以下図面を参照しながら本発明について説明す
る。
第1図はIS式ガラス容器製造装置1の要部を示
したものである。2はガラス溶融炉のフオアハー
ス(forehearth)であつて、溶融ガラス3はフオ
アハース2の下部流出孔から流下して溶融ガラス
流4となる。5は一定のタイミングで動作するシ
ヤであつて、溶融ガラス流4を切断して所定長の
ゴブ6を形成する。ゴブ6は上部案内筒7、下部
案内筒8、スクープ(scoop)9、ガイド10,
11を通つて、スクープ9の移動位置に対応する
特定セクシヨンS(この場合はNo.1セクシヨンS1
とする)のガラス容器成形機12に導かれる。ガ
ラス容器成形機12は、パリソン成形部13、パ
リソン16(第2図c)を仕上成形部15に移送
するインバート機構14および仕上成形部15を
備えている。
仕上成形部15の下流には、仕上成形部15よ
りガラス容器17(第2図f)を取り出し、デツ
ドプレート22上に載置するテークアウト18、
およびデツドプレート22上のガラス容器17
を、矢印B方向にスウイープアウトして、矢印C
方向に進行するコンベア20上に送り出すスウイ
ーパ19(sweeper)が設けられている。
21はゴブリジエクトであつて、上部案内筒7
にゴブ6が事故により詰つた場合、上部案内筒7
を取り除き、これらのゴブを排出シユート23に
排出する機能を有する。スクープ9は所定のタイ
ミングで矢印A方向に移動して、ゴブ6を各セク
シヨンS1〜o(No.1ステーシヨンS1以外は図示され
ない)のガイド10に分配するように構成されて
いる。すなわちスクープ9が1サイクル移動する
毎に、各セクシヨンSにゴブ6が供給される。
なおフオアース2には通常複数個(例えば4
個)の流出孔が設けられていて、複数個のゴブ6
が同時に切断形成され、それに対応して、上部案
内筒7、スクープ9、ガラス容器成形機12等も
各セクシヨンに複数個設けられており、各セクシ
ヨンで複数個のガラス容器17が同時に整形され
るようになつているが、以下の説明においては説
明を簡単にするため、1回に1個のゴブ6が各セ
クシヨンSに供給される場合について説明する。
第2図はガラス容器成形機による成形の工程を
示したものである。第2図aに示すように、パリ
ソン成形部13の、粗型25が閉じ、フアンネル
26が粗型25に載置され、プランジヤ24が上
昇位置にある状態において、ガイド11よりゴブ
6がフアンネル26を通つて落下し、粗型25内
に供給される。直ちに第2図bに示すように、フ
アンネル26上にバツフル28が載置され、導孔
28aを通つて加圧エア29が粗型25内に上方
より送入されて、ゴブを押圧して、ネツクリング
30によつて、ガラス容器口頚部外面17a(第
2図f参照)が形成される。
次いでフアンネル26が除去され、バツフル2
8が直接粗型25上に載置され、同時にプランジ
ヤ27が下降して、加圧エア31が下方より、プ
ランジヤ27の孔を通つて粗型25な送入され
て、パリソン16が成形される(第2図c)。次
にバツフル28が上昇し、粗型25が開き、口頚
部をネツクリング30によつて保持されたパリソ
ン16は、インバート機構14の回動によつて仕
上成形部15に装入される(第2図d)。
直ちにネツクリング30は開いて、インバート
メカニズム14は原位置にリバートされ、その間
仕上型33上にブローヘツド32が載置され、ブ
ローア32aより加圧エア34がパリソン16内
に送入されて、ガラス容器17が形成される(第
2図e)。次にブローヘツド32が上昇し、仕上
型33が開き、テークアウト18グリツパー18
aによつて、容器17の口頚部17aが把持さ
れ、底型35より引上げられて、デツトプレート
36(第1図)上に載置される。以上の動作を各
可動部分は、360度を1単位とする(360度は例え
ば5秒に相当する)マシンサイクルで、各々につ
いて定められたタイミングで反覆する。
以上の成形工程において、ゴブ6等のガラスの
動きを監視するための、次のガラスセンサ通常は
光電式センサ)が設けられている。これらは、第
1図に示される上部案内筒7の直下のゴブ6の落
下を検出するゴブデイテクターG1、パリソン成
形機の直下にゴブ6が達したことを検出するゴブ
アライバル・センサG2、パリソン16が仕上成
形機15へインバートされるのを検出するパリソ
