JPH0378677B2 - - Google Patents

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JPH0378677B2
JPH0378677B2 JP60064683A JP6468385A JPH0378677B2 JP H0378677 B2 JPH0378677 B2 JP H0378677B2 JP 60064683 A JP60064683 A JP 60064683A JP 6468385 A JP6468385 A JP 6468385A JP H0378677 B2 JPH0378677 B2 JP H0378677B2
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fire
signal
accumulation
circuit
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Makoto Ichikawa
Norikatsu Nakayama
Yasuo Torigoe
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Hochiki Corp
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Hochiki Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、火災警報用の火災感知器からの火災
信号を所定時間蓄積して火災を警報する火災警報
装置、及び制御用の火災感知器からの火災信号を
所定時間蓄積して防火戸等の防災設備を制御する
防災制御装置とで構成される蓄積型複合盤に関す
る。
(従来技術) 従来の火災警報装置及び防災制御装置とで構成
される複合盤においては、火災警報装置として1
種若しくは2種感度の警報用の火災感知器を設置
し、警報用の火災感知器からの火災信号を受信す
ると所定時間蓄積し、火災と判断したとき火災を
警報していた。一方、防災制御装置としては、警
報用の火災感知器よりも検出感度を低く設定した
3種感度の制御用の火災感知器を防火戸等の防災
設備の近傍に設置し、制御用の火災感知器からの
火災信号を受信すると直ちに制御信号を送出して
防火戸を閉鎖させていた。
(発明が解決しようとする問題点) このように火災警報装置では蓄積機能を備えて
いることで信頼性が向上する反面、防災制御装置
では蓄積することなく直ちに防火戸の制御を開始
することで火災警報装置ほどの信頼性が期待でき
る防火戸を誤制御してしまう虞れがあつた。
また、実火災が発生し警報用及び制御用の火災
感知器が同時に火災検出動作を開始した場合を想
定すると、警報用の火災感知器の発報後、検出感
度の違いにより制御用の火災感知器が遅れ時間
T1遅れて発報したとしても、火災警報装置では
警報用の火災感知器からの火災信号を所定の蓄積
時間T2のあいだ蓄積しており、遅れ時間T1が蓄
積時間T2より短い場合には防災制御装置が先に
制御動作を開始してしまうという問題があつた。
具体的に説明すると、火災警報装置が火災と判断
する以前、即ち火災判断に基づく火災警報や避難
誘導を開始する以前に防災制御装置からの制御信
号に基づいて防火戸が閉鎖し、その後、火災警
報、避難誘導が発令されても閉鎖された防火戸に
より避難路が遮断されるという重大な問題があつ
た。
そこで、複合盤のうち火災警報装置に蓄積機能
を備えると共に防災制御装置にも蓄積機能を設け
て、火災警報、避難誘導発令前における防火戸の
閉鎖を防止するようにした複合盤が考えられる。
しかしながら、制御用の火災感知器からの火災
信号を蓄積時間のあいだ蓄積することで防災制御
装置の信頼性が向上する反面、以下のような問題
が予想される。
即ち、監視区域内に2種感度の警報用の火災感
知器、及び3種感度の制御用の火災感知器として
それぞれ熱感知器を設置し、監視区域内で燻焼性
火災が発生した場合を想定すると、警報用の火災
感知器及び制御用の火災感知器が略同時に火災検
出動作を開始したとしても、制御用の火災感知器
は警報用の火災感知器に比べて熱の検出感度の相
違により検出が大幅に遅延し、更に所定の蓄積時
間経過後に防災制御装置が制御動作を開始するこ