ン・インバート・センサG3、およびガラス容器
17がスウイープアウトされるのを検出するスウ
イープアウト・センサG4である。
一方ガラス容器成形機12の主要可動部分のモ
ーシヨンを監視するための、次のメカニズムモー
シヨン・センサ(通常は近接スイツチ方式の)が
設けられている。これらは、粗型25の開閉を監
視する粗型センサM1、フアンネル26用のフア
ンネルセンサM2、バツフル28用のバツフルセ
ンサM3、プランジヤ27の上下動を監視するプ
ランジヤセンサM4、インバート機構14用のイ
ンバータセンサM5、ネツクリング30の開閉を
監視するネツクリングセンサM6、仕上型33の
開閉を監視する仕上型センサM7、ブローヘツド
32用のブローヘツドセンサM8、およびテーク
アウト18用のテークアウトセンサM9である
(第3図参照)。
第3図は、以上の各センサを備えるガラス容器
製造装置1のコンピユータによる制御システムを
示したものである。41a,41b,41c,…
41nは夫々各セクシヨンS1,S2,S3,…Snを
制御するセクシヨンコンピユータであつて、主コ
ンピユータ40に接続する。セクシヨンコンピユ
ータ41a(41b以下のコンピユータについて
も同様である)は、予め定められたプログラムに
従つて、コンソール38を介して、電磁弁ブロツ
ク42に指令を発し、電磁弁ブロツク42の各電
磁弁は、対応する可動部分(例えば粗型25など
の)用のエアシリンダー又はエアモータを作動さ
せて、当該可動部分を動作させる。各マシンセン
サM19によつて検出された、対応する各可動部
分の動作信号は、後記の例に示すようにインター
フエース回路43によつてデイジタル変換された
後、セクシヨンコンピユータ41aに入力され
る。同様にしてガラスセンサG2,G3,G4の信号
もセクシヨンコンピユータ41aに入力される。
ただしゴブデイテクターG1は、全セクシヨン
S1〜oに供給されるゴブを検出するものである故、
その検出信号はインターフエース回路39を経
て、主コンピユータ40に入力した後、当該ゴブ
6の供給されるセクシヨンSxを制御するセクシヨ
ンコンピユータ41xに入力する。
第4図、第5図は、テークアウト18の動作
と、その検出信号の関係の例を示したものであ
る。第4図aはピストンロツド44が下死点まで
下降し、それに伴つてラツク−歯車機構18cな
らびに図示されないメカニズム、空圧機構を介し
て、グリツパー18aがガラス容器17を把持し
た状態に示す。この状態ではピストンロツド44
に着設された最上位のピンP1がテークアウトセ
ンサM9に対向して、第5図aの信号45aがセ
ンサM9より出力される。次にピストンロツド4
4が上死点まで上昇する間に、第4図bに示すよ
うにグリツパー18aがガラス容器17を吊り上
げた後、アーム18bが回動してガラス容器17
をデツドプレート22の僅か上方まで移動し、ガ
ラス容器17の底部を冷却するため、この状態に
一時保持される。この状態では最下位のピンP3
がセンサP9に対向して、第5図aの信号45c
が出力される。なお、上記上昇の途中で、ピン
P2がセンサM9に対向するさい信号45b1が出力
される。
次に第4図cに示すように、ピストンロツド4
4はピンP2がセンサM9に対向する位置まで若干
下降し、ガラス容器17はデツドプレート22上
に載置され、グリツパー18aの把持は開放され
る。この状態で第5図aの信号45b2が出力され
る。次にピストンロツド44は第4図aの位置ま
で、すなわち下死点まで下降し、前記の動作を反
覆する。この動作は前述のように、360度を1単
位とするマシンサイクルで反覆される。
インターフエース回路43は出力信号45a,
…,45b2を、その各開始点および終了点に対応
する位置に垂下線を有する。第5図bに示す矩形
波信号46に変換し、かつマシンタイム1度の時
間単位の下に、上レベル信号46xが“0”値、
下レベル信号46yが“1”値となるように、デ
イジタル変換を行なう。他のマシンセンサM1〜8
の出力信号も同様なデイジタル変換を受けた後、
セクシヨンコンピユータ41aに入力する。
ガラスセンサG1〜4の出力信号(矩形波信号)
も、インターフエース回路39,43によつて、
前述と同様にして、ゴブ等のガラスが各センサに
対向する位置を通過期間中は“1”値となり、そ
れ以外の時間は“0”値となるようにデイジタル
変換された後、主コンピユータ40又はセクシヨ
ンコンピユータ41aに入力する。
次に学習によりコンソール38を通じて、正常
作業時の各センサの矩形波信号(例えば信号4
6)にもとづき、チエツクデータテーブルを作成
して、主コンピユータ40(センサG1の場合)
およびセクシヨンコンピユータ41aにメモリー
する。そして以下の例に述べるように、チエツク
データテーブルにもとづいて、作業が正常のタイ
ミングで行なわれているか否かをチエツクし、行
なわれていない場合は直ちに異常告知信号を発し
て、マシンの緊急停止等の緊急処理を行なう。
チエツクデータテーブルの作製の例を第5図に
ついて説明する。
第5図cに示されるパルス信号47、すなわち
チエツク信号は、チエツクデータテーブルの基礎
となるものであつて、信号46の起点又は終点
x1,x2,x3,x4,x5,x6,x7,x8、すなわちピス
トンロツド44の動作開始時点、終了時点を中心
として、所定幅(例えばマシンタイム2度に相当
する)を有するパルスp1,p2,p3,p4,p5,p6
p7,p8を有する。各パルスpが幅を有するのは、
可動部材、例えばテークアウト18のピストン4
4の動作開始又は終了時点に、上記幅に対応する
若干の遅速があつても、作業に悪影響を与えず、
一方幅(つまりトレランス)が全くないと、徒ら
に緊急停止等が増えて、作業能率が低下するから
である。チエツクデータテーブル上では、パルス
p1〜8に対応する時点が“1”値、その他の時点が
“0”値となる。
以上のようにして、正常運転時の各センサの出
力信号にもとづいて作製された、チエツクデータ
テーブルの例を第6図に示す。
実際作業時には、電磁弁ブロツク42内の特定
の電磁弁の不調で、その電磁弁によつて作動され
る可動部分の動作が遅れたり、あるいはパリソン
16の口頚部の成形が不完全であつて、インバー
ト中にパリソン16がネツクリング30から外れ
落ちて、該当パリソン16がパリソンインバー
ト・センサG3によつて検出されない場合等があ
る。これらの異常事態のチエツク方式の例を以下
に説明する。
第7図において回路60は、各センサG1〜G4
M1〜M9の出力信号にもとづく矩形波信号48
(例えば第5図の46)の状態変化(“1”値と
“0”値間の)を、各タイミング角度毎に検出し
て、状態変化があつた場合の“1”値、ない場合
の“0”値を、チエツクデータテーブル50の当
該タイミング角度における状態値と比較し、一致
しない場合は異常告知信号(“1”値)を発する
回路であり、ORゲート51、ANDゲート52、
イツクスクルージイブORゲート53およびOR
ゲート54を備えている。
さらに具体的に説明すると、例えば第8図に示
すように、テークアウト18のピストンロツド4
4の上昇開始時点x1が、遅延してパルスp1上にな
い場合、時点x1においてORゲート51の出力
“1”がANDゲート52に入力する。一方チエツ
クデータテーブル50より“0”値がANDゲー
ト52に入力するのでANDゲート52の出力は
“0”となる。従つてイツクスクルージイブOR
ゲート53には、“1”値と“0”値が入力する
ので、その出力は1となり、従つてORゲート5
4の出力も“1”となつて異常告知信号が発せら
れる。
一方回路61は、チエツクデータテーブル50
の各センサに対応する状態変化を、各タイミング
角度毎の検出して、当該タイミング角度における
矩形波信号48の状態変化と比較し、一致しない
場合、すなわち矩形波信号48の状態変化の欠落
があつた場合は、ORゲート54に異常告知信号
(“1”値)を入力する回路であつて、フリツプフ
ロツプ回路55とANDゲート56を備えている。
さらに具体的に説明すると、例えばテークアウ
ト18のピストンロツド44が故障して停止して
しまつた場合、第9図に示すように、信号46に
は状態変化が起らない。その場合チエツク信号4
7におけるパルスp1が発生する時点z1において
は、フリツプフロツプ回路55には“1”値がセ
ツトされ、ANDゲート56には、“1”値が2個
入力するので、その出力は“1”となり、ORゲ
ート54に“1”値を入力する。従つてこの場合
異常告知信号がORゲート54より発せられる。