とで、防火戸の制御がますます遅れるため火災が
拡大する虞れがあつた。
また、警報用の火災感知器と制御用の火災感知
器の設置場所又は火災感知器の種類(例えば熱と
煙)の相違により制御用の火災感知器が警報用の
火災感知器より早く火災を検出した場合、防災制
御装置が制御した後、大幅に遅れて火災警報装置
が火災警報するという虞れもあつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、
防火戸等の防災設備の起動後の火災警報及び避難
誘導の遅れを防止すると共に、防災制御装置の制
御遅れによる火災の拡大を防ぐという相反する問
題を解決し、正確且つ確実に防災設備を起動させ
ることのできる信頼性の高い蓄積型複合盤を提供
するため、警報用の火災感知器からの火災信号を
第1の蓄積制御部で蓄積し所定の蓄積量に達した
とき火災を警報する火災警報装置と、制御用の火
災感知器からの火災信号を第2の蓄積制御部で蓄
積し所定の蓄積量に達したとき防火戸等の防災設
備を駆動する防災制御装置とで構成される蓄積型
複合盤において、第1及び第2の蓄積制御部を相
互に信号線接続し、いずれか一方の蓄積制御部が
所定の蓄積量に達したとき他方の蓄積制御部に対
し蓄積禁止を指令する蓄積禁止指令手段を設け、
該蓄積禁止指令手段からの指令に基づいて対応す
る蓄積制御部の蓄積機能を禁止するようにしたも
のである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明の蓄積型複合盤の一実施例を示
したブロツク図である。
まず構成を説明すると、1は火災を警報する火
災警報装置、2は火災時に防火戸等の防災設備を
駆動して防災制御を行なう防災制御装置である。
まず火災警報装置1の構成を説明すると、3は受
信機であり、受信機3からは複数の信号線4a,
……4nが引き出されている。複数の信号線4
a,……4nの接続構成を信号線4nを代表して
説明すると、信号線4n及びコモン線5間には複
数の警報用の火災感知器6と、終端に発信機7を
接続している。複数の火災感知器6のそれぞれは
サイリスタ等の保持手段を内蔵しており、火災を
検出すると保持手段を駆動して火災検出動作を保
持し、信号線4n及びコモン線5間を低インピー
ダンスに短絡して火災信号を受信機3に出力す
る。また、発信機7が押されると信号線4n及び
コモン線5間を低インピーダンスに短絡すると同
時に確認線8を介して発信機7が押された旨の確
認信号を受信機3に出力する。
次に、受信機3の内部構成を説明する。複数の
信号線4a,……4nのそれぞれに対応して複数
の火災受信回路9が設けられ、各火災受信回路9
には対応する信号線を介して得られる火災感知器
からの火災信号を受信する受信リレーを内蔵して
おり、対応するリレー接点9aを閉成させること
で火災信号を蓄積制御部10に出力する。11は
発信機受信回路であり、内部に受信リレーを備
え、確認線8を介して得られる発信機7からの確
認信号を受信し、リレー接点11aを閉成して確
認信号を蓄積制御部10に出力する。蓄積制御部
(第1の蓄積制御部)10は蓄積回路を内蔵して
おり、火災信号を受信すると蓄積時間T3のあい
だ蓄積する。この蓄積機能を第4図を参照して具
体的に説明すると、最初の火災信号を入力してか
ら禁止時間T4(T4<T3)のあいだ火災判断を禁
止し、禁止時間T4経過後、遮断リレー12を駆
動し、リレー接点12aを開放させることで火災
感知器6に対する電源供給を遮断時間T5(T5<
T3−T4)のあいだ遮断して火災感知器6の火災
検出動作を復旧させる。蓄積制御部10は遮断時
間T5経過後で且つ蓄積時間T3のあいだ(T3−
(T4+T5))に再び火災信号を受信した場合に所
定の蓄積量とし、火災と判断して警報部13を駆
動し火災を警報する。14は定電圧電源、15は
復旧スイツチである。
次に、防災制御装置2の構成を説明する。30
は受信機であり、受信機30からは複数の信号線
31a,……31n及びコモン線32のそれぞれ
が引き出されている。複数の信号線31a,……
31nの接続構成を信号線31nを代表して説明
すると、信号線31n及びコモン線32間には複
数の制御用の火災感知器33を接続している。防
火戸等の近傍に設置される複数の火災感知器33
のそれぞれにはサイリスタ等の保持手段を内蔵し
ており、火災を検出すると保持手段を駆動して火
災検出動作を保持し、信号線31n及びコモン線
32間を低インピーダンスに短絡して火災信号を
受信機30に出力する。34は防火戸、防排煙装
置等で構成される防災設備であり、火災判断した
受信機30からの指令で作動し防火戸を閉鎖し、
若しくは防排煙装置を駆動して防災制御を行な
う。
次に、受信機30の内部構成を説明する。複数
の信号線31a,……31nのそれぞれに対応し
て複数の火災受信回路35が設けられ、各火災受
信回路35には対応する信号線を介して得られる
火災感知器33からの火災信号を受信する受信リ
レーを内蔵しており、対応するリレー接点35a
を閉成させることで火災信号を蓄積制御部36に
出力する。蓄積制御部(第2の蓄積制御部)36
は蓄積回路を内蔵しており、火災信号を受信する
と蓄積時間T6のあいだ蓄積する。この蓄積機能
を具体的に説明すると、最初の火災信号を入力し
てから禁止時間T7(T7<T6)のあいだ火災判断
を禁止し、禁止時間T7経過後、遮断リレー37
を駆動し、リレー接点37aを開放させることで
火災感知器33に対する電源供給を遮断時間T8
(T8<T6−T7)のあいだ遮断して火災感知器3
3の火災検出動作を復旧させる。蓄積制御部36
は遮断時間T8経過後、且つ蓄積時間T6のあいだ
に再び火災信号を受信した場合に所定の蓄積量と
し、火災と判断して制御部38を駆動し、防災制
御を行なう。39は定電圧電源、40は復旧スイ
ツチである。
第1図に示したように、火災警報装置1に設け
た蓄積制御部10及び防災制御装置2に設けた蓄
積制御部36は相互に信号線接続されている。即
ち、蓄積制御部10の端子P1からは信号線52
を介して蓄積制御部36の端子P4に接続し、ま
た蓄積制御部36の端子P3からは信号線53を
介して蓄積制御部10の端子P2に接続されてお
り、火災信号の第1報目を受信したいずれか一方
の蓄積制御部が所定の蓄積量に達すると、他方の
蓄積制御部に対して蓄積禁止信号を送出し、この
蓄積禁止信号を受信した他方の蓄積制御部は自己
の蓄積機能を禁止する。
第2図は第1図に示した蓄積制御部10のブロ
ツク図である。17は定電圧電源であり、所定の
電源電圧に調整して蓄積制御部10の回路に電源
を供給する。18は蓄積回路であり、所定周期の
基準クロツクを出力する基準クロツク発生回路1
9と、基準クロツク発生回路19からの基準クロ
ツクを計数してタイマ動作するタイマ回路20
と、タイマ回路20からのタイマ出力に基づいて
電源遮断信号を出力する電源遮断駆動回路22と
で構成され、火災信号の第1報目を受信してから
所定の蓄積時間T3のあいだ蓄積すると共に、タ
イマ回路20が火災信号受信回路25を介して得
られる火災信号の第1報目を入力すると、基準ク
ロツク発生回路19からの基準クロツクを計数す
ることによりタイマ動作を開始し、所定時間T4
経過後、電源遮断駆動回路を駆動して遮断時間
T5のあいだ遮断信号の送出を指令する。また、
タイマ回路20は遮断時間T5経過後、蓄積時間
T3のあいだに亘つてタイマ出力を論和割回路2
9bに出力する。29aは論理積回路であり、論
理和回路29bよりの信号出力と火災信号受信回
路25を介して得られる火災信号との論理積出力
を警報部駆動回路23に出力する。即ち、遮断時
間T5経過後、且つ蓄積時間T3のあいだに再び火
災信号が得られた場合に警報部駆動回路23を動
作させて警報部13に対する火災警報を指令す
る。24はトランジスタ等を内蔵した蓄積禁止指
令手段であり、警報部駆動回路23からの信号を
入力すると所定の蓄積量に達したことを判別し、
防災制御装置2に設けられる第2の蓄積制御部3
6に対し、その蓄積機能を禁止する旨の蓄積禁止
信号を端子P1を介して出力する。25はトラン
ジスタ等を内蔵した火災信号受信回路であり、火
災受信回路9からの火災信号を受信してタイマ回
路20及び論理積回路29aに信号出力する。2
6はトランジスタ等を内蔵した発信機信号受信回
路であり、発信機7が押された旨の確認信号、即
ち発信機信号を受信して論理和回路20bに信号
出力し、蓄積することなく直ちに論理積回路29
a及び警報部駆動回路23を駆動する。27はト
ランジスタ等を内蔵した復旧信号受信回路であ