なお第5図に示すように、ピストンロツド44
の下降開始点x1がパルスp1上に位置して、正常作
業が行なわれている場合は、回路60において
は、ANDゲート52への2入力は何れも“1”
値であり、その出力は“1”となる。従つてイツ
クスクルージイブORゲートへの2入力も“1”
値であつて、その出力は“0”となり、従つて
ORゲート54に0値が入力する。一方回路61
においては、フリツプフロツプ回路55は、リセ
ツトRに“1”値が入力してリセツトされ、“0”
値がセツトされるので、ANDゲート56に対し
“0”値を入力する。ANDゲート56の他の入力
はチエツクテーブルより状態変化があるはずなの
で、その入力は“1”であつて、ORゲート54
への入力は“0”となる。従つてORゲート54
よりの出力は“0”となつて異常告知信号が発せ
られない。
以上の回路60,61は、セクシヨンコンピユ
ータ41a内に設けられており、ORゲート54
が“1”値を出力した場合は、コンピユータ41
aから電磁弁への電気出力を、直ちに停止状態信
号に変え、各動作部分を緊急停止する。ただし、
ゴブデイテクターG1用の回路60,61に対応
する回路は、主コンピユータ40に付設されてお
り、ORゲート54が“1”を出力した場合、図
示されないエア回路によりゴブリジエクト21が
作動して、詰つた上部案内筒7を移動して、排出
シユート23を通つてゴブ排出する。この場合は
ガラス容器成形機を同時に緊急停止してもよい
し、そのまま空運転を続けてもよい。
本発明は以上の例によつて制約されるものでな
く、例えばゴブ6が各セクシヨンに複数個同時に
供給されるタイプのIS式ガラス製造装置にも適用
しうることはいうまでもない。またプレス−ブロ
ー方式のガラス容器成形機にも適用しうるもので
ある。
(発明の効果) 本発明によれば、ゴブの動きおよびガラス容器
成形機のモーシヨンのタイミングの外れによるIS
式ガラス容器製造装置の損傷や、不良品の発生を
自動的に、かつ確実に、作業員の常時監視を必要
とすることなく防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はIS式ガラス容器製造装置の例の概略斜
視図、第2図a,b,c,d,e,fは第1図に
おけるガラス容器成形機により、ガラス容器を成
形する工程を示す図面であつて、第2図aはゴブ
がパリソン成形部に入つてくる状態を示す縦断面
図、第2図bはパリソン成形部によるガラス容器
口頚部外面の成形直後の状態を示す縦断面図、第
2図cはパリソンが成形された状態を示す縦断面
図、第2図dはパリソンを仕上成形部に装入した
状態を示す縦断面図、第2図eはガラス容器の成
形が終了した状態を示し縦断面図、第2図fはガ
ラス容器をテークアウトのため把持した状態を示
す正面図、第3図は第1図のガラス容器製造装置
を、本発明の方法により電子制御するシステムを
示すブロツク図、第4図は第1図のテークアウト
によりガラス容器をテークアウトする動作を示す
概略正面図であつて、第4図aはガラス容器を把
持した状態を示す図面、第4図bはガラス容器を
吊上げた後、デツドプレートに載置する前の状態
を示す図面、第4図cはガラス容器をデツドプレ
ート上に載置した状態を示す図面、第5図aはテ
ークアウトの動作を検出するセンサの出力信号の
例を示す線図、第5図bは第5図aにもとづいて
作製された矩形波信号を示す線図、第5図cは第
5図bの信号にもとづいて作製されたテークアウ
トのチエツクデータテーブル用チエツク信号を示
す線図、第6図は各センサに対応するチエツクデ
ータテーブルの例を示す表図、第7図は各センサ
にもとづく矩形波信号をチエツクデータテーブル
の状態値と比較して、第1図のガラス容器製造装
置においてタイミングの外れが生じた場合、異常
告知信号を出力する方法の例を示すための回路
図、第8図および第9図は第1図のテークアウト
において、ピストンの動作に異常が生じた場合
の、センサの矩形波信号とチエツク信号との関係
を示す線図である。 1……IS式ガラス容器製造装置、6……ゴブ、
14……インバート機構(可動部分)、16……
パリソン、17……ガラス容器、25……粗型
(可動部分)、26……フアンネル(可動部分)、
27……プランジヤ(可動部分)、28……バツ