り、復旧スイツチ15の操作による復旧信号を受
信し、論理和回路29cに信号出力する。28は
トランジスタ等を内蔵した蓄積禁止信号受信回路
であり、先に説明した論理和回路29bと共に蓄
積禁止手段を形成しており、端子P2を介して得
られる第2の蓄積制御部36よりの蓄積禁止信号
を受信すると、蓄積回路18の蓄積機能を禁止す
る。具体的に説明すると、論理和回路29bは蓄
積禁止信号受信回路28からの信号を入力すると
論理積回路29aに信号出力して、以後得られる
火災信号受信回路25よりの火災信号に基づいて
直ちに警報部駆動回路23を駆動することで蓄積
回路18の蓄積機能を禁止する。論理和回路29
cは警報部駆動回路23、タイマ回路20、発信
機信号受信回路26、復旧信号受信回路27及び
蓄積禁止信号受信回路28からの論理和出力をリ
セツト回路29dに送出する。リセツト回路29
dは論理和回路29cからの信号が得られるとリ
セツト信号をタイマ回路20に送出する。
第3図は第1図に示した蓄積制御部36の内部
構成を示したブロツク図である。41は定電圧電
源であり、所定の電源電圧に調整して蓄積制御部
36の回路に電源を供給する。42は蓄積回路で
あり、所定周期の基準クロツクを出力する基準ク
ロツク発生回路43と、基準クロツク発生回路4
3からの基準クロツクを計数してタイマ動作する
タイマ回路44と、タイマ回路44からのタイマ
出力に基づいて電源遮断信号を出力する電源遮断
駆動回路46とで構成さて、火災信号の第1報目
を受信してから所定の蓄積時間T6のあいだ蓄積
すると共に、タイマ回路44が火災信号受信回路
49を介して得られる火災信号の第1報目を入力
すると、基準クロツク発生回路43からの基準ク
ロツクを計数することによりタイマ動作を開始
し、所定時間T7経過後、電源遮断駆動回路を駆
動して遮断時間T8のあいだ遮断信号の送出を指
令する。また、タイマ回路44は遮断時間T8経
過後、蓄積時間T6のあいだに亘つてタイマ出力
を論理和回路45bに出力する。45aは論理積
回路であり、論理和回路45bよりの信号出力と
火災信号受信回路49を介して得られる火災信号
との論理積出力を制御部駆動回路47に出力す
る。即ち、遮断時間T8経過後、且つ蓄積時間T6
のあいだに再び火災信号が得られた場合に制御部
駆動回路47を動作させて制御部38に対する火
災警報を指令する。48はトランジスタ等を内蔵
した蓄積禁止指令手段であり、制御部駆動回路4
7からの信号を入力すると所定の蓄積量に達する
ことを判別し、火災警報装置1に設けられる第1
の蓄積制御部10に対し、その蓄積機能を禁止す
る旨の蓄積禁止信号を端子P3を介して出力す
る。49はトランジスタ等を内蔵した火災信号受
信回路であり、火災受信回路35からの火災信号
を受信してタイマ回路44及び論理積回路45a
に信号出力する。50はトランジスタ等を内蔵し
た復旧信号受信回路であり、復旧スイツチ40の
操作による復旧信号を受信し、論理和回路45c
に信号出力する。51はトランジスタ等を内蔵し
た蓄積禁止信号受信回路であり、先に説明した論
理和回路45bと共に蓄積禁止手段を形成してお
り、端子P4を介して得られる第1の蓄積制御部
10よりの蓄積禁止信号を受信すると、蓄積回路
42の蓄積機能を禁止すると。具体的に説明する
と、論理和回路45bは蓄積禁止信号受信回路5
1からの信号を入力すると論理積回路45aに信
号出力して、以後得られる火災信号受信回路49
よりの火災信号に基づいて直ちに制御部駆動回路
47を駆動することで、蓄積回路42の蓄積機能
を禁止する。論理和回路45cは制御部駆動回路
47、タイマ回路44、復旧信号受信回路50及
び蓄積禁止信号受信回路51からの論理和出カを
リセツト回路45dに送出する。リセツト回路4
5dは論理和回路45cからの信号が得られると
リセツト信号をタイマ回路44に送出する。
第4図は本発明の動作を示したタイミングチヤ
ートである。
第4図を参照して動作を説明する。まず時刻t
1において火災感知器6が火災を検出したとする
と、火災受信回路9が火災感知器6からの火災信
号を受信し、対応するリレー接点9aを閉成して
火災信号を蓄積制御部10に出力する。蓄積制御
部10では第2図に示したように、火災受信回路
25が火災受信回路9よりの火災信号を入力する
と蓄積回路18に対して蓄積動作の開始を指令す
る。また、蓄積回路18は時刻t1から禁止時間
T4が経過すると、電源遮断駆動回路22を駆動
し、遮断リレー12を遮断時間T5のあいだ動作
させて火災感知器6に対する電源供給を遮断し、
火災検出動作を復旧させる。一方、論理和回路2
9bは遮断時間T5経過後且つ蓄積時間T3のあい
だ蓄積回路18からの蓄積動作中である旨の信号
を入力して論理積回路29aに出力しており、論
理積回路29aが遮断時間T5経過後且つ蓄積時
間T3以内となる時刻t3において再び火災感知器
6からの火災信号を入力すると、警報部駆動回路
23に信号出力する。警報部駆動回路23は論理
積回路29aよりの信号を入力すると、火災と判
断し警報部13に対して警報表示を指令すると同
時に蓄積禁止指令手段24に信号出力する。蓄積
禁止指令手段24は警報部駆動回路23よりの信
号を入力すると、所定の蓄積量に達したことを判
別して蓄積禁止信号を端子P1を介して蓄積制御
部36に送出する。
次に、第4図に示したように、時刻t3以前とな
る時刻t2において火災感知器33が火災を検出し
たとすると、火災受信回路35が火災感知器33
からの火災信号を受信し、対応するリレー接点3
5aを閉成して火災信号を蓄積制御部36に出力
する。蓄積制御部36では第3図に示したよう
に、火災信号受信回路49が火災受信回路35よ
りの火災信号を入力すると、蓄積回路42に対し
て蓄積動作の開始を指令する。時刻t3において蓄
積禁止信号受信回路51が端子P1、信号線5
2、端子P4を介して得られる火災警報装置1の
蓄積禁止指令手段2からの蓄積禁止信号を受信す
ると、論理和回路45bに信号出力する。論理積
回路45aは時刻t2において火災信号受信回路4
9を介して火災感知器33よりの火災信号を入力
しており、論理和回路45bからの信号が得られ
た時点で蓄積回路42の蓄積機能を禁止し、直ち
に火災判断する。即ち、時刻t2から時刻t3までは
火災感知器33からの火災信号が継続して得られ
ていることで蓄積機能を禁止した時刻t3において
火災と判断し、制御部駆動回路47を駆動して制
御部38を動作させ防災設備34を制御する。
尚、上記の動作説明では、制御用の火災感知器
33に対して警報用の火災感知器6が先に火災検
出した場合を例にとつて説明したが、警報用の火
災感知器6に対して制御用の火災感知器33が先
に火災検出した場合も同様な動作である。即ち、
蓄積制御部36が火災感知器33からの火災信号
を蓄積して蓄積時間T6経過後に火災と判断する
と、蓄積解除指令手段48からの蓄積解除信号を
端子P3、信号線53、端子P2を介して蓄積制
御部10の蓄積解除信号受信回路28に入力し、
蓄積回路18の蓄積機能を禁止する。警報部駆動
回路23は蓄積回路18の蓄積機能を禁止される
と、その後得られる火災感知器6からの火災信号
に基づいて直ちに火災判断する。
次に、発信機7が押された場合は信号線4nを
介して火災信号が出力されると共に確認線8を介
して確認信号が出力される。火災信号は火災受信
回路9で受信され蓄積制御部10の火災信号受信
回路25に出力され、確認信号は発信機受信回路
11で受信され蓄積制御部10の発信器信号受信
回路26に出力される。
論理積回路29aは一方に発信機信号受信回路
26の信号を論理和回路29cを入力し、他方に
火災信号受信回路25からの信号を入力すること
により直ちに警報部駆動回路23を駆動して警報
部13を動作させる。
また、復旧スイツチ15又は40を一時点に開
成する操作をすることにより、復旧動作として復
旧信号受信回路27の信号が論理和回路29c又
は45cを介してリセツト回路29d又は45d
に入力する。これによりタイマ回路20又は44
をリセツトして初期状態とする。
尚、本実施例においては火災感知器として保持
手段を有するタイプとしたため、蓄積開始時に一
度電源遮断して火災感知器を一度復旧させてから
再度火災信号がくるかどうかにより蓄積回路を構
成しているが、火災感知器として保持手段を有し
ないタイプ(火災を検出しているあいだだけ火災
信号を出力するタイプ)であれば、蓄積回路とし
ては所定時間のあいだだけ火災信号が入力される
かどうかを判断する構成とできるので、電磁遮断
回路が不要となる。このような蓄積回路を有する