フル(可動部分)、30……ネツクリング(可動
部分)、32……ブローヘツド(可動部分)、33
……仕上型(可動部分)、44……(テークアウ
トの)ピストンロツド(可動部分)、45……出
力信号、47……チエツク信号、50……チエツ
クデータテーブル、G1……ゴブデイテクター
(ガラス信号)、G2……ゴブアライバル・センサ
(ガラスセンサ)、G3……パリソンインバート・
センサ(ガラスセンサ)、G4……スウイープアウ
ト・センサ(ガラスセンサ)、M1……粗型モーシ
ヨン・センサ(メカニズムモーシヨン・センサ)、
M2……フアンネル・モーシヨンセンサ(メカニ
ズムモーシヨン・センサ)、M3……バツフル・モ
ーシヨンセンサ(メカニズムモーシヨン・セン
サ)、M4……プランジヤ・モーシヨンセンサ(メ
カニズムモーシヨン・センサ)、M5……インバー
タ・モーシヨンセンサ(メカニズムモーシヨン・
センサ)、M6……ネツクリング・モーシヨンセン
サ(メカニズムモーシヨン・センサ)、M7……仕
上型モーシヨンセンサ(メカニズムモーシヨン・
センサ)、M8……ブローヘツド・モーシヨンセン
サ(メカニズムモーシヨン・センサ)、M9……テ
ークアウト・モーシヨンセンサ(メカニズムモー
シヨン・センサ)、x1,x2,x3,x4,x5,x6,x7
x8……ピストンロツド(可動部分)の動作開始、
終了時点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の可動部分が対応する制御信号にもとづ
    いて、正常時は所定のタイミングで動作すること
    により、溶融ガラスのゴブからパリソンを経てガ
    ラス容器を製造するガラス容器製造装置の事故防
    止法において、該ゴブ、該パリソン、該ガラス容
    器等のガラスの夫々の動きを監視するガラスセン
    サ、および該可動部分のモーシヨンを検出するメ
    カニズムモーシヨン・センサを設け、各ガラスセ
    ンサおよび各メカニズムモーシヨン・センサの、
    正常作業時における出力信号にもとづいて作成さ
    れた、該ガラスの検出開始時点、終了時点および
    該可動部分の動作開始時点、終了時点に“1”値
    を示すチエツクデータテーブルと、通常作業時の
    各ガラスセンサおよび各メカニズムモーシヨン・
    センサの出力信号にもとづいて作成された該ガラ
    スの検出中および該可動部分の動作中に“1”値
    を示す信号を、各カラスセンサおよび各メカニズ
    ムモーシヨン・センサに対応する信号毎に比較
    し、一致しない場合は異常告知信号を発生するよ
    うにしたことを特徴とするガラス容器製造装置の
    事故防止方法。
JP59089937A 1984-05-04 1984-05-04 ガラス容器製造装置の事故防止法 Granted JPS60235727A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59089937A JPS60235727A (ja) 1984-05-04 1984-05-04 ガラス容器製造装置の事故防止法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59089937A JPS60235727A (ja) 1984-05-04 1984-05-04 ガラス容器製造装置の事故防止法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60235727A JPS60235727A (ja) 1985-11-22
JPH0379298B2 true JPH0379298B2 (ja) 1991-12-18

Family

ID=13984609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59089937A Granted JPS60235727A (ja) 1984-05-04 1984-05-04 ガラス容器製造装置の事故防止法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60235727A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52102059A (en) * 1976-02-20 1977-08-26 Okuma Machinery Works Ltd Positionndetecting system
JPS543116A (en) * 1977-06-06 1979-01-11 Invest Fic Fideicomiso Electronic control system for molding machine for making glass products and other thermoplastic articles

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52102059A (en) * 1976-02-20 1977-08-26 Okuma Machinery Works Ltd Positionndetecting system
JPS543116A (en) * 1977-06-06 1979-01-11 Invest Fic Fideicomiso Electronic control system for molding machine for making glass products and other thermoplastic articles

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60235727A (ja) 1985-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE3742501C2 (ja)
AU726862B2 (en) Gob arrival timing in an individual section machine glassware forming system
JPS6052097B2 (ja) ガラス容器成形機械の運転中におけるデツドタイムを減少させるための装置と方法
CN106671199B (zh) 一种汽车电磁阀阀体自动开窗机
JP3059411B2 (ja) 独立セクション型ガラス器具製造システムの徐冷がま用ローダー動作プロファイルの生成
US6725903B2 (en) Automated casting system
CN109926574A (zh) 一种离心铸管的自动生产线和生产方式
CN111958807A (zh) 轨枕自动化生产线
CN115523985A (zh) 一种高精度药品自动称量机
EP1148034A2 (en) Final blow/finish cooling valve function monitor
JPH0379298B2 (ja)
US4162910A (en) Valve block assembly
WO1996004171A1 (en) Apparatus and method for automatically counting and packaging discrete objects
JPS58500478A (ja) 中空ガラス製品製造用のis−加工機
CN210908004U (zh) 一种静压造型线排气冒口自动吹扫机电控系统
JPS59131528A (ja) ガラス又は他の熱可塑性材料加工機の制御方法
JP2564225B2 (ja) ブロー成形機の成形品取出方法及びシステム
JP2539320Y2 (ja) 圧造成形機の打痕防止装置
JP3479934B2 (ja) ガラスびん成形機
AU771000B2 (en) Take-out mechanism with preheat cycle for I.S. machine
US2668395A (en) Machine for the manufacture of hollow glass articles
CN211619139U (zh) 一种交替通行装置
JPH07187686A (ja) オートマチックセーフティシステム
CN116969661A (zh) 一种行列机玻璃瓶自动称重调控料重系统
CN117049464A (zh) 一种行列机玻璃瓶重量检测调控工艺

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term