蓄積型複合盤であつても本発明の思想を適用でき
る。
(発明の効果) 以上説明してきたように本発明によれば、警報
用の火災感知器からの火災信号を第1の蓄積制御
部で蓄積し所定の蓄積量に達したとき火災を警報
する火災警報装置と、制御用の火災感知器からの
火災信号を第2の蓄積制御部で蓄積し所定の蓄積
量に達したとき防火戸等の防災設備を駆動する防
災制御装置とで構成される蓄積型複合盤におい
て、第1及び第2の蓄積制御部を相互に信号線接
続し、いずれか一方の蓄積制御部が所定の蓄積量
に達したとき、他方の蓄積制御部に対し蓄積禁止
を指令する蓄積禁止指令手段と、蓄積禁止指令手
段からの指令に基づいて対応する蓄積制御部の蓄
積機能を禁止する禁止手段の各々を第1及び第2
の蓄積制御部に設けるようにしたことで防火戸等
の防災設備を制御する防災制御装置の制御遅れに
よる火災の拡大を防止することができ、また、正
確且つ確実に防災設備を起動させることができ蓄
積型複合盤の信頼性が大幅に向上するという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成図、第2図は第1の
蓄積制御部の回路図、第3図は第2の蓄積制御部
の回路図、第4図は第1図の動作を示したタイミ
ングチヤートである。 3,30:受信機、4a,……4n,31a,
……31n,52,53:信号線、6,33:火
災感知器、7:発信機、8:確認線、9,35:
火災受信回路、11:発信機受信回路、10,3
6:蓄積制御部12、37:リレー、13:警報
部、38:制御部、14,17,39:定電圧電
源、15,40:復旧スイツチ、18,42:蓄
積回路、25,49:火災信号受信回路、26:
発信機信号受信回路、27,50:復旧信号受信
回路、28,51:蓄積禁止信号受信回路、29
a,45a:論理積回路、20,44:タイマ回
路、29b,29c,45b,45c:論理和回
路、29d,45d:リセツト回路、22,4
6:電源遮断駆動回路、23:警報部駆動回路、
47:制御部駆動回路、24,48:蓄積禁止指
令手段、P1,P2,P3,P4:端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 警報用の火災感知器からの火災信号を第1の
    蓄積制御部で蓄積し所定の蓄積量に達したとき火
    災を警報する火災警報装置と、制御用の火災感知
    器からの火災信号を第2の蓄積制御部で蓄積し所
    定の蓄積量に達したとき防火戸等の防災設備を駆
    動する防災制御装置とで構成される蓄積型複合盤
    において、 前記第1及び第2の蓄積制御部を相互に信号線
    接続し、いずれか一方の蓄積制御部が前記所定の
    蓄積量に達したとき他方の蓄積制御部に対し蓄積
    禁止を指令する蓄積禁止指令手段と、該蓄積禁止
    指令手段からの指令に基づいて対応する蓄積制御
    部の蓄積機能を禁止する蓄積禁止手段のそれぞれ
    を前記第1及び第2の蓄積制御部に設けるように
    したことを特徴とする蓄積型複合盤。
JP6468385A 1985-03-28 1985-03-28 蓄積型複合盤 Granted JPS61221996A (ja)

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JPS61221996A JPS61221996A (ja) 1986-10-02
JPH0378677B2 true JPH0378677B2 (ja) 1991-12-16

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JPS62251897A (ja) * 1986-04-24 1987-11-02 松下電工株式会社 複合防災システム

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JPS54154995A (en) * 1978-05-29 1979-12-06 Hochiki Co Fire warning system
JPS5738776U (ja) * 1980-08-15 1982-03-02

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